JP2784877B2 - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JP2784877B2 JP5273740A JP27374093A JP2784877B2 JP 2784877 B2 JP2784877 B2 JP 2784877B2 JP 5273740 A JP5273740 A JP 5273740A JP 27374093 A JP27374093 A JP 27374093A JP 2784877 B2 JP2784877 B2 JP 2784877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機のライン圧制
御装置に関し、詳しくは、自動変速機のギヤトレーンに
対する入力トルクに基づきライン圧を制御するよう構成
されたライン圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ギヤトレーンの入力トルクに基づいてラ
イン圧を制御する装置としては、従来、特開平3−24
9469号公報に開示されるようなものがある。このも
のは、エンジンの吸入空気量Qとエンジン回転数Neと
に基づいてギヤトレーン入力トルクを求め、該ギヤトレ
ーン入力トルクをライン圧に変換してライン圧制御を行
なう基本構成である。
【0003】また、変速過渡期間(例えばイナーシャフ
ェーズ検出から変速終了までの期間)においては、ギヤ
トレーン入力トルクに応じたライン圧の更新設定を停止
させ、イナーシャフェーズ検出時に算出したライン圧に
固定するようにしている(図5参照)。更に、イナーシ
ャフェーズ検出時のスロットル弁開度を記憶しておき、
変速過渡期間中において最新の検出開度と前記記憶開度
との比を補正率として前記固定ライン圧を補正し、変速
過渡期間中におけるスロットル操作に対応してライン圧
が適正値に制御されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの全性能は一般に図6に示す通りであり、スロットル
弁開度TVOの変化率とエンジン出力トルクの変化率と
は正確には一致せず、特に、エンジンの充填効率がスロ
ットル弁開度TVOやエンジン回転数Neの条件等で変
化するエンジンでは、スロットル弁開度TVOの変化率
をエンジン出力トルクの変化率と見做すと、大きな誤差
を生じる領域(図6(b)に示す高開度領域及び低開度
領域)が発生することになる。
【0005】尚、特開平3−249469号公報に開示
されるライン圧制御では、所定の高開度領域ではギヤト
レーン入力トルクの変化はないものとして扱っている
が、実際には、図6(b)に示すように、変化率は鈍る
ものの高開度領域においてもスロットル弁開度変化に対
してギヤトレーン入力トルクの変化が発生し、これに応
じてライン圧の補正要求も発生する。
【0006】また、ある一定エンジン回転数Neの条件
で、スロットル弁開度TVOの変化率をエンジン出力ト
ルクの変化率と見做すことができたとしても、回転条件
が変化すると充填効率が変化して、図7に示すように、
スロットル弁開度TVOとエンジン出力トルクとの相関
が変化するため、スロットル弁開度TVOの変化率をエ
ンジン出力トルクの変化率と見做すと、実際のエンジン
出力トルクの変化率を誤判定することになってしまう。
【0007】このように、従来のスロットル弁開度変化
率に基づいて固定ライン圧を補正する構成では、真のエ
ンジン出力トルク(ギヤトレーン入力トルク)の変化を
精度良く推定することができず、以て、要求ライン圧に
対して過不足を生じて変速ショック(図8参照)や変速
の間延びを発生させる惧れがあった。本発明は上記問題
点に鑑みなされたものであり、変速過渡期間におけるス
ロットル操作に対応して精度の良いライン圧制御が行な
える自動変速機のライン圧制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
自動変速機のライン圧制御装置は、エンジンの動力伝達
系を構成する自動変速機の各変速要素を制御する油圧回
路に供給されるライン圧を制御する自動変速機のライン
圧制御装置であって、図1に示すように構成される。
【0009】図1において、ギヤトレーン入力トルク検
出手段は前記自動変速機のギヤトレーンに対する入力ト
ルクを検出する。 また、ライン圧逐次算出手段は、所定
の変速過渡期間中に前記ギヤトレーン入力トルク検出手
段で検出された最新のギヤトレーン入力トルクに応じて
前記ライン圧を逐次算出し、突入時ライン圧算出手段
は、前記所定の変速過渡期間に突入したときに前記ギヤ
トレーン入力トルク検出手段で検出されたギヤトレーン
入力トルクに応じて前記ライン圧を算出する。
【0010】また、エンジン負荷検出手段はエンジン負
荷を検出し、エンジン負荷変化判別手段は、前記所定の
変速過渡期間に突入したときに前記エンジン負荷検出手
段で検出されたエンジン負荷と、前記エンジン負荷検出
手段で最新に検出されたエンジン負荷とを比較して、エ
ンジン負荷変化の有無と、エンジン負荷の変化方向とを
判別する。そして、最終ライン圧設定手段は、エンジン
負荷変化判別手段でエンジン負荷の変化が判別され、か
つ、前記突入時ライン圧算出手段で算出されたライン圧
に対する前記ライン圧逐次算出手段で最新に算出された
ライン圧の変化方向と前記エンジン負荷の変化方向とが
一致する場合にのみ、前記ライン圧逐次算出手段で最新
に算出されたライン圧を最終的なライン圧とする一方、
それ以外では前記突入時ライン圧算出手段で算出された
ライン圧を最終的なライン圧とする
【0011】そして、制御信号出力手段は、最終ライン
圧設定手段で設定された最終的なライン圧に相当するラ
イン圧制御信号を油圧回路に出力する。
【0012】ここで、前記ギヤトレーン入力トルク検出
手段が、エンジンの吸入空気量とエンジン回転数とに基
づいてギヤトレーン入力トルクを検出するよう構成する
ことが好ましい。更に、前記エンジン負荷変化検出手段
が、エンジンの吸気系に介装されたスロットル弁の開度
変化に基づいてエンジン負荷の変化を検出する構成とす
ると良い。
【0013】
【作用】かかる構成によると、ギヤトレーン入力トルク
が検出され、該入力トルクに応じて所定の変速過渡期間
に突入したときにライン圧が算出されると共に、前記変
速過渡期間中において逐次ライン圧が算出される。
た、前記所定の変速過渡期間に突入したときに検出され
たエンジン負荷と、最新に検出されたエンジン負荷とを
比較して、エンジン負荷変化の有無と、エンジン負荷の
変化方向とを判別する。
【0014】そして、エンジン負荷の変化が判別され、
かつ、前記突入時のライン圧に対する最新に算出された
ライン圧の変化方向と前記エンジン負荷の変化方向とが
一致する場合にのみ、最新に算出されたライン圧を最終
的なライン圧とする一方、それ以外では前記突入時に算
出されたライン圧を最終的なライン圧として、ライン圧
を前記突入時の値に固定する。
【0015】ここで、ギヤトレーン入力トルクは、エン
ジンの吸入空気量と回転数とに基づいて検出でき、エン
ジン負荷変化は、スロットル弁開度の変化として検出さ
せるようにする。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。一実施例
を示す図2において、オイルポンプ1は、エンジン12の
出力軸により図示しない自動変速機のトルクコンバータ
を介して駆動される。パイロットバルブ3は、オイルポ
ンプ1の吐出圧を電磁バルブ2に作用するパイロット圧
に調圧する。
【0017】電磁バルブ2は、前記パイロット圧を運転
条件に応じたスロットル圧に調圧し、プレッシャモディ
ファイヤバルブ4では、パイロット圧をスロットル圧に
応じたプレッシャモディファイヤ圧へ調圧し、プレッシ
ャレギュレータバルブ5へ作用する。プレッシャレギュ
レータバルブ5では、オイルポンプ吐出圧を、プレッシ
ャモディファイヤ圧に比例したライン圧へ調圧し、トル
クコンバータ用(動力伝達用)6,潤滑用7,冷却用
8,作動油圧発生用9,その他10の各油圧回路へ送る。
【0018】尚、作動油圧発生用の回路9の先にはバル
ブがあって、ギヤポジションに応じた組み合わせでクラ
ッチ,バンドブレーキ等を作動させる。前記電磁バルブ
2をデューティ制御するマイクロコンピュータ内蔵のコ
ントロールユニット11には、エンジン12の回転数Neを
検出する回転数センサ13からのエンジン回転数信号N
e、吸気通路14に介装されたアクセルペダルに連動する
スロットル弁15の開度TVOを検出するスロットルセン
サ16からのスロットル開度信号TVO、前記スロットル
弁15の上流側でエンジン12の吸入空気量Qを検出するエ
アフローメータ17からの吸入空気量信号Q、エンジン12
の冷却ジャケット内の冷却水温度wを検出する水温セン
サ18からの水温信号Tw、及び、車速センサ19により検
出される車速信号VSP等が入力されるようになってい
る。
【0019】コントロールユニット11は、内蔵のマイク
ロコンピュータによって図3のフローチャートに示すよ
うに自動変速機のライン圧制御を行う。尚、本実施例に
おいて、ライン圧逐次算出手段,突入時ライン圧算出手
段,最終ライン圧設定手段,エンジン負荷変化判別手
段,制御信号出力手段としての機能は、前記図3のフロ
ーチャートに示すようにコントロールユニット11がソフ
トウェア的に備えている。また、ギヤトレーン入力トル
ク検出手段としての機能は、前記図3のフローチャート
に示されるコントロールユニット11のソフトウェア機能
と、前記エアフローメータ17,回転数センサ13とによっ
て、更に、エンジン負荷検出手段としての機能はスロッ
トルセンサ16によって実現される。
【0020】図3のフローチャートは、変速過渡期間
(イナーシャフェーズから変速終了までの期間)におけ
るライン圧制御を示すものであり、まず、ステップ1
(図中ではS1としてある。以下同様)では、イナーシ
ャフェーズ検出時のギヤトレーン入力トルクに応じたラ
イン圧PLPRSOを算出する。前記イナーシャフェーズはエ
ンジン回転数Neの下降に基づいて検知する。また、吸
入空気量Q,エンジン回転数Ne,定数K,トルクコン
バータのトルク比tに基づいてギヤトレーン入力トルク
相当値TQを TQ=K×Q/Ne×t として算出する。そして、前記ギヤトレーン入力トルク
相当値TQを、変換テーブルに基づいてライン圧に変換
することで、前記イナーシャフェーズ検出時におけるラ
イン圧PLPRSOが求められる。
【0021】ステップ2では、前記イナーシャフェーズ
検出時のライン圧PLPRSOと同様にして、変速過渡期間中
に最新の検出値に基づいてギヤトレーン入力トルク相当
値TQを逐次算出し、最新のギヤトレーン入力トルクに
対応するライン圧PLPRSNを算出する。ステップ3では、
イナーシャフェーズ検出時のエンジン負荷、及び、変速
過渡期間中における最新のエンジン負荷の検出を行な
う。本実施例では、前記エンジン負荷をスロットル弁開
度TVOで代表させるようにしてあり、イナーシャフェ
ーズ検出時のスロットル弁開度TVOをイナーシャフェ
ーズ検出時のエンジン負荷として記憶させておくと共
に、変速過渡期間中においてスロットルセンサ16による
検出開度TVOを最新のエンジン負荷として逐次読み込
むようになっている。
【0022】ステップ4では、前記イナーシャフェーズ
検出時のスロットル弁開度TVOと最新の検出開度TV
Oとを比較することで、変速過渡期間においてエンジン
負荷が所定以上に変化したか否かを判別する。ここで、
イナーシャフェーズ検出時のスロットル弁開度TVO
と、変速過渡期間中に検出された最新の開度TVOとが
略一致する場合、即ち、イナーシャフェーズを検出して
からスロットル弁開度TVOが略一定である場合には、
ステップ9へ進み、最終的なライン圧PLPRS として前記
イナーシャフェーズ検出時のギヤトレーン入力トルクに
応じたライン圧PLPRSOを設定する。
【0023】従って、変速過渡期間中にスロットル弁開
度TVOの変化(エンジン負荷の変化)がない場合に
は、イナーシャフェーズ検出時のライン圧PLPRSOに固定
されることになる。一方、ステップ4で、イナーシャフ
ェーズ検出時のスロットル弁開度TVOに対して最新の
検出開度TVOが所定以上に変化している(エンジン負
荷が変化した)と判別されたときには、ステップ5へ進
み、前記開度TVO変化が、開度TVOの増大方向であ
るか減少方向であるかによって、エンジン負荷の変化方
向を判別する。
【0024】ステップ5で、開度TVOの増大変化に対
応してエンジン負荷の増大変化を判別したときには、ス
テップ6へ進み、イナーシャフェーズ検出時のライン圧
PLPRSOよりも最新に算出されたライン圧PLPRSNが大きい
か否かを判別する。前記ライン圧PLPRSNは、吸入空気量
Qとエンジン回転数Neとからギヤトレーン入力トルク
(エンジン出力トルク)を予測することで求められる値
であるため、変速過渡期間中に変速比変化の影響を受け
てエンジン回転数Neが変化すると、実際にはライン圧
の増大要求があるにも関わらず、イナーシャフェーズ検
出時に設定したライン圧PLPRSOよりも小さいな値に算出
されることがある。
【0025】そこで、イナーシャフェーズ検出時を基準
としてスロットル弁開度TVOが増大変化しているとき
には、ライン圧の要求変化方向は増大方向であると判断
し、実際に、最新の設定ライン圧PLPRSNがかかる要求に
見合って算出されているか否かを判別するものである。
従って、ステップ6でイナーシャフェーズ検出時のライ
ン圧PLPRSOよりも最新に算出されたライン圧PLPRSNが小
さい場合には、変速比変化の影響を受けて前記ギヤトレ
ーン入力トルクの検出誤差が生じ、以て、設定ライン圧
PLPRSNが適正値に算出されていないものと見做し、ステ
ップ9へ進んで、イナーシャフェーズ検出時に設定した
ライン圧PLPRSOにそのまま固定させる。
【0026】一方、ステップ6で、イナーシャフェーズ
検出時のライン圧PLPRSOよりも最新に算出されたライン
圧PLPRSNが大きいと判別されたときには、スロットル弁
開度TVOの変化方向から予測されるライン圧の増大要
求に対応するライン圧設定がなされていると判断し、ス
テップ7へ進み、最新に算出されたライン圧PLPRSNを最
終的なライン圧PLPRS にセットする。
【0027】このように、スロットル弁開度TVOの変
化方向から判断される要求ライン圧の変化方向に対し
て、算出されたライン圧が適合する動きを示すか否かに
よって、ギヤトレーン入力トルクに基づく算出ライン圧
を採用するか否かを決定するようにすれば、誤ったライ
ン圧の更新設定を回避できると共に、ライン圧の増大要
求に対して精度の良いライン圧更新が行なえることにな
る。従って、変速過渡期間中におけるスロットル操作に
対して適正なライン圧設定が可能となり、変速ショック
が発生したり、変速が間延びすることを回避できるよう
になる(図4参照)。
【0028】同様に、ステップ4で、イナーシャフェー
ズ検出時を基準としてスロットル弁開度TVOが減少変
化していることに基づきエンジン負荷の減少変化を検出
したときには、ステップ8へ進み、イナーシャフェーズ
検出時のライン圧PLPRSOよりも最新に算出されたライン
圧PLPRSNが小さいか否かを判別する。そして、エンジン
負荷の減少変化(ライン圧の減少要求)に見合って最新
に算出されたライン圧PLPRSNがイナーシャフェーズ検出
時のライン圧PLPRSOよりも小さく算出されているときに
は、ステップ7へ進み、最新に算出されたライン圧PLPR
SNを最終的なライン圧PLPRS にセットする。一方、エン
ジン負荷の減少変化から要求ライン圧の減少変化が推定
されているにも関わらず、算出されたライン圧PLPRSNが
イナーシャフェーズ検出時のライン圧PLPRSOよりも大き
い場合には、ステップ9へ進んで、イナーシャフェーズ
検出時のライン圧PLPRSOを最終的なPLPRS に設定し、前
記ライン圧PLPRSOに固定されるようにする。
【0029】上記のようにしてステップ7又はステップ
9で設定される最終的なライン圧PLPRS に基づき、ステ
ップ10ではライン圧制御信号PLPRS を出力し、実際に設
定ライン圧PLPRS に対応するライン圧を得るようにす
る。尚、変速過渡期間以外の定常時においては、前述の
ようにして算出されるギヤトレーン入力トルク相当値T
Qに応じて逐次ライン圧を更新させる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ギ
ヤトレーン入力トルクに応じてライン圧を設定する構成
のライン圧制御装置において、変速過渡期間においては
前記ライン圧を固定し、かかるライン圧の固定中にエン
ジン負荷の変化が検出されたときには、該エンジン負荷
の変化方向から要求されるライン圧の変化方向を知って
ギヤトレーン入力トルクに基づくライン圧の更新設定を
行なわせるから、変速過渡期間中にスロットル操作され
た場合であっても、精度良くライン圧を修正することが
でき、以て、変速ショックの発生や変速の間延びを回避
できるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】実施例のシステム構成図。
【図3】実施例におけるライン圧制御を示すフローチャ
ート。
【図4】実施例の効果を示すタイムチャート。
【図5】従来のライン圧制御を示すタイムチャート。
【図6】スロットル弁開度とエンジン出力トルクとの相
関を示す線図。
【図7】スロットル弁開度とエンジン出力トルクとの相
関が示す線図。
【図8】従来の問題点を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 オイルポンプ 2 電磁バルブ 6〜10 油圧回路 11 コントロールユニット 12 エンジン 13 回転数センサ 15 スロットル弁 16 スロットルセンサ 17 エアフローメータ 19 車速センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの動力伝達系を構成する自動変速
    機の各変速要素を制御する油圧回路に供給されるライン
    圧を制御する自動変速機のライン圧制御装置において、 前記自動変速機のギヤトレーンに対する入力トルクを検
    出するギヤトレーン入力トルク検出手段と、所定の変速過渡期間中に前記ギヤトレーン入力トルク検
    出手段で検出された最新のギヤトレーン入力トルクに応
    じて前記ライン圧を逐次算出するライン圧逐次算出手段
    と、 前記所定の変速過渡期間に突入したときに前記ギヤトレ
    ーン入力トルク検出手段で検出されたギヤトレーン入力
    トルクに応じて前記ライン圧を算出する突入時ライン圧
    算出手段と、 エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、 前記所定の変速過渡期間に突入したときに前記エンジン
    負荷検出手段で検出されたエンジン負荷と、前記エンジ
    ン負荷検出手段で最新に検出されたエンジン負荷とを比
    較して、エンジン負荷変化の有無と、エンジン負荷の変
    化方向とを判別するエンジン負荷変化判別手段と、 該エンジン負荷変化判別手段でエンジン負荷の変化が判
    別され、かつ、前記突入時ライン圧算出手段で算出され
    たライン圧に対する前記ライン圧逐次算出手段で最新に
    算出されたライン圧の変化方向と前記エンジン負荷の変
    化方向とが一致する場合にのみ、前記ライン圧逐次算出
    手段で最新に算出されたライン圧を最終的なライン圧と
    する一方、それ以外では前記突入時ライン圧算出手段で
    算出されたライン圧を最終的なライン圧とする最終ライ
    ン圧設定手段と、 該最終ライン圧設定手段で設定された最終的なライン圧
    に相当するライン圧制御信号を油圧回路に出力する制御
    信号出力手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする自動変速機のライ
    ン圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記ギヤトレーン入力トルク検出手段が、
    エンジンの吸入空気量とエンジン回転数とに基づいてギ
    ヤトレーン入力トルクを検出することを特徴とする請求
    項1記載の自動変速機のライン圧制御装置。
  3. 【請求項3】前記エンジン負荷検出手段が、エンジンの
    吸気系に介装されたスロットル弁の開度をエンジン負荷
    として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の自動変速機のライン圧制御装置。
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