JP2784560B2 - 窓枠内装トリム - Google Patents
窓枠内装トリムInfo
- Publication number
- JP2784560B2 JP2784560B2 JP4041978A JP4197892A JP2784560B2 JP 2784560 B2 JP2784560 B2 JP 2784560B2 JP 4041978 A JP4041978 A JP 4041978A JP 4197892 A JP4197892 A JP 4197892A JP 2784560 B2 JP2784560 B2 JP 2784560B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window frame
- interior trim
- vehicle
- vertical edge
- lip
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、窓ガラスを左右水平方
向に滑らせ、開閉することが出来るよう嵌込む窓枠付き
タイプの自動車の窓枠内装トリムに関するものである。
向に滑らせ、開閉することが出来るよう嵌込む窓枠付き
タイプの自動車の窓枠内装トリムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１乃至図６を参考にして説明する。従
来、窓ガラス４を左右水平方向に滑らせ、開閉すること
が出来るよう嵌込む窓枠付きタイプの自動車には、ボデ
ィ１のインナーパネル１ａとアウターパネル１ｂとを合
わせたフランジ部分１ｃ及びその車外側８の面に沿って
設けた窓枠９の車内側鉛直縁９ａを合わせて隠すため、
フランジ部分１ｃ及び窓枠９の車内側鉛直縁９ａに内面
に爪１３ａを備えたＵ字状内装トリム１３を嵌込んであ
る。なお、窓枠９にはガラス４を左右水平方向に滑ら
せ、開閉することが出来るようにガイドレール９ｂを設
けてある。
来、窓ガラス４を左右水平方向に滑らせ、開閉すること
が出来るよう嵌込む窓枠付きタイプの自動車には、ボデ
ィ１のインナーパネル１ａとアウターパネル１ｂとを合
わせたフランジ部分１ｃ及びその車外側８の面に沿って
設けた窓枠９の車内側鉛直縁９ａを合わせて隠すため、
フランジ部分１ｃ及び窓枠９の車内側鉛直縁９ａに内面
に爪１３ａを備えたＵ字状内装トリム１３を嵌込んであ
る。なお、窓枠９にはガラス４を左右水平方向に滑ら
せ、開閉することが出来るようにガイドレール９ｂを設
けてある。
【０００３】しかしながら、上記窓枠付きタイプの自動
車は多種多様化されて、インナーパネル１ａ内面に内装
ガーニッシュ５を重ねたり、アウターパネル１ｂと窓枠
２との間にリーンホース６を挟んだりしたものが図３に
示す如く現れ、そのためこれらを重合わせた厚さＸがそ
れぞれ異なり、この厚さの違いに従来の内装トリム１３
では対応することが出来なくなって、図４乃至図６に示
す如く口開き・脱落・波打ちとの外観の悪化したり、さ
らには挿入困難で、ハンマー等で打込む必要があった
り、コーナーへの追従性が悪化したりすると言う問題点
が生じている。
車は多種多様化されて、インナーパネル１ａ内面に内装
ガーニッシュ５を重ねたり、アウターパネル１ｂと窓枠
２との間にリーンホース６を挟んだりしたものが図３に
示す如く現れ、そのためこれらを重合わせた厚さＸがそ
れぞれ異なり、この厚さの違いに従来の内装トリム１３
では対応することが出来なくなって、図４乃至図６に示
す如く口開き・脱落・波打ちとの外観の悪化したり、さ
らには挿入困難で、ハンマー等で打込む必要があった
り、コーナーへの追従性が悪化したりすると言う問題点
が生じている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の窓枠付きタイプの自動車は多種多様化され
たため、窓枠内装トリムの嵌込み部分の厚さも多様化
し、窓枠内装トリムがそれに対応することが出来なくな
っている。
点は、従来の窓枠付きタイプの自動車は多種多様化され
たため、窓枠内装トリムの嵌込み部分の厚さも多様化
し、窓枠内装トリムがそれに対応することが出来なくな
っている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】図１・図７・図８を参考
にして説明する。本発明は、ボディ１のインナーパネル
１ａとアウターパネル１ｂとを合わせたフランジ部分１
ｃ及びその車外側８の面に沿って設けた窓枠２の車内側
鉛直縁２ａを合わせて隠すために嵌込むＵ字状内装トリ
ムにおいて、Ｕ字状の本体部分をフランジ部分１ｃとア
ウターパネル１ｂと鉛直縁２ａとを重合した部分の肉厚
より十分な広幅とし、窓枠２の鉛直縁２ａの車外側８に
平行な鉛直壁２ｃを設けることにより鉛直縁２ａと組合
わせて、内装トリム掛止部２ｄを形成してあり、且つそ
の掛止部２ｄに挿入する内装トリム３の車外側部分の両
面に矢羽根状のメインリップ３ａを突設すると共に、車
内側部分の内面にフランジ部分１ｃの車内側の面に弾接
する３ａより長めのサブリップ３ｂを突接してなるもの
である。
にして説明する。本発明は、ボディ１のインナーパネル
１ａとアウターパネル１ｂとを合わせたフランジ部分１
ｃ及びその車外側８の面に沿って設けた窓枠２の車内側
鉛直縁２ａを合わせて隠すために嵌込むＵ字状内装トリ
ムにおいて、Ｕ字状の本体部分をフランジ部分１ｃとア
ウターパネル１ｂと鉛直縁２ａとを重合した部分の肉厚
より十分な広幅とし、窓枠２の鉛直縁２ａの車外側８に
平行な鉛直壁２ｃを設けることにより鉛直縁２ａと組合
わせて、内装トリム掛止部２ｄを形成してあり、且つそ
の掛止部２ｄに挿入する内装トリム３の車外側部分の両
面に矢羽根状のメインリップ３ａを突設すると共に、車
内側部分の内面にフランジ部分１ｃの車内側の面に弾接
する３ａより長めのサブリップ３ｂを突接してなるもの
である。
【０００６】
【実施例】図１及び図７を参考にして一実施例を説明す
ると、１は窓枠付きタイプの車のボディ、１ａはインナ
ーパネル、１ｂはアウターパネル、１ｃはインナーパネ
ル１ａとアウターパネル１ｂとを合わせたフランジ部
分、２はそのフランジ部分１ｃの車外側８の面に沿って
設けた窓枠であって、車内側鉛直縁２ａ及び嵌込んだ窓
ガラス４を左右水平方向に滑らせて、開閉することが出
来る如く、ガイドレール２ｂを設けると共に、車内側鉛
直縁２ａとガイドレール２ｂとの間に鉛直壁２ｃを設け
ることにより鉛直縁２ａと組合わせて、挿入したＵ字状
内装トリム３の車外側部分を抜けないように掛止する掛
止部２ｄを形成してある。内装トリム３はフランジ部分
１ｃとアウターパネル１ｂと鉛直縁２ａとを重合した部
分の肉厚より十分な広幅に形成してあり、その掛止部２
ｄに挿入する内装トリム３の車外側部分の両面には矢羽
根状のメインリップ３ａを突設してあり、車内側部分の
内面にはフランジ部分１ｃの車内側７の面に弾接すると
ころのメインリップ３ａより長めのサブリップ３ｂを突
接してある。なお、３ｃは内装トリム３に埋設した芯金
である。
ると、１は窓枠付きタイプの車のボディ、１ａはインナ
ーパネル、１ｂはアウターパネル、１ｃはインナーパネ
ル１ａとアウターパネル１ｂとを合わせたフランジ部
分、２はそのフランジ部分１ｃの車外側８の面に沿って
設けた窓枠であって、車内側鉛直縁２ａ及び嵌込んだ窓
ガラス４を左右水平方向に滑らせて、開閉することが出
来る如く、ガイドレール２ｂを設けると共に、車内側鉛
直縁２ａとガイドレール２ｂとの間に鉛直壁２ｃを設け
ることにより鉛直縁２ａと組合わせて、挿入したＵ字状
内装トリム３の車外側部分を抜けないように掛止する掛
止部２ｄを形成してある。内装トリム３はフランジ部分
１ｃとアウターパネル１ｂと鉛直縁２ａとを重合した部
分の肉厚より十分な広幅に形成してあり、その掛止部２
ｄに挿入する内装トリム３の車外側部分の両面には矢羽
根状のメインリップ３ａを突設してあり、車内側部分の
内面にはフランジ部分１ｃの車内側７の面に弾接すると
ころのメインリップ３ａより長めのサブリップ３ｂを突
接してある。なお、３ｃは内装トリム３に埋設した芯金
である。
【０００７】図８を参考にして他の実施例を説明する。
図７のものにおいて、深溝状掛止部２ｄの相対回する鉛
直壁のいずれか一方の上部に水平なフレーム突起２ｅを
設け、メインリップ３ａがフレーム突起２ｅよりも、下
方に位置する如く構成してある。
図７のものにおいて、深溝状掛止部２ｄの相対回する鉛
直壁のいずれか一方の上部に水平なフレーム突起２ｅを
設け、メインリップ３ａがフレーム突起２ｅよりも、下
方に位置する如く構成してある。
【０００８】図７に示す一実施例の作用について説明す
ると、内装トリム３の車外側部分をトリム掛止部２ｄに
挿入し、メインリップ３ａをトリム掛止部２ｄの内面に
弾接させ、車外側部分を抜けないよう掛止する。フラン
ジ部分１ｃ及び窓枠２の鉛直縁２ａの両方を跨いて、車
内側部分のサブリップ３ｂをフランジ部分１ｃの車内側
７の面に弾接させることにより、フランジ部分１ｃを覆
い隠す。内装トリム３は、フランジ部分１ｃとアウター
パネル１ｂと鉛直縁２ａとを重合した部分の肉厚より十
分な広幅にしてあり且つサブリップ３ｂをメインリップ
３ａより長めにしてあり、而もその車外側部分に矢羽根
状のメインリップ３ａを設けてあり、挿入した車外側部
分を抜けないよう掛止部２ｄに掛止しているため、イン
ナーパネル１ａ内面に内装ガーニッシュ５を重ねたり、
アウターパネル１ｂと窓枠２との間にリーンホース６を
挟んだりして、これらを重合わせた厚さに違いにあって
も、その厚さの違いに容易に追随することが出来る。し
たがって、内装トリム３は、口開き・脱落・波打ちを起
こすことなく、しかも挿入容易で、コーナーへの追従性
もよい。
ると、内装トリム３の車外側部分をトリム掛止部２ｄに
挿入し、メインリップ３ａをトリム掛止部２ｄの内面に
弾接させ、車外側部分を抜けないよう掛止する。フラン
ジ部分１ｃ及び窓枠２の鉛直縁２ａの両方を跨いて、車
内側部分のサブリップ３ｂをフランジ部分１ｃの車内側
７の面に弾接させることにより、フランジ部分１ｃを覆
い隠す。内装トリム３は、フランジ部分１ｃとアウター
パネル１ｂと鉛直縁２ａとを重合した部分の肉厚より十
分な広幅にしてあり且つサブリップ３ｂをメインリップ
３ａより長めにしてあり、而もその車外側部分に矢羽根
状のメインリップ３ａを設けてあり、挿入した車外側部
分を抜けないよう掛止部２ｄに掛止しているため、イン
ナーパネル１ａ内面に内装ガーニッシュ５を重ねたり、
アウターパネル１ｂと窓枠２との間にリーンホース６を
挟んだりして、これらを重合わせた厚さに違いにあって
も、その厚さの違いに容易に追随することが出来る。し
たがって、内装トリム３は、口開き・脱落・波打ちを起
こすことなく、しかも挿入容易で、コーナーへの追従性
もよい。
【０００９】図８に示す他の実施例のものは、内装トリ
ム３に上方へ向う外力が加わったとき、メインリップ３
ａがフレーム突起２ｅに引掛かるので、図７のものに比
べて内装トリム３が外れ難い特長がある。
ム３に上方へ向う外力が加わったとき、メインリップ３
ａがフレーム突起２ｅに引掛かるので、図７のものに比
べて内装トリム３が外れ難い特長がある。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
取付部の板厚に種々違いはあっても、それに容易に追従
することが出来、挿入も容易で、コーナーへの追従性も
よく、窓枠付きタイプの自動車の多様化にも対応可能で
ある。
取付部の板厚に種々違いはあっても、それに容易に追従
することが出来、挿入も容易で、コーナーへの追従性も
よく、窓枠付きタイプの自動車の多様化にも対応可能で
ある。
【図１】窓枠付きタイプの自動車の斜視図である。
【図２】従来例の取付状態を示す図１のＡ−Ａ断面図で
ある。
ある。
【図３】従来例の他の取付状態を示す図１のＡ−Ａ断面
図である。
図である。
【図４】従来例の口開き状態を示す斜視図である。
【図５】従来例の脱落状態を示す斜視図である。
【図６】従来例の波打ち状態を示す斜視図である。
【図７】本発明の一実施例の取付状態を示す図１のＡ−
Ａ断面図である。
Ａ断面図である。
【図８】本発明の他の実施例の取付状態を示す図１のＡ
−Ａ断面図である。
−Ａ断面図である。
１ ボディ １ａ インナーパネル １ｂ アウターパネル １ｃ フランジ部分 ２ 窓枠 ２ａ 鉛直縁 ２ｂ ガイドレール ２ｃ 鉛直壁 ２ｄ 掛止部 ２ｅ フレーム突起 ３ 内装トリム ３ａ メインリップ ３ｂ サブリップ ３ｃ 芯金 ４ 窓ガラス ５ ガーニッシュ ６ リーンホース ７ 車内側 ８ 車外側 ９ 窓枠 ９ａ 鉛直縁 ９ｂ ガイドレール ９ｃ 鉛直壁 １３ 内装トリム １３ａ 爪 Ｘ 厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 一弘 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地アラコ 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−8117（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−28618（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−22422（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−174618（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−83618（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−138749（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭62−45094（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60J 1/16 B60R 13/02
Claims (1)
- 【請求項１】 ボディ（１）のインナーパネル（１ａ）
とアウターパネル（１ｂ）とを合わせたフランジ部分
（１ｃ）及びその車外側の面に沿って設けた窓枠（２）
の車内側鉛直縁（２ａ）を合わせて隠すために嵌込むＵ
字状内装トリムにおいて、Ｕ字状の本体部分をフランジ
部分（１ｃ）とアウターパネル（１ｂ）と鉛直縁（２
ａ）とを重合した部分の肉厚より十分な広幅とし、窓枠
（２）の鉛直縁（２ａ）の車外側に平行な鉛直壁（２
ｃ）を設けることにより鉛直縁（２ａ）と組合わせて、
内装トリム掛止部（２ｄ）を形成してなり、且つその掛
止部（２ｄ）に挿入する内装トリム（３）の車外側部分
の両面に矢羽根状のメインリップ（３ａ）を突設すると
共に、車内側部分の内面にフランジ部分（１ｃ）の車内
側の面に弾接するメインリップ（３ａ）より長めのサブ
リップ（３ｂ）を突接してなる内装トリム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041978A JP2784560B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 窓枠内装トリム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041978A JP2784560B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 窓枠内装トリム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208612A JPH05208612A (ja) | 1993-08-20 |
| JP2784560B2 true JP2784560B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=12623294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4041978A Expired - Fee Related JP2784560B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 窓枠内装トリム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2784560B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5983618U (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-06 | 日野自動車株式会社 | 自動車用オ−プニングトリム |
| JPS6022422U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-15 | 豊田合成株式会社 | ウエザストリツプ |
| JPS60174618U (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-19 | マツダ株式会社 | 自動車のウインドガラス吸出防止装置 |
| JPH035483Y2 (ja) * | 1985-02-20 | 1991-02-13 | ||
| JPS6228618U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-21 | ||
| JPS6245094A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-27 | 株式会社リコー | 印刷配線基板 |
| JPH06247Y2 (ja) * | 1986-07-03 | 1994-01-05 | アラコ株式会社 | 自動車の窓構造 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4041978A patent/JP2784560B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05208612A (ja) | 1993-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |