JP2784051B2 - ディジタル無線通信方式 - Google Patents

ディジタル無線通信方式

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JP2784051B2
JP2784051B2 JP1186271A JP18627189A JP2784051B2 JP 2784051 B2 JP2784051 B2 JP 2784051B2 JP 1186271 A JP1186271 A JP 1186271A JP 18627189 A JP18627189 A JP 18627189A JP 2784051 B2 JP2784051 B2 JP 2784051B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] ディジタル無線通信方式における送信側及び受信側で
行われるデータのランダム化に関し、 差動変換回路を用いてもデータのランダム性を充分に
確保できるディジタル無線通信方式を提供することを目
的とし、 送信側において、1ビット前の出力データの位相を入
力データの位相により変調させる差動変換回路と、該差
動変換回路の出力データをPNパターン発生回路からのPN
パターンによりスクランブルして送信データとするスク
ランブル回路と、を備え、受信側において、受信データ
をPNパターン発生回路からのPNパターンによりデスクラ
ンブルするデスクランブル回路と、該デスクランブル回
路の出力位相を該デスクランブル回路の1ビット前の出
力位相により復調する逆差動変換回路と、該逆差動変換
回路の出力をインヒビット信号により反転して出力デー
タを発生する反転回路と、該反転回路の出力が非同期で
あるとき該インヒビット信号を発生すると共に該PNパタ
ーンの発生タイミングをずらすフレーム同期検出回路
と、を備え、両PNパターン発生回路のリセットタイミン
グをフレーム同期タイミングの第1ビット以前にするよ
うに構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、ディジタル無線通信方式に関し、特にディ
ジタル無線通信方式における送信側及び受信側で行われ
るデータのランダム化に関するものである。
ディジタル無線通信においては、搬送波周波数を中心
近傍にスペクトラムが集中するアナログ無線通信とは異
なり、スペクトラムが搬送波周波数の周辺に広がって平
坦になるので、受信はこのようなスペクトラムの広がり
を前提にして各種の動作が行われている。
従って、データ自体に偏りが在りスペクトラムが平坦
になっていないときには受信側で無理に平坦化を行って
しまい、誤動作の原因になってしまう。
このため、ディジタル無線通信では、送信側の回線切
替装置等においてデータのランダム化を行う必要があ
る。
[従来の技術] 第4図は、かかるデータのランダム化を行う従来のデ
ィジタル無線通信方式を示したもので、送信側では、ス
クランブル回路30において多重化装置(図示せず)等か
らの速度変換され且つフレーム同期用のビットが挿入さ
れた入力データを、PNパターン発生回路2からのPN(疑
似ランダム)パターンによりスクランブルするが、この
ときフレームビット・マスクタイミング信号を受けてフ
レームビットの位置ではPNパターンとのスクランブルを
しないようにしている。これは、受信側でフレームビッ
トを検出してフレーム同期がとれるようにするためであ
る。
そして、このようなスクランブルデータは、差動変換
回路1で1ビット前の出力データの位相を入力データの
位相により変化させることにより位相不確定を除去し、
変調器(図示せず)を経て送信されるようになってい
る。
このように、差動変換回路を用いるのは、ディジタル
無線通信においては絶対位相の情報が伝送されていない
ことが多いためである。
このようにして、位相変調を受けた送信データが受信
側に送られると、第4図に示すように、差動変換回路6
で逆方向の変換(差分変換)をとって元の位相に戻す。
差動変換回路6で位相が復調されたデータは第4図に
示すようにフレーム同期回路8に送られてフレームビッ
トが検出されると共にデスクランブル回路4に送られ、
送信側と同じPNパターン発生回路5からのPNパターンに
より送信側のスクランブル回路30でのスクランブル動作
と逆のデスクランブル動作により出力データを得てい
る。
[発明が解決しようとする課題] このような従来のディジタル無線通信方式では、スク
ランブルを掛けないフレームビットの周期によりデータ
のランダム性が損なわれる。
加えて、差動変換回路における周期性により、更にデ
ータに周期性を持たせてしまうことになり、データのラ
ンダム性が一層損なわれることとなる。
従って、データのスペクトラムが平坦でなくなるた
め、受信側ではフェージング等による歪が生じたものと
判定して誤動作してしまうという問題点があった。
従って、本発明は、差動変換回路を用いてもデータの
ランダム性を充分に確保できるディジタル無線通信方式
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明に係るディジタル
無線通信方式は第1図に原理的に示すように、送信側に
おいて、1ビット前の出力データの位相を入力データの
位相により変調させる差動変換回路1と、該差動変換回
路1の出力データをPNパターン発生回路2からのPNパタ
ーンによりスクランブルして送信データとするスクラン
ブル回路3と、を備えている。
また、受信側においては、受信データをPNパターン発
生回路5からのPNパターンによりデスクランブルするデ
スクランブル回路4と、該デスクランブル回路4の出力
位相を該デスクランブル回路4の1ビット前の出力位相
により復調する逆差動変換回路6と、該逆差動変換回路
6の出力をインヒビット信号により反転して出力データ
を発生する反転回路7と、該反転回路7の出力が非同期
であるとき該インヒビット信号を発生すると共にインヒ
ビット信号により該PNパターンの発生タイミングをずら
すフレーム同期検出回路8と、を備えている。
そして、両PNパターン発生回路2、5のリセットタイ
ミングをフレーム同期タイミングの第1ビット以前にし
ている。
[作用] 第1図において、送信側では、差動変換回路1で1ビ
ット前の出力データの位相を入力データの位相により変
調させ、この位相変調されたデータをスクランブル回路
3でPNパターン発生回路2からのPNパターンによりスク
ランブルしてデータのスペクトラムを平坦にし送信す
る。このとき、スクランブル動作はフレームビットに対
しても行われることとなる。また、差動変換回路1をス
クランブル回路3の前に位置付けることにより差動変換
回路1の周期性をスクランブルできてランダム性が保障
された形になっている。
受信側においては、受信データをデスクランブル回路
4でPNパターン発生回路5からのPNパターンによりデス
クランブルしてデータの元のスペクトラムに戻す。
デスクランブル回路4の出力は逆差動変換回路6に送
られてデスクランブル回路4の出力位相を1ビット前の
出力位相により該受信側の差動変換回路1と逆方向に変
換させて復調し、この出力をフレーム同期回路8からイ
ンヒビット信号IHBが発生された時のみ反転回路7で反
転して出力データを発生する。
そして、フレーム同期検出回路8では、出力データが
フレーム同期していない時には上記のインヒビット信号
を発生し、このインヒビット信号IHBを受けたPNパター
ン発生回路5ではフレーム同期が取れるまで該PNパター
ンの発生タイミングをずらし、また反転回路7では同期
が取れない時はデータが誤っているときであるから入力
データを反転させることで、ビット誤りの影響を無くし
ている。
このようにすると、受信側ではデスクランブルする開
始点が分からないためフレーム同期がとれなくなり、更
には受信差分論理によるビット波及の影響でデスクラン
ブルの位置がずれてしまい、前のビットまで影響する。
このため更に、送信側及び受信側のPNパターン発生回
路2、5では、そのリセットタイミングをフレーム同期
タイミングの第1ビット以前にすることによりデスクラ
ンブル動作時のデータを確立させている。
[実 施 例] 第2図は、本発明に係るディジタル無線通信方式の一
実施例を示したもので、この実施例では、説明を簡単に
するため2位相変調を用いており、送信側における差動
変換回路1はExOR(排他的OR)ゲート11とフリップフロ
ップ(以下、FFと言う)12とで構成され、ExORゲート11
には入力データとFF12の出力とが入力されている。ま
た、スクランブル回路3には、FF12と出力とPNパターン
発生回路2から出力されるPNパターンとを入力するExOR
ゲートが用いられている。
受信側におけるデスクランブル回路4は受信データと
PNパターン発生回路5からのPNパターンとを入力するEx
ORゲートで構成され、逆差動変換回路6はExORゲート4
の出力を受けるFF61とFF61の出力とExORゲート4の出力
とを入力するExORゲート62とで構成され、反転回路7は
ExORゲート62の出力とフレーム同期回路8からのインヒ
ビット信号IHBとを入力するExORゲートで構成されてい
る。
次にこの実施例の動作を第3図のタイムチャートを参
照して説明する。尚、番号に「′」が付いたものは時間
経過後のものであることを示している。
まず、送信側においては、入力されたデータに対し
てFF12による1ビット前のデータを差動変換回路1の
ExORゲート11で位相変調(この場合、不一致検出)して
データを出力しFF12で1ビット遅延して信号が得ら
れる。尚、F1〜F4をフレーム同期タイミングのビットと
する。
次にデータはPNパターン発生回路2からのPNパター
ンによりExORゲート3でスクランブルされてデータ
として送信される。
このとき、PNパターンの先頭位置をデータのフレ
ームビット(FB)F1〜F4の第1ビットF1に合わせるよう
にリセットタイミングをPNパターン発生回路2に与え
る。尚、このリセットタイミングはデータを確立できる
第1ビットF1と同じか以前であればよい。
受信側では、送信データが2位相変調されたもので
あるために送信とは逆位相で受信されたものと「仮定」
すると、送信データを反転した受信データが得られ
る。また、受信系のタイミングが入力データより1ビッ
ト早いと「仮定」すると、図示のようなPNパターンに
なる。
このようなPNパターンによりExORゲート4で受信デ
ータをデスクランブルしデータを出力する。デスク
ランブルされたデータはFF61で1ビット遅延されたデ
ータとなり、データと共にExORゲート62で差分論理
により位相復調(不一致検出)されてデータとなる。
データは、フレーム同期回路8で検出しているフレ
ームビット(FB)F1〜F4の内のF1,F2及びデータとが
たまたま一致したが、F3で不一致となったので、インヒ
ビット信号IHBを送出してPNパターン発生回路5とExOR
ゲート7とに与える。
これによりPNパターン発生回路5では1ビット遅延し
たPNパターン′を発生し、データをデスクランブル
してデータを得、更に1ビット遅延されたデータ′
との位相復調データ′を得る。そして、ExORゲート7
からは、データ′をインヒビット信号IHBにより1→
0に反転させた′が出力される。
このとき、フレームビットFB′のタイミングも1ビッ
ト遅延しているため、F3とデータ′とが一致するので
その後はフレーム同期回路8からのインヒビット信号IH
Bは不一致を示す“H"レベルから一致を示す“L"レベル
状態に変化してインヒビットは解除になり、続くフレー
ムビット(FB′)F4〜F2も一致する。
即ち、データでは1ビット早いものと仮定したの
で、データ′で1ビット遅らせることによりデータ
′はフレーム同期がとれたものとなっている。この場
合、フレームビットF4〜F2はフレーム同期回路8内にお
いて、インヒビット信号IHBが出力されて1ビット遅延
したデータ′を出力する時に同期して1ビット遅延さ
れた形でフレーム同期の判定を行っている。
尚、受信側のPNパターンの発生回路5のリセットタイ
ミングもデータを確立できる第1フレーム同期ビットF1
と同じか以前であればよい。これは、受信側においてデ
スクランブルする開始点が不明なためフレーム同期が取
れなくなったり、更には差動変換によるビット波及の影
響でデスクランブルの位置がずれると前のビットまで影
響するというようなことを無くすためである。
また、上記の実施例では2位相変調の場合を扱った
が、その他の位相変調も同様にして行うことができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るディジタル無線通信
方式によれは、送信側でフレームビットにもスクランブ
ルを掛けると共に差動変換回路の後にスクランブル回路
を設けるように構成したので、送信データのランダム性
が大幅に改善される。そして、受信側では、これに対処
するためにデスクランブル動作におけるPNパターンをフ
レーム同期がとれるまでずらし、更にこの非同期中は位
相復調出力を反転させると共にスクランブル、デスクラ
ンブルのリセットタイミングはフレーム同期の第1ビッ
ト以前になるように構成したので、位相復調時のビット
波及を除去し、また送信データのランダム性に基づくデ
スクランブルの不確定さを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディジタル無線通信方式を原理的
に示したブロック図、 第2図は本発明に係るディジタル無線通信方式の一実施
例を示す回路図、 第3図は本発明の実施例の動作を説明するための論理タ
イムチャート図、 第4図は従来例によるディジタル無線通信方式を示す
図、である。 第1図において、 1……差動変換回路、 2、5……PNパターン発生回路、 3……スクランブル回路、 4……デスクランブル回路、 6……逆差動変換回路、 7……反転回路、 8……フレーム同期回路。 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側において、1ビット前の出力データ
    の位相を入力データの位相により変調させる差動変換回
    路(1)と、該差動変換回路(1)の出力データをPNパ
    ターン発生回路(2)からのPNパターンによりスクラン
    ブルして送信データとするスクランブル回路(3)と、
    を備え、 受信側において、受信データをPNパターン発生回路
    (5)からのPNパターンによりデスクランブルするデス
    クランブル回路(4)と、該デスクランブル回路(4)
    の出力位相を該デスクランブル回路(4)の1ビット前
    の出力位相により復調する逆差動変換回路(6)と、該
    逆差動変換回路(6)の出力をインヒビット信号により
    反転して出力データを発生する反転回路(7)と、該反
    転回路(7)の出力が非同期であるとき該インヒビット
    信号を発生すると共に該PNパターンの発生タイミングを
    ずらすフレーム同期検出回路(8)と、を備え、 両PNパターン発生回路(2)(5)のリセットタイミン
    グをフレーム同期タイミングの第1ビット以前にするこ
    とを特徴としたディジタル無線通信方式。
JP1186271A 1989-07-19 1989-07-19 ディジタル無線通信方式 Expired - Lifetime JP2784051B2 (ja)

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JPH0350928A JPH0350928A (ja) 1991-03-05
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