JP2783508B2 - 油タンクの排気装置 - Google Patents

油タンクの排気装置

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JP2783508B2
JP2783508B2 JP6123899A JP12389994A JP2783508B2 JP 2783508 B2 JP2783508 B2 JP 2783508B2 JP 6123899 A JP6123899 A JP 6123899A JP 12389994 A JP12389994 A JP 12389994A JP 2783508 B2 JP2783508 B2 JP 2783508B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械装置に潤滑ないし
は冷却油を循環供給するための油タンクの排気装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】潤滑油あるいは冷却油を使用する機械装
置では、油タンクを介して、それら油を循環供給すると
共に濾過する構成が一般的に採用されていが、これら油
タンクから循環供給された油は、冷却目的は言うまでも
なく、潤滑目的にしても機械装置で与えられた熱を持っ
て還流してくる。そして、その熱は油の一部を気化し、
油煙を発生させるので、その油タンクが密閉されている
と、油の気化による体積の増加によって内圧が上昇し、
ついには油タンクのシール部分等から油や油煙が漏洩す
るという事態を招き、更にまた、油タンク自体のみでな
く、それに連通している管路系や機器等からの油漏洩の
原因ともなる。
【0003】そこで従来から、これら油タンクには、例
えば、特開昭64-83889号公報に見られるような排気装置
を設けて、内部の油面上の油煙を含むガスを外部に逃が
し、油タンク内の圧力上昇を防いでいる。この排気装置
は、その概要図である〔図3〕に示ように、タンク(30)
の上部に取付けられたハイベント管(21)と、このハイベ
ント管(21)でのドレン落下位置に設けられたドレンタン
ク(22)とを備えてなる。また、そのハイベント管(21)の
内部には、ここでは図示を省略したスパイラルを設ける
一方、ドレンタンク(22)の下部にはドレンバルブ(23)を
設けている。
【0004】この従来の排気装置では、タンク(30)内の
油面上で圧力上昇したガスを、ハイベント管(21)を通し
て外部に排出させて、すなわち大気圧との圧差によって
外部に排出させて該タンク(30)内の圧力の上昇を抑制す
る。一方、タンク(30)内から排出される油煙を含むガス
は、ハイベント管(21)内を経る過程で冷却され、その排
ガス中の油分が、ハイベント管(21)内面で凝集すると共
に、油ドレンとなって下部のドレンタンク(22)に流下し
て捕集され、油煙状態のままで直接的に外部に流出・放
散することを阻止される。更にまた、ドレンタンク(22)
に溜まったドレンは、ドレンバルブ(23)を適宜時点で開
いて外部に取り出すことで、そのドレンに含まれるガス
成分がタンク(30)内に戻ることを完全に防止でき、よっ
て軸封油のデガツシング等を効率良く行うことができ
る。
【0005】また従来では、油タンク内の圧力上昇によ
る油漏洩をより積極的に防ぐため、その概要図である
〔図4〕に示すように、ハイベント管(41)の下部に排気
フアン(42)を配設してなる排気装置にて、油タンク(50)
内を強制排気して、その油タンク(50)内およびそれに連
通している管路系や機器内を負圧にすることによって、
その油タンク(50)のみでなく、それに連通している管路
系や機器からの油漏れも積極的に防止することも行われ
ていた。なお、ここでは図示を省略したが、油タンク(5
0)は、循環管路系を介して機械装置に連通されており、
また、その内部には油の濾過手段が配設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来の排気装置(特開昭64-83889号)では、ドレン
タンク内に捕集されたドレンがあるレベル以上に溜まる
前に、そのドレンバルブを開いて外部に取り出してやら
ないと、滞留したドレンがドレンタンクから溢れてハイ
ベント管を閉塞し、油タンクからの排気を阻害する。従
って、この従来の排気装置では、安定した排気を継続す
るためには、定期的に係員が見回り、適宜時点でドレン
の排出作業をしなければならず、人手と手間が掛かる。
また、ドレンとして回収した油を、そのまま放棄すると
油消費量が多くなるので、これを油タンク内に戻してや
る等の対処が必要とされる場合があり、このことにも人
手と手間が掛かる。
【0007】また、上記後者の従来の排気装置では、油
タンクを強制排気することで、その油タンク内のみでな
く、それに連通している管路系や機器内を負圧して油漏
れをより積極的に防止できるものの、次のような問題点
を内在している。すなわち、強制排気のための排気フア
ンとしては、対象とする油タンク内を適切な負圧状態に
できる出力(排気能力)のものを選定する必要がある
が、実用上の排気フアンではモータ出力が決して小刻み
に製品化されている訳でなく、排気フアンの選定だけで
は最適な排気能力を得ることは難しい。そしてこれがた
め、必要以上に大きな出力の排気フアンを設けると、排
気量が多くなり、それに伴ってハイベント管からの排ガ
スが油煙状態のままで直接的に外部に放出されるので
油消費量が増加して不経済になるだけでなく、ハイベン
ト管の出口周辺の環境が放出油煙で汚染されて悪化す
る。一方、排気フアンの出力が小さ過ぎると、当然のこ
ととして油タンク内およびそれに連通している管路系や
機器内を負圧にできず、目的とする油漏れ防止の役割を
果たせなくなる。
【0008】ここで、この後者の従来の排気装置では、
やや大きな出力の排気フアンを選定して排気・減圧を確
かなものとする一方、上記前者の排気装置のようなドレ
ンタンクを設けて、油煙の放出を抑制するということも
考えられるが、排気量が過大であると、ハイベント管内
での冷却効果が低下して油ドレンの捕集効果は大きく望
めず、また、効果的に捕集できてたとしても、安定した
排気を継続するには、上記前者の場合と同様に人手と手
間が掛かるドレンの処理作業が必要となる。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
べくなされたもので、ハイベント管の下部に配設した排
気フアンによって油タンク内を強制排気して、その油タ
ンク内およびそれに連通している管路系や機器からの油
漏れを積極的に防止する構成のもとで、その排気フアン
の出力がやや過大であっても、ハイベント管を経て外部
に向かう排気量を調整でき、よって油タンク内を適切な
負圧状態に排気することができ、しかも、ハイベント管
の下部で排ガス中の油分を油ドレンとして捕集して自律
的に油タンク内に還流させることができ、よって安定し
た排気を継続できると共に、外部への油煙の放出を抑え
て、油消費量の増加および周辺環境の悪化を防止できる
油タンクの排気装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成とされている。すなわち、本
発明に係る油タンクの排気装置は、機械装置への潤滑油
ないしは冷却油の循環供給を行う油タンクの上部に取付
けられたハイベント管と、このハイベント管の下部に配
設された排気フアンとを備え、前記油タンク内を強制排
気し、機械装置から循環供給油に与えられた熱による該
油タンク内の圧力上昇を抑える油タンクの排気装置にお
いて、前記ハイベント管の排気フアンの出側に続く下部
に、油ドレンを捕集する油溜まり部を設け、かつ、その
油溜まり部の底部と前記油タンクとの間に、中間に流量
調整弁を配した戻し配管を設けたことを特徴とする。
【0011】また、上記戻し配管の流量調整弁が、この
流量調整弁の開度を制御する制御装置に接続され、か
つ、その制御装置が油タンクの内圧測定手段に接続され
ていても良い。
【0012】
【作用】本発明の排気装置では、油タンクの上部に取付
けるハイベント管の排気フアンの出側に続く下部に、油
ドレンを捕集する油溜まり部を設けると共に、その油溜
まり部の底部と前記油タンクとの間に、中間に流量調整
弁を配した戻し配管を設けているので、すなわち、排気
フアンの出側に続くハイベント管の下部と油タンクとの
間を、流路面積の調整可能な戻し配管でパイパスさせて
いるので、排気フアンによって油タンク内から排出した
ガスの一部を、その戻し配管を通して油タンク内に還流
させることで、ハイベント管を経て外部に向かう排気量
を、排気フアンによる排気量よりも小さく調整すること
ができる。従って、排気フアンの出力がやや過大であっ
ても、戻し配管の流量調整弁の開度を変更することで、
ハイベント管を経て外部に向かう排気量を調整し、これ
によって油タンク内を適切な負圧状態に排気することが
できる。また、ハイベント管を経る排気量を調整するこ
とで、このハイベント管内での排ガスの冷却効果を確か
なものとして、外部に向かう排ガス中の油分を下部の油
溜まり部に油ドレンとして効果的に捕集でき、更にま
た、その溜まり部の下部に、排ガスの一部を油タンク内
に還流させる戻し配管を接続しているので、捕集した油
ドレンを、還流する排ガスに随伴させて油タンク内に自
律的に戻すことができ、よって捕集した油ドレンによる
ハイベント管の閉塞を防いで、安定した排気を継続する
ことができる。
【0013】また、上記戻し配管の流量調整弁を、その
開度を制御する制御装置に接続する一方、この制御装置
を油タンクの内圧測定手段に接続することで、油タンク
内の圧力の変動に対応して、制御装置によって戻し配管
の流量調整弁の開度を自動的に変更することができ、こ
れによって油タンク内の圧力を常時適切な範囲内の負圧
に維持することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。〔図1〕は、本発明の油タンクの排気装置の1実
施例を示す概要図である。
【0015】〔図1〕に示す本実施例の排気装置は、油
タンク(10)の上部に取付けられたハイベント管(1) と、
このハイベント管(1) の下部に配設された排気フアン
(2) と、この排気フアン(2) の出側に続くハイベント管
(1) の下部に取着されたドレンポット(3) と、このドレ
ンポット(3) の底部と油タンク(10)との間に設けられ、
中間に流量調整弁(5) を配した戻し配管(4) とで構成さ
れている。
【0016】また、そのハイベント管(1) は、ドレンポ
ット(3) を取着する部位を水平方向に曲げると共に、続
く本体部を上方に向けて、その上端開口部を、ここでは
図示を省略した屋外まで延ばしている。また、戻し配管
(4) は、ハイベント管(1) の流路面積の1/30以上から等
面積まで範囲内の流路面積を有したものとされ、かつそ
の中間に設けた流量調整弁(5) は、該戻し配管(4) の流
路面積を全塞から全開まで変更できるものとされてい
る。
【0017】一方、油タンク(10)は、その側上部に載設
された増速機(11)に、油ポンプ(13)を中間に配した供給
管路(12)と、該増速機(11)の下部に配された還流管路(1
4)とを介して連通されており、この循環閉回路構成のも
とで、内部に収容した潤滑油(F) を増速機(11)内の歯車
(11a) に循環供給するものとされている。また、この油
タンク(10)には、油面上のガス圧を測定する圧力計(10
a) が設けてあり、また、ここでは図示を省略したが、
その内部には油の濾過手段が配設されている。そして、
増速機(11)の運転時に、この油タンク(10)から循環供給
された潤滑油(F) は、増速機(11)の歯車(11a) で与えら
れた熱を持って還流し、また、その熱は潤滑油(F) の一
部を気化して油煙を発生させる。従って、そのままで
は、潤滑油(F) の気化による体積増加によって油タンク
(10)内の圧力が上昇していく。
【0018】この圧力上昇を防ぐために、本実施例の排
気装置では、排気フアン(2) によって油タンク(10)内の
油面上の油煙を含むガスを強制排気すると共に、該ガス
をハイベント管(1) を通して外部に排出するのである
が、その際に、その油タンク(10)内の圧力を負圧にする
ことで、それに連通する供給管路(12)、増速機(11)およ
び還流管路(14)内も負圧にして、それらからの油漏洩を
積極的に防止する。
【0019】ここで、本実施例の排気装置では、増速機
(11)の定常運転時において、油タンク(10)内の圧力を−
490 〜−588kPa(−50〜−60mmAq)の負圧とすることを
基準として、ハイベント管(1) からの排気量を設定し、
これに基づいて、該ハイベント管(1) の流路面積および
主体部長さを選定する一方、排気フアン(2) は、その設
定排気量よりもやや大きな出力(排気能力)のものを選
定している。そして排気時には、戻し配管(4) の流量調
整弁(5) を開いて、排気フアン(2)によって油タンク(1
0)内から排出したガスの一部を、この戻し配管(4) を通
して油タンク(10)内に還流させ、これによってハイベン
ト管(1) を経て外部に向かう排気量を、排気フアン(2)
による排気量よりも小さく調整する。また、その際の流
量調整弁(5) の開度は、圧力計(10a) で検出される油タ
ンク(10)内の圧力が、上記基準負圧の範囲内の値となる
開度に調整する。
【0020】このようにして油タンク(10)内を排気する
本実施例の排気装置では、排気フアン(2) の出力がやや
大きくても、戻し配管(4) の流量調整弁(5) の開度を、
油タンク(10)内の圧力に対応させて変更することで、ハ
イベント管(1) を経て外部に向かう排気量を調整し、こ
れによって油タンク(10)内を標準とする負圧状態に排気
して、該油タンク(10)内およびそれに連通する供給管路
(12)、増速機(11)および還流管路(14)からの油漏洩を防
止することができる。また、増速機(11)の負荷が変動し
て、それに伴ってタンク(10)内の圧力が変化した場合で
も、流量調整弁(5) の開度を変更調整することで、容易
に対応して、その油タンク(10)内を標準とする負圧状態
に維持することができる。更にまた、出力がやや大きな
排気フアン(2) であっても、所期の負圧状態に排気でき
るので、その選定が容易なだけでなく、出力不足で排気
が不充分となって油漏洩に至ることを確実に回避するこ
とができる。
【0021】また、ハイベント管(1) を経て外部に向か
う排気量を設計値近くに調整できるので、このハイベン
ト管(1) に所期の排ガス冷却効果を果たさせて、外部に
向かう排ガス中の油分を、該ハイベント管(1) 内面で凝
集させると共に、下部のドレンポット(3) に油ドレンと
して効果的に捕集でき、よって外部への油煙の放出を抑
えて、油消費量の増加および周辺環境の悪化を防止でき
る。更にまた、そのドレンポット(3) の底部に、戻し配
管(4) を接続しているので、捕集した油ドレンを、この
戻し配管(4) を経て還流する排ガスに随伴させて、油タ
ンク(10)内に自律的に戻すことができ、よって捕集した
油ドレンによるハイベント管(1) の閉塞を防いで、安定
した排気を継続することができる。
【0022】〔図2〕は、本発明の油タンクの排気装置
の別の実施例を示す概要図である。なお本実施例の排気
装置は、流量調整弁の制御系を付設した点を除いて、前
記実施例のものと同じであるので、ここでは〔図1〕と
等価な各部には同符号を付して説明を省略し、その差異
点のみを要約して説明する。
【0023】〔図1〕に示す本実施例の排気装置では、
戻し配管(4) の流量調整弁(5) を、この流量調整弁(5)
の開度を制御する制御装置(6) に接続させている。ま
た、その制御装置(6) は、油タンク(10)に設けられ該油
タンク(10)内の油面上のガス圧を測定して電気信号とし
て出力する圧力計(10a')に接続されており、この構成の
もとで、圧力計(10a')で測定された圧力の変動に対応し
て、流量調整弁(5) の開度を自動的に変更するものとさ
れている。
【0024】上記構成の本実施例の排気装置では、制御
装置(6) によって、戻し配管(4) の流量調整弁(5) の開
度を、油タンク(10)内の圧力の変動に対応して変更する
ことができ、これによって油タンク(10)内を常時自動的
に標準とする負圧状態に維持して、油タンク(10)内およ
びそれに連通する供給管路(12)、増速機(11)および還流
管路(14)からの油漏洩をより確実に防止することができ
る。
【0025】なお、以上に述べた2実施例の排気装置で
は、増速機に潤滑油の循環供給を行う油タンクに適用し
た例を述べたが、本発明は、これに限定されるものでな
く、各種の機械装置に潤滑油ないしは冷却油の循環供給
を行う油タンクに適用されて、同様の優れた効果を得る
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係る排気
装置は、ハイベント管の下部に配設した排気フアンによ
って油タンク内を強制排気して、その油タンク内および
それに連通している管路系や機器からの油漏れを積極的
に防止する構成のもとで、強制排気する排気フアンの出
力がやや過大であっても、ハイベント管を経て外部に向
かう排気量を調整でき、よって油タンク内を適切な負圧
状態に排気することができると共に、排気フアンの選定
が容易であり、しかも、ハイベント管の下部で排ガス中
の油分を油ドレンとして捕集して自律的に油タンク内に
還流させることができ、よって安定した排気を継続でき
ると共に、外部への油煙の放出を抑えて、油消費量の増
加および周辺環境の悪化を防止できるという優れた効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油タンクの排気装置の1実施例を示す
概要図である。
【図2】本発明の油タンクの排気装置の別の実施例を示
す概要図である。
【図3】従来の油タンクの排気装置を示す概要図であ
る。
【図4】従来の別の油タンクの排気装置を示す概要図で
ある。
【符号の説明】
(1) --ハイベント管、(2) --排気フアン、(3) --ドレン
ポット、(4) --戻し配管、(5) --流量調整弁、(10)--油
タンク、 (10a)--圧力計、(11)--増速機、(12)--供給管
路、(13)--油ポンプ、(14)--還流管路、(F) --潤滑油。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−83889(JP,A) 特開 昭59−201903(JP,A) 実開 昭56−167715(JP,U) 実開 平4−110276(JP,U) 実開 平4−84704(JP,U) 実開 昭60−128716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16N 29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械装置への潤滑油ないしは冷却油の循
    環供給を行う油タンクの上部に取付けられたハイベント
    管と、このハイベント管の下部に配設された排気フアン
    とを備え、前記油タンク内を強制排気し、機械装置から
    循環供給油に与えられた熱による該油タンク内の圧力上
    昇を抑える油タンクの排気装置において、前記ハイベン
    ト管の排気フアンの出側に続く下部に、油ドレンを捕集
    する油溜まり部を設け、かつ、その油溜まり部の底部と
    前記油タンクとの間に、中間に流量調整弁を配した戻し
    配管を設けたことを特徴とする油タンクの排気装置。
  2. 【請求項2】 前記戻し配管の流量調整弁が、この流量
    調整弁の開度を制御する制御装置に接続され、かつ、そ
    の制御装置が油タンクの内圧測定手段に接続されている
    請求項1記載の油タンクの排気装置。
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