JP2782800B2 - 低アレルゲン化剤及び低アレルゲン化方法 - Google Patents

低アレルゲン化剤及び低アレルゲン化方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トランスグルタミナーゼを有効成分とする
ことを特徴とする食用タンパク質及び/又はペプチドの
低アレルゲン化剤、及びアレルゲン性食用タンパク質及
び/又はペプチドにトランスグルタミナーゼを作用させ
ることを特徴とするアレルゲン性食用タンパク質及び/
又はペプチドの低アレルゲン化方法に係わる。本発明を
利用すれば、アレルゲン性食用タンパク質及び/又はペ
プチドのアレルゲン性を低減することができ、低アレル
ゲン性タンパク質系食品素材を製造することができる。
(従来技術) 近年、食品アレルギー患者の増加が著しい。なかでも
幼児、児童におけるそれは、健全な成長のための栄養摂
取を不可能にするため問題は大きい。実際、乳幼児のア
レルギー疾患の10〜30%を占めるといわれる食品アレル
ギーについてもその患者数が増大し、しかも牛乳、鶏
卵、魚、畜肉などの動物性食品のみならず、大豆や穀類
などの植物性食品に対するアレルギーも最近多く報告さ
れるようになってきている。乳幼児にとって、成長に必
要な良質のタンパク質食品を摂取することはきわめて大
切であるにもかかわらず、現在のところ、これらアレル
ギー患者にとって満足すべき低アレルゲン化タンパク質
食品は開発されていない。
従来、アレルゲン(例えば、牛乳中のβ−ラクトグロ
ブリン)の除去法として沈澱剤による分別法、化学的結
合を利用したクロマト法、プロテアーゼ等による選択的
分解法などが報告されているが、アレルゲン性の低減化
はまだ不十分であり、かつ苦味発生などの風味の欠陥、
溶解性の大幅な低下で液状化が困難であり、また製造コ
ストが高いなどの課題がある。
(発明が解決しようとする課題) タンパク性食品アレルギーの防止のため、低アレルゲ
ン性タンパク質系食品の開発が最終的な課題である。こ
こでは、低アレルゲン性であってさらに風味良好なる食
用タンパク質及び/又はペプチドを提供し、更にはその
ような低アレルゲン化食用タンパク質系食品素材を提供
することが本発明の目的である。
(課題を解決するための手段) 例えば、牛乳中のタンパク質であるカゼイン成分およ
び乳清成分は、ともにアレルゲン活性を有しており、こ
れを物理的に除去することは、貴重な栄養補給源である
乳タンパクの摂取を否定することになり、事実上不可能
と考えてよい。さらに、加熱変性だけでは主要なアレル
ゲンである乳清タンパク質、とりわけβ−ラクトグロブ
リンは耐熱性があり、その低減化効果は十分ではない。
また、プロテアーゼによる処理は、苦味ペプチドの発生
や、牛乳タンパクの物性を変化させるなどの問題があ
る。
これらの問題は、他のアレルゲンを有するタンパク系
食品でも同様である。
そこで、本発明者は、アレルゲンタンパクの抗原決定
基(エピトープ)の中にグルタミン残基が存在している
ことから、トランスグルタミナーゼの活用に思い至っ
た。
この酵素は、タンパク質およびペプチド鎖中のグルタ
ミン残基のγ−カルボキシアミド基と一級アミンとの間
でアシル転移反応を触媒する。この反応は、タンパク中
のリジン残基のε−NH2基も一級アミンとして認識する
ので、タンパク分子内及びタンパク分子間で架橋結合を
生成させる。一方、タンパク中のリジン残基のε−NH2
基をブロックすれば、一級アミンであるアミノ酸、アミ
ノ酸エステル、ペプチドを取り込むことが出来る。ま
た、反応系内に一級アミンを存在させなければ脱アミド
化反応が進行し、グルタミン残基がグルタミン酸残基に
変換することも出来る。
従って、このトランスグルタミナーゼを活用すれば、
アレルゲンタンパクのエピトープのグルタミン残基を選
択的に修飾し、エピトープ部分の構造を変えて抗体との
結合を阻止できる可能性があり、またアレルゲンタンパ
クのエピトープ以外のグルタミン残基に作用しても、ア
レルゲンタンパクの全体のコンフォメーションが変化す
るので抗体によって認識されない可能性があると考え
て、鋭意検討を重ねた結果、本発明に至った。
即ち、本発明はトランスグルタミナーゼを有効成分と
する食用タンパク質及び/又はペプチドの低アレルゲン
化剤、及びタンパク質及び/又はペプチドにトランスグ
ルタミナーゼを作用させることを特徴とする低アレルゲ
ン性タンパク質食品素材の製造方法に関する。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明におけるアレルゲン性タンパク質とは、アレル
ゲン性を有する食品タンパク質を指し、動物性食物由
来、植物性食物由来、微生物処理食物由来などその起源
を問わない。しかし、食物アレルギーで多いのは、牛乳
タンパク、卵タンパク、大豆タンパクであるので、当該
タンパクが本発明の主な対象となる。また、これらのタ
ンパク系素材は、発酵などの微生物処理、プロテアーゼ
による酵素処理を伴っていて、タンパク質がペプチド化
している場合もある。従って、これらの処理によって残
存しているアレルゲン性ペプチド類もその対象に挙げる
ことができる。
本発明に用いる酵素トランスグルタミナーゼは、動物
組織及び血液起源のものでも微生物起源又は植物起源の
ものでも使用でき、特に限定されるものではない。例え
ば、動物由来のものとしては、モルモットの肝臓由来の
もの(Connellan et al.,Journal of Biological Chemi
stry,246[4],1093〜1098(1971))、哺乳動物の臓
器、血液に広く分布しているもの(Folk et al.,Advanc
es in Engymology,38,109〜191(1973)及びFolk et a
l.,Advances in Protein Chemistry,31,1〜133(197
7))をあげることができ、また微生物由来のものとし
ては、放線菌ストレプトベルチシリウム属(Streptover
ticillium)に属する菌の産生するもの(特開昭64-2747
1)をあげることができる。これらのトランスグルタミ
ナーゼのうち、微生物起源、具体的には放線菌ストレプ
トベルチシリウム起源のトランスグルタミナーゼが容易
かつ安価に入手でき、またモルモット肝臓由来のものが
Ca2+依存性であるに対しこのトランスグルタミナーゼは
Ca2+非依存性であるので、Caの存在下でも非存在下でも
作用するので、実用レベルでは特に望ましい。
このようなトランスグルタミナーゼを有効成分とする
ことを特徴とする食用タンパク質及び/又はペプチドの
低アレルゲン化剤の調製には特別の困難はない。トラン
スグルタミナーゼ単独で低アレルゲン化剤を調製するこ
ともできるが、通常は、使用の便宜上、トランスグルタ
ミナーゼの作用を阻害せずかつ摂取しても無害な食用賦
形剤、調香味料等と配合した形に調製する。
次に、トランスグルタミナーゼをアレルゲン性食用タ
ンパク質及び/又はペプチドに作用させて低アレルゲン
化食用タンパク質及び/又はペプチドを製造する方法に
ついて説明する。
トランスグルタミナーゼは、タンパク質およびペプチ
ド鎖中のグルタミン残基のγ−カルボキシアミドに一級
アミンをアミル転移反応させることを触媒する酵素であ
るが、基本的には次の3つの反応様式をアレルゲン低減
化に活用することができる。
(1) 架橋高分子化;グルタミン残基とリジン残基間
の分子間あるいは分子内架橋反応を利用する。
(2) 付加反応;リジン残基を可逆的ブロック剤で保
護してからリジン、他アミノ酸エステル、リジルペプチ
ドを導入する反応を利用する。
(3) 脱アミド化反応;一級アミン非依存下又はリジ
ン残基のブロック後、グルタミン残基をグルタミン酸残
基に変換する反応を利用する。
これらの反応のうち、架橋高分子化は、予めリジン残
基を化学的手段でブロックする必要がないので、本発明
の目的には特に好ましい。また、要すれば、同種タンパ
ク間架橋高分子化のみならず、異種タンパク間架橋高分
子化を含めることができる。
架橋高分子化反応の利用の場合、対象のタンパク基質
によって酵素の添加量は少し異なるが、牛乳タンパクの
カゼインの場合、牛乳中のカゼイン1g当り100〜5,000単
位(u)好ましくは1,000u前後を牛乳に添加混合すると
よい。酵素の添加量が前記範囲より少ない場合は、反応
が進まないので効果がなく、また前記範囲を越えると巨
大分子化すぎて不溶性となるなどの好ましくない効果が
出て不都合であり、いずれも本発明の目的を十分に達成
できない。トランスグルタミナーゼを牛乳に添加混合し
た後は温度を4〜55℃、好ましくは20〜30℃に保持すれ
ば1〜40時間、好ましくは20〜30時間でトランスグルタ
ミナーゼの適度な酵素作用が奏されて、牛乳は低アレル
ゲン性となる。
その他のアレルゲン性食用材料にトランスグルタミナ
ーゼを作用させて低アレルゲン化するには、例えば、次
のようにしてこれらの材料にトランスグルタミナーゼを
添加するとよい。鶏卵の場合は、これを材料として最終
食品を製造する途中において全卵又は卵白にトランスグ
ルタミナーゼを添加し、撹拌混合することでできる。畜
肉、魚肉の場合は、例えばこれらのすり身の製造時にト
ランスグルタミナーゼを添加混合することでできる。大
豆の場合は、例えば豆腐製造時の豆乳にトランスグルタ
ミナーゼを添加混合することができる。その他の材料の
場合も、トランスグルタミナーゼを作用させるのに適当
な形態は、当業者であれば容易に定め得る。これらの食
用材料にトランスグルタミナーゼを作用させて低アレル
ゲン化するためのトランスグルタミナーゼの適当な添加
量、温度、時間などは、当業者であれば簡単な予備実験
によって容易に決定することができる。
因みに、本発明でいうトランスグルタミナーゼの活性
測定は、ベンジルオキシカルボニル−L−グルタミニル
グリシンとヒドロキシアミンを基質として反応を行な
い、生成したヒドロキサム酸をトリクロロ酢酸存在下で
鉄錯体を形成させ、この鉄錯体の525nmでの吸収を測定
し、ヒドロキサム酸の量を別途作成した検量線と比較し
て活性を算出することによって行なった。活性は1分間
に1μモルのヒドロキサム酸を生成する酵素活性を1u
(1単位)とする(前掲特開昭64-27471参照)。
(発明の効果) 本発明によれば、アレルゲン性食用タンパク質及び/
又はペプチドの低アレルゲン化に際して、従来法のよう
に苦味が発生したり、複雑な工程の組み合せによる高コ
スト化の問題を解決できるもので、従来法とは具体的に
異なるものである。
従って、本発明による低アレルゲン化食用素材を用い
たアレルギー患者用の食品の開発を容易にすることがで
きる。
以下に本発明を実施例を用いてさらに詳しく説明す
る。
実施例1 αs1−カゼイン(Zittle法による分子量23,000)の1
%水溶液に、S.mobaraense IFO 13819を使用して前出特
開昭64-27471の実施例1の方法に準じて得たトランスグ
ルタミナーゼ(BTG−1、比活性2.95u/mg)を基質1mgあ
たり1.0uとなるよう加え、25℃に20時間保持し、分子量
約90,000の架橋高分子化物を得た。
この架橋高分子化物と5種類のαs1−カゼイン抗血清
との反応性をELISAにより調べた。この5種類の抗血清
はαs1−カゼインの構成アミノ酸の残基数(a)46-6
5、(b)76-95、(c)91-110、(d)106-125、及び
(e)136-155に特異性を示す抗血清であるので、それ
ぞれ、抗血性(a),(b),(c),(d)及び
(e)と表示する。結果を第1表に示す。比較のために
トランスグルタミナーゼ非処理のαs1−カゼインと5種
類の抗血清との反応を調べた。結果を第1表に併せて示
す。
第1表から理解できるように、架橋高分子化物は、α
s1−カゼインに比べて、残基数46-65(a)、91-110
(c)、及び106-125(d)に特異性を持つ抗血清との
反応性が低く、この部分の抗原決定基が架橋高分子化に
よって消失したことが示唆される。
因みに、ELISAはTasakaら「免疫実験操作法」10巻316
5頁(1981)に記載の方法に準じて行なった。
この架橋高分子化物を実際にマウス(C57BL/6)に免
疫し、免疫原性の低下の有無を調べた。
架橋高分子化物を免疫して得た抗血清と架橋高分子化
物との反応性を第1図に示した(黒丸)。同図には併せ
てαs1−カゼインを免疫して得た抗血清とαs1−カゼイ
ンとの反応性も示した(白丸)。
αs1−カゼインを架橋高分子化することにより、免疫
原性の低下がみとめられた。第2表にはこれらの抗血清
の交差反応性をELISAにより調べた結果を示した。(A
405 第2表から、架橋高分子化物を免疫して得た抗血清は
それ自体かつαs1−カゼインとも反応性が低く、トラン
スグルタミナーゼ処理したαs1−カゼインは低アレルゲ
ン性食用素材として有用であることが判る。
参考例1 マウス(C3H/He)にホールのαs1−カゼインを免疫
し、7日後に感作されたリンパ節細胞をとり、抗原とし
て同じくホールのαs1−カゼインを20μg/ml〜200μg/m
l含む培地で3日間培養した。3H−チミジンを細胞に添
加して20時間後の細胞内にとりこまれた3H−チミジン
を液体シンチレーションカウンターで測定することによ
りαs1−カゼインのαs1−カゼイン特異的ヘルパーT細
胞の増殖効果をみた。
αs1−カゼインの代りに抗原として実施例1で得られ
た架橋高分子化物を用いて同様の実験を行なった。
結果を第2図に として示した。
αs1−カゼインに比べて架橋高分子化物のT細胞の増
殖効果は明らかに低く、架橋高分子化物はαs1−カゼイ
ンのT細胞エピトープがブロックされていることが示唆
された。
参考例2 ヒトアレルギー患者の抗血清とホールのαs1−カゼイ
ンおよび実施例1で得られた架橋高分子化物との反応性
をELISAにより調べた。
結果を第3図に示す。
5人のアレルギー患者A,B,C,D及びEについて調べた
結果、架橋高分子化することにとて明らかに抗血清と抗
原の反応性が低下していることが明らかになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法により得られた架橋高分子化物
を免疫して得た抗血清と該高分子化物との反応性及びα
s1−カゼインを免疫して得た抗血清と該αs1−カゼイン
との反応性を示す(実施例1)。 第2図は、本発明の方法により得られた架橋高分子化物
のT細胞増殖効果を示す(参考例1)。 第3図は、本発明の方法により得られた架橋高分子化物
(抗原)と患者抗血清の反応性を示す(参考例2)。A,
B,C,D及びEは5人の患者を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大畑 克己 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号 味の素株式会社中央研究所内 (72)発明者 本木 正雄 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号 味の素株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−28234(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23J 3/00 - 3/30 A23C 9/12 A23L 1/305 A61K 37/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスグルタミナーゼを有効成分とする
    ことを特徴とする食用タンパク質及び/又はペプチドの
    低アレルゲン化剤。
  2. 【請求項2】アレルゲン性食用タンパク質及び/又はペ
    プチドにトランスグルタミナーゼを作用させることを特
    徴とするアレルゲン性食用タンパク質及び/又はペプチ
    ドの低アレルゲン化方法。
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