JP2782497B2 - 電装品等の収納ボックス - Google Patents

電装品等の収納ボックス

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JP2782497B2
JP2782497B2 JP5352579A JP35257993A JP2782497B2 JP 2782497 B2 JP2782497 B2 JP 2782497B2 JP 5352579 A JP5352579 A JP 5352579A JP 35257993 A JP35257993 A JP 35257993A JP 2782497 B2 JP2782497 B2 JP 2782497B2
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ダウリング パトリック
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電装品等の収納ボック
スに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、合成樹脂で形成されている電装品等
の収納ボックスは公知であり、公知のものの一例は、図
1のように、口aの部分に形成した横孔状の係合孔b
に、蓋cの係合突起dを外側から係合させていたもので
ある。公知の口aは、蓋cの嵌合方向はどの断面も
同じストレート状に形成され、係合孔bは横孔状に形成
され、蓋cは口aより大きく、蓋cの係合突起dは内向
き突起であり、蓋cを嵌めると外側から係合孔bに係合
する。また、実願平1−147570号(実開平3−8
5689号)のマイクロフィルムには、蓋の方に、図1
の横孔状の係合孔bと同じ横孔状の係合孔9を設けた構
造について図示されているまた、実願平1−4622
8号(実開平2−138479号)のマイクロフィルム
には、蓋の方に、図1の横孔状の係合孔bと略同じ凹部
(折曲部8aと小隆起8cの間の凹部)を設けた構造に
ついて図示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図1の公知例の欠
点は、収納ボックスの係合孔bを形成するときは、横に
スライドする係合孔用の型を用いなければならないか
ら、図2のように下方のa方向に抜ける内型Aと、上方
のb方向に抜ける外型Bの外、側方のc方向に抜ける横
スライド型Cを必要とするという点である。側方に抜け
る横スライド型Cは、係合孔bの数だけ必要とするか
ら、係合孔bが4個あるときは、横スライド型Cは4個
必要とする。また、蓋cも、係合突起d、dを有するか
ら、複数個の割型を必要とし、加工時間は長くなり、生
産性は低下するまた、前記公知例のうち、前者のもの
は、図1の横孔状の係合孔bと同じ横孔状の係合孔9を
設けているから、図1と同様の欠陥を有するまた、前
記公知例のうち、後者のものは、蓋の方に、図1の横孔
状の係合孔bと略同じ凹部(折曲部8aと小隆起8cの
間の凹部)を設けた構造について図示されているから、
蓋を作成するときは、図1と同様に、複数個の割型を必
要とする欠陥を有する。
【0004】
【発明の目的】 内型Aと外型Bだけあればよく、横スラ
イド型Cは不要の収納ボックスを開発する
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、合成
樹脂により射出成形されたボックス主体1の口部3を全
面開口させるとともに、該口部3には、該口部3を形成
する縁5の肉厚に等しい分だけコの字状に外側に屈曲膨
出させてコの字型膨出部6を形成し、該コの字型膨出部
6の縦方向の断面形状は、縁側の半分は縁5に連続して
いる係合片7を設け、奥側の半分は内外連通させた連通
口8とし前記係合片7は有せず、前記口部3に被される
蓋9は、前記係合片7の内面を縮小しながら摺って挿入
される突起11を外側のみに有する脚10とし、前記突
起11は前記係合片7を過ると弾力的に外方に広がって
前記連通口8に係合する電装品等の収納ボックスとした
ものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は電装品等を収納するボックス主体で、合成樹脂によ
り射出成形される。2は前記ボックス主体1の底で閉塞
されている。3は前記ボックス主体1の口部で全面開口
し、全体は四角箱形状を呈する。しかして、前記口部3
には、少なくとも、2箇所以上の係合部4を形成する。
【0006】該係合部4は、俯瞰して見ると、図4のよ
うに前記口部3の縁5の部分の肉厚に等しい分だけ、コ
の字状に外側に屈曲膨出してコの字型膨出部6を形成す
る。該コの字型膨出部6の縦方向の断面形状は、図3の
ように、口側の半分は縁5をコの字型に曲げて形成した
縁5に連続している係合片7を有するが、奥側の半分
は、内外連通した連通口8となり係合片7は有しない。
【0007】前記口部3に被される蓋9の脚10には、
前記係合片7により縮小され、前記係合片7の内面を
小しながら摺って挿入される突起11を有し、該突起1
前記係合片7を過ぎると弾力的に外方に広がって前
記連通口8に係合する。即ち、本発明の蓋9も、脚10
の突起11は、脚10より、縁5の肉厚に等しい分だけ
外側に膨出形成されている。それゆえ、ボックス主体1
を形成するときは、図5または図6のように、前記係合
片7の内側の部分と前記連通口8の内側の部分を形成す
るため突起14を有するa方向に抜く内型12と、前記
係合片7を形成する凹部15を有するb方向に抜く外型
13の2個だけで済む。同様に、蓋9も内型と外型の2
個で済み、公知例のように 横スライド型Cに相当する
ものは必要としない。それゆえ、型代が安価にで形成で
き、コストを低減させうる効果を奏する。
【0008】
【作用】本発明は、ボックス主体1の口部3に形成され
る係合部4の形状は、俯瞰して見ると、図4のように縁
5の肉厚に等しい分コの字状に外側に屈曲膨出してコの
字型膨出部6を形成し、コの字型膨出部6の断面形状
は、図3のように、外側の半分は縁5をコの字型に曲げ
て形成した縁5に連続している係合片7を形成するが、
奥側の半分は、内外連通させて連通口8とし、連通口8
の部分は係合片7は有しない構造だから、ボックス主体
1を形成する型は、図5、6のように、前記係合片7の
内側の部分と前記連通口8の内側の部分を形成するため
突起14を有するa方向に抜く内型12と、前記係合片
7を形成する凹部15を有するb方向に抜く外型13の
2個だけで済む。同様に、蓋9も内型と外型の2個で済
み、内型12と外型13の2個を組合せて合成樹脂の
出成形し、合成樹脂が固化したのちは、内型12はa
方向に外型13はb方向に抜くと容易に成形できる
【0009】
【発明の効果】前記図1の公知例の欠点は、収納ボック
スの係合孔bを形成するときは、横にスライドする係合
孔用の型を用いなければならないから、図2のように下
方のa方向に抜ける内型Aと、上方のb方向に抜ける外
型Bの外、側方のc方向に抜ける横スライド型Cを必要
とするという点である。側方に抜ける横スライド型C
は、係合孔bの数だけ必要とするから、係合孔bが4個
あるときは、横スライド型Cは4個必要とする。また、
蓋cも、係合突起d、dを有するから、複数個の割型を
必要とする。 また、前記公知例のうち、前者のマイクロ
フィルムに記載されたものは、図1の横孔状の係合孔b
と同じ横孔状の係合孔9を設けているから、図1と同様
の欠陥を有するまた、前記公知例のうち、後者のマイ
クロフィルムに記載されたものは、蓋の方に、図1の横
孔状の係合孔bと略同じ凹部(折曲部8aと小隆起8c
の間の凹部)を設けた構造について図示されているか
ら、蓋を作成するときは、図1と同様に、複数個の割型
を必要とする欠陥を有する。しかるに、本発明は、合成
樹脂により射出成形されたボックス主体1の口部3を全
面開口させるとともに、該口部3には、該口部3を形成
する縁5の肉厚に等しい分だけコの字状に外側に屈曲膨
出させてコの字型膨出部6を形成し、該コの字型膨出部
6の縦方向の断面形状は、縁側の半分は縁5に連続して
いる係合片7を設け、奥側の半分は内外連通させた連通
口8とし前記係合片7は有せず、前記口部3に被される
蓋9は、前記係合片7の内面を縮小しながら摺って挿入
される突起11を外側のみに有する脚10とし、前記突
起11は前記係合片7を過ると弾力的に外方に広がって
前記連通口8に係合する電装品等の収納ボックスとした
ものであるから、公知例と異なり、ボックス主体1を形
成する型は、図5、6のように、前記係合片7の内側の
部分と前記連通口8の内側の部分を形成するため突起1
4を有するa方向に抜く内型12と、前記係合片7を形
成する凹部15を有するb方向に抜く外型13の2個だ
けで済み、著しく容易安価に形成できる。また、蓋9も
内型と外型の2個で済み、著しく容易安価に形成でき、
加工時間は短かくなり、生産性は向上できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例の蓋とボックス主体の縦断面図。
【図2】 公知例のボックス主体に用られる型の一例。
【図3】 本発明の電装品等の蓋とボックス主体の縦断
面図。
【図4】 本発明のボックス主体の口部の平面図。
【図5】 本発明のA−A線に添うボックス主体に用ら
れる型の一例。
【図6】 本発明のB−B線に添うボックス主体に用ら
れる型の一例。
【符号の説明】
1…ボックス主体、2…底、3…口部、4…係合部、5
…縁、6…コの字型膨出部、7…係合片、8…連通口、
9…蓋、10…脚、11…突起、12…内型、13…外
型、14…突起、15…突起、16…係合突起。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂により射出成形されたボックス
    主体1の口部3を全面開口させるとともに、該口部3に
    は、該口部3を形成する縁5の肉厚に等しい分だけコの
    字状に外側に屈曲膨出させてコの字型膨出部6を形成
    し、該コの字型膨出部6の縦方向の断面形状は、縁側の
    半分は縁5に連続している係合片7を設け、奥側の半分
    は内外連通させた連通口8とし前記係合片7は有せず
    前記口部3に被される蓋9は、前記係合片7の内面を縮
    小しながら摺って挿入される突起11を外側のみに有す
    る脚10とし、前記突起11は前記係合片7を過ると弾
    力的に外方に広がって前記連通口8に係合する電装品等
    の収納ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5406255B2 (ja) * 2011-08-30 2014-02-05 株式会社トキワ 化粧料容器及びその製造方法
DE102014214835A1 (de) * 2014-07-29 2016-02-04 BSH Hausgeräte GmbH Versenkbares Bedienelement für ein Haushaltsgerät mit einer zweiteiligen Bedienelementkopfaufnahme

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611562Y2 (ja) * 1989-04-21 1994-03-23 矢崎総業株式会社 蓋体と筐体との係止構造
JPH0731573Y2 (ja) * 1989-12-21 1995-07-19 富士電機株式会社 電気機器収納箱

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