JP2781293B2 - 丸編機の制御装置 - Google Patents

丸編機の制御装置

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JP2781293B2
JP2781293B2 JP17012391A JP17012391A JP2781293B2 JP 2781293 B2 JP2781293 B2 JP 2781293B2 JP 17012391 A JP17012391 A JP 17012391A JP 17012391 A JP17012391 A JP 17012391A JP 2781293 B2 JP2781293 B2 JP 2781293B2
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正己 柴田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は編地の表面と裏面のそれ
ぞれに対し柄編機能を有する丸編機の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は編地の表面と裏面のそれぞれに対
し柄編機能を有する従来の丸編機を示す斜視図、図4は
その丸編機の制御装置を示すブロック図である。図3、
図4において、固定されているシリンダカム体2とダイ
ヤルカム体3との間に配置されている釜1の回転により
糸4が引込まれ、編地が編まれるようになっている。釜
1の表面には回転軸と平行になるよう複数のシリンダ針
5aが、また釜1の回転軸を中心として放射状になるよ
う複数のダイヤル針5bがそれぞれ装着されていると共
に、このシリンダ針5aとダイヤル針5bを収容するシ
リンダ針溝6aとダイヤル針溝6bが設けられている。
そして、編地の表面はシリンダ針5aにより編まれ、裏
面はダイヤル針5bにより編まれる。釜1の表面近傍に
配置されているシリンダ針溝検出器7aとダイヤル針溝
検出器7bにより、釜1の回転に伴って移動するシリン
ダ針溝6aとダイヤル針溝6bがそれぞれ検出される。
シリンダ系とダイヤル系は同一構成であるので、各構成
要素の名称からシリンダ、ダイヤルの文字を略し、符号
にa(シリンダ),b(ダイヤル)を付して説明を簡略
化する。
【0003】針溝検出信号SDa,SDbは波形整形部
8a,8bに送出されてパルス化され、この波形整形部
8a,8bから出力された針パルス信号SPa,SPb
の数を針番地カウント部9a,9bにより積算し、針番
地番号NDa,NDbが柄編制御部10a,10bに送
出されて編地の柄出しが制御される。柄編と針5a,5
bの位置関係を変更したい場合には、針番地カウント初
期化部11a,11bから初期化パルスIPa,IPb
を針番地カウント部9a,9bへ送出し、この針番地カ
ウンタ部9a,9bのカウント値を0とする。
【0004】このような構成における従来の丸編機の制
御装置の動作を図5のフローチャートに基づいて説明す
る。丸編機停止中に初期化パルスIPaが発生したか判
断し(ステップST5−1)、YES、つまり、初期化
パルスIPaが発生した場合は針番地カウント部9aの
値Mを0にする(ステップST5−2)。しかる後、上
記ステップST5−1における判断結果がNO、つま
り、初期化パルスIPaが発生していない場合と同様に
初期化パルスIPbが発生したか判断する(ステップS
T5−3)。この判断結果がYES、つまり、初期化パ
ルスIPbが発生した場合は針番地カウント部9bの値
Nを0にする(ステップST5−4)。一方、上記ステ
ップST5−3の判断結果がNO、つまり、初期化パル
スIPbが発生していない場合は、発生した場合と同様
に運転するかを判断する(ステップST5−5)。N
O、つまり、丸編機の運転を待つ場合はステップST5
−1へ戻り、YES、つまり、運転に入る場合は針パル
ス信号SPaが発生したかを判断する(ステップST5
−6)。判断結果がYESの場合は針番地カウント部9
aの値Mを+1し(ステップST5−7)、シリンダ針
5aが1針移動したので、柄編制御部10aを動作させ
て柄編制御する(ステップST5−8)。次に、上記ス
テップST5−6の判断結果がNOの場合は、YESの
場合と同様に針パルス信号SPbが発生したかを判断し
(ステップST5−9)、YESの場合は針番地カウン
タ部9bの値Nを+1し(ステップST5−10)、ダ
イヤル針5bが1針移動したので、柄編制御部10bを
動作させて柄編制御する(ステップST5−11)、そ
の後、ステップST5−9における判断結果がNOの場
合とともにステップST5−5へ戻り、以降上記の動作
をくり返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来装置に
おいては、シリンダ系とダイヤル系が完全に独立してい
るので、表面の柄編と裏面の柄編の位置関係を自由に設
定できる。しかしながら、編地製品としては均一なもの
ができるよう、通常表面と裏面の柄編の位置関係を一定
にして編む必要がある。そこで、従来は丸編機を停止さ
せておいて、針番地カウント部11a,11bから同時
に初期化パルスIPa,IPbを発生し、針番地番号N
Da,NDbを一致させているが、初期化パルスIP
a,IPbを発生させるタイミングによって、図6の針
番地番号NDの変化に示すように、図6(ロー1)のタ
イミングでは図7のように針番地番号はシリンダ針5a
が先行する。また、図6(ロ−2)のタイミングでは図
8のように針番地番号はダイヤル針5bが先行する。例
えば、図7のようになるのが基準とした場合、目視でそ
うなっていないとき、編地を少し編んでは初期化パルス
11a,11bを発生させ、試行錯誤により図7のよう
になるまで繰り返していた。よって、位置関係を調整す
るのに時間がかかってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、表面の柄編と裏面の柄編の位置関係がいつも
一定になるよう自動的に調整することができる丸編機の
制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は、表面を柄編制御するための第1の柄編制
御系と、裏面を柄編制御するための第2の柄編制御系
と、表面と裏面の柄編制御を初期化するための初期化部
と、この初期化部からの初期化パルスに基づいて不要な
針パルス信号を除去する不要パルス除去部とを具備した
ものである。
【0008】
【作用】従って、本発明によれば、第1の柄編制御系と
第2の柄編制御系のいずれかの針番地を任意に指定する
ことにより、他方も同期して針番地が追従変化するの
で、編地の表面の柄編と裏面の柄編の位置関係の調整に
不要な針パルスを除去することができる。この結果、従
来のように調整をくり返して行ない目視確認をする必要
なしに、表面の柄編と裏面の柄編がいつも一定の位置関
係になるよう迅速に、かつ、容易に調整することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を
説明する。図1には本発明に係る丸編機の制御装置のブ
ロック構成図が示されており、前記図4に示す従来装置
と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0010】表面の編柄とシリンダ針5aの位置関係、
及び裏面の編柄とダイヤル針5bの位置関係を変更する
場合には、針番地カウント初期化部11から初期化パル
スIPを第1の柄編制御系の針番地カウント部9aと第
2の柄編制御系の針番地カウント部9bに対して同時に
送出し、この針番地カウント部9a,9bのカウント値
を0、つまり、初期化することにより実現する。ここ
で、第1の柄編制御系はシリンダ針溝検出器7aからの
針溝検出信号SDaを入力する波形整形部8aと、この
波形整形部8aからの針パルス信号SPaをカウントす
る針番地カウント部9aと、この針番地カウント部9a
からの針番地番号NDaで柄編制御を行う柄編制御部1
0aとで構成されている。また、第2の柄編制御系はダ
イヤル針溝検出器7bからの針溝検出信号SDbを入力
する波形整形部8bと、この波形整形部8bからの針パ
ルス信号SPbより不要な針パルスを除去した針パルス
信号SPcをカウントする針番地カウント部9bと、こ
の針番地カウント部9bからの針番地番号NDbで柄編
制御を行う柄編制御部10bとで構成されている。不要
パルス除去部12はフリップフロップ部12−1とAN
D回路部12−2を有し、上記初期化パルスIPがフリ
ップフロップ部12−1のリセット入力へ送出される
と、フリップフロップ部12−1はリセットされて、そ
の出力信号SFは論理「0」となる。この時、AND回
路部12−2の入力に波形整形部8bから針パルス信号
SPbが発生しても、AND回路部12−2の出力であ
る針パルス信号SPcは論理「0」のまま変化せず、次
段の針番地カウント部9bのカウント値は変化しない。
【0011】次に針パルス信号SPaが波形整形部8a
からセット入力へ送出されると、フリップフロップ部1
2−1はセットされて、その出力信号SFは論理「1」
となる。この状態において、波形整形部8bからAND
回路部12−2の入力に針パルス信号SPbが送出され
ると、AND回路部12−2の出力である針パルス信号
SPcも論理「1」の信号になるので、針番地カウント
部9bは針パルス信号SPcの数を積算する。
【0012】このような構成において、その動作を図2
のフローチャートに基づいて説明する。丸編機停止中
に、初期化パルスIPが発生したか判断し(ステップS
T2−1)、YES、つまり、初期化パルスIPが発生
した場合は針番地カウント部9a,9bの値M,Nを0
にする(ステップST2−2)。しかる後、上記ステッ
プST2−1における判断結果がNO、つまり、初期化
パルスIPが発生しない場合は、発生した場合と同様に
運転するかを判断し(ステップST2−3)、NO、つ
まり、丸編機の運転を待つ場合はステップST2−1へ
戻り、YES、つまり、運転に入る場合は針番地カウン
ト部9a,9bの値M,Nがともに0であるかを判断す
る(ステップST2−4)。判断結果がYES、つま
り、値M,Nがともに0ならば丸編機が運転に入るの
で、針パルス信号SPaが発生したかの判断を繰返す
(ステップST2−5)。そして、YES、つまり、針
パルス信号SPaが発生したら針番地カウント部9aの
値をM=1にし(ステップST2−6)、シリンダ針5
aが1針移動したので柄編制御部10aを動作させる
(ステップST2−7)。その後、針パルス信号SPa
が発生したかを判断し(ステップST2−8)、YES
の場合は針番地カウント部9aの値Mを+1し(ステッ
プST2−9)、シリンダ針5aが1針移動したので柄
編制御部10aを動作させる(ステップST2−1
0)。次に、上記ステップST2−8の判断結果がNO
の場合は、YESの場合と同様に針パルス信号SPbが
発生したかを判断し(ステップST2−11)、YES
の場合は針番地カウンタ部9bの値Nを+1し(ステッ
プST2−12)、ダイヤル針5bが1針移動したので
柄編制御部10bを動作させる(ステップST2−1
3)、その後、上記ステップST2−11の判断結果が
NOの場合とともにステップST2−3へ戻り上記の動
作をくり返す。
【0013】針パルス信号SPa,SPb,SPcと初
期化パルスIPとのタイミング関係、及び針番地番号N
Da,NDbの変化する例を図6(ハ)に示し、同図
(ロ)に示す従来装置例と比較すると、同図中に点線で
示した針番地番号NDa,NDbの変化(ロ−2)が
(ハ−2)のようになる。この場合、(ロ−1)は(ハ
−1)のようになり同じである。
【0014】以上のように本発明によれば、初期化パル
スIPと針パルス信号SPa,SPbとのタイミング関
係とは無関係に、いつも一定の針番地番号NDaとND
bの関係を得ることができる。また、図1のブロック機
構図によれば、いつも図7に示すシリンダ針5aとダイ
ヤル針5bの位置関係が得られるが、図1の不要パルス
除去部12の接続をシリンダ系とダイヤル系とで入れか
えることにより、容易に図8に示すシリンダ針5aとダ
イヤル針5bの位置関係を得ることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の柄編制御系と第2の柄編制御系のいずれかの針番
地を任意に指定することにより、他方も同期して針番地
が追従変化するので、編地の表面の柄編と裏面の柄編の
位置関係の調整を従来より迅速、かつ、容易に行なうこ
とが可能であり、調整時間を短縮できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による丸編機の制御装置を示す
ブロック図である。
【図2】その動作を説明するフローチャートである。
【図3】丸編機の一例を示す斜視図である。
【図4】従来の丸編機の制御装置を示すブロック図であ
る。
【図5】その動作を説明するフローチャートである。
【図6】針パルス信号と針番地番号の関係を示す図であ
る。
【図7】シリンダ針とダイヤル針の位置関係を示す図で
ある。
【図8】シリンダ針とダイヤル針の位置関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
7a シリンダ針溝検出器 7b ダイヤル針溝検出器 8a,8b 波形整形部 9a,9b 針番地カウント部 10a,10b 柄編制御部 11 初期化部 12 不要パルス除去部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を柄編制御するための第1の柄編制
    御系と、裏面を柄編制御するための第2の柄編制御系
    と、表面と裏面の柄編制御を初期化するための初期化部
    と、この初期化部からの初期化パルスに基づいて不要な
    針パルス信号を除く不要パルス除去部とを有し、前記初
    期化パルス発生直後に限り前記不要パルス除去部が不要
    な前記針パルス信号を除去し、編地の表面の柄編と裏面
    の柄編との位置関係がいつも一定になるよう構成したこ
    とを特徴とする丸編機の制御装置。
JP17012391A 1991-07-10 1991-07-10 丸編機の制御装置 Expired - Lifetime JP2781293B2 (ja)

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JPWO2004086889A1 (ja) * 2003-03-28 2006-06-29 グンゼ株式会社 インナーウェアー及びハイゲージ丸編み機及びハイゲージ丸編み機を用いた編成方法

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