JP2781202B2 - 非回転対称レンズ素子をそなえた螺施状集束レンズを有する表示管 - Google Patents

非回転対称レンズ素子をそなえた螺施状集束レンズを有する表示管

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一方の側におけるけい光スクリーンおよび
他方の側におけるネック部分と、このネック部分内に位
置する電子ビームを発生するための電子銃と、発生され
た電子ビームをけい光スクリーン上に集束する集束構造
体とを有する容器を有する表示管に関するものである。
(従来の技術) 表示管の電子銃を設計する場合、電子銃をつくる上で
の問題の1つは、小さな球面収差を伴う小さな偏向焦点
ずれである。今迄は、他の観点はそのままにして1つの
観点に対する解決を見出すことに絶えず努力が払われて
きた。
例えば、米国特許明細書第4,366,419号には、それぞ
れが第1および第2管状電極を有する3つの個々の集束
レンズをもったインライン形の電子銃を有するカラーテ
レビジョン表示管が記載されている。前記の第1電極
は、この第1電極の領域内に非回転対称(アスティグマ
ティック)レンズ素子を形成するための手段(それぞれ
補助電極と共働する径方向に対面する横のアパーチャ)
を有する。この場合電圧は、レンズの非点収差と度が同
時に制御されるように電極に加えられる。このようにス
ポットの偏向焦点ずれを減少するように努力が払われた
が、この焦点ずれは、特に高解像度カラーテレビジョン
表示管には堪え難いものである。けれども、前記の米国
特許明細書に記載されたカラーテレビジョン表示管の電
子銃の欠点は、3つの金属管状電極セットを管のネック
部分内に並べて入れねばならないためにこれ等の金属管
状電極セットの直径が最大寸法に制限されるということ
で、このことは、非回転対称電気制御レンズ素子を設け
ることによって偏向焦点ずれが有効に低減されこのため
偏向の場合にスポット寸法は著しく大きくならないが、
スポット寸法それ自体は球面収差の結果非常に小さくは
なり得ないことを意味する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、改良された電子銃を有する表示管を得るこ
とを目的とするものである。
特に本発明は、小さな偏向焦点ずれが小さな球面収差
を伴うようした電子銃を有する(カラー)テレビジョン
表示管を得ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 前期の目的を達成するために、本発明は、冒頭に記載
したタイプの表示管において、集束構造体は、内面と外
面を有し且つこれ等の面の少なくとも1つに設けられた
分圧器として働く抵抗材料の高オーム層を有する電気絶
縁材料の細長い中空構造体を有し、電圧が高オーム層の
両端に加えられた場合非回転対称レンズ素子を集束構造
体の領域内に形成するための手段が設けられたことを特
徴とするものである。
本発明は次のような認識に基づいたものである。すな
わち、高オーム抵抗層を、該抵抗層の両端に電圧が加え
られた場合に遥かに大きな直径を有する1組の金属管電
極の等電位面に相当する等電位面(軸方向レンズフィー
ルドを形成する)が形成されるように円筒状表面(例え
ばガラス管の)上に設けることができる。換言すれば、
前記したような3つの個々の集束構造を有するカラー電
子銃の球面収差は(同じ直径の場合)3つの金属管状集
束電極を有する通常の電子銃の球面収差よりも著しく小
さい。更に詳しく言えば(後に述べるように)集束構造
体の領域における非回転対称レンズ素子の機能を断念す
る必要なしに著しく小さい。
本発明の要旨を逸脱しない範囲において、前記した概
念を種々の方法で実現することが可能である。
本発明の一実施例では、細長い中空構造体は、内面に
設けられた抵抗材料の高オーム層を有する同軸に配され
た2つの構造体部分を有し、これ等構造体部分の対面す
る端にはそれぞれアパーチャを設けた金属プレートが設
けられ、これ等金属プレートのアパーチャの形は、非回
転対称レンズ素子を与えるようにされる。
ビーム成形部分に隣接する集束構造体部分の端の金属
プレートのアパーチャは例えば水平方向の長方形として
形成することができ、対面する金属プレートでは、4極
レンズを形成するように垂直方向の長方形として形成す
ることができる。非点収差は、金属プレートに正しい動
電圧(dynamic voltage)を加えることによって動的に
制御することができる。
この実施例では、非回転対称レンズ素子は、中空構造
体を、“2つの部分に”のこ引き(sawing)し、部分構
造体の対面面に金属(補助電極)プレートを設けること
によって容易に実現することができる。
本発明の別の実施例では、集束構造体の高オーム抵抗
層の一部分は、非回転対称レンズ素子を形成するように
される。
この実施例は、非回転対称レンズ素子が(回転対称)
集束レンズのように高オーム抵抗層より形成されるとい
う利点を有する。
非回転対称レンズ素子の抵抗層の設計には数多くの選
択がある。多くの可能性を与える1つのやり方は、連続
または不連続で且つ層を2分する溝パターンを抵抗層の
前記の部分に設け、この溝のピッチを、所望の非回転対
称レンズ素子を形成するように、方位角の関数として変
えることである。この場合、層の内面に電圧差を加える
と非回転対称電界が生じるもので、電気的多重極(2
極、4極等)がつくられる。
(実施例) 以下に本発明を添付の図面を参照して実施例で説明す
る。
第1図は光を通す前面プレート3、コーン部分4およ
びネック部分5をそなえた排気された容器2を有するカ
ラーテレビジョン表示管1を示す。多重電子銃6がネッ
ク部分5内に同軸に取付けられている。この電子銃6は
図示の場合には3つのビーム成形部7を有する。更に、
前記の電子銃6は集束部分を有し、この集束部分は、図
示の場合には、付勢により3つの集束フィールドが発生
されるようなパターン(例えば螺旋)で高オーム層が設
けられた3つの内面を有する3つの集束構造体9,10,11
を有する集束部分8より成る。ネックとコーン部分間の
移行部に配設された偏向ユニット(図示せず)により、
電子ビーム71,72,73が、異なる光に発光するけい光体素
子14,15,16を有するけい光スクリーン12を横切って動か
される。多数のアパーチャ18を有するカラー選別電極17
がけい光スクリーンより僅か離れて配され、電子ビーム
71,72,73を関係のけい光体に衝突させる。
集束構造体9,10,11は図の場合には平行に配設され、
それ等の抵抗層は、電圧源に接続されると電子ビーム7
1,72,73をスクリーン上に集中させる電位分布を生じる
ように設計されている。3つの電子ビーム71,72,73をス
クリーン上に集中させる代わりの方法は、ビーム成形部
7でつくられた外側ビームの斜めの入射と組合せて、外
側の集束構造体9と11を僅かに内側に向けることであ
る。
集束構造体9,10および11は、第1図のように一平面内
に配された中空シリンダ或いはまた三角配置の中空シリ
ンダの内面に設けられた高オーム抵抗層を有することが
できる。この高オーム抵抗層は、個別の中空シリンダの
内面に設ける代わりに、(例えばガラスまたはセラミッ
クの)単一体19,20にそれぞれ設けた3つの孔(第5A図,
5B図)の壁上に設けることもできる。
第2図は、ビーム成形部21と螺旋状抵抗層24をそなえ
た中空シリンダ23を有する集束構造体22とより成る電子
銃を略図的に示す。前記の抵抗層24は次のように形成す
ることができる。すなわち、この抵抗層の両端に電圧が
加わると集束電極G3,G4を有する通常の集束レンズの等
電位面に相当する等電位面25,26,27が生じるように形成
することができる。このことは、比較的小さな直径を有
する螺旋状抵抗層によって、大きな直径を有する通常の
銃によるのと同じ小さな球面収差を得ることができるこ
とを意味する。このことは、単一銃のほかに、3つの螺
旋構造体に対してなお極めて限られたスペースしか利用
することのできない多重(カラー)銃に対して特に重要
である。集束レンズに高オーム抵抗層を用いる場合にど
のようにして非回転対称レンズ素子を実現することがで
きるかを以下に説明する。
第3図と第4図は、3重(一体化)ビーム形成部とそ
れぞれ抵抗層パターンを有する中空シリンダより成る3
つの個別の集束構造体とを有する電子銃を詳細に示す。
ここで本発明の原理が有効に用いられている。3つの中
空シリンダ42,43,44は、平らな金属リング45,46,47を経
て、その端で、金属プレート41で構成されたビーム形成
部の最終電極(G3)に固定される。3つの個別の金属リ
ングの代わりに、3つの孔を有する1つの金属プレート
を、中空シリンダ構造体をビーム形成部に固定するのに
用いることもできる。中空シリンダ構造体42,43,44は、
その反対の端に、平らな金属リング70,71,72を有する。
これ等のリングは(例えば溶接により)心合せばね74,7
5,76,77を有する金属プレート73に固定される。この4
つの心合せばねの代わりに、例えば3個または6個の心
合せばねを用いることも可能である。中空シリンダ構造
体42,43,44の内面上の抵抗層は、リング70,71,72を経て
種々の方法で電圧源に接続することができる。第3図と
4図の場合では、各シリンダ構造体は、前集束(prefoc
using)レンズを形成する(螺旋状)内部抵抗層パター
ンを有する第1中空シンリダと主集束レンズを形成する
(螺旋状)内部抵抗層を有する第2中空シリンダとを有
する。この場合固定は、前集束レンズの3つのシリンダ
に3つの孔を有する金属のエンドプレートIを設け、主
集束レンズの3つのシリンダに3つの孔を有する金属の
エンドプレートIIを設け、これ等エンドプレートIとII
を互いに固定することによって行われる。もっとも本願
の発明はこのような集束構造体配置に限定されるもので
はない。第3図および4図に示したように3つの個別の
中空シリンダの内壁および/または外壁に抵抗層パター
ンを設けることも必要不可欠ではない。代わりに、これ
等の抵抗層を同じ固体19(第5A図)または20(第5B図)
に設けた孔の内壁上に設けることもできる。この孔は同
一面配置および三角状配置の何れも有することができ
る。
本発明は、ダイナミックおよび/またはアスティグマ
ティック焦点補正(Dynamic and/or Astigmatic Focus
correction)の使用の可能性を与える。この目的で、非
回転対称(アスティグマティック)レンズ素子が集束レ
ンズに必要とされるが、これ等の素子は種々の方法で実
現されることができる。
集束構造体が第3図および4図に示したように2部分
で形成された場合には、アスティグマティックレンズ素
子を形成するための非円孔を例えば金属のエンドプレー
トIおよびIIに設けることができる。カラー電子銃に対
して、エンドプレートIおよびIIの実施例が第6A図およ
び6B図に示されている。符号31A,32A,33Aは、垂直方向
の長方形孔を有する3ビーム用のエンドプレートI上の
位置を示し、符号31B,32B,33Bは、水平方向の長方形孔
を有する3ビーム用のエンドプレートII上の位置を示
す。位置34と35にある孔は、必要なアライメントおよび
心合せに用いることができる。この場合、別個のプレー
トAと別個のプレートBを、アパーチャ(円形)を設け
たエンドプレートIとII上に取付けたものとしている。
第6A図と6B図は原理を示したに過ぎないものである。種
々の実施態様が勿論可能である。アスティグマティック
素子は、エンドプレートIとIIに動的に変化する電圧を
加えることにより動的に制御することができる。
各電子ビームに対する前集束レンズと主レンズとが、
一体の高オーム抵抗層を有する単一管状構造体に一体化
されれば、非回転対称レンズ素子は、以下に述べるよう
に(螺旋状)抵抗層に特別なパターンを与えることによ
って形成することができる。
第7図は、ビーム成形部の(プレート状)電極と非回
転対称レンズ素子をそなえた集束構造体の高オーム抵抗
層パターンとをそれぞれ有する3つの個々の(ガラス)
管状構造体37,38,39を示す。このような構造体は時には
“ガラス銃(glass gun)”と呼ばれる。(3つの)こ
のようなガラス銃(同一面配置または三角状配置におけ
る)の組合せのほかに、本発明はまた単一ガラス銃に関
するものである。後者の場合には、高オーム抵抗層を管
のネック内に位置する中空支持体の内面および/または
外面に設けるか或いは管自体のネックの内面に設けるこ
とができる。
とりわけ、ガラスエナメル粒子をRuO2またはMnやCoの
ような他の金属の酸化物と混合し、かくして得られた混
合物を吸引技法によって中空構造体の内側に層の形で設
けることにより、非常に安定な高オーム抵抗層をつくる
ことが可能である。外表面上の抵抗層とくらべると、中
空構造体の内表面上の抵抗層は、動作中に内壁の不確定
荷電(undefined charging)による問題が起きることが
ないという利点を有する。管を点火すると、ガラスエナ
メルは溶けて壁上の高オーム抵抗層が得られるが、この
抵抗層は、非常に安定で、管の加工(ネックの溶着、ア
クアダッグ焼成、ガラスフリットシール、排気プロセ
ス)および管の所謂スパーキングプロセスの間変化する
ことがない。
内部抵抗層素子は、例えば中空構造体の容器の開口部
を通り抜ける金属ストリップまたはワイヤによって電気
的に接触させることができる。
高オーム抵抗層は分圧器として働く。この抵抗層は中
空構造体の壁に直接設けられた連続した層とすることも
できる(連続集束レンズ)。代わりに、多数の狭い環状
電極を中空構造体の内壁に設けることもできる。この場
合高オーム抵抗層が電極の間またはこれ等電極を横切っ
て設けられる。この(リング)レンズは連続した均質の
フィールドを生じる。
好ましい実施態様は、前述の2つの代わりの方法
(“螺旋”レンズ)におけるよりも小さなオーム抵抗を
用いることができるように、焼く前に抵抗層に螺旋状の
中絶部を(例えばレーザまたはのみにより)設けること
により形成される。
シリンダ40の壁上の高オーム抵抗層41(第8図)にこ
の層を2分し且つ一定のピッチを有する螺旋溝42を設け
ると、残りの抵抗層パターンの両端に電圧差が加えられ
た時回転対称電界が発生される。
第8図(および以後の図面)の層41は見易くするため
に外壁上に示されている。けれども、実際には(前述し
た理由により)抵抗層をシリンダの内壁に設けるのが好
ましい。これは、螺旋の上側の抵抗ストリップのZ位置
が螺旋の下側のストリップのZ位置の中途あるという事
実の結果である。シリンダ40の前側が実線で示されまた
その後ろ側が破線で示された第8図を参照され度い。上
側の2つの続いた(頂部)ストリップにおける電圧をV1
とV2で示すとすれば、前側の(底部)ストリップにおけ
る電圧は(V1+V2)/2である。この電圧は、下側のスト
リップと同じZ位置を有する上側のストリップの中間の
素子の電圧と同じである。このことは、少なくとも1次
近似ではダイポールフィールドが発生しないことを意味
する。第9図は、シリンダ43の壁上に設けられ、底部の
ストリップが頂部ストリップの中間に位置しないように
螺旋溝を有する高オーム抵抗層44を示す。この場合には
ダイポールフィールドが発生される。このダイポールフ
ィールドは、傾斜角αが大きくなるにつれて強くなる。
所望する効果に応じて、静電圧または動的に変化する電
圧を、かくして得られたダイポールレンズ素子に加える
ことができる。例えば、カラー電子銃の外側の集束構造
体にこのような動的に変化されるダイポールを用いると
動的にコンバーゼンス効果を得ることができる。
非回転対称レンズ素子の別の形は4極素子である。第
10図は、シリンダの壁上に設けられ且つ溝48(連続し
た)を有する高オーム抵抗層47を示す。若し異なる電圧
が溝の両側で抵抗層47に加えられると、4極電界が発生
される。4極電界は第11図の場合でも発生することがで
き、この第11図では、第10図の溝の基本的な形を有する
溝49(不連続)が繰返されている。第8図から11図に示
した溝構造を有する抵抗層は、非回転対称電子−光学レ
ンズを設けるために螺旋状レンズに容易に組込むことが
できる。これは2極および4極に限られるももではな
い。溝構造の(方位角の関数としての)適当な変化に
よりターン当りの抵抗を所望のように変えることがで
き、このため任意のオーダーの電気多重極を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子銃を有する(カラー)テレビジョ
ン表示管の一部切欠き斜視図、 第2図は2つの異なる集束レンズ構造体を有する電子銃
とこれにより発生される等電位面を示す略線図、 第3図は第1図の表示管に使用するのに適した電子銃の
断面図、 第4図は第3図の電子銃のIV−IVにおける断面図、 第5A図は中空シリンダに代わる一実施例の斜視図、 第5B図は中空シリンダに代わる別の実施例の斜視図、 第6Aと第6B図は第3図および4図の電子銃における非回
転対称レンズ素子を形成する2つの金属素子の正面図、 第7図は3電子銃の別の実施例の縦断面図、 第8図は回転対称レンズ素子を形成する中空シリンダ上
の抵抗層パターンを示す斜視図、 第9図から第11図までは非回転対称レンズ素子を形成す
る中空シリンダ上の抵抗層パターンの異なる実施例をそ
れぞれ示す。 5……ネック部分、6……電子銃 7……ビーム成形部、12……けい光スクリーン 9,10,11,22……集束構造体 23,40,42,43,44……中空シリンダ 24……中空螺旋抵抗層 31A,32A,33A,31B,32B,33B……ビーム位置 37,38,39……管状構造体 41,44′,47′……高オーム抵抗層 41′,73……金属プレート 42,45′……螺旋溝 45,46,47,70,71,72……金属リング 48,49……溝、I,II……エンドリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリッヒ・エドワルド・ヒンメルバウエ ル オランダ国5621 ベーアー アインドー フェン フルーネバウツウェッハ1 (72)発明者 ヘラルダス・アーノルダス・ヘルマン・ マリア・フリエイッセン オランダ国5621 ベーアー アインドー フェン フルーネバウツウェッハ1 (72)発明者 ティエルク・ヘリット・スパンイエル オランダ国5621 ベーアー アインドー フェン フルーネバウツウェッハ1 (72)発明者 ウィレム・メーインデルト・ファン・ア ルフェン オランダ国5621 ベーアー アインドー フェン フルーネバウツウェッハ1 (72)発明者 イエルン・ファン・エンヘルショーフェ ン オランダ国5621 ベーアー アインドー フェン フルーネバウツウェッハ1 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 29/50,29/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の側における光スクリーンおよび他方
    の側におけるネック部分と、このネック部分内に位置す
    る電子ビームを発生するための電子銃と、発生された電
    子ビームをけい光スクリーン上に集束する集束構造体と
    を有する容器を有する表示管において、集束構造体は、
    内面と外面を有し且つこれ等の面の少なくとも1つに設
    けられた分圧器として働く抵抗材料の高オーム層を有す
    る電気絶縁材料の細長い中空構造体を有し、電圧が高オ
    ーム層の両端に加えられた場合非回転対称レンズ素子を
    集束構造体の領域内に形成するための手段が設けられた
    ことを特徴とする表示管。
  2. 【請求項2】細長い中空構造体は、内面に設けられた抵
    抗材料の高オーム層を有する同軸に配された2つの構造
    体部分を有し、これ等構造体部分の対面する端にはそれ
    ぞれアパーチャを設けた金属プレートが設けられ、これ
    等金属プレートのアパーチャの形は、非回転対称レンズ
    素子を与えるようにされた請求項1記載の表示管。
  3. 【請求項3】集束構造体の高オーム抵抗層の一部分は、
    非回転対称レンズ素子を形成するようにされた請求項1
    記載の表示管。
  4. 【請求項4】抵抗層の前記の部分は、層を2分する螺旋
    形溝パターン(48、49)を有し、螺旋のピッチは、所望
    の非回転対称レンズ素子を形成するように、方位角
    ()の関数として変わる請求項3記載の表示管。
JP1121639A 1988-05-20 1989-05-17 非回転対称レンズ素子をそなえた螺施状集束レンズを有する表示管 Expired - Fee Related JP2781202B2 (ja)

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NL8801308 1988-05-20
NL8801308A NL8801308A (nl) 1988-05-20 1988-05-20 Beeldbuis met spiraalfocusseerlens met niet-rotatiesymmetrisch lenselement.

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Publication Number Publication Date
JPH0218840A JPH0218840A (ja) 1990-01-23
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