JP2780054B2 - 緯糸検知装置 - Google Patents

緯糸検知装置

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JP2780054B2
JP2780054B2 JP1274285A JP27428589A JP2780054B2 JP 2780054 B2 JP2780054 B2 JP 2780054B2 JP 1274285 A JP1274285 A JP 1274285A JP 27428589 A JP27428589 A JP 27428589A JP 2780054 B2 JP2780054 B2 JP 2780054B2
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法夫 山下
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は緯糸検知装置に関するものであり、さらに
詳しくはストレッチ性を有する緯糸(以下ストレッチ緯
糸という)。を含んだ多色緯入れ織機に用いる緯糸検知
装置の改良に関するものである。
(従来技術) 胴切れなどの緯入れ不良が発生したことを検知するた
めには、正常な緯入れ糸の先端が到達する位置に設けら
れた通常のフィーラーに加えて、正常な緯入れ時の緯糸
の先端が到達する位置よりもさらに外側に緯糸飛走路に
臨んで追加のフィーラー(これをこの明細書では「胴切
れフィーラー」という)を設けることが行われている。
このような胴切れフィーラーを設けることにより通常
のスパン緯糸やフィラメント緯糸などの場合には通常の
緯糸フィーラーでは検知できない胴切れを検知すること
ができる。
ところがこの胴切れフィーラーはストレッチ緯糸を含
んだ多色緯入れ織機の場合には誤動作をし易いのであ
る。すなわちストレッチ緯糸はそれ自身伸展性を有して
いるので、緯入れ時に正常な緯入れが行われたにも拘ら
ず緯糸が伸展して緯糸の先端が胴切れフィーラーの位置
に到達してしまうことがある。そうすると胴切れフィー
ラーは胴切れが発生していないにも拘らず「胴切れが発
生した」と判断して織機の停止信号を出力する。この結
果織機は不必要に停止し、特に例えばスパン緯糸とスト
レッチ緯糸との交互多色織の場合にはこの誤動作の発生
が避けられないから、織機の稼働に無視できない悪影響
を及ぼすことになる。
(発明の要旨) この発明の目的はストレッチ緯糸を含んだ多色緯入れ
織機における胴切れフィーラーの誤動作を防止して、織
機の稼働率を向上させることにある。
このための発明においては緯糸到着側に設けられて、
緯糸先端が到達したときに糸信号を出力する胴切れフィ
ーラーと、緯入れされる緯糸の種類に対応するカラー信
号を出力する緯糸選択器と、検知タイミング信号を出力
するタイミング信号発生器とをフィーラー制御器の入力
側に接続するとともに、カラー信号に基づき胴切れフィ
ーラーを選択的に作動または不作動にすることを要旨と
するものである。ここで、胴切れフィーラーを不作動に
するということは、胴切れフィーラーに緯糸が到達して
も織機停止信号が出力されないようにすることをいい、
具体的には胴切れフィーラーから糸信号がフィーラー制
御器に入力されても織機停止信号を出力しなかったり、
胴切れフィーラーの緯糸検知機能そのものを停止させる
ことをいう。
(実施態様) 第1図に示すのはこの発明の緯糸検知装置の全体的な
構成である。メインノズルNから圧力流体と共に噴射さ
れる緯糸の先端の正常な到着位置の内側に通常のフィー
ラーF1がまたその外側所定の位置には胴切れフィーラー
F2がそれぞれ緯糸飛走路に臨んで設けられている。また
各メインノズルNはそれぞれの電磁弁Vを介して圧力流
体供給源(図示せず)に接続されている。これらの電磁
弁Vは緯入れ制御器4によりその開閉を制御される。緯
入れ制御器4は緯糸選択器2から入力されるカラー信号
CS(例えばストレッチ緯糸ならカラー1他の緯糸ならカ
ラー2というように)応じて緯入れさせるべき緯糸を噴
射するメインノズルNの電磁弁Vを開く。なお緯糸選択
器2は織機の主軸Sに付設されたエンコーダーECから回
転角信号を入力しながら緯入れ順序に従い所定のカラー
信号を織機1サイクルに亙って出力していく。以上は従
来公知の構成部分である。
つぎにこの発明に特有の構成部分を説明する。胴切れ
フィーラーF2にはフィーラー制御器1が接続されてお
り、フィーラーF2の受光素子より糸信号YSを受ける。ま
たこのフィーラー制御器1は緯糸選択器2にも接続され
ており、これよりカラー信号CSを受ける。さらにこの制
御器1は検知タイミング信号発生器3にも接続されてお
り、これより所定の織機の回転角にわたって出力される
検知タイミング信号TSを受けるように構成されている。
後述するようにこのフィーラー制御器1は胴切れが発
生した場合にのみ停止信号SSを出力し、ストレッチ緯糸
の伸展によりその先端が胴切れフィーラーF2の位置に到
達した場合には停止信号を出力しない、すなわち誤動作
しないのである。
この発明の装置、特にフィーラー制御器1の具体的構
成の一実施態様を第2図により説明する。この例ではフ
ィーラー制御器1に胴切れ論理回路が用いられており、
以下正論理で説明する。
緯糸選択器2からのカラー信号CSのうちストレッチ緯
糸に対応するカラー信号CS1の出力端は常開スイッチ11
を介してオア素子13に接続されており、他の緯糸に対応
するカラー信号CS2の出力端は常閉スイッチ12を介して
オア素子12に接続されている。このオア素子13はアンド
素子14の一入力端に接続されており、アンド素子14はこ
れからカラー信号CSを受ける。アンド素子14の他の入力
端は胴切れフィーラーF2に接続されて、これから糸信号
YSを受ける。アンド素子14のさらに他の入力端は検知タ
イミング信号発生器3に接続されて、これから検知タイ
ミング信号TSを受ける。アンド素子14はフリップフロッ
プ15のセット端子Sに接続されている。またフリップフ
ロップ15のリセット端子Rには織機の駆動回路(図示せ
ず)から運転信号DSが入力される。
さて以上の構成における緯入れ状態と各信号との関係
をつぎに具体的に説明する。
検知のタイミングになると所定の期間にわたって検知
タイミング信号TS=Hとなる。
まずストレッチ緯糸の緯入れのサイクルになるとそれ
ぞれのカラー信号CS1=H、CS2=Lとなる。しかしスイ
ッチ11は常開なのでオア素子13から出力されるカラー信
号CSはそのサイクル中、Lとなる。
緯入れが正常に行われた、すなわちストレッチ緯糸の
伸展が起きなかったとすると、糸信号YS=Lとなる。し
たがってアンド条件を成立せず停止信号SS=Lとなり織
機は停止しない。
緯入れが正常に行われたかストレッチ緯糸が伸展した
とすると、糸信号YS=Hとなる。しかしCS=Lであるの
でやはりアンド条件は成立しないから、停止信号SS=L
となり織機は停止しない。すなわち誤動作を起きないの
である。
次に他の緯糸(例えばスパン緯糸)の緯入れのサイク
ルになるとそれぞれのカラー信号CS1=L、CS2=Hとな
る。スイッチ12は常閉なのでオア素子13から出力される
カラー信号CSはそのサイクル中Hとなる。
緯入れが正常に行われると糸信号YS=Lとなる。した
がってアンド条件は成立せず停止信号SS=Lとなり織機
は停止しない。
緯入れが正常に行われない、すなわちスパン緯糸に胴
切れが起きると、糸信号YS=Hとなる。したがってアン
ド条件に成立し、フリップフロップ15がセットされるた
め、停止信号SS=Hとなり織機は停止する。不良緯入糸
の処理後、図示しない運転ボタンが押されると運転信号
DSがHとなるのでフリップフロップ15がリセットされる
とともに運転が再開される。
以上の説明をまとめると第1表のようになる。
第1表 YS CS TS SS ストレッチ緯糸正常 L L H L ストレッチ緯糸伸展 H L H L 他の緯糸正常 L H H L 他の緯糸胴切れ H H H H このようにスパン緯糸に胴切れが発生したときのみ停
止信号SSが出力されて織機が停止するので誤動作がなく
なる。
フィーラー制御器1の具体的構成の他の実施態様を第
3図にまたその作用を第〜6図により説明する。この例
ではフィーラー制御器1にコンピューターが用いられて
いる。
この例ではフィーラー制御器1は入出力インターフェ
ース51と中央処理装置(CPU)52とメモリー53とから構
成されている。該インターフェース51には胴切れフィー
ラーF2から糸信号YSが、緯糸選択器2からカラー信号CS
1とCS2とが、タイミング信号発生器3からタイミング信
号TSが、織機の制御機構からは運転信号DSがそれぞれ入
力され、例えばスパン緯糸に胴切れが発生した場合にの
み停止信号SSが出力される。
停止信号SS出力のリセットプロセスは第4、5図に示
したとおりである。
第6図に示す停止信号SSのセットプロセスは糸信号YS
の入力(すなわちストレッチ緯糸なら伸展が起きてお
り、他の緯糸例えばスパン緯糸なら胴切れが起きている
状態)により開始される。今、スイッチ11が常開にスイ
ッチ12が常閉に設定されている。運転中フラグがセット
状態でかつ検知タイミング信号TSがオンの場合に、入力
されたカラー信号CSについての判定が行われる。
スパン緯糸であることを示すカラー信号CS2がオンの
場合には、スイッチ12が閉じているので停止信号SSの出
力がセットされる。ストレッチ緯糸であることを示すカ
ラー信号CS1がオンの場合にはスイッチ11が開いている
ので停止信号SSの出力はセットされていないのである。
すなわちスパン緯糸において胴切れが発生したときのみ
織機は停止されるので、誤動作がなくなる。
上記第1実施例のフィーラー制御器1を、第7図に示
すようなカラー信号CSと検知タイミング信号TSとをアン
ド素子24の入力側にそれぞれ出力させ、アンド素子24の
出力側をアンド素子14の一方の入力側へ接続する構成の
フィーラー制御器100に替えてもよい。また上記実施例
では、何れも胴切れフィーラーF2からの糸信号YSが入力
されたときにカラー信号CSに基づいて選択的に織機の停
止信号SSの出力を行なっているが、このような構成に代
えて、胴切れフィーラーF2の緯糸検知機能そのものをカ
ラー信号に基づいて選択的に停止または作動するように
してもよい。
即ち、第8図に示すように緯糸選択器2の出力側をそ
れぞれ常開スイッチ11および常閉スイッチ12を介してオ
ア素子13に接続するとともに、オア素子13の出力側を胴
切れフィーラーF2の投光素子へ接続する構成のフィーラ
ー制御器110とすることによって投光素子の発光動作を
カラー信号に応じて選択的に行なわせるものである。
以上から明らかなようにこの発明によれば、ストレッ
チ緯糸に伸展が発生したときには織機は停止されず、他
の緯糸(例えばスパン緯糸)に胴切れが発生したときの
み織機が停止されるので、ストレッチ緯糸を含む多色織
の場合でも検知装置の誤動作による織機稼働の低下を効
果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は図はこの発明の検知装置の全体的構成を示すブ
ロック線図、 第2図はその具体的な構成の一実施態様を示すブロック
線図、 第3図はこの発明の検知装置の具体的な構成の他の実施
態様を示すブロック線図、 第4〜6図はその動作を示すフローチャート、 第7、8図はこの発明の検知装置の具体的な構成のさら
に他の実施態様を示すブロック線図である。 1……フィーラー制御器、2……緯糸選択器 3……タイミング信号発生器 4……緯入れ制御器 F1……通常のフィーラー F2……胴切れフィーラー YS……糸信号、CS……カラー信号 TS……タイミング信号、DS……運転信号 SS……停止信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 47/00 - 51/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯糸到着側に設けられて、緯糸先端が到達
    したときに糸信号(YS)を出力する胴切れフィーラー
    (FS)と、 緯入れされる緯糸の種類に対応するカラー信号(CS)を
    出力する緯糸選択器(2)と、 検知タイミング信号(TS)を出力するタイミング信号発
    生器(3)と、 入力側をこれらに接続され、カラー信号に基づき胴切れ
    フィーラーを選択的に作動または不作動とするフィーラ
    ー制御器(1)とを 含んでなる緯糸検知装置。
  2. 【請求項2】緯糸到着側に設けられて、緯糸先端が到達
    したときに糸信号(YS)を出力する胴切れフィーラー
    (F2)と、 緯入れされる緯糸の種類に対応するカラー信号(CS)を
    出力する緯糸選択器(2)と、 検知タイミング信号(TS)を出力するタイミング信号発
    生器(3)と、 入力側をこれらに接続されて、糸信号が入力されたとき
    にカラー信号の内容に応じて選択的に織機停止信号(S
    S)を出力するフィーラー制御器(1)とを 含んでなることを特徴とする請求項1に記載の装置。
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