JP2779840B2 - 横葺き用屋根板の接続部材 - Google Patents
横葺き用屋根板の接続部材Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接続部材における雨水の侵入防止ができ、
また屋根の平面部における横葺き用屋根板どうしの接続
だけでなく、下り棟部における接続にも共用できる横葺
き用屋根板の接続部材に関する。
また屋根の平面部における横葺き用屋根板どうしの接続
だけでなく、下り棟部における接続にも共用できる横葺
き用屋根板の接続部材に関する。
従来、互いに隣接する横葺き用屋根板の横方向の端部
どうしがそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部
と、これらの屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿
着部連結部とを備え、またこの屋根板挿着部には、相対
配置されて横葺き用屋根板の挿着用隙間を形成する屋根
板挿着用上側板および屋根板挿着用下側板を有している
横葺き用屋根板の接続部材として、例えば特開昭64−10
860号公報に記載されたものなどがある。
どうしがそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部
と、これらの屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿
着部連結部とを備え、またこの屋根板挿着部には、相対
配置されて横葺き用屋根板の挿着用隙間を形成する屋根
板挿着用上側板および屋根板挿着用下側板を有している
横葺き用屋根板の接続部材として、例えば特開昭64−10
860号公報に記載されたものなどがある。
このものは、互いに隣接する横葺き用屋根板どうしを
屋根板挿着部の各挿着用隙間内に比較的ゆとりのある状
態で挿入させて使用するものである。
屋根板挿着部の各挿着用隙間内に比較的ゆとりのある状
態で挿入させて使用するものである。
なお、この従来の接続部材の屋根板挿着部連結部は、
各屋根板挿着部とともに可撓性のない金属素材製であ
る。
各屋根板挿着部とともに可撓性のない金属素材製であ
る。
ところで、従来の横葺き用屋根板の接続部材は、この
ように互いに隣接する横葺き用屋根板どうしを屋根板挿
着部の各挿着用隙間内に比較的ゆとりのある状態で挿入
させて使用するものであるため、この接続部材のシール
性があまり良好ではなく、従ってこの接続部材の施工箇
所から屋根下に雨水が浸透して雨漏りを生じる恐れがあ
った。
ように互いに隣接する横葺き用屋根板どうしを屋根板挿
着部の各挿着用隙間内に比較的ゆとりのある状態で挿入
させて使用するものであるため、この接続部材のシール
性があまり良好ではなく、従ってこの接続部材の施工箇
所から屋根下に雨水が浸透して雨漏りを生じる恐れがあ
った。
また、前述したようにこの屋根板挿着部連結部は可撓
性のない金属素材で設けられているため、屋根の平面部
における横葺き用屋根板どうしの接続のみに使用できる
ものであり、下り棟部における接続に使用する場合に
は、個別にこの屋根板挿着部連結部が折曲した接続部材
を製造する必要があった。
性のない金属素材で設けられているため、屋根の平面部
における横葺き用屋根板どうしの接続のみに使用できる
ものであり、下り棟部における接続に使用する場合に
は、個別にこの屋根板挿着部連結部が折曲した接続部材
を製造する必要があった。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもの
で、接続部材における雨水の侵入防止ができ、また屋根
の平面部における横葺き用屋根板どうしの接続だけでな
く、下り棟部における接続にも共用できる横葺き用屋根
板の接続部材を提供することを目的とする。
で、接続部材における雨水の侵入防止ができ、また屋根
の平面部における横葺き用屋根板どうしの接続だけでな
く、下り棟部における接続にも共用できる横葺き用屋根
板の接続部材を提供することを目的とする。
本発明は、互いに隣接する横葺き用屋根板の横方向の
端部がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部と、
屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿着部連結部と
を備え、屋根板挿着部には、相対配置されて横葺き用屋
根板の挿着用隙間を形成する屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板を有し、屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板の各挿着用隙間側の面のそれぞれに
は、横葺き用屋根板に圧着される適宜数の雨水侵入防止
用突起が設けられ、屋根板挿着用上側板の上方には、目
地板の取付用突片を装着する目地板突片挿着用隙間を形
成する目地板突片挿着用板が相対配置され、一方、屋根
板挿着用下側板の下方には、捨て板の取付用突片を挿着
する捨て板突片挿着用隙間を形成する捨て板突片挿着用
板が相対配置された横葺き用屋根板の接続部材であっ
て、雨水侵入防止用突起と屋根板挿着部連結部を軟質材
で形成し、肉厚に形成された屋根板挿着部連結部を所定
角度に折曲可能としたことを特徴とする横葺き用屋根板
の接続部材を提供するものである。
端部がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部と、
屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿着部連結部と
を備え、屋根板挿着部には、相対配置されて横葺き用屋
根板の挿着用隙間を形成する屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板を有し、屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板の各挿着用隙間側の面のそれぞれに
は、横葺き用屋根板に圧着される適宜数の雨水侵入防止
用突起が設けられ、屋根板挿着用上側板の上方には、目
地板の取付用突片を装着する目地板突片挿着用隙間を形
成する目地板突片挿着用板が相対配置され、一方、屋根
板挿着用下側板の下方には、捨て板の取付用突片を挿着
する捨て板突片挿着用隙間を形成する捨て板突片挿着用
板が相対配置された横葺き用屋根板の接続部材であっ
て、雨水侵入防止用突起と屋根板挿着部連結部を軟質材
で形成し、肉厚に形成された屋根板挿着部連結部を所定
角度に折曲可能としたことを特徴とする横葺き用屋根板
の接続部材を提供するものである。
本発明の横葺き用屋根板の接続部材は、屋根板挿着部
の各挿着用隙間に互いに隣接する横葺き用屋根板どうし
を挿着させ、かつ平板形状の所定の介在部材を介して屋
根の平面部に施工させる。
の各挿着用隙間に互いに隣接する横葺き用屋根板どうし
を挿着させ、かつ平板形状の所定の介在部材を介して屋
根の平面部に施工させる。
このとき、各横葺き用屋根板の表裏面には、軟質部材
製の雨水侵入防止用突起が圧着され、このためこれらの
屋根板挿着部と横葺き用屋根板との密着性が良好とな
り、従って接続部材における雨水の侵入が防止できる。
製の雨水侵入防止用突起が圧着され、このためこれらの
屋根板挿着部と横葺き用屋根板との密着性が良好とな
り、従って接続部材における雨水の侵入が防止できる。
さらに、上記接続部材には、屋根板挿着部の屋根板挿
着用上側板の上方に目地板突片挿着用隙間を介して目地
板が取り付けられ、また、屋根板挿着用下側板の下方に
捨て板突片挿着用隙間を介して捨て板が取り付けられる
ので、より完全に接続部材における雨水の侵入防止がで
きる。
着用上側板の上方に目地板突片挿着用隙間を介して目地
板が取り付けられ、また、屋根板挿着用下側板の下方に
捨て板突片挿着用隙間を介して捨て板が取り付けられる
ので、より完全に接続部材における雨水の侵入防止がで
きる。
なお、この横葺き用屋根板の接続部材を下り棟部に使
用する場合には、屋根板挿着部連結部を所定角度に折曲
し、かつ折曲形状の所定の介在部材を介して同様に使用
することで、屋根の平面部における横葺き用屋根板どう
しの接続だけでなく、下り棟部における接続にも共用で
きる。
用する場合には、屋根板挿着部連結部を所定角度に折曲
し、かつ折曲形状の所定の介在部材を介して同様に使用
することで、屋根の平面部における横葺き用屋根板どう
しの接続だけでなく、下り棟部における接続にも共用で
きる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、この実施例を述べるにあたって住宅用の横葺き
用屋根板の接続部材を例にとる。
用屋根板の接続部材を例にとる。
本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材Aの全体
構成は、第1図および第2図に示すように互いに隣接す
る横葺き用屋根板10、10の横方向の端部10a、10aどうし
がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部20、20
と、これらの屋根板挿着部20、20を互いに連結させる屋
根板挿着部連結部30とを備え、またこの屋根板挿着部20
には、相対配置されて横葺き用屋根板10、10の挿着用隙
間21、21を形成する屋根板挿着用上側板22、22および屋
根板層用下側板23、23を有している。
構成は、第1図および第2図に示すように互いに隣接す
る横葺き用屋根板10、10の横方向の端部10a、10aどうし
がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部20、20
と、これらの屋根板挿着部20、20を互いに連結させる屋
根板挿着部連結部30とを備え、またこの屋根板挿着部20
には、相対配置されて横葺き用屋根板10、10の挿着用隙
間21、21を形成する屋根板挿着用上側板22、22および屋
根板層用下側板23、23を有している。
これらの横葺き用屋根板10、10は、例えばカラー鋼
板、カラーアルミニウム板、カラーステンレス板、銅
板、ガルバニウム鋼板、塩化ビニル樹脂鋼板、合成樹脂
板および制振鋼板などからなる横葺きされる屋根板で、
一般使用されるものが使用できる。また、この横葺き用
屋根板10はその裏面に硬質ポリウレタンフォームなどの
断熱層を形成させてもよい。
板、カラーアルミニウム板、カラーステンレス板、銅
板、ガルバニウム鋼板、塩化ビニル樹脂鋼板、合成樹脂
板および制振鋼板などからなる横葺きされる屋根板で、
一般使用されるものが使用できる。また、この横葺き用
屋根板10はその裏面に硬質ポリウレタンフォームなどの
断熱層を形成させてもよい。
また、これらの屋根板挿着部20、20は、各横葺き用屋
根板10、10どうしを挿着して互いに接続する軒棟方向に
長い接続部材Aの挿着・接続部である。
根板10、10どうしを挿着して互いに接続する軒棟方向に
長い接続部材Aの挿着・接続部である。
なお、この実施例では各屋根板挿着用下側板23、23の
屋根板挿着部連結部30側の挿着用隙間側面23a、23a上
に、屋根板ストッパ231、231が立設されている。
屋根板挿着部連結部30側の挿着用隙間側面23a、23a上
に、屋根板ストッパ231、231が立設されている。
また、これらの屋根板ストッパ231、231と屋根板挿着
部連結部30との間には、それぞれ気温上昇により熱膨張
されるこれらの横葺き用屋根板10、10の長さ変動に対応
する屋根板熱膨張調整隙間232、232が形成されている。
部連結部30との間には、それぞれ気温上昇により熱膨張
されるこれらの横葺き用屋根板10、10の長さ変動に対応
する屋根板熱膨張調整隙間232、232が形成されている。
さらに、この屋根板挿着部連結部30は、これらの屋根
板挿着部20、20の中間部に配置され、かつこれらの屋根
板挿着部20、20を連結させる軒棟方向に長い連結部材で
ある。
板挿着部20、20の中間部に配置され、かつこれらの屋根
板挿着部20、20を連結させる軒棟方向に長い連結部材で
ある。
なお、この実施例の屋根板挿着部連結部30には、各屋
根板挿着用上側板22、22の上方向に、後述する目地板
(介在部材)40の取付用突片41、41を挿着する目地板突
片挿着用隙間50a、50aを介して目地板突片挿着用板50、
50が取り付けられ、一方各屋根板挿着用下側板23、23の
下方向には、同じく後述する捨て板(介在部材)60の取
付用突片61、61を挿着する捨て板突片挿着用隙間70a、7
0aを介して捨て板突片挿着用板70、70が取り付けられて
いる。なお、これらの目地板突片挿着用隙間50a、50aを
形成する目地板突片挿着用板50、50および捨て板突片挿
着用隙間70a、70aを形成する捨て板突片挿着用板70、70
は、必ずしも必要ではないが、これらの目地板40および
捨て板60を容易に、かつ堅固に取り付けるためには形成
させた方が好ましい。
根板挿着用上側板22、22の上方向に、後述する目地板
(介在部材)40の取付用突片41、41を挿着する目地板突
片挿着用隙間50a、50aを介して目地板突片挿着用板50、
50が取り付けられ、一方各屋根板挿着用下側板23、23の
下方向には、同じく後述する捨て板(介在部材)60の取
付用突片61、61を挿着する捨て板突片挿着用隙間70a、7
0aを介して捨て板突片挿着用板70、70が取り付けられて
いる。なお、これらの目地板突片挿着用隙間50a、50aを
形成する目地板突片挿着用板50、50および捨て板突片挿
着用隙間70a、70aを形成する捨て板突片挿着用板70、70
は、必ずしも必要ではないが、これらの目地板40および
捨て板60を容易に、かつ堅固に取り付けるためには形成
させた方が好ましい。
また、この目地板40は、雨水の侵入をさらに防止する
ために施工された接続部材Aの上方を被覆する板部材
で、外部露出されるために意匠性などの見地から、通
常、これらの横葺き用屋根板10、10と同一素材が使用さ
れている。
ために施工された接続部材Aの上方を被覆する板部材
で、外部露出されるために意匠性などの見地から、通
常、これらの横葺き用屋根板10、10と同一素材が使用さ
れている。
なお、この目地板40の裏面40aには、施工時に前記屋
根板挿着部連結部30の目地板突片挿着用隙間50a、50aに
挿着される一対の取付用突片41、41が形成されている。
根板挿着部連結部30の目地板突片挿着用隙間50a、50aに
挿着される一対の取付用突片41、41が形成されている。
さらに、この捨て板60は、施工時に接続部材Aの下方
に配置されて接続部材Aから仮に漏れてしまった雨水を
屋根下地材にまで漏出することを防止するための板部材
で、この素材としては例えば塩化ビニル樹脂板、アクリ
ル板、ポリエチレン板、ポリプロピレン板、ABS樹脂
板、ポリカーボネート板、ポリアセタール樹脂板などが
使用でき、屋根材と同様の金属板であってもよい。
に配置されて接続部材Aから仮に漏れてしまった雨水を
屋根下地材にまで漏出することを防止するための板部材
で、この素材としては例えば塩化ビニル樹脂板、アクリ
ル板、ポリエチレン板、ポリプロピレン板、ABS樹脂
板、ポリカーボネート板、ポリアセタール樹脂板などが
使用でき、屋根材と同様の金属板であってもよい。
なお、この捨て板60の上面60aには、施工時に前記屋
根板挿着部連結部30の捨て板突片挿着用隙間70a、70aに
挿着される一対の取付用突片61、61が形成されている。
根板挿着部連結部30の捨て板突片挿着用隙間70a、70aに
挿着される一対の取付用突片61、61が形成されている。
次に、本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材の
特徴は、同じく第1図および第2図に示すようにこれら
の屋根板挿着用上側板22、22および屋根板挿着用下側板
23、23の各挿着用隙間側面22a、22a、23a、23aに、軟質
材製で、かつそれぞれの横葺き用屋根板10、10に圧着さ
れる所定数の雨水侵入防止用突起80、80を設け、またこ
の屋根板挿着部連結部30を軟質部材とした点である。
特徴は、同じく第1図および第2図に示すようにこれら
の屋根板挿着用上側板22、22および屋根板挿着用下側板
23、23の各挿着用隙間側面22a、22a、23a、23aに、軟質
材製で、かつそれぞれの横葺き用屋根板10、10に圧着さ
れる所定数の雨水侵入防止用突起80、80を設け、またこ
の屋根板挿着部連結部30を軟質部材とした点である。
これらの雨水侵入防止用突起80、80に使用さる軟質材
の軟性度合は、これらの挿着用隙間21、21に各横葺き用
屋根板10、10を挿入した際に、これらの雨水侵入防止用
突起80、80が各横葺き用屋根板10、10の表裏面10b、10c
に、これらの屋根板挿着部20、20と横葺き用屋根板10、
10との密着性が良好になるように圧着される程度であ
る。
の軟性度合は、これらの挿着用隙間21、21に各横葺き用
屋根板10、10を挿入した際に、これらの雨水侵入防止用
突起80、80が各横葺き用屋根板10、10の表裏面10b、10c
に、これらの屋根板挿着部20、20と横葺き用屋根板10、
10との密着性が良好になるように圧着される程度であ
る。
また、これらの雨水侵入防止用突起80、80の素材に使
用される軟質材としては、例えば塩化ビニル樹脂、合成
ゴムなどの屋根板挿着部20と同一樹脂製でしかも該樹脂
に較べて軟質の発泡体または非発泡体もしくはこれらの
異種樹脂を組み合わせたものが使用できる。
用される軟質材としては、例えば塩化ビニル樹脂、合成
ゴムなどの屋根板挿着部20と同一樹脂製でしかも該樹脂
に較べて軟質の発泡体または非発泡体もしくはこれらの
異種樹脂を組み合わせたものが使用できる。
また、この実施例におけるこれらの雨水侵入防止用突
起80、80は、各屋根板挿着用上側板22、22および屋根板
挿着用下側板23、23の挿着用隙間側面22a、22a、23a、2
3aに、互いに所定間隔をあけ、かつ軒棟方向の全長にか
けて一連に形成され、またこの実施例では各挿着用隙間
側面22a、22a、23a、23aに各々3個形成されているが、
これに限定させなくも任意個数でかまわない。
起80、80は、各屋根板挿着用上側板22、22および屋根板
挿着用下側板23、23の挿着用隙間側面22a、22a、23a、2
3aに、互いに所定間隔をあけ、かつ軒棟方向の全長にか
けて一連に形成され、またこの実施例では各挿着用隙間
側面22a、22a、23a、23aに各々3個形成されているが、
これに限定させなくも任意個数でかまわない。
さらに、この屋根板挿着部連結部30は、比較的肉厚に
成形された連結部で、またこの屋根板挿着部連結部30の
素材に使用される軟質材の軟質度合は、この接続部材A
を第3図に示す下り棟部Y2に使用する場合に、屋根板挿
着部連結部30を所定角度に折曲できる程度の度合をいう
ものである。
成形された連結部で、またこの屋根板挿着部連結部30の
素材に使用される軟質材の軟質度合は、この接続部材A
を第3図に示す下り棟部Y2に使用する場合に、屋根板挿
着部連結部30を所定角度に折曲できる程度の度合をいう
ものである。
さらにまた、この屋根板挿着部連結部30の素材に使用
される軟質材としては、例えば第1図および第2図に示
すこれらの雨水侵入防止用突起80、80と同じく塩化ビニ
ル樹脂、ABS樹脂、合成ゴムなどの屋根板挿着部20と同
一樹脂でしかも該樹脂に較べて軟質の発泡体または非発
泡体もしくはこれらの異種樹脂を組み合わせたものが使
用できる。
される軟質材としては、例えば第1図および第2図に示
すこれらの雨水侵入防止用突起80、80と同じく塩化ビニ
ル樹脂、ABS樹脂、合成ゴムなどの屋根板挿着部20と同
一樹脂でしかも該樹脂に較べて軟質の発泡体または非発
泡体もしくはこれらの異種樹脂を組み合わせたものが使
用できる。
なお、この実施例における接続部材Aの全構成体は、
軟性部材からなる雨水侵入防止用突起80、80および屋根
板挿着部連結部30を含めて合成樹脂で一体成形されてい
るが、必ずしもこれに限定させる必要はなく、例えば各
部材を個別成形させたのちにこれらの部材を接着して形
成させたり、これらの軟性部材からなる雨水侵入防止用
突起80、80および屋根板挿着部連結部30以外のものを例
えば金属素材で形成させ、そののち各構成体を接合させ
たものでもよい。
軟性部材からなる雨水侵入防止用突起80、80および屋根
板挿着部連結部30を含めて合成樹脂で一体成形されてい
るが、必ずしもこれに限定させる必要はなく、例えば各
部材を個別成形させたのちにこれらの部材を接着して形
成させたり、これらの軟性部材からなる雨水侵入防止用
突起80、80および屋根板挿着部連結部30以外のものを例
えば金属素材で形成させ、そののち各構成体を接合させ
たものでもよい。
なお、この実施例におけるこれらの雨水侵入防止用突
起80、80および屋根板挿着部連結部30以外の接続部材A
の各構成体には、例えば比較的硬度の高い、塩化ビニル
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、合成
ゴムなどの雨水侵入防止用突起80、80および屋根板挿着
部連結部30と同一樹脂の発泡体または非発泡体もしくは
これらの異種樹脂を組み合わせたものが使用できる。
起80、80および屋根板挿着部連結部30以外の接続部材A
の各構成体には、例えば比較的硬度の高い、塩化ビニル
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、合成
ゴムなどの雨水侵入防止用突起80、80および屋根板挿着
部連結部30と同一樹脂の発泡体または非発泡体もしくは
これらの異種樹脂を組み合わせたものが使用できる。
次に、本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材の
作用を説明する。
作用を説明する。
本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材は、第1
図に示すようにまず平面部Yの屋根下地材上に捨て板60
を載置させ、そののちこれらの捨て板突片挿着用隙間70
a、70a内に取付用突片61、61を挿着させることで、この
捨て板60上に接続部材Aを固定させる。
図に示すようにまず平面部Yの屋根下地材上に捨て板60
を載置させ、そののちこれらの捨て板突片挿着用隙間70
a、70a内に取付用突片61、61を挿着させることで、この
捨て板60上に接続部材Aを固定させる。
次にまた、これらの屋根板挿着部20、20の各挿着用隙
間21、21内に、屋根板ストッパ231、231に当接するまで
互いに隣接する横葺き用屋根板10、10どうしを挿入する
ことで、これらの横葺き用屋根板10、10を屋根板挿着部
20、20に挿着させ、次にまたこれらの目地板突片挿着用
隙間50a、50aに取付用突片41、41を挿着させることで、
この接続部材A上に目地板40を固定して施工される。
間21、21内に、屋根板ストッパ231、231に当接するまで
互いに隣接する横葺き用屋根板10、10どうしを挿入する
ことで、これらの横葺き用屋根板10、10を屋根板挿着部
20、20に挿着させ、次にまたこれらの目地板突片挿着用
隙間50a、50aに取付用突片41、41を挿着させることで、
この接続部材A上に目地板40を固定して施工される。
このとき、各横葺き用屋根板10、10の表裏面10b、10c
には、軟質材製の雨水侵入防止用突起80、80が圧着さ
せ、このためこれらの屋根板挿着部20、20と横葺き用屋
根板10、10との密着性が良好となり、従って接続部材A
における雨水の侵入防止ができる。
には、軟質材製の雨水侵入防止用突起80、80が圧着さ
せ、このためこれらの屋根板挿着部20、20と横葺き用屋
根板10、10との密着性が良好となり、従って接続部材A
における雨水の侵入防止ができる。
なお、この接続部材Aを第3図に示すように下り棟部
Y2に使用する場合には、まず屋根板挿着部連結部30を所
定角度に折曲し、かつ折曲形状の目地板40および捨て板
60を介して同様に使用することで、屋根の平面部Y1にお
ける横葺き用屋根板10、10どうしの接続だけでなく、下
り棟部Y2における接続にも共用できる。
Y2に使用する場合には、まず屋根板挿着部連結部30を所
定角度に折曲し、かつ折曲形状の目地板40および捨て板
60を介して同様に使用することで、屋根の平面部Y1にお
ける横葺き用屋根板10、10どうしの接続だけでなく、下
り棟部Y2における接続にも共用できる。
また、捨て板60も接続部材Aと同様に中心部を軟質に
形成すれば平面部Y1、下り棟部Y2における接続に共用で
きる。
形成すれば平面部Y1、下り棟部Y2における接続に共用で
きる。
また、気温上昇により各横葺き用屋根板10、10が熱膨
張したときには、伸長されたこれらの横葺き用屋根板1
0、10の一端側10a、10aで、各屋根板ストッパ231、231
が屋根板挿着部連結部30側へ押し曲げられるが、これら
の各屋根板ストッパ231、231の屋根板挿着部連結部30側
には屋根板熱膨張調整隙間232、232が形成されているた
め、熱膨張されるこれらの横葺き用屋根板10、10の長さ
変動に対応することができる。
張したときには、伸長されたこれらの横葺き用屋根板1
0、10の一端側10a、10aで、各屋根板ストッパ231、231
が屋根板挿着部連結部30側へ押し曲げられるが、これら
の各屋根板ストッパ231、231の屋根板挿着部連結部30側
には屋根板熱膨張調整隙間232、232が形成されているた
め、熱膨張されるこれらの横葺き用屋根板10、10の長さ
変動に対応することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこの実
施例に限定させる必要はなく、要旨を逸脱しない範囲で
の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
施例に限定させる必要はなく、要旨を逸脱しない範囲で
の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、住宅用の横葺き用屋根板の接続
部材を例にとったが、これに限定させなくともどのよう
な建造物の用の横葺き用屋根板の接続部材にも使用でき
る。
部材を例にとったが、これに限定させなくともどのよう
な建造物の用の横葺き用屋根板の接続部材にも使用でき
る。
本発明の横葺き用屋根板の接続部材は、このように屋
根板挿着用上側板および屋根板挿着用下側板の各挿着用
隙間側面に、軟質材製で、かつそれぞれの横葺き用屋根
板に圧着される所定数の雨水侵入防止用突起を設け、さ
らに屋根板挿着用上側板の上方には目地板取付用の目地
板突片挿着用板、また屋根板挿着用下側板の下方には捨
て板取付用の捨て板突片挿着用板を設けたため、接続部
材における雨水の侵入防止ができるという効果が得ら
れ、またこの屋根板挿着部連結部および目地板突片挿着
用板と板突片挿着用板を一体成形して軟質材で設けたた
め、屋根の平面における横葺き用屋根板どうしの接続だ
けでなく、下り棟部における接続にも共用できるという
効果も得られる。
根板挿着用上側板および屋根板挿着用下側板の各挿着用
隙間側面に、軟質材製で、かつそれぞれの横葺き用屋根
板に圧着される所定数の雨水侵入防止用突起を設け、さ
らに屋根板挿着用上側板の上方には目地板取付用の目地
板突片挿着用板、また屋根板挿着用下側板の下方には捨
て板取付用の捨て板突片挿着用板を設けたため、接続部
材における雨水の侵入防止ができるという効果が得ら
れ、またこの屋根板挿着部連結部および目地板突片挿着
用板と板突片挿着用板を一体成形して軟質材で設けたた
め、屋根の平面における横葺き用屋根板どうしの接続だ
けでなく、下り棟部における接続にも共用できるという
効果も得られる。
第1図は本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材の
屋根の平面部における施工状態を示す縦断面図、第2図
は本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材の斜視
図、第3図は本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部
材の屋根の下り棟部における施工状態を示す縦断面図で
ある。 A;横葺き用屋根板の接続部材 10、10;横葺き用屋根板 10a、10a;横方向の端部 20、20;屋根板挿着部 21、21;挿着用隙間 22、22;屋根板挿着用上側板 22a、22a、23a、23a;挿着用隙間側面 23、23;屋根板挿着用下側板 30;屋根板挿着部連結部 40、40;雨水侵入防止用突起 50、50;目地板突片挿着用板 50a、50a;目地板突片挿着用隙間 70、70;捨て板突片挿着用板 70a、70a;捨て板突片挿着用隙間
屋根の平面部における施工状態を示す縦断面図、第2図
は本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部材の斜視
図、第3図は本発明の実施例の横葺き用屋根板の接続部
材の屋根の下り棟部における施工状態を示す縦断面図で
ある。 A;横葺き用屋根板の接続部材 10、10;横葺き用屋根板 10a、10a;横方向の端部 20、20;屋根板挿着部 21、21;挿着用隙間 22、22;屋根板挿着用上側板 22a、22a、23a、23a;挿着用隙間側面 23、23;屋根板挿着用下側板 30;屋根板挿着部連結部 40、40;雨水侵入防止用突起 50、50;目地板突片挿着用板 50a、50a;目地板突片挿着用隙間 70、70;捨て板突片挿着用板 70a、70a;捨て板突片挿着用隙間
Claims (3)
- 【請求項1】互いに隣接する横葺き用屋根板の横方向の
端部がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部と、
屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿着部連結部と
を備え、屋根板挿着部には、相対配置されて横葺き用屋
根板の挿着用隙間を形成する屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板を有し、屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板の各挿着用隙間側の面のそれぞれに
は、横葺き用屋根板に圧着される適宜数の雨水侵入防止
用突起が設けられ、屋根板挿着用上側板の上方には、目
地板の取付用突片を装着する目地板突片挿着用隙間を形
成する目地板突片挿着用板が相対配置され、一方、屋根
板挿着用下側板の下方には、捨て板の取付用突片を挿着
する捨て板突片挿着用隙間を形成する捨て板突片挿着用
板が相対配置された横葺き用屋根板の接続部材であっ
て、雨水侵入防止用突起と屋根板挿着部連結部を軟質材
で形成し、肉厚に形成された屋根板挿着部連結部を所定
角度に折曲可能としたことを特徴とする横葺き用屋根板
の接続部材。 - 【請求項2】互いに隣接する横葺き用屋根板の横方向の
端部がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部と、
屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿着部連結部と
を備え、屋根板挿着部には、相対配置されて横葺き用屋
根板の挿着用隙間を形成する屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板を有し、屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板の各挿着用隙間側の面のそれぞれに
は、横葺き用屋根板に圧着される適宜数の雨水侵入防止
用突起が設けられ、屋根板挿着用上側板の上方には、目
地板の取付用突片を挿着する目地板突片挿着用隙間を形
成する目地板突片挿着用板が相対配置され、一方、屋根
板挿着用下側板の下方には、捨て板の取付用突片を挿着
する捨て板突片挿着用隙間を形成する捨て板突片挿着用
板が相対配置され、雨水侵入防止用突起と屋根板挿着部
連結部とを軟質材とした横葺き用屋根板の接続部材であ
って、屋根板挿着用上側板、屋根板挿着用下側板、雨水
侵入防止用突起、目地板突片挿着用板および捨て板突片
挿着用板を合成樹脂で一体成形し、屋根板挿着部連結部
を所定角度に折曲可能としたことを特徴とする横葺き用
屋根板の接続部材。 - 【請求項3】互いに隣接する横葺き用屋根板の横方向の
端部がそれぞれ挿着される左右一対の屋根板挿着部と、
屋根板挿着部を互いに連結させる屋根板挿着部連結部と
を備え、屋根板挿着部には、相対配置されて横葺き用屋
根板の挿着用隙間を形成する屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板を有し、屋根板挿着用上側板および
屋根板挿着用下側板の各挿着用隙間側の面のそれぞれに
は、横葺き用屋根板に圧着される適宜数の雨水侵入防止
用突起が設けられ、屋根板装着用下側板の連結部側に
は、屋根板端部が当接する屋根板ストッパーが立設さ
れ、屋根板挿着用上側板の上方には、目地板の取付用突
片を装着する目地板突片挿着用隙間を形成する目地板突
片挿着用板が相対配置され、一方、屋根板挿着用下側板
の下方には、捨て板の取付用突片を挿着する捨て板突片
挿着用隙間を形成する捨て板突片挿着用板が相対配置さ
れ、雨水侵入防止用突起と屋根板挿着部連結部とを軟質
材とした横葺き用屋根板の接続部材であって、屋根板挿
着用上側板、屋根板挿着用下側板、雨水侵入防止用突
起、屋根板ストッパー、目地板突片挿着用板および捨て
板突片挿着用板を合成樹脂で一体に成形し、屋根板挿着
部連結部を所定角度に折曲可能としたことを特徴とする
横葺き用屋根板の接続部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1178057A JP2779840B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 横葺き用屋根板の接続部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1178057A JP2779840B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 横葺き用屋根板の接続部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343554A JPH0343554A (ja) | 1991-02-25 |
JP2779840B2 true JP2779840B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=16041854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1178057A Expired - Lifetime JP2779840B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 横葺き用屋根板の接続部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779840B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53120418U (ja) * | 1977-03-03 | 1978-09-25 | ||
JPS6227121U (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-19 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1178057A patent/JP2779840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343554A (ja) | 1991-02-25 |
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