JP2779024B2 - ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents
ホットメルト接着剤組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、自動車ヘッドランプ、照明器具、電子機器
部品、信号機等の製造、あるいは、自動車サイドガラ
ス、窓ガラス等の取り付けに際し、ポリカーボネート樹
脂またはアクリル樹脂同志、あるいはポリカーボネート
樹脂またはアクリル樹脂と他の素材との接着、シールを
目的として使用するに適したホットメルト接着剤組成物
に関し、特に、接着後に被着材が70℃以上の雰囲気下に
置かれた場合においても、接着界面での気泡の滞溜現象
が少なく、超期間接着力を保つことのできる接着剤組成
物に関する。
部品、信号機等の製造、あるいは、自動車サイドガラ
ス、窓ガラス等の取り付けに際し、ポリカーボネート樹
脂またはアクリル樹脂同志、あるいはポリカーボネート
樹脂またはアクリル樹脂と他の素材との接着、シールを
目的として使用するに適したホットメルト接着剤組成物
に関し、特に、接着後に被着材が70℃以上の雰囲気下に
置かれた場合においても、接着界面での気泡の滞溜現象
が少なく、超期間接着力を保つことのできる接着剤組成
物に関する。
<従来の技術> ポリカーボネート樹脂は、衝撃強さをはじめとする機
械的強さが極めて大きく、熱に安定であり、電気的特性
や耐候性に優れ、透明度が高く、自由に着色可能であ
り、寸法安定性に優れることから、機械部品、電気部
品、照明器具部品、家庭用品等の用途に使われている。
械的強さが極めて大きく、熱に安定であり、電気的特性
や耐候性に優れ、透明度が高く、自由に着色可能であ
り、寸法安定性に優れることから、機械部品、電気部
品、照明器具部品、家庭用品等の用途に使われている。
このようにポリカーボネート樹脂の接着やシールに
は、一般に、ホットメルトと呼ばれるエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体系あるいはゴム系の接着剤やシール剤(以
下、シール剤も含めて単に接着剤という)が使用されて
おり、アプリケーターでホットメルト接着剤を溶融し、
ポリカーボネート樹脂に塗布し、ホットメルト接着剤が
粘着性を有する間に貼り合わせ、ポリカーボネート樹脂
を接着あるいはシールしている。
は、一般に、ホットメルトと呼ばれるエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体系あるいはゴム系の接着剤やシール剤(以
下、シール剤も含めて単に接着剤という)が使用されて
おり、アプリケーターでホットメルト接着剤を溶融し、
ポリカーボネート樹脂に塗布し、ホットメルト接着剤が
粘着性を有する間に貼り合わせ、ポリカーボネート樹脂
を接着あるいはシールしている。
ところが、前記従来公知のホットメルト接着剤によっ
てポリカーボネート樹脂同士あるいはポリカーボネート
樹脂と他の素材との接着やシールを行い、その後、被着
材が70℃以上に加熱されると、ポリカーボネート樹脂か
らH2OやCO2等の低分子化合物が発生し、第1図に示すよ
うに、ポリカーボネート樹脂1とホットメルト接着剤2
との界面に気泡3として滞溜し、この気泡3が、接着力
やシール性の低下をひきおこしていた。
てポリカーボネート樹脂同士あるいはポリカーボネート
樹脂と他の素材との接着やシールを行い、その後、被着
材が70℃以上に加熱されると、ポリカーボネート樹脂か
らH2OやCO2等の低分子化合物が発生し、第1図に示すよ
うに、ポリカーボネート樹脂1とホットメルト接着剤2
との界面に気泡3として滞溜し、この気泡3が、接着力
やシール性の低下をひきおこしていた。
また、同様の現象が、アクリル樹脂系プラスチックを
ホットメルト接着剤で接着、シールする場合にも観察さ
れた。
ホットメルト接着剤で接着、シールする場合にも観察さ
れた。
<発明が解決しようとする課題> 上記のように、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂
等のプラスチックを、ホットメルト接着剤を用いて、接
着、シールするに際し、従来公知のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体系あるいはゴム系ホットメルト接着剤を用い
ると、接着後に被着材が70℃以上に加熱された場合、プ
ラスチック由来の気泡がプラスチックとホットメルト接
着剤との界面に滞溜し、接着力やシール性の低下をひき
おこしていた。
等のプラスチックを、ホットメルト接着剤を用いて、接
着、シールするに際し、従来公知のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体系あるいはゴム系ホットメルト接着剤を用い
ると、接着後に被着材が70℃以上に加熱された場合、プ
ラスチック由来の気泡がプラスチックとホットメルト接
着剤との界面に滞溜し、接着力やシール性の低下をひき
おこしていた。
そこで、対策として、H2OやCO2等の気体を透過しやす
いホットメルト接着剤が提案されたが、該接着剤の気泡
の滞留阻止効果は十分のものではなかった。
いホットメルト接着剤が提案されたが、該接着剤の気泡
の滞留阻止効果は十分のものではなかった。
従って、現在は、予め加熱乾燥することによってH2O
やCO2等の低分子化合物を排出したポリカーボネート樹
脂またはアクリル樹脂を用いることで対応している。
やCO2等の低分子化合物を排出したポリカーボネート樹
脂またはアクリル樹脂を用いることで対応している。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、ポ
リカーボネート樹脂またはアクリル樹脂同士、あるいは
ポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂と他の素材と
の接着、シールに適したホットメルト接着剤組成物であ
って、接着後に被着材が70℃以上の雰囲気に置かれた場
合においても、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂と
ホットメルト接着剤との界面に気泡が滞留しにくいホッ
トメルト接着剤組成物の提供を目的とする。
リカーボネート樹脂またはアクリル樹脂同士、あるいは
ポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂と他の素材と
の接着、シールに適したホットメルト接着剤組成物であ
って、接着後に被着材が70℃以上の雰囲気に置かれた場
合においても、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂と
ホットメルト接着剤との界面に気泡が滞留しにくいホッ
トメルト接着剤組成物の提供を目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明第一の態様は、ベースポリマーとしてスチレン
−ジエン系ブロック共重合体のみを含有し、かつテルペ
ンとスフェノールAとの共重合体である粘着付与樹脂を
ベースポリマーの1/5〜5重量倍含有し、接着後70℃以
上に加熱される被着体で、被着体の少なくとも一方がポ
リカーボネート樹脂またはアクリル樹脂である被着体に
用いることを特徴とするホットメルト接着剤組成物であ
る。
−ジエン系ブロック共重合体のみを含有し、かつテルペ
ンとスフェノールAとの共重合体である粘着付与樹脂を
ベースポリマーの1/5〜5重量倍含有し、接着後70℃以
上に加熱される被着体で、被着体の少なくとも一方がポ
リカーボネート樹脂またはアクリル樹脂である被着体に
用いることを特徴とするホットメルト接着剤組成物であ
る。
また、本発明第二の態様は、ベースポリマーとしてス
チレン−ジエン系ブロック共重合体とブチルゴム以外の
他のポリマーとを含有し、スチレン−ジエン系ブロック
共重合体はベースポリマーの全重量の1/6以上であり、
かつテンペンとビスフェノールAとの共重合体である粘
着付与樹脂をベースポリマーの1/30〜5重量倍含有し、
接着後70℃以上に加熱される被着体で、被着体の少なく
とも一方がポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂で
ある被着体に用いることを特徴とするホットメルト装着
剤組成物である。
チレン−ジエン系ブロック共重合体とブチルゴム以外の
他のポリマーとを含有し、スチレン−ジエン系ブロック
共重合体はベースポリマーの全重量の1/6以上であり、
かつテンペンとビスフェノールAとの共重合体である粘
着付与樹脂をベースポリマーの1/30〜5重量倍含有し、
接着後70℃以上に加熱される被着体で、被着体の少なく
とも一方がポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂で
ある被着体に用いることを特徴とするホットメルト装着
剤組成物である。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明のホットメルト接着剤組成物のベースポリマー
には、スチレン−ジエン系ブロック共重合体が含有され
る。
には、スチレン−ジエン系ブロック共重合体が含有され
る。
スチレン−ジエン系ブロック共重合体とは、スチレン
−イソプレンブロック共重合体(SIS)及びその水添物
(SEPS)、スチレン−ブタジエンブロック共重合体(SB
S)及びその水添物(SEBS)、これらにカルボキシル基
や水酸基等の極性基を導入したもの等をいう。
−イソプレンブロック共重合体(SIS)及びその水添物
(SEPS)、スチレン−ブタジエンブロック共重合体(SB
S)及びその水添物(SEBS)、これらにカルボキシル基
や水酸基等の極性基を導入したもの等をいう。
スチレン−ジエン系ブロック共重合体は、エンドブロ
ックのポリスチレンの融点が100℃付近であることか
ら、加熱(100〜150℃)とすることによって急激に軟化
し、液状物となり、一方、冷却によって強じんなゴム弾
性を呈する熱可塑性ポリマーであり、また、中間のエラ
ストメリック鎖の種類により、様々な特徴を呈するの
で、自動車部品等の接着、シールに用いられるホットメ
ルト接着剤組成物のベースポリマーとして好適である。
ックのポリスチレンの融点が100℃付近であることか
ら、加熱(100〜150℃)とすることによって急激に軟化
し、液状物となり、一方、冷却によって強じんなゴム弾
性を呈する熱可塑性ポリマーであり、また、中間のエラ
ストメリック鎖の種類により、様々な特徴を呈するの
で、自動車部品等の接着、シールに用いられるホットメ
ルト接着剤組成物のベースポリマーとして好適である。
本発明第一の態様では、ベースポリマーはスチレン−
ジエン系ブロック共重合体のみからなるが、スチレン−
ジエン系ブロック共重合体であれば、1種のみに限定さ
れず、2種以上の混合物であってもよい。また、本発明
第二の態様では、ベースポリマーは、スチレン−ジエン
系ブロック共重合体と他のポリマー、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、低密度ポリエチレン、アタクチック・ポリプロピレ
ン(APP)、エチレン−プロピレン三元共重合体等との
混合物である。ただし、スチレン−ジエン系ブロック共
重合体含有量は、ベースポリマーの全体量の1/6以上と
する。スチレン−ジエン系ブロック共重合体含有量がベ
ースポリマーの全体量の1/6未満であると、ホットメル
ト接着剤組成物が、シール性、耐熱性等の諸性質を十分
示さなくなるからである。
ジエン系ブロック共重合体のみからなるが、スチレン−
ジエン系ブロック共重合体であれば、1種のみに限定さ
れず、2種以上の混合物であってもよい。また、本発明
第二の態様では、ベースポリマーは、スチレン−ジエン
系ブロック共重合体と他のポリマー、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、低密度ポリエチレン、アタクチック・ポリプロピレ
ン(APP)、エチレン−プロピレン三元共重合体等との
混合物である。ただし、スチレン−ジエン系ブロック共
重合体含有量は、ベースポリマーの全体量の1/6以上と
する。スチレン−ジエン系ブロック共重合体含有量がベ
ースポリマーの全体量の1/6未満であると、ホットメル
ト接着剤組成物が、シール性、耐熱性等の諸性質を十分
示さなくなるからである。
本発明のホットメルト接着剤組成物には、粘着付与樹
脂であるテルペンとビスフェノールAとの共重合体が含
有される。
脂であるテルペンとビスフェノールAとの共重合体が含
有される。
テルペンは、鎖式テルペン環状テルペンとに分けら
れ、また、性質により、テルペン炭化水素、テルペンア
ルコール、テルペンアルデヒド、テルペンケトンなどに
分けられるが、粘着付与樹脂の原料モノマーであるテル
ペンは、特に限定されず、いずれのテルペンであっても
よい。
れ、また、性質により、テルペン炭化水素、テルペンア
ルコール、テルペンアルデヒド、テルペンケトンなどに
分けられるが、粘着付与樹脂の原料モノマーであるテル
ペンは、特に限定されず、いずれのテルペンであっても
よい。
テルペンとビスフェノールAとの共重合体である粘着
付与樹脂の含有量は、ベースポリマーがスチレン−ジエ
ン系ブロック共重合体のみである本発明第一の態様で
は、ベースポリマーの1/5〜5重量倍であり、ベースポ
リマーがスチレン−ジエン系ブロック共重合体と他のポ
リマーとの混合物である本発明第二の態様では、ベース
ポリマーの1/30〜5重量倍である。
付与樹脂の含有量は、ベースポリマーがスチレン−ジエ
ン系ブロック共重合体のみである本発明第一の態様で
は、ベースポリマーの1/5〜5重量倍であり、ベースポ
リマーがスチレン−ジエン系ブロック共重合体と他のポ
リマーとの混合物である本発明第二の態様では、ベース
ポリマーの1/30〜5重量倍である。
この範囲未満であると、接着後に被着材が70℃以上の
雰囲気下に置かれた場合に、ポリカーボテート樹脂また
はアクリル樹脂とホットメルト接着剤との界面に気泡の
滞留現象がみられ、一方、この範囲超であると、ホット
メルト接着剤が硬化した際の硬度が高くなりすぎるため
である。
雰囲気下に置かれた場合に、ポリカーボテート樹脂また
はアクリル樹脂とホットメルト接着剤との界面に気泡の
滞留現象がみられ、一方、この範囲超であると、ホット
メルト接着剤が硬化した際の硬度が高くなりすぎるため
である。
本発明のホットメルト接着剤組成物には、この他、テ
ンペンとビスフェノールAとの共重合体以外の粘着付与
樹脂、ワックス類、充填剤、可塑剤、老化防止剤等を含
有させてもよい。
ンペンとビスフェノールAとの共重合体以外の粘着付与
樹脂、ワックス類、充填剤、可塑剤、老化防止剤等を含
有させてもよい。
テンペンとビスフェノールAとの共重合体以外の粘着
付与樹脂としては、天然ロジン、ロジン変性体、テルペ
ン樹脂、テルペン−フェノール樹脂、アルキフェノール
樹脂、石油樹脂、クマロン−インデン樹脂等が例示され
る。
付与樹脂としては、天然ロジン、ロジン変性体、テルペ
ン樹脂、テルペン−フェノール樹脂、アルキフェノール
樹脂、石油樹脂、クマロン−インデン樹脂等が例示され
る。
ワックス類としては、パラフィンワックス、マイクロ
パラフィンワックス、低分子量ポリエチレン、フィッシ
ャー・トロプシュワックス等が例示される。
パラフィンワックス、低分子量ポリエチレン、フィッシ
ャー・トロプシュワックス等が例示される。
充填剤としては、炭酸カルシウム、タルク、ホワイト
カーボン等が例示される。
カーボン等が例示される。
可塑剤としては、フタル酸エステル、グリコールエス
テル、炭化水素系可塑剤等が例示される。
テル、炭化水素系可塑剤等が例示される。
本発明のホットメルト接着剤組成物は、その原料を順
次添加、混合することによって製造される。その際、必
要に応じ、加熱や脱気を行なってもよい。
次添加、混合することによって製造される。その際、必
要に応じ、加熱や脱気を行なってもよい。
また、本発明のホットメルト接着組成物を適用するの
に最も適したプラスチックとしては、ポリカーボネート
樹脂、アクリル樹脂等の加熱によって気体を発生するプ
ラスチックが挙げられるが、これに限定されない。
に最も適したプラスチックとしては、ポリカーボネート
樹脂、アクリル樹脂等の加熱によって気体を発生するプ
ラスチックが挙げられるが、これに限定されない。
本発明のホットメルト接着剤組成物を用いる接着ある
いはシールの方法は、特に限定されず、従来公知の方法
でよい。
いはシールの方法は、特に限定されず、従来公知の方法
でよい。
<実施例> 以下に、実施例に基づき、本発明を具体的に説明す
る。
る。
(実施例) 常法により、表1に組成を示すホットメルト接着剤を
調製した。これらについて、下記の方法で試験を行な
い、結果を表1に示した。
調製した。これらについて、下記の方法で試験を行な
い、結果を表1に示した。
粘度の測定 BH型粘度計により、190℃における粘度を測定した。
硬度の測定 JIS K6301 に基づき、A形硬度を測定した。
尚、測定温度は20℃とし、5秒後に目盛を読んだ。
発泡試験 ホットメルト接着剤を、ホットショットガンにて200
℃で溶融した後に、ポリカーボネート樹脂板上に塗布し
た。一旦室温で冷却固化させた後、これを80℃の雰囲気
中に24時間放置し、ホットメルト接着剤とポリカーボネ
ート樹脂板との接着界面に気泡が滞留するか否かを観察
した。
℃で溶融した後に、ポリカーボネート樹脂板上に塗布し
た。一旦室温で冷却固化させた後、これを80℃の雰囲気
中に24時間放置し、ホットメルト接着剤とポリカーボネ
ート樹脂板との接着界面に気泡が滞留するか否かを観察
した。
◎:全く気泡なし ○:気泡わずかに滞留 ×:気泡がかなり滞留 1)スチレン−ジエン系ブロック共重合体の水添物、シ
ェル化学社 2)エチレン・プロピレン三元共重合体、 トーネックス社 3)アタクチック・ポリプロピレン、 ヒュルツ社 4)テンペン−ビスフェノールA共重合体、 ヤスハラケミカル社 5)脂環族系水添石油樹脂、荒川化学社 6)ロジンエステル樹脂、荒川化学社 7)脂環族−脂肪族系石油樹脂、 トーネックス社 8)ヒンダードーフェノール系酸化防止剤、 チバガイギー社 9)液状ポリブテン、日本石油化学社 <発明の効果> 本発明により、ポリカーボネート樹脂またはアクリル
樹脂同士、あるいはポリカーボネート樹脂またはアクリ
ル樹脂と他の素材との接着、シールに適したホットメル
ト接着剤組成物であって、接着後に被着材が70℃以上の
雰囲気に置かれた場合においても、ポリカーボネート樹
脂やアクリル樹脂とホットメルト接着剤との界面に気泡
が滞留しにくいホットメルト接着剤組成物が提供され
る。
ェル化学社 2)エチレン・プロピレン三元共重合体、 トーネックス社 3)アタクチック・ポリプロピレン、 ヒュルツ社 4)テンペン−ビスフェノールA共重合体、 ヤスハラケミカル社 5)脂環族系水添石油樹脂、荒川化学社 6)ロジンエステル樹脂、荒川化学社 7)脂環族−脂肪族系石油樹脂、 トーネックス社 8)ヒンダードーフェノール系酸化防止剤、 チバガイギー社 9)液状ポリブテン、日本石油化学社 <発明の効果> 本発明により、ポリカーボネート樹脂またはアクリル
樹脂同士、あるいはポリカーボネート樹脂またはアクリ
ル樹脂と他の素材との接着、シールに適したホットメル
ト接着剤組成物であって、接着後に被着材が70℃以上の
雰囲気に置かれた場合においても、ポリカーボネート樹
脂やアクリル樹脂とホットメルト接着剤との界面に気泡
が滞留しにくいホットメルト接着剤組成物が提供され
る。
従って、本発明のホットメルト接着剤組成物で接着あ
るいはシールを行なうと、接着力やシール性が長期にわ
たって保持される。
るいはシールを行なうと、接着力やシール性が長期にわ
たって保持される。
また、予めポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂を加
熱乾燥する必要がないため、作業効率が上昇する。
熱乾燥する必要がないため、作業効率が上昇する。
第1図は、従来のホットメルト接着剤によって接着され
たポリカーボネート樹脂が加熱された後の状態を示す模
式図である。 符号の説明 1……ポリカーボネート樹脂、 2……ホットメルト接着剤、 3……気泡
たポリカーボネート樹脂が加熱された後の状態を示す模
式図である。 符号の説明 1……ポリカーボネート樹脂、 2……ホットメルト接着剤、 3……気泡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−20284(JP,A) 特開 昭63−213586(JP,A) 特開 昭62−257978(JP,A) 特開 昭62−81470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09J 153/00 - 153/02
Claims (2)
- 【請求項1】ベースポリマーとしてスチレン−ジエン系
ブロック共重合体のみを含有し、かつテルペンとビスフ
ェノールAとの共重合体である粘着付与樹脂をベースポ
リマーの1/5〜5重量倍含有し、接着後70℃以上に加熱
される被着体で、被着体の少なくとも一方がポリカーボ
ネート樹脂またはアクリル樹脂である被着体に用いるこ
とを特徴とするホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項2】ベースポリマーとしてスチレン−ジエン系
ブロック共重合体とブチルゴム以外の他のポリマーとを
含有し、スチレン−ジエン系ブロック共重合体はベース
ポリマーの全体量の1/6以上であり、かつテルペンとビ
スフェノールAとの共重合体である粘着付与樹脂をベー
スポリマーの1/30〜5重量倍含有し、接着後70℃以上に
加熱される被着体で、被着体の少なくとも一方がポリカ
ーボネート樹脂またはアクリル樹脂である被着体に用い
ることを特徴とするホットメルト接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327630A JP2779024B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | ホットメルト接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327630A JP2779024B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | ホットメルト接着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03188175A JPH03188175A (ja) | 1991-08-16 |
JP2779024B2 true JP2779024B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=18201196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1327630A Expired - Fee Related JP2779024B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | ホットメルト接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779024B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534663B2 (ja) * | 2004-08-24 | 2010-09-01 | 住友ベークライト株式会社 | 防水シート用接合片 |
JP7395092B2 (ja) * | 2020-12-23 | 2023-12-11 | シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト | ホットメルト組成物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6281740A (ja) * | 1985-10-07 | 1987-04-15 | Nec Corp | 半導体マウント装置のリ−ドフレ−ム供給装置 |
JPS62257978A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-10 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 粘着剤組成物 |
JPH07116419B2 (ja) * | 1987-02-28 | 1995-12-13 | 東亞合成株式会社 | ポリプロピレン用ホットメルト接着剤 |
JPS6420284A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-24 | Asahi Chemical Ind | Pressure-sensitive adhesive composition |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP1327630A patent/JP2779024B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03188175A (ja) | 1991-08-16 |
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