JPS59217777A - ホットメルト接着剤 - Google Patents
ホットメルト接着剤Info
- Publication number
- JPS59217777A JPS59217777A JP58092958A JP9295883A JPS59217777A JP S59217777 A JPS59217777 A JP S59217777A JP 58092958 A JP58092958 A JP 58092958A JP 9295883 A JP9295883 A JP 9295883A JP S59217777 A JPS59217777 A JP S59217777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melt adhesive
- oxidized
- hot
- wax
- polyolefin based
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、低温溶融性と耐熱性及びポリオレフィン系基
材への接着性の優れたホットメルト接着やポリアミド系
などのベースポリマーに、ロジン系や石油樹脂系などの
粘着付与剤、及び各種ワックス類や低重合度ポリオレフ
ィン樹脂などの低粘度化剤またはオイルや可塑剤などの
軟化剤を、添加して低温溶融化をはかり接着剤としてい
た。
材への接着性の優れたホットメルト接着やポリアミド系
などのベースポリマーに、ロジン系や石油樹脂系などの
粘着付与剤、及び各種ワックス類や低重合度ポリオレフ
ィン樹脂などの低粘度化剤またはオイルや可塑剤などの
軟化剤を、添加して低温溶融化をはかり接着剤としてい
た。
特に耐熱性が乏しくぬれの悪いポリオレフィン系シート
類の接着には、低温溶融性と低粘度化が必要であり、ワ
ックス類の選択は重要な要素であった。すなわち、通常
のワックス類では接着作業性は良くなるものの、固化後
の接着力が乏しく、またオイルや可塑剤などの軟化剤は
耐熱性の低下をもたらした。
類の接着には、低温溶融性と低粘度化が必要であり、ワ
ックス類の選択は重要な要素であった。すなわち、通常
のワックス類では接着作業性は良くなるものの、固化後
の接着力が乏しく、またオイルや可塑剤などの軟化剤は
耐熱性の低下をもたらした。
本発明の目的は接着作業性が優れていて、かつ耐熱性と
ポリオレフィン系基材への接着性の優れているホラトメ
／Ｌ’）接着剤を提供することにある本発明で熱可塑性
ゴムとは、スチレン・イソプレン・スチレンブロックコ
ポリマー（ＳＩＳ）、スチレン・ブタジェン番スチＶン
ブロックコポリマー（ＳＢＳ）、スチレン・エチレン・
ブチレン・スチレンブロックコポリマ＝（ＳＥＢＳ ）
などのスチレン含有量１０〜５０部のコポリマーで伸び
率５００〜１５００％のゴム状弾性体で、通常はプラス
チックス、加硫ゴム又はアスファルトなどの改質材とし
て使用されており、市販品としてはカリフレックスＴＲ
，久レイントンＧ（Ｓ／′二ｐ化学社製）、及びタイプ
レン、ツルプレン、アサプレン（旭化成社製）などがあ
る。これらのうちでもスチン含有量２５〜３０部の直鎖
構造で伸び率７００〜ｉ 、 ｏｏｏ％のＳＢＳが接着
性の点で最適である。次に粘着付与剤とは、水添ロジン
、水添ロジンエステ／Ｌ’、重合ロジン、重合ロジンエ
ステル、０８〜５の石油樹脂、テμベンフェノール樹脂
など市販の粘着付与剤が使用で゛きる。
ポリオレフィン系基材への接着性の優れているホラトメ
／Ｌ’）接着剤を提供することにある本発明で熱可塑性
ゴムとは、スチレン・イソプレン・スチレンブロックコ
ポリマー（ＳＩＳ）、スチレン・ブタジェン番スチＶン
ブロックコポリマー（ＳＢＳ）、スチレン・エチレン・
ブチレン・スチレンブロックコポリマ＝（ＳＥＢＳ ）
などのスチレン含有量１０〜５０部のコポリマーで伸び
率５００〜１５００％のゴム状弾性体で、通常はプラス
チックス、加硫ゴム又はアスファルトなどの改質材とし
て使用されており、市販品としてはカリフレックスＴＲ
，久レイントンＧ（Ｓ／′二ｐ化学社製）、及びタイプ
レン、ツルプレン、アサプレン（旭化成社製）などがあ
る。これらのうちでもスチン含有量２５〜３０部の直鎖
構造で伸び率７００〜ｉ 、 ｏｏｏ％のＳＢＳが接着
性の点で最適である。次に粘着付与剤とは、水添ロジン
、水添ロジンエステ／Ｌ’、重合ロジン、重合ロジンエ
ステル、０８〜５の石油樹脂、テμベンフェノール樹脂
など市販の粘着付与剤が使用で゛きる。
これらのうちでも重合ロジンエステルが接着性のプレン
樹脂やポリプロピレン樹脂を製造する際に生じる低重合
度のポリオレフィンワックスの空気酸化や熱分解等によ
り得られるもので、力μポキシμ基、力μボニル基の存
在による酸価２〜６０、軟化点１００〜１５０℃である
酸化ポリオレフィンワックス、及びエチレンとアクリル
ｌ！ｌ−ｉ合して得られる酸価３０〜１２０、軟化点１
００つ 〜１２０℃のエチレンアクリ酸共重合体をも含む。これ
らのうちでも酸価２〜１５、軟化点１００〜１５０℃の
酸化ポリプロピレンが接着性及び柔軟性の点で最適であ
る。
樹脂やポリプロピレン樹脂を製造する際に生じる低重合
度のポリオレフィンワックスの空気酸化や熱分解等によ
り得られるもので、力μポキシμ基、力μボニル基の存
在による酸価２〜６０、軟化点１００〜１５０℃である
酸化ポリオレフィンワックス、及びエチレンとアクリル
ｌ！ｌ−ｉ合して得られる酸価３０〜１２０、軟化点１
００つ 〜１２０℃のエチレンアクリ酸共重合体をも含む。これ
らのうちでも酸価２〜１５、軟化点１００〜１５０℃の
酸化ポリプロピレンが接着性及び柔軟性の点で最適であ
る。
次に熱可塑性ゴムと粘着付与剤と酸化ポリオレフィン系
ワックスとの混入比率であるが、重量部で熱可塑性ゴム
１００部に対して、粘着付与剤３０〜１５０部、好まし
くは５０〜１００部、及び酸化ポリオレフィン系ワック
ス１０〜５０部、好ましくは１５〜３０部が、溶融性、
粘度、固化性及びポリオレフィン系シート類への接着性
の点で適している。また必要に応じて充填材（炭酸力ｐ
シウム、タルク、クレーなど）、顔料（酸化チタン、カ
ーボン等の着色顔料など）、老化防止剤（フェノ−／ｌ
／系、アミン系など）等を適量添加してもよい。
ワックスとの混入比率であるが、重量部で熱可塑性ゴム
１００部に対して、粘着付与剤３０〜１５０部、好まし
くは５０〜１００部、及び酸化ポリオレフィン系ワック
ス１０〜５０部、好ましくは１５〜３０部が、溶融性、
粘度、固化性及びポリオレフィン系シート類への接着性
の点で適している。また必要に応じて充填材（炭酸力ｐ
シウム、タルク、クレーなど）、顔料（酸化チタン、カ
ーボン等の着色顔料など）、老化防止剤（フェノ−／ｌ
／系、アミン系など）等を適量添加してもよい。
本発明のホットメルト接着剤を製造するには、通常の方
法に従って実施されてよく、ミキサー、ニーグー、ミキ
シングロール等の混合機を使用して通常の条件で加熱混
合すればよい。
法に従って実施されてよく、ミキサー、ニーグー、ミキ
シングロール等の混合機を使用して通常の条件で加熱混
合すればよい。
本発明は、ＳＩＳやＳＢＳ等のブロックコポリマーから
なる熱可塑性ゴムと、酸化ポリエチレンや酸化ポリプロ
ピレン等の酸化ポリオレフィン系ワックスとの組合せＫ
より、ポリオレフィン系シート基材が軟化変形しない程
度の溶融温度化を可能にし、被着体へのぬれを良くして
、ポリオレフィン系シート基材への接着を可能にする。
なる熱可塑性ゴムと、酸化ポリエチレンや酸化ポリプロ
ピレン等の酸化ポリオレフィン系ワックスとの組合せＫ
より、ポリオレフィン系シート基材が軟化変形しない程
度の溶融温度化を可能にし、被着体へのぬれを良くして
、ポリオレフィン系シート基材への接着を可能にする。
すなわち、低粘度化、同化温度調節、耐熱性向上等に有
効なワックス類のうち、カルボキシμ基または力μボニ
ル基など（７）極性基が存在する酸化ポリオレフィン系
ワックスが、通常のワックス類では接着不可能であった
ポリオレフィン系シ市ト基材への率が、柔軟性のポリオ
レフイーン系シートへの接着と耐熱クリープ性に有効に
作用しているものと推察される。
効なワックス類のうち、カルボキシμ基または力μボニ
ル基など（７）極性基が存在する酸化ポリオレフィン系
ワックスが、通常のワックス類では接着不可能であった
ポリオレフィン系シ市ト基材への率が、柔軟性のポリオ
レフイーン系シートへの接着と耐熱クリープ性に有効に
作用しているものと推察される。
以−ヒの如く、本発明のホットメルト接着剤は固化温度
が低く低粘度で耐熱クリープ性に優れたポリオレフィン
系シート用ホッメルト接着剤として有用である。
が低く低粘度で耐熱クリープ性に優れたポリオレフィン
系シート用ホッメルト接着剤として有用である。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例１及び２、比較例１及び２
熱可塑性ゴムとしてスチレン−ブタジェン・スチレンブ
ロックポリマー（ＳＢＳ）（カリフレックスＴＲ１１０
２ニジ工ル化学社製）１００重量部に、粘着付与剤とし
てロジンエステル（ペンタリンＡ：理化バーキュレス社
製）１００重量部に、酸価２０で軟化点１１５℃の酸化
ポリエチレン（実施例１）、酸価３．５で軟化点１４５
″Ｃの酸化ポリプロピレン（実施例２）、及び融点８５
℃のマイクロワックス（比較例１）、軟化点１１１８″
Ｃのポリエチレンワックス（比較例２）をそれぞれ２０
重量部ずつ加熱混合して実施例１及び２、比較例１．及
び２のホラトメ、／１／）接着剤とし、２００℃におけ
る粘度、及び０．８ｆｆ厚ポリプロピレンシート同志の
０℃、２５℃、５０℃におけろＴ剥離接着力、更に７０
１：における剪断クリープ試験を測定した結果を第１表
に示す。
ロックポリマー（ＳＢＳ）（カリフレックスＴＲ１１０
２ニジ工ル化学社製）１００重量部に、粘着付与剤とし
てロジンエステル（ペンタリンＡ：理化バーキュレス社
製）１００重量部に、酸価２０で軟化点１１５℃の酸化
ポリエチレン（実施例１）、酸価３．５で軟化点１４５
″Ｃの酸化ポリプロピレン（実施例２）、及び融点８５
℃のマイクロワックス（比較例１）、軟化点１１１８″
Ｃのポリエチレンワックス（比較例２）をそれぞれ２０
重量部ずつ加熱混合して実施例１及び２、比較例１．及
び２のホラトメ、／１／）接着剤とし、２００℃におけ
る粘度、及び０．８ｆｆ厚ポリプロピレンシート同志の
０℃、２５℃、５０℃におけろＴ剥離接着力、更に７０
１：における剪断クリープ試験を測定した結果を第１表
に示す。
第１表
特許出願人 アイカニ業株式会社
５３９−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性ゴムに粘着付与剤と酸化ポリオレフィン系
ワックスとが混入されていることを特徴とするホットメ
ルト接着剤。 ２、酸化ポリオレフィン系ワックスが、酸化ポリプロピ
レンワックスである特許請求の範囲第１項記載のホット
メルト接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58092958A JPS59217777A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ホットメルト接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58092958A JPS59217777A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ホットメルト接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59217777A true JPS59217777A (ja) | 1984-12-07 |
| JPH0373595B2 JPH0373595B2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=14068956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58092958A Granted JPS59217777A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ホットメルト接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59217777A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0559337A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | ホツトメルト接着剤 |
| JP2006131810A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Techno Polymer Co Ltd | 粘着剤及び粘着フィルム |
| CN108794885A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-11-13 | 台州市黄岩广环工贸有限公司 | 抗老化耐冲击改性聚丙烯材料及其制备方法 |
| CN109401678A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-03-01 | 广东凯林科技股份有限公司 | 一种用于生产圆柱形过滤器的聚烯烃热熔胶及其制备方法 |
| US11279811B2 (en) | 2016-02-13 | 2022-03-22 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Polymer-modified asphalt with wax additive |
| US11739191B2 (en) | 2015-12-30 | 2023-08-29 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Reactor for continuously treating polymeric material |
| US11859036B2 (en) | 2016-09-29 | 2024-01-02 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Reactor for treating polystyrene material |
| US11987672B2 (en) | 2016-03-24 | 2024-05-21 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Wax as a melt flow modifier and processing aid for polymers |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5371139A (en) * | 1976-12-07 | 1978-06-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Hot-melt adhesive compositions |
| JPS5641279A (en) * | 1979-09-11 | 1981-04-17 | Taihei Seishi Kk | Hot-melt adhesive composition |
| JPS56100877A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Hot melt sticking composition |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP58092958A patent/JPS59217777A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5371139A (en) * | 1976-12-07 | 1978-06-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Hot-melt adhesive compositions |
| JPS5641279A (en) * | 1979-09-11 | 1981-04-17 | Taihei Seishi Kk | Hot-melt adhesive composition |
| JPS56100877A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Hot melt sticking composition |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0559337A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | ホツトメルト接着剤 |
| JP2006131810A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Techno Polymer Co Ltd | 粘着剤及び粘着フィルム |
| US11739191B2 (en) | 2015-12-30 | 2023-08-29 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Reactor for continuously treating polymeric material |
| US11279811B2 (en) | 2016-02-13 | 2022-03-22 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Polymer-modified asphalt with wax additive |
| US11987672B2 (en) | 2016-03-24 | 2024-05-21 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Wax as a melt flow modifier and processing aid for polymers |
| US11859036B2 (en) | 2016-09-29 | 2024-01-02 | Greenmantra Recycling Technologies Ltd. | Reactor for treating polystyrene material |
| CN108794885A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-11-13 | 台州市黄岩广环工贸有限公司 | 抗老化耐冲击改性聚丙烯材料及其制备方法 |
| CN109401678A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-03-01 | 广东凯林科技股份有限公司 | 一种用于生产圆柱形过滤器的聚烯烃热熔胶及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0373595B2 (ja) | 1991-11-22 |
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