JP2778672B2 - 浴槽内温水の浄化維持方法 - Google Patents

浴槽内温水の浄化維持方法

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JP2778672B2
JP2778672B2 JP2021050A JP2105090A JP2778672B2 JP 2778672 B2 JP2778672 B2 JP 2778672B2 JP 2021050 A JP2021050 A JP 2021050A JP 2105090 A JP2105090 A JP 2105090A JP 2778672 B2 JP2778672 B2 JP 2778672B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、浴槽の温水を自動的に浄化を行い、温水の
汚濁を抑制した浴槽内温水の浄化維持方法に関するもの
である。
(従来の技術) 浴槽内の温水は、汚れやすく、頻繁に新しい温水と交
換する必要があり、不経済なものである。そこで、少し
でも温水を繰返し使用可能とすべく温水の汚濁を抑制し
ようとして、浴槽内の温水を循環させ、濾過装置を設け
たものが知られている。そのような装置として、例え
ば、 温水を循環、濾過すると共に、内蔵の電気ヒータによ
り、温水を長時間適温に保つようにした風呂、 気泡を含んだ温水の噴出流を浴槽内に噴出するように
した風呂に濾過手段を付加したもの、 がある。このような風呂装置によれば、温水の汚れが除
去され、しかも、浴槽のいわゆるぬめりの発生も抑制さ
れる効果があるとされている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記した装置では、以下の課題が指摘
されている。
温水の浄化のために長時間温水を循環させるため、無
駄が多く不経済である。
そのために、手動的に運転スイッチをオンオフするの
は煩雑且つ操作し忘れのおそれがある。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたもので、入浴並
びに入浴終了を検知して、温水の自動循環開始、停止を
行うようにした浴槽内温水の浄化維持方法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本発明は、浴槽内の温水
位を所定時間毎に検知して、それぞれの時間における温
水位間の差を求め、この差が正の値であって所定の値以
上であれば入浴したと判断して、温水の循環濾過を開始
し、次いで、前記温水位の差が負の値であつて、所定の
値以下であれば、入浴終了と判断し、その後、温水の循
環濾過を間欠的に継続するようにしたものである。
さらに、本発明にかかる方法は、浴槽内の温水位を所
定時間毎に計測すると共に、この温水位の変化値を求
め、この変化値の絶対値が浴槽内の温水位の一時的な変
動値以上であれば、未だ温水位が変動中であると判断
し、一時的な変動値未満であれば、水位が安定したと判
断し、その水位を現在の安定水位として取り込み、次い
でその安定水位の変化値を求め、この変化値が所定の値
以上であれば入浴したと判断して、温水の循環濾過を開
始し、さらに、温水位の変化値が負であって所定の値以
下であれば入浴終了と判断し、その後は温水の循環濾過
を間欠的に行い、この間欠運転時においても、温水位の
所定時間毎の計測を行って入浴したと判断した場合、再
び、温水の循環濾過を開始するようにしたものである。
(作用) 浴槽内の温水位の時間的変化値を求め、この変化値が
所定の値以上であれば、人が入浴したと判断すると共に
温水の循環濾過を行い、また、この変化値が負、すなわ
ち、温水位が減少したときは、入浴が終わったとして、
暫時温水の循環濾過を継続するようにし、その後、温水
の循環濾過を間欠的に行うようにしたため、無駄なく温
水の浄化維持が可能となる。
前記温水位の時間的変化値において、人が入浴するこ
とによって起こる水位の上昇値、並びに浴槽内の温水位
の一時的な変動値、すなわち、温水をかき回すことによ
る温水位の変動値が予め、設定されている。前記時間的
変化値が人が入浴することによって起こる水位の上昇値
以上にならなければ温水の循環濾過運転はされないよう
になっている。また、逆に入浴終了であれば、前記した
入浴に伴う水位の上昇値とは逆に減少するのが検出され
ることになる。この水位の変動によって、温水の循環濾
過運転、停止をするため、無駄がない。
(実施例) 次に、本発明にかかる浴槽内温水の浄化維持方法を実
施するための風呂装置について、1実施例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下説明する。
図において、参照符号1は風呂装置における浴槽内温
水の循環濾過装置の系統図を示し、この浴槽循環濾過装
置1は浴槽2に形成された循環口3を介して、温水を循
環するための湯循環路4と、この湯循環路4に設けられ
た浴槽2内の温水位を検知するための水位センサ5と、
前記湯循環路4に介在された濾過手段としての濾過フィ
ルタ6および湯循環ポンプ7を具備する。さらに、前記
浴槽2には図示しないが所定の浴槽内を洗浄するための
手段が設けられる。
前記水位センサ5、湯循環ポンプ7、その他浴槽内を
洗浄するための手段は、制御部8の制御指令に基づき、
温水位を検知したり、温水を循環させたり、浴槽内を洗
浄する動作を行う。
前記制御部8は、水位センサ5からの検知信号を所定
時間毎に取り込んで浴槽2内の温水の水位を測定すると
共に、水位の時間的変化値を求めると共に後述する種々
の温水位の変化値との比較判断を行うものである。
前記制御部8には、種々の温水位の変化値が設定され
ている。例えば、変化値の絶対値が浴槽内の温水位の一
時的な変動値、すなわち、温水をかき回すことによる温
水位の変動値C1(±2〜3cm)、並びに人が入浴するこ
とによって起こる水位の上昇値C2(約10cm)のごとくで
ある。
次にかかる浴槽循環濾過装置1の動作を以下説明す
る。
第1図に示されるように、浴槽2に形成された循環口
3を介して、温水が所定水位になるまで注湯される。こ
の際、水位センサ5は所定時間、例えば、1秒毎に温水
位LMを検知し、その温水位LMにかかる検知信号を制御部
8に出力している。制御部8は前記検知信号と前回の温
水位LM-1にかかる検知信号に基づいて、浴槽2内の温水
位の変化値LM−LM-1を求め、この値が温水をかき回すこ
とによる温水位の変動値LM−LM-1≧|C1(±2〜3cm)|
であれば、未だ水位が変動中と判断し、LM−LM-1<C1|
(±2〜3cm)|であれば、温水が所定水位に達したと
して、その水位を現在の安定水位LRとして取り込む。
次いで、制御部8はその現在の安定水位LRの変化値を
求め、この変化値が人が入浴することによって起こる水
位の上昇値C2(約10cm)以上であれば、入浴したと判断
して、温水の循環濾過を開始すべく湯循環ポンプ7を動
作させる。
さらに、制御部8は温水位の変化値を求め、この変化
値がC2(約−10cm)以下、すなわち、温水位の減少が約
10cm以上であれば入浴終了と判断してその後は温水の濾
過のために暫時、温水の循環濾過を継続する。
濾過終了後、制御部8は温水の循環濾過を間欠的に行
なうべく制御指令を出力する。このときにおいても、1
秒毎に温水位LMを検知し、その温水位LMにかかる検知信
号を制御部8に出力している。この場合、間欠運転時に
おいて、前回測定水位との変化値が、C2(約10cm)以上
であれば、入浴したと判断して、再び温水の循環濾過を
開始する。このように、人が入浴することによって起こ
る水位の変化値に基づいて、温水の循環濾過運転、停止
をするため、無駄がない。
そして、配水完了後、制御部8は図示しない所定の浴
槽内を洗浄するための手段を作動させ、汚れを洗い流す
ことができる。
なお、本発明にかかる浴槽浄化洗浄装置は、全自動風
呂装置にも適用できる。この場合、予め、設定水位LS
設定され、この設定水位LSの変化値が求められ、比較判
断が行われることとなる。また、基準となる変化値C1
C2の大きさは浴槽の容積、人の大きさによって適宜指定
される。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、以下のような効果を奏する。
すなわち、浴槽内の温水位の時間的変化値を求め、この
変化値が所定の値以上であれば、人が入浴したと判断す
ると共に、温水の循環濾過を行い、この変化値が負、す
なわち、温水位が減少したときは、入浴が終わったとし
て、温水の濾過を行うべく温水の循環濾過を継続するよ
うにし、その後は、間欠的にしかも、自動的に所定の制
御手段によって、温水の循環、濾過を行わせるようにし
たので、無駄なく温水の浄化維持が可能となり手間を省
くことが可能となる。かかる循環濾過により、浴槽壁に
こびりつく汚れおよびぬめりが抑制され、浴槽の清掃等
も楽なものとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明にかかる浴槽内温水の浄化維持方法を実施す
るための風呂装置における浴槽内温水の循環濾過装置の
概略系統図である。 1……浴槽循環濾過装置、2……浴槽、3……循環口、
4……湯循環路、5……水位センサ、6……濾過フィル
タ、7……湯循環ポンプ、8……制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の温水位を所定時間毎に検知して、
    それぞれの時間における温水位間の差を求め、この差が
    正の値であって所定の値以上であれば入浴したと判断し
    て、温水の循環濾過を開始し、次いで、前記温水位の差
    が負の値であつて、所定の値以下であれば、入浴終了と
    判断し、その後、温水の循環濾過を間欠的に継続するこ
    とを特徴とする浴槽内温水の浄化維持方法。
  2. 【請求項2】浴槽内の温水位を所定時間毎に計測すると
    共に、この温水位の変化値を求め、この変化値の絶対値
    が浴槽内の温水位の一時的な変動値以上であれば、未だ
    温水位が変動中であると判断し、一時的な変動値未満で
    あれば、水位が安定したと判断し、その水位を現在の安
    定水位として取り込み、次いでその安定水位の変化値を
    求め、この変化値が所定の値以上であれば入浴したと判
    断して、温水の循環濾過を開始し、さらに、温水の変化
    値が負であって所定の値以下であれば入浴終了と判断
    し、その後は温水位の循環濾過を間欠的に行い、この間
    欠運転時においても、温水位の所定時間毎の計測を行っ
    て入浴したと判断した場合、再び、温水の循環濾過を開
    始することを特徴とする浴槽内温水の浄化維持方法。
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