JP2778079B2 - X線自動露出制御装置 - Google Patents

X線自動露出制御装置

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JP2778079B2
JP2778079B2 JP1042454A JP4245489A JP2778079B2 JP 2778079 B2 JP2778079 B2 JP 2778079B2 JP 1042454 A JP1042454 A JP 1042454A JP 4245489 A JP4245489 A JP 4245489A JP 2778079 B2 JP2778079 B2 JP 2778079B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はX線撮影の分野で活用される。
この発明はX線自動露出制御装置に関し、詳しくはX
線写真撮影時にフイルム濃度を自動的に適正値に制御す
るために使用される装置に関し、とくに設定撮影時間な
いしバツクアツプタイムの再設定に関する。
[従来技術] 従来よりX線自動露出制御を行う場合、X線撮影条件
の撮影時間、撮影管電圧、管電流を術者が設定し、X線
ばく射を行つて撮影が行われる。
この場合、X線自動露出制御装置は検出器と積分器と
を備えており、照射X線を検出して電気信号に変換し、
この信号を積分し、この積分値が絶えず基準値と比較さ
れ同一値となつたとき、つまり適正なフイルム濃度とな
つたとき、X線しや断信号を発生させ、X線をしや断す
ることにより自動露出を行つている。
ここで、術者が設定する撮影時間は自動露出のバツク
アツプタイムとして設定される。従つて、X線自動露出
制御装置でX線が遮断されず、バツクアツプタイムで遮
断された場合は、ブザー等によりバツクアツプタイムで
遮断されたことを知らせ、術者がバツクアツプタイムを
変更して再設定し、再撮影を行うことになる。
[発明が解決しようとする課題] バツクアツプタイムでX線が遮断された場合、術者は
経験によりバツクアツプタイムを再設定することにな
る。この再設定値を誤つて短くすると、再びバツクアツ
プタイムで遮断されることになる。他方、バツクアツプ
タイムを非常に長い時間とすることも考えられるが、こ
れでは正確なバツクアツプタイムとはいえない。
この発明の目的は、2度目のバツクアツプタイムの設
定値についてはその再設定値が自動的に計算され、表示
される、X線自動露出制御装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 前述した目的は、マイクロコンピュータに接続された
X線自動露出制御装置において、X線撮影条件の管電圧
(KV)、管電流(mA)及びバックアップタイムの撮影時
間(sec)の各設定値をデジタル値として取り込むイン
タフェースと、電圧積分器の出力値及び基準電圧値をデ
ジタル値として取り込むインタフェースと、設定撮影時
間によりX線の照射が遮断したとき、そのときの積分器
出力値を保持し、この出力値と基準電圧値との割合か
ら、自動露出でX線が遮断される撮影条件として管電流
(mA)または撮影時間(sec)を変えて再設定のため計
算する再設定条件算出手段と、それら再設定値の表示手
段とを具備することにより、達成される。
[作 用] バツクアツプタイムでX線が遮断された場合、バツク
アツプタイムで遮断されるまでの間のX線自動露出制御
器内で積分された電圧値を保持し、基準電圧値から、正
確に遮断されるまでのX線量を計算し、再設定すべき条
件(管電流または撮影時間)を術者に表示により知らせ
る。なお、計算上のパラメータはデジタル値とするため
に、マイクロコンピユータが利用され、またA/D変換器
などのインタフエースが使用される。
バツクアツプタイムでX線が遮断された場合、術者
は、表示された値により再設定を行い再撮影が行える。
または、自動的に再設定された場合には、術者は再撮影
するだけでよい。
[実 施 例] この発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明され
る。
第3図はX線自動露出制御装置の基本回路を示してい
る。
X線を検出器10aにより電気信号に変換し、積分器10b
により積分する。この積分電圧値が基準電圧10cに達し
たとき、比較器10dによりX線遮断信号が出力され、X
線が遮断される。
第2図は積分電圧の変化例を示している。
通常は積分電圧が基準電圧に達したとき、X線が遮断
されるが、バツクアツプタイムで遮断された場合には、
従来技術ではブザー等により知らせるだけであつた。
第1図はこの発明の1実施例を示した概略ブロツク図
である。
CPU20には、バツクアツプタイムで遮断されたときの
積分電圧及び基準電圧インタフエースないしA/D変換器1
2を介して、また撮影管電圧KV、管電流mA、撮影時間sec
がX線制御器から同様に別のインタフエース14を介して
それぞれ入力される。
CPU20では、バツクアツプタイムで遮断された時点の
積分電圧と、基準電圧の割合から、自動露出でX線を遮
断するのに必要な条件を計算する。例えば、第2図の例
では基準電圧の半分の積分電圧でX線が遮断されている
ので、バツクアツプ時間を2倍にすればよいことにな
る。
他の条件例としては、撮影時間を短かくするためには
バツクアツプ時間はそのままで管電流を2倍にしてもよ
い。
計算で求めた条件にバツクアツプのためさらに若干の
値(例えば5%)を増加し、パネル16にメツセージとし
て表示する。
第1図の表示例では、元の設定例として管電圧80KV、
管電流200mA、撮影時間ないしバツクアツプタイム50mse
cが左側に表示されており、ここで第2図の図示例を援
用すれば、50msecのバツクアツプタイムでX線が遮断し
たために、計算上で次回のバツクアツプタイムは100mse
cとすべきであるが、短い時間が望ましいので管電流を
2倍にして400mAとし、結局バツクアツプタイムは元の5
0msecに若干の余裕を加えて55msecが、また管電圧は変
わらず、右側にメツセージ表示されている。
このことにより、術者はメツセージ表示を見て撮影条
件を再設定し、再撮影が行なえる。
第1図では再設定の条件をメツセージとして表示した
が、自動的に条件を変更設定してもよい。
なお、元の設定条件のうちどれを優先して変更するか
は、図示しないスイツチにより選択される。
[効 果] この発明によれば、バツクアツプタイマでX線の遮断
が行われたとき、術者が簡単に条件を再設定でき、再撮
影が行えるので、バツクアツプタイムを2度誤ることが
なく、被検者の被曝線量は少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこのの1実施例を示した概略構成ブロツク図、
第2図は積分電圧の変化例態様図、第3図はX線自動露
出制御装置の基本回路図である。 10はX線自動露出制御器ないし装置、12と14はインタフ
エース、16は表示器、20はCPU、VRは基準電圧である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータに接続されたX線自
    動露出制御装置において、X線撮影条件の管電圧(K
    V)、管電流(mA)及びバックアップタイムの撮影時間
    (sec)の各設定値をデジタル値として取り込むインタ
    フェースと、電圧積分器の出力値及び基準電圧値をデジ
    タル値として取り込むインタフェースと、設定撮影時間
    によりX線の照射が遮断したとき、そのときの積分器出
    力値を保持し、この出力値と基準電圧値との割合から、
    自動露出でX線が遮断される撮影条件として管電流(m
    A)または撮影時間(sec)を変えて再設定のため計算す
    る再設定条件算出手段と、それら再設定値の表示手段と
    を具備していることを特徴とする、X線自動露出制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010116494A1 (ja) * 2009-04-07 2010-10-14 株式会社 島津製作所 X線撮影装置

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JPS4937346A (ja) * 1972-08-19 1974-04-06

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JP5333580B2 (ja) * 2009-04-07 2013-11-06 株式会社島津製作所 X線撮影装置

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