JP2777838B2 - 大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム - Google Patents

大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム

Info

Publication number
JP2777838B2
JP2777838B2 JP2137509A JP13750990A JP2777838B2 JP 2777838 B2 JP2777838 B2 JP 2777838B2 JP 2137509 A JP2137509 A JP 2137509A JP 13750990 A JP13750990 A JP 13750990A JP 2777838 B2 JP2777838 B2 JP 2777838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platform
deep
station
subway
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2137509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0431162A (ja
Inventor
恭幸 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP2137509A priority Critical patent/JP2777838B2/ja
Publication of JPH0431162A publication Critical patent/JPH0431162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2777838B2 publication Critical patent/JP2777838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、主に大都市の地下の所謂50m以深の大深
度地下を超高速で走行する大深度地下鉄道(リニアモー
ターカー等)の地下駅における停車位置と地上近辺の駅
入口との間で、乗客を効率良く安全に垂直輸送する目的
で実施される大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラット
ホームに関する。
従来の技術 都市部の過密化や異常な土地価格の高騰等に対処する
べく、地下空間の有効利用を図る各種の構想・計画、所
謂ジオ・フロント計画が積極的に進められている。地下
深度50m以深の大深度地下を超高速で走行するリニアモ
ーターカー等の大深度地下鉄道の開発も、その一環とし
て推進されている。この開発テーマには、大深度地下鉄
道の大深度地下駅まで乗客を効率良く安全に輸送する手
段の開発も当然に含まれている。
しかし、現時点では、エレベータ、エスカレーターや
階段を設置して大深度地下鉄道駅まで乗客を移動させる
(輸送する)ことが提案されている程度にすぎない。
本発明が解決しようとする課題 大深度地下鉄道を実施する場合、同鉄道の地下駅ま
で、乗客を大量に急速に輸送する手段ないしその効率
性、安全性が問題となるが、上述のようにエスカレータ
ー等を使用して乗客を輸送する手法では、地下50m以深
の深い大深度地下駅まで輸送する輸送時間が非常に長く
なり効率が悪い。また、大深度地下鉄道はトンネル内を
超高速で走行するため、地下駅に現在地下駅で利用され
ているようなプラットホームを単純に設置し、乗客が鉄
道車輌の到着を待つ構成では、トンネル内への転落や気
圧の不順による乗客の体調不良、不慮の事故も引き起こ
しかねず、甚だ安全性に欠ける。
したがって、本発明の目的は、地上の駅入口から大深
度地下鉄道駅の車輌停車(乗車)位置までの間におい
て、多数の乗客を効率良く安全に輸送する大深度地下鉄
道駅のエレベーター式プラットホームを提供することに
ある。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段として、こ
の発明に係る大深度地下鉄道駅のエレベーター式プラッ
トホームは、図面の第1図〜第4図に好適な実施例を示
したとおり、 プラットホーム1は大深度地下鉄道の車輌2に対応す
る長さで、かつ同車輌2の出入口3…と対応する位置に
乗降用の扉4…を有し、多数の乗客5…が搭乗可能な大
きさの箱型に形成した。そして、該プラットホーム1
は、大深度地下を走行する前記地下鉄道の地下駅6にお
ける停車位置とほぼ同レベルの真横位置と、地上又は地
上近辺の駅入口7との間を乗客5…が搭乗して昇降自在
に構成したことを特徴とする。
作用 プラットホーム1は車輌2に対応する長さの箱型に形
成され、第2図及び第3図中の矢印d方向に昇降自在な
エレベーター式に構成されているので、多数の乗客5…
を搭乗させることができ、しかも地上近辺の駅入口7と
大深度地下鉄道の地下駅6における車輌停車位置(乗車
位置)との間の輸送及び地下鉄道車輌への乗降を一気に
行なうことができ、効率的である。
箱型のプラットホーム1には、大深度地下鉄道の車輌
2の出入口3…との対応位置に乗降用の扉4…が有り
(第2図)、乗客5…は大深度地下鉄道車輌への乗降が
容易であると共に、トンネル内への転落や気圧の不順に
よる不慮の事故は未然に防止できる。
実 施 例 次に、図面の第1図〜第4図に示した本発明の実施例
を説明する。
第1図は、例えば地下50m以深の大深度地下駅6にプ
ラットホーム1が3基(但し、基数はこの限りでない)
設置され、リニアモーターカー等の大深度地下鉄道の車
輌2の各停車位置と地上(近辺)の駅入口7との間で、
乗客5…を垂直輸送する概念図を示している。
各プラットホーム1は、例えば大深度地下鉄道の車輌
2の一車輌分相当の長さで、少なくとも一車輌に乗車す
る乗客数の乗客5…が搭乗可能な大きさの箱型に形成さ
れている。あるいは第2図に示したように、プラットホ
ーム1は、地下鉄道車輌2の車輌の約半分程度の長さに
構成し実施することもある。この箱型のプラットホーム
1の長手方向の両側面、即ち第2図に示したように車輌
2の出入口3…と対向する位置に、各々開閉自在な乗降
用の扉4…が設けられている。
このプラットホーム1は、第3図に示したように垂直
断面で見ると、大深度地下鉄道の車輌2が停車する地下
駅6の乗降位置とほぼ同レベルの真横位置と、地上又は
地上近辺の駅入口7との間を垂直に昇降して(矢印d方
向)、大深度地下鉄道の乗客5…を輸送するエレベータ
ー式に構成されている。なお、当該プラットホーム1が
昇降するためのシャフト部分は、例えば周辺地盤を地固
めした連壁8で形成されている。
従って、大深度地下鉄道に乗車する乗客5…は、第1
図に示したような地下2階など地上近辺に設置された駅
入口7のロビー10等で乗車時間まで待機し、列車到着時
間が近づくと、駅入口7に設置された搭乗用の扉9…及
びプラットホーム1の乗降用の扉4…から、例えば車輌
指定席に対応するプラットホーム1内へ搭乗する(第2
図及び第3図に示したe方向)。かくして乗客5を乗せ
たプラットホーム1は下降され、大深度地下鉄道の地下
駅6に既に停車しているか間もなく到着する地下鉄道車
輌の停車位置に停止する(第2図及び第3図参照)。対
向位置に一致されたプラットホーム1の乗降用の扉4…
及び車輌2の出入口3…が共に開かれると、乗客5…は
乗車専用口から車輌2内へ歩み進む(第2図及び第3図
に示した矢印f方向)ことにより乗車する。逆に、到着
した地下鉄道車輌から降車する者は、降車専用口(第2
図に示した矢印g方向)からプラットホーム1の方へと
歩み進み、プラットホーム1に搭乗することにより同じ
プラットホーム1を共用して地下鉄道駅から地上又は地
上近辺の駅入口7へ移動することができる。即ち、プラ
ットホーム1から地下鉄道車輌へ乗る者と、地下鉄道車
輌から駅へ降りる者とが一方通行の形で進むことによ
り、乗降は極めてスムースに短時間で行なわれ、当該プ
ラットホーム1と共に地上近辺の駅入口7までエレベー
タ式に垂直移動が効率良く安全に行なわれるのである。
なお、第4図のように、地下鉄道への乗車専用プラッ
トホーム(左側)と、降車専用プラットホーム(右側)
とを併設して乗降客の流れ(移動)を一層円滑に行なう
ことも可能である。
かくして本発明によれば、地上又は地上近辺の駅入口
7と大深度地下駅6に停車中の車輌2との間で多数の乗
客5…を効率良く安全に輸送できる。また大深度地下鉄
道車輌2の到着、停止が確認されてから乗降用の扉4…
が開かれ車輌2への乗降が行なわれるので、乗客5…の
ホームからの転落や気圧の不順による不慮の事故防止も
図られ安全な輸送が確保される。
本発明が奏する効果 この発明に係る大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラ
ットホームによれば、大深度地下鉄道の地下駅6と地上
又は地上近辺の駅入口3との間を多数の乗客5…を効率
良く安全に輸送することができ至便である。しかも、建
築面積の低減とそれに伴うコスト低廉も図られて経済的
であり、大深度地下の有効利用に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る大深度地下鉄道のエレベータ式
プラットホームの実施例を示した全体概念図、第2図は
プラットホームと地下鉄道車輌との関係を簡略化して示
した斜視図、第3図は同前の実施例の断面図、第4図は
異なる実施例の断面図である。 1……プラットホーム、2……車輌、3……出入口 4……乗降用の扉、5……乗客、6……地下駅 7……駅入口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラットホームは大深度地下鉄道の車輌に
    対応する長さで、かつ同車輌の出入口と対応する位置に
    乗降用の扉を有し多数の乗客が搭乗可能な大きさの箱型
    に形成されており、該プラットホームは大深度地下を走
    行する前記地下鉄道の地下駅における停車位置とほぼ同
    レベルの真横位置と、地上又は地上近辺の駅入口との間
    を乗客が搭乗して昇降自在に構成されていることを特徴
    とする大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホー
    ム。
JP2137509A 1990-05-28 1990-05-28 大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム Expired - Fee Related JP2777838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137509A JP2777838B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137509A JP2777838B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0431162A JPH0431162A (ja) 1992-02-03
JP2777838B2 true JP2777838B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=15200334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2137509A Expired - Fee Related JP2777838B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2777838B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101305092B1 (ko) * 2012-04-24 2013-09-12 한국철도기술연구원 승강 이동식 정거장

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4557365B2 (ja) * 2000-04-26 2010-10-06 東芝エレベータ株式会社 エレベーター
CN101830229B (zh) * 2010-05-11 2016-01-27 张应刚 一种地下管道交通系统
CN108454634A (zh) * 2018-04-12 2018-08-28 佛山轨道交通设计研究院有限公司 一种叠线地铁车站

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101305092B1 (ko) * 2012-04-24 2013-09-12 한국철도기술연구원 승강 이동식 정거장

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0431162A (ja) 1992-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3368496A (en) Transportation system
US5669307A (en) Transportation vehicle having doors with doorsills at different levels
US5861586A (en) Horizontal and vertical passenger transport
GB1083899A (en) Railway transportation system for automobiles and passengers
US5237931A (en) Transportation system for city transportation with traction cable and railroad system having a central routing control and electronic calling systems in the stations
JP2017522214A (ja) 人員輸送用ケーブルカーシステム
JP2777838B2 (ja) 大深度地下鉄道駅のエレベータ式プラットホーム
CN104442835A (zh) 用于人员运输的索道系统
JPS586673B2 (ja) ジヨウキヤクイソウソウチ
JP4570482B2 (ja) 自動車用エレベーター装置
JPH0811714A (ja) 旅客又は貨物の運送方法
KR101075083B1 (ko) 초고속 장거리 광역 지하철 및 그에 따른 차량설비
JPH05124781A (ja) エレベータ
RU2752036C1 (ru) Высокоскоростной метрополитен
JP2006056290A (ja) 都市交通システム
JPS63503452A (ja) 受動型車両を用いた輸送方式
US1776913A (en) Method of obtaining entry and exit times of any desired length in railways with very close train sequence
JPH03109165A (ja) 鉄道車両用の乗降設備
JP7358591B1 (ja) 車両間乗降システム
JPH0316870A (ja) 自動循環式索道の乗客の乗降用設備
RU2205761C1 (ru) Модульная транспортная система и способ ее эксплуатации
JP2974994B2 (ja) 車両用乗降システム
JP3426978B2 (ja) フォーク式立体駐車装置
JP2782079B2 (ja) 大深度地下鉄駅ホームと上部ホーム間の乗客輸送方法とその設備
JP2007084008A (ja) 輸送システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees