JP2777686B2 - 皮付き発泡体の成形法 - Google Patents

皮付き発泡体の成形法

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮付き発泡体の成形法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】周知のごとく、発泡プラスチ
ック(単に発泡体ともいう)は現在、主として発泡樹脂
粒子を用いる成形法(例えば、発泡ポリスチレン)と、
液状発泡材を用いる成形法(例えば、発泡ポリウレタ
ン)との2系統によって成形が行われている。前者の成
形法は「型物発泡成形法」と呼ばれており、この型物発
泡成形法は、予備発泡樹脂粒子を金型に充填し、これに
加熱水蒸気を吹込んで加熱・融着させる方法である(例
えば、特公平3−56905号公報参照)。
【0003】一方、熱可塑性樹脂発泡体の表面を密にし
た皮付き発泡体が知られている(例えば、特公昭42−
10752号公報参照)。これは、表皮を構成する非発
泡性パリソンを、ブロ−成形用金型内でブロ−成形した
後、冷却固化して中空成形体にし、これをブロ−成形用
金型から取出し、この中空成形体に予備発泡樹脂粒子
(以下、単に発泡ビ−ズということがある)を充填し、
更に、これに加熱水蒸気噴射パイプを挿入して、この噴
射パイプより加熱水蒸気を吹込んで発泡ビ−ズを加熱し
てさらに発泡させ、各ビ−ズが互に融着する前に噴射パ
イプを抜取ることにより、皮付き発泡体を成形する方法
である(例えば、特公昭62−19239号公報、特公
昭58−10217号公報、実公昭62−9073号公
報等参照)。
【0004】しかしながら、かかる皮付き発泡体の成形
法では、1)中空成形体と、この中空成形体の中の発泡
体とを別工程で成形するので、金型等の設備も別々に必
要となり、工程が複雑となる。殊に、中空成形体の冷却
固化時間と、発泡ビ−ズの加熱・融着及び冷却固化時間
とを別々に必要とするので、生産性が悪くなる、2)冷
却されている中空体に発泡ビ−ズを入れて成形するの
で、中空成形体と発泡体との融着が完全に行なわれな
い、という問題があった。
【0005】そこで、かかる問題を解決するため中空成
形体を構成するパリソンをブロ−成形用金型に密閉した
まま、前述の発泡ポリウレタン成形法の系統に準じて、
そのパリソン内にウレタン等反応系発泡液体を注入し
て、パリソンをブロ−成形用金型の内面に沿わせた後、
その型締めの状態でパリソンを冷却固化させると共に、
発泡材を反応固化させて皮付き発泡体を得る方法が提案
されている(例えば、特開昭58−116135号公
報、特開平3−293113号公報参照)。
【0006】ところが、かかる提案の発泡体成形法で
は、パリソンをブロ−成形して金型の内面に沿わすの
に、発泡材の発泡圧で行なっているので、パリソンのブ
ロ−圧力が不足がちとなって、特に複雑な内面形状に対
してはパリソンを充分に沿わすことができず、また、パ
リソンの展開倍率も不均一となる、という問題があっ
た。
【0007】そこで本発明者らは、通常のブロ−成形を
行う金型と、型物発泡成形を行う金型とを一つにして、
パリソンを通常のブロ−成形し、成形された中空成形体
に発泡ビ−ズを入れて加熱・融着することによって、そ
の成形サイクルを可及的に短縮する方法(特願平3−2
52111号)を見出した。
【0008】しかしながら、この方法においては、発泡
ビ−ズの充填フィ−ダをブロ−成形用金型のパ−ティン
グラインに出入可能に設けると共に、その充填フィ−ダ
を金型内面より、突出させた状態でパリソンをブロ−成
形した後、充填フィ−ダより発泡ビ−ズを中空成形体内
に充填するものであって、充填フィ−ダの位置を金型の
パ−ティングライン以外の位置での充填は、充填フィ−
ダを出入可能に設けたとしても、充填フィ−ダで中空成
形体に充填用穴を設けることが困難であるため、結局充
填フィ−ダの位置は金型のパ−ティングラインとなり、
充填フィ−ダの位置が制約を受けるものであることか
ら、大型成形品やヒンジ付成形品の場合および多数個取
りの場合の成形が不可能である、という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題を解
決したものであって、その要旨とするところは、ブロ−
成形用金型内で、該金型内に垂下させたパリソンをブロ
−成形して中空成形体となし、引続いて、該中空成形体
が冷却固化する前に、該中空成形体内に熱可塑性予備発
泡樹脂粒子を充填し、該粒子を加熱・融着させて発泡成
形体を成形する皮付き発泡体の成形方法であって、前記
粒子の充填時に、中空成形体に充填穴あけ加工を行い、
引続いて、該充填穴より粒子を充填することを特徴とす
る皮付き発泡体の成形法にある。
【0010】
【実施例】本発明を添付図面に示す実施例装置により詳
細に述べる。
【0011】先ず、本実施例装置の概要を述べる。図1
において、1は、1対の割型からなるブロ−成形用金型
であって、このブロ−成形用金型1によって、後述のよ
うに皮付き発泡体を成形する。
【0012】これらのブロ−成形用金型1a,1bは、
1対の取付板2(一方のみ図示)によって開閉可能にそ
れぞれ支持されている。
【0013】このブロ−成形用金型1の上方には、不図
示のパリソン押出機が設置されていて、このパリソン押
出機により、所望の樹脂を加熱、溶融させてパリソン3
としてブロ−成形用金型1に供給するようになってい
る。
【0014】このブロ−成形用金型1には、2個のキヤ
ビティ1A,1Bが上下に並列して設けられていて、中
空成形体4が同時に2個成形できるようになっている。
そして、これらの中空成形体4は、連結部5で連結され
ていて、この連結部5を製品のヒンジ部としたり、これ
を切断して2個取りにしたりする。
【0015】このブロ−成形用金型1の一方の金型1a
と、前記取付板2とはスペ−サ6を介在して一体化され
ており、このスペ−サ6によって形成される空間に、後
述の発泡ビ−ズ用充填装置7が取付けられている。この
充填装置7は、金型外部に設けたビ−ズ収納タンク8と
可撓管9を介して接続されている。
【0016】このブロ−成形用金型1の他方の金型1b
には、ブロ−エア用ノズルピン10、加熱水蒸気用ノズ
ルピン11およびバキュ−ム用ノズルピン12等がそれ
ぞれ取付けられている。これらのノズルピン10,1
1,12には、その胴部にスリットが設けてあって、し
かも、その先端は尖鋭状になっていて、中空成形体4に
容易に差込みができるようになっている。また、これら
のノズルピン10,11,12には、図示しないが、差
込みや引抜きを行う押引装置がそれぞれ付設されてい
る。なお、図1では、ノズルピンが各別に設けられてい
るが、1本のノズルピンで兼用できるようにしてもよ
い。
【0017】以上述べた本実施例装置による成形方法を
述べる。ブロ−成形用金型1が開かれている状態で、加
熱溶融したパリソン3(例えば、ポリプロピレン系樹脂
では180〜220℃、ポリエチレン系樹脂では160
〜200℃)を供給する。この時、金型1は40〜80
℃に設定されている。勿論、常温であってもよい。
【0018】この金型1を型閉めしパリソン3を密閉し
た後、ブロ−エア用ノズルピン10を差込み、圧力2〜
7kg/cm2 (ゲ−ジ圧)のエアを10〜20秒間、パリ
ソン3の内部に吹込んで、パリソン3をブロ−して中空
成形体4を形成する。
【0019】その後、この中空成形体4の冷却途中で、
後述のような充填装置7によって発泡ビ−ズを中空成形
体4に充填する。
【0020】この発泡ビ−ズを充填する時、バキュ−ム
用ノズルピン12を中空成形体4に差込み、300〜7
60mmHgの真空状態にしておいたり、ビ−ズ収納タンク
8に加圧装置(図示せず)を取付け、発泡ビ−ズに大き
な変形を与えない程度の圧力0.5〜3kg/cm2 、好ま
しくは1.0〜1.2kg/cm2 (ゲ−ジ圧)に加圧して
充填すると、発泡ビ−ズの充填が効率よく行われる。
【0021】次いで、加熱水蒸気用ノズルピン11を中
空成形体4に差込み、充填された発泡ビ−ズ中に0.1
〜1.2kg/cm2 、すなわち、100〜125℃、好ま
しくは、0.8〜1.0kg/cm2 、すなわち、115〜
120℃の加熱水蒸気を2〜20秒間吹込む。その結
果、予備発泡された発泡ビ−ズは、本発泡して互に融着
し発泡成形体が成形される。このとき、バキュ−ム用ノ
ズルピン12からバキュ−ムすれば、加熱水蒸気の流れ
が円滑になる。
【0022】その後、成形された皮付き発泡体を冷却し
て、ブロ−成形用金型1を開けば、製品である皮付き発
泡体が出来上がる。
【0023】なお、本実施例による皮付き発泡体は、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS
樹脂等からなる中空成形体4と、直径1mm〜3mm程度の
ポリスチレン系、ポリエチレン系等の予備発泡樹脂粒子
を過熱・融着させた発泡体とよりなることとなる。
【0024】ここおいて、本実施例装置の発泡ビ−ズ用
充填装置7は、次のように構成されている。図2〜図5
に基づいて説明する。この充填装置7は、充填装置本体
13と、ロ−タリカッタ−スピンドル14と、このロ−
タリカッタ−スピンドル14の先端に取付けられたロ−
タリカッタ−15と、ロ−タリカッタ−スピンドル14
に形成されたシリンダ−16と、このシリンダ−16に
挿入されたプランジャ17と、から大略構成されてい
る。
【0025】すなわち、この充填装置本体13は、一方
の金型1aのキヤビティ1Aに臨んで取付けられてお
り、この充填装置本体13には、ロ−タリカッタ−スピ
ンドル14が回動および前後進可能に取付けられてい
る。
【0026】このロ−タリカッタ−スピンドル14の先
端(すなわち、キヤビティ側)には4つのソ−状刃で円
筒状になったロ−タリカッタ−15が取付けられてい
る。このロ−タリカッタ−15の径は約10〜20mm
なっていて、このロ−タリカッタ−15で中空成形体4
に穴あけ加工をすれば、発泡ビ−ズの充填時に、発泡ビ
−ズは支障なく通ることができる。
【0027】ロ−タリカッタ−スピンドル14の軸心部
は中空状になっていて、シリンダ−16を形成してい
る。
【0028】このシリンダ−16にはプランジャ−17
が前後進可能に挿入されている。このプランジャ−17
によってロ−タリカッタ−15内に残っている中空成形
体4の切り屑や、シリンダ−16に残っている発泡ビ−
ズを中空成形体4に押込むようにしている。
【0029】このシリンダ−16には、発泡ビ−ズ供給
路18と発泡ビ−ズ圧送用エア供給路19とが対向して
開口されている。また、このプランジャ−17には、プ
ランジャ−17が前進端迄前進した位置で、これらの開
口部が互に連通するようにプランジャ−溝17aが周設
されている。
【0030】この発泡ビ−ズ供給路18は、軸に対し出
口に向け傾斜して設けられており、これはロ−タリカッ
タ−スピンドル14に穿設された第1のポ−ト18A
と、充填装置本体13に穿設された第2のポ−ト18B
とで構成されている。この第2のポ−ト18Bは、前記
可撓管9と接続されてビ−ズ収納タンク8に連通されて
いる。
【0031】発泡ビ−ズ圧送用エア供給路19は、軸に
対し出口に向け傾斜して設けられており、これはロ−タ
リカッタ−スピンドル14に穿設された第3のポ−ト1
9Aと、充填装置本体13に穿設された第4のポ−ト1
9Bとで構成されている。この第4のポ−ト19Bは不
図示のエア源に接続されてる。
【0032】そして、発泡ビ−ズ供給路18と発泡ビ−
ズ圧送用エア供給路19の開閉は、ロ−タリカッタ−ス
ピンドル14の前後進と、プランジャ−17の前後進と
によって行われるが、ロ−タリカッタ−スピンドル14
が前進端迄前進した時に、これらのポ−ト18Aと18
B、および、19Aと19Bが一致して連通状態とな
り、これより後退すれば不一致となる。
【0033】次に、これらの部品の駆動装置は、次のよ
うに構成されている。ロ−タリカッタ−スピンドル14
の基部(すなわち、反キヤビティ側)には、ピニオンギ
ャ20が刻設されており、このピニオンギャ20にラッ
クギャ21が噛合っている。このラックギャ21は第1
のエアシリンダ−22によって押し引きされる。この第
1のエアシリンダ−22は複動型シリンダ−で構成され
ていて、充填装置本体13にブラケット23を介して取
付けられている。
【0034】また、ロ−タリカッタ−スピンドル14の
中間部外周には、案内用スクリュ−溝24が設けられて
いて、このスクリュ−溝24に、充填装置本体13に設
けられたガイドピン25が嵌入されている。
【0035】したがって、第1のエアシリンダ−22が
押し引き作動すると、ラックギャ21が往復動し、ピニ
オンギャ20が正逆転するので、ロ−タリカッタ−スピ
ンドル14は、ガイドピン25に規制されて正逆回動し
ながら前後進する。
【0036】また、プランジャ−17の基部(すなわ
ち、反キヤビティ側)には、第2のエアシリンダ−26
が連結されている。この第2のエアシリンダ−26は複
動型シリンダ−で構成されていて、充填装置本体13
に、前記第1のエアシリンダ−22と直交して、直接取
付けられている。
【0037】したがって、第2のエアシリンダ−26が
押し引き作動すると、プランジャ−17はシリンダ−1
6内を前後進する。
【0038】以上のような発泡ビ−ズ用充填装置7の作
用を述べる。パリソン3がブロ−されて中空成形体4が
成形されると、第1のエアシリンダ−22を伸び作動さ
せる。したがって、第1のエアシリンダ−22→ラック
ギャ21→ピニオンギャ20→ロ−タリカッタ−スピン
ドル14が回転する。このロ−タリカッタ−スピンドル
14は、スクリュ−溝24とガイドピン25に規制され
て、270°迄回転しながら前進する。その結果、ロ−
タリカッタ−15は、中空成形体4は切り込まれて充填
穴があけられる(図2参照)。
【0039】次に、第1のエアシリンダ−22を縮み作
動させると、ロ−タリカッタ−スピンドル14は後退
し、ロ−タリカッタ−15は初期の位置に戻る。
【0040】次に、第2のエアシリンダ−26を伸び作
動させると、プランジャ−17が前進し、ロ−タリカッ
タ−15に付いている円板状の切り屑27を中空成形体
4内に排出する(図3参照)。
【0041】次に、第2のエアシリンダ−26を縮み作
動させると、プランジャ−17は初期の位置へ戻る。す
なわち、プランジャ−17は後進端に戻る。
【0042】次に、第1のエアシリンダ−22を再び伸
び作動させると、ロ−タリカッタ−スピンドル14は前
進端迄前進する。その結果、発泡ビ−ズ供給路18と発
泡ビ−ズ圧送用エア供給路19の各開口部は開口され、
しかも、これらのポ−ト18Aと18B、および、19
Aと19Bが一致して連通状態となるので、エジェクタ
−作用により発泡ビ−ズはエア圧送されて中空成形体4
に充填される(図4参照)。
【0043】次に、第2のエアシリンダ−26を再び伸
び作動させると、プランジャ−17が前進してシリンダ
−1およびロ−タリカッタ−15内の発泡ビ−ズを中空
成形体4内に押込むと共に、発泡ビ−ズ供給路18と発
泡ビ−ズ圧送用エア供給路19の各開口部を閉じる。そ
して、プランジャ−17が前進端迄前進すると、これら
の開口部は、プランジャ−溝17aによって連通するの
で、発泡ビ−ズ圧送用エア供給路19からの圧送用エア
によって、発泡ビ−ズ供給路18や可撓管9の中にある
発泡ビ−ズは逆圧送されてビ−ズ収納タンク8ヘ戻され
る。
【0044】もし、これらのシリンダ−16や発泡ビ−
ズ供給路18等に発泡ビ−ズが残っておれば、加熱水蒸
気が流入して、これらの発泡ビ−ズを加熱・融着させる
という不都合が発生する。
【0045】なお、中空成形体4でロ−タリカッタ−に
よってできた充填穴は、製品取出し後、樹脂キヤップで
塞いでおく。なお、ビ−ズ収納タンク8に加圧装置を付
設して、発泡ビ−ズを発泡ビ−ズ供給路18を通して圧
送する場合には、前記エア供給路19は、エジェクタ−
作用に用いず、専ら、発泡ビ−ズ供給路18に残留して
いる発泡ビ−ズの戻し用にしてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ブロ−成形用金型と型
物発泡成形用金型を一つの金型にしたため、成形工程が
一工程となり、成形装置が簡単化すると共に、設備費が
安くなり、ひいては、皮付き発泡体の生産コストを下げ
ることができるのは勿論、中空成形体に充填穴あけ加工
をした後、ここより発泡ビ−ズを充填するので、発泡ビ
−ズの充填が支障なく行うことができると共に、充填穴
を任意の位置に選べることができ、ひいては、穴あけ跡
を目立つ位置に残さず、また、ヒンジ付や2個取り等の
皮付き発泡体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の全体模式図である。
【図2】本発明の充填装置における穴あけ加工を示す断
面図および平面図である。
【図3】本発明の充填装置における切削の押込みを示す
断面図である。
【図4】本発明の充填装置における充填を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の充填装置における発泡ビ−ズの押込み
を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ブロ−成形用金型、3…パリソン、4…中空成形
体、7…充填装置、15…ロ−タリカッタ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山路 弘行 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱油 化バ−デ ィッシェ株式会社内 (72)発明者 畠山 芳和 新潟県三条市南四日町四丁目8番6−1 号 三光総業 株式会社内 (72)発明者 志田 祥幸 新潟県三条市南四日町四丁目8番6−1 号 三光総業 株式会社内 (72)発明者 田村 敦 東京都品川区東五反田1丁目14番地 ア ロン化成株 式会社内 (72)発明者 北岡 内匠 東京都品川区東五反田1丁目14番地 ア ロン化成株 式会社内 (72)発明者 小浜 隆 東京都品川区東五反田1丁目14番地 ア ロン化成株 式会社内 (56)参考文献 特開 平5−138722(JP,A) 特開 平3−293113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 67/20 B29C 44/00 - 44/60 B29C 49/00 - 49/80

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロ−成形用金型内で、該金型内に垂下
    させたパリソンをブロ−成形して中空成形体となし、引
    続いて、該中空成形体が冷却固化する前に、該中空成形
    体内に熱可塑性予備発泡樹脂粒子を充填し、該粒子を加
    熱・融着させて発泡成形体を成形する皮付き発泡体の成
    形方法であって、 前記粒子の充填時に、中空成形体に充填穴あけ加工を行
    い、引続いて、該充填穴より粒子を充填することを特徴
    とする皮付き発泡体の成形法。
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