JP2776781B2 - 多目標信号自動分離方式 - Google Patents

多目標信号自動分離方式

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JP2776781B2
JP2776781B2 JP7323266A JP32326695A JP2776781B2 JP 2776781 B2 JP2776781 B2 JP 2776781B2 JP 7323266 A JP7323266 A JP 7323266A JP 32326695 A JP32326695 A JP 32326695A JP 2776781 B2 JP2776781 B2 JP 2776781B2
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有彦 山▲崎▼
泰正 大谷
和典 江花
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
NEC Corp
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Nippon Electric Co Ltd
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多目標信号自動分離
方式に関し、特に水中音響信号の多目標分離に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音響信号に含まれる周波数スペク
トルを目標ごとに分離する方法として、例えば特開平1
−223374号公報、「周波数スペクトル目標分離表
示方式」資料(1)、及び特開平4−65689号公
報、「2次元エコーパターンの識別方法」資料(2)が
ある。
【0003】上記資料(1)においては、所定の方位範
囲から到来する周波数成分のみを画面に表示するという
表示方法が示される。最終的に目標を分離するには、表
示結果を見て人が判断していた。また(2)において
は、音響波を送信して得られた受信信号から、方位情報
及び距離情報を用いて目標の分離を行う方法が示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】資料(1)の従来の方
法では、音響信号を周波数分析し、周波数成分の強度を
濃淡で表し、それを時系列的にならべた表示(以下LO
FARグラムという)から人が目視によりラインを検出
し、分離の判断を行っていたため、手間がかかるうえ、
分離性能に個人差があるという問題があった。また、入
力音響信号が複数になり、人が判断すべき処理量が増大
すると、目標に関する情報の見落しが生じる可能性もあ
る、という問題があった。また、目標の運動により、信
号の到来方位が変化する場合には、所定の方位範囲を広
くとらねばならず、複数目標が方位的に交差するような
動きをする状況等では分離できない、という問題があっ
た。
【0005】次に資料(2)の従来の方法では、目標位
置による分離は行えるが、各目標がどのような音を発生
しているかは分離不可能である、という問題があった。
また、目標の位置を知るために音響波を送信する必要が
あり、目標に知られずに受波信号のみで処理する状況下
では分離不可能である、という問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多目標信号自動
分離方式は、入力された音響信号から、そこに含まれる
ラインと、所定の時刻におけるラインの方位を検出する
前処理部と;前処理部の所定の時刻における結果から、
ラインを方位ごとにグループ分けする分離処理部と;分
離処理部の結果を時系列的に判断し、目標毎にラインを
分離する判定処理部と、各処理部における必要な処理結
果を記憶する記憶装置とを備えている。
【0007】また、前記前処理部は、入力された音響信
号を周波数分析し、周波数成分の強度と方位を出力する
信号処理部と、周波数分析結果を時系列的に並べた結果
において、ライン上に表される信号成分を検出し、ライ
ン番号を付与するライン検出部と、周波数分析結果とラ
イン検出結果から、ラインの所定の時刻における方位を
抽出する方位抽出部とからなる。
【0008】次に前記分離処理部は、ラインの方位情報
から、所定の方位角度範囲の窓を設定し、所定の時刻に
その窓の中に存在するライン番号を、窓の中心方位を変
化させながら全方位にわたり探索し、窓の中心方位とラ
イン番号を探索するライン番号探索部と、探索結果から
ライン番号の組を方位窓ごとに比較して、他の窓のライ
ン番号の組み合わせに含まれてしまう余剰方位グループ
を、探索結果から削除する余剰方位グループ削除部と、
削除結果からライン番号の組み合わせが完全に一致する
方位グループを、中心方位の平均をとることで1つの候
補にまとめる方位グループ統合部とからなる。
【0009】判定処理部は、継続する2つの分析時刻に
おける分離処理部の結果から、方位グループの時間的継
続性を判定する継続性判定部と、継続性判定結果を時系
列的に用いて、所定の時間以上、同一方位グループに属
するライン番号を同一目標グループと判定する時系列判
定部とからなる。
【0010】更に前記記憶装置は、信号処理部の出力結
果を記憶する周波数分析結果記憶部と、ライン検出部、
方位抽出部の出力結果を記憶するライン情報記憶部と、
ライン番号探索部、余剰方位グループ削除部、方位グル
ープ統合部の出力結果を記憶する方位グループ記憶部
と、継続性判定部の出力結果を記憶する方位グループ継
続性記憶部とからなる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1に本発明の一実施例のブロック図を示
す。本実施例の多目標信号自動分離装置は、前処理部1
0と、分離処理部20と、判定処理部30と、記憶装置
40とを備えている。前処理部10は、信号処理部11
と、ライン検出部12と、方位抽出部13とを有する。
分離処理部20は、ライン番号探索部21と、余剰方位
グループ削除部22と、方位グループ統合部23とを有
する。判定処理部30は、継続性判定部31と、時系列
判定部32とを有する。記憶装置40は、周波数分析結
果記憶部41と、ライン情報記憶部42と、方位グルー
プ記憶部43と、方位グループ継続性記憶部44とを有
する。
【0012】信号処理部11は、パッシブソノブイに指
向性を持たせ、音の到来方位を検出できるソノブイ、以
下ダイファソノブイという、で受信した信号を周波数分
析し、LOFARグラムを出力する。周波数分析結果記
憶部41は、前記信号処理部11の結果から、各周波数
成分の信号強度情報と方位情報を記憶する。ライン検出
部12は、前記周波数分析結果記憶部41から、周波数
分析結果を取り込み、信号成分を検出し、ライン番号を
付与し、各分析時刻におけるライン番号と周波数を出力
する。ライン情報記憶部42は、前記ライン検出部12
の結果から、各分析時刻におけるライン番号と周波数を
記憶する。ここで、信号ラインの検出方法は、特願平5
−324432号に提案された方法が使用できる。簡単
に説明すると、この方法は、LOFARグラムの各分析
時刻における信号強度のピークを検出する。そしてこれ
らのピークを、予め設定した周波数変動幅内で追跡して
信号ラインとするものである。方位抽出部13は、ライ
ン情報記憶部42から、ライン検出されたラインの時刻
と周波数情報を読み込み、それに対応する方位情報を周
波数分析結果記憶部41から取り込む。ライン情報記憶
部42は、方位抽出部13の結果から、記憶したライン
番号と周波数情報に方位を対応させて記憶する。
【0013】ライン番号探索部21は、ライン情報記憶
部42から所定の時刻におけるライン番号と方位を取り
込み、所定の方位角度範囲の窓を設定し、その窓の中に
存在するライン番号を、窓の中心方位を変化させながら
全方位にわたり探索し、窓の中心方位とライン番号の組
を方位グループ候補として出力する。方位グループ記憶
部43は、ライン番号探索部21の結果から、窓の中心
方位とライン番号の組を記憶する。余剰方位グループ削
除部22は、方位グループ記憶部43から方位グループ
候補の中心方位とライン番号を読み込み、ライン番号を
方位グループ候補ごとに比較して、ライン数が他の窓の
ライン数より少なく、かつライン番号の組み合わせが、
他のいづれか1つの窓のライン番号の組み合わせに含ま
れてしまうという余剰方位グループを削除する。方位グ
ループ記憶部43は、余剰方位グループ削除部22の結
果を反映して、余剰方位グループを記憶装置から削除す
る。方位グループ統合部23は、方位グループ記憶部4
3から方位グループ候補を読み込み、ライン番号の組み
合わせが完全に一致する方位グループ候補を、中心方位
の平均をとることで、1つの方位グループにまとめる。
方位グループ記憶部43は、方位グループ統合部23の
結果を方位グループとして記録するとともに、記憶して
いた方位グループ候補を削除する。
【0014】継続性判定部31は、方位グループ記憶部
43から所定の2つの時刻における方位グループの情報
を読み込み、ライン番号を比較することで方位グループ
の時間的継続性を判定し、判定結果を方位グループ継続
性記憶部44に記憶する。時系列判定部32は、方位グ
ループ継続性記憶部44から判定結果を時系列的に読み
込み、所定の時間以上、同一方位グループに属するライ
ン番号を同一目標グループと判定し、同一目標グループ
のライン番号を出力する。
【0015】このように、時系列的情報を用い、ライン
の継続時間が所定の時間を越えた場合に信号ラインを目
標毎に分離するため、ノイズが同一目標グループに含ま
れる可能性は低減され、近接している目標も運動の違い
により分離可能である。
【0016】次に、本発明の第1の実施例について図2
〜図7を用いて説明する。図2(A)は2つの目標A、
Bとダイファソノブイとの位置関係を示している。時刻
Nにおいて2目標は近接し、信号の周波数成分を方位
情報のみからでは分離困難な状態にある。図2(B)は
目標A、Bの発生する周波数を示している。目標Aは1
0、15、20、30Hzの信号を、目標Bは40、5
5、70Hzの信号を発しているものとする。
【0017】図3(A)はダイファソノブイの受波した
信号を、信号処理部11に入力し、LOFARグラムを
書かせた結果である。信号強度の強いノイズと信号が表
示されている。周波数分析結果記憶部41には、時刻t
0 からTN まで、各時刻における各周波数とその方位が
記憶される。図3(B)は前記信号処理部11の出力結
果を逐次ライン検出部12へ入力した出力である。ここ
ではラインが8つ検出されている。このうち1、2、
3、4番のラインは目標Aから発生した音、5、6、7
番のラインは目標Bから発生した音であり、8番のライ
ンはノイズである。ライン情報記憶部42には、時刻t
0 から時刻tN まで、各時刻に存在するライン番号とそ
の周波数が記憶される。
【0018】図4はライン検出部12の出力を方位抽出
部13へ入力した結果である。ライン番号と周波数を用
いて、周波数分析結果記憶部41からその周波数に相当
する方位を読みとり、ライン番号と方位を対応付ける。
ここではノイズの方位も目標Bと同じになっている。こ
の出力はライン情報記憶部42に記憶される。
【0019】図5は前記方位抽出部13の時刻t0 にお
ける出力をライン番号探索部21へ入力した処理結果で
ある。ここでは、窓の幅を10度、窓の中心方位の変化
を5度と設定している。中心方位を変化させて窓の範囲
に存在するライン番号を方位情報を使用して探索する。
上記処理を行うことにより、F21からF26までの6
つの方位グループ候補が作成される。これを方位グルー
プ記憶部43に記憶する。
【0020】図6(A)は前記ライン番号探索部21の
出力を余剰方位グループ削除部22へ入力した処理結果
である。方位グループ候補F24とF26は、ともに方
位グループ候補F25よりライン数が少なく、かつライ
ン番号の組み合わせが完全に含まれているため、方位グ
ループ候補F24とF26を削除し、その結果G21か
らG24の4つの方位グループ候補が方位グループ記憶
部43に記憶される。図6(B)は前記余剰方位グルー
プ削除部22の結果を方位グループ統合部23へ入力し
た処理結果である。方位グループ候補G21からG23
のライン番号の組み合わせは同一であるため、方位グル
ープを1つにまとめ、中心方位は3つの方位グループ候
補の中心方位の平均値とする。これにより2つの方位グ
ループH21、H22が方位グループ記憶部43に記憶
される。同様にして、時刻t1 においても上記の処理を
施し、方位グループ統合部23の出力結果が図6(C)
となったとする。図6(D)は前記時刻t0 と時刻t1
の統合結果を継続性判定部31へ入力したときの出力で
ある。時刻t0 と時刻t1 におけるライン番号の組みを
比較し、ライン番号が1つでも一致している方位グルー
プを継続しているとみなす。ここではH21とI21、
H22とI22が継続していると判定され、方位グルー
プ継続性記憶部44に記憶される。
【0021】図7(A)は時刻tN-1 における方位グル
ープ統合部23の出力である。ここまでは2つの方位グ
ループが作成されていたとする。図7(B)は時刻tN
における方位グループ統合部23の出力である。時刻t
N においては、2目標の方位が近接したため、1つの方
位グループとなっている。そのため、継続性判定部31
の出力はK21、K22ともにL21と同一方位グルー
プと判定される。(図7(C))。
【0022】図7(D)は時刻t0 から時刻tN までの
継続性判定部31の出力を入力したときの時系列判定部
32の出力結果である。所定の時間長を越えて方位グル
ープが継続した場合、その方位グループに所定の時間以
上属するライン番号を同一目標グループと判定する。ラ
イン番号8のノイズは時間的に方位が継続しないため同
一目標グループに含まれていない。また、ライン番号1
から7は、時刻tN においては1つの方位グループと判
断されているが、所定の時間以上分離されているため、
2つの同一目標グループに分離される。
【0023】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図8を参照して、本実施例の動作を説明する。図
8(A)は、図2(A)と同様に、2つの目標A、Bと
ダイファソノブイとの位置関係を示している。時刻tN
から時刻tV までの間2目標は近接し、信号の周波数成
分を方位情報のみからでは分離困難な状態にある。2目
標の発生する周波数は、図2(B)と同じとし、ライン
番号と発生周波数の対応も図2の例と同じとする。図8
(B)は時刻tV における方位グループ統合部23の出
力結果である。時刻tN から時刻tV まで、ライン番号
1から7は1つの方位グループとみなされていたとす
る。方位グループ統合部23までの処理は第1の実施例
と同じであるため説明は省略する。図8(C)は時刻t
V+1 における方位グループ統合部23の出力結果であ
る。ここで2つの方位グループが作成された。時刻t
V+1 における継続性判定部31の出力は図8(D)とな
る。図8(E)は時刻tN から時刻tV+1 までの継続性
判定部31の出力を時系列判定部32へ入力した結果で
ある。2つに分離していた時間が、所定の時間に満たな
いため、1つの同一目標グループとして判定されてい
る。図8(F)は時刻tN から時刻tX までの継続性判
定部31の出力結果を時系列判定部32へ入力した結果
である。時刻tV+1 から時刻tx まで、2つの方位グル
ープに分離されていたとする。所定の時間以上分離され
ていたため、2つの同一目標グループに分離された。
【0024】図9は第三の実施例である。図9(A)は
第1、2の実施例と同様2つの目標A、Bとダイファソ
ノブイの位置関係を示している。ここでは第1の実施例
と第2の実施例を連続させた例、つまり2目標がクロス
する動きをする例を用いて具体的に説明する。時刻tN
までは第1の実施例と同じである。図9(B)は時刻t
0 から時刻tV までの継続性判定部31の出力結果を時
系列判定部32へ入力した結果である。時刻t0 から時
刻tN-1 まで2つの方位グループに分離されていたた
め、時刻tV においても2つの同一目標グループに分離
される。図9(C)は時刻t0 から時刻tV+1 までの継
続性判定部31の出力結果を時系列判定部32へ入力し
た結果である。時系列的に継続性を判定していくと、C
31の方位グループは、B31、・・・、L1、K2
2、I22、H22と同一方位グループとなる。L1は
K21とK22の2つの方位グループと同一判定されて
いるが、C31のライン番号の組み合わせとK21、K
22のライン番号の組み合わせを比較し、ライン番号が
1つでも一致している方位グループと接続する。これに
より、C31はK22と同一方位グループであると判定
される。同様にC32の方位グループは、B32、・・
・、L1、K21、I21、H21と同一方位グループ
となり、C31とC32の2つの方位グループは所定の
時間以上分離しているため、2つの同一目標グループと
して分離される。
【0025】第1、第2及び第3の実施例では、目標数
を2つとして説明したが、目標がいくつ存在しても対応
できる。また、目標の運動を直線的なものとして説明し
たが、どのような動きに対しても対応できる。
【0026】このように時系列的情報を用い、目標の運
動を追跡するため、近接する方位に存在する目標も分離
可能となり、ノイズを誤って同一目標グループに含める
危険性も低減できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による多目
標信号自動分離方式は、自動的に目標分離まで行えるよ
うに構成したため、従来よりも時間と手間を大幅に削減
し、手動による分離性能の個人差や見落としが解消され
るという効果を有する。
【0028】また、時系列的な目標の運動情報を用いて
判断するように構成したため、複数目標が方位的に交差
するような動きをする状況でも分離可能であるという効
果を有する。
【0029】さらに、受波信号のみの情報を用いるよう
に構成したため、目標に気づかれずに各目標の発生する
音が分離可能であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多目標信号自動分離方式の実施例
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の動作を説明する図であり、
(A)はダイファソノブイと2目標の位置関係図、
(B)は目標A、Bの発生する周波数。
【図3】図1の実施例の動作を説明する図であり、
(A)は信号処理部11の出力、(B)はライン検出部
12の出力。
【図4】図1の実施例の動作を説明する図であり、方位
抽出部13の出力を示す図。
【図5】図1の実施例の動作を説明する図であり、時刻
0 におけるライン番号探索部21の出力を示す図。
【図6】図1の実施例の動作を説明する図であり、
(A)は時刻t0 における余剰方位グループ削除部22
の出力、(B)は時刻t0 における方位グループ統合部
23の出力、(C)は時刻t1 における方位グループ統
合部23の出力、(D)は時刻t1 における継続性判定
部31の出力。
【図7】図1の実施例の動作を説明する図であり、
(A)は時刻tN-1 における方位グループ統合部23の
出力、(B)は時刻tN における方位グループ統合部2
3の出力、(C)は時刻tN における継続性判定部31
の出力、(D)は時刻tN における時系列判定部32の
出力。
【図8】本発明の第2の実施例の動作を示す図であり、
(A)はダイソファソノブイと2目標の位置関係図、
(B)は時刻tV における方位グループ統合部23の出
力、(C)は時刻tV+1 における方位グループ統合部2
3の出力、(D)は時刻tV+1 における継続性判定部3
1の出力、(E)は時刻tV+1 における時系列判定部3
2の出力、(F)は時刻tx における時系列判定部32
の出力。
【図9】本発明の第3の実施例の動作を説明する図であ
り、(A)はダイファソノブイと2目標の位置関係図、
(B)は時刻tv における時系列判定部32の出力、
(C)は時刻tv+1 における時系列判定部32の出力。
【符号の説明】
10 前処理部 11 信号処理部 12 ライン検出部 13 方位抽出部 20 分離処理部 21 ライン番号探索部 22 余剰方位グループ削除部 23 方位グループ統合部 30 判定処理部 31 継続性判定部 32 時系列判定部 40 記憶装置 41 周波数分析結果記憶部 42 ライン情報記憶部 43 方位グループ記憶部 44 方位グループ継続性記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−11037(JP,A) 特開 平4−220579(JP,A) 特開 平4−208887(JP,A) 特開 平4−235372(JP,A) 特開 平6−75038(JP,A) 特開 平7−181990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/802

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音響信号から、そこに含まれ
    るラインと、所定の時刻におけるラインの方位を検出す
    る前処理部と、 前記前処理部の所定の時刻における結果から、ラインを
    方位ごとにグループ分けする分離処理部と、 前記分離処理部の結果を時系列的に判断し、目標毎にラ
    インを分離する判定処理部と、 前記各処理部における必要な処理結果を記憶する記憶装
    置とを備える多目標信号自動分離方式において、 前記分離処理部は、前記ラインの方位情報から、所定の
    方位角度範囲の窓を設定し、所定の時刻にその窓の中に
    存在するライン番号を、窓の中心方位を変化させながら
    全方位にわたり探索し、窓の中心方位とライン番号を探
    索するライン番号探索部と、 前記探索結果からライン番号の組を方位窓ごとに比較し
    て、他の窓のライン番号の組みよりライン数が少なく、
    かつライン番号の組み合わせに含まれてしまう余剰方位
    グループを、探索結果から削除する余剰方位グループ削
    除部と、 前記削除結果からライン番号の組み合わせが完全に一致
    する方位グループを、中心方位の平均をとることで1つ
    の候補にまとめる方位グループ統合部とからなる ことを
    特徴とする多目標信号自動分離方式。
  2. 【請求項2】 入力された音響信号から、そこに含まれ
    るラインと、所定の時刻におけるラインの方位を検出す
    る前処理部と、 前記前処理部の所定の時刻における結果から、ラインを
    方位ごとにグループ分けする分離処理部と、 前記分離処理部の結果を時系列的に判断し、目標毎にラ
    インを分離する判定処理部と、 前記各処理部における必要な処理結果を記憶する記憶装
    置とを備える多目標信号自動分離方式において、 前記判定処理部は、継続する2つの分析時刻における前
    記分離処理部の結果から、方位グループの時間的継続性
    を判定する継続判定部と、 前記継続性判定結果を時系列的に用いて、所定の時間以
    上、同一方位グループに属するライン番号を同一目標グ
    ループと判定する時系列判定部とからなることを特徴と
    する 多目標信号自動分離方式。
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