JP2776544B2 - メタルハライドランプ - Google Patents
メタルハライドランプInfo
- Publication number
- JP2776544B2 JP2776544B2 JP7888389A JP7888389A JP2776544B2 JP 2776544 B2 JP2776544 B2 JP 2776544B2 JP 7888389 A JP7888389 A JP 7888389A JP 7888389 A JP7888389 A JP 7888389A JP 2776544 B2 JP2776544 B2 JP 2776544B2
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- Japan
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- arc tube
- metal halide
- responsive element
- halide lamp
- auxiliary electrode
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、安価な水銀灯用チョーク形安定器で点灯す
ることができるメタルハライドランプ、特に上向き点灯
形メタルハライドランプに関するものである。
ることができるメタルハライドランプ、特に上向き点灯
形メタルハライドランプに関するものである。
従来の技術 第３図に、従来の1KWのメタルハライドランプの正面
図を示す。
図を示す。
従来のメタルハライドランプにおいては、発光管１の
主電極２は、導電性ワイヤ11を介してステム線15に接続
され、他方の主電極３は導電性リボン10を介して支持枠
13に接続され、支持枠13はステム線15に接続されてい
る。ステム線15は口金16に接続されている。口金16はソ
ケット（図示せず）を介して安定器（図示せず）に接続
される。
主電極２は、導電性ワイヤ11を介してステム線15に接続
され、他方の主電極３は導電性リボン10を介して支持枠
13に接続され、支持枠13はステム線15に接続されてい
る。ステム線15は口金16に接続されている。口金16はソ
ケット（図示せず）を介して安定器（図示せず）に接続
される。
なお、第３図中、５は熱応動素子、８はグロー放電
管、９は高抵抗体、14はステム線、17は外管をそれぞれ
示す。
管、９は高抵抗体、14はステム線、17は外管をそれぞれ
示す。
このような構成において、メタルハライドランプは、
200V級水銀灯用チョーク形安定器を介して200V電源に接
続すると、始動時、熱応動素子５および高抵抗体９を介
して主電極３と補助電極４との間に微少電流が発生し、
かつグロー放電管８が動作しパルス電圧が主電極2,3間
に印加されて主放電が起こり点灯する。
200V級水銀灯用チョーク形安定器を介して200V電源に接
続すると、始動時、熱応動素子５および高抵抗体９を介
して主電極３と補助電極４との間に微少電流が発生し、
かつグロー放電管８が動作しパルス電圧が主電極2,3間
に印加されて主放電が起こり点灯する。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来のメタルハライドランプにあ
っては、安定点灯時に主電極３と補助電極４との間に発
生する直流電圧成分によって封着部の石英中にイオン電
流が流れ同部にクラックが発生するため、主電極３と補
助電極４との間をできるだけ早期に（1KWの場合３分以
内）、補助電極に印加されている電位を開放しなければ
ならないという技術的制約があった。すなわち、第２図
の曲線IIに点灯方向と熱応動素子との開放時間の相関図
を示すように、上向き点灯形ランプの点灯範囲内（105
゜〜180゜）である120゜を越えると、熱応答素子の開放
時間が制約の３分を越え発光管封着部にクラックを生じ
るという問題点があった。
っては、安定点灯時に主電極３と補助電極４との間に発
生する直流電圧成分によって封着部の石英中にイオン電
流が流れ同部にクラックが発生するため、主電極３と補
助電極４との間をできるだけ早期に（1KWの場合３分以
内）、補助電極に印加されている電位を開放しなければ
ならないという技術的制約があった。すなわち、第２図
の曲線IIに点灯方向と熱応動素子との開放時間の相関図
を示すように、上向き点灯形ランプの点灯範囲内（105
゜〜180゜）である120゜を越えると、熱応答素子の開放
時間が制約の３分を越え発光管封着部にクラックを生じ
るという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、ランプ点灯後補助電極に印加されている電位
を早期に開放することによって発光管封着部のクラック
を防止したメタルハライドランプを提供するものであ
る。
たもので、ランプ点灯後補助電極に印加されている電位
を早期に開放することによって発光管封着部のクラック
を防止したメタルハライドランプを提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明のメタルハライドランプは、一端に主電極を、
他端に主電極および補助電極をそれぞれ有する発光管の
両主電極間に、グロー放電管とグロー電流を制限する電
流制限用抵抗体と熱応動素子との直列体を接続し、かつ
前記補助電極に抵抗体の一端を接続し、前記抵抗体の他
端を前記電流制限用抵抗体と前記熱応動素子との間に接
続し前記発光管を外管内に設けたメタルハライドランプ
において、前記補助電極と前記抵抗体との間に別の熱応
動素子を接続し、かつ前記別の熱応動素子を前記発光管
より上側部位に配設した構成を有する。
他端に主電極および補助電極をそれぞれ有する発光管の
両主電極間に、グロー放電管とグロー電流を制限する電
流制限用抵抗体と熱応動素子との直列体を接続し、かつ
前記補助電極に抵抗体の一端を接続し、前記抵抗体の他
端を前記電流制限用抵抗体と前記熱応動素子との間に接
続し前記発光管を外管内に設けたメタルハライドランプ
において、前記補助電極と前記抵抗体との間に別の熱応
動素子を接続し、かつ前記別の熱応動素子を前記発光管
より上側部位に配設した構成を有する。
作用 この構成により、上向き点灯であっても、抵抗を介し
て補助電極に印加されている電位を所定の時間内に開放
することが可能となり、主電極と補助電極との間での直
流電圧成分による発光管封着部のクラックを防止するこ
とができる。
て補助電極に印加されている電位を所定の時間内に開放
することが可能となり、主電極と補助電極との間での直
流電圧成分による発光管封着部のクラックを防止するこ
とができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。
第１図は本発明の一実施例である1KWメタルハライド
ランプを上向き点灯した状態を示す一部切欠正面図であ
る。同図において、石英からなる発光管１は一端に主電
極２を、他端に主電極３および補助電極４をそれぞれ有
し、発光管内にはスカンジウムとナトリウムのハロゲン
化物，水銀およびネオン−アルゴンのペニングガスが55
Torr封入されている。発光管１の主電極３は導電性ワイ
ヤ11を介してステム線15bに接続されている。また、主
電極２は、導電性リボン10、支持枠13を介してステム線
15aに接続されている。
ランプを上向き点灯した状態を示す一部切欠正面図であ
る。同図において、石英からなる発光管１は一端に主電
極２を、他端に主電極３および補助電極４をそれぞれ有
し、発光管内にはスカンジウムとナトリウムのハロゲン
化物，水銀およびネオン−アルゴンのペニングガスが55
Torr封入されている。発光管１の主電極３は導電性ワイ
ヤ11を介してステム線15bに接続されている。また、主
電極２は、導電性リボン10、支持枠13を介してステム線
15aに接続されている。
発光管１の下側部位は、グロー放電管８と、グロー放
電管の電流を制限する電流制限用抵抗体７と、熱応動素
子５とが直列に接続された直列体が発光管１の両主電極
間に接続され配設されている。すなわち、ステム線15a
は支持枠13に接続され、この支持枠13にグロー放電管８
と、電流制限用抵抗体７と、熱応動素子５とからなる直
列体のうち熱応動素子５の一端が接続され、同じく直列
体のグロー放電管８の一端はステム線15bに接続されて
いる。
電管の電流を制限する電流制限用抵抗体７と、熱応動素
子５とが直列に接続された直列体が発光管１の両主電極
間に接続され配設されている。すなわち、ステム線15a
は支持枠13に接続され、この支持枠13にグロー放電管８
と、電流制限用抵抗体７と、熱応動素子５とからなる直
列体のうち熱応動素子５の一端が接続され、同じく直列
体のグロー放電管８の一端はステム線15bに接続されて
いる。
発光管１の上側部位は、補助電極４と、別の熱応動素
子６と、支持枠14とが順次接続された接続体が配設され
ており、この支持枠14は、導電線ワイヤ12を介して、支
持枠13に絶縁されて保持された20KΩの高抵抗体９と接
続されている。発光管１および上記直列体は、ネオン−
窒素ガス350Torrが封入された外管17内に設けられてい
る。
子６と、支持枠14とが順次接続された接続体が配設され
ており、この支持枠14は、導電線ワイヤ12を介して、支
持枠13に絶縁されて保持された20KΩの高抵抗体９と接
続されている。発光管１および上記直列体は、ネオン−
窒素ガス350Torrが封入された外管17内に設けられてい
る。
上記のように構成された上向き点灯形1KWメタルハラ
イドランプを200V級水銀灯1KW用チョーク形安定器を介
して200V電源に接続すると、始動時、発光管下側部位に
配設された熱応動素子５、高抵抗体９および発光管上側
部位に配設した熱応動素子６を介して、主電極３と補助
電極４との間に微少電流が発生し、かつグロー放電管８
が動作し、パルス電圧が主電極2,3間に印加されて主放
電が起こり、ランプが点灯する。その後、発光管１の上
側部位に配設した熱応動素子６が早期に開放されるの
で、主電極３と補助電極４間での直流電圧成分による発
光管１の封着部のクラックが防止される。
イドランプを200V級水銀灯1KW用チョーク形安定器を介
して200V電源に接続すると、始動時、発光管下側部位に
配設された熱応動素子５、高抵抗体９および発光管上側
部位に配設した熱応動素子６を介して、主電極３と補助
電極４との間に微少電流が発生し、かつグロー放電管８
が動作し、パルス電圧が主電極2,3間に印加されて主放
電が起こり、ランプが点灯する。その後、発光管１の上
側部位に配設した熱応動素子６が早期に開放されるの
で、主電極３と補助電極４間での直流電圧成分による発
光管１の封着部のクラックが防止される。
このランプにおいて、点灯方向と発光管１の上側部位
に配設した熱応動素子６の相関図は第２図中曲線Ｉに示
すとおりである。同図からわかるように発光管１からの
熱が最も伝わりにくい点灯方向105゜の位置でも２分30
秒と、制限の３分を満足することができ、発光管封着部
のクラックを確実に防止することができた。
に配設した熱応動素子６の相関図は第２図中曲線Ｉに示
すとおりである。同図からわかるように発光管１からの
熱が最も伝わりにくい点灯方向105゜の位置でも２分30
秒と、制限の３分を満足することができ、発光管封着部
のクラックを確実に防止することができた。
発明の効果 以上に説明したように、本発明は、上向き点灯であっ
ても、抵抗体および別の熱応動素子を介して補助電極に
印加されている電位を所定の時間内に開放することがで
きるので、主電極と補助電極間での直流電圧成分による
発光管封着部のクラックを防止することのできるメタル
ハライドランプを提供することができる。
ても、抵抗体および別の熱応動素子を介して補助電極に
印加されている電位を所定の時間内に開放することがで
きるので、主電極と補助電極間での直流電圧成分による
発光管封着部のクラックを防止することのできるメタル
ハライドランプを提供することができる。
第１図は本発明の一実施例であるメタルハライドランプ
の一部切欠正面図、第２図はランプ点灯方向と熱応動素
子の開放時間の相関図、第３図は従来ランプの一部切欠
正面図である。 １……発光管、2,3……主電極、４……補助電極、5,6…
…熱応動素子、９……高抵抗体、17……外管。
の一部切欠正面図、第２図はランプ点灯方向と熱応動素
子の開放時間の相関図、第３図は従来ランプの一部切欠
正面図である。 １……発光管、2,3……主電極、４……補助電極、5,6…
…熱応動素子、９……高抵抗体、17……外管。
Claims (1)
- 【請求項１】一端に主電極を、他端に主電極および補助
電極をそれぞれ有する発光管の両主電極間に、グロー放
電管とグロー電流を制限する電流制限用抵抗体と熱応動
素子との直列体を接続し、かつ前記補助電極に抵抗体の
一端を接続し、前記抵抗体の他端を前記電流制限用抵抗
体と前記熱応動素子との間に接続し前記発光管を外管内
に設けたメタルハライドランプにおいて、前記補助電極
と前記抵抗体との間に別の熱応動素子を接続し、かつ前
記別の熱応動素子を前記発光管より上側部位に配設した
ことを特徴とするメタルハライドランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7888389A JP2776544B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | メタルハライドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7888389A JP2776544B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | メタルハライドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02256155A JPH02256155A (ja) | 1990-10-16 |
| JP2776544B2 true JP2776544B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13674213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7888389A Expired - Fee Related JP2776544B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | メタルハライドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2776544B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP7888389A patent/JP2776544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02256155A (ja) | 1990-10-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |