JP2776353B2 - 電界放射冷陰極 - Google Patents

電界放射冷陰極

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JP2776353B2 JP34153295A JP34153295A JP2776353B2 JP 2776353 B2 JP2776353 B2 JP 2776353B2 JP 34153295 A JP34153295 A JP 34153295A JP 34153295 A JP34153295 A JP 34153295A JP 2776353 B2 JP2776353 B2 JP 2776353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界放射冷陰極に
関し、特に放出される電子ビームの発散角が小さく抑え
られ、かつ電子ビームの進行方向の軸に対する対称性の
良い電界放射冷陰極の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電子放出を利用した熱陰極に代わる電
子源として、電界放射冷陰極が開発されている。電界放
射冷陰極は先鋭な突起を持つ電極の先端に、高電界(2
〜5×107 V/cm以上)を発生させることで電子を
空間に放出させる。このため、先端の先鋭度がデバイス
の特性を左右する条件であるが、おおよそ数百オングス
トローム以下の曲率半径が必要であると言われている。
また、電界発生のためには電極を1μm程度あるいはそ
れ以下の近接した位置に配して、数10〜数100Vの
電圧を印加する必要がある。また、実際にはこのような
素子が、同一の基板上に数千〜数万個形成され、並列に
接続されたアレイとして使用されることが多い。このよ
うなことから、一般的に半導体の微細加工技術を応用し
て製造される。
【0003】このような電界放射冷陰極の具体的な構造
の一つは、アメリカのSRI(Stanford Re
serch Institute)のスピント(Spi
ndt)らによって開発された方法(J.Appl.P
hys.39,p3504,1968)で、導電性の基
板上にモリブデンのような高融点金属を堆積させて先端
形状の先鋭な構造を得るものである。この構造を図12
に示す。導電性基板35上に絶縁層34と導電性のゲー
ト電極32を堆積し、絶縁層34とゲート電極32に直
径約1μmの開口36が設けられている。この開口36
内にエミッタ電極31が導電性基板35と電気的に接続
された状態で形成され、エミッタ電極31の先端部はゲ
ート電極32の開口部の近くに配置されている。このよ
うな素子のエミッタ電極31に負、ゲート電極32が正
となるように電圧を印加することで、エミッタ電極31
の先端部から、電子ビーム15が放射される。このよう
な構造は一般に縦型電界放射冷陰極と呼ばれている。
【0004】このような素子の応用としては、平面型デ
ィスプレー、微小真空管、およびマイクロ波管、ブラウ
ン管等の電子管や各種センサーの電子源等が提案されて
いる。
【0005】さて、エミッタ電極31の先端部から放射
される電子は、図12のように導電性基板35に垂直な
方向のみでなく、エミッタ電極31近傍では断面の半角
(発散角)が20〜30°程度の範囲に広がりを持って
いる。このため、例えばアノード電極11に塗布された
蛍光膜14をこの電子ビームで励起するようなデバイス
を考えた場合、発光領域が大きくなってしまう。また、
電子管の電子源として用いた場合にも、電子レンズでの
集束に障害を及ぼす。
【0006】これらの問題の解決策としては、IEEE
Trans.ElectronDevices,vo
l.42,pp.340−347,1995に紹介され
ているように、素子上に集束電極を追加して発散角を小
さくする方法が知られている。これらは、大別すると2
つの構造に整理できる。ひとつは図7に示すように、ゲ
ート電極2の上にさらに第2の絶縁層4′と集束電極3
を積層した2段構造で、集束電極3にはゲート電極2の
電圧よりも低い電圧(例えばエミッタ電極を0Vとし
て、ゲート電極:70V、集束電極:10V)を印加す
ることにより、集束電極による電界で電子ビームを集束
させる。もうひとつは、図8に示すように、ゲート電極
2と同一面上にゲート電極2を取り囲むように集束電極
3を設ける2重構造である。集束電極3にはエミッタ電
極1の電圧より低い電圧(例えばエミッタ電極を0Vと
して、ゲート電極:70V、集束電極:−20V)を印
加することにより、集束電極による電界で電子ビームを
集束させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電界放射カソードから
の電子ビームの発散角を抑制するために、図7のような
2段構造を採った場合、第2の絶縁層4′及び集束電極
3を形成する成膜工程が増えるだけでなく、ゲート電極
2と集束電極3から、電圧印加のための配線を絶縁した
状態で引き出す必要があるため、配線パターン形成のフ
ォトリソグラフィおよびエッチングの工程が増える。ま
た、エミッタ電極1形成部分の開口36′を形成するに
は、1回のフォトリソグラフィで開口を形成することを
考えると、集束電極3が無い場合に比べて約2倍程度の
エッチング深さが必要となり、ドライエッチングを使用
する場合では、マスクとなるフォトレジスト層との選択
比が、またウェットエッチングを使用する場合には、サ
イドエッチング量が問題となり製造プロセスが困難にな
る。集束電極3とゲート電極2を別のフォトリソグラフ
ィでパターニングすると、上記の問題は無くなるが、目
合わせずれを皆無にすることは難しく、集束効果の対称
性に影響が及ぶ。
【0008】一方、図8のような2重構造の場合には、
集束電極3を持たない構造のゲート電極2と同一の膜
を、ゲート電極2と同時にパターニングすることで集束
電極3を形成することができるので、上記の2段構造の
ようなプロセス上の問題は無い。しかし、特開平7−1
4501(図9)に開示されているように、集束電極3
およびゲート電極2への給電線9を同一平面上に形成す
るためには、内側にあるゲート電極2の給電線9を集束
電極3の外側に引き出すために、集束電極3を分断する
必要がある。このように集束電極3が分断されている
と、エミッタ電極1を中心としてこの方向には集束電極
3が無いため、集束電極3の電位によって生じる電界に
非対称性が生じ、逆にゲート電極2の給電線9の電位に
電子が引っ張られるようになるため、この方向に電子ビ
ームが滲みだしたように広がる。
【0009】図12のようなアノード11上の蛍光膜1
4を電子ビーム15で励起するようなデバイスでは、図
9(b)のように、その発光領域27は集束電極3が分
断された方向に広がった形状になる。図9のような構造
のデバイスを平面上に配置した表示素子として使用した
場合には、解像度が悪くなり、また、電子ビーム源とし
て利用する場合にもビームの軸対称性が崩れるという問
題がある。
【0010】2重構造でのゲート電極2からの給電線9
の引き出し方については、1995年第42回応用物理
学関係連合講演会 予稿集30p−T−5(図10)に
左右対称に電極を引き出した構造が開示されている。し
かし、この場合にも、ビームは面対称な断面形状にはな
るが、上記のような蛍光体を発光させた場合の発光領域
28は左右の分断位置に対応して広がった形になり、集
束効果に問題がある。
【0011】図11のようにゲート電極2の給電線9を
絶縁層24を介して集束電極3と立体的に配置して、集
束電極3の分断を避けることも可能ではあるが、膜形成
及びパターニングの工程が増加するため得策ではない。
【0012】上述のように、ゲート電極と同一面に円環
状の集束電極3を持つ2重構造はプロセスが比較的単純
化できるというメリットがあるものの、ゲート電極2の
給電線9が集束電極3を分断するために、電子ビームの
集束効果を阻害し、またビームの軸対称性が崩れるとい
う問題点がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電界放射冷陰極
は、エミッタ領域と同心のゲート電極と、さらにその外
側を囲み、ゲート電極と同一面(同一薄膜層で)に形成
された、放出電子を集束するための集束電極を具備し、
ゲート電極への給電線は集束電極と局部的に相互噛合形
状を形成することを特徴としている。さらに、相互噛合
形状とした給電線の一部と回転対称な補正パターンをゲ
ート電極に付加することを特徴としている。本構造をと
ることにより、ゲート電極への給電線により集束電極は
分断されるものの、エミッタ領域を中心とした、いずれ
の方向にも集束電極が存在し、集束のための電界の軸対
称性が保持される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1(a)は本発明の電界放射冷陰極1
0の第1の実施の形態を概略的に示す平面図、図1
(b)は(a)に示すA−A′部分断面図である。図1
(a)および(b)において、導電性基板5上にエミッ
タ電極1が形成されており、エミッタ電極1を中心とし
てその先端部分を同心状に取り囲むゲート電極2が、絶
縁層4を介して配置されている。さらに、その外周部
の、ゲート電極2と同一面に集束電極3が配置されて、
エミッタ電極1をゲート電極2と集束電極3が取り囲む
2重構造になっている。それぞれの電極に電源を接続す
るために、エミッタ電極1に対しては基板裏面(図示せ
ず)または素子表面の基板露出部6から、ゲート電極2
にはゲート給電線9を介してゲートパッド7から、そし
て、集束電極3に接続された集束パッド8から外部への
配線を行う。
【0015】ゲート電極2と集束電極3を2重構造にし
た場合、内側のゲート電極2からのゲート給電線9はゲ
ートパッド7に接続するために集束電極3を横切らなけ
ればならない。この実施の形態の電界放射冷陰極10で
は、この部分を図1(a)のように、ゲート給電線9と
集束電極3を相互噛合形状としている。相互噛合部の具
体例は、集束電極3の半径方向の幅200μm、ゲート
給電線9の線幅10μmで、その中央部付近に70μm
の幅で、横方向に100μmの屈曲部を設けたものであ
る。図1(a)はこの実施の形態の概念をわかりやすく
するために素子の全体を描いた概念図であって、実際の
寸法関係とは若干異なる図である。
【0016】このような素子構造は、集束電極3を持た
ない基本的な構造の電界放射冷陰極と、全く同じプロセ
スで製造する事が可能である。すなわち、従来、絶縁層
4の上、全面に形成されたゲート層(図示せず)に、ゲ
ート電極2をパターニングするために使用していたフォ
トマスクのパターンを変更するだけで、同じゲート層か
らゲート電極2と分離された集束電極3が形成できる。
【0017】続いて、この素子の動作方法を説明する。
図2(a)は第1の実施の形態の電界放射冷陰極10の
使用状態の一例を説明するための断面を示す概念図で、
電界放射冷陰極10と対向して、ガラス基板12上に透
明導電膜13、蛍光膜14を積層したアノード電極11
が配置され、電子ビーム15により蛍光膜14を発光さ
せる構成となっている。各電極には図のように電源が接
続されており、印加電圧はエミッタ電極1を0Vとし
て、ゲート電極2に約+70V、集束電極3にはエミッ
タ電極1よりも低い−20V、アノード電極11には1
00〜1000V程度である。図2(b)はアノード電
極11上の蛍光膜14の発光パターンの例を示す概念図
である。ゲート電極2の作る電界によって引き出された
電子ビーム15は集束電極3の作る電界によって集束さ
れ、蛍光膜14上に発光領域16をもたらす。
【0018】図3は2重構造の集束電極3をもつ電界放
射冷陰極の動作状態の2次元シミュレーション結果の一
例である。動作条件は、エミッタ電極1:0V、ゲート
電極2:70V、集束電極3:−20Vで、そのときの
等電位線26と電子ビームの軌跡25を示している。エ
ミッタ電極1から放射された電子は、一旦、外へ広がる
が、すぐに集束電極3がつくる電界の反発力によって内
側に曲げられ、集束される。ところが、ゲート給電線9
をエミッタ電極1を中心とした半径方向に直線的に引き
出した場合には、エミッタ電極1を通るある断面におい
て、片側の集束電極が存在しなくなる。すなわち、その
方向での集束のための電界が弱まるばかりでなく、その
位置にはゲート電極2と同電位のゲート給電線9が存在
するために、逆に電子ビームを引き寄せ、この方向に電
子ビームが広がってしまう。
【0019】その結果、上述の蛍光膜14を発光させる
デバイスにおいては、図2(c)のように、集束電極3
がない場合の発光領域17に比べて集束はされるもの
の、ゲート給電線9の存在する方向に広がった発光領域
18をもたらす。
【0020】一方、この実施の形態の電界放射冷陰極の
場合、ゲート給電線9による集束電極3の対称性の乱れ
は存在するものの、エミッタ電極1を中心としたいずれ
の方向においても、集束電極3が存在し、集束効果が得
られる。その結果、蛍光膜14上には図2(b)のよう
に、軸対称性に優れた発光領域16がもたらされる。
【0021】軸対称性の優れたビームを得るための方法
としては、図7のようなゲート電極2と集束電極3を2
段構造にする方法や、2重構造においても、図11のよ
うにゲート給電線9が集束電極3を分断しないように立
体的に交差させる方法が考えられるが、いずれも製造プ
ロセスが複雑になり、本発明の方が安価に良好な特性を
実現できる点で優れている。
【0022】この軸対称性に優れた集束特性は、図2
(a)のような構造を平面的に配列した表示装置を構成
した場合には、優れた解像度を実現し、電子銃に組み込
んで使用する場合にも最終的な電子ビームの軸対称性、
集束特性の向上をもたらす。
【0023】この実施の形態においては、エミッタ電極
1がひとつの集束電極3に対して1個の場合について説
明したが、図4のように複数のエミッタ電極1が配列さ
れた場合にも同様の効果が得られる。
【0024】また、相互噛合部は、この実施の形態の形
状寸法に限定されるものではなく、図5のように、ゲー
ト給電線9を、半径方向へ引き出しと、円周方向への引
き回しを段階的に組み合わせた形状(図5(a))、一
連の曲線状に引き出したもの(図5(b))、あるいは
半径方向に対して傾きを持った直線状に引き出したもの
(図5(c))等、様々な形状においても同様の効果が
得られる。
【0025】図6(a),(b)は本発明の第2の実施
の形態を概略的に説明する平面図と、この実施の形態に
よる蛍光膜の蛍光パターンの概念図である。第1の実施
の形態と共通の部分には同じ番号を付加してあり、第1
の実施の形態との相違点について説明する。
【0026】ゲート電極2からゲートパッド7に至るゲ
ート給電線9は半径方向への引き出しと、円周方向への
引き回しを段階的に組み合わせた形状になっており、集
束電極3と相互噛合形状を形成している。さらに、ゲー
ト電極2からは少なくとも1ケ所(図6では3ケ所)
に、エミッタ電極1に対してゲート給電線9の一部と回
転対称になるような補正パターン19が形成されてい
る。
【0027】この素子を図2(a)と同様にして動作さ
せると、ゲート給電線9と集束電極3を相互噛合形状に
するだけでは除ききれなかった集束電界の非対称性が、
3個の補正パターン19によりさらに緩和される。その
結果、アノード電極11上の蛍光膜14の発光パターン
は、図6(b)のように極めて軸対称性に優れたものに
なることからわかるように、電子ビームの軸対称性がさ
らに向上する。
【0028】この実施の形態においては、エミッタ電極
1がひとつの集束電極3に対して1個の場合について説
明したが、第1の実施の形態と同様に、図4のような複
数のエミッタ電極1が配列された場合に適用しても同様
の効果が得られる。また、相互噛合部の形状について
も、図6の形状に限らず、他の形状においても同等の効
果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の集束電極を持たない電界放射冷陰極とほぼ同じプ
ロセスによって、発散が少なく、かつ、軸対称性に優れ
た電子源を製造することが可能になる。そのため、各種
電子管や、電子ビーム装置の電子源として、高性能の陰
極を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の第1の実施の形態に
よる電界放射冷陰極を説明する平面図および部分的断面
図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の第1の実施の形態に
よる電界放射冷陰極の動作状態を説明するための断面を
示す概念図および蛍光膜の発光パターンの概念図であ
る。
【図3】2重電極構造をもつ電界放射冷陰極の動作状態
のシミュレーション結果の一例である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による電界放射冷陰
極の応用例を説明する平面図である。
【図5】(a)〜(c)は本発明の第1の実施の形態に
よる電界放射冷陰極の変形例を説明する平面図である。
【図6】(a),(b)は本発明の第2の実施の形態に
よる電界放射冷陰極を説明する平面図および蛍光膜の発
光パターンの概念図である。
【図7】従来技術による2段電極構造をもつ電界放射冷
陰極を説明する部分的断面斜視図である。
【図8】従来技術による2重電極構造をもつ電界放射冷
陰極を説明する部分的断面図斜視図である。
【図9】(a),(b)は特開平7−14501に開示
されている電界放射冷陰極の構造を説明する平面図およ
び蛍光膜の発光パターンの概念図である。
【図10】(a),(b)は1995年 第42回応用
物理学関係連合講演会 予稿集30p−T−5に開示さ
れている電界放射冷陰極の構造を説明する平面図および
蛍光膜の発光パターンの概念図である。
【図11】2重電極構造をもつ電界放射冷陰極のゲート
給電線と集束電極を立体的に配置した従来例を説明する
斜視図である。
【図12】従来技術による電界放射冷陰極の構造及び動
作状態を説明する部分的断面図である。
【符号の説明】
1,31 エミッタ電極 2,32 ゲート電極 3 集束電極 4,4′,24,34 絶縁層 5,35 導電性基板 6 基板露出部 7 ゲートパッド 8 集束パッド 9 ゲート給電線 11 アノード電極 12 ガラス基板 13 透明導電膜 14 蛍光膜 15 電子ビーム 16,17,18,27,28 発光領域 19 補正パターン 25 電子ビームの軌跡 26 等電位線 36,36′ 開口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基板、あるいは絶縁性基板上に導
    電性層を積層した基板と、その上に堆積した絶縁層と導
    電性のゲート電極と、その絶縁層と導電性のゲート電極
    に形成した少なくとも1個の空洞内に設けられた先端の
    先鋭な略円錐状のエミッタ電極、およびゲート電極と同
    一面にあり、ゲート電極の周囲を取り囲むように配置さ
    れた集束電極を有する電界放射冷陰極において、前記ゲ
    ート電極と同一面に形成された給電線が、前記集束電極
    と局部的に相互噛合形状を形成しながら、集束電極の外
    側へ引き出され、前記エミッタ電極の中心から放射方向
    のいずれの角度にも、集束電極が存在するような形状で
    あることを特徴とする電界放射冷陰極。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電界放射冷陰極におい
    て、前記給電線の相互噛合形状とした形状の一部と回転
    対称な、少なくともひとつの補正パターンがゲート電極
    に付加されていることを特徴とする電界放射冷陰極。
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