JPH04109539A - 真空管 - Google Patents
真空管Info
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- JPH04109539A JPH04109539A JP2226694A JP22669490A JPH04109539A JP H04109539 A JPH04109539 A JP H04109539A JP 2226694 A JP2226694 A JP 2226694A JP 22669490 A JP22669490 A JP 22669490A JP H04109539 A JPH04109539 A JP H04109539A
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Landscapes
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は電子源より放出された電子の流れを制御するこ
とで、増幅、発振作用を持つ真空管及び表示作用を持つ
表示装置に関するものである。
とで、増幅、発振作用を持つ真空管及び表示作用を持つ
表示装置に関するものである。
[従来の技術]
従来平面基板上に平面状に構成されている真空管として
は、電子源(以下カソード)と電子の流れを制御する電
極(以下ゲート)と電子を集める電81(以下コレクタ
)がそれぞれ単層で独立に同一基板上に構成されている
三極真空管が知られている(米国特許第4827177
号明細書)。
は、電子源(以下カソード)と電子の流れを制御する電
極(以下ゲート)と電子を集める電81(以下コレクタ
)がそれぞれ単層で独立に同一基板上に構成されている
三極真空管が知られている(米国特許第4827177
号明細書)。
また多数の電子放出源を同一基板上に有する構成におい
ては、カソード、ゲート、コレクタが直線状にほぼ同一
の厚さで互いに平行になるように配置されていた。
ては、カソード、ゲート、コレクタが直線状にほぼ同一
の厚さで互いに平行になるように配置されていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら上記従来例では、ゲート及びコレクタの配
置がカソードより放出された電子の発散を考慮してなさ
れていないため、カソードより放出された電子の一部だ
けがケートによって制御され、真空管の特性の一つであ
る相互コンダクタンスが小さく良好な増幅及び発振作用
が得られにくかった。
置がカソードより放出された電子の発散を考慮してなさ
れていないため、カソードより放出された電子の一部だ
けがケートによって制御され、真空管の特性の一つであ
る相互コンダクタンスが小さく良好な増幅及び発振作用
が得られにくかった。
また、カソード、ゲート、コレクタを直線状に配置した
ため、多数のカソードを用いる構成では一つの能動素子
領域が縦長になるため、基板上に集積化する際にレイア
ウト上の制約や結線上の制約が生じるという問題があっ
た。
ため、多数のカソードを用いる構成では一つの能動素子
領域が縦長になるため、基板上に集積化する際にレイア
ウト上の制約や結線上の制約が生じるという問題があっ
た。
また、蛍光体を用いて表示を行なう表示装置も、蛍光面
をコレクタとみなせば、広い意味での真空管装置となり
上述と同様の問題かあった。
をコレクタとみなせば、広い意味での真空管装置となり
上述と同様の問題かあった。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明の真空管
によれば同一基板上のコレクタ、カソード、ゲートの配
置においてコレクタを中心としてその周囲にゲートを設
け、このゲートの周囲にカソードを構成し、さらにコレ
クタ、ゲート、カソードが順に層構成となるように絶縁
層で隔てられるように構成することにより、電子が外周
から内側に向かって放出され、中心部のコレクタで集め
られるようにしたものである。
によれば同一基板上のコレクタ、カソード、ゲートの配
置においてコレクタを中心としてその周囲にゲートを設
け、このゲートの周囲にカソードを構成し、さらにコレ
クタ、ゲート、カソードが順に層構成となるように絶縁
層で隔てられるように構成することにより、電子が外周
から内側に向かって放出され、中心部のコレクタで集め
られるようにしたものである。
また、本発明の表示装置によれば蛍光体及び同一基板上
のカソード、ゲート′(グリッド)の配置において基板
外部の蛍光体を中心として基板上にゲートを設け、この
ゲートの周囲にカソードを構成し、さらにゲート、カソ
ードが層構成となるように絶縁層で隔てられるように構
成することにより、電子が外周から内側に向かって放出
され、基板外部の蛍光体に衝突するようにしたものであ
る。
のカソード、ゲート′(グリッド)の配置において基板
外部の蛍光体を中心として基板上にゲートを設け、この
ゲートの周囲にカソードを構成し、さらにゲート、カソ
ードが層構成となるように絶縁層で隔てられるように構
成することにより、電子が外周から内側に向かって放出
され、基板外部の蛍光体に衝突するようにしたものであ
る。
以下、−例として本発明の真空管の動作を第7図を用い
て説明するが、本発明の表示装置の動作もコレクタを蛍
光体とみなせば同様の動作となる。
て説明するが、本発明の表示装置の動作もコレクタを蛍
光体とみなせば同様の動作となる。
第7図では、カソードとして電界により電子が放出する
ように加工された鋭角形状電極4a(以下、ティップと
いう)とティップ4に電界をかけるための引き出し電M
13を用いた1つの電界放出電子源を用いている。引き
出し電FjL3とティップ4aの間に高い電圧8をかけ
ることにより、ティップ4の先端の鋭い場所より電子が
放出される。この時の電界と放出電流の関係はファウラ
ーノルドハイムの式に従って放出される。電子の電流密
度はティップ4aの先端の曲率半径が小さければ小さい
ほど高く、引き出し電極3とティップ4aの間の距離を
近づけることによっても電子の放出電流密度が高くなる
。ティップ4aの先端より放出された電子はある立体角
を持って発散するが、例えば第7図に示すように引き出
し電極3をティップ4aよりも低い場所に形成すること
で、放出される電子のベクトルをほぼすべて基板に対し
て垂直下向ぎにすることが出来る。さらに、カソード及
びゲート電極2とコレクタ’tilも異なる高さになる
ように異なる面上に形成することで、カソードより放出
された電子が確実にゲート電極2上部を通過しコレクタ
電極1に集められるようにした。これによりコレクタ電
極1に集められる電子の数が増大するだけでなくゲート
電、ti!i2により制御される電子の数が増えたため
相互コンダクタンスが犬ぎくなり、増幅、発振作用が向
上した。
ように加工された鋭角形状電極4a(以下、ティップと
いう)とティップ4に電界をかけるための引き出し電M
13を用いた1つの電界放出電子源を用いている。引き
出し電FjL3とティップ4aの間に高い電圧8をかけ
ることにより、ティップ4の先端の鋭い場所より電子が
放出される。この時の電界と放出電流の関係はファウラ
ーノルドハイムの式に従って放出される。電子の電流密
度はティップ4aの先端の曲率半径が小さければ小さい
ほど高く、引き出し電極3とティップ4aの間の距離を
近づけることによっても電子の放出電流密度が高くなる
。ティップ4aの先端より放出された電子はある立体角
を持って発散するが、例えば第7図に示すように引き出
し電極3をティップ4aよりも低い場所に形成すること
で、放出される電子のベクトルをほぼすべて基板に対し
て垂直下向ぎにすることが出来る。さらに、カソード及
びゲート電極2とコレクタ’tilも異なる高さになる
ように異なる面上に形成することで、カソードより放出
された電子が確実にゲート電極2上部を通過しコレクタ
電極1に集められるようにした。これによりコレクタ電
極1に集められる電子の数が増大するだけでなくゲート
電、ti!i2により制御される電子の数が増えたため
相互コンダクタンスが犬ぎくなり、増幅、発振作用が向
上した。
またコレクタ電i1を中心としてゲート電極2及びカソ
ード電極(3と4)をコレクタ電極の周囲に配置するこ
とで、集積化に適する大きさに能動素子を形成すること
が出来るため、配線や素子の配置において自由度の大き
いものとなった。これにより浮遊の容量成分を減らすこ
とが出来たので、より高速なスイッチングを行なうこと
が可能となった。
ード電極(3と4)をコレクタ電極の周囲に配置するこ
とで、集積化に適する大きさに能動素子を形成すること
が出来るため、配線や素子の配置において自由度の大き
いものとなった。これにより浮遊の容量成分を減らすこ
とが出来たので、より高速なスイッチングを行なうこと
が可能となった。
[実施例]
第1図は本発明の特徴を最もよく表わす図面であり、同
図に於て1はコレクタ電極、2はゲート電極、3は引き
出し電極、4は電子放出電極、5は絶縁性の基板であり
、第1図のA−Aにおける断面は第2図に示されており
、真空管として動作させる場合の電源の結線は第7図に
示すものと同じである。
図に於て1はコレクタ電極、2はゲート電極、3は引き
出し電極、4は電子放出電極、5は絶縁性の基板であり
、第1図のA−Aにおける断面は第2図に示されており
、真空管として動作させる場合の電源の結線は第7図に
示すものと同じである。
本実施例の真空管は石英による絶縁基板5上にNiにッ
ケル)を200o人蒸着し、ホトリソグラフィー技術を
用いてパターンを形成した後、硝酸セリウム系のエツチ
ング液を用いて余分なNiを除去しコレクタ電極1を形
成した。次に5in2による絶縁層6−1をスパッタを
用いて蒸着し5000人の厚さにした。次に5iN(チ
ッ化シリコン)膜7−1を熱CVD100O人でたい積
した後にホトリソグラフィー技術を用いて5iNiにパ
ターンを形成し、CF、を用いてドライエツチングを行
うことでゲートN8i2のためのドーナツ形状の穴を形
成し、同じレジストを用いて、Niを蒸着することでセ
ルファラインにゲート電極2を形成した。このゲート電
極2を作るための行程をくり返して引き出し1H8i3
、及び電子放出電極4を形成した。電子放出型i4には
W(タングステン)を用いて電子線リソグラフィー技術
を用いてティップ先端の曲率半径が0.1μmになるよ
うに電子線レジストを用いて描画しCF4でエツチング
し、微細な電子放出電極4を形成した。次に引き比し電
極3の内径とほぼ同一の大きさのパターンをホトリソグ
ラフィー技術を用いて形成し、5i02とSiNのフッ
酸系ウェットエツチング液とCF4のドライエツチング
のエツチングレシオな用いて順にエツチングすることで
コレクタ電極1上部のS i 02及びSiN層を取り
除き、第1図に示す真空管を形成した。
ケル)を200o人蒸着し、ホトリソグラフィー技術を
用いてパターンを形成した後、硝酸セリウム系のエツチ
ング液を用いて余分なNiを除去しコレクタ電極1を形
成した。次に5in2による絶縁層6−1をスパッタを
用いて蒸着し5000人の厚さにした。次に5iN(チ
ッ化シリコン)膜7−1を熱CVD100O人でたい積
した後にホトリソグラフィー技術を用いて5iNiにパ
ターンを形成し、CF、を用いてドライエツチングを行
うことでゲートN8i2のためのドーナツ形状の穴を形
成し、同じレジストを用いて、Niを蒸着することでセ
ルファラインにゲート電極2を形成した。このゲート電
極2を作るための行程をくり返して引き出し1H8i3
、及び電子放出電極4を形成した。電子放出型i4には
W(タングステン)を用いて電子線リソグラフィー技術
を用いてティップ先端の曲率半径が0.1μmになるよ
うに電子線レジストを用いて描画しCF4でエツチング
し、微細な電子放出電極4を形成した。次に引き比し電
極3の内径とほぼ同一の大きさのパターンをホトリソグ
ラフィー技術を用いて形成し、5i02とSiNのフッ
酸系ウェットエツチング液とCF4のドライエツチング
のエツチングレシオな用いて順にエツチングすることで
コレクタ電極1上部のS i 02及びSiN層を取り
除き、第1図に示す真空管を形成した。
なお、コレクタ電極1、ゲート電極2、引き出し電極3
としてNiを用い、電子放出電極4としてWを用いたが
、本素子の構成においては、これらの材料だけに限定さ
れるものではなく、また絶縁層も5in2やSiNの材
料に限定されるものではない。
としてNiを用い、電子放出電極4としてWを用いたが
、本素子の構成においては、これらの材料だけに限定さ
れるものではなく、また絶縁層も5in2やSiNの材
料に限定されるものではない。
次に本素子の動作について説明する。本素子を1O−6
Pa以下の真空にて電子放出電極4と引き出し電極3と
の間にバイアスをかけ、引き出し電8i3を正電位とす
る電界放出の原理に基き電子放出型&4の先端部より電
子が放出される。この時、放出された電子の全てが一つ
の方向に揃って放出されるわ番プではなく、ある程度の
広がりをもって放出される。
Pa以下の真空にて電子放出電極4と引き出し電極3と
の間にバイアスをかけ、引き出し電8i3を正電位とす
る電界放出の原理に基き電子放出型&4の先端部より電
子が放出される。この時、放出された電子の全てが一つ
の方向に揃って放出されるわ番プではなく、ある程度の
広がりをもって放出される。
この広がりによる真空管特性の悪化を防ぐために、引き
出し電81i3を電子放出電極4の水平方向よりやや下
に設置することで放出された電子のほとんどがゲート電
極2及びコレクタ電極1へと導かれる。電子がゲート電
極2を通過する際にゲートにかける電位を正にすると電
子は加速されてコレクタ電極1に到達し、負電位とする
と減速されてコレクタ電極1に達する電子の数が減少す
ることを利用して増幅、発振作用を確実に行なえるよう
になった。本実施例では電子源として電界放出型の電子
源を複数個用いることで、電子放出電流が安定でかつ比
較的容易なプロセスで真空管を構成することが可能とな
った。
出し電81i3を電子放出電極4の水平方向よりやや下
に設置することで放出された電子のほとんどがゲート電
極2及びコレクタ電極1へと導かれる。電子がゲート電
極2を通過する際にゲートにかける電位を正にすると電
子は加速されてコレクタ電極1に到達し、負電位とする
と減速されてコレクタ電極1に達する電子の数が減少す
ることを利用して増幅、発振作用を確実に行なえるよう
になった。本実施例では電子源として電界放出型の電子
源を複数個用いることで、電子放出電流が安定でかつ比
較的容易なプロセスで真空管を構成することが可能とな
った。
第3図、第4図は本発明の第2の実施例を示したもので
ある。
ある。
第3図は製造途中段階における真空管の断面を示し、第
4図は製造最終段階における真空管の断面を示している
。
4図は製造最終段階における真空管の断面を示している
。
本実施例における第3図ではコレクタ電極1、ゲート電
極2、引き田し電fi3、及び電子放出電極4を前述の
ホトリソ技術及びエツチング技術を用いて形成し、Si
O□による眉間絶縁だけを用いて順に堆積したものであ
る。それぞれの材料は第1の実施例と同じである。次に
電子放出電極4を第1の実施例と同様の方法で形成した
後にコレクタ電極1の外径と同程度のマスクを用いて、
コレクタ電極1上部が開口されるようにレジストを形成
し、電極層2,3及び絶縁層6−1゜6−2.6−3を
ウェットエツチングにて除去し、最終的に第4図に示さ
れるような断面図を持つ真空管を形成した。本実施例の
真空管によれば、製造の工程を大幅に減少でき、コスト
ダウンが可能となった。
極2、引き田し電fi3、及び電子放出電極4を前述の
ホトリソ技術及びエツチング技術を用いて形成し、Si
O□による眉間絶縁だけを用いて順に堆積したものであ
る。それぞれの材料は第1の実施例と同じである。次に
電子放出電極4を第1の実施例と同様の方法で形成した
後にコレクタ電極1の外径と同程度のマスクを用いて、
コレクタ電極1上部が開口されるようにレジストを形成
し、電極層2,3及び絶縁層6−1゜6−2.6−3を
ウェットエツチングにて除去し、最終的に第4図に示さ
れるような断面図を持つ真空管を形成した。本実施例の
真空管によれば、製造の工程を大幅に減少でき、コスト
ダウンが可能となった。
第5図、第6図は本発明の第3の実施例を示す図であり
、蛍光体を用いて表示を行なう表示装置を示している。
、蛍光体を用いて表示を行なう表示装置を示している。
ここで第5図は電子放出部とグリッドより構成される一
画素分の上面図、第6図は第5図のA−A断面図を示し
ている。ここで12はアパーチャーグリル、11は蛍光
表示板を示している。
画素分の上面図、第6図は第5図のA−A断面図を示し
ている。ここで12はアパーチャーグリル、11は蛍光
表示板を示している。
本実施例では前述の実施例と異なり、電子放出電極4が
絶縁性基板5に直接形成され、この電子放出部&4より
も高い位置に引き出し電極3及びグリッド電極2′(真
空管のゲート電極に対応)を形成し、放出された電子が
効率よく基板外部に放出されるようにした。
絶縁性基板5に直接形成され、この電子放出部&4より
も高い位置に引き出し電極3及びグリッド電極2′(真
空管のゲート電極に対応)を形成し、放出された電子が
効率よく基板外部に放出されるようにした。
放出された電子の軌道をグリッド電極2′によって収束
条件に制御し、蛍光表示板11を光らせたり、発散条件
に制御し、電子をアパーチャーグリル12に当てること
で見た目に電子の量が減ったようにすることでデイスプ
レーにおける階調表現を行うようにすることが出来た。
条件に制御し、蛍光表示板11を光らせたり、発散条件
に制御し、電子をアパーチャーグリル12に当てること
で見た目に電子の量が減ったようにすることでデイスプ
レーにおける階調表現を行うようにすることが出来た。
[発明の効果]
以上説明したように、電子が基板に対して平行に出るよ
うな電子源を用いて真空管または表示装置を形成する時
に、電子の放出される方向が、完全に基板に対して平行
にならないように、引き出し電極、ゲート電極、コレク
タ電極または引き出し電極、グリッド電極の高さを変え
ることで効率良く放出された電子を利用し、電子管とし
ての特性を向上させる効果がある。特に三極真空管の構
成においては相互コンダクタンスの向上がある。
うな電子源を用いて真空管または表示装置を形成する時
に、電子の放出される方向が、完全に基板に対して平行
にならないように、引き出し電極、ゲート電極、コレク
タ電極または引き出し電極、グリッド電極の高さを変え
ることで効率良く放出された電子を利用し、電子管とし
ての特性を向上させる効果がある。特に三極真空管の構
成においては相互コンダクタンスの向上がある。
また素子全体を円形に配置することにより、集積基板に
おいて、レイアウト上の自由度が大きくなり、これによ
り配線の抵抗、浮遊容量等を減らしてより高速な動作が
可能となる。
おいて、レイアウト上の自由度が大きくなり、これによ
り配線の抵抗、浮遊容量等を減らしてより高速な動作が
可能となる。
第1図は本発明の第1の実施例である真空管の上面図、
第2図は第1図におけるA−A断面図、第3.4図は第
2の実施例である真空管の工程中の断面図、第5.6図
は第3の実施例である表示装置、第7図は電源の配置及
び動作原理を示す図である。 1・・・コレクタ電極、 2・・・ゲート電極、2′
・・・グリッド電極、3・・・引き出し電極、4・・・
電子放出電極、 4a・・・ティップ、5・・・絶縁
基板、 6−1. 6−2. 6−3. 7−1. 7−2゜7
−3・・・絶縁層、 8.9.10,13.14・・・電源、11・・・蛍光
表示板、 12・・・アパーチャーグリル。
第2図は第1図におけるA−A断面図、第3.4図は第
2の実施例である真空管の工程中の断面図、第5.6図
は第3の実施例である表示装置、第7図は電源の配置及
び動作原理を示す図である。 1・・・コレクタ電極、 2・・・ゲート電極、2′
・・・グリッド電極、3・・・引き出し電極、4・・・
電子放出電極、 4a・・・ティップ、5・・・絶縁
基板、 6−1. 6−2. 6−3. 7−1. 7−2゜7
−3・・・絶縁層、 8.9.10,13.14・・・電源、11・・・蛍光
表示板、 12・・・アパーチャーグリル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、同一基板上に少なくとも1つの電子を放出する電子
源と少なくとも1つの電子の流れを制御する電極と電子
を受けとめる電極が絶縁層によって隔てられて層状に構
成されていることを特徴とする真空管。 2、電子を放出する電子源、電子の流れを制御する電極
及び電子を受けとめる電極が円形状である特許請求の範
囲第1項記載の真空管。 3、電子を放出する電子源、電子の流れを制御する電極
及び電子を受けとめる電極が同心円状に配置されている
特許請求の範囲第2項記載の真空管。 4、電子を放出する電子源が鋭角形状電極と引き出し電
極によつて構成され、かつ、鋭角形状電極と引き出し電
極が異なる平面上に構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の真空管。 5、最外周に電子を放出する電子源が構成されている特
許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の真空管。 6、蛍光体を用いて表示を行なう表示装置において、同
一基板上に少なくとも1つの電子を放出する電子源と少
なくとも1つの電子の流れを制御する電極が絶縁層によ
って隔てられて層状に構成されていることを特徴とする
表示装置。 7、電子を放出する電子源、電子の流れを制御する電極
が円形状である特許請求の範囲第6項記載の表示装置。 8、電子を放出する電子源、電子の流れを制御する電極
及び蛍光体が同心円状に配置されている特許請求の範囲
第7項記載の表示装置。 9、電子を放出する電子源が鋭角形状電極と引き出し電
極によって構成され、かつ、鋭角形状電極と引き出し電
極が異なる平面上に構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第6項、第7項又は第8項記載の表示装置
。 10、最外周に電子を放出する電子源が構成されている
特許請求の範囲第6項、第7項又は第8項記載の表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22669490A JP3010304B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 真空管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22669490A JP3010304B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 真空管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109539A true JPH04109539A (ja) | 1992-04-10 |
JP3010304B2 JP3010304B2 (ja) | 2000-02-21 |
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ID=16849191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22669490A Expired - Fee Related JP3010304B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 真空管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010304B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0574327A (ja) * | 1991-02-22 | 1993-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子放出素子 |
JPH05151886A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-18 | Sharp Corp | 電界放出型3極管素子及びその製造方法 |
US5679960A (en) * | 1994-01-28 | 1997-10-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Compact display device |
US7865420B1 (en) | 2001-01-22 | 2011-01-04 | Voyager Technologies, Inc. | Real time electronic commerce telecommunication system and method |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP22669490A patent/JP3010304B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0574327A (ja) * | 1991-02-22 | 1993-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子放出素子 |
JPH05151886A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-18 | Sharp Corp | 電界放出型3極管素子及びその製造方法 |
US5679960A (en) * | 1994-01-28 | 1997-10-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Compact display device |
US7865420B1 (en) | 2001-01-22 | 2011-01-04 | Voyager Technologies, Inc. | Real time electronic commerce telecommunication system and method |
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Publication number | Publication date |
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JP3010304B2 (ja) | 2000-02-21 |
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