JP2776286B2 - スケジュール管理システム - Google Patents

スケジュール管理システム

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JP2776286B2
JP2776286B2 JP2917095A JP2917095A JP2776286B2 JP 2776286 B2 JP2776286 B2 JP 2776286B2 JP 2917095 A JP2917095 A JP 2917095A JP 2917095 A JP2917095 A JP 2917095A JP 2776286 B2 JP2776286 B2 JP 2776286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケジュール管理方式
に関し、特に、グループ内で複数の仕事を複数の作業者
により行う場合のスケジュールを調整するスケジューリ
ング管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の仕事を複数の作業者により行うス
ケジューリングは作業グループメンバー間でのスケジュ
ール調整方法と、個人スケジュールの、作業グループメ
ンバーへの公開制御方式が課題となる。
【0003】前者に対して、特開平5−134989号
公報「スケジュール管理システム」(以下、文献1)で
は、同じ時間帯に作業が重なっている場合に、空いてい
る時間帯を探すだけではなく、各予定が行われる場所を
入力しておき、場所間の移動時間を登録したデータベー
スを参照しながらスケジュール調整を行うことで、時間
的に無理のないスケジューリングを行う手段を設けてい
る。
【0004】後者に対して、特開昭62−80759号
公報「スケジュール表示装置」(以下、文献2)では、
記憶手段にスケジュールデータと、このスケジュールデ
ータが他の作業者に対して非公開なデータであることを
示すシークレットコードを記憶し、正しいシークレット
コードを入力した作業者のみがこのスケジュールデータ
を見ることができる手法を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に行われている仕
事は、予定の時間だけ拘束される仕事(以下、アポイン
トメント)と、締め切り前に完了すればいつ実行しても
良い仕事(以下、締め切り作業)がある。会議を例に考
えると、会議中は開始時間から終了時間までが拘束され
る前者の仕事であり、もし会議で議論する資料を事前に
作成する必要がある場合には、この準備資料を作成する
仕事は会議開始時間を締め切りとした後者の仕事であ
る。
【0006】文献1では、アポイントメントを中心に調
整するシステムであり、アポイントメントの実行場所
と、場所間の移動時間を登録したデータベースとから、
移動時間も考慮した無理のないスケジューリングを行う
事ができる。しかし、締め切り作業の実行で忙しい時期
に、システムは空き時間として新たなアポイントメント
を設定してしまうことがあり問題である。このために、
作業者は締め切り作業を締め切り時間までに完了させる
無理のないスケジューリングをたてにくい欠点がある。
従って、日程時間や会議室といった資源の重複を調整す
るだけではなく、作業者の仕事の忙しさ(以下、仕事負
荷)を考慮したスケジューリング手段が必要である。
【0007】また、文献2では、ユーザが各仕事に対し
てシークレットコードを設定し、仕事毎にこれを記憶し
ておく必要があり問題である。例えば、自分が依頼した
仕事は無条件に見たいが、この方法ではシークレットコ
ードの照合が必要となり煩雑である。従って個人スケジ
ュールの公開可能性を、ユーザによる指定に加え、仕事
と仕事依頼者との関係、仕事間の関係、以上により自動
的に決定する必要がある。
【0008】本発明の目的は、個人の仕事負荷の予測機
能と、他人の仕事負荷を見る機能と、個人スケジュール
の他人への公開可能性の自動決定機能を持つスケジュー
ル管理システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明、第1の発明は、
グループに属するメンバーのスケジュールを入力し、前
記スケジュールに基づきグループ全体のスケジュールの
調整を行うスケジュール管理システムにおいて、前記ス
ケジュールを記憶し、前記記憶されたスケジュールを管
理するスケジュール管理手段と、前記グループのメンバ
ーに関する情報の管理と、前記グループ内で実行される
仕事の情報を管理するグループ管理手段と、前記スケジ
ュール管理手段で記憶しているスケジュールの情報に関
して、前記グループ内でのメンバーへのスケジュールの
公開可能性を指定する公開許可入力手段と、前記スケジ
ュール管理手段は、前記公開可能性に関する情報を前記
スケジュールの情報にまとめて記憶し、前記スケジュー
ルの情報と前記グループ管理手段で保持している情報と
から、前記スケジュールの情報の前記グループ内で公開
する範囲を判断する公開情報決定手段と、前記グループ
のメンバー間で通信し合うための通信手段と、前記スケ
ジュールの情報を入力し、前記公開情報決定手段の判断
に基づいて、前記スケジュールの情報を前記通信手段を
介して前記グループのメンバー間で通信する通信命令解
釈手段を有することを特徴とする。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記グループ管理手段で記憶している前記グループ
のメンバーに関する情報と前記通信手段を介して受け取
った他のメンバーのスケジュールの情報を提示し、適し
たメンバーに適した分量の仕事を割り振る仕事依頼手段
と、前記通信手段は、前記通信命令解釈手段を介して、
前記仕事依頼手段から仕事の割り振りに関する情報を受
け取り、割り振る相手に仕事の依頼をさらに行うことを
特徴とする。
【0011】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記スケジュール管理手段から前記メンバーのス
ケジュールの情報を受け取り、前記メンバーの未来の仕
事負荷を予測し、前記予測結果を記憶し、前記仕事負荷
をさらに提示する仕事負荷管理手段と、前記スケジュー
ル管理手段は、前記負荷に関する情報を入力し、前記負
荷に関する情報を更に前記スケジュールの情報にまとめ
て記憶し、前記負荷に関する情報も前記通信手段を介し
て前記グループのメンバー間でやりとりすることを特徴
とする。
【0012】第4の発明は、グループに属するメンバー
のスケジュールを入力し、前記スケジュールを記憶し、
前記記憶されたスケジュールを管理するスケジュール管
理手段と、前記スケジュール管理手段から前記メンバー
のスケジュールの情報を受け取り、前記メンバーの未来
の仕事負荷を予測し、前記予測結果を記憶し、前記仕事
負荷を提示する仕事負荷管理手段と、前記グループのメ
ンバーに関する情報の管理と、前記グループ内で実行さ
れる仕事の情報を管理するグループ管理手段と、前記ス
ケジュール管理手段で記憶しているスケジュールの情報
と前記仕事負荷管理手段で記憶している仕事負荷に関す
る情報とを前記グループのメンバー間で通信し合うため
の通信手段と、前記通信手段を介して前記グループのメ
ンバー間で通信し合う通信命令を解釈する通信命令解釈
手段と、前記仕事負荷管理手段で記憶しているメンバー
の仕事負荷と前記スケジュール管理手段で記憶している
スケジュールの情報に関して、前記グループの他のメン
バーへのスケジュールの公開可能性を指定する公開許可
入力手段と、前記スケジュールの情報と、前記グループ
管理手段で保持している情報とから、前記スケジュール
の情報の前記グループ内でスケジュールを公開する範囲
を判断する公開情報決定手段と、前記グループ管理手段
で記憶している前記グループのメンバーに関する情報を
提示し、前記通信手段を介して受け取った他のメンバー
のスケジュールの情報と前記仕事負荷に関する情報をさ
らに提示し、適したメンバーに適した分量の仕事を割り
振る仕事依頼手段と、前記通信手段は、前記通信命令解
釈手段を介して、前記仕事依頼手段から仕事の割り振り
に関する情報を受け取り、割り振る相手に仕事の依頼を
さらに行うことを特徴とする。
【0013】第5の発明は、第3または第4の発明にお
いて、前記仕事負荷管理手段が、仕事を複数の種類に分
け、各種類ごとにデフォルトの工数を時間で記述した作
業工数知識と、前記作業工数知識からの各作業のデフォ
ルトの工数を受け取り、仕事の工数を決定する作業工数
予測手段と、前記作業工数予測手段から仕事の工数を受
け取り、ユーザに表示する作業工数表示手段と、前記作
業工数表示手段が表示する作業工数に修正を加え、さら
に前記修正を前記作業工数知識の修正に反映させる作業
工数管理手段と、時刻を管理しているタイマーと、前記
スケジュール管理手段から受け取るスケジュールの情報
と前記作業工数予測手段から受け取る各作業の工数と前
記タイマーから受け取る現在の時刻から、ユーザの将来
の仕事負荷を計算する負荷予測制御手段と、前記負荷予
測制御手段が計算した仕事負荷を記憶する仕事負荷記憶
手段と、前記負荷予測制御手段が計算した仕事負荷をユ
ーザに表示する仕事負荷表示手段とを有することを特徴
とする。
【0014】第6の発明は、第5の発明において、前記
タイマーが、前記負荷予測制御手段に一定期間毎に時刻
を伝え、前記負荷予測制御手段が、前記タイマーからの
時刻の受け取りをきっかけに仕事負荷の再予測を行うこ
とで、時刻の経過を反映した仕事の負荷の予測をするこ
とを特徴とする。
【0015】第7の発明は、第2、3、4、5または6
の発明において、前記グループ管理手段は、前記仕事依
頼手段で割り振られた仕事に関する情報をさらに保持
し、前記公開情報決定手段は、前記割り振られた仕事に
関する情報もふまえて前記グループ内で公開する範囲の
判断を行うことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のスケジュール管理システムは、従来の
スケジュールを管理する装置にユーザの仕事の忙しさを
予測する手段を追加し、予測結果をユーザに表示するこ
とにより、仕事の忙しい時期と暇な時期を調整した個人
スケジュールを作成することができる。さらに個人スケ
ジューラ間で通信を行う手段を備え、互いのスケジュー
ル、仕事負荷を公開することで、グループメンバーの仕
事負荷のバランスを考え合わせて仕事の依頼をすること
ができる。この依頼方法は、アポイントメントの設定さ
れていない時間帯を無条件に空き時間であるとして新た
なスケジュールを設定する可能性があるという従来の問
題点を、アポイントメントが設定されていない時間も仕
事負荷で評価することで解決される。また、グループメ
ンバーへのスケジュール情報の公開許可に関して、仕事
を記憶する際に、仕事の依頼者、他の仕事との関係、公
開許可を示すフラグを同時に記憶することで、依頼者が
以前に依頼した仕事、公開可能を示す属性が与えられた
仕事、依頼したい仕事と関連のある仕事、以上に関して
スケジュールの公開許可が自動的に与えられる。従っ
て、従来の手法の問題点であった仕事ごとにユーザが公
開許可を与えなければならない煩雑さが解決される。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明によるスケジュール管理シ
ステムの構成の一実施例を示すブロック図である。
【0019】あるグループに属するメンバーの個人のス
ケジュールを入力し、スケジュールに関する情報を記憶
し、記憶されたスケジュールに関する情報を管理するス
ケジュール管理手段80と、前記スケジュール管理手段
80からスケジュールの情報を受け取り、未来の仕事の
忙しさ(以下、仕事負荷)を予測し、予測結果を記憶
し、表示する仕事負荷管理手段70と、グループのメン
バーの管理と、グループ内で1人もしくは、複数人に役
割分担されている仕事間の情報を管理するグループ管理
手段60と、仕事の依頼と、前記スケジュール管理手段
80で記憶しているスケジュールの情報と、前記仕事負
荷管理手段70で記憶しているメンバーの仕事負荷と
を、グループメンバー間で通信し合うための通信手段1
0と、前記通信手段10を用いてグループメンバー間で
通信し合う通信命令を解釈する通信命令解釈手段20
と、前記スケジュール管理手段80で記憶している仕事
情報の、グループの他のメンバーへの公開可能性を、指
定する公開許可入力手段50と、前記グループ管理手段
60で記憶されているグループメンバーに関する情報を
受け取り、前記仕事負荷管理手段70からメンバー個人
の仕事負荷を受け取り、前記スケジュール管理手段80
からスケジュールの情報およびスケジュールの情報の公
開可能性情報を受け取り、前記通信命令解釈手段20か
ら、グループ内のメンバーを特定する為に、メンバー間
で重複しないように与えられたメンバーIDを受け取る
ことにより、仕事情報と仕事負荷の、メンバーIDの示
すメンバーへの公開可能性を決定する公開情報決定手段
40と、前記グループ管理手段60で記憶されているグ
ループメンバーに関する情報を受け取り、これを表示す
ることで、ユーザに仕事を依頼する候補者を選択させ、
前記通信手段10を用いて、仕事依頼の候補者に関する
仕事情報と仕事負荷情報とを受け取り、これら仕事情報
と仕事負荷情報を表示することで、ユーザに仕事依頼先
を決定させ、ユーザが決定した仕事依頼先に前記通信手
段10を用いて仕事の依頼を通知する仕事依頼手段30
とを備えている。
【0020】まず初めに、仕事の新規登録に関する動作
を例に説明する。
【0021】グループ管理手段60は、グループメンバ
ーの管理を行うユーザデータベースと、グループ内の仕
事間の関係の管理を行うプロジェクトデータベースから
構成される。
【0022】図4にユーザデータベースの一例を示す。
ユーザデータベースは、各メンバーを「氏名」、「役
職」、「所属」およびグループメンバー間で通信をする
際に通信相手を特定するための「メンバーID」、以上
の属性(以下、ユーザテーブル)で記憶したデータベー
スである。
【0023】図5にプロジェクトデータベースの一例を
示す。プロジェクトデータベースはグループ内の仕事間
の関係を、関連のある仕事を一つのグループにまとめ
(以下、プロジェクト)で記憶し、各プロジェクトのI
Dを示す「PID」、「プロジェクト名」および、プロ
ジェクトに関連のある仕事を、仕事のIDの集合で示し
た「TIDセット」、以上の3属性(以下、プロジェク
トテーブル)で記憶したデータベースである。
【0024】スケジュール管理手段80は、仕事情報を
入力し、入力された仕事情報に基づいて、スケジュール
記憶テーブルを作成し、記憶し、管理する。
【0025】図2は、スケジュール管理手段80をより
詳細に記載したブロック図である。スケジュール管理手
段80は、スケジュール記憶手段810と、スケジュー
ル制御手段820と、スケジュール入力手段830とを
有する。仕事情報はスケジュール入力手段830および
通信命令解釈手段20から入力される(831、2
4)。
【0026】831による入力は口頭などで依頼された
仕事をキーボード等の入力装置を用いてユーザが入力す
る場合であり、24はネットワークでつながれた仕事依
頼者からの仕事を自動的に入力する場合である。
【0027】本例で仕事とは、ある会議のように実行時
間の決められた業務(以下、アポイントメント)と、報
告書作成のように業務完了の締め切りが決まっており、
これさえ守られればいつ実行してもかまわない業務(以
下、締め切り作業)などのことを指し、一般に行われて
いる業務のことである。
【0028】スケジュール制御手段820は、スケジュ
ール入力手段830、通信命令解釈手段20から仕事情
報を受け取り、スケジュール記憶手段810に記憶する
(821)。
【0029】本例で入力される仕事情報とは、会議とい
った仕事の種類を意味する「仕事名」、「仕事依頼者
名」、アポイントメントの開始予定時間を意味する「開
始時間」、アポイントメントの終了予定時間と締め切り
作業の締め切りを意味する「終了時間」、具体的な仕事
実行に関するメモである「仕事内容」および仕事が所属
するプロジェクトを意味する「関連プロジェクト名」、
以上の属性からなる。
【0030】図6にスケジュール記憶手段810での記
憶形態であるスケジュール記憶テーブルの一例を示す。
第1の項目は他の仕事情報と区別するために、すべての
仕事情報において互いに重複しないように与えられた識
別子である仕事IDを示す「TID」の欄、第2の項目
は「仕事名」の欄、第3の項目は仕事の依頼者のIDを
示す「RID」の欄、第4の項目は実行時間を示す「時
間」の欄、第5の項目は予測工数を示す「工数」の欄、
第6の項目は作業完了率を示す「進捗」の欄、第7の項
目はグループメンバーへの公開許可性を示す「公開フラ
グ」の欄、第8の項目は「仕事内容」の欄である。
【0031】スケジュール記憶手段810への記憶の手
順は次の通りである。 1.グループ内の他の仕事の仕事IDと重ならないよう
に仕事IDを決定し「TID」欄に記憶する。 2.スケジュール入力手段830あるいは通信命令解釈
手段20から入力された仕事情報の「仕事名」および
「仕事内容」をそれぞれ「仕事名」欄、「仕事内容」欄
に記憶する。 3.グループメンバーを記憶しているグループ管理手段
60から仕事情報を新規登録しようとしている利用者の
「仕事依頼者名」とユーザテーブルで保持しているメン
バーIDの対応をロードして(63)「仕事依頼者名」
をメンバーIDに返還して、「RID」欄に記憶する。 4.実行時間の決められている仕事(アポイントメン
ト)は、仕事情報で入力された「開始時間」と「終了時
間」を“開始時間−終了時間”のフォーマットでスケジ
ュール記憶テーブルの「時間」欄に記憶する。締め切り
のみが決められておりいつ作業をしてもかまわない仕事
(締め切り作業)は開始時間を指定せずに“−終了時
間”のフォーマットで「時間」欄に記憶する。 5.「進捗」欄に“0”を記憶し、「公開フラグ」欄に
“非公開”を記憶する。 6.仕事の予測工数を得るために、仕事負荷管理手段7
0へ、「仕事名」「開始時間」、「終了時間」、「工
数」、「進捗」を送る(83)。「仕事名」、「開始時
間」、「終了時間」はスケジュール入力手段830ある
いは通信命令解釈手段20から入力された値であり、
「工数」、「進捗」は0である。スケジュール制御手段
820は仕事負荷管理手段70から予測工数を受け取り
(71)「工数」欄に記憶する。
【0032】上記の記憶手順6.において、仕事の工数
を計算するために呼び出された仕事負荷管理手段70
は、仕事負荷の予測と、記憶と、表示を行う手段であ
る。仕事負荷管理手段70の更に詳しい実施例について
は、後述する。
【0033】仕事負荷の予測は、日ごとにその日に実行
すべき仕事と、各仕事の工数を計算するもので、これを
(日付、TID、工数)の集合(以下、仕事負荷テーブ
ル)において記憶する。
【0034】以上のようにスケジュール制御手段820
はスケジュール記憶手段810のスケジュール記憶テー
ブルの更新を行うと、グループメンバー全員の仕事間の
関係を管理するために、グループ管理手段60へ、スケ
ジュール記憶手段810に記録した仕事の「TID」と
「関連プロジェクト名」をスケジュール制御手段820
を介して送る(82)。
【0035】グループ管理手段60は、スケジュール管
理手段80から、新規に記憶した仕事の「TID」と、
この仕事が所属する「関連プロジェクト名」を受け取
り、記憶していたプロジェクトデータベースの更新を行
う。
【0036】プロジェクトデータベースの更新は以下の
通りである。 1.入力された「関連プロジェクト名」がすでに記憶さ
れているか調べる。 2.記録されていれば、そのプロジェクトの「TIDセ
ット」の属性値に、入力された「TID」を追加する。 3.記録されていれなければ、新規のプロジェクトID
(PID)を作成し入力された「関連プロジェクト名」
「TID」を記憶する。
【0037】スケジュール記憶手段810で記憶されて
いる仕事情報の、グループの他メンバーへの公開可能性
を指定するために、ユーザは公開許可入力手段50から
各仕事に対して「公開」、「非公開」の属性値を入力す
る。
【0038】「公開」の属性値の仕事はすべてのグルー
プメンバーに公開され、「非公開」の属性値の仕事は、
その仕事の依頼者とその仕事の関係者のみ公開される。
公開許可入力手段50は、ユーザから公開可能性を受け
取ると、それをスケジュール記憶手段810で記憶され
ているスケジュール記憶テーブルの「公開フラグ」欄
に、公開可能性を記憶する(51)。
【0039】次に、グループメンバーの仕事負荷を参照
しながら、新規の仕事を依頼するときの動作を例に説明
する。仕事依頼手段30が管理する仕事依頼先の決定を
行うためのユーザインタフェースの一例(以下、仕事依
頼UI)を図7に示す。仕事依頼UIは仕事依頼先の候
補を「所属」「役職」「名前」の3要素から選択する
「仕事依頼先選択フィールド」(310)と、依頼する
仕事の属するプロジェクトを選択する「関連プロジェク
ト選択フィールド」(320)と、「仕事依頼先選択フ
ィールド」(330)と、選択した仕事依頼先の仕事負
荷の表示を命令する「仕事負荷表示ボタン」(340)
と、依頼先に仕事を通知する「仕事依頼ボタン」(35
0)から構成される。
【0040】仕事依頼手段30は、グループメンバーを
管理しているグループ管理手段60からユーザデータベ
ースをロードし(61)、これを基にグループメンバー
のリストを「名前」、「役職」、「所属」の3つの属性
でユーザに表示する(310)。さらに、仕事依頼手段
30は、グループ管理手段60からプロジェクトデータ
ベースをロードし(61)、これを基にプロジェクトの
リストをプロジェクト名で表示する(320)。
【0041】まず、ユーザは仕事依頼先選択フィールド
310に表示されるリストから、新規仕事を実行する候
補者(以下、仕事担当候補者)を選択する。次に、ユー
ザは関連プロジェクト選択フィールド320に表示され
るプロジェクトのリストから、依頼する新規の仕事が所
属するプロジェクトを選択するか、または新規プロジェ
クトとしてプロジェクト名を入力する。仕事依頼手段3
0は、新規プロジェクト名が入力されたとき、グループ
管理手段60へ新規プロジェクト名を送る(32)。グ
ループ管理手段60は、仕事依頼手段30から新規プロ
ジェクト名を受け取ると、プロジェクトIDを生成し、
「プロジェクト名」、「プロジェクトID」をプロジェ
クトデータベースに記憶する。この際「TIDセット」
の欄には何も書き込まない。
【0042】ユーザは仕事担当候補者を選択した後、仕
事負荷表示ボタン340を押す。ユーザが仕事負荷表示
ボタン340を押すと、仕事依頼手段30はグループ管
理手段60からユーザ名とメンバーIDの対応をロード
して(61)、ユーザが仕事依頼UIの仕事依頼先選択
フィールドで選択した仕事依頼先候補者をメンバーID
(以下、候補者ID)に変換する。仕事依頼手段30
は、ユーザが選択した仕事担当候補者の仕事負荷状態を
要求するために、候補者IDと、依頼したい仕事の所属
するプロジェクトID(以下、依頼プロジェクトID)
とを、グループメンバー間で行われる通信命令を解釈す
る通信命令解釈手段20へ送る(31)。この際、依頼
する仕事が新規のプロジェクトのときには、グループ管
理手段60から新規プロジェクトのIDをロードする
(61)。
【0043】通信命令解釈手段20は、仕事依頼手段3
0から、候補者IDと依頼プロジェクトIDを受け取
り、仕事負荷公開命令RequestLoad(自分の
メンバーID、依頼プロジェクトID)を、通信手段1
0を用いて、候補者IDが示すユーザを管理しているス
ケジュール管理システムに送る(21)。
【0044】通信命令解釈手段20は、仕事負荷の他メ
ンバーへの公開を依頼する命令であるRequestL
oad命令を受け取ると、他メンバーへの公開可能性を
決定する公開情報決定手段40に、仕事依頼者のメンバ
ーIDと、依頼したい仕事が所属するプロジェクトのI
Dを送る(23)。
【0045】公開情報決定手段40は、スケジュール記
憶手段810に記憶されているスケジュール情報から、
公開可能なスケジュールを検索する。本例では、公開可
能な仕事情報の条件は、次のいずれかが成り立つときで
ある。 [条件1].スケジュール記憶テーブルの「公開フラ
グ」欄の値が“公開可”である仕事 [条件2].スケジュール記憶テーブルの「RID」欄
の値が、依頼者IDと同じ仕事 [条件3].スケジュール記憶テーブルの「TID」欄
の値が、依頼プロジェクトIDに所属している仕事 公開情報決定手段40は[条件3]を調べるために、依
頼プロジェクトIDをグループ管理手段60に送る(4
2)。グループ管理手段60は、受け取った依頼プロジ
ェクトIDと関連のある仕事の集合を示している「TI
Dセット」を公開情報決定手段40へ送る(62)。ス
ケジュール記憶テーブルの「TID」欄の値が、グルー
プ管理手段60から受けとった「TIDセット」に含ま
れている仕事が[条件3]を満たす仕事である。
【0046】公開情報決定手段40は、仕事負荷管理手
段70から仕事の負荷を仕事負荷テーブルの形式でロー
ドし(72)、スケジュール記憶手段810から[条件
1]または[条件2]または[条件3]を満たす仕事を
スケジュール管理テーブルの形式でロードして(8
1)、通信命令解釈手段20にこれらを送る(41)。
【0047】通信命令解釈手段20は、公開情報決定手
段40から、公開可能な仕事負荷データとスケジュール
データを得て(41)、他メンバーに公開可能データを
送る命令であるReplyLoad(負荷公開メンバー
ID、仕事負荷データ、スケジュールデータ)を仕事依
頼者に送る。ここで、負荷公開メンバーIDは仕事負荷
と仕事情報を公開する仕事担当候補者のメンバーIDで
あり、仕事負荷データは公開情報決定手段40が仕事負
荷管理手段70からロードしてきた(72)ユーザの仕
事負荷を通信命令解釈手段20へ送った(41)データ
であり、スケジュールデータとは公開情報決定手段40
がスケジュール管理手段80から上述した方法で検索し
た(81)公開可能な仕事情報を通信命令解釈手段20
へ送った(41)データである。
【0048】通信命令解釈手段20はReplyLoa
d命令を受け取ると、仕事依頼手段30に負荷公開メン
バーID、仕事負荷データ、およびスケジュールデータ
を送る(22)。これをうけて、仕事依頼手段30は、
負荷公開ユーザID、仕事負荷データ、およびスケジュ
ールデータを仕事負荷管理手段70に送り(33)、こ
れを受け取った仕事負荷予測手段70は、負荷公開メン
バーIDが示すユーザの仕事負荷をユーザに表示する
(330)。
【0049】ユーザは、仕事依頼UIの仕事負荷表示フ
ィールド330に表示された選択した仕事担当候補者の
仕事負荷を参照し、この仕事担当候補者に仕事の依頼を
行うか決定する。この仕事担当候補者に仕事の依頼を行
うときには、仕事依頼UIの仕事依頼ボタン350を押
し、別の候補者に依頼するときには、仕事依頼UIの仕
事依頼先選択フィールド310から別のユーザを指定す
る。
【0050】ユーザが仕事依頼ボタン350を押すと、
仕事依頼手段30は依頼する仕事に関して、会議といっ
た仕事の種類を意味する「仕事名」、アポイントメント
の開始予定時間を意味する「開始時間」、アポイントメ
ントの終了予定時間と締め切り作業の締め切り日を意味
する「終了時間」、仕事実行に関してユーザが自由にテ
キストで入力する具体的な細かい指示である「仕事内
容」を入力する。この仕事入力のためのユーザインタフ
ェースの一例を図9に示す。
【0051】次に、図3を参照して、スケジュール管理
システムの別の一実施例について説明する。
【0052】図3のスケジュール管理システムは、図1
に示した仕事負荷予測手段70を具体的に示したもので
ある。
【0053】図3において、前記仕事負荷管理手段70
が、仕事を複数の種類に分け、各種類ごとにデフォルト
の工数を時間で記述した作業工数知識750と、前記作
業工数知識750からの各作業のデフォルトの工数を受
け取り、仕事の工数を決定する作業工数予測手段760
と、前記作業工数予測手段760から仕事の工数を受け
取り、ユーザに表示する作業工数表示手段770と、前
記作業工数表示手段770が表示する作業工数に対し
て、ユーザが修正を加え、さらにこの修正を前記作業工
数知識750の修正に反映させる作業工数管理手段78
0と、時刻を管理しているタイマー730と、前記スケ
ジュール管理部80から受け取る個人スケジュール情報
と、前記作業工数予測手段760から受け取る各作業の
工数と、前記タイマー730から受け取る現在の時刻か
ら、ユーザの将来の仕事負荷を計算する負荷予測制御手
段740と、前記負荷予測制御手段740が計算した仕
事負荷を記憶する仕事負荷記憶手段720と、前記負荷
予測制御手段740が計算した仕事負荷をユーザに表示
する仕事負荷表示手段710とを備えている。
【0054】タイマー730は現在の時刻を管理してお
り、一定時間ごとに、負荷予測制御手段740に時刻を
送る(731)。
【0055】負荷予測制御手段740は、タイマー73
0から時刻を受けとった時、あるいはスケジュール管理
手段80から工数予測の依頼が送られてきたときに(8
3)、仕事負荷の再予測を行う。
【0056】負荷予測制御手段740が行う仕事負荷の
予測は次の通りである。 1.スケジュール管理手段80から仕事の「仕事名」、
「開始時間」、「終了時間」、「工数」、「進捗」をロ
ードする(83)。この仕事をカレント負荷予測仕事と
呼ぶ。 2.カレント負荷予測仕事の工数を決定するために、作
業工数予測手段760にカレント負荷予測仕事の「仕事
名」、「開始時間」、「終了時間」、「工数」、「進
捗」を送る(742)。 3.作業工数予測手段760から、カレント負荷予測仕
事の工数を受け取る(761)。 4.スケジュール管理手段80へカレント負荷予測仕事
の工数を送る(71)。 5.1から3の処理をすべての仕事に対して行う。 6.仕事負荷の計算をし、仕事負荷記憶部720に仕事
負荷を記憶する(741)。 7.仕事負荷記憶部に記憶された仕事負荷を仕事負荷表
示手段710で表示する(721)。
【0057】上記の仕事負荷の予測手順の2、6に関し
て、説明する。
【0058】まず、2に関して説明する。
【0059】作業工数予測手段760は、負荷予測制御
手段740から、カレント工数予測仕事を受け取り、仕
事を、“議事録作成”、“週報作成”、“企画書作成”
といった複数の種類に分け、各仕事種類に対してデフォ
ルトの工数を作業実行時間で記述した作業工数知識75
0を用いて仕事の種類と工数を決定する(751)。作
業工数知識750には「仕事名」と「工数」の対応表
(工数決定テーブル)が設けられている。
【0060】作業工数予測手段760が行う仕事の工数
の決定手順は次の通りである。 1.カレント工数予測仕事の開始時間が設定されている
とき、カレント負荷予測仕事はアポイントメントである
として、終了時間−開始時間を工数とする。 2.カレント工数予測仕事の開始時間が設定されている
とき、カレント工数予測仕事は締め切り作業であるとし
て、次の2−1から2−4に示す手順に従って、カレン
ト工数予測仕事の工数を決定する。 2−1.カレント工数予測仕事の「進捗」が0のとき、
カレント工数予測仕事の「仕事名」と種類判定テーブル
の「仕事名」のマッチングを行い、マッチした仕事名に
対応した工数決定テーブルの「工数」をカレント工数予
測仕事の工数候補とする。カレント工数予測仕事の「進
捗」が0以外のときは、カレント工数予測仕事の「工
数」に(1−「進捗」)を掛け、これを工数候補とす
る。 2−2.2−1で決定したカレント工数予測仕事の工数
候補と、カレント工数予測仕事の「仕事名」を作業工数
表示手段770で表示する(762)。 2−3.ユーザは2−2の表示をみて、必要であれば工
数候補の修正を行い、その結果を作業工数予測手段76
0に送る(781)。 2−4.作業工数管理手段780から送られてきた工数
候補をカレント工数予測仕事の工数に決定する。
【0061】作業工数管理手段780は上記手順2−3
で行って工数修正の結果を作業工数知識へ反映させるか
どうかをユーザにたずね、反映させる場合には、作業工
数知識750を更新する(752)。
【0062】作業工数予測手段760はカレント工数予
測仕事の工数を負荷予測制御手段740へ送る(76
1)。
【0063】次に、上記の仕事負荷の予測手順の6.に
関して説明する。
【0064】負荷予測制御手段740は、日単位にその
日に実行すべき仕事と、各仕事の実行すべき工数(時
間)を計算する。
【0065】図8は負荷予測制御手段740が行う仕事
負荷の計算過程を示した図であり、この図に従って説明
する。
【0066】図8に示されているグラフは、横軸に現在
の日付を原点に、将来の日付をとり(7401)、縦軸
に1日の仕事量(以下、一日仕事負荷)を示す工程をと
る(7402)。
【0067】縦軸の値の高い部分は仕事負荷が高いこと
を意味し、“残業エリア”と呼ぶ(7403)。
【0068】本例では仕事負荷6以上を残業エリアと設
定している。
【0069】ここで、仕事負荷を6に設定したが、6で
ある必要性はなく、あくまでも一例である。各仕事はい
くつかに分割され、各々を図の7404に示した“ブロ
ック”で表す。ブロックの高さは工数を意味し、幅は横
軸7401の1日分である。従って、ある仕事のブロッ
クをすべて縦に積むと、その高さは作業工数予測手段7
60で予測された仕事負荷を示す。負荷予測制御手段7
40が行う仕事負荷の予測は、すべての仕事をブロック
で表し、互いに重ならず、縦軸の工数の低い方から順に
積んでいき、各日ごとのブロックの高さが一日仕事負荷
を意味する。負荷予測制御手段740が行うブロックの
配置の戦略は次の通りである。 1.全てのブロックは締め切り日より早い日に配置す
る。 2.一日仕事負荷の値に差が少ないようにする。
【0070】具体的なブロックの配置手順は以下の通り
である。 1.ブロックが配置されていない仕事を未処理仕事リス
トに登録する。 2.未処理リストの中からアポイントメントである仕事
を取り出す(以下、カレント配置仕事)。未処理リスト
からカレント配置仕事は削除する。 3.カレント配置仕事の工数を高さとするブロックを作
る。 4.実行日にブロックを配置する(ブロック741
1)。 5.未処理リストの中にアポイントメントである仕事が
なくなるまで、1〜4を繰り返す(グラフ7410)。 6.未処理仕事リストのなかで、最も締め切りの早い仕
事を未処理仕事リストから取り出し、この仕事のブロッ
クの配置を7.以下で行う。 7.カレント配置仕事の工数を高さとするブロックを作
る。 8.今日からカレント配置仕事の締め切り日までを、ユ
ーザが仕事を実行する期間(以下、仕事実行期間)とす
る。 9.カレント配置仕事のブロックを仕事実行間で分割す
る。 10.分割されたブロックをス1つずつ今日から締め切
り日まで積む(グラフ7420)。 11.残業エリアに入っているブロック(ブロック74
21)の配置をとりやめ、これを残業エリアに入ってい
ない日(以下、配置可能日)に等分して再配置する(グ
ラフ7430)。 12.11.を繰り返し行う。この際、ブロック744
1のように配置可能日がなくブロックが残っていると
き、残ったブロックを仕事実行期間で等分し配置する
(ブロック7451)。
【0071】この結果を(日付、TID、工数)の集合
で仕事負荷記憶部720に記憶する(741)。
【0072】仕事負荷記憶部720に記憶された仕事負
荷の表示は、図8の7400に示した形式で表示する。
ただしこの際、各仕事ごとに色設定し、ブロックをこの
色で表示する。
【0073】
【発明の効果】本発明によるスケジュール管理システム
は、以下のような効果を奏する。 1.仕事の忙しさを示す“仕事負荷”を将来まで予測し
て表示されるため、忙しい時期と暇な時期のバランスを
調整する事ができる。 2.グループのメンバーの他人の“仕事負荷”を見る事
ができるために、仕事を依頼するときに、適した人員に
適した量を割り当てる事が可能である。 3.個人スケジュールの他人への公開可能性を、仕事依
頼者と仕事の関係、仕事間の関係、ユーザによる指定、
以上の3点から自動的に管理しているために、従来、ユ
ーザがすべての仕事に対して公開可能性を指定していた
煩雑さがない。 4.従来は、会議のような実行時間が決められた仕事
(アポイントメント)の調整を扱っていたが、本発明は
これに加え、締め切りが決められており、いつ実行して
も構わない仕事も扱っているために、アポイントメント
の予定がない時期にも仕事負荷で評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスケジュール管理システムの構成の一
実施例を示す機能ブロック図。
【図2】スケジュール管理手段をより詳しく説明した、
本発明のスケジュール管理システムの構成の一実施例を
示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるスケジュール管理
システムを示す機能ブロック図である。
【図4】本発明のスケジュール管理システム内のグルー
プ管理手段のユーザデータベースの一例を示す図であ
る。
【図5】本発明のスケジュール管理システム内のグルー
プ管理手段のプロジェクトデータベースの一例を示す図
である。
【図6】本発明のスケジュール管理システム内のスケジ
ュール管理手段のスケジュール記憶テーブルの一例を示
す図である。
【図7】本発明のスケジュール管理システム内の仕事依
頼手段の仕事依頼と関連プロジェクトの選択画面例を示
す図である。
【図8】本発明による負荷予測制御手段の動作を示すイ
メージ図である。
【図9】本発明の仕事入力の際に用いられるユーザイン
タフェースの例である。
【符号の説明】
10 通信手段 20 通信命令解釈手段 30 仕事依頼手段 40 公開情報決定手段 50 公開許可入力手段 60 グループ管理手段 70 仕事負荷予測手段 80 スケジュール管理手段 310 仕事依頼先選択フィールド 320 関連プロジェクト選択フィールド 330 仕事負荷表示フィールド 710 仕事負荷表示手段 720 仕事負荷記憶手段 730 タイマー 740 負荷予測制御手段 750 作業工数知識 760 作業工数予測手段 770 作業工数表示手段 780 作業工数管理手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−58059(JP,A) 特開 平5−6378(JP,A) 特開 平6−96084(JP,A) 特開 平5−225196(JP,A) 特開 平2−244301(JP,A) 特開 平2−15365(JP,A) 特開 平3−73257(JP,A) 特開 平5−216889(JP,A) 特開 平7−334567(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グループに属するメンバーのスケジュール
    を入力し、前記スケジュールに基づきグループ全体のス
    ケジュールの調整を行うスケジュール管理システムにお
    いて、 前記スケジュールを記憶し、前記記憶されたスケジュー
    ルを管理するスケジュール管理手段と、 前記グループのメンバーに関する情報と前記グループ内
    で実行される仕事の情報の管理するグループ管理手段
    と、 前記スケジュール管理手段で記憶しているスケジュール
    の情報に関して、前記グループ内でのメンバーへのスケ
    ジュールの公開可能性を指定する公開許可入力手段と、 前記スケジュール管理手段は、前記公開可能性に関する
    情報を前記スケジュールの情報にまとめて記憶し、 前記スケジュールの情報と前記グループ管理手段で保持
    している情報とから、前記スケジュールの情報の前記グ
    ループ内でスケジュールを公開する範囲を判断する公開
    情報決定手段と、 前記グループのメンバー間で通信し合うための通信手段
    と、 前記スケジュールの情報を入力し、前記公開情報決定手
    段の判断に基づいて、前記スケジュールの情報を前記通
    信手段を介して前記グループのメンバー間で通信する通
    信命令解釈手段を有することを特徴とするスケジュール
    管理システム。
  2. 【請求項2】前記グループ管理手段で記憶している前記
    グループのメンバーに関する情報と前記通信手段を介し
    て受け取った他のメンバーのスケジュールの情報を提示
    し、適したメンバーに適した分量の仕事を割り振る仕事
    依頼手段と、 前記通信手段は、前記通信命令解釈手段を介して、前記
    仕事依頼手段から仕事の割り振りに関する情報を受け取
    り、割り振る相手に仕事の依頼をさらに行うことを特徴
    とする請求項1に記載のスケジュール管理システム。
  3. 【請求項3】前記スケジュール管理手段から前記メンバ
    ーのスケジュールの情報を受け取り、前記メンバーの未
    来の仕事負荷を予測し、前記予測結果を記憶し、前記仕
    事負荷をさらに提示する仕事負荷管理手段と、 前記スケジュール管理手段は、前記負荷に関する情報を
    入力し、前記負荷に関する情報を更に前記スケジュール
    の情報にまとめて記憶し、 前記負荷に関する情報も前記通信手段を介して前記グル
    ープのメンバー間でやりとりすることを特徴とする請求
    項1または2に記載のスケジュール管理システム。
  4. 【請求項4】グループに属するメンバーのスケジュール
    を入力し、前記スケジュールを記憶し、前記記憶された
    スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、 前記スケジュール管理手段から前記メンバーのスケジュ
    ールの情報を受け取り、前記メンバーの未来の仕事負荷
    を予測し、前記予測結果を記憶し、前記仕事負荷を提示
    する仕事負荷管理手段と、 前記グループのメンバーに関する情報の管理と、前記グ
    ループ内で実行される仕事の情報を管理するグループ管
    理手段と、 前記スケジュール管理手段で記憶しているスケジュール
    の情報と前記仕事負荷管理手段で記憶している仕事負荷
    に関する情報とを前記グループのメンバー間で通信し合
    うための通信手段と、 前記通信手段を介して前記グループのメンバー間で通信
    し合う通信命令を解釈する通信命令解釈手段と、 前記仕事負荷管理手段で記憶しているメンバーの仕事負
    荷と前記スケジュール管理手段で記憶しているスケジュ
    ールの情報に関して、前記グループの他のメンバーへの
    スケジュールの公開可能性を指定する公開許可入力手段
    と、 前記スケジュールの情報と、前記グループ管理手段で保
    持している情報とから、前記スケジュールの情報の前記
    グループ内でスケジュールを公開する範囲を判断する公
    開情報決定手段と、 前記グループ管理手段で記憶している前記グループのメ
    ンバーに関する情報を提示し、前記通信手段を介して受
    け取った他のメンバーのスケジュールの情報と前記仕事
    負荷に関する情報をさらに提示し、適したメンバーに適
    した分量の仕事を割り振る仕事依頼手段と、 前記通信手段は、前記通信命令解釈手段を介して、前記
    仕事依頼手段から仕事の割り振りに関する情報を受け取
    り、割り振る相手に仕事の依頼をさらに行うことを特徴
    とするスケジュール管理システム。
  5. 【請求項5】前記仕事負荷管理手段が、仕事を複数の種
    類に分け、各種類ごとにデフォルトの工数を時間で記述
    した作業工数知識と、前記作業工数知識からの各作業の
    デフォルトの工数を受け取り、仕事の工数を決定する作
    業工数予測手段と、前記作業工数予測手段から仕事の工
    数を受け取り、ユーザに表示する作業工数表示手段と、
    前記作業工数表示手段が表示する作業工数に修正を加
    え、さらに前記修正を前記作業工数知識の修正に反映さ
    せる作業工数管理手段と、時刻を管理しているタイマー
    と、前記スケジュール管理手段から受け取るスケジュー
    ルの情報と前記作業工数予測手段から受け取る各作業の
    工数と前記タイマーから受け取る現在の時刻から、ユー
    ザの将来の仕事負荷を計算する負荷予測制御手段と、前
    記負荷予測制御手段が計算した仕事負荷を記憶する仕事
    負荷記憶手段と、前記負荷予測制御手段が計算した仕事
    負荷をユーザに表示する仕事負荷表示手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載のスケジュール
    管理システム。
  6. 【請求項6】前記タイマーが、前記負荷予測制御手段に
    一定期間毎に時刻を伝え、前記負荷予測制御手段が、前
    記タイマーからの時刻の受け取りをきっかけに仕事負荷
    の再予測を行うことで、時刻の経過を反映した仕事の負
    荷の予測をすることを特徴とする請求項5に記載のスケ
    ジュール管理システム。
  7. 【請求項7】前記グループ管理手段は、前記仕事依頼手
    段で割り振られた仕事に関する情報をさらに保持し、 前記公開情報決定手段は、前記割り振られた仕事に関す
    る情報もふまえて前記グループ内で公開する範囲の判断
    を行うことを特徴とする請求項2、3、4、5または6
    に記載のスケジュール管理システム。
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