JP2775707B2 - フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造 - Google Patents
フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、補強材が軽量で施工の
簡単な、フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブ
の接合構造に関する。
簡単な、フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブ
の接合構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フラットスラブ構造物において
は、柱とスラブとの接合部付近で剪断破壊（パンチング
破壊）が生じる危険性が有ることから、剪断破壊の生じ
る危険断面付近に井桁状に組み立てられた補強鉄骨を柱
を貫通する形で設け、剪断補強を行なっていた。
は、柱とスラブとの接合部付近で剪断破壊（パンチング
破壊）が生じる危険性が有ることから、剪断破壊の生じ
る危険断面付近に井桁状に組み立てられた補強鉄骨を柱
を貫通する形で設け、剪断補強を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、柱として鋼管
柱を使用すると、補強鉄骨を柱を貫通する形で設置する
ことは困難であり、何らかの別の手法の開発が望まれて
いた。本発明は、上記した事情に鑑み、柱として鋼管柱
を用いたフラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブ
の接合構造を提供することを目的とするものである。
柱を使用すると、補強鉄骨を柱を貫通する形で設置する
ことは困難であり、何らかの別の手法の開発が望まれて
いた。本発明は、上記した事情に鑑み、柱として鋼管柱
を用いたフラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブ
の接合構造を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、スラブ
（３）を有し、該スラブ（３）に鋼管（２ａ）を有する
鋼管柱（２）を立設してなるフラットスラブ構造物
（１）において、前記鋼管（２ａ）の、鋼管柱（２）及
びスラブ（３）の交差部（１ａ）及びその周辺のスラブ
（３）内に補強鉄板（５）を、前記鋼管（２ａ）を貫通
させかつその両端部がパンチング破壊の危険断面（Ｃ
Ｓ）を通過し、その側面（５ｂ）を垂直に立てた形で設
け、前記補強鉄板（５）にコンクリート付着用部材（５
ｄ、５ｆ）を設けて構成される。また、本発明は、前記
補強鉄板（５）を交差部（１ａ）の鋼管（２ａ）内で互
いに交差させる形で設けて構成される。なお、（ ）内
の番号等は、図面における対応する要素を示す、便宜的
なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘
束されるものではない。以下の「作用」の欄についても
同様である。
（３）を有し、該スラブ（３）に鋼管（２ａ）を有する
鋼管柱（２）を立設してなるフラットスラブ構造物
（１）において、前記鋼管（２ａ）の、鋼管柱（２）及
びスラブ（３）の交差部（１ａ）及びその周辺のスラブ
（３）内に補強鉄板（５）を、前記鋼管（２ａ）を貫通
させかつその両端部がパンチング破壊の危険断面（Ｃ
Ｓ）を通過し、その側面（５ｂ）を垂直に立てた形で設
け、前記補強鉄板（５）にコンクリート付着用部材（５
ｄ、５ｆ）を設けて構成される。また、本発明は、前記
補強鉄板（５）を交差部（１ａ）の鋼管（２ａ）内で互
いに交差させる形で設けて構成される。なお、（ ）内
の番号等は、図面における対応する要素を示す、便宜的
なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘
束されるものではない。以下の「作用」の欄についても
同様である。
【０００５】
【作用】上記した構成により、本発明は、コンクリート
付着用部材（５ｄ、５ｆ）が補強鉄板（５）とコンクリ
ートとの付着を強固に維持した状態で、補強鉄板（５）
が鋼管柱（２）周囲のスラブ（３）における剪断力を支
持するように作用する。
付着用部材（５ｄ、５ｆ）が補強鉄板（５）とコンクリ
ートとの付着を強固に維持した状態で、補強鉄板（５）
が鋼管柱（２）周囲のスラブ（３）における剪断力を支
持するように作用する。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明によるフラットスラブ構造物
における鋼管柱とスラブの接合構造の１実施例を示す斜
視図、図２は図１における補強鉄板を示す正面図、図３
は図２の側面図、図４は本発明によるフラットスラブ構
造物における鋼管柱とスラブの接合構造の更に実施例を
示す斜視図、図５は図４における補強鉄板を示す正面
図、図６は図５の側面図である。
における鋼管柱とスラブの接合構造の１実施例を示す斜
視図、図２は図１における補強鉄板を示す正面図、図３
は図２の側面図、図４は本発明によるフラットスラブ構
造物における鋼管柱とスラブの接合構造の更に実施例を
示す斜視図、図５は図４における補強鉄板を示す正面
図、図６は図５の側面図である。
【０００７】フラットスラブ構造物１は、図１に示すよ
うに、水平方向に構築されたスラブ３を有しており、ス
ラブ３には、断面が四角形状に形成された鋼管２ａから
なる鋼管柱２が垂直方向に立設されている。鋼管２ａ
の、スラブ３と鋼管柱２との交差部１ａに対応する位置
には、鋼管の軸心方向に細長く形成された係合穴２ｂが
鋼管の各面について３ヵ所づつ、互いに対向する形で貫
通穿設されている。（ここで、これら係合穴２ｂのう
ち、鋼管２ａの矢印Ｃ、Ｄ方向側面に形成された係合穴
２ｂには符号２ｂに１の半角文字である1を付した２ｂ1
で表記し、また、鋼管２ａの矢印Ａ、Ｂ方向側面に形成
された係合穴２ｂには符号２ｂに２の半角文字である2
を付した２ｂ2で表記して、これらを区別する。）即
ち、鋼管２ａの互いに対向する面に形成された３組の係
合穴２ｂ1には短冊状に形成された補強鉄板５Aがそれら
対向する係合穴２ｂ1を介して鋼管２ａを貫通する形で
それぞれ設けられている。各補強鉄板５Aはその側面５
ｂを垂直方向に立てた状態で設置されており、また、各
補強鉄板５Aには、その中央部にスリット５ａが３個平
行に形成されている。更に、補強鉄板５Aは、該鉄板に
穿設された３個のスリットが、３枚の補強鉄板５Aにつ
いて交差部１ａ内で矢印Ａ、Ｂ方向、即ち補強鉄板５A
の設置方向に対して直角な方向に互いに整合する形で設
置されている。また、前記係合穴２ｂのうち、鋼管２ａ
の他の面に形成された３組の係合穴２ｂ2には同様に短
冊状に形成された補強鉄板５Bがそれら対向する係合穴
２ｂ2及び前記した３枚の補強鉄板５Aに形成されたスリ
ット５ａを介して鋼管２ａを貫通する形で、かつ補強鉄
板５Aに直交する形で設けられている。各補強鉄板５Bは
その側面５ｂを垂直方向に立てた状態で設置されてお
り、各補強鉄板５の両端部は鋼管２ａ外方に伸延して、
フラットスラブ構造物１の鋼管柱周りに生じる剪断応力
による剪断破壊の危険性が最も高い危険断面ＣＳを通過
する形で設置されている。なお、図示しないが、スラブ
３及び鋼管柱２の柱・スラブ交差部１ａには、スラブ３
を構成する通常の鉄筋も、多数設置されている。そし
て、前述した各補強鉄板５A及び５Bは、図２乃至図３に
示すように、板状に形成された鉄板本体５ｃを有してお
り鉄板本体５ｃの長手方向上下両側には、鉄筋５ｄ、５
ｄが該本体５ｃに接合される形で設けられている。
うに、水平方向に構築されたスラブ３を有しており、ス
ラブ３には、断面が四角形状に形成された鋼管２ａから
なる鋼管柱２が垂直方向に立設されている。鋼管２ａ
の、スラブ３と鋼管柱２との交差部１ａに対応する位置
には、鋼管の軸心方向に細長く形成された係合穴２ｂが
鋼管の各面について３ヵ所づつ、互いに対向する形で貫
通穿設されている。（ここで、これら係合穴２ｂのう
ち、鋼管２ａの矢印Ｃ、Ｄ方向側面に形成された係合穴
２ｂには符号２ｂに１の半角文字である1を付した２ｂ1
で表記し、また、鋼管２ａの矢印Ａ、Ｂ方向側面に形成
された係合穴２ｂには符号２ｂに２の半角文字である2
を付した２ｂ2で表記して、これらを区別する。）即
ち、鋼管２ａの互いに対向する面に形成された３組の係
合穴２ｂ1には短冊状に形成された補強鉄板５Aがそれら
対向する係合穴２ｂ1を介して鋼管２ａを貫通する形で
それぞれ設けられている。各補強鉄板５Aはその側面５
ｂを垂直方向に立てた状態で設置されており、また、各
補強鉄板５Aには、その中央部にスリット５ａが３個平
行に形成されている。更に、補強鉄板５Aは、該鉄板に
穿設された３個のスリットが、３枚の補強鉄板５Aにつ
いて交差部１ａ内で矢印Ａ、Ｂ方向、即ち補強鉄板５A
の設置方向に対して直角な方向に互いに整合する形で設
置されている。また、前記係合穴２ｂのうち、鋼管２ａ
の他の面に形成された３組の係合穴２ｂ2には同様に短
冊状に形成された補強鉄板５Bがそれら対向する係合穴
２ｂ2及び前記した３枚の補強鉄板５Aに形成されたスリ
ット５ａを介して鋼管２ａを貫通する形で、かつ補強鉄
板５Aに直交する形で設けられている。各補強鉄板５Bは
その側面５ｂを垂直方向に立てた状態で設置されてお
り、各補強鉄板５の両端部は鋼管２ａ外方に伸延して、
フラットスラブ構造物１の鋼管柱周りに生じる剪断応力
による剪断破壊の危険性が最も高い危険断面ＣＳを通過
する形で設置されている。なお、図示しないが、スラブ
３及び鋼管柱２の柱・スラブ交差部１ａには、スラブ３
を構成する通常の鉄筋も、多数設置されている。そし
て、前述した各補強鉄板５A及び５Bは、図２乃至図３に
示すように、板状に形成された鉄板本体５ｃを有してお
り鉄板本体５ｃの長手方向上下両側には、鉄筋５ｄ、５
ｄが該本体５ｃに接合される形で設けられている。
【０００８】フラットスラブ構造物１は、以上のような
構成を有するので、鋼管柱２の周囲に生じる剪断破壊に
繋がる剪断応力は、危険断面ＣＳを通過する形で設けら
れた補強鉄板５により支持され、スラブ３のパンチング
破壊は未然に防止される。補強鉄板５はその側面５ｂを
垂直方向に立てた状態で設置されているので、スラブ３
に生じる剪断力に対して高い剛性を発揮することが出来
る。また、補強鉄板５の鉄板本体５ｃには長手方向上下
両側に、鉄筋５ｄ、５ｄが接合されているので、スラブ
３にコンクリートが打設される際に、コンクリートと補
強鉄板５とが強固に付着されて、さらに、上述した剪断
応力が該補強鉄板５に作用する際にも、該打設コンクリ
ートと補強鉄板５との強固な付着状態が維持され続け
る。また、補強鉄板５は、鉄筋５ｄ、５ｄにより鉄板本
体５ｃが補強された形になっているるので、剪断力に対
する剛性が一層効果的に発揮されている。なお、上述の
実施例は、補強鉄板５として鉄板本体５ｃの長手方向上
下両側に、鉄筋５ｄ、５ｄを接合した鋼板を用いた場合
について述べたが、本発明は、補強鉄板５に何等かのコ
ンクリート付着用部材が設けられていればよいので、該
補強鉄板５の構成はこれに限定されるものではなく、例
えば、図４乃至図６に示すように、図１乃至図３に示し
た補強鉄板５の図５中両側に穴５ｅを、各面の補強鉄板
５A又は５Bについて水平方向に互いに整合する形で多数
貫通穿設し、それら穴５ｅを水平方向に貫通連絡する形
で差し込み鉄筋５ｆを多数挿入設置し、スラブ３に打設
されるコンクリートと補強鉄板５との付着を更に向上さ
せるように構成することも当然可能である。
構成を有するので、鋼管柱２の周囲に生じる剪断破壊に
繋がる剪断応力は、危険断面ＣＳを通過する形で設けら
れた補強鉄板５により支持され、スラブ３のパンチング
破壊は未然に防止される。補強鉄板５はその側面５ｂを
垂直方向に立てた状態で設置されているので、スラブ３
に生じる剪断力に対して高い剛性を発揮することが出来
る。また、補強鉄板５の鉄板本体５ｃには長手方向上下
両側に、鉄筋５ｄ、５ｄが接合されているので、スラブ
３にコンクリートが打設される際に、コンクリートと補
強鉄板５とが強固に付着されて、さらに、上述した剪断
応力が該補強鉄板５に作用する際にも、該打設コンクリ
ートと補強鉄板５との強固な付着状態が維持され続け
る。また、補強鉄板５は、鉄筋５ｄ、５ｄにより鉄板本
体５ｃが補強された形になっているるので、剪断力に対
する剛性が一層効果的に発揮されている。なお、上述の
実施例は、補強鉄板５として鉄板本体５ｃの長手方向上
下両側に、鉄筋５ｄ、５ｄを接合した鋼板を用いた場合
について述べたが、本発明は、補強鉄板５に何等かのコ
ンクリート付着用部材が設けられていればよいので、該
補強鉄板５の構成はこれに限定されるものではなく、例
えば、図４乃至図６に示すように、図１乃至図３に示し
た補強鉄板５の図５中両側に穴５ｅを、各面の補強鉄板
５A又は５Bについて水平方向に互いに整合する形で多数
貫通穿設し、それら穴５ｅを水平方向に貫通連絡する形
で差し込み鉄筋５ｆを多数挿入設置し、スラブ３に打設
されるコンクリートと補強鉄板５との付着を更に向上さ
せるように構成することも当然可能である。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ラブ３を有し、該スラブ３に鋼管２ａを有する鋼管柱２
を立設してなるフラットスラブ構造物１において、前記
鋼管２ａの、鋼管柱２及びスラブ３の交差部１ａ及びそ
の周辺のスラブ３内に補強鉄板５を、前記鋼管２ａを貫
通させかつその両端部がパンチング破壊の危険断面ＣＳ
を通過し、その側面５ｂを垂直に立てた形で設け、前記
補強鉄板５に鉄筋５ｄや差し込み鉄筋５ｆ等のコンクリ
ート付着用部材を設けて構成したので、スラブ３及び鋼
管２ａ内に打設されたコンクリートと補強鉄板５との間
の付着が強固に維持された状態で、フラットスラブ構造
物１の柱２とスラブ３との交差部１ａ周辺のスラブ３に
生じる剪断応力が、補強鉄板５により効果的に支持さ
れ、パンチング破壊の発生を未然に防止することが出来
る。また、補強鉄板５は、鉄骨に比して軽量であるので
その取扱及び設置が極めて容易であり、また補強鉄板５
を鋼管２ａに貫通させるだけで補強鉄板５が自立するこ
とが出来るので特別の仮止め手段を不要とすることが出
来る。また、補強鉄板５は板状の部材なので、補強鉄骨
を用いた場合のように補強鉄板５が柱・スラブ交差部１
ａ部分を閉塞してしまうようなことが無く、スラブ３部
分及び交差部１ａに打設されるコンクリートの流通上の
障害となることは極力防止され、コンクリートの打設に
際して、柱・スラブ交差部１ａのコンクリートの充填性
を良好な状態に維持することが出来、施工の信頼性に富
む。更に、補強鉄板５を交差部１ａの鋼管２ａ内で互い
に交差させる形で設けると、上記した効果の他に、スラ
ブ３の任意の方向の補強が可能となる。
ラブ３を有し、該スラブ３に鋼管２ａを有する鋼管柱２
を立設してなるフラットスラブ構造物１において、前記
鋼管２ａの、鋼管柱２及びスラブ３の交差部１ａ及びそ
の周辺のスラブ３内に補強鉄板５を、前記鋼管２ａを貫
通させかつその両端部がパンチング破壊の危険断面ＣＳ
を通過し、その側面５ｂを垂直に立てた形で設け、前記
補強鉄板５に鉄筋５ｄや差し込み鉄筋５ｆ等のコンクリ
ート付着用部材を設けて構成したので、スラブ３及び鋼
管２ａ内に打設されたコンクリートと補強鉄板５との間
の付着が強固に維持された状態で、フラットスラブ構造
物１の柱２とスラブ３との交差部１ａ周辺のスラブ３に
生じる剪断応力が、補強鉄板５により効果的に支持さ
れ、パンチング破壊の発生を未然に防止することが出来
る。また、補強鉄板５は、鉄骨に比して軽量であるので
その取扱及び設置が極めて容易であり、また補強鉄板５
を鋼管２ａに貫通させるだけで補強鉄板５が自立するこ
とが出来るので特別の仮止め手段を不要とすることが出
来る。また、補強鉄板５は板状の部材なので、補強鉄骨
を用いた場合のように補強鉄板５が柱・スラブ交差部１
ａ部分を閉塞してしまうようなことが無く、スラブ３部
分及び交差部１ａに打設されるコンクリートの流通上の
障害となることは極力防止され、コンクリートの打設に
際して、柱・スラブ交差部１ａのコンクリートの充填性
を良好な状態に維持することが出来、施工の信頼性に富
む。更に、補強鉄板５を交差部１ａの鋼管２ａ内で互い
に交差させる形で設けると、上記した効果の他に、スラ
ブ３の任意の方向の補強が可能となる。
【図１】本発明によるフラットスラブ構造物における鋼
管柱とスラブの接合構造の１実施例を示す斜視図であ
る。
管柱とスラブの接合構造の１実施例を示す斜視図であ
る。
【図２】図１における補強鉄板を示す正面図である。
【図３】図３は図２の側面図である。
【図４】図４は本発明によるフラットスラブ構造物にお
ける鋼管柱とスラブの接合構造の別の実施例を示す斜視
図である。
ける鋼管柱とスラブの接合構造の別の実施例を示す斜視
図である。
【図５】図５は図４における補強鉄板を示す正面図であ
る。
る。
【図６】図６は図５の側面図である。
１……フラットスラブ構造物 １ａ……交差部 ２……鋼管柱 ２ａ……鋼管 ３……スラブ ５……補強鉄板 ５ｂ……側面 ５ｄ……コンクリート付着用部材（鉄筋） ５ｆ……コンクリート付着用部材（差し込み鉄筋） ＣＳ……危険断面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04B 5/43 E04B 1/18 - 1/24
Claims (2)
- 【請求項１】スラブを有し、該スラブに鋼管を有する鋼
管柱を立設してなるフラットスラブ構造物において、 前記鋼管の、鋼管柱及びスラブの交差部及びその周辺の
スラブ内に補強鉄板を、前記鋼管を貫通させかつその両
端部がパンチング破壊の危険断面を通過し、その側面を
垂直に立てた形で設け、 前記補強鉄板に、コンクリート付着用部材を設けて構成
したフラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接
合構造。 - 【請求項２】前記補強鉄板を交差部の鋼管内で互いに交
差させる形で設けて構成した、請求項１記載のフラット
スラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3075790A JP2775707B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3075790A JP2775707B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3585790A Division JPH0699977B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688392A JPH0688392A (ja) | 1994-03-29 |
| JP2775707B2 true JP2775707B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13586365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3075790A Expired - Lifetime JP2775707B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2775707B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101476733B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-12-26 | 황성섭 | 콘크리트 건물의 증층공법 |
| KR101476731B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-12-26 | 황성섭 | 콘크리트 건물의 증층공법 |
| KR101476728B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-12-26 | 황성섭 | 콘크리트 건물의 증층공법 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0794180B2 (ja) * | 1987-09-03 | 1995-10-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱転写材料 |
| JP2002070155A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-08 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 鋼管柱とフラットスラブの接合構造およびその接合方法 |
| KR101140378B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2012-05-03 | 극동건설주식회사 | 철근 사이 배치형 강도 보강용 합성 구조체 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3075790A patent/JP2775707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101476733B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-12-26 | 황성섭 | 콘크리트 건물의 증층공법 |
| KR101476731B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-12-26 | 황성섭 | 콘크리트 건물의 증층공법 |
| KR101476728B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-12-26 | 황성섭 | 콘크리트 건물의 증층공법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0688392A (ja) | 1994-03-29 |
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