JP2775589B2 - 板状体の面精度測定方法およびその装置 - Google Patents

板状体の面精度測定方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状体の面精度測定方法
およびその装置に係り、さらに詳しくいえば、二重床を
構築する際に用いられる床パネルなどの平坦度を自動的
に測定するのに好適な面精度測定方法およびその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、コンピュータ室ばかりでなく、一
般のオフィスにおいても多数のオフィスオートメーショ
ン機器が導入されているため、それに伴って床上には多
数の通信ケーブルや電力ケーブル類が配設されている。
【0003】従来のオフィスにおいては、通信や電源用
のコンセントは壁や柱に設けられているため、そこから
機器設置箇所までは接続ケーブルを床上に這わせるよう
にしているが、床上にこれらのケーブルが露出している
と、歩行中に誤って足に引っ掛けて接続ケーブルを引き
抜くおそれがあり、また、他の機器の下敷きになった
り、台車などの通過によって接続ケーブルを切断したり
する危険性もある。
【0004】そこで、このような部署はもとより、最近
の建物においては、フリーアクセスフロアと称される二
重床が広く施工されている。このような二重床は、例え
ば一辺が150ないし1000mmで、厚さが15ない
し50mm程度の4辺形の床パネルを複数枚用意し、床
スラブ上に床パネルの一辺の長さに相当する間隔をおい
て支持脚を複数本立設し、1本の支持脚の先端部で隣接
する4枚の床パネルの角部を支持するようにして、床ス
ラブ上の所定高さ位置に床パネルを敷き詰めることによ
り構築される。
【0005】これにより、床パネルと床スラブとの間に
空間ができ、この床下空間に通信ケーブルや電力ケーブ
ル類、あるいは分配器や使用機器のインターフェース用
の機器類を配設したり、設置機器の近くの床パネルにコ
ンセント類を設けることができ、床上に露呈するケーブ
ルなどの距離を極力短くすることができる。また、床パ
ネルは着脱が容易であり、設置後のレイアウト変更にも
十分対応することができる。
【0006】ところで、二重床は上述したように床スラ
ブから所定の高さ位置に設置され、支持脚上に床パネル
を載置し、その床パネル上に前述の各種の機器や机など
の事務機器が据え付けられるので、水平が出ていないと
機器が傾いたり、歩行時に違和感が生じる。
【0007】そのため、床パネルの水平度を精度良く出
すには、まず、支持脚上面のレベルを揃え、そのレベル
が揃ったところで床パネルを敷設することになるが、床
パネル自体に平坦度の狂い、例えばねじれやソリなどが
あると、支持脚上面のレベルが揃っていても、敷設した
床パネルのレベルが狂ってしまい、支持脚上面のレベル
を揃えた意味がなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来において
は、この種のパネルの平坦度を検出するにあたって、そ
のパネルを基準面としての平坦な定盤上に乗せ、あらか
じめ設定された高さ位置からのパネルの上面までの距離
を測定してパネルの厚みとし、ソリは厚みの値から計算
し、また、ガタについてはパネルと定盤との間にゲージ
を差し込んで計測していた。
【0009】しかしながら、この計測はもっぱら手作業
によって、要求されている測定点を1個所ずつ計測して
いたので作業能率が悪く、また、精度についても測定者
の熟練度などに左右されるものであった。
【0010】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たもので、その目的は、自動的に効率良く床パネルなど
の板状体の平坦度を測定することができるようにした板
状体の面精度測定方法を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、その面精度測
定方法を実施するうえで好適な板状体の面精度測定測定
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、床パネルなどの被測定板状体に対して所
定の高さ位置に設けられた計測手段を備え、同計測手段
から上記被測定板状体の表面までの距離を測定すること
により、上記被測定板状体の平坦度を測定する板状体の
面精度測定方法において、平坦な基準面上に載置されて
いる上記被測定板状体をその上方から押圧してその基準
面上に保持する保持手段を有し、同保持手段により上記
被測定板状体の異なる位置を所定の順序にしたがって1
箇所ずつ交代的に押圧するとともに、その際上記計測手
段にて各位置におけるその表面までの距離を測定するこ
とにより、上記被測定板状体の平坦度を測定するように
したことを特徴としている。
【0013】この場合、上記計測手段としては、レーザ
式変位計もしくは接触式距離計のいずれかが使用され、
上記保持手段としては、測定部で被測定板状体を上面か
ら押さえる押圧部材と、同押圧部材を昇降させる昇降手
段(例えば、エアーシリンダ)とが使用される。
【0014】また、本発明の装置は、床パネルなどの被
測定板状体に対して所定の高さ位置に設けられた計測手
段を備え、同計測手段から上記被測定板状体の表面まで
の距離を測定することにより、上記被測定板状体の平坦
度を測定する板状体の面精度測定装置において、上記被
測定板状体を上記計測手段が設けられている測定部に搬
送する搬送手段と、同搬送手段にて上記測定部に搬送さ
れた上記被測定板状体を上方から押圧して平坦な基準面
上に保持する保持手段と、上記計測手段にて測定された
上記被測定板状物までの距離から同板状体の平坦度を算
出する演算手段と、同演算手段にて得られたデータを格
納する記憶媒体とを備えていることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記構成によると、被測定板状体は搬送手段に
よって測定部まで搬送され、同測定部において保持手段
により基準面上に保持固定されるが、その場合、同保持
手段は上記被測定板状体の異なる位置を所定の順序にし
たがって1箇所ずつ交代的に押圧する。
【0016】この動作に伴って、上記計測手段により各
位置におけるその表面までの距離が測定され、これによ
り上記被測定板状体の平坦度が測定される。すなわち、
保持手段により上記被測定板状体の異なる位置を順次押
圧して行く過程において、同じ位置における板状体表面
までの距離が異なる場合には、ソリやガタによるものと
判定される。
【0017】
【実施例】図1には、本発明を実施するうえで、もっと
も好ましい面精度測定装置1の斜視図が示されている。
これによると、この測定装置1は、搬送手段としてのス
ライドテーブル2と、同スライドテーブル2の両側部に
設けられた左右一対の基台4とを備えている。
【0018】同基台4の両側部には、支持台5、5が水
平方向に突設されており、この支持台5の各々には支柱
6が2本ずつ立設されている。スライドテーブル2を挟
んで対向する支柱6、6の各上端部間には、スライドテ
ーブル2を跨ぐように支承部材7、7が配設されてい
る。同支承部材7の各々には、計測手段としてのレーザ
式変位計8と、被測定板状体11を基台4上に押圧的に
保持する保持手段としての保持装置13とが取り付けら
れている。
【0019】また、支柱6には同支柱6をガイドとして
昇降する昇降部材9が設けられており、この場合、同昇
降部材9はエアーシリンダからなる昇降装置10により
昇降駆動されるようになっている。この昇降部材9に
は、同昇降部材9が下降したときに、先端が被測定板状
体11の上面に当接する当接部材12が設けられてい
る。なお、図示されていないが、この測定装置1は、ス
ライドテーブル2を基台4部分で昇降させるスライドテ
ーブル昇降装置を備えている。
【0020】図1において、スライドテーブル2は一部
分しか示されていないが、実際にはその手前方向から基
台4部分まで延びており、このスライドテーブル2によ
り測定対象となる床パネルなどの被測定板状体11をス
ライドさせながら基台4の部分まで簡単に移動させるこ
とができるようになっている。
【0021】基台4は、図1からも分かるように平行な
一対の台からなり、上面は水平であってきわめて精度の
よい平面度が確保され、これが計測時の基準面3とな
る。
【0022】基台4の側面に突設された支持台5の上面
には、上記支柱6と昇降装置10が設けられており、昇
降装置10のエアシリンダのピストンから延びるロッド
14が昇降部材9の下面に連結され、昇降部材9はロッ
ド14の伸縮動作に追従して上昇・下降動作を行うこと
ができるようになっている。
【0023】昇降部材9は図2の平面図に示されている
ようなフレーム状に形成されている。すなわち、同昇降
部材9は、支柱6に昇降可能に嵌挿された軸受部9a
と、この軸受部9aを基台4の上方で同基台4と平行に
繋ぐ縦方向の支持部材9bと、支持部材9b間に掛け渡
された一対の連結部材9cと、連結部材9cに対して基
台4と平行に取り付けられ、当接部材12を固定する3
本の固定部材9dとから構成されている。
【0024】この実施例において、当接部材12は1本
の固定部材9dに対してそれぞれ3個ずつ取り付けら
れ、被測定板状体11の上面に対してマトリクス状に9
点で当接するようになっている。
【0025】この当接部材12は、図1からも分かるよ
うに、ロッド部材12aと、このロッド部材12aより
も大径の保持孔を有し、同ロッド部材12aをフリーな
吊り下げ状態で支持する支持部材12bとからなり、ロ
ッド部材12aの下端(先端)には図3ないし図5に示
されているように、曲面状に形成された当接部12cが
設けられている。
【0026】これにより、被測定板状体11に当接する
ときに微視的には1点のみで当接することがなく、被測
定板状体11の表面の傷や小さな穴などの影響を排除す
ることができる。また、ロッド部材12aの上端(後
端)部はレーザ式変位計8のレーザの照射面12dとな
っている。
【0027】上記支承部材7には、各当接部材12に対
応してレーザ式変位計8が取り付けられ、同レーザ式変
位計8からその下方に位置するロッド部材の12aの照
射面12dにレーザが照射できるようになっている。
【0028】レーザ式変位計8は、図示しない駆動回路
によって駆動される半導体レーザと、そのレーザ光を測
定対象物側に投射する投射レンズと、測定対象物からの
反射光を受光し光位置検出素子(PSD)に導く受光レ
ンズと、光位置検出素子の検出出力を増幅して制御装置
側に出力する信号増幅回路とからなり、三角測量を応用
した公知のものが使用される。
【0029】すなわち、測定対象物にレーザ光を照射す
ると、レーザ光は対象物で拡散反射する。これを受光レ
ンズを介して光位置検出素子に導くと、光位置検出素子
のどの位置にスポットを結ぶかによって測定対象物の変
位量を知ることができるように構成されたものである。
【0030】図4に示されているように、支承部材7に
設けられた保持部材(手段)13は、エアーシリンダ1
3aと、エアーシリンダ13aから突出したピストンロ
ッド13bと、ピストンロッド13bの下端に取り付け
られた押圧子13cとからなり、この実施例において、
この保持部材13は被測定板状体11の4隅に対応する
ように、各支承部材7に一対ずつの4箇所に配置されて
いる。
【0031】なお、図1において手前側の支承部材7の
上部には、保持部材13のエアーシリンダ13aを駆動
するためのエアー供給管路およびレーザ式変位計8に接
続される外部入出力線などが接続される接続部15が設
けられている。
【0032】図6に示されているように、レーザ式変位
計8はこの接続部15を介してCPU(中央演算処理ユ
ニット)を含む制御装置16に接続される。この場合、
同制御装置16は上記各昇降手段の昇降制御を行なうと
ともに、レーザ式変位計8にて検出した距離から所定の
演算を行ない、その結果を表示部16aやプリンタ16
bに表示し、また、必要に応じて適当な記録媒体16
c、例えばフロッピーディスクにそのデータを格納す
る。
【0033】次に、この測定装置の動作について説明す
る。図4に示されているように、まず、昇降部材9を所
定の高さ位置に上昇させた状態で、被測定板状体として
の床パネル11をスライドテーブル2上をすべらせて基
台4上に移動させ、図示しないストッパに当接させて位
置決めする。
【0034】次に、スライドテーブル2の昇降装置を駆
動して、同スライドテーブル2を降下させ、床パネル1
1を基台4の基準面3上に載置する。これによって、床
パネル11の両端部の基準位置が決まる。
【0035】そして、昇降装置10のエアーシリンダを
作動させて昇降部材9を所定の計測位置まで下降させ、
図5に示されているように、当接部材12のロッド部材
12aをその自重により床パネル11の上面11aに当
接させる。
【0036】しかる後、4つの保持部材13を交代的に
駆動して床パネル11の各隅を所定の順序にしたがって
押圧し、ソリやガタの検出を行なう。すなわち、図7
(a)に示されているように、床パネル11の各隅
を例えばその順番どおりに押圧するとともに、その
都度各レーザ式変位計8にてロッド部材12aを介して
各隅の表面までの距離を測定する。
【0037】図7(b)は同図(a)の矢印A方向に沿
った断面図で、例えば隅との対角線上にガタがあ
り、実線図示の状態が隅を押したときの状態で、鎖線
図示の状態がその反対側の隅を押したときの状態とす
ると、そのガタ(もしくはソリ)の偏差αに応じてロッ
ド部材12aが上下するため、そのガタが各隅にお
ける表面までの距離の差として検出されることになる。
【0038】このようにして検出された距離は、制御装
置16に入力される。制御装置16では、その偏差αに
よってソリやガタを演算し、その結果を表示部16aや
プリンタ16bに表示する。また、必要に応じてそのデ
ータはフロッピーディスクなどの記憶媒体16cに格納
される。
【0039】この実施例では、一枚の床パネル11につ
いてその4隅を測定しているが、その測定ポイントに例
えば各辺の中間点や床パネル11の中央部分を加えるこ
とも可能である。また、各保持部材13の動作ごとにす
べての測定ポイントで距離測定を行なうようにすること
が好ましい。
【0040】測定が終了すると、昇降装置10が作動し
て昇降部材9を初期位置まで上昇させ、次いでスライド
テーブル2が上昇して、床パネル11は基準面3から持
ち上げられ、スライドテーブル2上にスライド可能な状
態となる。しかる後、床パネル11は図1において基台
4の奥側に排出され、次ぎに計測すべき床パネル11を
スライドテーブル2を介して手前側から搬入し、同様の
作業を繰り返す。
【0041】なお、この実施例は、被測定板状体11と
して床パネルを例示しているが、図4において2点鎖線
で示すような養生台17でもよく、硬質の材料からなる
板状のものであれば、この発明が適用できることは言う
までもない。また、計測手段としてレーザ式変位計8を
使用しているが、差動トランスなどの接触式センサを使
用しても同様にして計測することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果が奏される。すなわち、請求項1に記
載の発明によれば、保持手段により被測定板状体の異な
る位置を所定の順序にしたがって1箇所ずつ交代的に押
圧するとともに、その際計測手段にて各位置におけるそ
の表面までの距離を測定するようにしたことにより、自
動的に計測作業が実行でき、効率良く板状体の平坦度を
測定することができる。
【0043】この場合、請求項5に記載の装置によれ
ば、この請求項1の発明が効果的に実施され、かつ、測
定データが記憶媒体に格納されるため、必要に応じてそ
のデータを加工することもできる。
【0044】この場合、計測手段としてレーザ式変位計
もしくは接触式距離計のいずれかを使用する請求項2に
よれば、特殊な計測センサによることなく、計測が可能
になるので、請求項1に記載の発明の効果に加えてより
安価に提供することができる。
【0045】また、計測手段にレーザ式変位計を用い、
同レーザ式変位計にて被測定板状体に先端が当接する当
接部材の後端の位置を測定し、間接的にその被測定板状
体までの距離を測定するように構成された請求項3記載
の発明によれば、板状体の表面の細かな傷などを検出す
ることなく、表面までの距離を測定できるため、請求項
1に記載の発明の効果に加え、精度の高いガタやソリの
検出が可能になる。
【0046】さらに、保持手段が、測定部で測定すべき
板状体を上面から抑える押圧部材と、この押圧部材を昇
降させるエアーシリンダ(昇降手段)とからなる請求項
4に記載の発明によれば、簡単な構成で被測定板状体の
保持が可能になり、請求項1に記載の発明の効果をより
確実に奏させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面精度測定方法に適用される装置の一
実施例を示した斜視図。
【図2】同実施例に係る面精度測定装置の一部を切り欠
いた平面図。
【図3】同実施例に係る面精度測定装置の側面図。
【図4】同実施例に係る面精度測定装置の使用状態(初
期状態)を示す正面図。
【図5】同実施例に係る面精度測定装置の使用状態(計
測状態)を示す要部を拡大した正面図。
【図6】同実施例に係る面精度測定装置のシステム構成
を示す説明図。
【図7】本発明の測定動作を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 面精度測定装置 2 スライドテーブル 3 基準面 4 基台 5 支持台 6 支柱 7 支承部材 8 レーザ式変位計 9 昇降部材 9a 軸受部 9b 支持部材 9c 連結部材 9d 固定部材 10 昇降装置 11 被測定板状体(床パネル) 12 当接部材 12a ロッド部材 12b 支持部材 12c 当接部 12d 照射面 13 保持部材 13a エアーシリンダ 13b ピストンロッド 13c 押圧子 14 ロッド 15 接続部 16 制御装置 16a 表示部 16b プリンタ 17 養生台

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床パネルなどの被測定板状体に対して所
    定の高さ位置に設けられた計測手段を備え、同計測手段
    から上記被測定板状体の表面までの距離を測定すること
    により、上記被測定板状体の平坦度を測定する板状体の
    面精度測定方法において、平坦な基準面上に載置されて
    いる上記被測定板状体をその上方から押圧してその基準
    面上に保持する保持手段を有し、同保持手段により上記
    被測定板状体の異なる位置を所定の順序にしたがって1
    箇所ずつ交代的に押圧するとともに、その際上記計測手
    段にて各位置におけるその表面までの距離を測定するこ
    とにより、上記被測定板状体の平坦度を測定するように
    したことを特徴とする板状体の面精度測定方法。
  2. 【請求項2】 上記計測手段はレーザ式変位計もしくは
    接触式距離計のいずれかからなることを特徴とする請求
    項1に記載の板状体の面精度測定方法。
  3. 【請求項3】 上記計測手段はレーザ式変位計からな
    り、同レーザ式変位計は上記被測定板状体に先端が当接
    する当接部材の後端の位置までの距離を測定し、間接的
    に上記被測定板状体までの距離を測定するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の板状体の面
    精度測定方法。
  4. 【請求項4】 上記保持手段は上記測定部で上記被測定
    板状体を上面から押さえる押圧部材と、同押圧部材を昇
    降させる昇降手段とからなることを特徴とする請求項1
    に記載の板状体の面精度測定方法。
  5. 【請求項5】 床パネルなどの被測定板状体に対して所
    定の高さ位置に設けられた計測手段を備え、同計測手段
    から上記被測定板状体の表面までの距離を測定すること
    により、上記被測定板状体の平坦度を測定する板状体の
    面精度測定装置において、上記被測定板状体を上記計測
    手段が設けられている測定部に搬送する搬送手段と、同
    搬送手段にて上記測定部に搬送された上記被測定板状体
    を上方から押圧して平坦な基準面上に保持する保持手段
    と、上記計測手段にて測定された上記被測定板状物まで
    の距離から同板状体の平坦度を算出する演算手段と、同
    演算手段にて得られたデータを格納する記憶媒体とを備
    えていることを特徴とする板状体の面精度測定装置。
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