JP2775582B2 - 建物ユニット - Google Patents

建物ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この本発明は建物ユニットに係
り、上階建物ユニット及び下階建物ユニットの接続を良
好に実施できる建物ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、住宅建築等においては、ユニット
化の開発及び実用化が進んでいる。つまり、鉄骨枠組を
有する建物ユニットを工場で個別に製造し、施工現場に
て上階建物ユニットと下階建物ユニットとを上下に重ね
合わせて接続し、2階建て或いはそれ以上の階層の建物
を構築している。
【0003】従来の建物ユニットは、図6に示すよう
に、下階建物ユニット1Aの柱2Aにガイドピン3を設
置し、上階建物ユニット1Bの柱2Bに嵌合孔4を設
け、これらを嵌合して上階建物ユニット1Bを位置決め
し、この上階建物ユニット1Bの床大梁5と下階建物ユ
ニット1Aの天井大梁6とをボルト7及びナット8によ
り接続している(第1従来例)。
【0004】また、特開昭50-147113 号公報記載の発明
(第2従来例)では、鉄骨枠組を有する建物ユニットを
積み重ねて接続するに際し、図7に示すように、建物ユ
ニットの柱を中空とし、かつ、下階建物ユニット11A
における柱12Aの頂部にボルト13を立設させ、上階
建物ユニット11Bにおける柱12Bの底部のボルト挿
通孔14に上記ボルト13を挿通させ、このボルト13
及びナット15を用いて、上階建物ユニット11Bと下
階建物ユニット11Aを接続している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第1従
来例では、上階建物ユニット1Bの床面(図示しない)
及び下階建物ユニット1Aの天井面(図示しない)に、
作業用開口を設けなければならない。従って、工場で製
造された段階では、建物ユニット1A及び1Bの内部、
表面仕上を完了することができず、建物ユニット1A及
び1Bの工場生産化率を向上させることができない。
【0006】また、第2従来例では、上階建物ユニット
11Bのボルト挿通孔14に、下階建物ユニット11A
のボルト13を挿通させる作業が容易でなく、また、こ
の挿通時に、ボルト挿通孔14の内面との接触でボルト
13のねじ山が破損する虞れがある。ねじ山が破損する
とその後のボルト13とナット15の螺合が不可能とな
るという問題があった。
【0007】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、建物ユニットの工場生産化率を向上させ
るとともに、上階及び下階の建物ユニットを容易に接続
できる建物ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、天井梁、床梁及び柱を箱形に骨組みして成り、上記
柱が中空に構成された建物ユニットであって、上階建物
ユニットの柱の底部と下階建物ユニットの柱の頂部とが
接続される建物ユニットにおいて、上記下階建物ユニッ
トの柱の頂部にガイドピンが立設され、上記上階建物ユ
ニットの柱の底部に上記ガイドピンに嵌合する凹部が形
成されるとともに、上記ガイドピンには、上記上階建物
ユニットの柱底部を貫通するユニット接続用ボルトが螺
合可能な雌ねじが刻設されたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の上階建物ユニットの柱の底部において、ガイド
ピンの雌ねじに対応した位置にユニット接続用ボルトが
仮着されたものである。
【0010】更に、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の上階建物ユニットの柱の底部において、仮着さ
れたユニット接続用ボルトの上方に、ボルト締付工具を
上記ユニット接続用ボルトへ案内する工具用ガイドが設
置されたものである。
【0011】
【作用】従って、請求項1に記載の発明に係る建物ユニ
ットによれば、上階建物ユニットの凹部を下階建物ユニ
ットのガイドピンに嵌合させ、上階建物ユニットの柱内
に配置されたユニット接続用ボルトをガイドピンの雌ね
じに螺合させることにより、上階及び下階建物ユニット
が接続されることから、ユニット接続作業用の開口を建
物ユニットの床面や天井面に設ける必要がないので、建
物ユニットの内部表面仕上等を工場内で完了でき、建物
ユニットの工場生産化率を向上させることができる。ま
た、下階建物ユニットのガイドピンには雄ねじが形成さ
れていないので、上階建物ユニットの凹部をガイドピン
に嵌合させ位置決めさせる際に、ねじ山が破損すること
がない。
【0012】また、請求項2に記載の発明に係る建物ユ
ニットによれば、上階建物ユニットの柱の底部にユニッ
ト接続用ボルトが仮着されたことから、上階建物ユニッ
トの柱内にボルト締付工具のみを挿入し、このボルト締
付工具にて仮着されたボルトを回転操作すれば、上階及
び下階建物ユニットを接続することができる。このた
め、上階及び下階建物ユニットの接続時にユニット接続
用ボルトを柱内に挿入する必要がなくなるので、ユニッ
ト接続用ボルトの落脱を未然に防止でき、上階及び下階
建物ユニットを容易に組み付けることができる。
【0013】更に、請求項3に記載の発明に係る建物ユ
ニットによれば、上階建物ユニットの柱の底部に、ボル
ト締付工具をユニット接続用ボルトへ案内する工具用ガ
イドが設置されたので、長尺形状のボルト締付工具の先
端部をユニット接続用ボルトの頭部に容易に嵌合させる
ことができ、ユニット締付ボルトの締付による上階及び
下階建物ユニットの接続を容易に実施できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明に係る建物ユニットの接続状
態を示す全体斜視図である。図2は、本発明の建物ユニ
ットの第1実施例の要部(上階建物ユニット20Bと下
階建物ユニット20Aの接続部)を拡大して示す断面図
であり、(A)が上階建物ユニットと下階建物ユニット
との接続前の状態を示し、(B)が両建物ユニットの接
続後の状態を示す。
【0015】図1に示すように、建物ユニット20A、
20Bは、矩形状に接続された4本の形鋼製床大梁21
と、矩形状に接続された4本の形鋼製天井大梁22と、
床大梁21が形成した床枠組のコーナー部と天井大梁2
2が形成した天井枠組のコーナー部とを連結する4本の
角鋼管製柱23と、により箱形の骨組構造体として構成
される。
【0016】上記相対する床大梁21間に床小梁24が
架け渡され、この床小梁24上には、床根太25を介し
て床面材(図示せず)が敷設される。また、相対する天
井大梁22間に天井根太26が架け渡され、この天井根
太26の下に天井面材(図示せず)が取付けられる。
【0017】上記建物ユニット20A、20Bは、施工
現場にて上下に積み重ねられ、2階建て或いはそれ以上
の階層の建物に構築される。この実施例では、下階建物
ユニット20A上に上階建物ユニット20Bが積み重ね
られて、2階建て建物が構築される場合を示す。
【0018】図2(A)に示すように、下階建物ユニッ
ト20A及び上階建物ユニット20Bの柱23は中空形
状であり、下階建物ユニット20Aにおける4本の柱2
3の頂部に上端面板27が固着される。この端面板27
の下面にナット28が溶接される。上端面板27には、
ナット28に対応する位置に挿通孔29が開口され、こ
の挿通孔29にガイドピン30の雄ねじ31が挿通され
る。
【0019】ガイドピン30は円錐台形状であり、底面
に上記雄ねじ31が垂設される。この雄ねじ31が挿通
孔29に挿通され、ナット28に螺合されて、ガイドピ
ン30が上端面板27に立設状態で固定される。また、
ガイドピン30の頂面から内部へ向かって、雌ねじ32
が雄ねじ31と同軸に刻設される。
【0020】一方、上階建物ユニット20Bにおける4
本の柱23の底部に下端面板33が固着される。この下
端面板33は中央部に凹部34が形成され、この凹部3
4は、ガイドピン30に嵌合可能な形状に構成される。
この凹部34の最頂部分34Aにボルト挿通孔35が開
口される。このボルト挿通孔35は、上階建物ユニット
20Bの柱23内に搬入されたユニット接続用ボルト3
6を挿通可能とする。
【0021】施工現場においては、長尺形状のボルト締
付工具37の先端に、磁石などにより上記ユニット接続
用ボルト36を仮固着させて、上階建物ユニット20B
の柱23内にユニット接続用ボルト36を搬入させ、ボ
ルト挿通孔35に通過させて、ユニット接続用ボルト3
6をガイドピン30の雌ねじ32に螺合させる(図2
(B))。このユニット接続用ボルト36の螺合によ
り、上階建物ユニット20Bが下階建物ユニット20A
に接続される。
【0022】上記実施例によれば、上階建物ユニット2
0Bの凹部34を下階建物ユニット20Aのガイドピン
30に嵌合させ、上階建物ユニット20Bの柱23底部
を貫通するユニット接続用ボルト36をガイドピン30
の雌ねじ32に螺合させることにより、上階建物ユニッ
ト20B及び下階建物ユニット20Aを接続させること
から、ユニット接続作業用の開口を、これらの建物ユニ
ット20A及び20Bの床面や天井面に設ける必要がな
いので、建物ユニット20A及び20Bの内部表面仕上
等を工場内で完了でき、建物ユニットの工場生産化率を
向上させることができる。
【0023】また、上階建物ユニット20Bの下端面板
33の凹部34を、下階建物ユニット20の上端面板2
7に固着されたガイドピン30に嵌合させて、上階建物
ユニット20Bを位置決めするので、この位置決め作業
が容易であり、ひいては上階建物ユニット20B及び下
階建物ユニット20Aを容易に接続できる。
【0024】また、下階建物ユニット20Aのガイドピ
ン30には雄ねじが形成されていないので、上階建物ユ
ニット20Bの凹部34をガイドピン30に嵌合させ位
置決めさせる際に、ねじ山が破損することがない。
【0025】更に、上階建物ユニット20B及び下階建
物ユニット20Aの接続後には、ガイドピン30と凹部
34が嵌合状態にあるので、上階建物ユニット20B及
び下階建物ユニット20A間の水平方向剪断力を上記ガ
イドピン30及び凹部34によって支持でき、この結
果、上階建物ユニット20B及び下階建物ユニット20
Aの横ずれを防止できる。
【0026】図3は、この発明に係る建物ユニットの第
2実施例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が
上階建物ユニット及び下階建物ユニットの接続前の状態
を示し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示
す。この第2実施例において、前記第1実施例と同様な
部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0027】この第2実施例では、上階建物ユニット2
0Bの柱23内において、下端面板33の凹部34にお
ける最頂部分34Aに裏ナット41が固着される。この
裏ナット41は、ボルト挿通孔35に対応して配置さ
れ、この裏ナット41にユニット接続用ボルト36が工
場等で予め仮着される。施工現場において、ボルト締付
工具37のみを上階建物ユニット20Bの柱23内に挿
入し、このボルト締付工具37の先端部にて、仮着され
たユニット接続用ボルト36を回転させれば、ユニット
接続用ボルト36がガイドピン30の雌ねじ32に螺合
して、上階建物ユニット20Bが下階建物ユニット20
Aに接続される。
【0028】この第2実施例によれば、前記第1実施例
の効果に加え、上階建物ユニット20Bの下端面板33
に、裏ナット41を介してユニット接続用ボルト36が
仮着されたことから、上階建物ユニット20B及び下階
建物ユニット20Aの接続時に、ボルト締付工具37の
みを上階建物ユニット20Bの柱23内へ挿入すれば良
く、ユニット接続用ボルト36が柱23内でボルト締付
工具37から落脱することを未然に防止できる。このた
め、上階建物ユニット20B及び下階建物ユニット20
Aの接続を容易に実施できる。
【0029】図4は、この発明に係る建物ユニットの第
3実施例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が
上階建物ユニットと下階建物ユニットとの接続前の状態
を示し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示
す。この第3実施例において、前記第1及び第2実施例
と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省
略する。
【0030】この第3実施例では、上階建物ユニット2
0Bの柱23内において、ユニット接続用ボルト36が
ボルト保持部材51により仮着される。このボルト保持
部材51は、薄い金属或いは合成樹脂等のように、容易
に変形或いは破壊し易い材質から構成される。このボル
ト保持部材51は、円筒形状であり、上部が拡大して段
差部52を有する。更に、ボルト保持部材51は、下端
面板33の凹部34において、その最頂部分34Aにボ
ルト挿通孔35に対応して固着される。ユニット接続用
ボルト36は、その頭部が段差部52に係止されて、ボ
ルト保持部材51の内径部53内に収容されて仮着され
る。
【0031】また、ボルト保持部材51に保持されたユ
ニット接続用ボルト36の上方に、じょうご形状の工具
用ガイド54が配置される。この工具用ガイド54は、
ガイドサポート55に一体成形され、或いは一体的に固
着される。ガイドサポート55は、下端面板33の最頂
部分34Aに設置される。この工具用ガイド54によ
り、ボルト締付工具37の先端部がボルト36の頭部に
案内される。
【0032】更に、上階建物ユニット20Bにおける柱
23内には、側面に挿入孔56が形成されている。ボル
ト締付工具37は、この挿入孔56から柱23内へ斜め
に挿入され、先端部がユニット接続用ボルト36の頭部
に嵌合して、このユニット接続用ボルト36が回転操作
される。
【0033】従って、この第3実施例では、ボルト締付
工具37を挿入孔56から上階建物ユニット20Bの柱
23内へ挿入し、このボルト締付工具37の先端部にユ
ニット接続用ボルト36の頭部を嵌合させて回転すれ
ば、ユニット接続用ボルト36がガイドピン30の雌ね
じ32に螺合する。このとき、ボルト保持部材51が変
形或いは破損して上記螺合作業を妨げない。こうして、
ユニット接続用ボルト36とガイドピン30の雌ねじ3
2とにより、下階建物ユニット20A及び上階建物ユニ
ット20Bを接続できる。
【0034】この第3実施例では、第1及び第2実施例
の効果に加え、ボルト保持部材51がユニット接続用ボ
ルト36を遊嵌状態で段差部52にて係止させ、このユ
ニット接続用ボルト36がボルト保持部材51の内径部
53内で水平方向に移動できるので、ユニット接続用ボ
ルト36の仮着位置をガイドピン30の雌ねじ32に対
し高精度に設定する必要がない。
【0035】また、仮着されたボルト36の上方に工具
用ガイド54が配置されたので、長尺形状のボルト締付
工具37をボルト36の頭部へ容易に案内できる。この
点からも、上階建物ユニット20Bを下階建物ユニット
20Aに容易に接続できる。
【0036】また、下階建物ユニット20Bの柱23の
側面に挿入孔56が形成されたので、長尺形状のボルト
締付工具37を極力短くでき、このボルト締付工具37
の操作性を向上させることができる。
【0037】図5は、この発明に係る建物ユニットの第
4実施例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が
上階建物ユニットと下階建物ユニットとの接続前の状態
を示し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示
す。この第4実施例において、前記第1、第2及び第3
実施例と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説
明を省略する。
【0038】この第4実施例では、上階建物ユニット2
0Bの柱23内において、ユニット接続用ボルト36は
ボルト保持部材60にて仮着される。このボルト保持部
材60は、ゴム等の弾性体にて構成され、円筒形状で、
内径部61にユニット接続用ボルト36の頭部を挟持す
る。ボルト保持部材60は、挟持されたユニット接続用
ボルト36がボルト挿通孔35に対応する位置となるよ
うに、下端面板33の凹部34における最頂部分34A
に固着される。
【0039】また、このボルト保持部材60には、上部
に工具用ガイド54が固着されて、ユニット接続用ボル
ト36の頭部に嵌合するボルト締付工具37を案内す
る。
【0040】上記第4実施例においても、下階建物ユニ
ット20Aのガイドピン30にユニット接続用ボルト3
6が螺合することにより、上階建物ユニット20B及び
下階建物ユニット20Aが接続されたので、これらの建
物ユニット20A及び20Bの床面や天井面にユニット
接続作業用開口が不要で、従ってこれらの建物ユニット
20A及び20Bの工場生産化率を向上させることがで
きる。また、ユニット接続用ボルト36がボルト保持部
材60により上階建物ユニット20Bの柱23内に仮着
されているので、上階建物ユニット20B及び下階建物
ユニット20Aの接続を容易にできる。更に、工具用ガ
イド54によってボルト締付工具37が案内されるの
で、下階建物ユニット20A及び上階建物ユニット20
Bの接続もより容易に実施できる。
【0041】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、第1実施例
の上階建物ユニット20Bにおける下端面板33の凹部
34における最頂部分34Aに工具用ガイド54をガイ
ドサポート55により固着して、或いは、第2実施例の
裏ナット41にガイドサポート55を介して工具用ガイ
ド54を固着して、それぞれボルト締付工具37を案内
しても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る建物ユニ
ットによれば、建物ユニットの工場生産化率を向上させ
ることができるとともに、上階及び下階の建物ユニット
を容易に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る建物ユニットの接続状
態を示す全体斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る建物ユニットの第1実施
例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が上階建
物ユニットと下階建物ユニットとの接続前の状態を示
し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示す。
【図3】図3は、この発明に係る建物ユニットの第2実
施例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が上階
建物ユニット及び下階建物ユニットの接続前の状態を示
し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示す。
【図4】図4は、この発明に係る建物ユニットの第3実
施例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が上階
建物ユニットと下階建物ユニットとの接続前の状態を示
し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示す。
【図5】図5は、この発明に係る建物ユニットの第4実
施例の要部を拡大して示す断面図であり、(A)が上階
建物ユニットと下階建物ユニットとの接続前の状態を示
し、(B)が両建物ユニットの接続後の状態を示す。
【図6】図6は、第1従来例の建物ユニットの接続構造
を示す要部断面図である。
【図7】図7は、第2従来例の建物ユニットの接続構造
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
20 建物ユニット 20A 下階建物ユニット 20B 上階建物ユニット 21 床大梁 22 天井大梁 23 柱 27 上端面板 30 ガイドピン 32 雌ねじ 33 下端面板 34 凹部 36 ユニット接続用ボルト 37 ボルト締付工具 41 裏ナット 51 ボルト保持部材 54 工具用ガイド 60 ボルト保持部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井梁、床梁及び柱を箱形に骨組みして
    成り、上記柱が中空に構成された建物ユニットであっ
    て、上階建物ユニットの柱の底部と下階建物ユニットの
    柱の頂部とが接続される建物ユニットにおいて、上記下
    階建物ユニットの柱の頂部にガイドピンが立設され、上
    記上階建物ユニットの柱の底部に上記ガイドピンに嵌合
    する凹部が形成されるとともに、上記ガイドピンには、
    上記上階建物ユニットの柱底部を貫通するユニット接続
    用ボルトが螺合可能な雌ねじが刻設されたことを特徴と
    する建物ユニット。
  2. 【請求項2】 上階建物ユニットの柱の底部には、ガイ
    ドピンの雌ねじに対応した位置にユニット接続用ボルト
    が仮着されたことを特徴とする請求項1に記載の建物ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 上階建物ユニットの柱の底部には、仮着
    されたユニット接続用ボルトの上方に、ボルト締付工具
    を上記ユニット接続用ボルトへ案内する工具用ガイドが
    設置されたことを特徴とする請求項2に記載の建物ユニ
    ット。
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