JP2775208B2 - 熱伝導率測定装置 - Google Patents

熱伝導率測定装置

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JP2775208B2 JP4070099A JP7009992A JP2775208B2 JP 2775208 B2 JP2775208 B2 JP 2775208B2 JP 4070099 A JP4070099 A JP 4070099A JP 7009992 A JP7009992 A JP 7009992A JP 2775208 B2 JP2775208 B2 JP 2775208B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱伝導率測定装置に係
わり、特にガスクロマトグラフにおける被測定気体の熱
伝導率および熱伝導率変化の少なくとも一方の測定に適
用される熱伝導率測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりガスクロマトグラフにおける被
測定気体の熱伝導率測定には、一般的にフィラメントや
サーミスタなどが使用されており、特殊な例としては、
Jhon H.Jermanらの異方性エッチング技術
および薄膜技術によって形成された検出器(US Pa
tent No.4,471,647)を使用した例が
ある。この検出器は、細長い金属膜抵抗体と、その金属
膜抵抗体を保持しガスがそのメンブレンの両側に流れる
ように複数個の穴を開けたメンブレンと、そのメンブレ
ンおよび金属膜抵抗体を保持するための手段とから構成
されている。
【0003】このように構成される検出器による熱伝導
率測定方法としては、被測定気体が流れる流路内に直接
設置したり、流路から分岐したチャンバー内に設置した
り、あるいはJhon H.Jermanらの検出器の
ようにその検出器自体を流路の構成要素として使用し、
例えば発熱体に定電流を印加し発熱させておくと、接触
した被測定気体の熱伝導率の違いにより、発熱体から奪
われる熱量の大きさが変化し、発熱体の抵抗変化、つま
り両端電圧の変化として現れ、その値から熱伝導率を測
定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の熱伝導率測定方法においては、以下に説明す
るような種々の問題があった。 例えば検出器を流路内の流れの速い部分に直接設置し
た場合や前述したJhon H.Jermanらのよう
に検出器自体を流路の構成要素として使用し、結局発熱
体が流路内の流れの速い部分に位置してしまった場合
は、接触した被測定気体の熱伝導率の違いのみならず、
被測定気体の流れによっても発熱体から奪われる熱量の
大きさが変化してしまい、大きな誤差要因となってい
た。 また、検出器を流路から分岐したチャンバー内に設置
した場合やJhonH.Jermanらのように検出器
自体を流路の構成要素として使用し、結局発熱体の周囲
に余計なチャンバーができてしまった場合は、被測定気
体の置換性が悪く、測定精度が低下したり、また、測定
時間が長くなったりしていた。
【0005】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、検
出器が流れの影響を受けず、しかも検出器付近における
被測定気体の置換性の良い熱伝導率または熱伝導率変化
あるいはその両方の測定方法を可能にした熱伝導率測定
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、被測定
気体が発熱体から奪う熱量の大きさにより被測定気体の
熱伝導率および熱伝導 率変化の少なくとも一方を測定す
る熱伝導率測定装置において、前記発熱体を基台に形成
した熱伝導率検出器を被測定気体が流れる流路内に、こ
の流路の断面積を狭めるように、基台の発熱体が形成さ
れている面と流路の内壁面とので間の間隔を小として配
置したものである。 第2発明(請求項2に係る発明)
は、第1発明において、発熱体が形成された基台の側壁
を被測定気体の流れ方向に対して傾斜して配置したもの
である。
【0007】
【作用】第1発明では、発熱体付近の流速が発熱体が位
置している部分の流路内の平均流路よりも低くなり、
伝導率検出器が被測定気体の流れの影響を受けず、しか
も熱伝導率検出器付近における被測定気体の置換性が良
いため、熱伝導率および熱伝導率変化の少なくとも一方
の測定が高精度でかつ高速で実現可能となる。第2発明
では、被測定気体の流れが基台の被測定気体と対向する
側壁により基台を避けて流れるようになり、発熱体付近
における流速が低くなる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1(a),(b)は本発明による熱伝導率
測定装置に適用される熱伝導率検出器の構成を示す平面
図である。同図において、例えばシリコン基板などによ
り形成されたほぼ矩形状の基台1の中央部分には例えば
白金やパーマロイの抵抗体薄膜をパターンニングして発
熱体2が形成され、この発熱体2の両端側には電極パツ
ド3a,3bが設けられて熱伝導率検出器4が構成さ
れ、通常この熱伝導率検出器4は被測定気体の流れる方
向Fに対して発熱体2の長手方向を交差させて配置され
る。
【0009】なお、このように構成される熱伝導率検出
器4は、例えば一辺が1.5mm,厚さが0.4mm程
度の大きさで形成されており、また、図1(a)と図1
(b)とは、発熱体2の電極パッド3a,3bの引き出
し方向が両端方向かあるいは一端方向かが異なっている
のみであり、後は同一構成である。
【0010】図2は本発明による熱伝導率測定装置を説
明するための熱伝導率検出器4の取り付け構造一実施
例を示す断面図であり、図2(a)は被測定気体の流れ
る方向Fと平行な方向の断面図,図2(b)はその垂直
方向の断面図である。同図において、被測定気体が流れ
る流路5は、断面がほぼ矩形状に形成され、この流路5
の断面は、例えば高さHが約0.8mm,幅Wが約4.
0mmの大きさで形成されており、この流路5内の底部
には、熱伝導率検出器4がその底面側を固定させて配置
される構成となっている。なお、6は電極パッド3a,
3bを外部回路に接続する例えば金線などにより形成さ
れたリード線である。
【0011】このような構成は、具体的には図3に断面
図で示すような熱伝導率測定装置として用いられる。す
なわち熱伝導率検出器4はセラミック基板7と流路ブロ
ック8とから構成される流路5内の外部回路接続用のリ
ードピン9a,9bが埋め込まれたセラミック基板7上
に接着配置され、その発熱体2の電極パッド3a,3b
がそれぞれリードピン9a,9bに接続されて外部に引
き出され、図示しない外部回路に接続される構成となっ
ている。
【0012】このような構成において、この流路5内に
矢印で示す方向Fから被測定気体が流れることにより、
熱伝導率または熱伝導率変化あるいはその両方が測定で
きる。この場合、熱伝導率検出器4が配置された流路5
内における基台1の発熱体2が形成されている面と、流
路5の内壁面との間の間隔D(約0.4mm程度)が小
さくなるので、その発熱体2付近の流速が発熱体2が位
置している部分の流路5内の平均流速よりも低くなる。
【0013】このような方法によると、発熱体2から奪
われる熱量の大きさが被測定気体の流れの影響を受けな
くなるため、高精度の測定が可能となる。
【0014】特にガスクロマトグラフでのキャリアガス
および被測定ガスの流速は、極めて低いため、慣性より
も粘性の影響が強く、図2に示すように基台1の発熱体
2が形成されている面と、流路5の内壁面との間の間隔
Dを狭くすると、狭くなった部分では、気体の粘性の影
響をさらに大きく受け、気体が流れにくくなり、流速が
より低くなる。その代わりにその狭くなった部分以外を
流れる流量は大きくなる。その結果、発熱体2付近の流
速が発熱体2が位置している部分の流路内の平均流速よ
りも低くなる。しかも狭くなった部分に位置する発熱体
2付近と、その狭くなった部分周辺の流速が速い部分と
は距離が極めて近いため、拡散により被測定気体の置換
が瞬時に行われる。
【0015】図4〜図6は、本発明による熱伝導率測定
装置に適用される熱伝導率検出器4の取り付け構造の他
の実施例を示す断面図であり、前述の図と同一部分には
同一符号を付してある。まず、図4に示すように基台1
上の発熱体2の形成されている面の電極パッド3a,3
bと、リード線6とをボールボンド(ネイル・ヘッド・
ボンディング)法により接続することにより、基台1の
発熱体2が形成されている面と、流路5の内壁面との間
の間隔Dを小さくすることができる。
【0016】また、図5に示すように基台1上の発熱体
2の形成されている面の電極パッド3a,3bと、例え
ばA1からなるA1リード線6′とをウエッジボンド法
により接続することにより、前述したボールボンド法に
比べてA1リード線6′の高さを例えば1/2〜1/3
程度に低く張ることができるので、基台1の発熱体2が
形成されている面と、流路5の内壁面との間の間隔Dを
さらに小さくすることができる。なお、10a,10b
はA1リード線6′を外部回路に接続する電極端子であ
る。
【0017】また、図6に示すように基台1上の発熱体
2の形成されている面の電極パッド3a,3bと、流路
5の一部に設けられたパッドとの間を半田11によって
電気的に接続することにより、前述したボールボンド法
に比べて基台1の発熱体2が形成されている面と、流路
5の内壁面との間の間隔Dを例えば1/5程度とさらに
小さくすることができる。
【0018】さらに熱伝導率検出器4の流路5内への取
り付け構造は、ウエッジボンドやフリップチップ法に限
定されるものではなく、TAB(Tape Autom
ated Bonding)法などの他の方法を用いて
も良いことは言うまでもない。
【0019】図7(a)〜(d)は熱伝導率検出器4の
流路5内への配置構造の各実施例を示したものである。
この実施例では、基台1の側壁を被測定気体の流れ方向
Fと直交するようには配置(図7(e)参照)せず、基
台1の側壁を被測定気体の流れ方向Fに対して傾斜して
配置する。つまり被測定気体の流れ方向Fに対して基台
1の角部やその斜辺を対向させるように配置する。この
ような配置構造によれば、被測定気体の流れが基台1の
被測定気体と対向する辺により基台1を避けて流れるよ
うになり、発熱体2付近における流速を低くすることが
できる。
【0020】図8(a)〜(d)は本発明による熱伝導
率測定装置に適用される熱伝導率検出器4の取り付け構
造の他の実施例を示す断面図であり、前述の図と同一部
分には同一符号を付してある。同図において、図8
(a),(b)にそれぞれ示すように基台1上に形成さ
れた発熱体2の上流側や下流側に板12を配置したり、
あるいは図8(c),(d)にそれぞれ示すように基台
1上に形成された発熱体2の上流側や下流側に金網13
を配置したり、あるいは図8(e)に示すように基台1
と流路5の内壁面との間にスペーサ14を配置して基台
1を傾けて基台1の上流側が発熱体2に対する障害物と
なるようにする。なお、金網13の場合は熱伝導率検出
器4の周りを囲むように配置しても良い。また、基台1
上に障害物を作製しても良い。
【0021】このような取り付け構造によれば、障害物
により発熱体1付近の被測定気体の流れが抑制され、発
熱体2付近における流速を発熱体2が位置している部分
の流路内の平均流速よりも低くすることができる。
【0022】図9(a),(b)および図10(a),
(b)は本発明による熱伝導率測定装置に適用される熱
伝導率検出器4の取り付け構造の他の実施例を示す図で
あり、それぞれ(a)は被測定気体の流れる方向Fと平
行な方向の断面図,(b)はその垂直方向の断面図を示
しており、前述の図と同一部分には同一符号を付してあ
る。図9に示すように基台1上に形成された発熱体2の
近傍に被測定気体の流れ方向Fと平行に板15を配置し
たり、あるいは図10に示すように基台1上に形成され
た発熱体2の上部に被測定気体の流れる方向Fと平行に
板16を配置しても良い。
【0023】このような取り付け構造によれば、発熱体
2の近傍にそれぞれ板15,16を被測定気体の流れる
方向Fと平行に配置することにより、板15,16付近
では被測定気体の粘性の影響により、被測定気体が流れ
にくくなり、流速が低くなる。この結果、発熱体2付近
の流速が発熱体2が位置している部分の流路内の平均流
速よりも低くなる。
【0024】図11(a),(b)および図12
(a),(b)は本発明による熱伝導率測定装置に適用
される熱伝導率検出器4の取り付け構造の他の実施例を
示す図であり、それぞれ(a)は被測定気体の流れる方
向Fと平行な方向の断面図,(b)はその垂直方向の断
面図を示しており、前述の図と同一部分には同一符号を
付してある。図11に示すように基台1の発熱体2が形
成されている面と、流路5の内壁との間に断面が矩形状
のスペーサ17を設けたり、あるいは図12に示すよう
に断面がT字状のスペーサ18を設けて発熱体2付近の
空間を狭くする。なお、スペーサ17,18の形状は、
この種の形状に限定されるものではなく、断面が半円状
などでも良く、また、これらのスペーサ17,18は流
路5内壁の一部で構成しても良く、さらにスペーサ1
7,18の高さを可変にしても良い。
【0025】このような取り付け構造においても、前述
した図2と同様に被測定気体の粘性の影響により発熱体
2付近の流速が発熱体2が位置している部分の流路内の
平均流速よりも低くなる。しかも狭くなった部分に位置
する発熱体2付近と、その狭 くなった部分周辺の流速が
速い部分とは距離が極めて近いため、拡散により被測定
気体の置換が瞬時に行われる。
【0026】なお、前述した実施例において、熱伝導率
検出器4は基台1上に発熱体2を形成して構成した場合
について説明したが、図13(a)に斜視図,図13
(b)にその断面で示すように、例えばシリコンからな
る基台21に異方性エッチング技術および薄膜技術によ
り白金やパーマロイの抵抗体パターンからなる発熱体2
2およびスリット23を形成してメンブレン24とし、
発熱体22を空洞部25上に空中保持された構造として
もよい。
【0027】このように構成される熱伝導率検出器は、
発熱体22が基台21から熱的に絶縁されるので、熱伝
導率または熱伝導率変化あるいはその両方の測定が高感
度,高速応答,低消費電力で実現可能となる。また、基
台21上のメンブレン24でない部分に周囲温度センサ
26が設けてあるが、この周囲温度センサ26を用い、
周囲温度補正を行うことにより、さらに高精度の測定が
可能となる。なお、27は電極パッドである。
【0028】なお、前述した実施例で説明した「発熱体
付近」とは、図13を用いて説明すると、例えば基台2
1が一辺を1.5mm,高さを0.4mmとし、発熱体
22の抵抗体パターンの領域を0.5×0.1mm(パ
ッドへの引き出し部分は含まない)として発熱体22が
メンブレン24により基台21中央の空洞部25上の空
中に保持されて形成されている場合、発熱体22表面か
ら基台21の発熱体22が形成されている面と垂直方向
に0.2〜0.3mm程度まで、発熱体22の抵抗体パ
ターン領域の外周から基台21の発熱体22が形成され
ている面と水平方向に約0.3mm程度の範囲を示して
いる。
【0029】なお、前述した実施例においては、流路の
断面形状を矩形とした場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、円形、楕円、多角形
状であっても前述と同様の効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
デッドスペースを増やすことなく、熱伝導率検出器が被
測定気体の流速の影響をうけないようにすることができ
るので、熱伝導率または熱伝導率変化あるいはその両方
の測定が高精度でかつ高速で実現可能となる。また、流
路の断面を小さくして測定できるので、微量の被測定気
体でも分析できるようになり、キャリアガスの流量も小
なくすることができるので、ガスクロにおいては、バル
ブなどの構成部品を小型化することが可能となる。した
がって高精度,高速分析,低濃度分析が可能な超小型の
ガスクロの実現に大きく寄与することができるなどの極
めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の構成を示す平面図である。
【図2】 本発明による熱伝導率測定装置を説明するた
めの熱伝導率検出器の取り付け構造の一実施例を示す断
面図である。
【図3】 本発明による熱伝導率測定装置の構成を示す
断面図である。
【図4】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断面
図である。
【図5】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の取り付け構造のさらに他の実施例を示
す断面図である。
【図6】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断面
図である。
【図7】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の配置構造の実施例を示す平面図であ
る。
【図8】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断面
図である。
【図9】 本発明による熱伝導率測定装置に適用される
熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断面
図である。
【図10】 本発明による熱伝導率測定装置に適用され
る熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断
面図である。
【図11】 本発明による熱伝導率測定装置に適用され
る熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断
面図である。
【図12】 本発明による熱伝導率測定装置に適用され
る熱伝導率検出器の取り付け構造の他の実施例を示す断
面図である。
【図13】 本発明による熱伝導率測定装置に適用され
る熱伝導率検出器の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
…基台、2…発熱体、3a…電極パッド、3b…電極
パッド、4…熱伝導率検出器、5…流路、6…リード
線、6′…Alリード線、7…セラミック基板、8…流
路ブロック、9a…リードピン、9b…リードピ、10
a…電極端子,10b…電極端子、11…半田、12…
板、13…金網、14…スペーサ、15…板、16…
板、17…スペーサ、18…スペーサ、21…基台、2
2…発熱体、23…スリット、24…メンブレン、25
…空洞部、26…周囲温度センサ、27…電極パッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 25/18 G01N 30/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定気体が発熱体から奪う熱量の大き
    さにより被測定気体の熱伝導率および熱伝導率変化の少
    なくとも一方を測定する熱伝導率測定装置において、 前記発熱体を基台に形成した熱伝導率検出器が被測定気
    体が流れる流路内に、この流路の断面積を挟めるよう
    に、前記基台の発熱体が形成されている面と前記流路の
    内壁面とので間の間隔を小として配置されていることを
    特徴とする熱伝導率測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記発熱体が形成さ
    れた基台の側壁が、被測定気体の流れ方向に対して傾斜
    して配置されていることを特徴とする熱伝導率測定装
    置。
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