JP2774679B2 - 巻付グリップ取付け用工具 - Google Patents

巻付グリップ取付け用工具

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JP2774679B2
JP2774679B2 JP21735290A JP21735290A JP2774679B2 JP 2774679 B2 JP2774679 B2 JP 2774679B2 JP 21735290 A JP21735290 A JP 21735290A JP 21735290 A JP21735290 A JP 21735290A JP 2774679 B2 JP2774679 B2 JP 2774679B2
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notch
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winding grip
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grip
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勤 渡邉
啓司 大阪
康雄 浅野
時夫 川鍋
実 白潟
至行 児玉
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば通信ケーブル等の吊り線や支持線を電
柱等の支持物に引留める際等に、上記吊り線や支持線に
巻付グリップを自動的に取付ける工具に関するものであ
る。
(従来の技術及び解決しようとする課題) 従来、通信ケーブル等を架空敷設する際には、ケーブ
ルを吊架する吊り線やケーブルと一体化されている支持
線等の先端部に巻付グリップを取付け、これを電柱等に
固定する方法が行なわれている。
しかし、上記の巻付グリップの吊り線や支持線の取付
けは、従来自動化装置がないため、すべて人手に頼って
おり、人がハシゴ又はバケット車で昇り、手作業で取付
けている。しかるに、ケーブルは地上5m又はそれ以上の
高さに架設されており、この作業は本質的に高所作業と
なるので常に落下の危険性を伴なっていた。
第5図(イ)〜(ハ)は従来の人手による自己支持型
ケーブルにおける巻付グリップの取付けの手順の説明図
である。
同図(イ)に示すように、自己支持型ケーブル(30)
のケーブル本体(31)と支持線(32)を分離し、支持線
(32)の端部に巻付グリップ(33)を位置せしめる。そ
して、あらかじめ成形された巻付グリップ(33)の一方
を支持線(32)の端部に巻付け(同図ハ)、続いて他方
を支持線(32)の端部に巻付けて巻付けグリップ(33)
を形成する。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消し、地上よりの操作によ
り自動的に取付けることを可能とした巻付グリップ取付
け用工具を提供するもので、その特徴は、巻付グリップ
とケーブルの吊り線や支持線等の被巻付物を挿入するた
めの切欠き部を有する左右対称配置の切欠き歯車の2組
と、上記左右対象に配置された切欠き歯車の間に位置し
それぞれ回転可能に切欠き歯車に固定された巻付グリッ
プ及び被巻付物把持用の2個のローラ及び前記切欠き歯
車を回転させる駆動部を備えていることにある。
(実施例) 第1図及び第2図は本発明の巻付グリップの取付け用
工具の実施例の説明図で、第1図は第2図のB−B矢視
図、第2図は第1図のA−A断面図である。
図面において、(1)は工具本体で、支持線(11)と
巻付グリップ(12)を挿入するための開口部(1a)を有
しており、この部分より本体(1)内へ支持線(11)と
巻付グリップ(12)を挿入する。本体(1)の両側に
は、対称配置された切欠き歯車A(2A)(2B)と、その
外側には同様の切欠き歯車B(3A)(3B)が配置されて
いる。これら歯車は第3図(イ)及び(ロ)に示すよう
に、本体(1)内へ挿入された支持線(11)及び巻付グ
リップ(12)を挿入するための切欠き部(2a)(3a)を
有している。
上記切欠き歯車A(2A)(2B)の間にはローラ(4)
が位置し、その軸(4a)により回転可能に切欠き歯車A
(2A)(2B)に取付けられている。同様に切欠き歯車B
(3A)(3B)の間にはローラ(5)が位置し、その軸
(5a)により回転可能に切欠き歯車B(3A)(3B)に取
付けられている。これら2つのローラ(4)(5)は、
その中心軸が0〜60゜の角度をなしており、その間に、
切欠き歯車の切欠き部(2a)(3a)より挿入された支持
線(11)と巻付グリップ(12)を把持する。
さらに、本体(1)には前記切欠き歯車A(2A)(2
B)及び切欠き歯車B(3A)(3B)を回転させる駆動部
を備えている。即ち、図示していないモータから得られ
る回転力は、電磁クラッチ(6)を介して傘歯車(7)
へ伝達され、さらに中間歯車(8)を介して切欠き歯車
A(2A)(2B)を回転させる。この時、切欠き歯車(3
A)(3B)の回転方向が反時計回りの場合、ピン(9)
を介して切欠き歯車B(3A)(3B)も同方向に回転す
る。
なお、図面において、(10)はカムクラッチ、(15)
は切欠き歯車のガイドギヤである。又(13)は巻付グリ
ップ(12)を取付けた支持線(11)を引留める電柱、
(14)は引留め用の金具である。
次に本発明の工具による支持線(11)への巻付けグリ
ップ(12)の取付け方法を説明する。
図示していないモータから得られる回転力を電磁クラ
ッチ(6)を介して傘歯車(7)に伝達し、さらに中間
歯車(8)を介して切欠き歯車A(2A)(2B)を回転さ
せる。
第1図で切欠き歯車A(2A)(2B)の回転方向が反時
計回りの場合はピン(9)を介して切欠き歯車B(3A)
(3B)も回転する。しかし、切欠き歯車B(3A)(3B)
をガイドする歯車(15)はカムクラッチ(10)により同
方向には回転できない。従ってこれら歯車に固定されて
いる把持用ローラ(4)(5)は支持線(11)と巻付グ
リップ(12)を挿入出来るように開いた状態で停止す
る。この状態において支持線(11)と巻付グリップ(1
2)を挿入する。
支持線(11)と巻付グリップ(12)の挿入が終ると、
切欠き歯車A(2A)(2B)の回転方向が時計回りになる
ように回転させる。これによりローラ(4)(5)は支
持線(11)と巻付グリップ(12)を把持する。さらに回
転させると巻付グリップ(12)は支持線(11)に巻き付
いていく。
巻付け途中では、巻付力を図示していないモータに流
れる電流値等より検出し、一定の力以上の巻付力が働い
た場合には、自動的に電磁クラッチ(6)が切れて、強
制的な巻付けはしない。これにより複数本の鋼線を束ね
た巻付グリップ(12)が無理な力で破損するのを防ぐ。
本発明の取付け用工具(A)は、第4図に示すような
マスタースレーブ方式の1対のマニピュレータ(21)を
備えた工事車輌(20)のスレーブアーム(22)の先端に
取付けて使用する。本工具への支持線等の挿入、本工具
での巻付グリップ取付けの際の支持線の長手方向の移動
は、工事車輌(20)内で人がスレーブアーム(22)をマ
スターアーム(23)で操作して行なう。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の巻付グリップ取付け用
工具によれば、地上よりの操作により自動的に支持線等
への巻付グリップの取付けが可能となる。従って、人手
による高所作業を回避することが出来、安全かつ効率よ
くケーブルの架設を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の巻付グリップ取付用工具の
具体例の説明図で、第1図は第2図のB−B矢視図、第
2図は第1図のA−A断面図である。 第3図(イ)及び(ロ)はいずれも切欠き歯車とローラ
の説明図で、それぞれ(a)は斜視図、(b)は側面図
である。 第4図は本発明の取付け工具の使用例の説明図である。 第5図(イ)〜(ハ)は従来の手作業による支持線への
巻付グリップの取付けの手順の説明図である。 1……工具本体、1a……開口部、2A.2B.3A.3B……切欠
き歯車、2a.3a……切欠き部、4.5……把持用ローラ、6
……電磁クラッチ、7……傘歯車、8……中間歯車、9
……ピン、10……カムクラッチ、11……支持線等、12…
…巻付グリップ、15……切欠き歯車のガイドギヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大阪 啓司 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 浅野 康雄 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 川鍋 時夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 白潟 実 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 児玉 至行 兵庫県伊丹市北河原字当田20番地の2 朝日金属精工株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 1/00 - 1/06 B25B 25/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻付グリップとケーブルの吊り線や支持線
    等の被巻付物を挿入するための切欠き部を有する左右対
    称配置の切欠き歯車の2組と、上記左右対称に配置され
    た切欠き歯車の間に位置しそれぞれ回転可能に前記切欠
    き歯車に固定された巻付グリップ及び被巻付物把持用の
    2個のローラ及び前記切欠き歯車を回転させる駆動部を
    備えていることを特徴とする巻付グリップ取付け用工
    具。
  2. 【請求項2】前記2個のローラの中心軸が0〜60゜の角
    度をなしていることを特徴とする請求項(1)記載の巻
    付グリップ取付け用工具。
  3. 【請求項3】前記切欠き歯車を回転させる駆動部をクラ
    ッチにより前記切欠き歯車に接続するモードと、接続し
    ないモードとを備え、接続しないモードの場合は前記駆
    動部のON.OFFによらず前記切欠き歯車がその中心軸に対
    して任意の方向に回転可能にガイドされていることを特
    徴とする請求項(1)記載の巻付グリップ取付け用工
    具。
  4. 【請求項4】巻付グリップの被巻付物への巻付力を前記
    駆動部のモータに流れる電流値より検出した後、この巻
    付力の値によって2つのモードの切換えを自動的に行な
    うことを特徴とする請求項(3)記載の巻付グリップ取
    付け用工具。
JP21735290A 1990-08-17 1990-08-17 巻付グリップ取付け用工具 Expired - Lifetime JP2774679B2 (ja)

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JPH04101605A (ja) 1992-04-03

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