JP2774621B2 - 描画用食品及びその製造方法 - Google Patents

描画用食品及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は描画用食品及びその製造方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来、食品描画装置を用いて食品(例えばチョコレー
トの表面に描画する際に必要な)に描画する際には、食
品と可食性インキのコーティングされたフィルム(以下
単に「フィルム」ということがある)とを密着する必要
があるが、その密着化方法としては、描画する時にその
都度食品の表面にフィルムを載せた後、下方向に力を付
与して食品とフィルムとを圧着させる方法、フィルムで
被覆された食品の表面をフィルムの上から手指、硬質樹
脂党で撫でることによりフィルムを食品に付着させる方
法などがある(特開平1−101848号、特開平1−141552
号、特開平1−196259号、実開平1−66881号などを参
照)。
しかしながら、上記の各公報に記載の方法では食品描
画装置で描画を行う度にその場で食品にフィルムを載せ
て密着させなければならず、この場合、密着が不確実で
あると共に手間がかかりそれだけ熟練を要するという課
題があった。また、食品にフィルムを密着した後も密着
が不確実であるため描画完了までに外部の風や装置の冷
却ファンなどの外的影響を受け易く、描画の全工程中に
密着状態を充分に保てないという重大な課題があった
上、食品を直接手で取り扱う回数が多いため非衛生的で
食品の品質の低下を招くことが多かった。
また、描画に必要な滑面を有する食品は表面が傷つき
易いため、食品を製造後描画するまで個別包装する必要
があり、その場合、描画する前に食品毎に個別に包装を
開封してからその都度それぞれフィルムを密着させた後
描画しなければならない等の課題もあった。
従って、本発明の目的は、製造時から描画完了まで包
装を開ける必要がなく、外的影響を受けにくく、運搬、
保存中に食品やフィルムが傷つくこともなく、且つ食品
に直接手で触れる機会を少なくして、衛生的で、食品の
品質の低下を防ぐことができる描画用食品及びその製造
方法を提供することにある。
〔問題点を解決する手段〕
本発明は下記の描画用食品及びその製造方法を提供す
ることにより上記目的を解決したものである。
即ち、本発明の描画用食品は、表面が滑面である食品
の表面に、可食性インキのコーティングされたフィルム
を密着一体化してなる食品であって、上記フィルムと上
記食品との密着が、上記フィルムの上から静電気を起こ
し易い材料で摩擦することによりなされていることを特
徴とするものである。
次に、本発明の描画用食品を説明する。
本発明に用いられる表面が滑面である食品は、方形、
多角形、円形、星形、ハート形などの種々の形状に成型
し得るすべての固形食品で表面が滑面であれば特に制限
されず、描画するには表面が平坦または丸みを帯びてい
るものが容易であり好ましい。このような食品として
は、例えばチョコレートが挙げられる。
また、本発明に用いられる可食性インキのコーティン
グされたフィルムは、食品に通常用いることのできる色
剤がコーティングされたフィルムであれば特に制限され
ず、該フィルムとしては、例えば感熱転写用インキ・フ
ィルムなどが好ましく用いられる。
本発明に用いられる包装フィルムは、ヒートシール可
能な透明プラスチックフィルムであることが好ましく、
該包装フィルムとして、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、又は複数のプラスチックフィルムの複合フィル
ムなどが好ましく用いられる。
本発明に用いられる担体は、上記食品を担持し得るも
のであれば特に制限されず、該担体としては、例えば合
成紙、プラスチック板が好ましく用いられ、ヒートシー
ル可能なプラスチック板または接着剤を塗布した紙など
がより好ましい。
本発明に用いられる接着剤は、可食性又は無害無毒の
ものであれば特に制限されず、該接着剤としては、例え
ばシェラックなどが好ましく用いられる。
また、本発明の描画用食品を好適に製造する方法とし
ては、以下の方法が挙げられる。
即ち、本発明方法は、表面が滑面である食品の表面に
可食性インキのコーティングされたフィルムを載せ、該
フィルムの上から静電気を起こし易い材料で摩擦して上
記食品に該フィルムを密着させた後、これらを包装フィ
ルムに包んで真空包装し密着一体化することを特徴とす
るものである。
また、本発明方法は、表面が滑面である食品を担体上
に載せ、その食品の表面に可食性インキのコーティング
されたフィルムを載せた後、該フィルムの上から静電気
を起こし易い材料で摩擦して食品に該フィルムを密着さ
せ、次いで該フィルムを上記担体に接着することにより
それらを密着一体化することを特徴とするものである。
また、本発明方法は、表面が滑面である食品を担体上
に載せ、その食品の表面に可食性インキのコーティング
されたフィルムを載せた後、該フィルムの上から静電気
を起こし易い材料で摩擦して食品に該フィルムを密着さ
せた後、該フィルムを上記担体に接着し、次いでこれら
を真空包装フィルムに包んで真空包装し密着一体化する
ことを特徴とするものである。
次に、本発明の描画用食品及びその製造方法の好まし
い実施態様を第1図乃至第9図を参照しながら更に詳し
く説明する。尚、本発明はこれらの実施態様に制限され
るものではない。
本発明の好ましい描画用食品は、例えば第1図、第2
図に示すように、表面が円滑に形成された食品1と、該
食品1が中央部で担持するヒートシール可能な透明包装
フィルム2と、該透明包装フィルム2上で上記食品1の
表面に密着された可食性インキのコーティングされたフ
ィルム3と、該フィルム3に密着すると共に該フィルム
3の周囲で上記透明包装フィルム2とヒートシール部H
を形成することによって接着されて一体化しているヒー
トシール可能な透明包装フィルム4とからなり、透明包
装フィルム2、4によって内部が封塞されている。そし
て、上記フィルム3は、可食性インキのコーティングさ
れた面(インキ面)が上記食品1の表面に密着してい
る。尚、透明包装フィルム2及び4は繋がって一体化さ
れた1枚のフィルムでもあってもよく、この場合には、
フィルムを折り返して重合した部分の折り返し部以外を
上述のように接着する。
而して、上記描画用食品を製造する場合には、まず第
3図に示すように、表面の滑らかな食品1の表面にイン
キ面が該食品1に接触するようにフィルム3を載せた
後、フィルム3、食品1を透明包装フィルム2の上に載
せ、次いでその上に包装フィルム4を載せ、次いで透明
包装フィルム2、4の3辺にヒートシール部分Hを形成
するように接着し、透明包装フィルム2、4により上記
フィルム3を上記食品1に密着一体化させて袋を形成す
る。次いで、第1図、第2図に示すように、フィルム
3、食品1を包んで形成された袋状の透明包装フィルム
2、4の内部を真空包装機で真空にした後残りの一辺に
ヒートシール部Hを形成するようにヒートシールするこ
とにより透明包装フィルム2、4によって食品1にフィ
ルム3が密着一体化した第1図、第2図に示す描画用食
品が得られる。
また、真空包装前にフィルム3と食品1とを安定化す
る為に、以下の前処理を行う。
即ち、食品1の表面にインキ面を接触させてフィルム
3を載せ、静電気を起こし易い軟質の材料を用いた用
具、例えば天然動物毛を使った刷毛、セーム皮等を用い
て該フィルム3の表面を上から摺擦し、その摩擦によっ
て静電気を起こして食品1とフィルム3とを密着させ
る。
また、第4図に示すように、透明包装フィルム2上に
食品1を載せ、その表面にインキ面を食品1の表面に接
触するようにフィルム3を載せた後、食品1の周囲でフ
ィルム3と透明包装フィルム2とを接着することによっ
て接着部Aを形成し、これらの食品1、フィルム3及び
包装フィルム2を固定一体化する。
また、本発明の描画用食品を製造する場合には、フィ
ルム3のインキ面の裏面に透明包装フィルム2を接着に
より一体化して包装可能な積層フィルムとしたもの、あ
るいはフィルム3と透明包装フィルム2とを兼ねたもの
を用い、該フィルムのインキ面を食品1の表面に接触さ
せて食品1を包み込んで真空包装することにより、食品
1にフィルム3を密着一体化した描画用食品を得ること
もできる。
次に、本発明の描画用食品の他の例及びその製造方法
を第5図ないし第9図に基づいて説明する。
本発明の他の描画用食品は、第5図に示すように、表
面が滑らかな食品1と、該食品1を中央で担持するシー
ト状の担体5と、該食品1の表面に密着された状態で該
食品1の周囲で接着剤によって上記担体5の表面に接着
部Aを形成して該食品1を封塞する可食性インキのコー
ティングされたフィルム3とからなるものである。
而して、上記描画用食品を製造する場合には、担体5
の上に表面の滑らかな食品1を載せ、その表面にインキ
面が食品1の表面に接触するようにフィルム3を載せた
後、該食品1の周囲で接着部Aを形成させるようにフィ
ルム3を担体5に接着してフィルム3、食品1及び担体
5を固定し、これらを密着一体化させることにより描画
用食品を製造することができる。フィルム3を担体5に
接着させる際には、食品1を担体5の上に載せ、食品1
の表面とインキ面との間にできるだけ隙間がないよいに
フィルム3を食品1に接触させて載せた後、フィルム3
と担体5とを接着剤もしくはヒートシールによって接着
させるようにする。
また、本発明に用いられる可食性インキのコーティン
グされたフィルム3に替えて、第6図、第8図に示す枠
付きフィルム30を用いることができる。
即ち、第6図に示す枠付きフィルム30は、包装する食
品1よりも縦横の長さが長く形成されており、フィルム
3が枠31の一方の開口を覆うと共に枠31の全側面に被着
されたものである。そして、枠31に用いられる材料とし
ては、枠形状を保有し得る材料であれば特に制限され
ず、該材料としては、例えば、厚さが薄い硬質のプラス
チックまたは紙等が好ましい。上記枠付きフィルム30を
作成する場合には、第7図に示すように、枠31の開口よ
り広く形成されたフィルム3をインキ面が内側になるよ
うに枠31に載せ、該枠31の側面と接着部Aを形成させて
該フィルム3を枠31に固定することによって、第6図に
示す枠付きフィルム30を作成することができる。
また、他の枠付きフィルム30は、第8図に示すよう
に、第1枠32と該第1枠32の外周面との間に細隙を形成
して嵌装し得る2枠33とを有し、これらの枠32、33とで
第1枠32の開口を被うフィルム3の周縁を第2枠33とで
挾持させて構成されている。該枠付きフィルム30を作成
する場合には、第1枠32と、これより僅かに小さい第1
枠32の内側に密接して組み込むことのできる第2枠33を
用意し、第1枠32の上にフィルム3を被せ、更にその上
から第2枠33を被せてフィルム3を第1枠32と第2枠33
の間で固定する。
尚、本発明の描画用食品を製造し得る方法であれば、
上述した製造方法以外の方法が適用された場合であって
も本発明の描画用食品の製造方法の範囲に包含される。
〔作用〕
本発明によれば、表面が滑面である食品の表面に、可
食性インキのコーティングされたフィルムを載せた後、
これらを包装フィルムに包んで包装ると、これらが密着
一体化した描画用食品を製造することができる。
また、上記食品の表面に、可食性インキのコーティン
グされたフィルムを載せた後、該フィルムの上から静電
気を起こし易い材料で摩擦することにより該フィルムを
上記食品の表面に一層密着させることができる。
また、上記食品を担持させるこにより更に好ましい描
画用食品を製造することができる。
〔実施例〕
次に、本発明の好ましい実施例を第10図乃至第16図を
参照しながら具体的に説明する。尚、本発明は以下の実
施例に何ら制限されるものではない。
実施例1 本実施例では、チョコレート1と、該チョコレート1
の表面に密着された可食性インキのコーティングされた
フィルム3と、これらを載せて担持するプラスチック製
担体5と、これらを包んで密着一体化する透明包装フィ
ルム2とからなる描画用食品を作成した。この際用いた
チョコレート1は表面が滑らかで丸みを帯びたものであ
る。
本実施例の描画用食品を作成するには、第10図に示す
ように、先ず、プラスチック製担体5の上に表面の滑ら
かなチョコレート1を載せ、該チョコレート1の表面に
インキ面が接触するようにフィルム3を載せる。そし
て、セーム皮を折り重ねて形成された用具7を用いてフ
ィルム3の上から摺擦してその摩擦によって静電気を起
こしフィルム3をチョコレート1に密着させる。次い
で、上記プラスチック製担体5上におけるフィルム3を
4個所の角部に接着部Aを形成するように可食性接着剤
シェラックを塗布し、該接着剤でフィルム3をプラスチ
ック製担体5に接着する。
次に、第11図に示すように、一体化した上記フィルム
3、チョコレート1及び担体5を透明包装フィルム2の
長辺の中央より片側に偏移させて載せ、透明包装フィル
ム2を折り返してフィルム3、チョコレート1、担体5
上に折り重ねて透明包装フィルム2でこれらを挟み、次
いで透明包装フィルム2の重合された部分の折り返し辺
を除く2辺で第12図、第13図に示すようにヒートシール
部Hを形成するようにヒートシーラーを用いて接着して
袋を形成させ、フィルム3をチョコレート1に密着一体
化した状態で担体5と共に包む。
次に、第12図、第13図に示す袋状の透明包装フィルム
2によって包まれたフィルム3、チョコレート1、担体
5を真空包装機を用いて袋状の透明包装フィルム2の残
された一辺に形成される開口部を介して袋状の透明包装
フィルム2の内部を真空にして透明包装フィルム2、フ
ィルム3、チョコレート1、プラスチック製担体5を密
着させた後、真空状態を保ったまま残る一辺にヒートシ
ール部Hを形成するようにヒートシーラーを用いて接着
し、透明包装フィルム2によってフィルム3、チョコレ
ート1、プラスチック製担体5が密着一体化された第13
図に示す描画用食品を作成する。
本実施例の描画用食品を作成する際には、次の材料、
装置を使用した。
ヒートシール性透明包装フィルム: 出光石油化学(株) Ony//LS−710 厚さ40μ 縦×横 200mm×240mm 可食性インキ・フィルム: 東洋F.C.C(株) 食品用熱転写フィルム 縦×横 100mm×100mm チョコレート配合: 砂糖 50% チョコレート用油脂 35% カカオマス 5% カカオパウダー 10% レシチン 上記材料全体の0.4% プラスチック製担体:塩化ビニル板 真空包装機:シャープ(株) HQ−200 本実施例で作成された描画用食品を用いて、食品描画
装置によって実際に描画したところチョコレート1の表
面に極めて良好な画像を得ることができた。
実施例2 本実施例では、チョコレート1と、該チョコレート1
の表面に密着された可食性インキのコーティングされた
フィルム3と、これらを載せて担持するプラスチック製
担体5とからなる描画用食品を作成した。
本実施例の描画用食品を作成するには、第14図に示す
ように、先ずプラスチック製担体5の上に表面の滑らか
なホワイト・チョコレート1を載せ、その表面にインキ
面が接触するようにフィルム3を載せる。次いで第15図
に示すように天然動物毛の刷毛8でフィルム3の上から
摺擦してその摩擦によって静電気を起こしフィルム3を
ホワイト・チョコレート1に密着させ、次いでプラスチ
ック製担体5上のヒートシール部Hを形成するようにヒ
ートシーラーを用いてヒートシールして接着することに
よりフィルム3をプラスチック製担体5にフィルム3、
ホワイト・チョコレート1、プラスチック製担体5が密
着一体した第16図に示す描画用食品を作成した。
本実施例の描画用食品を作成する際には、次の材料、
装置を使用した。
可食性インキ・フィルム: 東洋F.C.C(株) 食品用熱転写フィルム 縦×横 100mm×100mm ホワイト・チョコレート配合: 砂糖 45% チョコレート用油脂 38% 脱脂粉乳 17% レシチン 上記材料全体の0.4% プラスチック製担体:塩化ビニル板にシール剤を塗布し
たもの。
本実施例で作成された描画用食品を用いて、食品描画
装置によって実際に描画したところチョコレート1の表
面に極めて良好な画像を得ることができた。
〔発明の効果〕
本発明の描画用食品は、表面が滑面である食品の表面
に可食性インキのコーティングされたフィルムを密着一
体化したものであり、またはこのように密着したものを
包装フィルムで真空包装することにより食品とフィルム
との密着一体化が一層安定したものである。従って、本
発明の描画用食品を用いて食品描画装置で描画した場
合、食品とフィルムとが安定した状態で密着一体化して
いるので風などの外的影響を受けることなく描画を行う
ことができ描画用食品の表面に良好な画像が得られ、ま
た、食品とフィルムを描画する度に確実且つ均一に密着
させるという手間と熟練を必要としない。
また、本発明の描画用食品の製造方法によって製造さ
れる描画用食品(特に、真空包装した描画用食品)は、
包装を製造時から描画完了まで包装を開ける必要がない
ため、外的影響を受けにくく、運搬、保存中に食品やフ
ィルムが傷つくことがなく、また食品に直接手で触れる
のは描画後に包装を開封するときのみであるため、衛生
的で且つ食品の品質の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の描画用食品の一例をその一部を破断し
て示す斜視図、第2図は第1図に示す描画用食品を示す
断面図、第3図は第1図に示す描画用の製造方法におけ
る食品にフィルムと透明包装フィルムを重ねる状態を示
す斜視図、第4図は食品にフィルムと透明包装フィルム
を一体化した状態を示す断面図、第5図は本発明の描画
用食品の他の一例における食品、フィルム及び担体を一
体化した状態を示す断面図、第6図は枠付きフィルムの
一部を破断して示す斜視図、第7図は本発明の描画用食
品を製造する際に第6図に示す枠付きフィルムを食品に
被せる状態を示す斜視図、第8図は本発明の描画用食品
に用いられる更に他の枠付きフィルムの一部を破断面し
て示す斜視図、第9図は本発明の描画用食品を製造する
際に第8図に示す枠付きフィルムを食品に重ねる状態を
示す斜視図、第10図〜第13図は本発明の一実施例を示す
図で、第10図はセーム皮を折り重ねて形成された用具を
使ってプラスチック製担体にチョコレートとフィルムを
密着後一体化した状態を示す断面図、第11図は第10図に
示すチョコレート、フィルム、プラスチック製担体を透
明包装フィルムに載せた状態の一部を破断して示す斜視
図、第12図はチョコレート、フィルム、プラスチック製
担体及び透明包装フィルムを密着一体化した状態を示す
断面図、第13図はチョコレート、フィルム、プラスチッ
ク製担体及び透明包装フィルムを密着一体化した状態の
破断して示す斜視図、第14図〜第16図は本発明の他の実
施例を示す図で、第14図はプラスチック製担体にホワイ
ト・チョコレートとフィルムを重ねる状態を示す斜視
図、第15図はホワイト・チョコレート、フィルム、プラ
スチック製担体に担持させた後フィルムの上を天然動物
毛の刷毛を使って密着後一体化した状態を示す断面図、
第16図は第15図に示すチョコレート、フィルム、プラス
チック製担体及び包装フィルムを密着一体化した状態の
一部を破断して示す斜視図である。 1……表面が円滑である食品 2,4……透明包装フィルム 3……可食性インキのコーティングされたフィルム 5……プラスチック製担体 7……セーム皮を折り重ねた用具 8……天然動物毛の刷毛 30……枠付きフィルム A……接着部 H……ヒートシール部
フロントページの続き (72)発明者 加藤 雅章 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭 電化工業株式会社内 (72)発明者 河野 博繁 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭 電化工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−235546(JP,A) 特開 昭60−68239(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 1/00 - 9/30 B65B 11/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面が滑面である食品の表面に、可食性イ
    ンキのコーティングされたフィルムを密着一体化してな
    る食品であって、上記フィルムと上記食品との密着が、
    上記フィルムの上から静電気を起こし易い材料で摩擦す
    ることによりなされていることを特徴とする描画用食
    品。
  2. 【請求項2】可食性インキのコーティングされたフィル
    ムが、真空包装により密着一体化されていることを特徴
    とする請求項(1)記載の描画用食品。
  3. 【請求項3】可食性インキのコーティングされたフィル
    ムが、枠に固定された枠付きフィルムであることを特徴
    とする請求項(1)または(2)記載の描画用食品。
  4. 【請求項4】可食性インキのコーティングされたフィル
    ムが、真空包装フィルムに積層された積層フィルムであ
    ることを特徴とする請求項(1)乃至(3)のいずれか
    1つに記載の描画用食品。
  5. 【請求項5】表面が滑面である食品が、チョコレートで
    あることを特徴とする請求項(1)乃至(4)のいずれ
    か1つに記載の描画用食品。
  6. 【請求項6】表面が滑面である食品の表面に可食性イン
    キのコーティングされたフィルムを載せ、該フィルムの
    上から静電気を起こし易い材料で摩擦して上記食品に該
    フィルムを密着させた後、これらを真空包装フィルムに
    包んで真空包装し密着一体化することを特徴とする描画
    用食品の製造方法。
  7. 【請求項7】表面が滑面である食品を担体上に載せ、そ
    の食品の表面に可食性インキのコーティングされたフィ
    ルムを載せた後、該フィルムの上から静電気を起こし易
    い材料で摩擦して上記食品に該フィルムを密着させ、次
    いで該フィルムを上記担体に接着することによりそれら
    を密着一体化することを特徴とする描画用食品の製造方
    法。
  8. 【請求項8】真空包装フィルムに包んで真空包装するこ
    とを特徴とする請求項(7)記載の描画用食品の製造方
    法。
  9. 【請求項9】フィルムと担体との接着を、可食性又は無
    害無毒の接着剤によって行うことを特徴とする請求項
    (7)または(8)記載の描画用食品の製造方法。
  10. 【請求項10】フィルムと担体との接着を、ヒートシー
    ルによって行うことを特徴とする請求項(7)または
    (8)記載の描画用食品の製造方法。
  11. 【請求項11】可食性インキのコーティングされたフィ
    ルムが、枠に固定された枠付きフィルムであることを特
    徴とする請求項(6)記載の描画用食品の製造方法。
  12. 【請求項12】表面が滑面である食品が、チョコレート
    である請求項(6)乃至(11)のいずれか1つに記載の
    描画用食品の製造方法。
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