JP2774434B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2774434B2
JP2774434B2 JP14700793A JP14700793A JP2774434B2 JP 2774434 B2 JP2774434 B2 JP 2774434B2 JP 14700793 A JP14700793 A JP 14700793A JP 14700793 A JP14700793 A JP 14700793A JP 2774434 B2 JP2774434 B2 JP 2774434B2
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幸治 加藤木
茂与 坂本
祥子 岸野
美紀 本多
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ処理装置に関
し、特に、複数の拠点から与えられる業務処理データを
収集し、予め定められた期間ごとに一括して処理するデ
ータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の拠点の子コンピュータ
を通信回線により親コンピュータに接続し、子コンピュ
ータから毎日転送されるデータを親コンピュータにより
収集して一括処理するようなデータ処理システムがあ
る。通常、親コンピュータにおいては、起動させる処理
プログラムのプログラム名、それらの処理プログラムの
起動順序および使用するファイル名がジョブ制御言語を
用いて予め制御プログラムとして記述され、その制御プ
ログラムにしたがってバッチ処理が実行される。
【0003】そのため、処理プログラムの起動順序や使
用するファイル名を変更する場合には、オペレータが制
御プログラムを変更し、その制御プログラムを親コンピ
ュータに読み取らせる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のデータ処
理システムにおいて、子コンピュータにおける処理の遅
延または通信回線や各コンピュータにおける障害の発生
によって当日分の業務処理データを子コンピュータから
親コンピュータに転送することができない場合には、そ
の翌日にデータ転送を行い、親コンピュータにおいて未
完了の処理を一括して実行する必要がある。
【0005】このような場合には、未完了の処理を実行
するために、どの処理から実行すべきか、何日分の処理
を繰り返すべきか等をオペレータが調べ、それに基づい
て制御プログラムを修正してリカバリー処理を行う。そ
のため、オペレータにとっては、システムの運用が複雑
となり、運用工数も多くなるという問題がある。
【0006】この発明の目的は、処理の遅延または障害
の発生によりある期間において未完了の処理が発生して
も、次の期間において未完了の処理から現在の期間の処
理までを自動的に実行することができるデータ処理装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1) 第1の発明 第1の発明に係るデータ処理装置は、複数の拠点から与
えられる業務処理データを収集し、予め定められた期間
ごとに一括して処理するデータ処理装置であって、複数
の処理手段、格納手段、検出手段、制御プログラム作成
手段および更新手段を備える。
【0008】複数の処理手段は、各拠点からの業務処理
データに対して予め定められた処理を実行する。格納手
段は、期間別、拠点別および業務処理別に、各処理手段
による処理の完了状況を格納する。検出手段は、格納手
段に格納された完了状況を参照して、未完了の処理のう
ち最初に実行すべき処理を処理開始点として検出する。
【0009】制御プログラム作成手段は、未完了の処理
から現在の期間の処理までを順次実行するために、検出
手段により検出された処理開始点に基づいて複数の処理
手段を順次起動させる制御プログラムを作成する。更新
手段は、各処理手段による処理の完了ごとに、格納手段
に格納された完了状況を更新する。 (2) 第2の発明 第2の発明に係るデータ処理装置においては、複数の拠
点の各々が、複数期間分の業務処理データを一括して転
送する機能を有し、複数の処理手段のいずれかは、複数
の拠点からの業務処理データを期間別および拠点別に分
類する機能を有する。
【0010】
【作用】
(1) 第1の発明 第1の発明に係るデータ処理装置においては、期間別、
拠点別および業務処理別に各処理手段による処理の完了
状況が格納手段に格納される。したがって、その完了状
況を参照することによって処理開始点が検出され、その
処理開始点に基づいて複数の処理手段を順次起動させる
制御プログラムが作成される。その制御プログラムにし
たがって、収集された業務処理データが処理される。各
処理の完了ごとに、格納手段に格納される完了状況が更
新される。したがって、処理の遅延または障害の発生に
よってある期間において未完了の処理が発生しても、次
の期間にその未完了の処理から現在の期間の処理までを
自動的に順次実行することができる。
【0011】(2) 第2の発明 第2の発明に係るデータ処理装置においては、複数期間
分の業務処理データを期間別および拠点別に分類するこ
とができる。そのため、各拠点から複数期間分の業務処
理データを一括して転送することが可能となる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるデータ処
理システムの全体の構成を示すブロック図である。図1
のデータ処理システムは、本社ホストコンピュータ10
0および支社ホストコンピュータ200a,200bを
含む。
【0013】支社ホストコンピュータ200aは拠点a
に配置され、支社ホストコンピュータ200bは拠点b
に配置される。本社ホストコンピュータには複数の端末
装置101が接続される。また、支社ホストコンピュー
タ200aには複数の端末装置201が接続され、支社
ホストコンピュータ200bには複数の端末装置202
が接続される。支社ホストコンピュータ200a,20
0bは通信回線により本社ホストコンピュータ100に
接続される。
【0014】支社ホストコンピュータ200aは、端末
装置201から与えられたデータに基づいて予め定めら
れた業務処理を実行し、業務処理データを通信回線を介
して本社ホストコンピュータ100に転送する。同様
に、支社ホストコンピュータ200bは、端末装置20
2から与えられたデータに基づいて予め定められた業務
処理を実行し、業務処理データを通信回線を介して本社
ホストコンピュータ100に転送する。本社ホストコン
ピュータ100は、支社ホストコンピュータ200a,
200bから与えられた業務処理データを収集し、予め
定められた期間(この実施例では1日)ごとにその業務
処理データを一括処理し、それらを期間別、拠点別およ
び業務処理別に分類する。
【0015】図2に、本社ホストコンピュータ100お
よび支社ホストコンピュータ200aの詳細な構成を示
す。支社ホストコンピュータ200bの構成は支社ホス
トコンピュータ200aの構成と同様である。
【0016】本社ホストコンピュータ100は、データ
受信処理プログラム11、受信用ファイル12、ファイ
ル分割処理プログラム13、日付別ファイル14、デー
タベース更新処理プログラム15およびデータベース1
6を含む。この実施例においては、本社ホストコンピュ
ータ100は、制御装置17およびステータステーブル
18をさらに含む。制御装置17は、JCL(ジョブ制
御言語)自動作成部19、処理開始点検索部20および
テーブル更新部21からなる。
【0017】一方、支社ホストコンピュータ200a
は、データベース21、データ抽出処理プログラム2
2、送信用ファイル23およびデータ送信処理プログラ
ム24を含む。この実施例では、支社ホストコンピュー
タ200aは、制御装置25およびステータステーブル
26をさらに含む。制御装置25は、本社ホストコンピ
ュータ100の制御装置17と同様に、JCL自動作成
部27、処理開始点検索部28およびテーブル更新部2
9からなる。
【0018】本社ホストコンピュータ100において、
データ受信処理プログラム11は、支社ホストコンピュ
ータ200a,200bから与えられる業務処理データ
を受信し、受信用ファイル12に格納する。ファイル分
割処理プログラム13は、受信用ファイル12に格納さ
れた業務処理データを日付別、拠点別および業務処理別
に分割し、日付別ファイル14に格納する。データベー
ス更新処理プログラム15は、日付別ファイル14に格
納された業務処理データに基づいてデータベース16の
内容を更新する。
【0019】ステータステーブル18には、日付別、拠
点別および業務処理別に各プログラムの処理の完了状況
が格納される。テーブル更新部21は、データ受信処理
プログラム11、ファイル分割処理プログラム13およ
びデータベース更新処理プログラム15の各々の処理が
完了するごとに、ステータステーブル18に格納される
完了状況を更新する。処理開始点検索部20は、データ
受信処理プログラム11より受信通知を受けたときに、
ステータステーブル18を参照して、最初に実行すべき
処理を示す処理開始点を検索する。
【0020】JCL自動作成部19は、処理開始点検索
部20により検索された処理開始点に基づいて、ジョブ
制御言語を用いて制御プログラムを作成する。この制御
プログラムは、ファイル分割処理プログラム13および
データベース更新処理プログラム15の起動順序および
使用するファイル名を規定するものである。
【0021】一方、支社ホストコンピュータ200aに
おいて、データベース21には、各業務処理により作成
された業務処理データが業務処理別に格納される。デー
タ抽出処理プログラム22は、データベース21に格納
された各業務処理データを抽出し、送信用ファイル23
に格納する。データ送信処理プログラム24は、送信用
ファイル23に格納された業務処理データを本社ホスト
コンピュータ100に送信する。
【0022】ステータステーブル26には、日付別およ
び業務処理別に、各プログラムの処理の完了状況が格納
される。テーブル更新部29は、データ抽出処理プログ
ラム22およびデータ送信処理プログラム24の各々の
処理が完了するごとに、ステータステーブル26の内容
を更新する。処理開始点検索部28は、各稼働日の業務
開始時に、ステータステーブル26を参照して、最初に
実行すべき処理を示す処理開始点を検索する。
【0023】JCL自動作成部27は、処理開始点検索
部28により検索された処理開始点に基づいて、ジョブ
制御言語を用いて制御プログラムを作成する。この制御
プログラムは、データ抽出処理プログラム22およびデ
ータ送信処理プログラム24の起動順序および使用する
ファイル名を規定するものである。
【0024】なお、支社ホストコンピュータ200aの
データ送信処理プログラム24は、複数日分の業務処理
データを一括して本社ホストコンピュータ100に転送
することもできる。その場合、本社ホストコンピュータ
100のファイル分割処理プログラム13は、複数日分
の業務処理データを日付別および拠点別に分割して日付
別ファイル14に格納する。
【0025】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら制御装置17の動作を説明する。データ受信処理プロ
グラム11より受信通知を受けたときに、処理開始点検
索部20が、ステータステーブル18を参照して処理開
始点を求める(ステップS1)。JCL自動作成部19
は、求められた処理開始点に基づいて、ジョブ制御言語
により制御プログラムを作成する(ステップS2)。
【0026】それにより、データ受信処理プログラム1
1、ファイル分割処理プログラム13およびデータベー
ス更新処理プログラム15が、制御プログラムに規定さ
れた順序で起動される。そして、各処理プログラムの処
理完了後にテーブル更新部21がステータステーブル1
8の内容を更新する(ステップS3)。
【0027】次に、図2に示される支社ホストコンピュ
ータ200aおよび本社ホストコンピュータ100の一
連の動作の一例を説明する。
【0028】まず、支社ホストコンピュータ200aの
稼働日の業務開始時に、処理開始点検索部28が、ステ
ータステーブル26を参照して処理開始点を検索し、そ
の処理開始点をJCL自動作成部27に与える(図2の
ステップs1)。JCL自動作成部27は、その処理開
始点に基づいて制御プログラムを作成し、その制御プロ
グラムにしたがってデータ抽出処理プログラム22およ
びデータ送信処理プログラム24を起動する。ここで
は、例えば、まずデータ抽出プログラム22が起動され
る(ステップs2)。
【0029】データ抽出処理プログラム22は、データ
ベース21から該当する日の該当する業務処理データを
抽出し、送信用ファイル23に格納した後、データ抽出
処理の完了をテーブル更新部29に通知する(ステップ
s3)。それにより、テーブル更新部29は、ステータ
ステーブル26の該当する内容を更新する。
【0030】次に、制御プログラムにしたがってデータ
送信プログラム24が起動される(ステップs4)。デ
ータ送信処理プログラム24は、転送要求を本社ホスト
コンピュータ100に送る(ステップs5)。本社ホス
トコンピュータ100のデータ受信処理プログラム11
からデータ送信処理プログラム24に肯定応答が与えら
れると(ステップs6)、データ送信処理プログラム2
4は、送信用ファイル23に格納された業務処理データ
を本社ホストコンピュータ100に転送する(ステップ
s7)。本社ホストコンピュータ100のデータ受信処
理プログラム11によりその業務処理データが受信され
ると、ファイルクリア信号が返送される(ステップs
8)。
【0031】そのファイルクリア信号に応答して、デー
タ送信処理プログラム24は、テーブル更新部29にデ
ータ送信処理の完了を通知する(ステップs9)。それ
により、テーブル更新部29は、ステータステーブル2
6の該当する内容を更新する。
【0032】一方、本社ホストコンピュータ100のデ
ータ受信処理プログラム11は、支社ホストコンピュー
タ200aからの業務処理データを受信すると、その業
務処理データを受信用ファイル12に格納するととも
に、その業務処理データを送信した拠点を制御装置17
に通知する(ステップs10)。その後、データ受信処
理プログラム11は、データ受信処理の完了をテーブル
更新部21に通知する(ステップs11)。それによ
り、テーブル更新部21は、ステータステーブル18の
該当する内容を更新する。
【0033】また、ステップs10の通知により、処理
開始点検索部20が、ステータステーブル18を参照し
て処理開始点を検索し、その処理開始点をJCL自動作
成部19に与える(ステップs12)。JCL自動作成
部19は、その処理開始点に基づいて制御プログラムを
作成し、その制御プログラムにしたがってファイル分割
処理プログラム13およびデータベース更新処理プログ
ラム15を起動する。ここでは、例えば、まずファイル
分割処理プログラム13が起動される(ステップs1
3)。
【0034】それにより、ファイル分割処理プログラム
13は、受信用ファイル12に格納された業務処理デー
タを日付別、拠点別および業務処理別に分割し、日付別
ファイル14に格納した後、テーブル更新部21にファ
イル分割処理の完了を通知する(ステップs14)。そ
れにより、テーブル更新部21は、ステータステーブル
18の該当する内容を更新する。
【0035】次に、制御プログラムにしたがってデータ
ベース更新処理プログラム15が起動される(ステップ
s15)。データベース更新処理プログラム15は、日
付別ファイル14に格納された業務処理データに基づい
てデータベース16の内容を更新した後、テーブル更新
部21にデータベース更新処理の完了を通知する(ステ
ップs16)。それにより、テーブル更新部21は、ス
テータステーブル18の該当する内容を更新する。
【0036】図4に本社ホストコンピュータ100およ
び支社ホストコンピュータ200a,200bのステー
タステーブルの一例が示される。これらのステータステ
ーブルにおいて完了した処理には“〇”が記される。
【0037】本社ホストコンピュータ100のステータ
ステーブルは、日付フィールド、拠点フィールド、受信
処理フィールド、分割処理フィールドおよび更新処理フ
ィールドからなる。また、更新フィールドは、業務処理
別に分割される。ここでは、業務処理の種類をFA,F
B,FC,FDとしている。
【0038】支社ホストコンピュータ200a,200
bのステータステーブルは、日付フィールド、抽出処理
フィールドおよび送信処理フィールドを含む。支社ホス
トコンピュータ200aのステータステーブルにおいて
は、抽出処理フィールドは、業務処理FA,FB、FC
ごとに分割されている。また、支社ホストコンピュータ
200bのステータステーブルにおいては、抽出処理フ
ィールドは、業務処理FA,FB,FDごとに分割され
ている。
【0039】支社ホストコンピュータ200aのステー
タステーブルによれば、4月12日に、業務処理FA,
FB,FCに関する業務処理データの抽出処理が完了
し、それらの業務処理データの送信処理も完了してい
る。4月13日には、業務処理FA,FB,FCに関す
る業務処理データの抽出処理は完了しているが、それら
の業務処理データの送信処理は未完了である。したがっ
て、4月13日の送信処理が処理開始点(STRTで示
す)となっている。
【0040】支社ホストコンピュータ200bのステー
タステーブルによれば、4月12日には、業務処理F
A,FB,FDに関する業務処理データの抽出処理が完
了し、それらの業務処理データの送信処理も完了してい
る。4月13日には、業務処理FA,FB,FDに関す
る業務処理データの抽出処理は完了し、それらの業務処
理データの送信処理も完了している。したがって、4月
14日の業務処理FAに関する業務処理データの抽出処
理が処理開始点となっている。
【0041】一方、本社ホストコンピュータ100のス
テータステーブルによれば、4月12日には、拠点aか
らの業務処理データの受信処理が完了し、それらの業務
処理データの分割処理も完了し、業務処理FA,FB,
FCに関する業務処理データの更新処理も完了してい
る。また、4月12日には、拠点bからの業務処理デー
タの受信処理が完了し、それらの業務処理データの分割
処理も完了し、業務処理FA,FB,FDに関する業務
処理データの更新処理も完了している。4月13日に
は、拠点aからの業務処理データの受信処理は未完了で
あるが、拠点bからの業務処理データの受信処理は完了
し、それらの業務処理データの分割処理も完了し、業務
処理FA,FB,FDに関する業務処理データの更新処
理も完了している。したがって、拠点aに関しては4月
13日の業務処理データの受信処理が処理開始点とな
り、拠点bに関しては4月14日の業務処理データの受
信処理が処理開始点となっている。
【0042】このように、上記実施例のデータ処理シス
テムによれば、支社ホストコンピュータでの処理の遅
延、通信回線での障害の発生または各コンピュータでの
障害の発生によって、ある日において未完了の処理が発
生しても、翌日にその未完了の処理から当日の処理まで
が自動的に実行される。
【0043】図5は、この発明の他の実施例によるデー
タ処理システムにおける本社ホストコンピュータ100
および支社ホストコンピュータ200aの詳細な構成を
示すブロック図である。本社ホストコンピュータ100
の構成および支社ホストコンピュータ200aの構成
は、図2に示される構成と同様であるが、次に示すよう
に動作が異なる。また、この実施例のデータ処理システ
ムの全体の構成は図1に示される構成と同様である。
【0044】支社ホストコンピュータ200aにおい
て、稼働日の業務開始時に、処理開始点検索部28が、
ステータステーブル26を参照して処理開始点を検索
し、その処理開始点をJCL自動作成部27に与える
(図5のステップs1)。JCL自動作成部27は、そ
の処理開始点に基づいて制御プログラムを作成する。こ
の制御プログラムにしたがってデータ抽出処理プログラ
ム22および本社ホストコンピュータ100のデータ受
信プログラム11が起動される。ここでは、例えば、ま
ずデータ抽出処理プログラム22が起動される(ステッ
プs2)。
【0045】データ抽出処理プログラム22は、データ
ベース21から該当する業務処理データを抽出し、送信
用ファイル23に格納した後、テーブル更新部29にデ
ータ抽出処理の完了を通知する(ステップs3)。それ
により、テーブル更新部29は、ステータステーブル2
6の該当する内容を更新する。
【0046】次に、制御プログラムにしたがって本社ホ
ストコンピュータ100のデータ受信処理プログラム1
1が起動される(ステップs4)。データ受信処理プロ
グラム11は、支社ホストコンピュータ200aに転送
要求を送信する(ステップs5)。それにより、支社ホ
ストコンピュータ200aのデータ送信処理プログラム
24は、送信用ファイル23に格納される業務処理デー
タを本社ホストコンピュータ100に転送する(ステッ
プs6)。
【0047】本社ホストコンピュータ100のデータ受
信処理プログラム11は、受信した業務処理データを受
信用ファイル12に格納するとともに、制御装置17に
その業務処理データを送信した拠点を通知する(ステッ
プs7)。その後、データ受信処理プログラム11は、
テーブル更新部21にデータ受信処理の完了を通知する
(ステップs8)。それにより、テーブル更新部21
は、ステータステーブル18の該当する内容を更新す
る。
【0048】データ受信処理プログラム11より受信通
知を受けたときに、処理開始点検索部20が、ステータ
ステーブル18を参照して処理開始点を検索し、その処
理開始点をJCL自動作成部19に与える(ステップs
9)。JCL自動作成部19は、その処理開始点に基づ
いて制御プログラムを作成する。その制御プログラムに
したがってファイル分割処理プログラム13およびデー
タベース更新処理プログラム15が起動される。ここで
は、例えば、まずファイル分割処理プログラム13が起
動される(ステップs10)。
【0049】ファイル分割処理プログラム13は、受信
用ファイル12に格納される業務処理データを日付別、
拠点別および業務処理別に分割し、日付別ファイル14
に格納した後、支社ホストコンピュータ200aのデー
タ送信処理プログラム24にファイルクリア信号を送信
する(ステップs11)。
【0050】データ送信処理プログラム24は、データ
送信処理の完了をテーブル更新部29に通知する(ステ
ップs12)。それにより、テーブル更新部29は、ス
テータステーブル26の該当する内容を更新する。
【0051】また、本社ホストコンピュータ100のフ
ァイル分割処理プログラム13は、ファイル分割処理の
完了をテーブル更新部21に通知する(ステップs1
3)。それにより、テーブル更新部21は、ステータス
テーブル18の該当する内容を更新する。
【0052】次に、データベース更新処理プログラム1
5が起動される(ステップs14)。データベース更新
処理プログラム15は、日付別ファイル14に格納され
た業務処理データに基づいてデータベース16の内容を
更新した後、テーブル更新部21にデータベース更新処
理の完了を通知する(ステップs15)。それにより、
テーブル更新部21はステータステーブル18の該当す
る内容を更新する。
【0053】図5のデータ処理システムにおいても、支
社ホストコンピュータでの処理の遅延、通信回線での障
害の発生または各コンピュータでの障害の発生によっ
て、ある日において未完了の処理が発生しても、翌日に
その未完了の処理から当日の処理までが自動的に実行さ
れる。
【0054】
【発明の効果】以上のように第1および第2の発明によ
れば、処理の遅延または障害の発生によってある期間に
おいて未完了の処理が発生しても、次の期間にその未完
了の処理から現在の期間の処理までを自動的に実行する
ことができるので、オペレータが特別のリカバリー処理
を行う必要がない。したがって、システムの運用が容易
となり、運用工数も削減される。
【0055】特に、第2の発明によれば、各拠点から複
数期間分の業務処理データを一括して転送することがで
き、かつ一括して転送されたデータを一括して処理する
ことができるので、転送効率および処理効率が向上し、
各拠点でのコンピュータの運用効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデータ処理システム
の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される本社ホストコンピュータおよび
支社ホストコンピュータの詳細な構成を示すブロック図
である。
【図3】図2の本社ホストコンピュータおよび支社ホス
トコンピュータに含まれる制御装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本社ホストコンピュータおよび支社ホストコン
ピュータのステータステーブルの一例を示す図である。
【図5】この発明の他の実施例によるデータ処理システ
ムに含まれる本社ホストコンピュータおよび支社ホスト
コンピュータの詳細な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 本社ホストコンピュータ 200a,200b 支社ホストコンピュータ 11 データ受信処理プログラム 12 受信用ファイル 13 ファイル分割処理プログラム 14 日付別ファイル 15 データベース更新処理プログラム 16 データベース 17 制御装置 18 ステータステーブル 21 データベース 22 データ抽出プログラム 23 送信用ファイル 24 データ送信処理プログラム 25 制御装置 26 ステータステーブル a,b 拠点 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−41967(JP,A) 特開 平5−81111(JP,A) 特開 平4−64146(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の拠点から与えられる業務処理デー
    タを収集し、予め定められた期間ごとに一括して処理す
    るデータ処理装置であって、 前記各拠点からの業務処理データに対して予め定められ
    た処理を実行する複数の処理手段と、 期間別、拠点別および業務処理別に、前記各処理手段に
    よる処理の完了状況を格納する格納手段と、 前記格納手段に格納された前記完了状況を参照して、未
    完了の処理のうち最初に実行すべき処理を処理開始点と
    して検出する検出手段と、 未完了の処理から現在の期間の処理までを順次実行する
    ために、前記検出手段により検出された前記処理開始点
    に基づいて前記複数の処理手段を順次起動させる制御プ
    ログラムを作成する制御プログラム作成手段と、 前記各処理手段による処理の完了ごとに、前記格納手段
    に格納された完了状況を更新する更新手段とを備えた、
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の拠点の各々は、複数期間分の
    業務処理データを一括して転送する機能を有し、 前記複数の処理手段のいずれかは、前記複数の拠点から
    の業務処理データを期間別および拠点別に分類する機能
    を有する、請求項1に記載のデータ処理装置。
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