JP2773410B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は利用者が快適で、安全でかつ使いやすい操作
性を有する給湯装置に関する。
従来の技術 従来、この種の給湯装置は特開昭61−116185号公報に
示す構成があった。先ず、従来例の構成について、第4
図、第5図を参照しながら説明する。
第4図で、1は水側配管、2は湯側配管、3は水側
弁、4は湯側弁、5は水側弁駆動手段、6は湯側弁駆動
手段で湯側弁の弁開度を調節する。7は混合配管で水側
配管1と湯側配管2とが合流し、その下流に湯温検出手
段8と流量検出手段9とが設けられている。10は流量調
節手段で、混合湯の出湯開始もしくは停止、さらにカラ
ン11あるいはシャワー12への流路切換を行う。13は制御
部で湯温検出手段8、流量検出手段9の信号を入力し、
利用者が設定した設定値との差を検出し水側駆動手段
3、湯側駆動手段4及び流量調節手段10を介し湯温、流
量を調節する。
第5図は制御部13の一例で操作部を示す。14は操作盤
を示す。15は出湯開始手段で、混合湯や水などの出湯開
始指示を行う。16は停止手段で、出湯停止を行う。17は
出湯温度表示手段、18は湯温設定手段で出湯温度で増減
設定を行う。19は流量設定手段で出湯流量の設定値の増
減を行う。20は吐出口切換手段で、カラン11あるいはシ
ャワー12の切換を行う。
次にこの構成の動作について説明する。利用者が例え
ばシャワーを利用するとき、出湯開始手段を操作し次に
吐出口切換手段20を操作し、シャワー12を選択する。前
述の操作信号が制御部13に入力されると、制御部13は流
量調節手段10を介しシャワー12側に流路を切換えると共
に、設定流量に調節する。さらに水側弁3、湯側弁4の
弁開度を調節して設定温度に湯温調節する。
ここで利用者が出湯流量が多く強すぎると判断したな
らば、流量設定手段19を操作し設定流量を下げる。逆に
流量が少ないと判断したならば、流量設計値を上げる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の給湯装置は次のような課題
を有していた。利用者全ての視力は良好とは限らず近視
者、遠視者、乱視者等の離視者がおり、操作部を見誤っ
て操作する可能性がある。また浴室は湯煙などで照明の
光が乱反射し操作部が見にくく、誤操作の可能性があ
る。例えばシャワーを浴びているときに流量設定値を下
げようとして、誤って増加するスイッチを操作してしま
った場合、とくに高水圧地域では突然強い流量の湯が出
てきて危険な場合がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、利用者が
誤って操作することのない給湯装置を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、適温をつくる給
湯手段と、利用者の指示音声を入力する音声入力手段
と、入力したあいまいな指示音声を認識する音声認識手
段と、前記音声認識手段の出力信号で出湯開始したりも
しくは停止する流量調節手段と、前記シャワー等の出湯
流量と利用者が望む設定流量との関係を制御規則として
記憶する制御規則記憶手段と、前記音声認識手段からの
出力信号と前記制御規則から推論し利用者が所望する流
量設定値を設定する制御推論手段と、前記制御推論手段
で求めた流量設定値に出湯流量を調節する流量制御手段
とを備えている。
作用 本発明のシャワー装置は上記構成により、利用者が発
した音声命令を音声認識手段で認識し、まず出湯指示命
令で流量調節手段を付勢し開成制御する。つぎに利用者
が設定流量を所望値まで変更するためにあいまいな言葉
で指示命令を発すると、その命令を認識し、認識した信
号と制御規則とから制御推論手段で推論しあいまいさの
程度に応じた設定流量を求める。そして流量制御手段で
は求めた新設定値に出湯流量を調節する。
利用者が音声で指示を出すことによって確実にかつ間
違うことなく所望の流量の湯を得ることができる。ま
た、設定流量変更の場合あいまいな指示命令でも適切な
流量に設定できる。
実施例 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1図
は本発明の全体構成図であり、第4図、第5図の従来技
術の同一の相当物には同一符号を付している。
先ず本発明の構成より説明する。第1図で21は混合手
段で、給湯装置22より送られる高温湯と水道水とを混合
しシャワーなどに適した湯を作る。23は給湯手段で、第
1図では給湯装置21と混合手段22とからなる。また、給
湯手段23は給湯装置22のみで構成されることもある。24
は流量調節手段で、カラン11、シャワー12に出湯口を切
り換えるとともに湯の出湯、停止、さらに流量調節を行
う。25は制御部で、給湯手段23、及び流量調節手段24の
コントロールを行う。26は操作手段で制御部25に設定信
号や操作信号を出力する。
第2図にその一実施例を示す。第2図で27は音声入力
手段(例えばマイクロホンなどでシャワールームの壁面
や操作部などに設置される)で、利用者の指示命令を入
力する。28は音声認識手段で、29の音声分析手段と、30
は標準パターン登録手段と、31の類似度演算手段と、32
は識別手段とからなる。33は流量設定手段で、最初に出
湯する湯量の設定値即ちデフォルト値を設定する。固定
値もしくは利用者があらかじめボリューム等で設定でき
る。34は制御規則記憶手段で、前記シャワーなどから出
湯される湯の流量と利用者が所望する流量との関係を制
御規則として記憶している。制御規則記憶手段34は前件
記憶手段34aと後件部記憶手段34bとからなる。35は制御
推論手段で、識別手段32の出力信号と流量設定手段33と
制御規則記憶手段34との出力信号が入力される適合度演
算手段34aと、後件部記憶手段34bと適合度演算手段35a
とが入力される重み付け演算手段35bと、新しい流量設
定値を決定する重心演算手段35cとからなる。
36は流量制御手段で、制御推論手段35から出力された
流量設定値を元に流量検出手段9で求めた出湯流量とか
ら流量偏差を求める偏差演算手段37と、求めた流量偏差
をもとに流量調節手段24の付勢量を演算する付勢量設定
手段38とからなる。
次に本発明の構成の動作を説明する。第3図に動作を
示すフローチャートを示す。利用者が音声入力手段27に
むかって指示命令を発する。例えば“シャワー”等と指
示する。音声は音声入力手段27を介し音声認識手段28に
入力される。入力された音声信号は音声分析手段29でフ
ィルターを介し特定周波数毎に分割する。次に標準パタ
ーン登録手段30から標準パターンを取り出し類似度演算
手段31で分割された入力信号と比較する。そして信号と
パターン信号との距離を求め蓄積和、或は平均値(即ち
パターン間距離)を求める。第3図のP1〜P4に相当す
る。識別手段32では求めたパターン間距離より該当する
単語を認識する。そして認識信号を付勢量設定手段38に
出力する。付勢量設定手段38が認識信号を受けると、流
量調節手段24の付勢量を決定し出力する。そしてカラン
11やシャワー12より出湯されたり、停止される。
湯を出湯開始後、最初から音声による流量設定値の変
更指示がない場合、あらかじめ利用者によって設定され
ていた流量設定手段33のデフォルト値と流量検出手段9
で検出した流量値とから流量偏差を求め、付勢量設定手
段38で流量調節手段24の付勢量を決定し出力する。
また利用者が音声入力手段27を介して流量設定値変更
の指示を出した場合、例えば、“多く”あるいは“少な
く”、“もっとも多く”などのように利用者の主観に基
づいたあいまいな言葉で指示を出す。音声認識手段28で
認識され、制御推論手段35に出力する。推論制御手段35
では識別手段32からの入力信号と流量設定手段33からの
流量設定のデフォルト値と制御規則記憶手段34の制御規
則とから適合度演算手段35aで適合度を求める。求めた
適合度は後件部記憶手段35bの制御規則に重み付けす
る。次に重心演算手段35cで重み付けされた制御規則を
合成し重心を求める。即ち求めた重心値が新しい流量設
定値になる。以上がフローチャートのP6〜P10に相当す
る。
次に求めた流量設定値と流量検出手段9で検出した出
湯流量とから流量偏差を求める。そして付勢量設定手段
38では流量偏差を縮小するための最適な操作量を求め流
量調節手段に出力する。このようにして利用者が明確に
設定流量を指定しなくとも感覚的に判断し易い言葉で指
示を出すことができ、かつ好みに応じた流量の湯に調節
できる。
発明の効果 以上のように本発明の給湯装置によれば、適温湯をつ
くる給湯手段と、利用者の音声指示に入力する音声入力
手段と、入力した音声を認識する音声認識手段と、前記
音声認識手段の出力信号で湯の出湯開始、停止を行う流
量調節手段と、設定流量と流量調節指示の言葉との関係
を制御規則として記憶する制御規則記憶手段と、調節指
示信号と前記制御規則とから推論し最適な流量設定値を
求める制御推論手段と、前記制御推論手段の出力信号を
もとに出湯流量を調節する流量制御手段とからなり、利
用者が出湯流量の変更を行うとき音声入力手段を介しあ
いまいな指示信号を認識し、認識信号と制御規則とから
推論し最適な流量設定値を決定することによって確実に
所望する設定流量の湯を得ることができ、かつ利用者は
感覚的に判断できるあいまいな言葉で指示でき、最適な
流量の湯が得れるので誤操作によって突然強い流量の湯
を浴びたりという不快な状態に陥ることなく、また近視
眼者等の難視者が簡単に使え、極めて使いがっての向上
する効果を得ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の給湯装置の全体構成図、第
2図は同装置の制御ブロック図、第3図は同装置の動作
を示すフローチャート図、第4図は従来例の給湯装置の
全体構成図、第5図は同装置の操作手段の斜視図であ
る。 23……給湯装置、24……流量調節手段、27……音声入力
手段、28……音声認識手段、34……制御規則記憶手段、
35……制御推論手段、36……流量制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/044

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出湯手段に使用する適温の湯をつくる給湯
    手段と、前記出湯手段を使う利用者の指示音声を入力す
    る音声入力手段と、前記音声入力手段より入力した音声
    信号を認識する音声認識手段と、前記音声認識手段の出
    力信号により前記給湯手段からの湯を出湯または停止し
    たりあるいは、流量調節を行う流量調節手段と、出湯流
    量と利用者が望む流量との関係を制御規則として記憶す
    る制御規則記憶手段と、前記音声認識手段で認識した言
    葉による指示音声信号と制御規則とから推論し利用者が
    所望する流量設定値を求める制御推論手段と、求めた流
    量設定値に流量調節する流量制御手段とを備えた給湯装
    置。
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