JP2772942B2 - シート材の端縁部同士の熱溶着部構造 - Google Patents

シート材の端縁部同士の熱溶着部構造

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JP2772942B2
JP2772942B2 JP7302059A JP30205995A JP2772942B2 JP 2772942 B2 JP2772942 B2 JP 2772942B2 JP 7302059 A JP7302059 A JP 7302059A JP 30205995 A JP30205995 A JP 30205995A JP 2772942 B2 JP2772942 B2 JP 2772942B2
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のシート材の
端縁部同士を互いに熱溶着させることにより成形され、
埋立地など軟弱地を補強処理するために用いられるシー
トブロックに関し、より詳しくは、このシートブロック
において、隣り合うシート材の端縁部同士の熱溶着部構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記シート材には、従来、次のように構
成されたものがある。
【0003】即ち、長尺のシート材がその幅方向の中途
部を構成する繊維製の粗目材と、同上幅方向の各端縁部
を構成する繊維製の細目材と、これら粗目材と細目材の
各表面にコーティングされる樹脂製の表皮材とを備えて
いる。
【0004】上記シート材の成形方法について説明する
と、上記粗目材と細目材は繊維機械により一体的に成形
されるもので、この粗目材と細目材による長尺の第1中
間成形品はその長手方向で連続成形されて上記機械から
順次繰り出される。
【0005】また、上記中間成形品は、溶融状のコーテ
ィング材にどぶ漬けされ、その後、このコーティング材
が乾燥固化されて、上記表皮材が成形され、これによ
り、第2中間品が成形される。
【0006】次に、この第2中間品はその繰り出されて
くる端部側から所定の長尺寸法に順次切断され、これに
より、上記シート材が次々と成形される。
【0007】一般に、工場において、上記各シート材は
ほぼ水平方向で互いに並設され、隣り合う両シート材の
端縁部同士が上下に重ね合わされて互いに縫着により結
合させられ、これにより、互いに結合させられた所定の
枚数のシート材により、シートブロックが成形される。
【0008】そして、上記各シートブロックは埋立地に
搬送されて、ここで土砂に埋め込まれ、この際、上記粗
目材における無数の孔に土砂の粒子が入り込むことによ
り、土砂とシートブロックとの摩擦力が増大して、軟弱
地が補強される。また、通常、上記シートブロックは埋
立地に多数並設され、これらは互いに結合させられて、
上記補強が広範囲にわたって、より確実なものとされ
る。
【0009】上記の場合、細目材は粗目材に比べてシー
ト材の端縁部同士の結合力を高めるよう働く。また、表
皮材は粗目材や細目材の耐候性を向上させると共に、こ
れらの強度と剛性を向上させるよう働く。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術によれば、次のような問題がある。
【0011】即ち、従来では、両シート材の端縁部同士
は縫着によって結合させられており、土砂から各シート
材に与えられる負荷は上記した縫着後の糸に集中して、
この結合部の強度が不十分になり易い。このため、従
来、上記縫着は多重に行われているが、これにより、シ
ートブロックの成形が煩雑になっている。
【0012】そこで、上記成形を容易にするため、上記
表皮材を熱溶融性とし、両シート材の端縁部同士を互い
に面接触させて上記表皮材を介した熱溶着により強固に
結合させることが考えられる。
【0013】しかし、上記表皮材は細目材に単にどぶ漬
けによりコーティングされたものであって、薄肉のた
め、上記表皮材の熱溶着では結合強度が不足するおそれ
がある。
【0014】そこで、上記表皮材を厚肉にさせるようど
ぶ漬けの回数を増やすことも考えられる。しかし、これ
では、シート材の成形が煩雑となり、やはり、シートブ
ロックの成形が煩雑になるという問題がある。
【0015】一方、上記両シート材の端縁部同士を重ね
合わせて結合させる場合に、この重ね合わせ部の幅方向
の寸法が過少になると、縫着がしにくくなる。また、こ
れとは逆に、同上重ね合わせ部の幅寸法が過大になる
と、シートブロックの面積が過少になる。
【0016】そこで、従来では、上記両シート材の端縁
部のうち下側の端縁部の上面に予め基準線を描いてお
き、この基準線の視認により、上記重ね合わせ部の幅方
向の寸法を推定しながら、縫着を行っている。
【0017】しかし、上記した基準線を予め描くという
作業は別途に要求されるため、その分、上記シートブロ
ックの成形が更に煩雑となっている。
【0018】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、互いに並設された複数のシート材の端縁
部同士を上下に重ね合わせて結合させることにより、シ
ートブロックを成形する場合において、シート材同士の
結合が十分の強度でなされるようにすると共に、シート
ブロックの成形が容易にできるようにすることを課題と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明のシート材の端縁部同士の熱溶着部構造は、次
の如くである。
【0020】請求項1の発明は、長尺のシート材3がそ
の幅方向および/もしくは長手方向の中途部7を構成す
る繊維製の粗目材8と、同上幅方向および/もしくは長
手方向の各端縁部9を構成する繊維製の細目材10と、
これら粗目材8と細目材10の各表面にコーティングさ
れるカーボン入りで熱溶融性の樹脂製の表皮材11とを
備え、互いに並設された両シート材3,3の端縁部9,
9同士が上下に重ね合わされて互いに結合される場合に
おいて、上下に重ね合わされる上記両端縁部9,9のう
ちの下側の端縁部9の上面に長尺の熱溶融性樹脂材15
が取り付けられ、この樹脂材15の幅方向の寸法W3
シート材3の長手方向および/もしくは幅方向の各部で
ほぼ一定とされると共に、同上樹脂材15が上記した下
側の端縁部9にほぼ平行とされ、上記樹脂材15を介し
て上記両シート材3,3の端縁部9,9同士が互いに熱
溶着されたものである。
【0021】請求項の発明は、請求項の発明に加え
て、樹脂材15の色を表皮材11の色と相違させたもの
である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0023】図2において、符号1は海岸の平坦な埋立
地等の軟弱地であり、説明の便宜上、図中矢印Aの方向
を左右とし、これに直交する方向を前後方向とし、これ
らの方向はいずれもほぼ水平方向を意味している。上記
軟弱地1に沿って左右、前後に多数のシートブロック2
が並設され、これらシートブロック2は土砂に埋め込ま
れて、上記軟弱地1を補強する。
【0024】上記各シートブロック2は、左右に並設さ
れて前後方向に長尺の多数のシート材3を有し、これら
各シート材3は互いに結合されている。これら互いに結
合されたシート材3群は全体として平面視矩形をなし、
これの外縁に沿ってジョイントベルト4が取り付けられ
ている。隣り合うシートブロック2,2の各ジョイント
ベルト4,4同士がジョイント紐5によって互いに結合
され、これにより、上記軟弱地1の補強が広範囲にわた
ってより確実なものとされている。
【0025】図1〜5において、上記各シート材3は、
平面視で前後方向に長い長方形状をなして、互いに同形
同大とされている。各シート材3はその幅方向(左右方
向)の中途部7を構成するポリエステル(PET)等の
繊維製の粗目材8と、同上幅方向の各端縁部9,9を構
成する同上ポリエステル等の繊維製の細目材10と、こ
れら粗目材8と細目材10の各表面にコーティングされ
る表皮材11を備え、この表皮材11は塩化ビニール
(PVC)等の樹脂製とされて、熱溶融性を有してい
る。
【0026】上記シート材3の成形方法は、前記従来の
技術で説明した通りである。また、上記各シート材3の
寸法は、例えば、長手方向の寸法Lが30m、幅方向の
寸法Wが2m、中途部7の幅方向の寸法W1 は1.8
m、各端縁部9の幅方向の寸法W2 はそれぞれ0.12
m程度である。また、中途部7には無数の孔12が碁盤
目状に形成され、各孔12の寸法は例えば8mm×8mmで
ある。
【0027】左右に並設された上記シート材3,3のう
ち隣り合う両シート材3,3の端縁部9,9同士は上下
に重ね合わされている。これら上下に重ね合わされた端
縁部9,9のうちの下側の端縁部9の上面に、シート材
3の長手方向に沿って長尺で熱溶融性の樹脂材15が取
り付けられている。この樹脂材15の幅方向の寸法W3
はシート材3の長手方向の各部でほぼ一定とされてい
る。また、同上樹脂材15は上記した下側の端縁部9に
ほぼ平行に直線的に設けられている。
【0028】上記端縁部9に対する樹脂材15の取り付
けは、予め一定幅に成形されてロール状とされたテープ
形状の樹脂材15を上記端縁部9に接着剤により接着
し、もしくは熱溶着することによりなされる。
【0029】上記表皮材11は耐候性を向上させるため
にカーボン入りの黒色をなし、これに対する樹脂材15
は上記表皮材11とは色が相違しており、例えば、黄
色、白色等とされる。
【0030】そして、上記両端縁部9,9は樹脂材15
を上下から挟み付けた状態で、ライスター16の上部材
17と下部材18とによって、面接合状に圧接させられ
かつ加熱され、これにより、表皮材11と樹脂材15と
が熱溶融させられて、上記両シート材3,3の端縁部
9,9同士が互いに熱溶着により強固に結合させられ
る。上記ライスター16は電熱式や高周波式のもので、
かつ、自走式のものが用いられる。
【0031】上記実施の形態によれば、表皮材11が薄
肉であるとしても、これに加えて樹脂材15も熱溶融す
ることにより、上記両シート材3,3の端縁部9,9同
士が確実に溶着され、十分の結合強度が確保される。
【0032】しかも、細目材10は繊維製であって、縦
糸と横糸が重なり合う部分は凸となり、他の部分は凹と
なってその表面には無数の凹凸があるため、この細目材
10の表面に表皮材11と樹脂材15とを熱溶融させて
両シート材3,3の端縁部9,9を熱溶着させたときに
は、上記熱溶融した表皮材11と樹脂材15の一部が上
記凹凸に嵌り合って、これらが上記細目材10に強固に
結合し、上記両シート材3,3の端縁部9,9は十分の
強度で結合させられる。
【0033】また、前記したように、上下に重ね合わさ
れる端縁部9,9のうちの下側の端縁部9の上面に樹脂
材15が取り付けられ、この樹脂材15の幅方向の寸法
3がシート材3の長手方向の各部でほぼ一定とされる
と共に、同上樹脂材15が上記した下側の端縁部9にほ
ぼ平行とされている。
【0034】このため、特に図3で示すように、両シー
ト材3,3の端縁部9,9同士を重ね合わせて結合させ
る場合には、上記樹脂材15における粗目材8側の端を
基準線20とし、この基準線20と、上側の端縁部9の
端との幅方向の寸法W5 を視認することにより、上記重
ね合わせ部の幅方向の寸法W4 を推定しながら、上記溶
着作業を行えばよく、これにより、両シート材3,3の
端縁部9,9同士を溶着させる際のこれら端縁部9,9
の相対的な位置決めが、上記樹脂材15の利用によっ
て、正確にできることとなる。
【0035】また、前記したように、樹脂材15の色は
表皮材11の色と相違させられている。
【0036】このため、樹脂材15における粗目材8側
の端を基準線20として、これを視認するとき、この視
認が表皮材11とのコントラストで、より明確にできる
こととなる。
【0037】一方、シートブロック2の左右方向の端部
を構成するシート材3の端縁部9,9の上面に各ジョイ
ントベルト4,4が対向しており、上記各端縁部9,9
の上面にそれぞれ樹脂材15が取り付けられている。
【0038】そして、上記端縁部9と樹脂材15とは樹
脂材15を上下から挟み付けた状態で、同上ライスター
16によって、面接合状に圧接させられかつ加熱され、
これにより、表皮材11と樹脂材15とが熱溶融させら
れて、上記シート材3の端縁部9とジョイントベルト4
とが互いに熱溶着により強固に結合させられている。上
記ジョイントベルト4には例えば、50mmのピッチでジ
ョイント紐5を挿入させるジョイント孔23が形成され
ている。
【0039】上記ジョイントベルト4と端縁部9の結合
に関する実施の形態による作用は、前記したシート材3
の端縁部9,9同士を結合させたときのものと同様であ
る。
【0040】また、上記シート材3の長手方向の各端縁
部と、ジョイントベルト4とは、上記と同様に樹脂材1
5が挟み付けられて熱溶着させられている。
【0041】なお、以上は図示の例によるが、シートブ
ロック2は堤防の斜面や、がけの急斜面のような軟弱地
1に適用するものであってもよい。また、上記シート材
3をその長手方向の中途部を構成する粗目材8と、同上
長手方向の各端縁部を構成する細目材10と、これにコ
ーティングされる表皮材11とで構成してもよい。ま
た、上記樹脂材15を上記表皮材11とほぼ同じ黒色と
し、溶着したときに、その外表面に細かい凹凸ができる
ようにしてもよく、このようにすれば、溶着がなされた
か、否かが視認できる。
【0042】図6は、他の実施の形態を示している。
【0043】これによれば、上記シート材3の端縁部9
の上、下各面にそれぞれ樹脂材15が取り付けられてい
る。
【0044】一方、上記端縁部9に結合されるジョイン
トベルト4の端縁部は二又形状とされて上、下片21,
22を有し、これら上、下片21,22に上記端縁部9
が上下から挟み付けられて互いに溶着されるようになっ
ている。
【0045】上記実施の形態によれば、シート材3の
上、下面に方向性が無くなり、シートブロック2の成形
が容易となる。
【0046】また、シート材3とジョイントベルト4と
の結合強度がより向上する。
【0047】他の構成や作用は、前記した実施の形態と
同様である。
【0048】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0049】請求項1の発明によれば、長尺のシート材
がその幅方向および/もしくは長手方向の中途部を構成
する繊維製の粗目材と、同上幅方向および/もしくは長
手方向の各端縁部を構成する繊維製の細目材と、これら
粗目材と細目材の各表面にコーティングされるカーボン
入りで熱溶融性の樹脂製の表皮材とを備え、互いに並設
された両シート材の端縁部同士が上下に重ね合わされて
互いに結合されるシート材の端縁部同士の熱溶着部構造
において、上下に重ね合わされる上記両端縁部のうちの
下側の端縁部の上面に長尺の熱溶融性樹脂材が取り付け
られ、この樹脂材の幅方向の寸法がシート材の長手方向
および/もしくは幅方向の各部でほぼ一定とされると共
に、同上樹脂材が上記した下側の端縁部にほぼ平行とさ
れ、上記樹脂材を介して上記両シート材の端縁部同士が
互いに熱溶着されている。
【0050】このため、表皮材が薄肉であるとしても、
これに加えて樹脂材も熱溶融することにより、上記両シ
ート材の端縁部同士が確実に溶着され、十分の結合強度
が確保される。
【0051】そして、上記したように、端縁部同士が単
に熱溶着により結合されてシートブロックが成形される
ため、従来、端縁部同士を多重に逢着させてシートブロ
ックを成形していたことに比べて、このシートブロック
の成形が容易にできることとなる。
【0052】しかも、細目材は繊維製であって、縦糸と
横糸が重なり合う部分は凸となり、他の部分は凹となっ
てその表面には無数の凹凸があるため、この細目材の表
面に表皮材と樹脂材とを熱溶融させて両シート材の端縁
部を熱溶着させたときには、上記熱溶融した表皮材と樹
脂材の一部が上記凹凸に嵌り合って、これらが上記細目
材に強固に結合することとなる。
【0053】よって、上記両シート材の端縁部は十分の
強度で結合させられることとなる。
【0054】また、上記したように、上下に重ね合わさ
れる端縁部のうちの下側の端縁部の上面に長尺の樹脂材
が取り付けられ、この樹脂材の幅方向の寸法がシート材
の長手方向および/もしくは幅方向の各部でほぼ一定と
されると共に、同上樹脂材が上記した下側の端縁部にほ
ぼ平行とされている。
【0055】このため、両シート材の端縁部同士を重ね
合わせて結合させる場合には、上記樹脂材における粗目
材側の端を基準線とし、この基準線と、上側の端縁部の
端との幅方向の寸法を視認することにより、上記重ね合
わせ部の幅方向の寸法を推定しながら、上記溶着作業を
行えばよい。
【0056】よって、両シート材の端縁部同士を溶着さ
せる際のこれら端縁部の相対的な位置決めに、上記樹脂
材が利用されたことから、基準線を別途に描いていた従
来に比べて、シートブロックの成形が更に容易となる。
【0057】請求項の発明によれば、樹脂材の色を表
皮材の色と相違させてある。
【0058】このため、樹脂材における粗目材側の端を
基準線として、これを視認するとき、この視認が表皮
のコントラストで、より明確にできることとなる。
【0059】よって、上記基準線の視認による上記重ね
合わせ部の幅寸法の推定がより簡単にできる分、上記シ
ートブロックの成形が更に容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の部分拡大図である。
【図2】軟弱地において並設された複数のシートブロッ
クの斜視図である。
【図3】図1の部分拡大破断図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面作用説明図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面作用説明図である。
【図6】他の実施の形態で、図5に相当する図である。
【符号の説明】
1 軟弱地 2 シートブロック 3 シート材 4 ジョイントベルト 7 中途部 8 粗目材 9 端縁部 10 細目材 11 表皮材 12 孔 15 樹脂材 20 基準線 W3 (樹脂材の)幅方向の寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−38318(JP,A) 特開 平3−28412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 3/00 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のシート材がその幅方向および/も
    しくは長手方向の中途部を構成する繊維製の粗目材と、
    同上幅方向および/もしくは長手方向の各端縁部を構成
    する繊維製の細目材と、これら粗目材と細目材の各表面
    にコーティングされるカーボン入りで熱溶融性の樹脂製
    の表皮材とを備え、互いに並設された両シート材の端縁
    部同士が上下に重ね合わされて互いに結合されるシート
    材の端縁部同士の熱溶着部構造において 下に重ね合わされる上記両端縁部のうちの下側の端縁
    部の上面に長尺の熱溶融性樹脂材が取り付けられ、この
    樹脂材の幅方向の寸法がシート材の長手方向および/も
    しくは幅方向の各部でほぼ一定とされると共に、同上樹
    脂材が上記した下側の端縁部にほぼ平行とされ、上記樹
    脂材を介して上記両シート材の端縁部同士が互いに熱溶
    着されたシート材の端縁部同士の熱溶着部構造。
  2. 【請求項2】 樹脂材の色を表皮材の色と相違させた請
    求項に記載のシート材の端縁部同士の熱溶着部構造。
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