JP2772469B2 - コンテナ用の排出機能付きパレット - Google Patents

コンテナ用の排出機能付きパレット

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JP2772469B2 JP7146579A JP14657995A JP2772469B2 JP 2772469 B2 JP2772469 B2 JP 2772469B2 JP 7146579 A JP7146579 A JP 7146579A JP 14657995 A JP14657995 A JP 14657995A JP 2772469 B2 JP2772469 B2 JP 2772469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種薬品や飲食品その
他の液体あるいは粉体の輸送に用いられるコンテナ用の
排出機能付きパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば薬品や飲食品等の液体を収
容し輸送するコンテナとして、金属製やプラスチック製
のタンクが一般に用いられていたが、この種のタンク
は、かなり高価であり、また輸送先からの返送時等の空
コンテナの輸送や保管効率が劣る上、繰返し使用のため
の洗浄が行ない難いといった問題がある。
【0003】特に、内容物である液体の排出のために、
底部を漏斗状に形成してその底部中央に排出口を設け、
この排出口に弁付き排出管を接続しているが、排出管は
容易に取外せないようにタンク本体に一体的にあるいは
強固に取付けられているのが普通であり、そのため排出
管の部分の洗浄が特に面倒なものである。
【0004】また、顧客の要望により、あるいは輸送対
象物である液体の種類や粘度の違い等に応じて底部の傾
斜度を変更する必要がある場合は、タンク全体を変更す
る必要があり、特にプラスチック製タンクの場合、成形
用金型自体を変更する必要があって、きわめてコスト高
なものとなる。
【0005】一方、近年、合成樹脂フィルム等よりなる
液体用袋を剛性のある箱等の外枠と組合せて(例えば実
開昭6−35194号公報)使用し、この袋を1回の使
用ごとに廃棄することとして、洗浄作業を簡略化するこ
とが行なわれているが、この液体用袋と外枠とを組合せ
たコンテナは、袋の側面下端部に筒状排出口が設けられ
ているのが普通で、内容物である液体を最後までスムー
ズに排出できないといった問題がある。
【0006】なお、前記のような問題は、粉体用コンテ
ナの場合も同様である。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、袋を使用する液体や粉体の輸送用コンテナに好適に
使用でき、前記収納物の種類や粘性度等の違いに応じた
底部の傾斜度の変更等の要望にも容易にコスト安価に対
応でき、しかも繰返し使用に際しての弁付き排出管の洗
浄作業も容易に行なえる排出機能付きパレットを提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明のコンテナ用の排出機能付きパレットは、パレット
本体の上に、コンテナ用袋体を受支できる金属製の底受
体が載設されたパレットであって、底受体は、四周の立
上り側部から連続して内方に向って傾斜しかつ中央部に
開口を有する漏斗状の底部と、この底部下面に連接され
かつパレット本体に固定されて前記底部をパレット本体
の上方に支持する支持体部とよりなり、前記底部中央の
開口の周縁部の下面に、弁付き排出管の端部に設けられ
た取付用フランジが一側方から嵌入係止できる係止部が
設けられ、弁付き排出管が前記係止部に対するフランジ
の係合により脱着可能に取付けられ、取付けられた排出
管に対しコンテナ用袋体の排出口が接続可能に設けられ
てなることを特徴とするものである。
【0009】前記において、底受体の上部に、外枠が組
立て自在に設けられてなるものが好ましい。
【0010】
【作用】上記した本発明の排出機能付きパレットは、袋
に液体や粉体を収納して輸送するコンテナに使用するも
ので、この際、例えば液体等を収納するコンテナ用袋体
を底受体の上に載置するとともに、この袋体の排出口
を、底受体の底部中央の開口周縁部に取付けられている
弁付きの排出管に接続セットし、さらに必要に応じて、
底受体の上にコンテナ用袋体を保護する外枠を組付けて
おけばよく、このようにして袋体に輸送対象物である液
体等を収納して輸送に供する。この際、パレット本体を
利用してフォークリフトによる荷扱いができる。
【0011】そして輸送先等での内容物である液体等の
排出は、底受体の底部中央の開口周縁部に接続されてい
る排出管の弁を開くことによりそのまま排出できる。こ
の際、底受体の底部が漏斗状をなしているために、袋体
内の液体等を最後までスムーズに効率よく排出できる。
【0012】そして、輸送先からの返送時等の空コンテ
ナでの取扱いにおいては、袋は嵩低く折畳んで底受体の
底部に収納するか、あるいは廃棄処理することにより嵩
低くでき、輸送、保管効率を高めることができる。また
底受体の底部上に外枠が組立てられている場合において
も、外枠を折畳んで底部上に収納すればよく、嵩低くし
て取扱うことができる。
【0013】また本発明パレットの繰返し使用のための
洗浄に際しては、底受体の底部中央の開口周縁部の下面
に取付けられている弁付き排出管を取外すことにより、
容易に洗浄できる。特に、前記排出管は、開口周縁部の
下面の係止部に対するフランジの嵌入係止構造によって
取付けられているので、強固に固定したものとは異な
り、該排出管の脱着操作を容易に行なえる。
【0014】さらに本発明のパレットは、排出機能を備
えた金属製の底受体とパレットとを組合せて構成したも
のであるから、輸送対象物である液体や粉体等の種類に
応じて漏斗状の底部の傾斜度を変更する場合は、金属製
の底受体のみを変更するだけでよく、しかもその変更製
作も板金作業によって容易に行なえ、従来のプラスチッ
ク製タンク等のようにコンテナ全体を別の形に変更した
り、金型を変える必要がなく、容易にコスト安価に対応
できる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0016】図1は本発明パレット(A)の一部を欠截
した斜視図、図2および図3は同上の断面図である。
【0017】図において、(1)はプラスチック成形
体、木材、金属等の剛体よりなるパレット本体で、フォ
ークリフトのフォークを四周の任意の方向から挿入でき
るようになっている。
【0018】(2)は前記パレット本体(1)の上に載
設された鋼材等の金属材料よりなる底受体である。この
底受体(2)は、板金加工等により、四周の立上り側部
(3)から連続して内方に向って傾斜しかつ中央部に開
口(4)を有する漏斗状の底部(5)と、該底部(5)
の下面に連接されかつパレット本体(1)に固定されて
前記底部(5)をパレット本体(1)の上方に支持する
支持体部(6)とより構成されている。
【0019】図の場合、支持体部(6)は、パレット本
体(1)の上面の前後端部に位置する左右方向の板材
(7a)(7a)と、その内方において前記両板材を連
結する前後方向の板材(7b)(7b)とよりなる取付
板(7)が、パレット本体(1)の上面にボルト締結手
段により固定され、さらにこの取付板(7)上のパレッ
ト四隅位置にそれぞれ筒状の支持柱(8)が立設され、
また内方の開口(4)の周辺部位置部に4本の支持柱
(9)が立設されており、これらの支持柱(8)(9)
の上に、底部(5)が支持されている。四隅部の支持柱
(8)にパレット本体(1)の下面側から、締結手段
(10)としてのボルトが挿通され、該ボルトにナット
が締付けられて締結されている。四隅部においては外側
からのナット締結が可能なように、立上り側部(3)の
一部が内方に凹入形成されている。
【0020】このような底受体(2)の底部(5)の傾
斜度は、輸送対象物の液体の粘性や粉体の流動性等に応
じて適宜設定でき、またこの傾斜度の変更も、パレット
本体(1)とは別形成される底受体(2)の底部(5)
のみを変更することにより対応できることになる。
【0021】(11)は前記底部(5)中央の開口
(4)の周縁部に対し脱着可能に取付けられた弁(1
2)付きの排出管である。この排出管(11)の取付け
手段としては、その一端部に設けられた取付用フランジ
(13)を利用して、次の構成により容易に脱着できる
ように取付けている。
【0022】図4および図5に拡大して示すように、底
部(5)の四角形の開口(4)の周縁部下面には、四周
の一方(主に前方側)を除く3方の側縁に、内側に係止
溝(14)を形成する断面略鉤形状の係止部(15)を
溶接手段により固着するとともに、この前記排出管(1
1)の一端部に有する四角形の取付用フランジ(13)
の周縁部を、前記係止部(15)による係止溝(14)
に対し前方より嵌入し係止させることにより、脱着可能
に取付けている。これにより、繰返し使用のための排出
管(11)の洗浄作業が容易に行なえる。
【0023】なお、前記係止溝(14)に嵌入されるフ
ランジ(13)と、開口周縁部との間のシール性が要求
される場合、シール部材を貼着しておくか、あるいはパ
ッキング材(いずれも図示省略)を介在させるように
し、弾力的に押入できるようにする。
【0024】(16)は前記のように取付られた排出管
(11)の固定手段であり、排出管(11)を上下から
挟持する挟持部材(16a)を取付板(7)上に立設さ
れたボルト(16b)に締結することにより、排出管
(11)を固定できるようになっている。排出管(1
1)を脱着する際は、前記固定手段(16)の挟持部材
(16a)を取外せばよい。排出管(11)の先端部に
設けられる口金部材(18)は、例えば輸送先の貯留タ
ンクや配管に設けられたカムロッキング式その他の受け
口に対し挿嵌接続自在に設けておくのが好ましい。
【0025】(19)は前記底部(5)の開口(4)内
に露出する排出管(11)による口端部であり、使用の
際は、この口端部(19)に対してコンテナ用袋体(2
0)の排出口(21)が接続される。
【0026】図示する実施例の場合、コンテナ用袋体
(20)は、例えばポリエチレンフィルム等の合成樹脂
フィルムの単層もしくは複層のシートよりなる袋、また
はこれらとターポリン製シートとの組合せよりなる袋、
あるいはゴム製の袋よりなり、その上端部に筒状の注入
口(22)を有し、また底部中央に排出口(21)が設
けられている。排出口(21)は、図4に拡大して示す
ように、合成樹脂成形体により形成されて、そのフラン
ジ部(21a)に袋体(20)の底部が熱融着手段によ
り接合されており、外周に2本の周方向の凸部(21
b)を有する筒部(21c)を、前記口端部(19)に
対し押入し嵌着することにより密に接続できるようにな
っている。すなわち、前記排出口(21)を口端部(1
9)に対して嵌合手段により容易に接続でき、かつその
接続状態において前記2本の凸部(21b)がオーリン
グの役目を果すようになっている。
【0027】排出管(11)の口端部(19)に対する
排出口(21)の接続手段としては、前記のほか、嵌込
み手段や螺合手段を利用した種々の接続手段による実施
が可能であり、例えば、図6に示すように、排出管(1
1)の口端部(19)に径大部(19a)を形成し、該
径大部(19a)に袋体(20)の底部中央に取着され
た排出口(21)を嵌着するようにしてもよい。
【0028】上記の本発明に係るパレット(A)は、コ
ンテナ用袋体(20)がゴム製等の比較的強度、保形性
のある袋であって保護を必要としない場合には、図12
に示すように、その袋体(20)を底受体(2)の底部
(5)上に載置するとともに、排出口(21)を前記の
ように排出管(11)の口端部(19)に接続した状態
で、液体等を輸送するのに使用することもできるが、コ
ンテナ用袋体(20)が合成樹脂フィルム等の保形性の
低い袋よりなる場合、その他の必要に応じて、袋体を保
護する外枠を底受体(2)の上部に組立て構成して使用
する。
【0029】図7〜図11は、底受体(2)の上部に合
成樹脂成形体よりなる外枠(B)を組立て使用する場合
の1実施例を示している。
【0030】この実施例の場合、底受体(2)の四周の
立上り側部(3)を、それぞれ内外側板(31)(3
2)と上板部(33)とにより断面略角形に形成すると
ともに、外側板(32)の上端を上板部(33)よりや
や高くして、その内側に上板部(33)による段部を形
成している。そして外側板(32)内側の前記段部上
に、外枠(B)の下部材(40)を嵌合固定し、この下
部材(40)に前後左右の側板(41a)(41a),
(41b)(41b)よりなる外枠本体(41)を折畳
み可能に連結して組立て構成することとしている。前記
下部材(40)および外枠本体(41)は、それぞれ合
成樹脂成形体よりなり、その内面が立上り側部(3)の
内面、すなわち内側板(31)の内面と面一になるよう
に形成されている。
【0031】前記の下部材(40)を底受体(2)に固
定する手段として、下部材(40)の左右部(40b)
(40b)を前後部(40a)(40a)より高く形成
し、図 に拡大して示すように、四隅部における前後部
(40a)の両端部の上に左右部(40b)の端部が位
置するように形成し、これら両者の端部にパレット四隅
部の締結手段(10)であるボルトを、バレット本体
(1)の下面から支持柱(8)を通して挿通し、このボ
ルトに下部材(40)の上からナット締めすることによ
り、パレット本体(1)に底受体(2)と共に一体に固
定するようにしている。
【0032】さらに下部材(40)に対する外枠本体
(41)の連結手段として、下部材(40)の前後部
(40a)および左右部(40b)のそれぞれ内面に、
上端に開口する切欠凹部(42)を複数形成するととも
に、図11に拡大して示すように端部近くの切欠凹部
(42)の側面に、上端部近傍で内面に開口(43a)
してかつ内方ほど広がったアリ溝状の係合溝(43)を
形成し、他方、外枠本体(41)の前後の側板(41
a)および左右の側板(41b)の下端にそれぞれ前記
切欠凹部(42)に嵌合する凸起(44)を突設すると
ともに、この凸起(44)の前記係止溝(43)と対応
する側面に、係合溝(43)に対し開口(43a)の部
分から嵌入する係合凸部(45)を設けている。
【0033】すなわち、前記の係合溝(43)に対して
係合凸部(45)を嵌入し係合することにより、前後左
右の各側板(41a)(41b)を下部材(40)の前
後部(40a)および左右部(40b)の上に起立で
き、かつ内方へ折畳み可能に連結されることになる。起
立させた各側板(41a)(41b)同士は、側板の側
端部に有する係止手段(図示省略)等により結合するよ
うに構成すればよい。(46)は合成樹脂成形体よりな
る蓋体である。
【0034】なお、下部材(40)の前後部(40a)
と左右部(40b)に高低差をつけて、これに連結され
る前後側板(41a)と左右側板(41b)の前記係合
凸部(45)による連結高さに差をつけておくのが、各
側板(41a)(41b)を底部(5)上に折畳むこと
ができ好ましい。
【0035】すなわち、この実施例の場合、内部のコン
テナ用袋体(20)に液体等の輸送対象物を収納した状
態において、内部の袋体(20)を外枠(B)により保
護でき、かつ積み重ねも可能であり、一方、輸送先から
の返送時等の空パレットの取扱いにおいては、嵩低く折
畳んでおくことができるので、輸送、保管効率を向上で
きる。
【0036】本発明のパレット(A)と組合せ使用する
外枠としては、上記した実施例の構造によるものに限ら
ず、底受体(2)の上部に組立て自在で、かつ底部
(5)上に折畳み可能な種々の構造による実施が可能で
ある。
【0037】図13は、段ボール製の外枠(B1)を底
受体(2)の上部に組立て可能に設けた場合を示してい
る。
【0038】この実施例の外枠(B1)は、一方の相対
向する両側面部、例えば左右の両側面部(51)(5
1)がガセット状に折込み可能に構成されており、各筒
状に広げた状態で底枠体(2)の立上り側部(3)の内
側に嵌合することにより組立てセットできるとともに、
底枠体(2)から分離して前記側面部(51)を内方に
折込むことにより、底部(5)上に載置収納できるよう
になっている。この実施例の場合、立上り側部(3)を
内外側板による2重構造に構成しておく必要がない。
(52)は合成樹脂成形体あるいは段ボールよりなる蓋
体である。
【0039】したがって、この実施例による場合も、内
部のコンテナ用袋体(20)に液体等を収納した輸送状
態においては、図13のように袋体(20)を保護で
き、また輸送先からの返送時等の空パレットの取扱い時
には、嵩低くしておくことができる。
【0040】上記したいずれの実施例においても、例え
ば液体等を収納するコンテナ用袋体(20)を底受体
(2)の上に載置し、排出口(21)を底部(5)中央
の開口周縁部に取付けられている弁付きの排出管(1
1)に接続セットしておいて、袋体(20)に輸送対象
物である液体等を収納して輸送するのに使用するが、こ
の際、パレット本体(1)を利用してフォークリフトに
よる荷扱いができる。また輸送先等での液体等の排出作
業も、底受体(2)に取付けられている排出管(11)
の弁(12)を開くことにより、そのまま排出でき、こ
の際、底受体(2)の底部(5)が漏斗状をなしている
ために、袋体(20)内の液体等を最後までスムーズに
効率よく排出できる。
【0041】
【発明の効果】上記したように本発明の排出機能付きパ
レットによれば、液体や粉体を収納するコンテナ用袋を
使用するコンテナに好適に使用でき、輸送時の取扱いが
容易でかつ輸送先での排出作業を容易にかつ能率よく行
なえるばかりか、特に開口周縁部の下面に嵌入係止構造
によって取付けた排出管の脱着操作が容易であり、その
ため繰返し使用のための洗浄作業も排出管を取外すこと
により容易に行え、洗浄に伴う排出管の脱着作業、ひい
ては洗浄作業を能率よく行なうことができる。また排出
機能を備える金属製の底受体とパレットとを組合せ構成
してあるので、収納物の種類や粘性度等の違いに応じた
底部の傾斜度の変更等の要望にも容易にコスト安価に対
応できる。
【0042】さらに、請求項2のように外枠を組合せ構
成した場合、コンテナ用袋体の保護を良好になすととも
に、輸送先からの返送時や不使用時には外枠を底受体上
に嵩低く折畳んでおくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す一部を欠截した斜視図
である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の縦断正面図である。
【図4】開口周縁部に対する排出管の取付け状態と袋体
の排出口の接続状態を示す一部の拡大断面図である。
【図5】同上の取付け前の一部の斜視図である。
【図6】他の袋体の排出口の接続状態を示す一部の拡大
断面図である。
【図7】外受体上に外枠の下部材を取付けて外枠本体の
側板を取外して示す斜視図である。
【図8】下部材上に外枠本体を取付けコンテナ用袋体を
セットした断面図である。
【図9】外枠の下部材の取付け状態を示す一隅部の拡大
斜視図である。
【図10】同上の縦断面図である。
【図11】外枠本体の側板の取付け構造を示す一部の拡
大斜視図である。
【図12】外枠を使用しない使用状態を断面図である。
【図13】段ボール製の外枠を組合せた使用状態の断面
図である。
【符号の説明】
(A) 本発明のパレット (1) パレット本体 (2) 底受体 (3) 立上り側部 (4) 開口 (5) 底部 (7) 取付板 (8)(9) 支持柱 (10) 締結手段 (11) 弁付き排出管 (13) 取付用フランジ (14) 係止溝 (15) 係止部 (19) 口端部 (20) コンテナ用袋体 (21) 排出口 (B)(B1) 外枠 (40) 下部材 (41) 外枠本体 (47)(52) 蓋体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレット本体の上に、コンテナ用袋体を受
    支できる金属製の底受体が載設されたパレットであっ
    て、 底受体は、四周の立上り側部から連続して内方に向って
    傾斜しかつ中央部に開口を有する漏斗状の底部と、この
    底部下面に連接されかつパレット本体に固定されて前記
    底部をパレット本体の上方に支持する支持体部とよりな
    り、前記開口の周縁部の下面に、弁付き排出管の端部に
    設けられた取付用フランジが一側方から嵌入係止できる
    係止部が設けられ、弁付き排出管が前記係止部に対する
    フランジの係合により脱着可能に取付けられ、取付られ
    た排出管に対しコンテナ用袋体の排出口が接続可能に設
    けられてなることを特徴とするコンテナ用の排出機能付
    きパレット。
  2. 【請求項2】底受体の上部に、外枠が組立て自在に設け
    られてなる請求項1に記載のコンテナ用の排出機能付き
    パレット。
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