JP2772337B2 - 文字板等の自動組込み装置 - Google Patents

文字板等の自動組込み装置

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JP2772337B2 JP13718494A JP13718494A JP2772337B2 JP 2772337 B2 JP2772337 B2 JP 2772337B2 JP 13718494 A JP13718494 A JP 13718494A JP 13718494 A JP13718494 A JP 13718494A JP 2772337 B2 JP2772337 B2 JP 2772337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字板を時計機
械体に自動的に組込む組込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から文字板を時計機械体に自動的に
組込む装置は、組立てロボットが文字板を把持してこれ
を回転させ、この回転動作によって文字板を度当り部材
に当接させて位置決めし、そこでこの文字板を降下させ
て時計機械体の嵌合溝に組込むものであった。そして、
この位置決め手段である度当り部材は、固定的に設置し
てあり、常に一定位置での位置決めを行い組込むもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、時計機械体
を常に定位置で位置決めするものは同一工程でありなが
ら時計機械体の金型の加工誤差などによって微妙に変化
しているものであり、組込まれる文字板の下方の所定位
置に設置されるとは限らない。もし時計機械体の組立て
位置が所定位置から僅かでもずれて誤差がある場合に
は、文字板は定位置の度当り部材に当接するため、文字
板が設計通りに所定位置から所定方向に降下させても、
この文字板を時計機械体に組込めないことがある。
【0004】そこで、本発明の目的は、時計機械体等被
組込み部品の設置位置が所定の位置とずれていても、度
当り部材がその誤差に追従して文字板などの組込み部品
の組込みが正確にできる文字板等の自動組込み装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、度当り
部材は、進退可能に設けてありかつ被組込み部品に設け
てある突部に当接可能であり、度当り部材が上記被組込
み部品に当接した状態において、この度当り部材の一端
面は上記被組込み部品の嵌合部の内面と同一面となり、
この面は上記組込み部品の上記突部を上記嵌合部へ案内
するガイド面となるところにある。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。まず全体構成から説明すると、図4に示すように、
下方には搬送ラインのベルトコンベア1が敷設してあ
り、このコンベアに所定間隔をもって設けてあるパレッ
ト2上に被組込み部品の一例としての時計機械体3を載
置し搬送している。コンベア1の上方には、組立てロボ
ット4が設置してあり、このロボットはX軸移動体4a
とY軸移動体4bとZ軸移動体、つまり垂直移動駆動体
4cとからなり、この垂直移動駆動体の前面には、ブラ
ケット5を介して回転手段の一例としての駆動モータ6
が設置してある。駆動モータ6の駆動軸6aの下端に
は、チャック本体7が設けてある。図1に示すように、
チャック本体7の下面には複数のチャック7aが垂設し
てあり、このチャックの吸引作用によって組込み部品の
一例としての文字板8が吸着されるようになっている。
そして、文字板8はチャック7aにより吸着された状態
で、時計機械体3に組込まれる。
【0007】ところで、文字板8の外形は、図3に示す
ように円板状で、対向する位置関係で突部8a,8aが
一体的に形成してある。また時計機械体3も外周部に対
向位置関係で2つ(図1,2に一方のみ図示)の突部3
a,3aがあり、この突部の間は文字板8の突部8aが
嵌合可能な被組込み部品の嵌合部の一例としての嵌合溝
3bとなっている。そして、時計機械体3の径は、文字
板8の突部8aの外径にほぼ一致している。
【0008】次に度当り装置10について説明する。図
1,2に示すように、度当り装置10はチャック本体7
を中心として対向する位置に設けてあるもので、この両
度当り装置は、実質的に同一構造となっている。逆L字
状の支持体11が固定的に設置してあり、この支持体の
左右に伸びる上板の底面には、ガイド溝を左右方向に形
成したガイド11aが垂設してある。また、逆L字状の
度当り部材9の上面には、ガイド突起9aが突設してあ
り、このガイド突起は支持体11のガイド溝に嵌合し、
このガイド溝に沿って度当り部材9が前後に移動自在に
設けてある。そして、支持体11の基部の前面と度当り
部材9の背面との間には、度当り部材9の移動駆動手段
である圧縮されているスプリング12とエアシリンダ1
3とが介設してある。度当り部材9の先端部には、その
下面に直角な段部9bが形成してあり、この段部から度
当り部材9の一端面の一例としての先端面9cまでの距
離は、時計機械体3の突起3aの横幅と同一である。度
当り部材9の先端面9cは文字板8の突部8aに当接可
能に形成されている。
【0009】次に本発明の作用について説明する。先ず
エアシリンダ13の空気圧を開放すると、スプリング1
2のばね力により、度当り部材9は進出し、この度当り
部材の先端の段部9bは時計機械体3の突部3aに当接
して停止する。この時、もし時計機械体3の組立て位置
に誤差があっても、度当り部材9はその誤差に追従して
いる。これが図1の状態である。この時、度当り部材9
の先端面9cは、時計機械体3の突部3aの内面と同一
面、即ち嵌合溝3bの内面と同一面になっている。他方
では、文字板8が組立てロボツト4により、X,Y軸方
向に移動されながら時計機械体3の上方に位置してい
る。
【0010】そして、度当り部材9,9は、図3に示す
ように、文字板8の接線方向に位置しているため、垂直
移動駆動手段4cにより文字板8は、図1の位置からさ
らに下方に降下させることができ、度当り部材9の先端
面9cに当接可能なレベルに位置させる。この時の文字
板8の突部8aと度当り部材9,9との位置関係を平面
から見ると、図3の鎖線状態にある。そこで駆動モータ
6が回転駆動し、図3に示すように文字板8を反時計方
向に回転させ、この文字板の突部8a,8aを、実線で
示すように度当り部材9,9の先端面9c,9cに当接
させる。
【0011】そこで垂直移動駆動手段4cにより文字板
8を降下させると、この文字板の突部8aは、同一面に
なっている度当り部材9の先端面9cと時計機械体3の
突部3aの内面とにガイドされて、この時計機械体の嵌
合溝3b内にスムーズに侵入し嵌合する。すなわち、先
端面9cは文字板8の突部8aを時計機械体3の嵌合溝
3bへ案内するガイド面となっている。
【0012】その後、チャック7aの吸引作用を停止
し、文字板8を開放してチャック本体7を上昇させる。
同時に、エアシリンダ13を作動させてスプリング12
のばね圧に抗して収縮させて度当り部材9を後退させ
る。この状態が図2である。なお、本実施例では、組込
み部品を文字板としているが、文字板に限るものでない
ことは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明では、度当り部材が進退可能であ
るため、もし被組込み部品の組立て位置に誤差があって
も、この度当り部材はその誤差に追従可能であり、さら
に、この度当り部材の一端面が被組込み部品の嵌合部の
内面と同一面となって組込み部品を組込むときのガイド
作用をするので、組込み部品をスムーズに組込むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組込み部品を被組込み部品に組込む直前の状態
を示す正面図である。
【図2】組込み部品を被組込み部品に組込んだ後の状態
を示す正面図である。
【図3】組込み部品と度当り部材との位置関係を示す平
面図である。
【図4】被組込み部品の搬送手段と組込み部品の移動回
転手段を示す正面図である。
【符号の説明】
3 被組込み部品(時計機械体) 3a 被組込み部品の突部 3b 被組込み部品の嵌合部(嵌合溝) 6 回転手段(駆動モータ) 8 組込み部品(文字板) 8a 組込み部品の突部 9 度当り部材 9c 度当り部材の一端面(先端面)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突部が形成してある組込み部品を、この
    突部が嵌合する嵌合部が形成してある被組込み部品に組
    込むもので、上記組込み部品を保持しこれを回転させる
    回転手段と、上記組込み部品の上記突部が当接可能な度
    当り部材が設けてある自動組込み装置において、 上記度当り部材は、進退可能に設けてありかつ上記被組
    込み部品に設けてある突部に当接可能であり、 上記度当り部材が上記被組込み部品に当接した状態にお
    いて、この度当り部材の一端面は上記被組込み部品の上
    記嵌合部の内面と同一面となり、この面は上記組込み部
    品の上記突部を上記嵌合部へ案内するガイド面となるこ
    とを特徴とする文字板等の自動組込み装置。
JP13718494A 1994-06-20 1994-06-20 文字板等の自動組込み装置 Expired - Fee Related JP2772337B2 (ja)

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