JP2772268B2 - 蠕動ポンプ - Google Patents
蠕動ポンプInfo
- Publication number
- JP2772268B2 JP2772268B2 JP7251306A JP25130695A JP2772268B2 JP 2772268 B2 JP2772268 B2 JP 2772268B2 JP 7251306 A JP7251306 A JP 7251306A JP 25130695 A JP25130695 A JP 25130695A JP 2772268 B2 JP2772268 B2 JP 2772268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- rotor
- cover
- flexible tube
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B43/00—Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
- F04B43/12—Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action
- F04B43/1253—Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action by using two or more rollers as squeezing elements, the rollers moving on an arc of a circle during squeezing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蠕動ポンプに関す
る。 【0002】蠕動ポンプにおいて、可撓管は、ロータに
担持され且つ円形軌道に沿って転動するころと、該ころ
の軌道に近接し且つ該ころの表面と同心状の表面を有す
るレースとの間にて圧縮される。可撓管の閉塞部が前進
すると、その前方の流体は強制的に可撓管内に流動して
ゆく。 【0003】 【従来の技術】従来の蠕動ポンプにおいては、ころの周
面は全体的に円柱表面であるため、可撓管を駆動領域
(可撓管が圧縮され、ロータの回転によりポンプ作動が
行われるところのころとレース表面との間の領域)に適
正に位置付けるのは困難であった。適正な位置付けを短
時間に行うためには熟練を要していた。 【0004】また、逆に可撓管を取り外す場合、それを
行うための特別の手段は開発されていなかった。したが
って、短時間での可撓管の取り外しにも、やはり熟練を
要していた。 【0005】さらに、可撓管を適正位置に位置決めした
のち、その状態を維持するためには、ロータに設けられ
且つ可撓管に対して移動可能なガイド装置を使用してい
た。しかしながら、かかるガイド装置は、可撓管と常時
接触するため、摩擦により可撓管の寿命を著しく短くし
ていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、可撓管の適正な位置決めおよび取り外しの少なくと
もいずれか一方が短時間で簡単かつ自動的に行えるよう
にして、蠕動ポンプを使用する際の補助的作業の労力を
軽減することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明によれば、支持体と、円形軌道内を転動す
るロータ・ころを担持し、ロータ軸線を中心として回転
可能なように前記支持体に取付けられたロータと、前記
円形軌道との間の管駆動領域内にて取り外し可能な可撓
管を支持する円形部分の一部を画成する内面を有し、前
記支持体に固定的に設けられているレースにして、該内
面が前記ロータ軸線に対して垂直の面内にて前記ロータ
軸線から等半径の箇所を備えている前記レースと、を備
え、前記レースの前記内面は、前記ロータ軸線に平行な
方向に沿って前記管駆動領域の外側に隣接する管取付け
領域を提供すべく、前記ロータ・ころから間隔を置かれ
ており、前記管取付け領域と前記管駆動領域との間に
は、前記可撓管が前記管取付け領域と前記管駆動領域と
の間を移動するのに十分な開口領域が形成されており、
前記ロータ・ころは、前記管取り付け領域にて小径部を
有し、また、前記管駆動領域にて前記小径部の内側に隣
接する大径部を有し、前記小径部は先細になったテーパ
表面を備えており、前記大径部は一定の径を備え且つ前
記可撓管の幅全体を乗せるのに十分な長さを備えてお
り、かかる該ロータ・ころの径の差によって、前記ロー
タが回転する間に前記可撓管が前記管取付け領域から前
記管駆動領域まで移動して自己装填作用を行い得るよう
になされていることを特徴とする蠕動ポンプが提供され
る。 【0008】前記可撓管を管挿入開口部から前記管取付
け領域まで挿入できるよう前記レースから十分に間隔を
おかれた装填位置と、前記管挿入開口部が閉じられる運
転位置との間を、前記ロータ軸線に対し平行な方向に動
くよう前記レースに取付けたカバーが設けられ、該カバ
ーが、前記装填位置では前記管取付け領域の上方に伸長
し且つ前記運転位置では前記管取付け領域内に位置決め
されるリップ体を備え、前記カバーが前記運転位置にあ
るとき、前記可撓管が前記管駆動領域から前記管取付け
領域へと動くのを前記リップ体によって防止し得るよう
にしてもよい。 【0009】前記カバーが前記運転位置から前記装填位
置まで動く際に、前記ロータ軸線に対し平行で且つ前記
ロータ・ころから離反する方向に向けて前記可撓管を動
かすようになされたリフターを設けてもよい。 【0010】前記リフターが、前記カバーに取付けたリ
フターころであり、前記リフターころが、前記カバーが
前記運転位置にあるときは前記ロータ・ころの下方に位
置し、前記カバーが前記運転位置から前記装填位置まで
動くときは、前記ロータ軸線に対し平行な軸線に沿って
前記ロータ・ころの領域を通過して動くようにしてもよ
い。 【0011】前記装填位置と前記運転位置との間で前記
ロータ軸線に対し平行な方向に前記カバーを動かす手段
を設けてもよい。 【0012】前記カバーを動かす前記手段が、前記カバ
ーに接続された直線方向に変位可能な駆動軸を駆動する
ステッピングモータを備えており、前記カバーが、ガイ
ド軸を介して前記レースに摺動可能に取付けられるよう
にしてもよい。 【0013】前記カバーが、前記カバーの動く方向に伸
長し且つ前記運転位置にあるときに前記レースの一部に
掛かる表面を有するようにしてもよい。 【0014】前記カバーが、前記ロータおよび前記管駆
動領域の上側の位置になるように枢動可能に取付けた錠
止可能な面板を備えるようにしてもよい。 【0015】ころの大径部を円柱形とし、小径部を円錐
形とし、ころ自体がばね荷重によって半径方向に偏倚さ
れるようにしてもよい。 【0016】 【発明の実施の形態】第1図を参照すると、透析液調製
機械の正面(正面板12のみ図示)に取り付けた蠕動ポ
ンプ10が示してある。この蠕動ポンプ10に隣接する
正面板12には、ジョー18によって使い捨て可能な流
体室カセット15が取り付けてあり、ポンプ10は、こ
の流体室カセット15の可撓管を受け入れ得る位置に配
設されている。蠕動ポンプ10は、半円およびこの半円
に達する真っすぐな正接部分22、24を画成する内面
16を有するレース14を備えている。ポンプロータ2
6は、一端にて回転可能なように取り付けれられ、他端
にてばね荷重によって半径方向外方に偏倚されたころ2
8をころ支持体29上に担持している。略U字形の管ガ
イド32およびその上に駆動可能に取り付けられてロッ
ク可能な透明のプラスチック製カバー34を有する可動
カバー30がレース14およびロータ26を覆ってい
る。 【0017】次に、第1図、第2図、第6図および第7
図を参照すると、カバー34の管ガイド32は、ガイド
軸36に摺動可能なように取り付けられ、支持体42に
取り付けたステッピングモータ40によって縦軸に沿っ
て変位可能なねじ軸38に接続されている。 【0018】第3図を参照すると、ころ28(TFE含
有率20%のアセタール、デルリンAF)は、直径2
4.257mm(0.955インチ)の円柱形をした中央
の大径部46と、該大径部46の両側において該大径部
46に対して10°の角度にて配設された円錐形の小径
部48とを備えている。小径部48は直径22.580
6mm(0.889インチ)の外端面を有している。 【0019】大径部46は一定の径を備え且つ可撓管1
3の幅全体を乗せるのに十分な長さを備えている。ま
た、大径部46に隣接する円錐形の小径部48は、先細
になったテーパ表面を備えている。側壁50の内面16
は、ころ28の大径部46と整合するように対面する同
様の大径部52と、ころ28の円錐形の小径部48と整
合するように対面する斜め小径部54とを備えている。
可撓管13は、ころ28の大径部46と内面16の大径
部52との間に画成された管駆動領域56内で閉塞(圧
縮)されている。管駆動領域56の軸方向外側には、こ
ろ28の小径部48と内面16の斜め小径部54との間
に画成された管取付け領域58が位置している。第3図
に示すような運転位置にあるときには、管取付け領域5
8は、管ガイド32のリップ体60によって塞がれてい
る。 【0020】第4図を参照すると、管ガイド32は、管
ガイド32によって担持されたアーム64で支持したロ
ーラの形態をとるリフター62を備えている。 【0021】次に作用について説明する。 【0022】新たな患者に使用せんとする場合、まず、
可動カバー30を第6図に示す装填位置(可撓管を装填
するときにとる位置)に動かす。プラスチック製カバー
34が閉じられ、これは通常の運転中には開放しない。
ジョー18の前面にカセット15を動かし、ジョー18
と係合する位置にする。これと同時に、ループ状可撓管
13を管挿入開口部66を通して動かし、管取付け領域
58内に位置決めする。 【0023】ステッピングモータ40を作動させ、ねじ
軸38を内方に駆動することによって、ロータ26の反
時計方向の回転と同時に管ガイド32がレース14の方
向に動かされ、ループ状可撓管13の自動装填が開始さ
れる。ころ28は、管取付け領域58に対面する部分に
小径部48を有し、また、該小径部48に軸方向に隣接
した中央部に大径部46を有しているため、かかる径の
差異(すなわち周速度の差異)に基づき、管取付け領域
58における管13は管駆動領域56内に押し出される
ことになる。すなわち、円錐形の小径部48上の可撓管
13は、徐々に大径部46の方向へと自動的に移動し、
該大径部46上に位置決めされるのである。 【0024】ころ28の大径部46に対向するレース1
4の内面16の大径部52は、ロータ軸線に対して垂直
の面内にてロータ軸線から等半径の箇所からなっている
ので、かかる内面16の大径部52と、一定の径を有す
るころ28の大径部46とは互いに平行となって可撓管
13を挟持するため、ポンプの圧送運転作動は安定して
行われる。また、一定の径を有する大径部46は、可撓
管13の幅全体を乗せるのに十分な長さを備えているの
で、可撓管13は、いずれの幅方向位置においても同じ
周速度を受けることになる。したがって可撓管13は、
異なる周速度を受けることから生ずる摩擦の心配がな
く、長い寿命を保つことができる。 【0025】なお、管ガイド32がレース14に向かう
につれ、リップ体60が管取付け領域58の一部を占拠
してこれを閉塞し、可撓管13がこの領域58に戻るの
を防止する。運転位置(第7図)にて、カバー34は、
ロータ26の周囲の領域を完全に覆っている。 【0026】圧送運転中、可撓管13は大径部46に
て、適正な整合状態を維持する。これは、ころ表面の線
速度が、小径の端部から大径の中央にかけて大きくなっ
ているため、可撓管13が小径部48の方へ動きがちに
なると、大径部46側へと押し戻されるからである。レ
ース14の内面16は、小径の円錐形部である斜め小径
部54を備えているため、可撓管13が一時的に大径部
46より離脱した場合でも、該可撓管13は非閉塞(非
圧縮)状態とはならず、流体は圧送流動されることがで
きる。 【0027】カセット15と可撓管13とを取り外そう
とする場合、ステッピングモータ40を作動させて管ガ
イド32を外方に動かす。それと同時に、管ガイド32
に接続されたリフター62は、第5図の位置から第4図
の位置まで動く。ころ28が反時計方向に回転し続ける
間に、リフター62は、可撓管13の下縁に係合し、該
可撓管13をころ28の外方に持ち上げるようにして、
管取付け領域58へと強制的かつ自動的に移動させる。
管ガイド32が第6図に示す位置にあるとき、オペレー
タがカセットを機械から取り外せば、可撓管13は、挿
入開口部66を経て外方に自由に取り外すことができ
る。 【0028】装填位置において、ロータ周囲の管取付け
領域には極く小さい開口部しかないため、可撓管13の
装填中にオペレータが誤って指を可動部品の領域内に入
れるおそれを軽減することができる。 【0029】 【発明の効果】本願発明によれば、小径部および大径部
からなるころの自動装填作用により、可撓管を短時間で
簡単かつ自動的に適正位置に位置決めできる。 【0030】したがって、本願発明は、蠕動ポンプを使
用する際の補助的作業の労力を軽減することができる。 【0031】なお、本願発明によれば、可撓管を適正位
置に自動的に維持することもできる。適正位置への維持
に際してガイド装置が可撓管に接触する必要がないた
め、可撓管の寿命も延びる。 【0032】さらに本願発明によれば、管駆動領域に位
置するころの大径部は「一定の径」を有し且つ可撓管の
幅全体を乗せるのに十分な長さを備えている。すなわ
ち、ころの大径部は、「可撓管の幅全体を乗せるのに十
分な長さを備えた平坦面」を与えている。したがって、
可撓管は駆動時に大径部の平坦面によって圧縮されるこ
とになるので、安定した給送を行うことができるととも
に、ころ上の凹凸による局所的な応力を受けないので摩
耗や損傷が少なく、長い寿命を保つことができる。
る。 【0002】蠕動ポンプにおいて、可撓管は、ロータに
担持され且つ円形軌道に沿って転動するころと、該ころ
の軌道に近接し且つ該ころの表面と同心状の表面を有す
るレースとの間にて圧縮される。可撓管の閉塞部が前進
すると、その前方の流体は強制的に可撓管内に流動して
ゆく。 【0003】 【従来の技術】従来の蠕動ポンプにおいては、ころの周
面は全体的に円柱表面であるため、可撓管を駆動領域
(可撓管が圧縮され、ロータの回転によりポンプ作動が
行われるところのころとレース表面との間の領域)に適
正に位置付けるのは困難であった。適正な位置付けを短
時間に行うためには熟練を要していた。 【0004】また、逆に可撓管を取り外す場合、それを
行うための特別の手段は開発されていなかった。したが
って、短時間での可撓管の取り外しにも、やはり熟練を
要していた。 【0005】さらに、可撓管を適正位置に位置決めした
のち、その状態を維持するためには、ロータに設けられ
且つ可撓管に対して移動可能なガイド装置を使用してい
た。しかしながら、かかるガイド装置は、可撓管と常時
接触するため、摩擦により可撓管の寿命を著しく短くし
ていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、可撓管の適正な位置決めおよび取り外しの少なくと
もいずれか一方が短時間で簡単かつ自動的に行えるよう
にして、蠕動ポンプを使用する際の補助的作業の労力を
軽減することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明によれば、支持体と、円形軌道内を転動す
るロータ・ころを担持し、ロータ軸線を中心として回転
可能なように前記支持体に取付けられたロータと、前記
円形軌道との間の管駆動領域内にて取り外し可能な可撓
管を支持する円形部分の一部を画成する内面を有し、前
記支持体に固定的に設けられているレースにして、該内
面が前記ロータ軸線に対して垂直の面内にて前記ロータ
軸線から等半径の箇所を備えている前記レースと、を備
え、前記レースの前記内面は、前記ロータ軸線に平行な
方向に沿って前記管駆動領域の外側に隣接する管取付け
領域を提供すべく、前記ロータ・ころから間隔を置かれ
ており、前記管取付け領域と前記管駆動領域との間に
は、前記可撓管が前記管取付け領域と前記管駆動領域と
の間を移動するのに十分な開口領域が形成されており、
前記ロータ・ころは、前記管取り付け領域にて小径部を
有し、また、前記管駆動領域にて前記小径部の内側に隣
接する大径部を有し、前記小径部は先細になったテーパ
表面を備えており、前記大径部は一定の径を備え且つ前
記可撓管の幅全体を乗せるのに十分な長さを備えてお
り、かかる該ロータ・ころの径の差によって、前記ロー
タが回転する間に前記可撓管が前記管取付け領域から前
記管駆動領域まで移動して自己装填作用を行い得るよう
になされていることを特徴とする蠕動ポンプが提供され
る。 【0008】前記可撓管を管挿入開口部から前記管取付
け領域まで挿入できるよう前記レースから十分に間隔を
おかれた装填位置と、前記管挿入開口部が閉じられる運
転位置との間を、前記ロータ軸線に対し平行な方向に動
くよう前記レースに取付けたカバーが設けられ、該カバ
ーが、前記装填位置では前記管取付け領域の上方に伸長
し且つ前記運転位置では前記管取付け領域内に位置決め
されるリップ体を備え、前記カバーが前記運転位置にあ
るとき、前記可撓管が前記管駆動領域から前記管取付け
領域へと動くのを前記リップ体によって防止し得るよう
にしてもよい。 【0009】前記カバーが前記運転位置から前記装填位
置まで動く際に、前記ロータ軸線に対し平行で且つ前記
ロータ・ころから離反する方向に向けて前記可撓管を動
かすようになされたリフターを設けてもよい。 【0010】前記リフターが、前記カバーに取付けたリ
フターころであり、前記リフターころが、前記カバーが
前記運転位置にあるときは前記ロータ・ころの下方に位
置し、前記カバーが前記運転位置から前記装填位置まで
動くときは、前記ロータ軸線に対し平行な軸線に沿って
前記ロータ・ころの領域を通過して動くようにしてもよ
い。 【0011】前記装填位置と前記運転位置との間で前記
ロータ軸線に対し平行な方向に前記カバーを動かす手段
を設けてもよい。 【0012】前記カバーを動かす前記手段が、前記カバ
ーに接続された直線方向に変位可能な駆動軸を駆動する
ステッピングモータを備えており、前記カバーが、ガイ
ド軸を介して前記レースに摺動可能に取付けられるよう
にしてもよい。 【0013】前記カバーが、前記カバーの動く方向に伸
長し且つ前記運転位置にあるときに前記レースの一部に
掛かる表面を有するようにしてもよい。 【0014】前記カバーが、前記ロータおよび前記管駆
動領域の上側の位置になるように枢動可能に取付けた錠
止可能な面板を備えるようにしてもよい。 【0015】ころの大径部を円柱形とし、小径部を円錐
形とし、ころ自体がばね荷重によって半径方向に偏倚さ
れるようにしてもよい。 【0016】 【発明の実施の形態】第1図を参照すると、透析液調製
機械の正面(正面板12のみ図示)に取り付けた蠕動ポ
ンプ10が示してある。この蠕動ポンプ10に隣接する
正面板12には、ジョー18によって使い捨て可能な流
体室カセット15が取り付けてあり、ポンプ10は、こ
の流体室カセット15の可撓管を受け入れ得る位置に配
設されている。蠕動ポンプ10は、半円およびこの半円
に達する真っすぐな正接部分22、24を画成する内面
16を有するレース14を備えている。ポンプロータ2
6は、一端にて回転可能なように取り付けれられ、他端
にてばね荷重によって半径方向外方に偏倚されたころ2
8をころ支持体29上に担持している。略U字形の管ガ
イド32およびその上に駆動可能に取り付けられてロッ
ク可能な透明のプラスチック製カバー34を有する可動
カバー30がレース14およびロータ26を覆ってい
る。 【0017】次に、第1図、第2図、第6図および第7
図を参照すると、カバー34の管ガイド32は、ガイド
軸36に摺動可能なように取り付けられ、支持体42に
取り付けたステッピングモータ40によって縦軸に沿っ
て変位可能なねじ軸38に接続されている。 【0018】第3図を参照すると、ころ28(TFE含
有率20%のアセタール、デルリンAF)は、直径2
4.257mm(0.955インチ)の円柱形をした中央
の大径部46と、該大径部46の両側において該大径部
46に対して10°の角度にて配設された円錐形の小径
部48とを備えている。小径部48は直径22.580
6mm(0.889インチ)の外端面を有している。 【0019】大径部46は一定の径を備え且つ可撓管1
3の幅全体を乗せるのに十分な長さを備えている。ま
た、大径部46に隣接する円錐形の小径部48は、先細
になったテーパ表面を備えている。側壁50の内面16
は、ころ28の大径部46と整合するように対面する同
様の大径部52と、ころ28の円錐形の小径部48と整
合するように対面する斜め小径部54とを備えている。
可撓管13は、ころ28の大径部46と内面16の大径
部52との間に画成された管駆動領域56内で閉塞(圧
縮)されている。管駆動領域56の軸方向外側には、こ
ろ28の小径部48と内面16の斜め小径部54との間
に画成された管取付け領域58が位置している。第3図
に示すような運転位置にあるときには、管取付け領域5
8は、管ガイド32のリップ体60によって塞がれてい
る。 【0020】第4図を参照すると、管ガイド32は、管
ガイド32によって担持されたアーム64で支持したロ
ーラの形態をとるリフター62を備えている。 【0021】次に作用について説明する。 【0022】新たな患者に使用せんとする場合、まず、
可動カバー30を第6図に示す装填位置(可撓管を装填
するときにとる位置)に動かす。プラスチック製カバー
34が閉じられ、これは通常の運転中には開放しない。
ジョー18の前面にカセット15を動かし、ジョー18
と係合する位置にする。これと同時に、ループ状可撓管
13を管挿入開口部66を通して動かし、管取付け領域
58内に位置決めする。 【0023】ステッピングモータ40を作動させ、ねじ
軸38を内方に駆動することによって、ロータ26の反
時計方向の回転と同時に管ガイド32がレース14の方
向に動かされ、ループ状可撓管13の自動装填が開始さ
れる。ころ28は、管取付け領域58に対面する部分に
小径部48を有し、また、該小径部48に軸方向に隣接
した中央部に大径部46を有しているため、かかる径の
差異(すなわち周速度の差異)に基づき、管取付け領域
58における管13は管駆動領域56内に押し出される
ことになる。すなわち、円錐形の小径部48上の可撓管
13は、徐々に大径部46の方向へと自動的に移動し、
該大径部46上に位置決めされるのである。 【0024】ころ28の大径部46に対向するレース1
4の内面16の大径部52は、ロータ軸線に対して垂直
の面内にてロータ軸線から等半径の箇所からなっている
ので、かかる内面16の大径部52と、一定の径を有す
るころ28の大径部46とは互いに平行となって可撓管
13を挟持するため、ポンプの圧送運転作動は安定して
行われる。また、一定の径を有する大径部46は、可撓
管13の幅全体を乗せるのに十分な長さを備えているの
で、可撓管13は、いずれの幅方向位置においても同じ
周速度を受けることになる。したがって可撓管13は、
異なる周速度を受けることから生ずる摩擦の心配がな
く、長い寿命を保つことができる。 【0025】なお、管ガイド32がレース14に向かう
につれ、リップ体60が管取付け領域58の一部を占拠
してこれを閉塞し、可撓管13がこの領域58に戻るの
を防止する。運転位置(第7図)にて、カバー34は、
ロータ26の周囲の領域を完全に覆っている。 【0026】圧送運転中、可撓管13は大径部46に
て、適正な整合状態を維持する。これは、ころ表面の線
速度が、小径の端部から大径の中央にかけて大きくなっ
ているため、可撓管13が小径部48の方へ動きがちに
なると、大径部46側へと押し戻されるからである。レ
ース14の内面16は、小径の円錐形部である斜め小径
部54を備えているため、可撓管13が一時的に大径部
46より離脱した場合でも、該可撓管13は非閉塞(非
圧縮)状態とはならず、流体は圧送流動されることがで
きる。 【0027】カセット15と可撓管13とを取り外そう
とする場合、ステッピングモータ40を作動させて管ガ
イド32を外方に動かす。それと同時に、管ガイド32
に接続されたリフター62は、第5図の位置から第4図
の位置まで動く。ころ28が反時計方向に回転し続ける
間に、リフター62は、可撓管13の下縁に係合し、該
可撓管13をころ28の外方に持ち上げるようにして、
管取付け領域58へと強制的かつ自動的に移動させる。
管ガイド32が第6図に示す位置にあるとき、オペレー
タがカセットを機械から取り外せば、可撓管13は、挿
入開口部66を経て外方に自由に取り外すことができ
る。 【0028】装填位置において、ロータ周囲の管取付け
領域には極く小さい開口部しかないため、可撓管13の
装填中にオペレータが誤って指を可動部品の領域内に入
れるおそれを軽減することができる。 【0029】 【発明の効果】本願発明によれば、小径部および大径部
からなるころの自動装填作用により、可撓管を短時間で
簡単かつ自動的に適正位置に位置決めできる。 【0030】したがって、本願発明は、蠕動ポンプを使
用する際の補助的作業の労力を軽減することができる。 【0031】なお、本願発明によれば、可撓管を適正位
置に自動的に維持することもできる。適正位置への維持
に際してガイド装置が可撓管に接触する必要がないた
め、可撓管の寿命も延びる。 【0032】さらに本願発明によれば、管駆動領域に位
置するころの大径部は「一定の径」を有し且つ可撓管の
幅全体を乗せるのに十分な長さを備えている。すなわ
ち、ころの大径部は、「可撓管の幅全体を乗せるのに十
分な長さを備えた平坦面」を与えている。したがって、
可撓管は駆動時に大径部の平坦面によって圧縮されるこ
とになるので、安定した給送を行うことができるととも
に、ころ上の凹凸による局所的な応力を受けないので摩
耗や損傷が少なく、長い寿命を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンプに使用するU字形可撓管を担持する使い
捨て可能な流体室カセットとともに示す蠕動ポンプの平
面図。 【図2】図1のポンプの駆動機構を示す底面図。 【図3】図1のポンプのころとそれに対向するレース並
びに関連部品を示す、図1の線3−3に沿った断面図。 【図4】図1のポンプのカバーが別の位置にある状態を
示す、図1の線5−5に沿った断面図。 【図5】図4と同様の断面図であるが、カバーが図4と
は別の位置にある。 【図6】図1のポンプのカバーが別の位置にある状態を
示す、図1の線7−7に沿ってみた図。 【図7】図6と同様の図であるが、カバーが図6とは別
の位置にある。 【符号の説明】 10:蠕動ポンプ、12:正面板、13:可撓管、1
4:レース、14:流体室カセット、16:内面、1
7:壁、18:ジョー、19:スロット、26:ロー
タ、28:ロータ・ころ、30:可動カバー、32:管
ガイド、34:プラスチック製カバー、36:ガイド
軸、38:ねじ軸、40:ステッピングモータ、42:
支持板、46:大径部、48:小径部、50:側壁、5
6:管駆動領域、58:管取付け領域、60:リップ
体、62:リフター、64:アーム、66:管挿入開口
部。
捨て可能な流体室カセットとともに示す蠕動ポンプの平
面図。 【図2】図1のポンプの駆動機構を示す底面図。 【図3】図1のポンプのころとそれに対向するレース並
びに関連部品を示す、図1の線3−3に沿った断面図。 【図4】図1のポンプのカバーが別の位置にある状態を
示す、図1の線5−5に沿った断面図。 【図5】図4と同様の断面図であるが、カバーが図4と
は別の位置にある。 【図6】図1のポンプのカバーが別の位置にある状態を
示す、図1の線7−7に沿ってみた図。 【図7】図6と同様の図であるが、カバーが図6とは別
の位置にある。 【符号の説明】 10:蠕動ポンプ、12:正面板、13:可撓管、1
4:レース、14:流体室カセット、16:内面、1
7:壁、18:ジョー、19:スロット、26:ロー
タ、28:ロータ・ころ、30:可動カバー、32:管
ガイド、34:プラスチック製カバー、36:ガイド
軸、38:ねじ軸、40:ステッピングモータ、42:
支持板、46:大径部、48:小径部、50:側壁、5
6:管駆動領域、58:管取付け領域、60:リップ
体、62:リフター、64:アーム、66:管挿入開口
部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ジョージ・ジャージェン・イーラーズ・
ジュニアー
アメリカ合衆国コロラド州80439,エバ
ーグリーン,ブロードムーア・ドライブ
31537
(56)参考文献 実開 昭58−148293(JP,U)
実公 昭57−59673(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
F04B 43/12
F04C 5/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.支持体と、 円形軌道内を転動するロータ・ころを担持し、ロータ軸
線を中心として回転可能なように前記支持体に取付けら
れたロータと、 前記円形軌道との間の管駆動領域内にて取り外し可能な
可撓管を支持する円形部分の一部を画成する内面を有
し、前記支持体に固定的に設けられているレースにし
て、該内面が前記ロータ軸線に対して垂直の面内にて前
記ロータ軸線から等半径の箇所を備えている前記レース
と、を備え、 前記レースの前記内面は、前記ロータ軸線に平行な方向
に沿って前記管駆動領域の外側に隣接する管取付け領域
を提供すべく、前記ロータ・ころから間隔を置かれてお
り、 前記管取付け領域と前記管駆動領域との間には、前記可
撓管が前記管取付け領域と前記管駆動領域との間を移動
するのに十分な開口領域が形成されており、 前記ロータ・ころは、前記管取り付け領域にて小径部を
有し、また、前記管駆動領域にて前記小径部の軸方向内
側に隣接する大径部を有し、前記小径部は先細になった
テーパ表面を備えており、前記大径部は一定の径を備え
且つ前記可撓管の幅全体を乗せるのに十分な長さを備え
ており、かかる該ロータ・ころの径の差によって、前記
ロータが回転する間に前記可撓管が前記管取付け領域か
ら前記管駆動領域まで移動して自己装填作用を行い得る
ようになされていることを特徴とする蠕動ポンプ。 2.前記可撓管を管挿入開口部から前記管取付け領域ま
で挿入できるよう前記レースから十分に間隔をおかれた
装填位置と、前記管挿入開口部が閉じられる運転位置と
の間を、前記ロータ軸線に対し平行な方向に動くよう前
記レースに取付けたカバーが設けられ、該カバーが、前
記装填位置では前記管取付け領域の上方に伸長し且つ前
記運転位置では前記管取付け領域内に位置決めされるリ
ップ体を備え、前記カバーが前記運転位置にあるとき、
前記可撓管が前記管駆動領域から前記管取付け領域へと
動くのを前記リップ体によって防止し得るようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した蠕動ポ
ンプ。 3.前記カバーが前記運転位置から前記装填位置まで動
く際に、前記ロータ軸線に対し平行で且つ前記ロータ・
ころから離反する方向に向けて前記可撓管を動かすよう
になされたリフターが設けられていることを特徴とする
特許請求の範囲第2項に記載した蠕動ポンプ。 4.前記リフターが、前記カバーに取付けたリフターこ
ろであり、前記リフターころが、前記カバーが前記運転
位置にあるときは前記ロータ・ころの下方に位置し、前
記カバーが前記運転位置から前記装填位置まで動くとき
は、前記ロータ軸線に対し平行な軸線に沿って前記ロー
タ・ころの領域を通過して動くようになされていること
を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載した蠕動ポン
プ。 5.前記装填位置と前記運転位置との間で前記ロータ軸
線に対し平行な方向に前記カバーを動かす手段が設けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
した蠕動ポンプ。 6.前記カバーを動かす前記手段が、前記カバーに接続
された直線方向に変位可能な駆動軸を駆動するステッピ
ングモータを備えており、前記カバーが、ガイド軸を介
して前記レースに摺動可能に取付けられていることを特
徴とする特許請求の範囲第5項に記載した前記ポンプ。 7.前記カバーが、前記カバーの動く方向に伸長し且つ
前記運転位置にあるときに前記レースの一部に掛かる表
面を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
載した蠕動ポンプ。 8.前記カバーが、前記ロータおよび前記管駆動領域の
上側の位置になるように枢動可能に取付けた錠止可能な
面板を備えることを特徴とする特許請求の範囲第7項に
記載した蠕動ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US860539 | 1986-05-07 | ||
US06/860,539 US4909713A (en) | 1986-05-07 | 1986-05-07 | Peristaltic pump |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62101733A Division JP2537512B2 (ja) | 1986-05-07 | 1987-04-24 | 嬬動ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0882286A JPH0882286A (ja) | 1996-03-26 |
JP2772268B2 true JP2772268B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=25333447
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62101733A Expired - Lifetime JP2537512B2 (ja) | 1986-05-07 | 1987-04-24 | 嬬動ポンプ |
JP7251306A Expired - Lifetime JP2772268B2 (ja) | 1986-05-07 | 1995-09-28 | 蠕動ポンプ |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62101733A Expired - Lifetime JP2537512B2 (ja) | 1986-05-07 | 1987-04-24 | 嬬動ポンプ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4909713A (ja) |
JP (2) | JP2537512B2 (ja) |
CA (1) | CA1297341C (ja) |
DE (1) | DE3708517A1 (ja) |
FR (1) | FR2598468B1 (ja) |
GB (1) | GB2190145B (ja) |
Families Citing this family (69)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3844756C2 (de) * | 1987-08-19 | 1994-04-21 | Cobe Lab | Schlauchpumpenkassette |
US4861242A (en) * | 1987-08-19 | 1989-08-29 | Cobe Laboratories, Inc. | Self-loading peristaltic pump |
US4824339A (en) * | 1987-08-19 | 1989-04-25 | Cobe Laboratories, Inc. | Peristaltic pump cartridge |
FR2644212B1 (fr) * | 1989-03-13 | 1991-11-15 | Malbec Edouard | Cassette pour pompe peristaltique a tube deformable, et pompe peristaltique equipee d'une telle cassette |
GB8912946D0 (en) * | 1989-06-06 | 1989-07-26 | Bellhouse Techn Ltd | Peristaltic pump |
US5215450A (en) * | 1991-03-14 | 1993-06-01 | Yehuda Tamari | Innovative pumping system for peristaltic pumps |
US5062775A (en) * | 1989-09-29 | 1991-11-05 | Rocky Mountain Research, Inc. | Roller pump in an extra corporeal support system |
US5110270A (en) * | 1990-09-10 | 1992-05-05 | Morrick Joseph Q | Peristaltic pump with spring means to urge slide members and attached rollers radially outward on a rotor |
DE4138729C1 (ja) * | 1991-11-19 | 1993-01-28 | Peter P. Dipl.-Ing. 1000 Berlin De Wiest | |
US5263831A (en) * | 1992-02-19 | 1993-11-23 | Cobe Laboratories, Inc. | Peristaltic pump |
US5443451A (en) * | 1993-11-17 | 1995-08-22 | Baxter International Inc. | Peristaltic pumping assembly |
US5460493A (en) * | 1993-11-17 | 1995-10-24 | Baxter International Inc. | Organizer frame for holding an array of flexible tubing in alignment with one or more peristaltic pump rotors |
US5433588A (en) * | 1993-12-15 | 1995-07-18 | Stryker Corporation | Peristaltic pump with one piece tubing insert and one piece cover |
US5427509A (en) * | 1993-12-22 | 1995-06-27 | Baxter International Inc. | Peristaltic pump tube cassette with angle pump tube connectors |
US5445506A (en) * | 1993-12-22 | 1995-08-29 | Baxter International Inc. | Self loading peristaltic pump tube cassette |
US5484239A (en) * | 1993-12-22 | 1996-01-16 | Baxter International Inc. | Peristaltic pump and valve assembly for fluid processing systems |
JPH08506984A (ja) * | 1993-12-22 | 1996-07-30 | バクスター、インターナショナル、インコーポレイテッド | 向上された可視性を有する自己プライミング滴下チャンバー |
US5746708A (en) * | 1993-12-22 | 1998-05-05 | Baxter International Inc. | Peristaltic pump tube holder with pump tube shield and cover |
US5480294A (en) * | 1993-12-22 | 1996-01-02 | Baxter International Inc. | Peristaltic pump module having jaws for gripping a peristaltic pump tube cassett |
DE59404780D1 (de) * | 1994-02-16 | 1998-01-22 | Stoeckert Instr Gmbh | Rollenpumpe für Herz-Lungen-Maschinen |
US5928177A (en) * | 1995-09-15 | 1999-07-27 | Cobe Laboratories, Inc. | Technique for loading a pump header within a peristaltic pump of a dialysis machine |
GB2338992B (en) * | 1996-04-10 | 2000-09-06 | Baxter Int | Volumetric infusion pump |
GB9607471D0 (en) * | 1996-04-10 | 1996-06-12 | Baxter Int | Volumetric infusion pump |
US5792167A (en) * | 1996-09-13 | 1998-08-11 | Stryker Corporation | Surgical irrigation pump and tool system |
US6342061B1 (en) | 1996-09-13 | 2002-01-29 | Barry J. Kauker | Surgical tool with integrated channel for irrigation |
US7018361B2 (en) | 2002-06-14 | 2006-03-28 | Baxter International Inc. | Infusion pump |
NZ523300A (en) | 2002-12-20 | 2005-12-23 | Impian Technologies Ltd | Peristaltic pump head and tube holder |
US7018182B2 (en) * | 2003-03-13 | 2006-03-28 | Chf Solutions, Inc. | Self-loading peristaltic pump for extracorporeal blood circuit |
US7104769B2 (en) * | 2003-08-26 | 2006-09-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Peristaltic pump and method with parking position |
EP1591660A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-02 | Debiotech S.A. | Peristaltic pumping system |
US20080045882A1 (en) * | 2004-08-26 | 2008-02-21 | Finsterwald P M | Biological Cell Acoustic Enhancement and Stimulation |
ES2295991T3 (es) * | 2005-03-10 | 2008-04-16 | Lifebridge Medizintechnik Ag | Bomba peristaltica. |
ES2456002T3 (es) * | 2006-10-30 | 2014-04-21 | Gambro Lundia Ab | Unidad de circuito de fluido médico |
US8240636B2 (en) | 2009-01-12 | 2012-08-14 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Valve system |
US9358331B2 (en) | 2007-09-13 | 2016-06-07 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Portable dialysis machine with improved reservoir heating system |
US8535522B2 (en) * | 2009-02-12 | 2013-09-17 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | System and method for detection of disconnection in an extracorporeal blood circuit |
US9308307B2 (en) | 2007-09-13 | 2016-04-12 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Manifold diaphragms |
US8597505B2 (en) | 2007-09-13 | 2013-12-03 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Portable dialysis machine |
US9199022B2 (en) | 2008-09-12 | 2015-12-01 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Modular reservoir assembly for a hemodialysis and hemofiltration system |
US8105487B2 (en) | 2007-09-25 | 2012-01-31 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Manifolds for use in conducting dialysis |
US8040493B2 (en) | 2007-10-11 | 2011-10-18 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Thermal flow meter |
US7934912B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-05-03 | Curlin Medical Inc | Peristaltic pump assembly with cassette and mounting pin arrangement |
US8083503B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-12-27 | Curlin Medical Inc. | Peristaltic pump assembly and regulator therefor |
US8062008B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-11-22 | Curlin Medical Inc. | Peristaltic pump and removable cassette therefor |
CA2706919C (en) | 2007-11-29 | 2018-03-06 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | System and method for conducting hemodialysis and hemofiltration |
EP3586946B1 (en) | 2008-10-07 | 2023-03-29 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Priming system and method for dialysis systems |
US8105269B2 (en) | 2008-10-24 | 2012-01-31 | Baxter International Inc. | In situ tubing measurements for infusion pumps |
CN102639201B (zh) | 2008-10-30 | 2015-07-08 | 弗雷塞尼斯医疗保健控股公司 | 模块化便携透析系统 |
US8137083B2 (en) | 2009-03-11 | 2012-03-20 | Baxter International Inc. | Infusion pump actuators, system and method for controlling medical fluid flowrate |
US20110137231A1 (en) | 2009-12-08 | 2011-06-09 | Alcon Research, Ltd. | Phacoemulsification Hand Piece With Integrated Aspiration Pump |
US8382447B2 (en) | 2009-12-31 | 2013-02-26 | Baxter International, Inc. | Shuttle pump with controlled geometry |
DE102010000594B4 (de) * | 2010-03-01 | 2012-07-26 | Ulrich Gmbh & Co. Kg | Schlauchpumpe |
US8567235B2 (en) | 2010-06-29 | 2013-10-29 | Baxter International Inc. | Tube measurement technique using linear actuator and pressure sensor |
JP5986415B2 (ja) * | 2012-04-09 | 2016-09-06 | 株式会社ミマキエンジニアリング | チューブポンプ |
JP6612618B2 (ja) | 2012-12-11 | 2019-11-27 | アルコン リサーチ, リミテッド | 一体化型吸引および灌流ポンプを備える水晶体超音波乳化吸引術用ハンドピース |
US9201036B2 (en) | 2012-12-21 | 2015-12-01 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Method and system of monitoring electrolyte levels and composition using capacitance or induction |
US9157786B2 (en) | 2012-12-24 | 2015-10-13 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Load suspension and weighing system for a dialysis machine reservoir |
US9962288B2 (en) | 2013-03-07 | 2018-05-08 | Novartis Ag | Active acoustic streaming in hand piece for occlusion surge mitigation |
US9915274B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-03-13 | Novartis Ag | Acoustic pumps and systems |
US9693896B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-07-04 | Novartis Ag | Systems and methods for ocular surgery |
US9545337B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-01-17 | Novartis Ag | Acoustic streaming glaucoma drainage device |
US20140271273A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Novartis Ag | Handheld ocular aspiration tool |
US9126219B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-09-08 | Alcon Research, Ltd. | Acoustic streaming fluid ejector |
US9750638B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-09-05 | Novartis Ag | Systems and methods for ocular surgery |
US9354640B2 (en) | 2013-11-11 | 2016-05-31 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Smart actuator for valve |
DE102014112324A1 (de) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | Stockert Gmbh | Schlauchpumpe |
US11577017B2 (en) | 2016-05-24 | 2023-02-14 | Somavac Medical Solutions, Inc. | Analytical method for controlled and measured internal fluid after surgery |
EP3463503A4 (en) * | 2016-05-24 | 2020-04-22 | Somavac Medical Solutions, Inc. | PORTABLE DEVICE WITH DISPOSABLE RESERVOIR FOR COLLECTING INTERNAL LIQUIDS AFTER AN OPERATION |
US20210177654A1 (en) * | 2019-12-17 | 2021-06-17 | Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. | Irrigation/aspiration pump head and bladder design and methods |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB216513A (en) * | 1923-05-26 | 1924-07-10 | Adrian Aagesen | Improvements in rotary pumps of the flexible tube type |
DE1528964A1 (de) * | 1965-08-06 | 1969-06-19 | Bosch Gmbh Robert | Zugabevorrichtung fuer Wasch- oder Geschirrspuelmaschinen |
US3396669A (en) * | 1966-07-13 | 1968-08-13 | Hazen F. Everett | Roller pump |
US3542491A (en) * | 1969-05-27 | 1970-11-24 | Joseph W Newman | Fluid pump |
BE758029A (fr) * | 1969-10-27 | 1971-04-26 | Rhone Poulenc Sa | Pompe peristaltique |
US3644068A (en) * | 1970-03-12 | 1972-02-22 | Kenneth Leeds | Pump arrangement |
US3737251A (en) * | 1971-02-08 | 1973-06-05 | Alphamedics Mfg Cop | Peristaltic pump |
US3832096A (en) * | 1971-03-03 | 1974-08-27 | Buchler Instr | Multitube peristaltic pump with individual programming control |
US3737256A (en) * | 1971-07-16 | 1973-06-05 | Sarns Inc | Peristaltic pump construction |
US3841799A (en) * | 1971-08-23 | 1974-10-15 | East West Med Prod | Medical cassette pump |
US3927955A (en) * | 1971-08-23 | 1975-12-23 | East West Medical Products Inc | Medical cassette pump |
DE2432007A1 (de) * | 1974-07-03 | 1976-01-22 | Asf Gmbh | Schlauchpumpe |
US4363609A (en) * | 1977-11-07 | 1982-12-14 | Renal Systems, Inc. | Blood pump system |
US4185948A (en) * | 1977-11-30 | 1980-01-29 | Maguire Stephen B | Peristaltic pump construction |
DK146785C (da) * | 1979-06-29 | 1984-06-18 | Riccardo Pinto | Slangepumpe |
JPS5759673U (ja) * | 1980-09-26 | 1982-04-08 | ||
SE439041B (sv) * | 1980-11-06 | 1985-05-28 | Gambro Lundia Ab | Slangpump innefattande medel for fastlasning av slangen |
US4392794A (en) * | 1980-12-29 | 1983-07-12 | Arthur Foxcroft | Peristaltic pump |
US4417856A (en) * | 1981-08-25 | 1983-11-29 | Minissian Kevin G | Peristaltic pump |
WO1983001984A1 (en) * | 1981-11-25 | 1983-06-09 | Charles Henry Hackman | Rotary peristaltic pump |
US4472117A (en) * | 1982-03-01 | 1984-09-18 | Air-Shields, Inc. | Infusion pumping apparatus |
JPS58158388A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-20 | Hitachi Koki Co Ltd | ロ−ラポンプ |
JPS58148293U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 株式会社日立製作所 | しごきポンプ |
US4545745A (en) * | 1982-11-12 | 1985-10-08 | Barreca John R | Peristaltic pump |
JPS59154259U (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-16 | 株式会社ウベ循研 | 血液用円錐形送液ポンプ |
DE3326784C2 (de) * | 1983-07-25 | 1986-06-05 | Fresenius AG, 6380 Bad Homburg | Peristaltisch arbeitende Rollenpumpe |
IT8452945V0 (it) * | 1984-02-03 | 1984-02-03 | Hospal Dasco Spa | Pompa peristaltica provvista di mezzi per il caricamento automatico del tubo |
US4586882A (en) * | 1984-12-06 | 1986-05-06 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Tubing occluder pump |
US4861242A (en) * | 1987-08-19 | 1989-08-29 | Cobe Laboratories, Inc. | Self-loading peristaltic pump |
-
1986
- 1986-05-07 US US06/860,539 patent/US4909713A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-03-16 DE DE19873708517 patent/DE3708517A1/de active Granted
- 1987-03-26 GB GB8707228A patent/GB2190145B/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-27 CA CA000533243A patent/CA1297341C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-24 JP JP62101733A patent/JP2537512B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-06 FR FR8706401A patent/FR2598468B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7251306A patent/JP2772268B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4909713A (en) | 1990-03-20 |
JPS62261684A (ja) | 1987-11-13 |
GB2190145B (en) | 1990-05-16 |
GB8707228D0 (en) | 1987-04-29 |
JP2537512B2 (ja) | 1996-09-25 |
CA1297341C (en) | 1992-03-17 |
FR2598468B1 (fr) | 1993-11-26 |
FR2598468A1 (fr) | 1987-11-13 |
DE3708517A1 (de) | 1987-11-12 |
DE3708517C2 (ja) | 1991-05-29 |
GB2190145A (en) | 1987-11-11 |
JPH0882286A (ja) | 1996-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2772268B2 (ja) | 蠕動ポンプ | |
JP3179453B2 (ja) | 蠕動ポンプ | |
US3841799A (en) | Medical cassette pump | |
JP3399528B2 (ja) | 渦巻き型血液ポンプ | |
US4473342A (en) | Peristaltic pumping device | |
JPH0459913B2 (ja) | ||
WO1983003121A1 (en) | Infusion pumping apparatus | |
JPH07286582A (ja) | 蠕動ポンプ組立体及びその管の装填方法 | |
JPS6361507B2 (ja) | ||
RU2616731C2 (ru) | Рукавный насос с направляющим устройством вывода | |
JPH09502784A (ja) | 迅速解放ローターヘッドアセンブリーを備えた蠕動ポンプ | |
US4674962A (en) | Peristaltic pump | |
EP1642497A3 (en) | Rotor drive device and its spinning reel housing | |
JPH06218042A (ja) | チューブポンプおよび血液ポンプ、並びに当該血液ポンプを用いた人工透析装置 | |
GB2118683A (en) | Disconnectible bayonet drive coupling | |
JPH0318714Y2 (ja) | ||
US3622252A (en) | Roller pump with lubricating channels for rollers | |
JPH11244204A (ja) | 床用吸込具 | |
JPS6215508Y2 (ja) | ||
JP2880405B2 (ja) | 靴の加工装置 | |
JPH06154310A (ja) | チューブ引出し方向可変ポンプおよびチューブ引出し方向可変血液ポンプ、並びに該血液ポンプを用いた人工透析装置 | |
JPH0435595Y2 (ja) | ||
SU1731985A1 (ru) | Перистальтический насос | |
JP2597628Y2 (ja) | ペリスタルチックポンプ | |
CN217614846U (zh) | 一种试剂板卡夹紧机构 |