JP2771690B2 - 浮上式磁気ヘッドの支持装置 - Google Patents
浮上式磁気ヘッドの支持装置Info
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- JP2771690B2 JP2771690B2 JP2287866A JP28786690A JP2771690B2 JP 2771690 B2 JP2771690 B2 JP 2771690B2 JP 2287866 A JP2287866 A JP 2287866A JP 28786690 A JP28786690 A JP 28786690A JP 2771690 B2 JP2771690 B2 JP 2771690B2
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- flexure
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- load beam
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Description
本発明は、磁気ディスク装置に用いられる浮上式磁気
ヘッドの支持装置に係り、詳しくは、ロードビームと磁
気ヘッドとを結合する改良されたフレキシャーを備えた
浮上式磁気ヘッドの支持装置に関する。
ヘッドの支持装置に係り、詳しくは、ロードビームと磁
気ヘッドとを結合する改良されたフレキシャーを備えた
浮上式磁気ヘッドの支持装置に関する。
浮上式磁気ヘッドの支持装置においては、従来より、
片持ちばりの平板状支持体を用いたものが多く使用され
ている。第４図に示すように、支持装置20は、磁気ヘッ
ド29を平板状のロードビーム21の自由端に取り付け、他
端には取付マウント25を配置した構造となっている。 ロードビーム21は、ステンレス等の弾性材料からな
り、取付マウント25側を底辺とする略二等辺三角形をな
しており、各斜辺に相当する部分には曲げ加工22a,22b
が施されている。これは、取付マウント25に近い部分に
は、塑性加工による曲げ加工が施してあり、弾力性を持
たせるかたわら、ロードビームの本体部分は曲げ加工22
a,22bにより剛性を高めている。 また、磁気コイル29aの巻回された磁気コア29bとスラ
イダ23からなる磁気ヘッド29をロードビーム21に結合す
るのに、第５図に示す、弾性部材からなるフレキシャー
24を用い、その結合部分にも弾力性を与えていた。 このフレキシャー24は、方形の平板部241の一方の短
辺242b側にロードビーム取付面245を一体に展延して設
けた形状で、平板部241の略中央から他方の短辺244a側
にかけて、略Ｕ字状の打抜き部（開孔部）を設けてその
内側に磁気ヘッド29の吊持部247を設け、この吊持部247
の下面にスライダ23を取り付けて磁気ヘッド29を弾力的
に吊持していた。 このような部材になる支持装置20は、取付マウント25
を介して磁気ディスク装置のヘッドアームに接続される
が、上記構造により磁気媒体の揺動等に追従させようと
するものであった。
片持ちばりの平板状支持体を用いたものが多く使用され
ている。第４図に示すように、支持装置20は、磁気ヘッ
ド29を平板状のロードビーム21の自由端に取り付け、他
端には取付マウント25を配置した構造となっている。 ロードビーム21は、ステンレス等の弾性材料からな
り、取付マウント25側を底辺とする略二等辺三角形をな
しており、各斜辺に相当する部分には曲げ加工22a,22b
が施されている。これは、取付マウント25に近い部分に
は、塑性加工による曲げ加工が施してあり、弾力性を持
たせるかたわら、ロードビームの本体部分は曲げ加工22
a,22bにより剛性を高めている。 また、磁気コイル29aの巻回された磁気コア29bとスラ
イダ23からなる磁気ヘッド29をロードビーム21に結合す
るのに、第５図に示す、弾性部材からなるフレキシャー
24を用い、その結合部分にも弾力性を与えていた。 このフレキシャー24は、方形の平板部241の一方の短
辺242b側にロードビーム取付面245を一体に展延して設
けた形状で、平板部241の略中央から他方の短辺244a側
にかけて、略Ｕ字状の打抜き部（開孔部）を設けてその
内側に磁気ヘッド29の吊持部247を設け、この吊持部247
の下面にスライダ23を取り付けて磁気ヘッド29を弾力的
に吊持していた。 このような部材になる支持装置20は、取付マウント25
を介して磁気ディスク装置のヘッドアームに接続される
が、上記構造により磁気媒体の揺動等に追従させようと
するものであった。
磁気ディスク装置の高速化に伴い、殊に高速シーク時
においては、外部振動と磁気ヘッドのシーク方向への振
れにより、磁気ヘッドの支持装置にねじり振動が発生す
ることがある。 これは、支持装置を構成する各部材の固有振動数が上
記振動数に含まれる場合、支持装置で共振をおこすもの
で、磁気ヘッドを理想的な状態に維持することが難しく
なり、ときには、サーボ系の乱調からシークエラーを来
すこともある。支持装置で特に問題となるのは、１次、
および、２次モードのねじり振動で、このねじり振動の
一つは、ロードビームの本体部分に発生するものであ
り、また一つは、磁気ヘッドとロードビームとの間に介
在するフレキシャーに発生するものである。 このうち、ロードビームについては、前述の曲げ加工
等により剛性を高めて、ロードビームの固有のねじり振
動についてそのピーク周波数を高くして、共振を防止す
ることが計られていた。一方、ロードビームと磁気ヘッ
ドとを結合するフレキシャーについては、１次,2次モー
ドの応力集中が起こる反面、十分な解決手段が講じられ
ていなかった。 本発明では、磁気ヘッドを弾力的に吊持したうえで、
ねじり振動による共振を抑制し得る改良された磁気ヘッ
ドのフレキシャーを備えた浮上式磁気ヘッドの支持装置
を提供することを目的としている。
においては、外部振動と磁気ヘッドのシーク方向への振
れにより、磁気ヘッドの支持装置にねじり振動が発生す
ることがある。 これは、支持装置を構成する各部材の固有振動数が上
記振動数に含まれる場合、支持装置で共振をおこすもの
で、磁気ヘッドを理想的な状態に維持することが難しく
なり、ときには、サーボ系の乱調からシークエラーを来
すこともある。支持装置で特に問題となるのは、１次、
および、２次モードのねじり振動で、このねじり振動の
一つは、ロードビームの本体部分に発生するものであ
り、また一つは、磁気ヘッドとロードビームとの間に介
在するフレキシャーに発生するものである。 このうち、ロードビームについては、前述の曲げ加工
等により剛性を高めて、ロードビームの固有のねじり振
動についてそのピーク周波数を高くして、共振を防止す
ることが計られていた。一方、ロードビームと磁気ヘッ
ドとを結合するフレキシャーについては、１次,2次モー
ドの応力集中が起こる反面、十分な解決手段が講じられ
ていなかった。 本発明では、磁気ヘッドを弾力的に吊持したうえで、
ねじり振動による共振を抑制し得る改良された磁気ヘッ
ドのフレキシャーを備えた浮上式磁気ヘッドの支持装置
を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明においては、記録
媒体上を浮上して情報を記録あるいは再生する磁気ヘッ
ドを保持するフレキシャーと、該フレキシャーを長手方
向の一端に取り付け、他端には取付マウントを具備して
なるロードビームとから構成する浮上式磁気ヘッドの支
持装置において、上記フレキシャーのロードビーム長手
方向に沿う両側縁部にフレキシャー補強部材を設けるこ
とを特徴とする。
媒体上を浮上して情報を記録あるいは再生する磁気ヘッ
ドを保持するフレキシャーと、該フレキシャーを長手方
向の一端に取り付け、他端には取付マウントを具備して
なるロードビームとから構成する浮上式磁気ヘッドの支
持装置において、上記フレキシャーのロードビーム長手
方向に沿う両側縁部にフレキシャー補強部材を設けるこ
とを特徴とする。
このような構成のフレキシャーは、ロードビームの自
由端の下面に固着され、吊持部の略Ｕ字部分の下面に磁
気ヘッドのスライダが吊持される。そして、ロードビー
ムと磁気ヘッドとは、フレキシャーがバネ体として緩衝
的に介在して結合される。このとき、ロードビームの長
手方向に沿うフレキシャーの両側縁部に一体に取り付け
られた補強部材は、平板部の剛性を高めてねじり振動に
対するフレキシャーの固有振動のピーク周波数を上げる
こととなり、磁気ヘッド、フレキシャー、および、ロー
ドビームの一体となった支持装置系における１次,2次の
ねじりモードの共振を回避する。
由端の下面に固着され、吊持部の略Ｕ字部分の下面に磁
気ヘッドのスライダが吊持される。そして、ロードビー
ムと磁気ヘッドとは、フレキシャーがバネ体として緩衝
的に介在して結合される。このとき、ロードビームの長
手方向に沿うフレキシャーの両側縁部に一体に取り付け
られた補強部材は、平板部の剛性を高めてねじり振動に
対するフレキシャーの固有振動のピーク周波数を上げる
こととなり、磁気ヘッド、フレキシャー、および、ロー
ドビームの一体となった支持装置系における１次,2次の
ねじりモードの共振を回避する。
本発明の実施例を第１図ないし第３図を参照して説明
する。 支持装置10は、磁気ヘッド９を平板状のロードビーム
１の自由端にフレキシャー４を介して取り付け、他端に
は取付マウント５を配置した構造となっている。 ロードビーム１は、ステンレス等の弾性材料からな
り、取付マウント５側を底辺とする略二等辺三角形をな
しており、各斜辺に相当する部分には曲げ加工2a,2bが
施されている。 第２図（ａ）において、フレキシャー4aは、ステンレ
ス等の弾性部材からなる略方形平板状であって、打抜き
等により成形されたものである。そして、その平面形状
が方形の平板部41の一辺42bには、このフレキシャー4a
をロードビームに弾力的に固着するための、一辺42bか
ら外方に展延されたロードビーム取付面45が形成されて
いる。また、平板部41には、略中央部から他方の一辺42
aに至る部分には、磁気ヘッド９を緩衝的に吊持するた
めの磁気ヘッド吊持部47が設けられている。 本発明においては、このような形状のフレキシャー4a
にあって、上記平板部41のロードビーム１の長手方向に
沿う両側縁部43a,43bには、第２図（ｂ）のＡ−Ａ矢視
図に示すように、これら両側縁部と所定の角度を有して
交叉するフレキシャー補強部材46a,46bが一体に設けら
れていることを特徴としている。 ロードビーム取付面45は、先端縁が若干円弧に近いも
のとなっているが、フレキシャー4aがこの取付面45にて
ロードビーム１の下面に取り付けられたときに、磁気ヘ
ッドを支持する作用点を分散させるためである。また、
両側縁部43a,43bに設けられるフレキシャー補強部材46
a,46bは、プレスによる曲げ加工により一体に形成され
たものである。 このようなフレキシャー4aでは、ロードビーム取付面
45の仮想底辺44に対しその一辺42bが相対的に伸長され
た形状となっている。すなわち、磁気ヘッド９の加重を
支持する取付面45の幅に対し平板部41の幅を広く設けて
その剛性を高めている。 さらに、フレキシャー４の他の実施例を、第３図に、
前述の実施例と同様の部分には同一符号で示すと、フレ
キシャー4bは、方形の平板部41の対向する両側縁部43a,
43bに、フレキシャー補強部材46a,46bが一体に取り付け
られている。そして、平板部41の略中央から一辺42a側
にかけて磁気ヘッド吊持部47が設けられているが、本実
施例では、ロードビーム取付面45が平板部41の一部とし
て辺42b側に含まれ、とくに展延して設けたものとはな
っていない。これは、フレキシャー補強部材46a,46bを
設けることによる剛性の向上によりフレキシャー4b自体
の板厚を薄くすることが可能となり、磁気ヘッド９を吊
持するのに、吊持部47だけで十分緩衝的に支持できるの
である。このことは、フレキシャー４の加工を容易に
し、製造上のコストメリットを生むことができる。 このような構成のフレキシャー４は、第１図に示され
るように、ロードビーム取付面45の上面でロードビーム
１の自由端の下面に固着され、吊持部47の略Ｕ字部分の
下面に磁気ヘッド９のスライダ３が吊持される。そし
て、ロードビーム１と磁気ヘッド９とは、フレキシャー
４がバネ体として緩衝的に介在して結合される。 このとき、両側縁部43a,43bに一体に取り付けられた
フレキシャー補強部材46a,46bは、平板部41の剛性をさ
らに高くする。このように、剛性を高めることにより、
ねじり振動に対するフレキシャー４の固有振動のピーク
周波数を上げ、１次,2次のねじりモードの共振を回避す
るのである。 本発明者は、ドライブ装置の高速化を阻害するフレキ
シャーの振動を解析した結果、ねじり振動に対する共振
を、その固有振動を上げることにより対処することを知
得したもので、ちなみに、従来のフレキシャーと本発明
に係るフレキシャーとにおける支持装置系の固有振動解
析結果を次項の第１表に示す。 第１表の数値は、本発明の支持装置と従来のフレキシ
ャーを備えた支持装置の各振動モードにおけるピーク周
波数であり、このうち、ねじり１次,2次モードが問題と
なる。尚、板厚は、ステンレスになるフレキシャーの平
板部の厚みである。 尚、本発明の支持装置におけるフレキシャーは、両側
縁部43a,43bに設けられるフレキシャー補強部材46a,46b
は、曲げ加工により成形されたものに限らず、他に作製
した部材を一体に取り付けるものであってもよく、ま
た、その取付角度は平板部41の剛性を高め得る範囲の角
度を有して取り付けられる。
する。 支持装置10は、磁気ヘッド９を平板状のロードビーム
１の自由端にフレキシャー４を介して取り付け、他端に
は取付マウント５を配置した構造となっている。 ロードビーム１は、ステンレス等の弾性材料からな
り、取付マウント５側を底辺とする略二等辺三角形をな
しており、各斜辺に相当する部分には曲げ加工2a,2bが
施されている。 第２図（ａ）において、フレキシャー4aは、ステンレ
ス等の弾性部材からなる略方形平板状であって、打抜き
等により成形されたものである。そして、その平面形状
が方形の平板部41の一辺42bには、このフレキシャー4a
をロードビームに弾力的に固着するための、一辺42bか
ら外方に展延されたロードビーム取付面45が形成されて
いる。また、平板部41には、略中央部から他方の一辺42
aに至る部分には、磁気ヘッド９を緩衝的に吊持するた
めの磁気ヘッド吊持部47が設けられている。 本発明においては、このような形状のフレキシャー4a
にあって、上記平板部41のロードビーム１の長手方向に
沿う両側縁部43a,43bには、第２図（ｂ）のＡ−Ａ矢視
図に示すように、これら両側縁部と所定の角度を有して
交叉するフレキシャー補強部材46a,46bが一体に設けら
れていることを特徴としている。 ロードビーム取付面45は、先端縁が若干円弧に近いも
のとなっているが、フレキシャー4aがこの取付面45にて
ロードビーム１の下面に取り付けられたときに、磁気ヘ
ッドを支持する作用点を分散させるためである。また、
両側縁部43a,43bに設けられるフレキシャー補強部材46
a,46bは、プレスによる曲げ加工により一体に形成され
たものである。 このようなフレキシャー4aでは、ロードビーム取付面
45の仮想底辺44に対しその一辺42bが相対的に伸長され
た形状となっている。すなわち、磁気ヘッド９の加重を
支持する取付面45の幅に対し平板部41の幅を広く設けて
その剛性を高めている。 さらに、フレキシャー４の他の実施例を、第３図に、
前述の実施例と同様の部分には同一符号で示すと、フレ
キシャー4bは、方形の平板部41の対向する両側縁部43a,
43bに、フレキシャー補強部材46a,46bが一体に取り付け
られている。そして、平板部41の略中央から一辺42a側
にかけて磁気ヘッド吊持部47が設けられているが、本実
施例では、ロードビーム取付面45が平板部41の一部とし
て辺42b側に含まれ、とくに展延して設けたものとはな
っていない。これは、フレキシャー補強部材46a,46bを
設けることによる剛性の向上によりフレキシャー4b自体
の板厚を薄くすることが可能となり、磁気ヘッド９を吊
持するのに、吊持部47だけで十分緩衝的に支持できるの
である。このことは、フレキシャー４の加工を容易に
し、製造上のコストメリットを生むことができる。 このような構成のフレキシャー４は、第１図に示され
るように、ロードビーム取付面45の上面でロードビーム
１の自由端の下面に固着され、吊持部47の略Ｕ字部分の
下面に磁気ヘッド９のスライダ３が吊持される。そし
て、ロードビーム１と磁気ヘッド９とは、フレキシャー
４がバネ体として緩衝的に介在して結合される。 このとき、両側縁部43a,43bに一体に取り付けられた
フレキシャー補強部材46a,46bは、平板部41の剛性をさ
らに高くする。このように、剛性を高めることにより、
ねじり振動に対するフレキシャー４の固有振動のピーク
周波数を上げ、１次,2次のねじりモードの共振を回避す
るのである。 本発明者は、ドライブ装置の高速化を阻害するフレキ
シャーの振動を解析した結果、ねじり振動に対する共振
を、その固有振動を上げることにより対処することを知
得したもので、ちなみに、従来のフレキシャーと本発明
に係るフレキシャーとにおける支持装置系の固有振動解
析結果を次項の第１表に示す。 第１表の数値は、本発明の支持装置と従来のフレキシ
ャーを備えた支持装置の各振動モードにおけるピーク周
波数であり、このうち、ねじり１次,2次モードが問題と
なる。尚、板厚は、ステンレスになるフレキシャーの平
板部の厚みである。 尚、本発明の支持装置におけるフレキシャーは、両側
縁部43a,43bに設けられるフレキシャー補強部材46a,46b
は、曲げ加工により成形されたものに限らず、他に作製
した部材を一体に取り付けるものであってもよく、ま
た、その取付角度は平板部41の剛性を高め得る範囲の角
度を有して取り付けられる。
以上説明した構成によれば、フレキシャーの縦方向の
弾力性を維持したうえで、剛性を高めて支持装置系のね
じり振動に対する共振点を上げて共振を防止し得る。従
って、ドライブ時の磁気ヘッドの浮上姿勢を安定させる
ことができ、磁気ディスク装置の高速シークに対応し得
るという効果を奏する。 また、磁気ヘッドの吊持部を含んだ平板部とロードビ
ームを固着する取付面とからフレキシャーを構成し、取
付面の幅を平板部の幅よりも大きくしてなるので、磁気
ヘッドの加重を支持する取付面の幅に対し平板部の幅を
広く設けることができ、平板部の補強部材の存在を含め
てその剛性を高めることができる。
弾力性を維持したうえで、剛性を高めて支持装置系のね
じり振動に対する共振点を上げて共振を防止し得る。従
って、ドライブ時の磁気ヘッドの浮上姿勢を安定させる
ことができ、磁気ディスク装置の高速シークに対応し得
るという効果を奏する。 また、磁気ヘッドの吊持部を含んだ平板部とロードビ
ームを固着する取付面とからフレキシャーを構成し、取
付面の幅を平板部の幅よりも大きくしてなるので、磁気
ヘッドの加重を支持する取付面の幅に対し平板部の幅を
広く設けることができ、平板部の補強部材の存在を含め
てその剛性を高めることができる。
第１図は本発明の支持装置を示す斜視図、第２図（ａ）
は改良されたフレキシャーを示す平面図，（ｂ）はＡ−
Ａ矢視図、第３図は他のフレキシャーの実施例を示す平
面図、第４図は従来のフレキシャーを取り付けた支持装
置を示す斜視図、第５図は従来のフレキシャーを示す平
面図である。 １……ロードビーム、 ３……スライダ、 4,4a,4b……フレキシャー、 41……平板部、 43a,43b……縁部、 45……ロードビーム取付面、 46a,46b……フレキシャー補強部材、 47……磁気ヘッド吊持部、 ５……取付マウント、 ９……磁気ヘッド、 9a……磁気コイル、 9b……磁気コア。
は改良されたフレキシャーを示す平面図，（ｂ）はＡ−
Ａ矢視図、第３図は他のフレキシャーの実施例を示す平
面図、第４図は従来のフレキシャーを取り付けた支持装
置を示す斜視図、第５図は従来のフレキシャーを示す平
面図である。 １……ロードビーム、 ３……スライダ、 4,4a,4b……フレキシャー、 41……平板部、 43a,43b……縁部、 45……ロードビーム取付面、 46a,46b……フレキシャー補強部材、 47……磁気ヘッド吊持部、 ５……取付マウント、 ９……磁気ヘッド、 9a……磁気コイル、 9b……磁気コア。
Claims (2)
- 【請求項１】記録媒体上を浮上して情報を記録あるいは
再生する磁気ヘッドを略Ｕ字状の開孔部に囲まれた吊持
部により保持するフレキシャーと、該フレキシャーを長
手方向の一端に取り付け、他端には取付マウントを具備
してなるロードビームとから構成する浮上式磁気ヘッド
の支持装置であって、 少なくとも上記フレキシャーの吊持部を挟み、上記フレ
キシャーのロードビーム長手方向に沿う両側縁部にフレ
キシャー補強部材を設けたことを特徴とする浮上式磁気
ヘッドの支持装置。 - 【請求項２】上記フレキシャーは、上記吊持部を含んだ
平板部とロードビームを固着する取付面とからなり、上
記取付面の幅が、上記平板部の幅よりも大きくされてな
ることを特徴とする請求項１に記載の浮上式磁気ヘッド
の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2287866A JP2771690B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 浮上式磁気ヘッドの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2287866A JP2771690B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 浮上式磁気ヘッドの支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04162271A JPH04162271A (ja) | 1992-06-05 |
| JP2771690B2 true JP2771690B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17722768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2287866A Expired - Lifetime JP2771690B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 浮上式磁気ヘッドの支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2771690B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3667354B2 (ja) | 1992-11-27 | 2005-07-06 | 富士通株式会社 | ヘッドスライダ支持体 |
| US6002548A (en) * | 1992-11-27 | 1999-12-14 | Fujitsu Limited | Magnetic head supporting mechanism |
| US7885040B2 (en) * | 2007-07-06 | 2011-02-08 | Sae Magnetics (Hk) Ltd. | Suspension with locally strengthened gimbal |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2668712B2 (ja) * | 1988-09-20 | 1997-10-27 | 株式会社日立製作所 | トランスデューサ支持装置および回転円板型記録装置 |
| JP2596161B2 (ja) * | 1990-02-21 | 1997-04-02 | 日本電気株式会社 | 磁気ヘッド組立体 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP2287866A patent/JP2771690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04162271A (ja) | 1992-06-05 |
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