JP2531123Y2 - 磁気ヘッド支持ばり - Google Patents
磁気ヘッド支持ばりInfo
- Publication number
- JP2531123Y2 JP2531123Y2 JP1987111729U JP11172987U JP2531123Y2 JP 2531123 Y2 JP2531123 Y2 JP 2531123Y2 JP 1987111729 U JP1987111729 U JP 1987111729U JP 11172987 U JP11172987 U JP 11172987U JP 2531123 Y2 JP2531123 Y2 JP 2531123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- support beam
- magnetic head
- head support
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は磁気ディスク装置に用いる磁気ヘッドの支持
ばりに関する。
ばりに関する。
磁気ディスク装置用の磁気ヘッド支持機構は、ヘッド
スライダが磁気ディスク面の動きに追従するようにする
ために該ヘッドスライダを固定する可撓体と、上記可撓
体にトラックアクセスのための動きを伝えかつヘッドス
ライダに荷重を加える支持ばりとから構成される。
スライダが磁気ディスク面の動きに追従するようにする
ために該ヘッドスライダを固定する可撓体と、上記可撓
体にトラックアクセスのための動きを伝えかつヘッドス
ライダに荷重を加える支持ばりとから構成される。
このような磁気ヘッド支持機構の例としては、従来第
2図に示す型のものがある(例えば特開昭55-22296号公
報)。この支持ばり3は一端にヘッドアーム接合部4を
持ち他端においてスライダ1と接合する可撓部2を持
つ。また支持ばり3には断面図A−A′に示すように曲
げに対する剛性を高めるために側面にフランジ5が設け
てあるが、ヘッドアーム接合部4付近はフランジがなく
曲げ剛性が低いばね部6になっている。
2図に示す型のものがある(例えば特開昭55-22296号公
報)。この支持ばり3は一端にヘッドアーム接合部4を
持ち他端においてスライダ1と接合する可撓部2を持
つ。また支持ばり3には断面図A−A′に示すように曲
げに対する剛性を高めるために側面にフランジ5が設け
てあるが、ヘッドアーム接合部4付近はフランジがなく
曲げ剛性が低いばね部6になっている。
上述した従来の支持機構の支持ばりは、曲げ振動およ
び捩れ振動の共振モードを2〜4KHzに持つ。これらの振
動は磁気ディスク装置のヘッド位置決めサーボシステム
に不安定を生じ、またヘッドスライダの浮上量を変動さ
せヘッドのR/W信号に変調雑音を加えるという欠点があ
った。
び捩れ振動の共振モードを2〜4KHzに持つ。これらの振
動は磁気ディスク装置のヘッド位置決めサーボシステム
に不安定を生じ、またヘッドスライダの浮上量を変動さ
せヘッドのR/W信号に変調雑音を加えるという欠点があ
った。
本考案の磁気ヘッド支持ばりは、両端部を略90度曲折
して形成された第1のフランジ部と、前記第1のフラン
ジ部の端部を略90度曲折して形成された第2のフランジ
部とを備えている。
して形成された第1のフランジ部と、前記第1のフラン
ジ部の端部を略90度曲折して形成された第2のフランジ
部とを備えている。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の第一の実施例の平面図である。支持
ばり3には第一のフランジ7が形成され、第一のフラン
ジはさりに外側に折り曲げられた第二のフランジ8を持
つ。第二のフランジは第一のフランジの剛性を高め、そ
の結果支持ばり3の曲げおよびねじれ振動の振幅を下げ
る。
ばり3には第一のフランジ7が形成され、第一のフラン
ジはさりに外側に折り曲げられた第二のフランジ8を持
つ。第二のフランジは第一のフランジの剛性を高め、そ
の結果支持ばり3の曲げおよびねじれ振動の振幅を下げ
る。
第3図は本考案の第二の実施例の平面図である。この
場合は第二のフランジ8が内側に折り曲げられているこ
とを除き、第一の実施例と同様である。
場合は第二のフランジ8が内側に折り曲げられているこ
とを除き、第一の実施例と同様である。
以上説明したように本考案は、ヘッド支持ばりのフラ
ンジに対しさらにフランジを設けることにより剛性を高
め、振動の影響を減らすことができる効果がある。
ンジに対しさらにフランジを設けることにより剛性を高
め、振動の影響を減らすことができる効果がある。
第1図(a)および(b)は本考案の第一の実施例の平
面図および断面図、第2図(a)および(b)は従来の
スライダ支持機構の平面図および断面図、第3図(a)
および(b)は本考案の第二の実施例の平面図および断
面図である。 1……ヘッドスライダ、2……可撓部、3……支持ば
り、4……ヘッドアーム接合部、5……フランジ、6…
…ばね部、7……第一のフランジ、8……第二のフラン
ジ。
面図および断面図、第2図(a)および(b)は従来の
スライダ支持機構の平面図および断面図、第3図(a)
および(b)は本考案の第二の実施例の平面図および断
面図である。 1……ヘッドスライダ、2……可撓部、3……支持ば
り、4……ヘッドアーム接合部、5……フランジ、6…
…ばね部、7……第一のフランジ、8……第二のフラン
ジ。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気デイスク装置に用いられる磁気ヘッド
支持ばりにおいて、 両端部を略90度曲折して形成された第1のフランジ部
と、 前記第1のフランジ部の端部を略90度曲折して形成され
た第2のフランジ部とが設けられたことを特徴とする磁
気ヘッド支持ばり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987111729U JP2531123Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 磁気ヘッド支持ばり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987111729U JP2531123Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 磁気ヘッド支持ばり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6418474U JPS6418474U (ja) | 1989-01-30 |
JP2531123Y2 true JP2531123Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31350036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987111729U Expired - Lifetime JP2531123Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 磁気ヘッド支持ばり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531123Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56105360A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-21 | Nec Corp | Floating magnetic head mechanism |
JPS59207065A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-24 | Nec Corp | 浮動ヘツド支持装置 |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP1987111729U patent/JP2531123Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6418474U (ja) | 1989-01-30 |
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