JP2771360B2 - ナトリウム−硫黄電池における消火装置 - Google Patents

ナトリウム−硫黄電池における消火装置

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JP2771360B2
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナトリウム−硫黄電池
により構成された集合電池における消火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ナトリウム−硫黄電池の事故火
災を消火するためには、粉末又は粒状の消火剤を窒素な
どの不活性ガスの流れにのせて電池の収納ケース内に投
入することにより行われる。この場合、消火剤及び不活
性ガスは前記収納ケース内の壁部に設けたノズルから収
納ケース内に噴射される。そして、収納ケース内におい
て不活性ガス及び消火剤の流速が低下することにより、
消火剤が収納ケース内に沈下残留して消火が行われる。
収納ケース内の不活性ガスは収納ケースの壁部の排出口
から収納ケース外に排出される。
【0003】そして、収納ケース内の事故火災の際に
は、火災発生と同時に消火剤を不活性ガス流にのせて速
やかに収納ケース内へ投入できるようにすることが望ま
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このためには、貯蔵タ
ンク内の不活性ガスの圧力を常時高い状態にしておくこ
とが望ましい。ところが、前記貯蔵タンク内の不活性ガ
スの圧力を常時加圧状態にすると、貯蔵タンクと前記収
納ケースとを連結する配管に設けられている弁や、消火
剤を貯蔵タンク内に投入するためにタンク上部に設けら
れている投入口や、安全弁等から不活性ガスがわずかず
つ漏洩する。特に、前記弁や消火剤投入口のフランジは
粒状の消火剤が出入りするので、この粒状の消火剤が弁
の弁座や消火剤投入口周囲のフランジ部にかみ込まれそ
れらの部分から不活性ガスが漏洩しやすく、この漏洩を
皆無にすることは困難である。
【0005】そのため、前記貯蔵タンク内にガス圧を付
与するとともに、消火剤をのせるガス流をつくるための
加圧ボンベ内の不活性ガスが漏洩補充のために消費され
て次第にボンベ内のガス容量が低下する。このような状
態になると、収納ケース内で火災が起きたときに消火剤
を搬送するための不活性ガス量が不足して消火に支障を
きたすという問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解消するためになされ
たものであって、その目的は消火剤を収容する貯蔵タン
ク内の不活性ガスの圧力を常時確保でき、ナトリウム−
硫黄電池の収納ケース内の火災に対して迅速に対処でき
るナトリウム−硫黄電池における消火装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではナトリウム−硫黄電池により構成された
集合電池を収納した収納ケースと、粉末又は粒状の消火
剤が貯蔵された貯蔵タンクと、前記収納ケースと貯蔵タ
ンクとを連結する連結配管と、その連結配管中に設けら
れた弁と、前記貯蔵タンク内へ不活性ガスを供給するガ
ス供給装置と、前記弁の開放により消火剤を不活性ガス
流にのせて収納ケース内に投入するように構成した消火
装置において、前記ガス供給装置とは別に、ガス供給装
置と並列に貯蔵タンクに接続され、貯蔵タンクの内部に
不活性ガスを圧入して同タンク内を加圧する不活性ガス
発生装置と、貯蔵タンク内の圧力が一定に保持されるよ
うに前記不活性ガス発生装置の作動を制御する制御装置
とを設けたナトリウム−硫黄電池における消火装置をそ
の要旨としている。
【0008】また、本発明では前記不活性ガス発生装置
は不活性ガス分離膜を用いて大気から窒素ガスを分離濃
縮し、同ガスを加圧して貯蔵タンク内に供給するナトリ
ウム−硫黄電池における消火装置をその要旨としてい
る。
【0009】
【作用】貯蔵タンクには前記ガス供給装置とは別に、不
活性ガス発生装置が設けられている。従って、貯蔵タン
ク内の不活性ガスの圧力が低下してもこの不活性ガス発
生装置及び制御装置の作用により不活性ガスが貯蔵タン
ク内に供給されて、タンク内ガス圧は一定に保持され
る。このため、収納ケース内の事故火災時には火災発生
と同時に消火剤が不活性ガスにのせられて収納ケース内
に速やかに投入され、収納ケース内の火災は消火され
る。
【0010】また、不活性ガス発生装置は、分離膜の作
用により大気中から窒素を取り込むため、この発生装置
のための不活性ガスボンベは不要である。
【0011】
【実施例】以下に本発明を具体化した一実施例について
図1〜3に従って説明する。図1に示すように、四角箱
状をなす収納ケース1内にはナトリウム−硫黄電池の単
電池を多数組み込んだ複数の集合電池2が収納され、こ
の収納ケース1が複数並べて設置されている。前記集合
電池2の内部は図示しないが、単体のナトリウム−硫黄
電池が単体で、もしくは上下方向に積層されて直列接続
された状態で設けられている。そして、単体のナトリウ
ム−硫黄電池は固体電解質管を介して金属ナトリウムと
硫黄とが区分して収納されている。さらに、前記収納ケ
ース1の内部は約300℃に常時加熱され、電池内の金
属ナトリウム及び硫黄を溶融状態にしている。
【0012】前記収納ケース1内上部には温度センサな
どの火災検出装置3が取付けられている。収納ケース1
内上部には排気管1aが取付けられ収納ケース1内のガ
スを排気するようになっている。なお、排気管1aは平
常時には閉塞される。
【0013】こられの収納ケース1には、粒状の消火剤
4が充填されるとともに、不活性ガスとしての窒素ガス
が充満された貯蔵タンク5が連結配管6を介して接続さ
れている。前記消火剤4は電池の活物質及び火災発生時
の生成物と非反応性を有し、吸湿性がなく絶縁性を有す
るものが使用される。具体的には、消火剤4は粒子径0.
2 〜2.0mm のセラミック粒子や砂の単独又は混合物で形
成されている。
【0014】前記セラミックとしては、長石質普通磁
器、アルミナ含有磁器、クリストバライト磁器等が使用
される。前記連結配管6には貯蔵タンク5内の消火剤4
を収納ケース1側への通過を許容するための常閉の導入
弁7が設けられるとともに、連結配管6の各収納ケース
1に接続される部分は分岐管6aに分岐され、これら分
岐管6aには火災が発生した収納ケース1側への消火剤
4の通過を許容するための常閉の選択弁8がそれぞれ設
けられている。
【0015】前記貯蔵タンク5には不活性ガスとしての
窒素を加圧収納する加圧ボンベ16が窒素配管17によ
って接続されている。この窒素配管17は途中で分岐さ
れ、その分岐配管18は貯蔵タンク5の出口配管10を
介して前記連結配管6に接続されている。この窒素配管
17には常閉の貯蔵タンク加圧弁20が取付けられ、分
岐配管18には常閉の搬送弁21が接続されている。
【0016】前記窒素の加圧ボンベ16、窒素配管1
7、貯蔵タンク加圧弁20等によりガス供給装置が構成
されている。なお、前記前記導入弁7、選択弁8、貯蔵
タンク加圧弁20、搬送弁21はいずれも電磁弁、電動
弁もしくは空気圧駆動等による自動弁である。そして、
前記火災検出装置3の検出信号に基づいて前記貯蔵タン
ク加圧弁20、搬送弁21が開放されるとともに、導入
弁7、選択弁8が開放されるようになっている。
【0017】前記貯蔵タンク5の上部には窒素発生器3
1と真空ポンプ41とコンプレッサー32とからなる不
活性ガス発生装置が逆止弁33を介して接続されてい
る。同じく貯蔵タンク5の上部には消火剤投入用の孔が
設けられ、その孔の周縁には蓋取付用のフランジ9が形
成されるとともに、その隣接位置には圧力センサ34及
び安全弁15が取付けられている。
【0018】ここで、前記窒素発生器31について説明
する。図2は窒素発生器31を模式的に示す説明図であ
って、同図に示すように、窒素発生器31の内部は、多
孔質支持板42に支持されたガス分離膜43によって酸
素富化室45と窒素富化室44に区画形成されている。
この分離膜43はシリコーン系樹脂により形成された厚
さ0.1 μm以下の膜であるが、その他の樹脂、ゴム製で
あってもよい。この膜はその分離係数及び酸素透過係数
が大きいほど不活性ガスの分離能力が大きいので好まし
い。
【0019】前記窒素富化室44は実際には蛇行する一
本の溝状になっており、その一端には大気からの入口配
管46が接続され、他端はコンプレッサ32への給気配
管47が接続されている。酸素富化室45には真空ポン
プ41の吸引配管48が接続されている。真空ポンプ4
1を起動すると酸素富化室45は窒素富化室44より低
圧となり、窒素富化室44内の空気は分離膜43に溶
解、拡散し、酸素富化室45側の表面で離脱して空気の
移動が行われるが、溶解、離脱する割合が各ガスによっ
て異なり、空気中に一般に含まれるものとしては、窒
素、酸素、アルゴン、炭酸ガス、水蒸気の順に高くな
り、酸素は窒素に対して2〜3倍大きい。
【0020】このため、酸素富化室45へは一般の空気
成分比よりもはるかに高い酸素比の空気が移動し、一方
窒素富化室44には窒素比の高い空気が残される。この
窒素成分は蛇行する溝を長くしたり、この装置を2段、
3段に重ねることにより、90〜95%濃度まで高める
ことができる。窒素が富化された空気は給気配管47を
通してコンプレッサ32にて加圧され、窒素取得配管4
9を介して貯蔵タンク5に供給される。
【0021】なお、ここでコンプレッサ32の吸い込み
量が真空ポンプ41の排気量とのバランスがとれていな
いと、窒素成分が富化されないうちに空気が窒素富化室
44を通過するので注意を要する。
【0022】次に、前記不活性ガス加圧供給装置を作動
制御する構成について説明する。図3に示すように、制
御装置60には前記圧力センサ34が接続され、貯蔵タ
ンク5内の窒素ガスの圧力に関する信号が入力されるよ
うになっている。また、制御装置60には真空ポンプ4
1とコンプレッサ32とが接続され、これらを作動又は
停止させる信号が出力されるようになっている。
【0023】そして、貯蔵タンク5内の窒素ガスの圧力
が所定値まで低下したとき、圧力センサ34から制御装
置60に信号が入力され、制御装置60は真空ポンプ4
1及びコンプレッサ32を作動させるようになってい
る。また、貯蔵タンク5内の窒素ガスの圧力が一定の上
限値まで達したときには、圧力センサ34からの信号が
制御装置60に入力され、制御装置60が真空ポンプ4
1及びコンプレッサ32の作動を停止させるようになっ
ている。
【0024】次に、このような消火装置について作用を
説明する。貯蔵タンク5内の窒素ガスの圧力が前記導入
弁7、フランジ9等における漏洩によって経時的に所定
値まで低下すると、圧力センサ34から制御装置60に
信号が入力される。制御装置60はこの信号に基づいて
前記真空ポンプ41とコンプレッサ32を作動させる。
この作動により大気が窒素富化室44に吸引導入され
る。
【0025】そして、図2に示すように、蛇行する窒素
富化室44で窒素濃度が高められたガスは窒素取得配管
49から取得され、貯蔵タンク5内に供給される。従っ
て、貯蔵タンク5内の窒素の圧力が経時的に低下しても
所定圧まで短時間のうちに上昇する。その後、貯蔵タン
ク5内の窒素ガスの圧力が上限値に到達すると、圧力セ
ンサ34からの信号に基づき制御装置60は、真空ポン
プ41及びコンプレッサ32の作動を停止させる。この
ようにして、貯蔵タンク5内の窒素ガスの圧力は常時一
定の加圧状態に保持される。
【0026】次に、複数の収納ケース1のいずれかにお
いて、電池内部の固体電解質管が何らかの理由で破損す
ると、陽極及び陰極の活物質である溶融した金属ナトリ
ウムと硫黄が直接接触して急激な化学反応を起こすこと
により火災事故が発生する。このとき、その収納ケース
1内の温度が上昇し、火災検出装置3が火災を検知す
る。そして、この火災検出装置3からの信号に基づいて
前記貯蔵タンク加圧弁20、搬送弁21、導入弁7及び
火災の発生した収納ケース1に対応する選択弁8が開か
れる。
【0027】すると、加圧ボンベ16内の窒素のガス圧
が貯蔵タンク5の内部と連結配管6及び分岐管6aに作
用する。従って、貯蔵タンク5内の消火剤4は出口配管
10、連結配管6内に至り、同連結配管6内の窒素ガス
流にのせられて、導入弁7及び選択弁8を介して収納ケ
ース1内へ投入される。そして、収納ケース1内におい
て消火剤4はその慣性力により飛翔した後、自重により
落下し、次第に収納ケース1内の各電池を覆うように堆
積する。従って、溶融状態にある硫黄、金属ナトリウム
及び多硫化ナトリウムが熱を奪われて冷却固化するとと
もに、酸素や水分が遮断されて化学反応が抑制され、火
災が消火される。収納ケース1内に給送された窒素ガス
は排気管1aから外部に排気される。
【0028】上記のように、本実施例によれば、消火剤
4を収容する貯蔵タンク5内の窒素ガスの圧力は、加圧
ボンベ16とは別の不活性ガス発生装置によって常に所
定圧に維持されているので、収納ケース1内の火災に対
して火災発生と同時に迅速に対処できる。従って、貯蔵
タンク加圧弁20を開放して、加圧ボンベ16内の圧力
を貯蔵タンク5内に常時付与する必要がなく、漏洩によ
る加圧ボンベ16内の窒素の浪費を防止できる。従っ
て、前記のように、火災発生時には加圧ボンベ16内の
窒素を有効に使用できる。また、貯蔵タンク5内の窒素
ガスが漏洩しても、不活性ガス発生装置によりその漏洩
分を補充できるため、導入弁7やフランジ9等の気密性
について厳密な設計は要求されないので、装置の設計が
容易となる。
【0029】さらに、前記実施例においては、不活性ガ
スとして大気中の窒素ガスを濃縮して使用するので、漏
洩分のガスを補充するためのボンベは不要である。な
お、ナトリウム−硫黄電池の消火にはナトリウムとの反
応性や絶縁性から水分は厳禁されているが、常時大気中
から窒素ガスを得て貯蔵タンク5に補充していくと、大
気中の湿気がまぎれ込み、長期間のうちには貯蔵タンク
5内の消火剤の湿分、水分が高まるとの懸念があり、コ
ンプレッサ32の出口で水分離装置を設けるべきとの考
えもある。
【0030】しかし、前述したように、水蒸気は酸素以
上に分離膜43を透過する特性があるので、湿気は全て
酸素富化室45側に移動し、窒素富化室44側に残らな
いので、この方式による窒素発生器31には水分離装置
が不要であるとの利点も有する。
【0031】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば不活性ガス発生装置として漏洩ガス圧補充
用のガスボンベを使用したり等してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、消
火剤を収容する貯蔵タンク内の不活性ガスの圧力を常時
確保でき、ナトリウム−硫黄電池の収納ケース内の火災
に対して迅速に対処できるという優れた効果を奏する。
また、本発明によれば、大気中の窒素ガスを不活性ガス
として利用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の消火装置を示す説明図であ
る。
【図2】窒素発生器を示す概略断面図である。
【図3】不活性ガス発生装置を作動させるための制御回
路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…収納ケース、4…粒状消火剤、5…貯蔵タンク、6
…連結配管、7…弁としての導入弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−84319(JP,A) 特開 平5−84318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 10/39 H01M 10/42 A62C 3/00 - 3/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナトリウム−硫黄電池により構成された
    集合電池を収納した収納ケースと、粉末又は粒状の消火
    剤が貯蔵された貯蔵タンクと、前記収納ケースと貯蔵タ
    ンクとを連結する連結配管と、その連結配管中に設けら
    れた弁と、前記貯蔵タンク内へ不活性ガスを供給するガ
    ス供給装置と、前記弁の開放により消火剤を不活性ガス
    流にのせて収納ケース内に投入するように構成した消火
    装置において、 前記ガス供給装置とは別に、ガス供給装置と並列に貯蔵
    タンクに接続され、貯蔵タンクの内部に不活性ガスを圧
    入して同タンク内を加圧する不活性ガス発生装置と、貯
    蔵タンク内の圧力が一定に保持されるように前記不活性
    ガス発生装置の作動を制御する制御装置とを設けたこと
    を特徴とするナトリウム−硫黄電池における消火装置。
  2. 【請求項2】 前記不活性ガス発生装置は不活性ガス分
    離膜を用いて大気から窒素ガスを分離濃縮し、同ガスを
    加圧して貯蔵タンク内に供給することを特徴とする請求
    項1に記載のナトリウム−硫黄電池における消火装置。
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