JP2003123736A - 電 池 - Google Patents

電 池

Info

Publication number
JP2003123736A
JP2003123736A JP2001311314A JP2001311314A JP2003123736A JP 2003123736 A JP2003123736 A JP 2003123736A JP 2001311314 A JP2001311314 A JP 2001311314A JP 2001311314 A JP2001311314 A JP 2001311314A JP 2003123736 A JP2003123736 A JP 2003123736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
aqueous electrolyte
electrolytic solution
temperature
battery container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001311314A
Other languages
English (en)
Inventor
Jo Sasaki
丈 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Storage Battery Co Ltd filed Critical Japan Storage Battery Co Ltd
Priority to JP2001311314A priority Critical patent/JP2003123736A/ja
Publication of JP2003123736A publication Critical patent/JP2003123736A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池異常時に、電池容器1a内から非水電解
液2を引き抜くことにより、確実に非水電解質二次電池
1の安全性を確保することができる電池を提供する。 【解決手段】 電池容器1a内に非水電解液2を充填し
た非水電解質二次電池 1において、電池異常時に、こ
の電池容器1a内の非水電解液2を引抜バルブ7を介し
て吸引ポンプ8により廃液タンク9に引き抜く構成とす
る。また、この後に電池が正常に戻った場合には、供給
バルブ10を介して電池容器1a内に電解液タンク11
の非水電解液2を供給し、電池が正常に戻らなかった場
合には、注入バルブ12を介して電池容器1a内に消火
剤タンク13の消火剤6を注入する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば大型の非水
電解質二次電池等のように特に安全性の強化が要請され
る電池に関する。
【0002】
【従来の技術】非水電解質二次電池は、過充電が行われ
ると、ジュール熱により負極が非水電解液と反応を始め
るので、これにより電池温度がさらに上昇することによ
って正極が熱分解を開始して大きなエネルギーを放出し
熱逸走を起こすおそれがある。また、このような発熱が
起こると、非水電解液が熱分解してガスが発生し、電池
容器内が高圧となり、非水電解液を漏液するおそれもあ
る。このため、非水電解質二次電池の充電装置は、充電
時に電池の電圧や温度、充電電気量等を検出して、この
ような過充電が生じないようにしていた。
【0003】しかしながら、この充電装置に故障や誤動
作が発生したような場合には、非水電解質二次電池が過
充電されるのを避けることはできない。このため、従来
は、非水電解質二次電池自身にも、電池容器内の温度や
圧力の異常な上昇を防ぐための安全装置を設けて、この
電池の安全性を確保するようにしていた。例えば、温度
に対しては、異常な高温になるとイオン透過性を喪失す
るポリエチレン微多孔膜からなるセパレータを発電要素
に用いたり、この異常な高温により高抵抗となる大きな
正温度特性を持ったポリスイッチを内部回路に挿入した
りしていた。また、圧力に対しては、異常な高圧になる
と、電池容器内を外部に開放してガス抜きを行う安全弁
を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記安全弁
は、電池容器の内部を減圧して容器破壊や不用意な漏液
を避けることはできるが、非水電解液の熱分解によるガ
スの発生自体を止めることはできない。また、ポリエチ
レン微多孔膜やポリスイッチも、高温時に電池内部の充
電電流を制限してジュール熱の発生を抑制することはで
きるが、熱逸走が起きてしまえば、正極の発熱反応自体
を制限することはできず、この発熱に基づく非水電解液
の熱分解によるガスの発生も止めることができない。
【0005】このため、従来は、特に大型の非水電解質
二次電池のように蓄積するエネルギーが大きい電池の場
合に、この電池の安全性を十分に確保することができな
いという問題が生じていた。また、安全弁として用いた
破裂弁が開口した場合や、ポリエチレン微多孔膜のセパ
レータが多孔性を失ったような場合には、電池異常が解
消しても、電池機能を回復することができず、この電池
の再利用が不可能になるという問題もあった。
【0006】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、電池異常時に電解液を引き抜くこと
により、確実に安全性を確保することができる電池を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電池
容器内に電解液を充填した電池において、電池異常と判
断された場合に、電池容器内の電解液を外部に引き抜く
電解液引抜手段が設けられたことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、電池異常時に電
解液が外部に引き抜かれて電池容器内に存在しなくなる
ので、この電解液が電池容器内で熱分解してガスが発生
するのを防止することができる。また、正負極間の電解
液が引き抜かれることにより、この電解液を媒介した化
学反応が抑制されるので、発熱反応のほとんどを停止さ
せることができる。このため、電池の発熱やガスの発生
をその原因から除去することにより、電池の熱逸走や漏
液を確実に防止することができるようになる。しかも、
大きな熱量を持った電解液が電池容器の外部に強制的に
引き抜かれるので、この電池容器内の温度を迅速に低下
させることもできる。
【0009】なお、電池異常とは、電池温度が異常に高
温であるか、電池容器の内圧が異常に高圧である場合を
いい、単に温度や圧力が所定値を超えた場合だけでな
く、その温度や圧力の上昇速度や持続時間、又は、所定
時間内の発生熱量が所定値を超える等というような時間
要素をも考慮して異常かどうかの判定を行うことができ
る。また、電解液引抜手段とは、電池容器内に開口し、
この電池容器内よりも減圧することにより電解液を外部
に引き抜くようにした構成であり、電池容器に接続した
吸引ポンプや、減圧した密閉容器と電池容器との間を弁
によって開閉する機構等によって構成することができ
る。
【0010】請求項2の発明は、前記電解液引抜手段が
電解液の引き抜きを開始した後に、電池が正常に戻った
と判断された場合に、外部から電池容器内に電解液を供
給する電解液供給手段が設けられたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、電池異常時に一
旦電解液が外部に引き抜かれて電池として使用できない
状態になっても、その後電池が正常に戻った場合に、電
池容器内に電解液が供給されるので、この電池を再度利
用可能にすることができるようになる。
【0012】なお、電解液供給手段は、別に用意された
新規の電解液を供給することができるが、電解液引抜手
段が引き抜いた既使用の電解液を再利用することも可能
である。また、この電解液供給手段は、電解液引抜手段
が電解液を完全に引き抜き終えた後に限らず、引き抜き
を開始して少しでも電解液を抜き抜いた後であれば、電
池が正常に戻ったと判断されることを条件に、電解液を
供給することができる。電池が正常に戻った場合とは、
電池の温度や圧力が一定値よりも低くなった場合に限ら
ず、その降下速度や低い温度又は圧力の持続時間等の時
間要素をも考慮して判定を行うことができる。また、こ
の電池が正常に戻ったと判断される場合には、故障修理
の完了等の外的な要因を加えることもできる。
【0013】請求項3の発明は、前記電解液引抜手段が
電解液の引き抜きを開始した後に、電池が正常に戻らな
いと判断された場合に、外部から電池容器内に消火剤を
注入する消火剤注入手段が設けられたことを特徴とす
る。
【0014】請求項3の発明によれば、電池異常時に電
解液が外部に引き抜かれても電池が正常に戻らない場合
に、電池容器内に消火剤が注入されるので、強制的に化
学反応を抑制することにより、この電池の熱逸走や漏液
をさらに確実に防止することができるようになる。
【0015】なお、消火剤注入手段は、電解液引抜手段
が電解液を完全に引き抜き終えた後に限らず、引き抜き
を開始して少しでも電解液を抜き抜けば、電池が正常に
戻らないと判断されることを条件に、消火剤を注入する
ことができる。電池が正常に戻らない場合とは、電池温
度が正常な温度まで降下しないか、電池容器の内圧が正
常な圧力まで降下しない場合をいい、温度や圧力が一定
値以上である場合だけでなく、その降下速度や温度又は
圧力の持続時間等の時間要素をも考慮して判定を行うこ
とができる。ただし、この電池が正常に戻らないこと
は、電解液引抜手段が電解液を引き抜いた効果が十分に
表れてから判断すべきであるため、この電解液の引き抜
き開始からの経過時間や引き抜き量に応じて判断基準を
推移させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態を示すものであ
って、非水電解質二次電池の構成を示す電池容器内部の
縦断面図とブロック図である。
【0018】本実施形態の電池は、電力貯蔵や非常用電
源として用いられる大型の非水電解質二次電池1につい
て説明する。この非水電解質二次電池1は、電池容器1
aの内部に発電要素1bを収納すると共に非水電解液2
を充填して密閉したものである。発電要素1bは、正極
板と負極板をセパレータを介して積層又は巻回したもの
であり、非水電解液2は、リチウム塩等を有機溶媒で溶
解した電解液である。
【0019】上記非水電解質二次電池1には、電池容器
1aの内部の温度を検出する温度センサ3と、この電池
容器1aの内部の圧力を検出する圧力センサ4とが取り
付けられている。そして、これらの温度センサ3と圧力
センサ4が検出した温度と圧力の情報は、制御装置5に
送られるようになっている。
【0020】また、上記非水電解質二次電池1の電池容
器1aには、下端部に非水電解液2の排出口1cが開口
すると共に、上端部に非水電解液2の供給口1dと消火
剤6の注入口1eとが開口している。なお、上端部の供
給口1dと注入口1eは、開口部を共用することができ
る。しかも、これらの供給口1dと注入口1eは、必ず
しも電池容器1aの上端部に設ける必要はないので、排
出口1cと開口部を共用することも可能である。
【0021】上記非水電解液2の排出口1cは、引抜バ
ルブ7と吸引ポンプ8を介して廃液タンク9に接続され
ている。引抜バルブ7の開閉動作と吸引ポンプ8の吸引
動作は、制御装置5によって制御されるようになってい
て、引抜バルブ7が開いて吸引ポンプ8が吸引動作を開
始すると、非水電解質二次電池1の電池容器1aの内部
から排出口1cを通して非水電解液2が引き抜かれ、廃
液タンク9に排出されるようになっている。
【0022】上記非水電解液2の供給口1dには、供給
バルブ10を介して電解液タンク11が接続されてい
る。供給バルブ10の開閉動作は、制御装置5によって
制御されるようになっていて、この供給バルブ10が開
くと、高い位置にある電解液タンク11内の非水電解液
2が落差によって供給口1dを通り非水電解質二次電池
1の電池容器1aの内部に供給されるようになってい
る。電解液タンク11は、未使用の非水電解液2を貯蔵
してあるタンクであり、既使用の非水電解液2を引き抜
いた後の電池容器1aの内部に流れ込むようになってい
る。ただし、電池容器1aの内部の圧力が高い等の理由
により、そのままでは非水電解液2が流れ込まないよう
な場合には、電解液タンク11内を予め高圧にしておい
たり、この電解液タンク11の非水電解液2を強制的に
電池容器1aの内部に送り込むポンプを設けるようにす
ればよい。
【0023】上記消火剤6の注入口1eには、注入バル
ブ12を介して消火剤タンク13が接続されている。注
入バルブ12の開閉動作は、制御装置5によって制御さ
れるようになっていて、この注入バルブ12が開くと、
消火剤タンク13内の消火剤6が注入口1eを通って非
水電解質二次電池1の電池容器1aの内部に注入される
ようになっている。消火剤タンク13は、消火剤6を高
圧にして貯蔵してあるタンクであり、これによってこの
消火剤6を強制的に電池容器1aの内部に注入すること
ができる。消火剤6は、非水電解質二次電池1の内部の
化学反応を抑制するための絶縁剤又は不活性剤であり、
絶縁剤としては、流動パラフィン等を用いることがで
き、不活性剤としては、二酸化炭素、窒素、アルゴン、
四塩化炭素、ハロゲン化炭化水素、燐酸エステル等を用
いることができる。
【0024】上記制御装置5は、温度センサ3や圧力セ
ンサ4から送られて来る電池容器1aの内部の温度や圧
力の情報に基づいて、引抜バルブ7と供給バルブ10と
注入バルブ12の開閉動作を制御する装置であり、引抜
バルブ7を開く場合には、同時に吸引ポンプ8も作動さ
せるようになっている。即ち、例えば電池容器1aの内
部の温度や圧力が異常に上昇して電池異常になると、引
抜バルブ7を開いて吸引ポンプ8に吸引動作を行わせる
ことにより、この電池容器1aの内部の非水電解液2を
引き抜いて廃液タンク9に排出する。電池容器1aの内
部から非水電解液2が引き抜かれると、熱分解によるガ
ス発生の原因となるこの非水電解液2自体が存在しなく
なるので、電池容器1aの内部の圧力の上昇を止めると
共に、引き抜いた非水電解液2の容積分だけ圧力を低下
させることができる。また、発電要素1bの正極板と負
極板の間の非水電解液2が存在しなくなるので、この非
水電解液2を媒介した化学反応を抑制することもでき、
発熱反応のほとんどを停止させることができるようにな
る。さらに、高温となった非水電解液2を外部に放出す
ることにより、大量の熱量を奪うことができるので、電
池容器1aの内部の温度を迅速に低下させることができ
る。
【0025】従って、本実施形態の非水電解質二次電池
1は、装置故障等によって過充電等が発生し電池容器1
aの内部の温度や圧力が異常に上昇することにより電池
異常時になると、非水電解液2を引き抜くことにより、
この電池容器1aの内部の温度や圧力を確実に低下させ
ることができる。
【0026】なお、制御装置5は、温度センサ3や圧力
センサ4によって検出された電池容器1aの内部温度や
内部圧力が異常に上昇し、いずれか一方又は双方が所定
値を超えた場合に電池異常であると判断して、引抜バル
ブ7を開き吸引ポンプ8を作動させることができる。し
かし、温度や圧力が所定値を超えたかどうかだけで判断
したのでは、これら温度や圧力の上昇速度が急激な場合
や、それほど高くはない温度や圧力が長時間持続したよ
うな場合に、必ずしも適切な判断を行えるとは限らな
い。つまり、例えば温度上昇が急激な場合には、異常な
高温である所定温度を超えるまで待っていたのでは熱逸
走が始まってしまい、この熱反応を抑制することが困難
になる。また、特に異常というほどではない高温の状態
が長時間持続すると、極板自体の劣化が進み、電池とし
ての再利用が困難になる場合がある。従って、電池異常
時であるかどうかは、温度や圧力の上昇速度や持続時
間、又は、所定時間内の発生熱量が所定値を超える等と
いうような時間要素をも考慮して判定を行うことができ
る。
【0027】また、本実施形態では、引抜バルブ7と吸
引ポンプ8を用いて非水電解液2を引き抜く場合につい
て説明したが、引抜バルブ7を開くだけで非水電解液2
を電池容器1aから速やかに排出できるのであれば、必
ずしも吸引ポンプ8を用いる必要はない。例えば電池容
器1aの内部が必ず高圧になるのであれば、廃液タンク
9内が大気圧であっても、引抜バルブ7を開くだけで非
水電解液2を引き抜くことができる。さらに、廃液タン
ク9が十分に大きな減圧された密閉タンクであれば、電
池容器1aの内部が常圧であっても、同様に非水電解液
2を引き抜くことができる。これに対して、吸引ポンプ
8の停止時に電池容器1aの内部が密閉される場合に
は、逆に引抜バルブ7を用いる必要がなくなる。
【0028】また、電池容器1aから引き抜いた非水電
解液2は、可燃性の液体であるため、本実施形態のよう
に廃液タンク9に収納しておくのが好ましい。しかし、
設置場所の周囲の事情が許すのであれば、非水電解液2
をそのまま非水電解質二次電池1の外部に放出すること
もできる。
【0029】上記制御装置5は、引抜バルブ7と吸引ポ
ンプ8を制御して非水電解液2を引き抜いた場合に、電
池容器1aの内部の温度や圧力が低下して非水電解質二
次電池1が正常に戻ると、供給バルブ10を開いて電解
液タンク11の非水電解液2をこの電池容器1aの内部
に供給する。すると、発電要素1bの正負の極板間に新
たな非水電解液2が充填されるので、再び電池機能が回
復して、非水電解質二次電池1としての再利用が可能に
なる。
【0030】従って、本実施形態の非水電解質二次電池
1は、一旦電池異常となって非水電解液2が引き抜かれ
た後であっても、再利用が可能となるので、直ちに電池
交換を行う必要に迫られるのを防止できるだけでなく、
本来の電池寿命まで利用を続けることにより経済的な無
駄をなくすこともできるようになる。
【0031】なお、本実施形態では、電解液タンク11
に貯蔵した未使用の非水電解液2を供給する場合につい
て説明したが、廃液タンク9に引き抜いた既使用の非水
電解液2を再度電池容器1aに戻すようにすることも可
能である。また、電池が正常に戻ったと判断されれば、
非水電解液2が完全に引き抜かれた後でなくても、この
引き抜きを途中で停止させてから非水電解液2の供給を
行うこともできる。
【0032】ここで、電池が正常に戻った場合とは、電
池容器1aの内部温度が正常な温度まで降下したり、内
部圧力が正常な圧力まで降下することにより、これらの
温度や圧力が一定値よりも低くなった場合に限らず、そ
の降下速度や低い温度又は圧力の持続時間等の時間要素
をも考慮して判定を行うことができる。また、一旦電池
異常時となった電池が電池異常時ではなくなったとして
も、常に電池が正常に戻ったと判断されるとは限らな
い。しかも、例えば充電装置の誤動作が正常に戻った
り、故障が修理によって直ることにより外的な要因が解
消されなければ、電池が正常に戻ったとは判断しないよ
うにすることもできる。このときの外的な要因が解消さ
れたかどうかの判断は、その場にいる作業者が行うよう
にして、この判断に基づく操作によって制御装置5が供
給バルブ10を制御するようにしてもよい。
【0033】上記制御装置5は、引抜バルブ7と吸引ポ
ンプ8を制御して非水電解液2を引き抜いた場合にも、
電池容器1aの内部の温度や圧力が低下せず、非水電解
質二次電池1が正常に戻らない場合には、注入バルブ1
2を開いて消火剤タンク13の消火剤6を電池容器1a
の内部に注入する。すると、非水電解液2を引き抜いた
後にも熱分解を続けていた極板等が低温の絶縁剤や不活
性剤に覆われることにより化学反応を確実に停止するよ
うになる。
【0034】従って、本実施形態の非水電解質二次電池
1は、非水電解液2を引き抜いても電池が正常に戻らな
い場合に、消火剤6を注入することにより、この非水電
解質二次電池1の熱逸走や漏液をさらに確実に防止する
ことができるようになる。
【0035】なお、電池が正常に戻らないと判断されれ
ば、非水電解液2が完全に引き抜かれた後でなくても、
この引き抜きを停止させ、又は、引き抜きを続行しなが
ら、消火剤6の注入を行うことができる。電池が正常に
戻らない場合とは、電池容器1aの内部温度が正常な温
度まで降下しなかったり、内部圧力が正常な圧力まで降
下しないことにより、これらの温度や圧力が一定値より
も高い状態が維持されている場合に限らず、その変化の
速度や高い温度又は圧力の持続時間等の時間要素をも考
慮して判定を行うことができる。
【0036】一旦電池容器1aの内部に消火剤6が注入
されると、非水電解質二次電池1の再利用が不可能とな
るので、非水電解液2の引き抜きによる効果がなく、非
水電解液2の供給による再利用の余地がないことを十分
に確認してから消火剤6の注入を行うべきである。この
ため、非水電解液2の引き抜きを開始してからの経過時
間や引き抜き量が所定値を超えてから判断する他、これ
らの経過時間や引き抜き量に応じて判断基準を推移させ
ることもできる。例えば非水電解液2の引き抜き開始の
直後であれば、温度や圧力がさらに異常に上昇し続けて
るような場合を除けば、この温度や圧力が直ぐに低下し
なくても、電池が正常に戻らないと判断することは適切
ではない。また、この電池が正常に戻らない場合は、上
記電池が正常に戻った場合と相補な関係である必要はな
いので、電池が正常に戻ったとは判断できないからとい
って、常に電池が正常に戻らないと判断する必要はな
い。ただし、電池が正常に戻ったと判断されると、非水
電解液2の供給が行われるので、これと同時に電池が正
常に戻らないと判断し消火剤6を注入するように制御す
ることは好ましくない。
【0037】上記実施形態で説明した非水電解質二次電
池1の中でも正極活物質にニッケル系のリチウム含有複
合酸化物を用いるリチウムイオン二次電池の場合には、
この正極の発熱開始温度が低くなるために、特に熱逸走
を起こし易いという問題が従来からあった。しかし、本
実施形態によれば、このような熱逸走の発生を未然に防
止すると共に、万が一熱逸走が発生したとしても確実に
消火することができるので、ニッケル系のリチウム含有
複合酸化物を用いた容量密度の高いリチウムイオン二次
電池を実用化することが容易になる。もっとも、安全性
の向上が要請される電池であれば、このような非水電解
質二次電池1に限らず、他の任意の種類の電池につい
て、本発明を同様に実施することが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池によれば、電池異常時に電解液が外部に引き抜か
れるので、電池の発熱やガスの発生を原因から除去する
ことにより、この電池の熱逸走や漏液を確実に防止する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、非水
電解質二次電池の構成を示す電池容器内部の縦断面図と
ブロック図である。
【符号の説明】
1 非水電解質二次電池 1a 電池容器 1c 排出口 1d 供給口 1e 注入口 2 非水電解液 3 温度センサ 4 圧力センサ 5 制御装置 6 消火剤 7 引抜バルブ 8 吸引ポンプ 9 廃液タンク 10 供給バルブ 11 電解液タンク 12 注入バルブ 13 消火剤タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E189 BA03 BB06 BC07 BD06 5H023 AA00 AS09 BB05 CC22 CC23 CC24 CC25 DD08 DD10 5H029 AJ12 AK03 AL00 AM01 BJ27 CJ12 CJ13 DJ02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池容器内に電解液を充填した電池にお
    いて、 電池異常と判断された場合に、電池容器内の電解液を外
    部に引き抜く電解液引抜手段が設けられたことを特徴と
    する電池。
  2. 【請求項2】 前記電解液引抜手段が電解液の引き抜き
    を開始した後に、電池が正常に戻ったと判断された場合
    に、外部から電池容器内に電解液を供給する電解液供給
    手段が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電
    池。
  3. 【請求項3】 前記電解液引抜手段が電解液の引き抜き
    を開始した後に、電池が正常に戻らないと判断された場
    合に、外部から電池容器内に消火剤を注入する消火剤注
    入手段が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の電池。
JP2001311314A 2001-10-09 2001-10-09 電 池 Pending JP2003123736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001311314A JP2003123736A (ja) 2001-10-09 2001-10-09 電 池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001311314A JP2003123736A (ja) 2001-10-09 2001-10-09 電 池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003123736A true JP2003123736A (ja) 2003-04-25

Family

ID=19130168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001311314A Pending JP2003123736A (ja) 2001-10-09 2001-10-09 電 池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003123736A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059772A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Gs Yuasa Corporation:Kk 廃液収容室を備えた電池
US7391571B2 (en) 2005-07-15 2008-06-24 Chi Lin Technology Co., Ltd. Diffusion plate used in direct-type backlight module
CN103999263A (zh) * 2011-12-15 2014-08-20 罗伯特·博世有限公司 用于锂电池单元的电解液计量装置
JP2014212047A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 本田技研工業株式会社 電解液供給型電池及びその操作方法
EP3096373A1 (en) * 2015-05-20 2016-11-23 Jaroslav Polivka Liquid electrolyte lithium accumulator and a method of making the same
EP3297065A1 (en) * 2016-09-15 2018-03-21 Jaroslav Polívka High capacity lithium accumulator with enhanced safety
CN109058768A (zh) * 2018-08-06 2018-12-21 潘锦 一种锂电池电解液大规模低温储存和生产供液系统和方法
CN109193073A (zh) * 2018-09-17 2019-01-11 双极泵业科技(珠海)有限公司 新能源汽车电池安全管理系统及方法
CN109585958A (zh) * 2018-11-30 2019-04-05 清华大学 锂离子电池组热失控处理系统与方法
WO2019233505A1 (en) * 2018-06-07 2019-12-12 EXIMPO, akciová společnost Lithium accumulator provided with a safety system
JP2020043032A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 マツダ株式会社 リチウムイオン電池システム及びリチウムイオン電池の充放電特性調整方法
AT523399B1 (de) * 2020-06-05 2021-08-15 Avl List Gmbh Batteriemodul
CN113745749A (zh) * 2021-09-06 2021-12-03 中国民用航空飞行学院 防爆抑爆锂离子动力电池系统及其控制方法
CN113964411A (zh) * 2021-11-19 2022-01-21 九环储能科技有限公司 温控型储能组件及其温控单体和储能簇
CN113964419A (zh) * 2021-11-19 2022-01-21 九环储能科技有限公司 储能单体、簇及装置
CN114512752A (zh) * 2021-11-19 2022-05-17 九环储能科技有限公司 单体壳体、储能单体、储能簇和储能装置
KR102915773B1 (ko) 2023-04-12 2026-01-21 코넥스 뉴 에너지 컴퍼니 리미티드 배터리, 배터리 팩 및 전기 장치

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391571B2 (en) 2005-07-15 2008-06-24 Chi Lin Technology Co., Ltd. Diffusion plate used in direct-type backlight module
US7414788B2 (en) 2005-07-15 2008-08-19 Chi Lin Technology Co., Ltd. Diffusion plate used in direct-type backlight module and method for making the same
JP2008059772A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Gs Yuasa Corporation:Kk 廃液収容室を備えた電池
US10374212B2 (en) 2011-12-15 2019-08-06 Robert Bosch Gmbh Electrolyte fluid metering device for lithium cells
CN103999263A (zh) * 2011-12-15 2014-08-20 罗伯特·博世有限公司 用于锂电池单元的电解液计量装置
US20140315049A1 (en) * 2011-12-15 2014-10-23 Robert Bosch Gmbh Electrolyte fluid metering device for lithium cells
JP2015506070A (ja) * 2011-12-15 2015-02-26 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh リチウムセル用電解液調量装置
KR20140103118A (ko) * 2011-12-15 2014-08-25 로베르트 보쉬 게엠베하 리튬 전지를 위한 전해질 액체 계량 장치
CN103999263B (zh) * 2011-12-15 2017-07-18 罗伯特·博世有限公司 用于锂电池单元的电解液计量装置
KR102020194B1 (ko) * 2011-12-15 2019-09-11 로베르트 보쉬 게엠베하 리튬 전지를 위한 전해질 액체 계량 장치
JP2014212047A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 本田技研工業株式会社 電解液供給型電池及びその操作方法
EP3096373A1 (en) * 2015-05-20 2016-11-23 Jaroslav Polivka Liquid electrolyte lithium accumulator and a method of making the same
WO2018050133A1 (en) * 2016-09-15 2018-03-22 Polivka Jaroslav High capacity lithium accumulator with enhanced safety
EP3297065A1 (en) * 2016-09-15 2018-03-21 Jaroslav Polívka High capacity lithium accumulator with enhanced safety
WO2019233505A1 (en) * 2018-06-07 2019-12-12 EXIMPO, akciová společnost Lithium accumulator provided with a safety system
CN109058768A (zh) * 2018-08-06 2018-12-21 潘锦 一种锂电池电解液大规模低温储存和生产供液系统和方法
CN109058768B (zh) * 2018-08-06 2019-12-24 潘锦 一种锂电池电解液大规模低温储存和生产供液系统和方法
JP7091962B2 (ja) 2018-09-13 2022-06-28 マツダ株式会社 リチウムイオン電池システム及びリチウムイオン電池の充放電特性調整方法
JP2020043032A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 マツダ株式会社 リチウムイオン電池システム及びリチウムイオン電池の充放電特性調整方法
CN109193073A (zh) * 2018-09-17 2019-01-11 双极泵业科技(珠海)有限公司 新能源汽车电池安全管理系统及方法
CN109585958A (zh) * 2018-11-30 2019-04-05 清华大学 锂离子电池组热失控处理系统与方法
CN109585958B (zh) * 2018-11-30 2024-12-13 清华大学 锂离子电池组热失控处理系统与方法
AT523399A4 (de) * 2020-06-05 2021-08-15 Avl List Gmbh Batteriemodul
AT523399B1 (de) * 2020-06-05 2021-08-15 Avl List Gmbh Batteriemodul
CN113745749A (zh) * 2021-09-06 2021-12-03 中国民用航空飞行学院 防爆抑爆锂离子动力电池系统及其控制方法
CN113745749B (zh) * 2021-09-06 2022-05-20 中国民用航空飞行学院 防爆抑爆锂离子动力电池系统及其控制方法
CN113964411A (zh) * 2021-11-19 2022-01-21 九环储能科技有限公司 温控型储能组件及其温控单体和储能簇
CN113964419A (zh) * 2021-11-19 2022-01-21 九环储能科技有限公司 储能单体、簇及装置
CN114512752A (zh) * 2021-11-19 2022-05-17 九环储能科技有限公司 单体壳体、储能单体、储能簇和储能装置
CN113964419B (zh) * 2021-11-19 2025-08-29 九环储能科技有限公司 储能单体、簇及装置
KR102915773B1 (ko) 2023-04-12 2026-01-21 코넥스 뉴 에너지 컴퍼니 리미티드 배터리, 배터리 팩 및 전기 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003123736A (ja) 電 池
US20220123383A1 (en) Battery thermal management device and method for improving safety and performance of battery
EP3053209B1 (en) Fast starting fuel cell
JP5744094B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
CN116103666B (zh) 一种制充氢方法和系统
WO2012014348A1 (ja) 電池モジュール及び電池パック
KR102426579B1 (ko) 중대형 폐전지 방전시스템
CN217955944U (zh) 一种带消防系统的液冷储能设备
JP2023542605A (ja) 電池、受電装置、電池を作製する方法及び設備
TWI901799B (zh) 鋰離子電池組的熱防護及終止熱失控之方法
CN113690497A (zh) 一种电池的安全维护方法以及电池系统
CN110112329A (zh) 一种新型锂离子电池及电池模组
KR102871623B1 (ko) 재활용 이차전지 방전용 자동소화장치
JP2006228711A (ja) 燃料電池システムの運転方法及び燃料電池システム
JP2003123719A (ja) 電 池
CA2258743A1 (en) Battery
JP2644345B2 (ja) ナトリウム―硫黄電池における火災の消火装置
JP2005276669A (ja) 燃料電池システム
WO2021030723A1 (en) Cell thermal runaway mitigation systems and methods
JP2013218802A (ja) 発電装置
JP2011171013A (ja) 新規電池およびその利用
JP2009009791A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
CN216929605U (zh) 一种可智能灭火的充电装置及充电柜
CN114497842B (zh) 防止热失控的电池
KR20240078118A (ko) 차량용 고전압배터리의 화재 소화 시스템 및 방법