JP2771089B2 - モールド金型 - Google Patents

モールド金型

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JP2771089B2
JP2771089B2 JP5027343A JP2734393A JP2771089B2 JP 2771089 B2 JP2771089 B2 JP 2771089B2 JP 5027343 A JP5027343 A JP 5027343A JP 2734393 A JP2734393 A JP 2734393A JP 2771089 B2 JP2771089 B2 JP 2771089B2
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和孝 柴田
貞仁 西田
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面実装型半導体装置
を製造する際に使用されるモールド金型に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、電子機器の小型化に伴い、これら
に使用される半導体装置の高集積化、小型化が要求され
ている。このような要求に応えて、多ピン、狭ピッチの
リード端子を備えた表面実装型の半導体装置が開発され
ている。このようなファインピッチのリード端子は、極
めて強度が弱いので、リード端子の変形防止が重要な課
題になっている。
【0003】そこで、本出願人は先に、リード端子の変
形を有効に防止することができる半導体装置を提案して
いる(特願平4−239495号)。この半導体装置
は、図,図に示すように、パッケージ本体1から導
出されて、各々が略Lの字状に屈曲形成されたリード端
子2群を電気絶縁性の支持体3で相互に固定したもので
ある。なお、図は図のA−A矢視断面図である。
【0004】この半導体装置によれば、リード端子2群
を支持体3で相互に連結固定しているので、製造工程と
くにリード端子2を変形させやすい電気試験のときも、
固定された支持体3から突出しているリード端子2の先
端部で電気試験を行うことができる。支持体3から突出
しているリード端子2の先端部は短くて変形しにくい。
たとえ変形しても、半導体装置の出荷前、あるいは半導
体装置のプリント基板への実装前に、図に鎖線で示し
たカットラインCLに沿って切断することにより、変形
したリード端子2の先端部分を支持体3とともに除去で
きるので、必要部分のリード変形は殆ど生じない。
【0005】また、支持体3は必ずしも切断除去する必
要はなく、図に示すようにリード端子2の中間部位に
形成すれば、支持体3を残したまま、半導体装置を基板
へ実装することもできる。なお、リード端子2の変形を
防止するためには、図の鎖線で示したように、できる
だけリード端子2の先端部分に支持体3を設けるのが好
ましいが、このような場合は、図,図10に示したよ
うに、リード端子2の下面が露出するように、支持体3
を形成すれば、プリント基板への半田付け実装時に支障
を生じることはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような支持体
3は、種々の方法で形成することができる。例えば、半
導体素子が組み込まれていないリードフレームの状態、
あるいはパッケージ本体1を形成した後に、支持体3を
電気絶縁性の樹脂やテープ等で形成することも可能であ
る。しかし、支持体3を形成する上で、できるだけ半導
体製造工程の負担が少なくなることが望まれる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、リード端子を相互に連結固定する支持
体を容易に形成することができるモールド金型を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、本発明は、表面実装型半導体装置を製造するための
モールド金型において、半導体装置のパッケージ本体を
形成するためのキャビティと、パッケージ本体から導出
されたリード端子群を相互に連結固定するための支持体
を形成するためのキャビティとを備え、かつ前記両キャ
ビティは共通の樹脂溜まりから延びるそれぞれ個別の樹
脂通路を介して樹脂が供給されるように構成したもので
ある。
【0009】
【作用】本発明によれば、同じモールド金型内に、パッ
ケージ本体を形成するためのキャビティと、リード端子
群を相互に連結固定するための支持体を形成するための
キャビティとを形成し、前記両キャビティに共通の樹脂
溜まりから延びる個別の樹脂通路を介して樹脂を供給す
るようにしたので、リード端子の変形防止用の支持体
が、パッケージ本体の成型工程で同時に作り込まれる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 <第1実施例>図1は第1実施例に係るモールド金型の
下型の一部平面図、図2は上型の一部平面図、図3は上
下金型をクランプした状態を示す図1のB−B矢視断面
図、図4は上下金型をクランプした状態を示す図1のC
−C矢視断面図である。
【0011】本実施例に係るモールド金型は、図に示
したような半導体装置のパッケージ本体1と支持体3と
を同時注入により作成するためのものである。また、本
実施例で使用されるリードフレーム10には、長手方向
に2列状態に半導体装置が組み込まれる。もちろん、本
発明はこのようなリードフレーム10が装填されるモー
ルド金型に限定されず、長手方向に1列状態に半導体装
置が組み込まれるリードフレームにも適用することがで
きる。
【0012】下型20Lには、リードフレーム10のパ
ターン配列ピッチPに合わせて、パッケージ本体1の下
半分を形成するための矩形状凹部(キャビティ)21L
1 ,21L2 が2列状態に形成されている。また、リー
ド端子2群を相互に連結固定するための支持体3の下半
分を形成するための細長い凹部(キャビティ)22
1 ,22L2 が2列状態に形成されている。同様に、
上型20Uには、下型20Lの各キャビティ21L1
21L2 およびキャビティ22L1 ,22L2 に対向す
る位置に、パッケージ本体1の上半分を形成するための
キャビティ21U1,21U2 と、支持体3の上半分を
形成するためのキャビティ22U1 ,22U2 とが、そ
れぞれ2列状態に形成されている。
【0013】上型20Uの中央部には、対向配置された
各対のキャビティに供給される樹脂(例えば、電気絶縁
性のエポキシ樹脂)のタブレットを投入するためのタブ
レット投入孔23が1列状態に開設されている。下型2
0Lには、上型20Uのタブレット投入孔23に対向す
る位置に樹脂溜まり24が一列状態に形成され、各樹脂
溜まり24からキャビティ21L1 ,22L1 にそれぞ
れ樹脂を導くための樋状の樹脂通路(ランナ)25,2
6が形成されている。また、キャビティ21L1 とキャ
ビティ21L2 との間、およびキャビティ22L1 とキ
ャビティ22L2 との間には、サブランナ27,28が
それぞれ形成されている。
【0014】上記モールド金型(下型20Lおよび上型
20U)は開閉自在なトランスファー成型用プレスに取
り付けられ、それぞれが所定温度に加熱される。下型2
0Lに、半導体素子が組み込まれたリードフレーム10
をセッティングした後、上下金型20L,20Uをクラ
ンプする。そして、プレヒートされたタブレットを各タ
ブレット投入孔23から投入した後、成型用プレスに装
備された昇降可能な図示しないプランジャが、各タブレ
ット投入孔23に挿入され、設定された圧力で各タブレ
ット投入孔23内の樹脂を加圧する。
【0015】加圧された樹脂は各ランナ25,26を通
って、上下金型のキャビティ21L1 ,21U1 および
キャビティ22L1 ,22U1 に供給され、さらにサブ
ランナ27,28を通って、キャビティ21L2 ,21
2 およびキャビティ22L2 ,22U2 に供給され
る。これにより、パッケージ本体1と支持体3とが同時
に形成される。
【0016】図5は、上述のようにしてモールドされた
リードフレーム10を示している。この後、リードフレ
ーム10のタイバー4が切断除去され、続いて、リード
端子2群が支持体3の外側で切断された後、リード端子
2群が折り曲げ加工される。リードフレーム10から分
離された各半導体装置は、リード端子2群が支持体3で
連結固定された状態で電気試験されるのは上述したとお
りである。
【0017】なお、図5中に破線で示したように、各支
持体3の内側辺に沿うようにリードフレーム10に別の
タイバー5を設けるようにすれば、支持体3を形成する
ためのキャビティからの樹脂漏れを防止することができ
る。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】なお、本発明は、図,図に示したよう
な半導体装置を形成するためのモールド金型に限らず、
〜図10に示したような支持体3を形成する場合に
も適用可能である。また、本発明は、パッケージ本体1
の対向する2側面からリード端子2が導出された半導体
装置を製造するためのモールド金型に限らず、図11
12に示したようなQFP(Quad Flat Package)を製
造するためのモールド金型にも適用可能である。図11
に示したQFPは、パッケージ本体1の各側面から導出
されたリード端子2群が、それぞれ個別の支持体3によ
って連結固定されたものである。また、図12に示した
QFPは、各リード端子2群がリング状の支持体3によ
って連結固定されたものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るモールド金型によれば、リード端子の変形を防止
するためにリード端子群を相互に連結固定する支持体
を、パッケージ本体と同時に成型することができるの
で、半導体装置の製造工程が煩雑化することなく、前記
支持体を容易に作成することができる。また、パッケー
ジ本体を形成するためのキャビティと、支持体を形成す
るためのキャビティとに、共通の樹脂溜まりから延びる
個別の樹脂通路を介して樹脂が供給されるので、両キャ
ビティへの樹脂供給を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るモールド金型の下型の一部平
面図である。
【図2】第1実施例に係るモールド金型の上型の一部平
面図である。
【図3】上下金型をクランプした状態を示す、図1のB
−B矢視断面図である。
【図4】上下金型をクランプした状態を示す、図1のC
−C矢視断面図である。
【図5】モールドされたリードフレームを示す一部平面
図である。
【図6】実施例に係る半導体装置の外観斜視図である。
【図7】図6のA−A矢視断面図である。
【図8】支持体の変形例を示す一部横断面図である。
【図9】支持体の変形例を示す一部縦断面図である。
【図10】支持体の変形例を示す一部縦断面図である。
【図11】実施例に係るQFPの外観斜視図である。
【図12】別実施例に係るQFPの外観斜視図である。
【符号の説明】
1…パッケージ本体 2…リード端子 3…支持体 10…リードフレーム 20L…モールド金型(下型) 20U…モールド金型(上型) 21L1 ,21L2 …パッケージ本体用下型キャビティ 21U1 ,21U2 …パッケージ本体用上型キャビティ 22L1 ,22L2 …支持体用下型キャビティ 22U1 ,22U2 …支持体用上型キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面実装型半導体装置を製造するための
    モールド金型において、半導体装置のパッケージ本体を
    形成するためのキャビティと、パッケージ本体から導出
    されたリード端子群を相互に連結固定するための支持体
    を形成するためのキャビティとを備え、かつ前記両キャ
    ビティは共通の樹脂溜まりから延びるそれぞれ個別の樹
    脂通路を介して樹脂が供給されることを特徴とするモー
    ルド金型。
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JPS63205939A (ja) * 1987-02-23 1988-08-25 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JPS63205937A (ja) * 1987-02-23 1988-08-25 Sony Corp 半導体装置の製造方法
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