JP2770082B2 - 画像処理装置に用いる発光体駆動装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置に用いる発光体駆動装置及びその方法

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JP2770082B2 JP2410051A JP41005190A JP2770082B2 JP 2770082 B2 JP2770082 B2 JP 2770082B2 JP 2410051 A JP2410051 A JP 2410051A JP 41005190 A JP41005190 A JP 41005190A JP 2770082 B2 JP2770082 B2 JP 2770082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置の照明と
して用いられる発光ダイオード(LEDランプ)等より
なる発光体の駆動装置に関し、特に発光ダイオード(L
EDランプ)等よりなる発光体をパルス駆動して使用す
る際に、そのパルス周波数を画像処理装置側の映像信
号、即ち水平若しくは垂直同期信号に同期させて、フリ
ッカのような映像のゆらぎの発生を防止することのでき
る画像処理装置に用いる発光体駆動装置及びその方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置に用いる発光体駆動
装置としては、図4に示す構成のものが知られている。
【0003】図4に示すように、タイミング回路1は、
所定の基準信号を発生する発振回路1aと、この発振回
路1aより発生する所定の基準信号に同期して水平同期
信号(H)を発生する水平同期信号発生部1b及び垂直
同期信号(V)を発生する垂直同期信号発生部1cとで
構成される。これら水平同期信号発生部1b及び垂直同
期信号発生部1cで発生される同期信号は、通常のテレ
ビ信号(NTSC方式等による信号)と同等の信号であ
り画像処理装置2を介してカメラ等よりなる撮像装置3
に入力されている。
【0004】この撮像装置3は、XYテーブル駆動機構
(図示せず)に搭載されており、X方向及びY方向に移
動できる構成となっている。この撮像装置3により搬送
機構上に位置決め載置されたリードフレーム、ペレット
等の被写体4を撮像する。この撮像された映像は、画像
処理装置2に出力される。この画像処理装置2は、撮像
装置3からの映像信号を増幅する増幅器と、この増幅器
により増幅された映像信号を例えば、明色化されて読取
られる部分を「1」とし、それ以外の部分は暗色化され
て「0」というようにデジタル化して2値化する2値化
回路や記憶回路等で構成されている。
【0005】画像処理装置2において撮像装置3によっ
て被写体4からの画像を得る際に、その照明として発光
体としての発光ダイオード(LEDランプ)5が用いら
れる。この発光ダイオード5は、発光の高効率化を図る
ためパルス駆動部6によりパルス駆動される。このパル
ス駆動部6から発生する駆動パルスは、パルス発生部7
で発生する基準となるパルス周波数に応じた信号を発生
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発光体駆動装置では、パルス駆動部6の駆動パルス信号
が水平同期信号発生部1bと垂直同期信号発生部1cか
ら発生する水平及び垂直同期信号ではなく、パルス発生
部7によって画像処理装置2とは非同期で駆動されるた
め、発光ダイオード5の点灯期間と画像処理装置2とが
同期されないため、被写体4の画像を撮像装置3によっ
て撮像する場合、この撮像された画像にフリッカのよう
な画像のゆらぎが発生するという欠点がある。
【0007】しかも、発光ダイオード5の発光の高効率
化を図るためのパルス周波数の変化によって発光ダイオ
ード5に流れる電流が変化すると、フリッカが多く発生
し画像処理装置2内での信号処理に影響を及ぼす恐れが
あるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、上記従来技術の欠点に
鑑みなされたもので、画像処理装置の照明として用いら
れる発光ダイオード(LEDランプ)等よりなる発光体
をパルス駆動して使用する際に、そのパルス周波数を画
像処理装置側の映像信号、即ち水平若しくは垂直同期信
号に同期させて、フリッカのような映像のゆらぎの発生
を防止することのできる画像処理装置に用いる発光体駆
動装置及びその方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平及び垂直
同期信号を生成するタイミング回路と、このタイミング
回路により生成された水平及び垂直同期信号に基づいて
走査して被写体を撮像する撮像装置と、この撮像された
画像情報をディジタル化して画像処理を行う画像処理装
置と、前記撮像装置の近傍に配置され、被写体の上方よ
り照射する発光体と、この発光体を所定のパルス周波数
で駆動して点灯させるパルス駆動部とを備え、前記パル
ス駆動部より発生するパルス周波数は、前記タイミング
回路により生成される水平及び垂直同期信号に同期し、
かつ前記水平同期信号のパルス幅間隔でなり、前記発光
体は、前記水平同期信号がハイレベルにありかつ前記パ
ルス幅間隔で点灯する構成としたものである。また、本
発明は、タイミング回路により生成された水平及び垂直
同期信号に基づいて走査して被写体を撮像する撮像装置
と、この撮像装置の近傍に配置され、被写体の上方より
照射する発光体と、この発光体を駆動して点灯させるパ
ルス周波数を前記タイミング回路により生成される水平
及び垂直同期信号に同期させ、かつ前記水平同期信号の
パルス幅間隔とし、前記発光体を前記水平同期信号がハ
イレベルにありかつ前記パルス幅間隔で点灯してなるも
のである。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る画像処理装置に用いる発
光体駆動装置の実施例を図1乃至図3を用いて説明す
る。
【0011】図1は、本発明の構成を示す回路のブロッ
ク図、図2は、発光体としての発光ダイオード(LED
ランプ)5の駆動回路、図3は、水平及び垂直同期信号
の波形を示す図である。なお、図4に示す従来の装置と
ほぼ同じ構成よりなるものについては同じ符合を用いて
説明する。
【0012】図1に示すように、タイミング回路1は、
所定の基準信号を発生する発振回路1aと、この発振回
路1aより発生する所定の基準信号に同期して水平同期
信号(H)を発生する水平同期信号発生部1bと垂直同
期信号(V)を発生する垂直同期信号発生部1cとで構
成される。これら水平同期信号発生部1b及び垂直同期
信号発生部1cで発生する同期信号(Hb ,Vb,H
c ,Vc )は、通常のテレビ信号(NTSC方式等によ
る信号)と同等の信号であり画像処理装置2を介してカ
メラ等よりなる撮像装置3に入力されると共にパルス駆
動部6にも水平及び垂直同期信号(Ha ,Va )が入力
される構成となっている。
【0013】撮像装置3は、XYテーブル駆動機構(図
示せず)に搭載されており、X方向及びY方向に移動で
きる構成となっている。この撮像装置3により搬送機構
上に位置決め載置されたリードフレーム、ペレット等の
被写体4を撮像する。この撮像された映像は、画像処理
装置2に出力される。この画像処理装置2は、撮像装置
3からの映像信号を増幅する増幅器と、この増幅器によ
り増幅された映像信号を例えば、明色化されて読取られ
る部分を「1」とし、それ以外の部分は暗色化されて
「0」というようにデジタル化して2値化する2値化回
路や記憶回路等で構成されている。
【0014】水平同期信号発生部1bと垂直同期信号発
生部1cによって同期された画像処理装置2において、
撮像装置3によって被写体4からの画像を得る際に、そ
の照明灯として発光ダイオード5をパルス駆動部6より
パルス駆動して使用する際に、パルス駆動部6の駆動パ
ルス信号を水平同期信号発生部1bと垂直同期信号発生
部1cから発生される水平及び垂直同期信号(Ha ,V
a )とすることによって、発光ダイオード5の点灯期間
が画像処理装置2に同期されるため、撮像装置2によっ
て得られる被写体4の画像にフリッカのような画像のゆ
らぎが発生しない良好な画像を得ることができる。
【0015】この発光ダイオード5は、撮像装置3の近
傍に配置され、被写体4の上方に位置して被写体4を照
射する構成となっている。
【0016】図2は、図1に示すパルス駆動部6により
発光ダイオード5が駆動される回路の構成を示す図であ
る。
【0017】図2に示すように、発光ダイオード5のア
ノードは、+B電源に接続され、カソードは一定電流を
供給するための抵抗R2 を介してトランジスタ(Tr
のコレクタに接続されている。このトランジスタのエミ
ッタは接地され、ベースにはトランジスタを駆動するた
めのベース抵抗R1 を介してアンド(AND)回路の出
力側と接続されている。このアンド回路の入力には、水
平及び垂直同期信号(Ha ,Va )が入力される構成と
なっている。
【0018】上記構成よりなる本装置の作用を説明す
る。図2に示すように、アンド回路に水平及び垂直同期
信号(Ha ,Va )が印加されると、図3に示すように
垂直同期信号Va のハイレベルであるVa1の時、1フィ
ールドに相当する水平同期信号Ha1がハイレベルとなる
ので、このパルス幅間隔で発光ダイオード5が点灯され
る。即ち、水平同期信号及び垂直同期信号がHa1、Va1
のときのみアンド回路から信号が出力されてトランジス
タがオンし発光ダイオード5が点灯する。したがって、
垂直同期信号及び水平同期信号の帰線期間であるVa2
−Va1,Ha2−Ha1の間は、発光ダイオード5は点灯さ
れない。したがって、本実施例によれば、発光ダイオー
ド5を点灯するパルス周波数がタイミング回路1で発生
する水平及び垂直同期信号に同期する構成となっている
ので、フリッカのような画像のゆらぎがテレビモニタ等
に発生することがない。
【0019】なお、本実施例では、タイミング回路を画
像処理装置とは別の構成としているが、画像処理装置内
に一体に設ける構成としてもよく、また、画像処理装置
に用いる発光体駆動装置をワイヤボンダー等の半導体製
造装置に用いて好適なものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像処理装置での照明として使用された場合であってもフ
リッカのような画像のゆらぎの発生を防止させることが
でき、安定した画像を得ることができる効果がある。ま
た、本発明によれば、発光ダイオードの発光の高効率化
を図るために発光ダイオードに流れる電流が変化した場
合であっても映像信号と同期したパルス幅で発光体が点
灯されるので、フリッカが発生せず、画像処理装置内で
の信号処理にも影響を及ぼす恐れがないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の構成を示す回路のブロック図
である。
【図2】図2は、発光体としての発光ダイオード(LE
Dランプ)の駆動回路を示す図である。
【図3】図3は、水平及び垂直同期信号の波形を示す図
である。
【図4】図4は、従来の構成を示す回路のブロック図で
ある。
【符合の説明】
1 タイミング回路 1b 水平同期信号発生部 1c 垂直同期信号発生部 2 画像処理装置 3 撮像装置 4 被写体 5 発光ダイオード 6 パルス駆動部 7 パルス発生部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平及び垂直同期信号を生成するタイミ
    ング回路と、 このタイミング回路により生成された水平及び垂直同期
    信号に基づいて走査して被写体を撮像する撮像装置と、 この撮像された画像情報をディジタル化して画像処理を
    行う画像処理装置と、 前記撮像装置の近傍に配置され、被写体の上方より照射
    する発光体と、この 発光体を所定のパルス周波数で駆動して点灯させる
    パルス駆動部とを備え、 前記パルス駆動部より発生するパルス周波数は、前記タ
    イミング回路により生成される水平及び垂直同期信号に
    同期し、かつ前記水平同期信号のパルス幅間隔でなり、 前記発光体は、前記水平同期信号がハイレベルにありか
    つ前記パルス幅間隔で点灯すること、 を特徴とする画像処理装置に用いる発光体駆動装置。
  2. 【請求項2】 タイミング回路により生成された水平及
    び垂直同期信号に基づいて走査して被写体を撮像する撮
    像装置と、 この撮像装置の近傍に配置され、被写体の上方より照射
    する発光体と、 この発光体を駆動して点灯させるパルス周波数を前記タ
    イミング回路により生成される水平及び垂直同期信号に
    同期させ、かつ前記水平同期信号のパルス幅間隔とし、
    前記発光体を前記水平同期信号がハイレベルにありかつ
    前記パルス幅間隔で点灯してなること、 を特徴とする画像処理装置に用いる発光体駆動方法。
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