JP2768458B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2768458B2
JP2768458B2 JP62025978A JP2597887A JP2768458B2 JP 2768458 B2 JP2768458 B2 JP 2768458B2 JP 62025978 A JP62025978 A JP 62025978A JP 2597887 A JP2597887 A JP 2597887A JP 2768458 B2 JP2768458 B2 JP 2768458B2
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tone
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哲弘 國藤
康博 ▲高▼津
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子楽器に関し、特に有効的なサスティン効
果の実現に関するものである。 従来の技術 近年、電子ピアノに代表されるように、サスティン効
果をもつ電子楽器が多数商品化されている。従来の技術
としては、たとえばサスティン・ペダルのオン・オフに
よりエンベロープを変化させるものがある。 以下第2図を参照しながら、従来の電子楽器の一例に
ついて説明する。第2図において、11は楽音の音高を指
定するための複数の鍵を備えている鍵盤、12は内部にス
イッチをもつサスティン・ペダルで、このサスティン・
ペダル12は演奏者がこれを操作することによりサスティ
ン効果を得るためのものである。この鍵盤11とサスティ
ン・ペダル12はそれぞれ制御情報発生装置としてのCPU
(中央処理装置)13に接続されている。 CPU13は鍵盤11で押圧された鍵を検出し、押圧鍵を示
すキーコードKCとその鍵の押圧が接続しているか否かを
示すキーオン信号KONを出力すると同時に、サスティン
・ペダル12の操作に応じてサスティンオン信号SONを出
力する。14はCPU13からのキーコードKCとキーオン信号K
ONとサスティンオン信号SONをとりこみ、楽音信号(ア
ナログ信号)を発生する楽音発生装置であり、CPU13に
接続されている。この楽音発生装置14に接続されたサウ
ンドシステム15は楽音発生装置14からの楽音信号をとり
こみ、増幅を行い、スピーカ16を駆動する。 第3図はキーオン信号KONとサスティンオン信号SONに
対応する楽音発生装置14からの楽音信号のエンベロープ
E1,E2の一例を示す。たとえば、サスティンオン信号SON
がオフ(SON=0)のときにキーオン信号KONがオフ→オ
ン→オフ(KON=0→1→0)と変化した場合の楽音信
号のエンベロープはE1のようになる。また、サスティン
オン信号SONがオン(SON=1)のときにキーオン信号KO
Nがオフ→オン→オフ(KON=0→1→0)と変化した場
合の楽音信号のエンベロープはE2のようになる。 離鍵(KON=1→0)後のディケイエンベロープの持
続時間は楽音信号のエンベロープE1に比べて楽音信号の
エンベロープE2がはるかに長くなっている。すなわち、
楽音信号のエンベロープE2のような特性をもった楽音信
号は離鍵後も長い余韻をもって発生され、サスティン効
果を得ている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、サスティン効果
とはいっても、楽音信号のエンベロープ信号を離鍵後長
くすること、すなわち、音を長く伸ばすことしかできな
い。 ここで、サスティン効果の一例としてアコースティッ
クピアノのサスティン効果について考えた場合、アコー
スティックピアノのサスティン・ペダルを踏むと、その
時点で全ての弦のダンパーが外れ、打弦により発音した
音が他の弦を共振(共鳴)する残響効果を生じている。
これは非常に重要なサスティン効果の要素であるが、上
記従来の構成によっては、共振(共鳴)する残響効果を
含むサスティン効果が得られなかった。 本発明は上記問題点を解決するもので、共振(共鳴)
する残響効果を含む、より自然なサスティン効果を得る
ことのできる電子楽器を提供することを目的とするもの
である。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の電子楽器は、
サスティン・ペダルに応じて制御情報を発生する制御情
報発生手段と、前記制御情報に応じて楽音信号のエンベ
ロープを変化させる楽音発生手段と、前記制御情報に応
じて前記楽音発生手段からの楽音信号に残響効果を付加
する残響付加手段とを備えている。 作用 上記構成により、演奏者がサスティン・ペダルを踏む
と、楽音発生手段により音を長く伸ばすことに加えて、
残響付加手段により楽音に残響効果を付加することがで
きる。その結果、アコースティックピアノの共振(共
鳴)効果に極めて近い音色が得られる。 実施例 以下本発明の一実施例の電子楽器を図面に基づいて説
明する。 第1図は本発明の一実施例を示す電子楽器の電気的ブ
ロック図である。第1図において、1は鍵盤、2はサス
ティン・ペダル、3は制御情報発生手段に相当するCP
U、4はエンベロープ変更手段に相当する楽音発生装
置、5はサウンドシステム、6はスピーカで、これらは
第2図の構成と同様のものである。7は楽音発生装置4
に接続された残響付加装置(残響付加手段に相当)で、
その出力はサスティンオン信号SONにより動作する開閉
器8に入力され、この開閉器8の出力は楽音発生装置4
の出力と加算器9で加算される。サウンドシステム5は
加算器9の出力をとりこみ、スピーカ6を駆動する。 上記のように構成された電子楽器について、以下その
動作を説明する。楽音発生装置4から楽音信号(アナロ
グ信号)が発生するまでの動作、およびキーオン信号KO
N、サスティンオン信号SONと楽音発生装置4からの楽音
信号のエンベロープE1,E2は第2図および第3図で説明
した通りである。 残響付加装置7は楽音発生装置4からの楽音信号(ア
ナログ信号)に残響音を付加する。残響付加装置7から
の楽音信号は開閉器8を通って加算器9で楽音発生装置
4からの楽音信号と加算される。ここで開閉器8はCPU3
からのサスティンオン信号SONがオン(SON=1)のとき
のみ開き、加算器9に残響付加装置7からの楽音信号を
送る。サスティン・ペダル2が操作されてサスティンオ
ン信号SONがオン(SON=1)のときは、最終出力となる
加算器9からの楽音信号には常に残響付加装置7によっ
て残響音が付加されている。すなわち、最終出力である
加算器9からの楽音信号は、サスティンオン信号がオン
(SON=1)時、エンベロープはE2のようになると同時
に、押鍵中はもちろん、離鍵後の全韻の音にも残響音が
付加されることになる。 このように残響音付加装置7と開閉器8と加算器9を
楽音発生装置4とサウンドシステム5の間に設けること
により、より自然な良質のサスティン効果を得ることが
できる。さらに、残響付加装置7の付加度合いをさまざ
まに設定することにより、楽器の演奏される室内の残響
特性に最適なサスティン効果を得ることができる。 なお、実施例において残響付加装置7はアナログ信号
に残響音を付加する装置、たとえばスプリング式リバー
ブ装置、あるいはBBD遅延素子を使った遅延装置が考え
られるが、残響付加装置7は楽音発生装置4から楽音デ
ータ(デジタル信号)を受けとってデジタルフィルタと
遅延回路を用いてデジタル的に残響音を付加した後にD/
A変換する方式をとってもよい。 また実施例では、CPU3は鍵盤1で押圧された鍵を検出
するとしたが、CPU3は押鍵データ(デジタル)を受信し
てもよいし、CPU3は本体外部から押鍵データ(デジタ
ル)を受信してもよい。 また実施例では、CPU3はサスティン・ペダル2がサス
ティン効果選択がなされているかどうかを検出するとし
たが、CPU3は本体外部からサスティンオン・オフ情報を
受けとってもよい。 また実施例では、開閉器8は残響付加装置7からの楽
音信号を通過させるか否かを制御しているが、開閉器8
は通過の度合を可変することのできる可変器であっても
かまわない。この場合は、サスティンペダルオン・オフ
に応じて残響の深さを可変することができ、より自然な
サスティン効果が生まれる。 発明の効果 以上のように本発明によれば、サスティンペダルに応
じてエンベロープと残響効果との両者を変化させること
により、押鍵により発生した音が例えば電子ピアノ等の
楽器本体の内部で共鳴する状態をシミュレートし、豊か
で広がりのあるピアノサウンド等を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す電子楽器の電気的ブ
ロック図、第2図は従来の電子楽器の一例を示す電気的
ブロック図、第3図は押鍵信号とサスティンペダル信号
と楽音信号のエンベロープの関係を示す図である。 1……鍵盤、2……サスティン・ペダル、3……CPU
(制御情報発生手段)、4……楽音発生装置、7……残
響付加装置、8……開閉器、9……加算器、KC……キー
コード、KON……キーオン信号、SON……サスティンオン
信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−147791(JP,A) 特開 昭57−40294(JP,A) 特開 昭58−18693(JP,A) 特開 昭47−45813(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.サスティン・ペダルに応じて制御情報を発生する制
    御情報発生手段と、前記制御情報に応じて楽音信号のエ
    ンベロープを変化させる楽音発生手段と、前記制御情報
    に応じて前記楽音発生手段からの楽音信号に残響効果を
    付加する残響付加手段とを備えた電子楽器。 2.残響付加手段は、開閉装置と加算混合器とを含み、
    前記開閉装置は残響効果の付加された楽音信号の通過を
    制御情報発生手段の制御情報に応じて制御し、前記加算
    混合器は前記開閉装置からの楽音信号と楽音発生手段か
    らの楽音信号とを加算混合することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の電子楽器。
JP62025978A 1987-02-06 1987-02-06 電子楽器 Expired - Lifetime JP2768458B2 (ja)

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JPS63193185A JPS63193185A (ja) 1988-08-10
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