JP2766686B2 - 気相法ダイヤモンド膜のコーティング方法 - Google Patents
気相法ダイヤモンド膜のコーティング方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は切削工具等に利用される超硬金属基体への気
相法ダイヤモンド膜のコーティング方法に関する。
相法ダイヤモンド膜のコーティング方法に関する。
ダイヤモンド膜をコーティングする際の超硬金属基体
表面の前処理法としては酸、アルカリ等の化学薬品によ
るエッチング(第48回応用物理学界学術講演会、18a−
T−4)、ダイヤモンドパウダー等による傷つけ処理
(第48回応用物理学会学術講演会、18a−T−5)、ま
たアルコール等を含む特定のガス中でエッチング(特開
平1−145396号)等が知られている。
表面の前処理法としては酸、アルカリ等の化学薬品によ
るエッチング(第48回応用物理学界学術講演会、18a−
T−4)、ダイヤモンドパウダー等による傷つけ処理
(第48回応用物理学会学術講演会、18a−T−5)、ま
たアルコール等を含む特定のガス中でエッチング(特開
平1−145396号)等が知られている。
しかし以上の方法を用いて超硬金属基体にダイヤモン
ド膜をコーティングし、それを旋削等に用いても実用可
能なレベルでの付着強度は得られなかった。
ド膜をコーティングし、それを旋削等に用いても実用可
能なレベルでの付着強度は得られなかった。
従来の表面処理法で超硬金属基体上にダイヤモンド膜
を成膜した場合、基体とダイヤモンド膜の付着強度が不
十分で、そのダイヤモンド膜をコーティングした超硬金
属基体を旋削等に用いた場合、簡単にダイヤモンド膜が
剥離する等の問題があった。本発明の目的は実用上、基
体とダイヤモンド膜の付着強度を高め切削工具等に好適
に使用されるダイヤモンド膜のコーティング方法にあ
る。
を成膜した場合、基体とダイヤモンド膜の付着強度が不
十分で、そのダイヤモンド膜をコーティングした超硬金
属基体を旋削等に用いた場合、簡単にダイヤモンド膜が
剥離する等の問題があった。本発明の目的は実用上、基
体とダイヤモンド膜の付着強度を高め切削工具等に好適
に使用されるダイヤモンド膜のコーティング方法にあ
る。
本発明者らは上記の目的を達成するために超硬金属基
体表面に無数の突起を形成することを思い付いた。即
ち、これらの突起部にダイヤモンド膜をコーティングす
ると突起がダイヤモンド膜内に入り込み、基体とダイヤ
モンド膜をつなぎとめるアンカーの役割を果たす。
体表面に無数の突起を形成することを思い付いた。即
ち、これらの突起部にダイヤモンド膜をコーティングす
ると突起がダイヤモンド膜内に入り込み、基体とダイヤ
モンド膜をつなぎとめるアンカーの役割を果たす。
本発明者らは上記の表面状態を得るために種々の処理
法を試みたところ、超硬金属基体を鉱酸中で電解研摩す
ることにより得られ、さらにその表面をダイヤモンドパ
ウダー等の砥粒で傷つけ処理を施し、燃焼炎法(EP公開
324538号)等のCVD法ダイヤモンド合成法によってダイ
ヤモンド膜コーティングすることでより密着性が高まる
ことを見出し本件発明を完成するに至った。
法を試みたところ、超硬金属基体を鉱酸中で電解研摩す
ることにより得られ、さらにその表面をダイヤモンドパ
ウダー等の砥粒で傷つけ処理を施し、燃焼炎法(EP公開
324538号)等のCVD法ダイヤモンド合成法によってダイ
ヤモンド膜コーティングすることでより密着性が高まる
ことを見出し本件発明を完成するに至った。
すなわち、本件発明の要旨は、超硬金属基体を鉱酸中
で電解研摩し、表面に太さ直径1ミクロン以上の突起を
100個/mm2以上形成させ、さらにその表面を砥粒で傷つ
け処理を施した後、当該超硬金属基体をCVD法ダイヤモ
ンドの生成領域下に設置して緻密で付着強度の高いダイ
ヤモンド膜を生成させることを特徴とする気相法ダイヤ
モンド膜のコーティング方法にある。
で電解研摩し、表面に太さ直径1ミクロン以上の突起を
100個/mm2以上形成させ、さらにその表面を砥粒で傷つ
け処理を施した後、当該超硬金属基体をCVD法ダイヤモ
ンドの生成領域下に設置して緻密で付着強度の高いダイ
ヤモンド膜を生成させることを特徴とする気相法ダイヤ
モンド膜のコーティング方法にある。
以下、本発明を詳しく説明する。
超硬金属は周期律表のIV、V、VI族の金属の炭化物、
窒化物、ホウ化物、ケイ化物をCo、Ni、Fe金属またはこ
れらの合金を結合材として焼結したものを指し、例えば
代表的なものとしては、WC−Co系のものが挙げられる。
窒化物、ホウ化物、ケイ化物をCo、Ni、Fe金属またはこ
れらの合金を結合材として焼結したものを指し、例えば
代表的なものとしては、WC−Co系のものが挙げられる。
この超硬金属基体を電解研摩するわけであるが、溶液
は鉱酸がよく、アルカリ溶液は突起の生成が不十分で好
ましくない。鉱酸としては硫酸、硝酸、塩酸等がある
が、とりわけ塩酸が好ましい。塩酸の場合5〜30重量%
溶液がよい。電流密度は0.1〜2A/cm2の範囲が好まし
く、また研摩時間は鉱酸の種類、溶液の温度、濃度、電
流密度によって異なるが1〜20分程度で超硬金属基体を
陽極にすれば十分な無数の突起が得られる。この場合、
突起の密度、大きさ等は鉱酸の種類、研摩時間等によっ
てある程度制御でき、突起の密度が100個/mm2以上、突
起の太さは直径1μm以上、突起の長さは好ましくは5
μm以上で、この数値が大きくなるとダイヤモンド膜の
付着強度が上がる傾向が見られた。
は鉱酸がよく、アルカリ溶液は突起の生成が不十分で好
ましくない。鉱酸としては硫酸、硝酸、塩酸等がある
が、とりわけ塩酸が好ましい。塩酸の場合5〜30重量%
溶液がよい。電流密度は0.1〜2A/cm2の範囲が好まし
く、また研摩時間は鉱酸の種類、溶液の温度、濃度、電
流密度によって異なるが1〜20分程度で超硬金属基体を
陽極にすれば十分な無数の突起が得られる。この場合、
突起の密度、大きさ等は鉱酸の種類、研摩時間等によっ
てある程度制御でき、突起の密度が100個/mm2以上、突
起の太さは直径1μm以上、突起の長さは好ましくは5
μm以上で、この数値が大きくなるとダイヤモンド膜の
付着強度が上がる傾向が見られた。
しかし、この表面状態のままでダイヤモンド膜をコー
ティングすると突起部分がかえって核発生サイトとな
り、均一な膜とならないばかりでなく、膜の付着強度も
向上しない。
ティングすると突起部分がかえって核発生サイトとな
り、均一な膜とならないばかりでなく、膜の付着強度も
向上しない。
そこで本発明では、電解研摩によって表面に突起を形
成させた後、その表面を砥粒で傷つけ処理を施す。砥粒
としてはダイヤモンド、cBN、Al2O3、SiC等が挙げられ
るが、とりわけダイヤモンドが好ましい。この場合、表
面に形成している突起が失われない程度に研摩すること
が好ましい。このため砥粒による研摩はダイヤモンド粒
をペースト状にした、いわゆるダイヤモンドペーストの
使用や、ダイヤモンド粒その他の砥粒をアルコール等の
溶液に懸濁させたものを超音波振動させるのも効果的で
ある。ダイヤモンドパウダー等の砥粒で超硬金属基体を
研摩する圧力は、超硬金属基体の材質、電解研摩の時間
にもよるが、一般にはほんのわずかな圧力、例えば5kg/
cm2以下で十分である。又、ダイヤモンドパウダー等の
砥粒の粒径も0.5〜10μmが好ましく、より好ましくは
1〜5μm程度である。
成させた後、その表面を砥粒で傷つけ処理を施す。砥粒
としてはダイヤモンド、cBN、Al2O3、SiC等が挙げられ
るが、とりわけダイヤモンドが好ましい。この場合、表
面に形成している突起が失われない程度に研摩すること
が好ましい。このため砥粒による研摩はダイヤモンド粒
をペースト状にした、いわゆるダイヤモンドペーストの
使用や、ダイヤモンド粒その他の砥粒をアルコール等の
溶液に懸濁させたものを超音波振動させるのも効果的で
ある。ダイヤモンドパウダー等の砥粒で超硬金属基体を
研摩する圧力は、超硬金属基体の材質、電解研摩の時間
にもよるが、一般にはほんのわずかな圧力、例えば5kg/
cm2以下で十分である。又、ダイヤモンドパウダー等の
砥粒の粒径も0.5〜10μmが好ましく、より好ましくは
1〜5μm程度である。
以上の表面処理の後、熱フィラメント法、その他の公
知の方法でダイヤモンドをコーティングするが、望まし
くは燃焼炎法〔前記開示のEP公開324538号(特願昭63−
71758号)〕を用いてダイヤモンド膜を形成すると、超
硬金属基体表面上で均一にダイヤモンドが核発生し、ま
たダイヤモンド膜内に隙間なく基体の突起が入り込むた
め付着強度の高い膜となる。
知の方法でダイヤモンドをコーティングするが、望まし
くは燃焼炎法〔前記開示のEP公開324538号(特願昭63−
71758号)〕を用いてダイヤモンド膜を形成すると、超
硬金属基体表面上で均一にダイヤモンドが核発生し、ま
たダイヤモンド膜内に隙間なく基体の突起が入り込むた
め付着強度の高い膜となる。
ダイヤモンド膜の合成手法に燃焼炎法を用いることに
よって付着強度が増す原因は不明で、燃焼炎法の場合、
ダイヤモンドを形成するラジカルが高速で基体上に吹き
付けられるため、基体上の突起の奥の部分へラジカルが
到達し易く隙間なくダイヤモンド膜が形成するためであ
ると考えられる。
よって付着強度が増す原因は不明で、燃焼炎法の場合、
ダイヤモンドを形成するラジカルが高速で基体上に吹き
付けられるため、基体上の突起の奥の部分へラジカルが
到達し易く隙間なくダイヤモンド膜が形成するためであ
ると考えられる。
次に実施例、比較例により本発明をより詳しく説明す
る。
る。
〔実施例1〕 6%のCoを含有したWC超硬金属基板(12mm×12mm×2m
m)を陽極、炭素棒を陰極として、HCl10%水溶液中で電
解研摩を行った。電圧は3V、電流は0.5A、研摩時間は5
分である。電解研摩後、超硬金属基体表面は酸化物で覆
われるためNaOH10%水溶液で洗浄する。この超硬金属基
板の表面を1μm粒のダイヤモンドペーストで傷つけ処
理を行い、アルコールで洗浄後ダイヤモンド膜の合成を
行った。合成には第1図に示す燃焼炎法を用いた。反応
炉1は直径35cm、高さ50cm、内容積48である。
m)を陽極、炭素棒を陰極として、HCl10%水溶液中で電
解研摩を行った。電圧は3V、電流は0.5A、研摩時間は5
分である。電解研摩後、超硬金属基体表面は酸化物で覆
われるためNaOH10%水溶液で洗浄する。この超硬金属基
板の表面を1μm粒のダイヤモンドペーストで傷つけ処
理を行い、アルコールで洗浄後ダイヤモンド膜の合成を
行った。合成には第1図に示す燃焼炎法を用いた。反応
炉1は直径35cm、高さ50cm、内容積48である。
この反応炉1は上部に火口2を有するバーナー6が設
置され、横に排気パイプを有する。火口2の下に水冷台
3と、その上に超硬金属基板4を置き、火口2と基板4
の間の距離を1cmとする。
置され、横に排気パイプを有する。火口2の下に水冷台
3と、その上に超硬金属基板4を置き、火口2と基板4
の間の距離を1cmとする。
反応炉内の圧力を300Torr、火口にアセチレンガスを
5/分、酸素ガスを4.5/分で供給し、不完全燃焼
領域7中で30分間ダイヤモンド膜を合成した。合成後、
基板とダイヤモンド膜の付着強度を調べるため、先端が
半径0.2mmの球面で頂角120゜のダイヤモンド製ロックウ
エル圧子を用い、ダイヤモンド膜に圧入してダイヤモン
ド膜が剥離するまでの荷重を求めた。その結果20kgでダ
イヤモンド膜が剥離した。
5/分、酸素ガスを4.5/分で供給し、不完全燃焼
領域7中で30分間ダイヤモンド膜を合成した。合成後、
基板とダイヤモンド膜の付着強度を調べるため、先端が
半径0.2mmの球面で頂角120゜のダイヤモンド製ロックウ
エル圧子を用い、ダイヤモンド膜に圧入してダイヤモン
ド膜が剥離するまでの荷重を求めた。その結果20kgでダ
イヤモンド膜が剥離した。
〔比較例1〕 実施例と同様の基板を用いHCl溶液中で同様の条件で
電解研摩を行った。そして表面に生じた酸化物をNaOH水
溶液で除去した後、ダイヤモンドペーストで傷つけ処理
を行わずにダイヤモンド膜の合成を行った。ダイヤモン
ド膜合成手法、条件は実施例と同様である。合成後、ダ
イヤモンド膜を観察すると実施例に比べて膜の表面に凹
凸が多く、また所々に下地の超硬金属基板が見えてい
た。また実施例と同様の手法でダイヤモンド膜が剥離す
るまでの荷重を求めると5kgであった。
電解研摩を行った。そして表面に生じた酸化物をNaOH水
溶液で除去した後、ダイヤモンドペーストで傷つけ処理
を行わずにダイヤモンド膜の合成を行った。ダイヤモン
ド膜合成手法、条件は実施例と同様である。合成後、ダ
イヤモンド膜を観察すると実施例に比べて膜の表面に凹
凸が多く、また所々に下地の超硬金属基板が見えてい
た。また実施例と同様の手法でダイヤモンド膜が剥離す
るまでの荷重を求めると5kgであった。
〔比較例2〕 実施例と同様の基板を用い、電解研摩を行わずに、表
面を1μm粒のダイヤモンドペーストで傷つけ処理のみ
を行ってダイヤモンド膜を合成した。合成手法、条件は
実施例と同様である。合成後、ダイヤモンド膜を観察す
ると膜は基板からすでに剥離していた。
面を1μm粒のダイヤモンドペーストで傷つけ処理のみ
を行ってダイヤモンド膜を合成した。合成手法、条件は
実施例と同様である。合成後、ダイヤモンド膜を観察す
ると膜は基板からすでに剥離していた。
〔実施例2〕 実施例と同様の表面処理を行った超硬金属基板を用い
熱フィラメント法でダイヤモンド膜を合成した。第2図
は合成に用いた装置図である。反応炉1は直径15cm、長
さ30cm、内容積5で内部に励起源である熱フィラメン
ト8、超硬金属基板4、基板支持台10が設置されてい
る。9は原料ガス供給パイプ、5は排気パイプである。
熱フィラメント法でダイヤモンド膜を合成した。第2図
は合成に用いた装置図である。反応炉1は直径15cm、長
さ30cm、内容積5で内部に励起源である熱フィラメン
ト8、超硬金属基板4、基板支持台10が設置されてい
る。9は原料ガス供給パイプ、5は排気パイプである。
この装置を用いて原料ガスに水素100cc/分、エタノー
ル3cc/分を用い、熱フィラメント温度2450℃、基板とフ
ィラメント間の距離を5mm、圧力90Torrでダイヤモンド
膜合成を行った。合成後、実施例と同様の方法でダイヤ
モンドが剥離するまでの荷重を求めると16kgであった。
ル3cc/分を用い、熱フィラメント温度2450℃、基板とフ
ィラメント間の距離を5mm、圧力90Torrでダイヤモンド
膜合成を行った。合成後、実施例と同様の方法でダイヤ
モンドが剥離するまでの荷重を求めると16kgであった。
本発明に係るダイヤモンド膜のコーティング方法によ
って、超硬金属基体とダイヤモンド膜の付着強度が一段
と高まり、本コーティング基体を旋削用刃先に用いた場
合、実用可能な切削性能が得られた。
って、超硬金属基体とダイヤモンド膜の付着強度が一段
と高まり、本コーティング基体を旋削用刃先に用いた場
合、実用可能な切削性能が得られた。
第1図は本発明の実施例1の燃焼炎法によるダイヤモン
ドコーティングを行う装置の概念図であり、第2図は実
施例2の熱フィラメント法によるダイヤモンドコーティ
ングを行う装置の概念図である。
ドコーティングを行う装置の概念図であり、第2図は実
施例2の熱フィラメント法によるダイヤモンドコーティ
ングを行う装置の概念図である。
Claims (2)
- 【請求項1】超硬金属基体を鉱酸中で電解研摩し、表面
に太さ直径1ミクロン以上の突起を100個/mm2以上形成
させ、さらにその表面を砥粒で傷つけ処理を施した後、
当該超硬金属基体をCVD法ダイヤモンドの生成領域下に
設置して緻密で付着強度の高いダイヤモンド膜を生成さ
せることを特徴とする気相法ダイヤモンド膜のコーティ
ング方法。 - 【請求項2】CVD法ダイヤモンドの生成領域が燃焼炎中
の不完全燃焼領域であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の気相法ダイヤモンド膜のコーティング方
法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1245200A JP2766686B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 気相法ダイヤモンド膜のコーティング方法 |
PCT/JP1990/001209 WO1991004353A1 (en) | 1989-09-22 | 1990-09-20 | Vapor deposited diamond synthesizing method on electrochemically treated substrate |
DE69018243T DE69018243T2 (de) | 1989-09-22 | 1990-09-20 | Verfahren zur herstellung von diamant mittels dampfniederschlag auf elektrochemisch behandeltem substrat. |
US07/700,168 US5164051A (en) | 1989-09-22 | 1990-09-20 | Method for vapor phase synthesis of diamond on electrochemically treated substrate |
EP90913889A EP0445305B1 (en) | 1989-09-22 | 1990-09-20 | Vapor deposited diamond synthesizing method on electrochemically treated substrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1245200A JP2766686B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 気相法ダイヤモンド膜のコーティング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107460A JPH03107460A (ja) | 1991-05-07 |
JP2766686B2 true JP2766686B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=17130113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1245200A Expired - Fee Related JP2766686B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 気相法ダイヤモンド膜のコーティング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766686B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2554941B2 (ja) * | 1989-11-01 | 1996-11-20 | 東洋鋼鈑株式会社 | ダイヤモンド被覆超硬合金部材の製造方法 |
JPH10310494A (ja) * | 1996-05-31 | 1998-11-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ダイヤモンド被覆膜付き超硬部材の製造方法 |
EP0984077A3 (en) | 1998-09-04 | 2003-08-13 | Ngk Spark Plug Co., Ltd | Diamond-coated hard metal member |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672302B2 (ja) * | 1985-09-19 | 1994-09-14 | 住友電気工業株式会社 | 硬質炭素膜被覆超硬合金の製造法 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1245200A patent/JP2766686B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107460A (ja) | 1991-05-07 |
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