JP2766265B2 - 電子機器の筐体 - Google Patents

電子機器の筐体

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JP2766265B2
JP2766265B2 JP63023539A JP2353988A JP2766265B2 JP 2766265 B2 JP2766265 B2 JP 2766265B2 JP 63023539 A JP63023539 A JP 63023539A JP 2353988 A JP2353988 A JP 2353988A JP 2766265 B2 JP2766265 B2 JP 2766265B2
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JP
Japan
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housing
shield case
electronic device
plastic
main body
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JP63023539A
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昇 小池
淳一 松元
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、携帯用無線機等の電波のシールドを必要と
する小型機器に特に良好な電子機器の筐体の改良に関す
る。
(従来の技術) 無線電話機等では、高周波回路を取り扱っており、高
周波回路間の電波の干渉防止や不要な電波が外部に漏れ
ることを防止するため所定の回路部ごとにシールドが施
される。
第6図及び第7図にこの種のシールドが施された従来
の無線電話機を示す。
第6図に示す無線電話機では、筐体を構成する本体部
1及びカバー部2はプラスチック成形にて形成されてい
る。また、この筐体内に収納されるプリント配線板3の
表裏両面にはアルミダイカストや亜鉛ダイカストにて形
成されたシールドケース4,5が取り付けられており、プ
リント配線板3に構成された各種回路部の内、無線回路
部はこのシールドケース4,5にてシールドされる。
ところが、この無線電話機では、プリント配線板3の
表裏両面に上,下シールドケース4,5を取り付けねばな
らずその組立が煩雑であった。また、筐体全体がプラス
チックで形成されており、しかもこの種の機器では小形
化、薄形化の要請から筐体は薄肉に形成されるため剛性
が低く、電話機を使用しているときに生じる圧力等によ
りたわみやねじれが生じ易かった。この種の高周波を扱
う機器では筐体の変形で内部モードが変化するため、こ
の筐体のたわみ等の防止は大きな課題であった。
第7図に示す無線電話機では、筐体の本体部1Aとプリ
ント配線板3の下面に取り付けられる下シールドケース
5Aとが、アルミや亜鉛ダイカストにて一体に形成されて
いる。尚、カバー部2については、テンキー等の操作ス
イッチ7を取り付ける必要上、第6図と同様の構成とな
っている。
この無線電話機では、本体部1Aの一部が下シールドケ
ース5Aとなっており、下シールドケース5Aの取り付ける
工数を削減できる。また、本体部1Aがアルミダイカスト
等の金属にて形成されているため、筐体が外力によって
ねじれ、たわみ等が生じる恐れはない。
しかしながら、アルミダイカスト等の金属が筐体表面
に露出するため、筐体の表面に腐食防止等のため塗装処
理を施さねばならなかった。また、筐体をプラスチック
にて形成した場合に比べ、手に持ったときの感触が悪
く、又重量も重くなっていた。
尚、筐体にシールド用のメッキを施すことも考えられ
るが、高周波のシールドを行える程度の厚膜のメッキは
困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、第6図に示す電子機器では、シールドケ
ースをプリント配線板に取り付けねばならず煩雑であ
り、また、プラスチックのみで形成された筐体は外力に
弱かった。また、第7図に示す電子機器では、アルミダ
イカスト等にて形成された筐体の塗装処理を必要とし、
また、プラスチックにて形成された筐体に比べ、手に持
ったときの感触が悪く、重量も重くなっていた。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、シールドケースをプリント配線板に取り付ける
工数を削減でき、かつ外力にも強く、しかも手に持った
ときの感触が良好で重量も軽い電子機器の筐体を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電子機器の筐体は、予め成形されたシールド
ケースが、プラスチック成形により成形される筐体に一
体成形されていることを特徴とする。
(作用) 本発明では、プラスチックの筐体にシールドケースが
固着されているため、筐体の組み立て作業だけでシール
ドケースを取り付けることができる。また、シールドケ
ースが補強となり、筐体が外力に対して堅固となる。ま
た、筐体自体は全てプラスチックで形成されているた
め、手に持ったときの感触は良好であり、かつ重量も軽
い。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照し
て詳述する。
図中、10は無線電話機の筐体であり、本体部11とカバ
ー部12とで構成されている。本体部11及びカバー部12は
いずれもプラスチック成形により形成されており、従来
例同様、カバー部12にはテンキー等の操作スイッチ13が
取り付けられる。また、14は、筐体10内に実装されるプ
リント配線板であり、このプリント配線板14の上面には
上シールドケース15が、下面には下シールドケース16が
取り付けられ、この上下シールドケース15,16によりプ
リント配線板14の無線回路部はシールドされる。
上下のシールドケース15,16はいずれもアルミダイカ
ストや亜鉛ダイカストにて形成されている。上シールド
ケース15は、カバー部12に操作スイッチ13が取り付けら
れる関係上、プリント配線板14に直接取り付けられる。
一方、下シールドケース16は、第1図に示す如く、本体
部11に一体成形にて固着されている。
下シールドケース16には、第3図及び第4図に示す如
く、側壁18に凹部19が複数設けられている。従って、下
シールドケース16と共に本体部11を一体成形した場合
は、この凹部19に樹脂が入り込み、下シールドケース16
は本体部11に確実に固着される。尚、下シールドケース
16の本体部11からの抜け止めとしては、第5図に示す如
く、下シールドケース16の底壁21に上方に広がる穴部22
を穿設し、本体部16を形成する樹脂の一部をこの穴部22
に入り込ませても良い。この場合、穴部22の径、配置間
隔は高周波をシールドし得る程度の寸法とする必要があ
るのは当然である。
このような構造となっているので、下シールドケース
16は、筐体10を組み立てるだけの作業でプリント配線板
14に取り付けることができ、下シールドケース16の取り
付け工数を削減できるものである。また、筐体10自体
は、プラスチックにて形成されているため、重量は軽
く、手に持ったときの感触は良好となる。また、下シー
ルドケース16が本体部11に固着されたことにより、筐体
10は外力に対して堅固となる。さらに、下シールドケー
ス16を一体成形にて本体部11に固着させたことにより、
本体部11と下シールドケース16との間に余分な隙間が生
ずることがなくなり、本体部11自体の小形化も図れる。
尚、本例では、本体部11側のみにシールドケース16を固
着させてあるが、カバー部12側に操作スイッチ13等を設
ける必要がない場合は、シールドケース15をカバー部12
に一体成形にて取り付けることができるのは当然であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の電子機器の筐体では、シ
ールドケースが一体成形にて筐体に取り付けられてお
り、プリント配線板へのシールドケースの取り付け工数
を削減できる。また、筐体自体はプラスチックであるた
め手に持った感触は良好であり、重量も軽く、しかもシ
ールドケースで補強されるため、筐体は堅固となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示す図であり、第
1図は無線電話機の分解斜視図、第2図は第1図のII−
II線断面図、第3図はシールドケースの斜視図、第4図
は第3図のIV−IV線断面図、第5図は筐体とシールドケ
ースの底壁との接合状態を示す断面図である。 第6図及び第7図は夫々従来の無線電話機を示す分解斜
視図である。 10……筐体 11……本体部 12……カバー部 15,16……シールドケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−124193(JP,A) 特開 昭58−115894(JP,A) 実開 昭62−124894(JP,U) 実開 昭60−57171(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が実装される電子機器における電
    子機器の筐体において、 プラスチック成形される筐体と、 予め成形され、前記筐体における前記電子部品の実装さ
    れる側にプラスチック成形により、前記プラスチック成
    形される筐体に一体成形されるシールドケースと、 を具備することを特徴とする電子機器の筐体。
  2. 【請求項2】シールドケースの底面、側面の少なくとも
    一方に穴を設け、 プラスチック成形により前記穴にプラスチックを入り込
    ませるようにし前記シールドケースが固着されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体。
  3. 【請求項3】シールドケースに設けられた底面の穴は、
    シールドケース内側に向かって広がる透孔であることを
    特徴とする請求項2に記載の電子機器の筐体。
  4. 【請求項4】シールドケースに設けられた底面の穴は、
    シールド効果を妨げない程度の穴径及び配置間隔にて形
    成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機
    器の筐体。
JP63023539A 1988-02-03 1988-02-03 電子機器の筐体 Expired - Lifetime JP2766265B2 (ja)

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JPH01198099A JPH01198099A (ja) 1989-08-09
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