JP2764925B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2764925B2
JP2764925B2 JP63165704A JP16570488A JP2764925B2 JP 2764925 B2 JP2764925 B2 JP 2764925B2 JP 63165704 A JP63165704 A JP 63165704A JP 16570488 A JP16570488 A JP 16570488A JP 2764925 B2 JP2764925 B2 JP 2764925B2
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Japan
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exposure
marks
alignment
chip
alignment error
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信一 掘場
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に投影レン
ズを用いた露光装置のアライメント誤差を測定するため
のマーク位置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来のアライメント誤差を測定するためのマ
ークがウェハー上のチップ内の任意の場所に形成された
図である。チップ304はチップを切断するための直線状
の余白部分であるスクライブ線303に囲まれており、ア
ライメント誤差を測定するためのマークは、チップ内の
半導体集積回路パターンが形成されていない部分にX方
向301とY方向302が図のようにいっしょに配置されてい
る。露光現像後マーク301,302の重ね合せ誤差を読み露
光装置にその値をアライメントの補正値としてデータ入
力しアライメント誤差を±0とすることにより工程間の
重ね合せ誤差によって起こるアライメント誤差を最小限
に抑える様になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のアライメント誤差を測定するためのマ
ークは、半導体集積回路パターンのないチップの周辺に
配置されているため、その位置でのアライメント誤差を
X,Y方向ともに±0の補正したとしても他の露光領域で
は、レンズの歪(ディストーション)の影響を大きく受
けてしまいアライメント誤差を生じてしまうので、半導
体集積回路の歩留りが低下する、性能が劣化する等の影
響があり、高品質集積回路を低価格で大量に安定供給で
きないという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、投影レンズを用い
た露光装置のX,Y方向それぞれのアライメント誤差を測
定するために半導体基板上に形成された2つのマークを
露光領域内でその中心を原点とするY軸,X軸上にそれぞ
れ形成することにより構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を説明するための図であ
る。ウェハー上のチップ104はチップ104を切断するため
の直線状の余白部分であるスクライブ線103に囲まれて
おり露光装置の1ショットによって露光される領域であ
る。X,Y方向それぞれのアライメント誤差を測定するた
めのマーク101,102は露光領域の中心部に配置されてい
る。露光,現像後マーク101,102重ね合せ誤差量を読み
露光装置にその値をアライメントの補正量としてデータ
入力しアライメント誤差を±0にする。従来はマークが
露光領域の周辺部にX,Y方向いっしょに配置されていた
ために、その位置でのアライメント誤差をX,Y方向とも
に±0に補正したとしても他の露光領域ではレンズのデ
ィストーションの影響を大きく受けてしまいアライメン
ト誤差を生じてしまうが、本発明ではマーク101,102が
露光領域の中心部に配置してあるので他の露光領域での
レンズのディストーションによるアライメント誤差を最
小限に抑えることができる。すなわち、例えばレンズの
ディストーションが片側0.2μmとする。従来法に例え
ばアライメント誤差測定用マークの場所ではアライメン
ト誤差が±0μmであってもその反対方向では0.4μm
となるが本実施例に従えば中心部が±0μm,チップ周辺
部はいずれも0.2μmとなる。従って設計基準としては
従来0.4μmであったものが0.2μmとなる。尚ここで使
用したマークは光学顕微鏡観察によって測定するもので
あるが、装置によって自動的に重ね合せ誤差量を測定す
るためのマーク等、他のマークに置き換えても同様の効
果が得られることは自明である。
第2図は本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。ウェハー上のチップ204はチップ204を切断するため
の直線状の余白部分であるスクライブ線203に囲まれて
おり、露光装置の1ショットによって露光される領域で
ある。X,Y方向それぞれのアライメント誤差を測定する
ためのマーク201,202は露光領域の中心部を原点するX
軸205,Y軸206上のスクライブ線部203にそれぞれ配置さ
れている。露光,現像後マーク201,202の重ね合せ誤差
量を読み露光装置にその値をアライメントの補正量とし
てデータ入力しアライメント誤差±0にする。この場合
X,Yのアライメント誤差が±0に補正される位置はX,Yそ
れぞれのマーク201,202中心から延ばした直線が交じわ
る点であり、すなわち露光領域の中心部となるため他の
露光領域でのレンズのディストーションによるアライメ
ント誤差を最小限に抑えることができる。なおかつ、本
実施例の様にマーク201,202を配置した場合、チップ内
にマークが入っていない分だけ、チップの小型化や回路
設計上の制約を減らすことができる。尚、X及びY方向
のマークはそれぞれ露光領域内のY軸及びX軸上ならば
どの位置に配置してもかまわなくスクライブ線でなくチ
ップ内でもよい。また必ずしも正確にX軸,Y軸上に設定
されていなくてもその周辺ならば同等の効果が得られ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、露光装置のX,Y方向そ
れぞれのアライメント誤差を測定するために半導体基板
上に形成されたX及びY方向のマークを露光領域の中心
を原点とするY軸,X軸上にそれぞれ形成することにより
他の露光領域でのレンズの歪(ディストーション)によ
るアライメント誤差を最小限に抑えることができる。ま
たマークの位置を工夫することにより、チップの小型化
や回路設計上の制約を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための平面図、第
2図は本発明の他の実施例を説明するための平面図、第
3図は従来のアライメント誤差を測定するためのマーク
の配置例を示す平面図である。 101,201,301……X方向のアライメント誤差を測定する
ためのマーク、102,202,302……Y方向のアライメント
誤差を測定するためのマーク、103,203,303……スクラ
イブ線、104,204,304……チップ、205……X軸、206…
…Y軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投影レンズを用いた露光装置のX,Y方向そ
    れぞれのアライメント誤差を測定するために、半導体基
    板上に露光領域内でその中心を原点とする、Y軸上の周
    辺にX方向のマークを、X軸上の周辺にY方向のマーク
    をそれぞれ形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
JP63165704A 1988-07-01 1988-07-01 半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JP2764925B2 (ja)

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JPS632346A (ja) * 1986-06-23 1988-01-07 Hitachi Ltd ワ−ク位置検出方法およびその位置検出装置ならびにワ−ク

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