JP2764133B2 - エンジンバルブ及びその軸端面の加工方法 - Google Patents
エンジンバルブ及びその軸端面の加工方法Info
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- JP2764133B2 JP2764133B2 JP23554689A JP23554689A JP2764133B2 JP 2764133 B2 JP2764133 B2 JP 2764133B2 JP 23554689 A JP23554689 A JP 23554689A JP 23554689 A JP23554689 A JP 23554689A JP 2764133 B2 JP2764133 B2 JP 2764133B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンバルブ及びその軸端面の加工方法
に関する。
に関する。
ポペット型のエンジンバルブは、各種の機械加工工程
を経て、完成品に仕上げられる。
を経て、完成品に仕上げられる。
上記機械加工工程の中には、研削盤をもって、軸端面
を仕上げ研磨する工程がある。
を仕上げ研磨する工程がある。
従来、軸端面の研磨加工は、エンジンバルブを固定し
ておいて、研削砥石車を、エンジンバルブの軸線と直交
する方向に往復移動させて行なっていた。
ておいて、研削砥石車を、エンジンバルブの軸線と直交
する方向に往復移動させて行なっていた。
エンジンより発する騒音は、燃焼騒音、吸排気騒音、
機械騒音に大別される。
機械騒音に大別される。
機械騒音の中には、冷却ファンによる送風機騒音、歯
車騒音、動弁機構を音源とする弁騒音等があり、弁騒音
は、特に高速回転時において大きく発生する。
車騒音、動弁機構を音源とする弁騒音等があり、弁騒音
は、特に高速回転時において大きく発生する。
弁騒音の大半は、弁隙間により生じるバルブ軸端とロ
ッカーアームとの衝撃的打音であり、この中には、バル
ブ軸端とロッカーアームとの摺接により生じる摩擦音も
含まれる。
ッカーアームとの衝撃的打音であり、この中には、バル
ブ軸端とロッカーアームとの摺接により生じる摩擦音も
含まれる。
上記衝撃的打音は、動弁機構に、弁隙間を常にゼロと
するゼロラッシュ機構を採用することにより大幅に低減
しうる。
するゼロラッシュ機構を採用することにより大幅に低減
しうる。
最近、低騒音エンジンの要求が一段と高まってきてお
り、それに伴って、動弁機構のより一層の騒音対策が望
まれている。
り、それに伴って、動弁機構のより一層の騒音対策が望
まれている。
上述した従来の加工方法のように、エンジンバルブを
固定して研磨すると、第6図に示すように、エンジンバ
ルブ(1)の軸端面(1a)には、面粗度が比較的粗い一
定方向を向く研磨目(g)が形成される。
固定して研磨すると、第6図に示すように、エンジンバ
ルブ(1)の軸端面(1a)には、面粗度が比較的粗い一
定方向を向く研磨目(g)が形成される。
このような研磨目(g)が形成されると、第7図に示
すように、エンジンバルブ(1)が回転して、ロッカー
アーム(R)と研磨目(g)とが直交した際、ロッカー
アーム(R)の先端と軸端面(1a)との間に摩擦音が発
生し、特にエンジンの高速回転時において、大きな弁騒
音を発生することとなる。
すように、エンジンバルブ(1)が回転して、ロッカー
アーム(R)と研磨目(g)とが直交した際、ロッカー
アーム(R)の先端と軸端面(1a)との間に摩擦音が発
生し、特にエンジンの高速回転時において、大きな弁騒
音を発生することとなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、ロッカーアームとエンジンバルブ軸端面とによる摩
擦音を低減しうるようにしたエンジンバルブ及びその軸
端面の加工方法を提供することを目的としている。
で、ロッカーアームとエンジンバルブ軸端面とによる摩
擦音を低減しうるようにしたエンジンバルブ及びその軸
端面の加工方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のエンジンバルブ
は、軸端面に無方向性、うず状又は放射状の研磨目を刻
設したことを特徴としている。
は、軸端面に無方向性、うず状又は放射状の研磨目を刻
設したことを特徴としている。
上記無方向性の研磨目は、軸線まわりに回転すエンジ
ンバルブと、該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方
において、エンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回
転する研削砥石車とのいずれか一方を、前記エンジンバ
ルブの軸端が、前記研削砥石車の研削面を通過するまで
側方に移動させながら研磨することにより形成される。
ンバルブと、該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方
において、エンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回
転する研削砥石車とのいずれか一方を、前記エンジンバ
ルブの軸端が、前記研削砥石車の研削面を通過するまで
側方に移動させながら研磨することにより形成される。
また、うず状の研磨目は、軸線まわりに回転するエン
ジンバルブと、該エンジンバルブの軸線方向の端部の側
方において、エンジンバルブと平行をなす軸線まわりに
回転する研削砥石車とのいずれか一方を、前記エンジン
バルブの軸端が、前記研削砥石車の研削面の所定位置に
達するまで側方に移動させたのち、エンジンバルブ又は
研削砥石車を軸線方向に逃がすことにより形成される。
ジンバルブと、該エンジンバルブの軸線方向の端部の側
方において、エンジンバルブと平行をなす軸線まわりに
回転する研削砥石車とのいずれか一方を、前記エンジン
バルブの軸端が、前記研削砥石車の研削面の所定位置に
達するまで側方に移動させたのち、エンジンバルブ又は
研削砥石車を軸線方向に逃がすことにより形成される。
放射状の研磨目は、軸線まわりに回転するエンジンバ
ルブと、該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方にお
いて、エンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回転す
る研削砥石車とのいずれか一方を、前記エンジンバルブ
の軸端のほぼ中心が、前記研削砥石車の研削面の内周端
に達するまで側方に移動させたのち、エンジンバルブ又
は研削砥石車を軸線方向に逃がすことにより形成され
る。
ルブと、該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方にお
いて、エンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回転す
る研削砥石車とのいずれか一方を、前記エンジンバルブ
の軸端のほぼ中心が、前記研削砥石車の研削面の内周端
に達するまで側方に移動させたのち、エンジンバルブ又
は研削砥石車を軸線方向に逃がすことにより形成され
る。
軸端面に無方向性、うず状又は放射状の研磨目を備え
るエンジンバルブをエンジンに組付けると、ロッカーア
ームと研磨目とが直交することはなくなり、大きな摩擦
音の発生するのが防止される。
るエンジンバルブをエンジンに組付けると、ロッカーア
ームと研磨目とが直交することはなくなり、大きな摩擦
音の発生するのが防止される。
請求項(2)乃至(4)の方法によりエンジンバルブ
の軸端面を研削すると、研削砥石車の回転とエンジンバ
ルブの回転との相乗作用により、軸端面に無方向性の研
磨目、うず状の研磨目、放射状の研磨目がそれぞれ形成
される。
の軸端面を研削すると、研削砥石車の回転とエンジンバ
ルブの回転との相乗作用により、軸端面に無方向性の研
磨目、うず状の研磨目、放射状の研磨目がそれぞれ形成
される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、本発明の実施に用いる研削盤の
要部を略示するものである。
要部を略示するものである。
互いに離間して前後に相対する同径の1対の駆動ロー
ラ(2)(2)は、駆動軸(3)をもって互いに連結さ
れている。
ラ(2)(2)は、駆動軸(3)をもって互いに連結さ
れている。
両駆動ローラ(2)(2)は、駆動軸(3)の前端に
固着した従動ギヤ(4)が、駆動ギヤ(5)と噛合して
回転させられることにより、正面視時計方向に一体的に
回転させられる。
固着した従動ギヤ(4)が、駆動ギヤ(5)と噛合して
回転させられることにより、正面視時計方向に一体的に
回転させられる。
(6)は、各駆動ローラ(2)に近接して、それと同
一平面上に並ぶ、駆動ローラ(2)と同形同寸の従動ロ
ーラで、前後の従動ローラ(6)(6)は、従動軸
(7)をもって互いに連結されている。
一平面上に並ぶ、駆動ローラ(2)と同形同寸の従動ロ
ーラで、前後の従動ローラ(6)(6)は、従動軸
(7)をもって互いに連結されている。
エンジンバルブ(1)の軸部(1b)は、両駆動ローラ
(2)(2)と両従動ローラ(6)(6)の対向面上に
載置され、かつ昇降自在な押圧ローラ(8)により、上
方より押圧されている。
(2)(2)と両従動ローラ(6)(6)の対向面上に
載置され、かつ昇降自在な押圧ローラ(8)により、上
方より押圧されている。
前記駆動ギヤ(5)をモータ(図示省略)をもって回
転させると、エンジンバルブ(1)は、正面視反時計方
向又は時計方向に回転させられる。
転させると、エンジンバルブ(1)は、正面視反時計方
向又は時計方向に回転させられる。
エンジンバルブ(1)の傘表(1c)には、回転自在
で、かつ前後位置調節可能なローダヘッド(9)が当接
しており、軸端面(1a)を任意の長さだけ、後方(第1
図上方)の両ローラ(2)(6)より突出させて位置決
めすることができる。
で、かつ前後位置調節可能なローダヘッド(9)が当接
しており、軸端面(1a)を任意の長さだけ、後方(第1
図上方)の両ローラ(2)(6)より突出させて位置決
めすることができる。
(10)は、左側端部が後方の従動ローラ(6)と平行
をなして対向する研削砥石車(以下砥石車と略称する)
で、従動ローラ(6)と対向する面の周縁部には、環状
の砥石(11)が固着されている。
をなして対向する研削砥石車(以下砥石車と略称する)
で、従動ローラ(6)と対向する面の周縁部には、環状
の砥石(11)が固着されている。
(12)は、砥石車(10)駆動用のモータで、図示を省
略したベッド上を、前後及び左右方向に移動させること
ができるようになっている。
略したベッド上を、前後及び左右方向に移動させること
ができるようになっている。
次に、上記構成の研削盤をもって、エンジンバルブ
(1)の軸端面(1a)を研削する要領について説明す
る。
(1)の軸端面(1a)を研削する要領について説明す
る。
第3図(a)は、請求項(2)記載の加工方法を示す
もので、エンジンバルブ(1)の軸部(1b)を両ローラ
(2)(6)上に載置したのち、ローダヘッド(9)を
調節して、軸端面(1a)を砥石(11)の外周面に近接さ
せ、押圧ローラ(8)をもって軸部(1b)を押圧する。
もので、エンジンバルブ(1)の軸部(1b)を両ローラ
(2)(6)上に載置したのち、ローダヘッド(9)を
調節して、軸端面(1a)を砥石(11)の外周面に近接さ
せ、押圧ローラ(8)をもって軸部(1b)を押圧する。
ついで、砥石車(10)を、予定研削代分だけ前方(図
中下方)へ移動させ、エンジンバルブ(1)と砥石車
(10)を回転させつつ、軸端面(1a)が環状の砥石(1
1)を通過するまで、モータ(12)とともに砥石車(1
0)全体を左側方へ移動させて、軸端面(1a)を研削す
る。
中下方)へ移動させ、エンジンバルブ(1)と砥石車
(10)を回転させつつ、軸端面(1a)が環状の砥石(1
1)を通過するまで、モータ(12)とともに砥石車(1
0)全体を左側方へ移動させて、軸端面(1a)を研削す
る。
この場合、エンジンバルブ(1)の回転方向は、砥石
車(10)と同方向でも、反対方向でもよい。
車(10)と同方向でも、反対方向でもよい。
すると、第3図(b)に示すように、軸端面(1a)に
は、砥石(11)の回転とエンジンバルブ(1)の回転と
の相乗作用により、無方向性の研磨目(13)が形成され
る。
は、砥石(11)の回転とエンジンバルブ(1)の回転と
の相乗作用により、無方向性の研磨目(13)が形成され
る。
第4図(a)は、請求項(3)記載の加工方法を示す
もので、上記と同様に砥石車(10)全体を左側方に移動
させ、軸端面(1a)が研削面(11a)の所定位置に達し
たとき、砥石車(10)を軸端面(1a)より逃がすように
する。
もので、上記と同様に砥石車(10)全体を左側方に移動
させ、軸端面(1a)が研削面(11a)の所定位置に達し
たとき、砥石車(10)を軸端面(1a)より逃がすように
する。
このようにすると、第4図(b)に示すように、軸端
面(1a)には、うず状の研磨目(14)が形成される。
面(1a)には、うず状の研磨目(14)が形成される。
第5図(a)は、請求項(4)記載の加工方法を示
し、この方法においては、軸端面(1a)のほぼ中心が、
研削面(11a)の内周端に達するまで砥石車(10)を左
側方に移動させたのち、砥石車(10)を軸端面(1a)か
ら逃がすようにする。
し、この方法においては、軸端面(1a)のほぼ中心が、
研削面(11a)の内周端に達するまで砥石車(10)を左
側方に移動させたのち、砥石車(10)を軸端面(1a)か
ら逃がすようにする。
この方法によると、第5図(b)に示すように、軸端
面(1a)には、放射状の研磨目(15)が形成される。
面(1a)には、放射状の研磨目(15)が形成される。
上記各方法により形成される研磨目(13)(14)(1
5)は、いずれも比較的面粗度が高く、かつ従来のよう
に平行をなしていないため、エンジンに組付けられた際
にエンジンバルブ(1)が回転しても、ロッカーアーム
と研磨目とが直交することはなく、従って、ロッカーア
ーム先端と軸端面(1a)との間で発生する摩擦音を低減
しうる。
5)は、いずれも比較的面粗度が高く、かつ従来のよう
に平行をなしていないため、エンジンに組付けられた際
にエンジンバルブ(1)が回転しても、ロッカーアーム
と研磨目とが直交することはなく、従って、ロッカーア
ーム先端と軸端面(1a)との間で発生する摩擦音を低減
しうる。
上記した各加工方法は、例えば、エンジンバルブ
(1)の軸部の直径6mm、回転数1800rpm、砥石(11)の
外形450mm、砥石幅30mm、回転数1700rpmとして実施した
ものであるが、それらの加工条件や砥石(11)の種類等
を適宜選択することにより、例えば、円弧状、螺旋放射
状等の研磨目を形成することもできる。
(1)の軸部の直径6mm、回転数1800rpm、砥石(11)の
外形450mm、砥石幅30mm、回転数1700rpmとして実施した
ものであるが、それらの加工条件や砥石(11)の種類等
を適宜選択することにより、例えば、円弧状、螺旋放射
状等の研磨目を形成することもできる。
本発明のエンジンバルブによれば、従来のように、研
磨目とロッカーアームとが直交して周期的に大きな摩擦
音を発生させる恐れはなく、動弁機構より発する弁騒音
の低減につながる。
磨目とロッカーアームとが直交して周期的に大きな摩擦
音を発生させる恐れはなく、動弁機構より発する弁騒音
の低減につながる。
請求項(2)〜(4)の加工方法によれば、砥石車と
エンジンバルブとの回転の相乗作用により、エンジンバ
ルブの軸端面に、無方向性、うず状、放射状の研磨目
を、それぞれ容易に形成することができる。
エンジンバルブとの回転の相乗作用により、エンジンバ
ルブの軸端面に、無方向性、うず状、放射状の研磨目
を、それぞれ容易に形成することができる。
第1図は、本発明方法の実施に使用する研削盤の要部の
概略平面図、 第2図は、第1図におけるA−A線に沿う縦断正面図、 第3図(a)は、請求項(2)記載の加工要領を示す要
部の横断拡大平面図、 第3図(b)は、第3図(a)の加工要領により形成さ
れるエンジンバルブ軸端面の研磨目形状を示す説明図、 第4図(a)は、請求項(3)記載の加工要領を示す要
部の横断拡大平面図、 第4図(b)は、第4図(a)の加工要領により形成さ
れるエンジンバルブ軸端面の研磨目形状を示す説明図、 第5図(a)は、請求項(4)記載の加工要領を示す要
部の横断拡大平面図、 第5図(b)は、第5図(a)の加工要領により形成さ
れるエンジンバルブ軸端面の研磨目形状を示す説明図、 第6図は、従来の研磨目形状を備えるエンジンバルブの
平面図、 第7図は、同じく研磨目とロッカーアームとが直交状に
摺接している状態を示す要部の斜視図である。 (1)エンジンバルブ (1a)軸端面 (1b)軸部 (2)駆動ローラ (3)駆動軸 (4)従動ギヤ (5)駆動ギヤ (6)従動ローラ (7)従動軸 (8)押圧ローラ (9)ローダヘッド (10)砥石車 (11)砥石 (11a)研削面 (12)モータ (13)(14)(15)研磨目
概略平面図、 第2図は、第1図におけるA−A線に沿う縦断正面図、 第3図(a)は、請求項(2)記載の加工要領を示す要
部の横断拡大平面図、 第3図(b)は、第3図(a)の加工要領により形成さ
れるエンジンバルブ軸端面の研磨目形状を示す説明図、 第4図(a)は、請求項(3)記載の加工要領を示す要
部の横断拡大平面図、 第4図(b)は、第4図(a)の加工要領により形成さ
れるエンジンバルブ軸端面の研磨目形状を示す説明図、 第5図(a)は、請求項(4)記載の加工要領を示す要
部の横断拡大平面図、 第5図(b)は、第5図(a)の加工要領により形成さ
れるエンジンバルブ軸端面の研磨目形状を示す説明図、 第6図は、従来の研磨目形状を備えるエンジンバルブの
平面図、 第7図は、同じく研磨目とロッカーアームとが直交状に
摺接している状態を示す要部の斜視図である。 (1)エンジンバルブ (1a)軸端面 (1b)軸部 (2)駆動ローラ (3)駆動軸 (4)従動ギヤ (5)駆動ギヤ (6)従動ローラ (7)従動軸 (8)押圧ローラ (9)ローダヘッド (10)砥石車 (11)砥石 (11a)研削面 (12)モータ (13)(14)(15)研磨目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01L 3/02 B24B 7/16 F01L 3/20 F01L 3/24
Claims (4)
- 【請求項1】軸端面に無方向性、うず状又は放射状の研
磨目を刻設したことを特徴とするエンジンバルブ。 - 【請求項2】軸線まわりに回転するエンジンバルブと、
該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方において、エ
ンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回転する研削砥
石車とのいずれか一方を、前記エンジンバルブの軸端
が、前記研削砥石車の研削面を通過するまで側方に移動
させながら研磨することにより、軸端面に無方向性の研
磨目を形成することを特徴とするエンジンバルブ軸端面
の加工方法。 - 【請求項3】軸線まわりに回転するエンジンバルブと、
該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方において、エ
ンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回転する研削砥
石車とのいずれか一方を、前記エンジンバルブの軸端
が、前記研削砥石車の研削面の所定位置に達するまで側
方に移動させたのち、エンジンバルブ又は研削砥石車を
軸線方向に逃がすことにより、軸端面にうず状の研磨目
を形成することを特徴とするエンジンバルブ軸端面の加
工方法。 - 【請求項4】軸線まわりに回転するエンジンバルブと、
該エンジンバルブの軸線方向の端部の側方において、エ
ンジンバルブと平行をなす軸線まわりに回転する研削砥
石車とのいずれか一方を、前記エンジンバルブの軸端の
ほぼ中心が、前記研削砥石車の研削面の内周端に達する
まで側方に移動させたのち、エンジンバルブ又は研削砥
石車を軸線方向に逃がすことにより、エンジンバルブの
軸端面に放射状の研磨目を形成することを特徴とするエ
ンジンバルブ軸端面の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23554689A JP2764133B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | エンジンバルブ及びその軸端面の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23554689A JP2764133B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | エンジンバルブ及びその軸端面の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03100309A JPH03100309A (ja) | 1991-04-25 |
JP2764133B2 true JP2764133B2 (ja) | 1998-06-11 |
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ID=16987584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23554689A Expired - Fee Related JP2764133B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | エンジンバルブ及びその軸端面の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764133B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP23554689A patent/JP2764133B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03100309A (ja) | 1991-04-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |