JP2761894B2 - 折畳み戸の開口枠 - Google Patents
折畳み戸の開口枠Info
- Publication number
- JP2761894B2 JP2761894B2 JP63217166A JP21716688A JP2761894B2 JP 2761894 B2 JP2761894 B2 JP 2761894B2 JP 63217166 A JP63217166 A JP 63217166A JP 21716688 A JP21716688 A JP 21716688A JP 2761894 B2 JP2761894 B2 JP 2761894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- folding door
- opening
- fixed
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，建物の開口部に設置使用する折畳み戸の開
口枠に関する。
口枠に関する。
例えば横引シャッターや折畳み雨戸のような折畳み戸
は，幅方向に蛇腹状折畳み自在に形成され，一般に上
枠，下枠及び一対の縦枠を枠組みした開口枠に開閉自在
に上吊収納するものとされ，このとき該折畳み戸開閉用
の開口枠は，一般にその上枠及び下枠を，それぞれ建物
開口部に設置する，折畳み戸の開閉案内用にて折畳み戸
上下端をそれぞれ受入れ保持して封止する上下端封止用
の各単一枠によるものとし，その開閉は，折畳み戸を交
差方向に脱出できるように上枠，下枠の長手方向同一の
一側端部を切欠くことによって戸袋部を形成し，該戸袋
部において蛇腹状に順次折畳み，また順次引出して伸長
することによって行うものとされている。
は，幅方向に蛇腹状折畳み自在に形成され，一般に上
枠，下枠及び一対の縦枠を枠組みした開口枠に開閉自在
に上吊収納するものとされ，このとき該折畳み戸開閉用
の開口枠は，一般にその上枠及び下枠を，それぞれ建物
開口部に設置する，折畳み戸の開閉案内用にて折畳み戸
上下端をそれぞれ受入れ保持して封止する上下端封止用
の各単一枠によるものとし，その開閉は，折畳み戸を交
差方向に脱出できるように上枠，下枠の長手方向同一の
一側端部を切欠くことによって戸袋部を形成し，該戸袋
部において蛇腹状に順次折畳み，また順次引出して伸長
することによって行うものとされている。
しかしこの場合，上枠，下枠の長手方向同一の一側端
部を切欠くことによって設置した戸袋部を必要とするか
ら，特に下枠において，これを開口部，即ち床面に埋込
み設置すると，戸袋部は，上記切欠いた下枠の切欠部に
合わせてこれと同一高さに床面を凹陥仕上げして，折畳
み戸の折畳みスペースに応じた広さを有するものとせざ
るを得ないことになり，また下枠を床面に載置して設置
すれば，戸袋部を床面に凹陥仕上げしたりする必要はな
いが，その分下枠が床面上に大きく突出して通行の障害
となるに至る。
部を切欠くことによって設置した戸袋部を必要とするか
ら，特に下枠において，これを開口部，即ち床面に埋込
み設置すると，戸袋部は，上記切欠いた下枠の切欠部に
合わせてこれと同一高さに床面を凹陥仕上げして，折畳
み戸の折畳みスペースに応じた広さを有するものとせざ
るを得ないことになり，また下枠を床面に載置して設置
すれば，戸袋部を床面に凹陥仕上げしたりする必要はな
いが，その分下枠が床面上に大きく突出して通行の障害
となるに至る。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので，その解
決課題とする処は，可及的に従来の開口枠と外観を変化
させることなく，折畳み戸の開口枠としてその封止性を
備えて安定した確実な開閉を行う一方で，上記戸袋部を
不要とし且つ使い勝手のよい折畳み戸の開口枠を提供す
るにある。
決課題とする処は，可及的に従来の開口枠と外観を変化
させることなく，折畳み戸の開口枠としてその封止性を
備えて安定した確実な開閉を行う一方で，上記戸袋部を
不要とし且つ使い勝手のよい折畳み戸の開口枠を提供す
るにある。
本発明は，上枠，下枠及び一対の縦枠を枠組みし，幅
方向に蛇腹状折畳み自在の折畳み戸を開閉自在に上吊収
納する折畳み戸開閉用にして，上記上枠及び下枠をそれ
ぞれ建物開口部に設置する固定枠と該固定枠に突没自在
に設置した可動枠とを備えて形成するとともに，上記上
枠においてその固定枠を折畳み戸上端の上吊戸車を常時
載置走行する上吊レールを有する折畳み戸の開閉案内
用，その可動枠を突出して該固定枠と折畳み戸上端間を
封止する上端封止用とし，上記下枠においてその可動枠
を折畳み戸下端の振止戸車を常時受入走行する振止溝レ
ールを有する上記上枠の固定枠と対をなす折畳み戸の開
閉案内用にして突出して上記振止溝レールに折畳み戸下
端を受入れ保持して封止する下端封止用，その固定枠を
該可動枠の没入受入を行う可動枠突没用としてなり且つ
該上枠の可動枠と下枠の可動枠を上記一対のうち一方又
は双方の縦枠に設置して上記可動枠と縦枠に固定の定点
間相対距離を可変とし折畳み戸の開閉動作に連動する連
動引出装置を介して連結して上記可動枠を折畳み戸に連
動して同時突没自在としてなることを特徴とする折畳み
戸の開口枠に係り且つこれを発明の要旨として上記課題
解決の手段とするものである。
方向に蛇腹状折畳み自在の折畳み戸を開閉自在に上吊収
納する折畳み戸開閉用にして，上記上枠及び下枠をそれ
ぞれ建物開口部に設置する固定枠と該固定枠に突没自在
に設置した可動枠とを備えて形成するとともに，上記上
枠においてその固定枠を折畳み戸上端の上吊戸車を常時
載置走行する上吊レールを有する折畳み戸の開閉案内
用，その可動枠を突出して該固定枠と折畳み戸上端間を
封止する上端封止用とし，上記下枠においてその可動枠
を折畳み戸下端の振止戸車を常時受入走行する振止溝レ
ールを有する上記上枠の固定枠と対をなす折畳み戸の開
閉案内用にして突出して上記振止溝レールに折畳み戸下
端を受入れ保持して封止する下端封止用，その固定枠を
該可動枠の没入受入を行う可動枠突没用としてなり且つ
該上枠の可動枠と下枠の可動枠を上記一対のうち一方又
は双方の縦枠に設置して上記可動枠と縦枠に固定の定点
間相対距離を可変とし折畳み戸の開閉動作に連動する連
動引出装置を介して連結して上記可動枠を折畳み戸に連
動して同時突没自在としてなることを特徴とする折畳み
戸の開口枠に係り且つこれを発明の要旨として上記課題
解決の手段とするものである。
本発明にあっては，折畳み戸の開閉動作に連動して上
枠及び下枠の可動枠が同時に突没し，折畳み戸の開成時
に可動枠が突出して折畳み戸上下端の各封止を行う一
方，折畳み戸の開成時に可動枠が没入して折畳み戸上下
端の各開放を行って，その開閉案内と折畳みを可能とす
る。
枠及び下枠の可動枠が同時に突没し，折畳み戸の開成時
に可動枠が突出して折畳み戸上下端の各封止を行う一
方，折畳み戸の開成時に可動枠が没入して折畳み戸上下
端の各開放を行って，その開閉案内と折畳みを可能とす
る。
以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に
説明すれば，第１図乃至第６図においてＡは，開口枠Ｂ
にシャッター本体Ｃを開閉自在に上吊収納して形成した
アルミ製枠付の横引シャッターであり，シャッター本体
Ｃは，多数縦長のパネル１をそれぞれヒンジ連結枠９に
よって連結して，幅方向に蛇腹状折畳み自在の折畳み戸
として構成したものとしてあり，本例にあってこのシャ
ッター本体Ｃは，各パネルにおける上下框の長手方向中
央位置に支承軸2,4を介して上框において上吊戸車３
を，下框において振止戸車５を具備しており，これら上
吊戸車３及び振止戸車５によってその開閉を行うように
したものとしてある。
説明すれば，第１図乃至第６図においてＡは，開口枠Ｂ
にシャッター本体Ｃを開閉自在に上吊収納して形成した
アルミ製枠付の横引シャッターであり，シャッター本体
Ｃは，多数縦長のパネル１をそれぞれヒンジ連結枠９に
よって連結して，幅方向に蛇腹状折畳み自在の折畳み戸
として構成したものとしてあり，本例にあってこのシャ
ッター本体Ｃは，各パネルにおける上下框の長手方向中
央位置に支承軸2,4を介して上框において上吊戸車３
を，下框において振止戸車５を具備しており，これら上
吊戸車３及び振止戸車５によってその開閉を行うように
したものとしてある。
開口枠Ｂは，上枠11,下枠22及び一対の縦枠32を枠組
みし，上記折畳み戸のシャッター本体Ｃ開閉用にして，
上記上枠11及び下枠22をそれぞれ建物開口部に設置する
固定枠12,23と該固定枠12,23に突没自在に設置した可動
枠15,25とを備えて形成するとともに，上記上枠11にお
いてその固定枠12をシャッター本体Ｃ上端の上吊戸車３
を常時載置走行する上吊レール13を有するシャッター本
体Ｃの開閉案内用，その可動枠15を突出して該固定枠12
とシャッター本体Ｃ上端を封止する上端封止用とし，上
記下枠22においてその可動枠25をシャッター本体Ｃ下端
の振止戸車５を常時受入走行する振止溝レール26を有す
る上記上枠11の固定枠12と対をなすシャッター本体Ｃの
開閉案内用にして突出して上記振止溝レール26にシャッ
ター本体Ｃ下端を受入れ保持して封止する下端封止用，
その固定枠23を該可動枠25の没入受入を行う可動枠突没
用としたものとしてある。
みし，上記折畳み戸のシャッター本体Ｃ開閉用にして，
上記上枠11及び下枠22をそれぞれ建物開口部に設置する
固定枠12,23と該固定枠12,23に突没自在に設置した可動
枠15,25とを備えて形成するとともに，上記上枠11にお
いてその固定枠12をシャッター本体Ｃ上端の上吊戸車３
を常時載置走行する上吊レール13を有するシャッター本
体Ｃの開閉案内用，その可動枠15を突出して該固定枠12
とシャッター本体Ｃ上端を封止する上端封止用とし，上
記下枠22においてその可動枠25をシャッター本体Ｃ下端
の振止戸車５を常時受入走行する振止溝レール26を有す
る上記上枠11の固定枠12と対をなすシャッター本体Ｃの
開閉案内用にして突出して上記振止溝レール26にシャッ
ター本体Ｃ下端を受入れ保持して封止する下端封止用，
その固定枠23を該可動枠25の没入受入を行う可動枠突没
用としたものとしてある。
即ち本例にあって上枠11における固定枠12と可動枠15
は，固定枠12を下向きコ字状とし，その内側上方前後に
長手方向全長に亘る一対の浅溝レール部を配設すること
によって，固定枠12内側上方に上吊戸車３を受入れてこ
れを常時載置走行する上吊レール13を配置する一方，そ
の前後両側下方に同じく長手方向全長に亘る一対の嵌挿
溝14を配設し，該一対の嵌挿溝14に，一対のフイン状と
し長手方向両端を横断杆16で連結した可動枠15をその全
長に亘るように嵌挿し，開口枠Ｂの面内方向下方に向け
て突没自在とするものとしてあり，これによって固定枠
12にシャッター本体Ｃを上吊し，その上吊車３を上吊レ
ール13によって常時案内して，該固定枠12をシャッター
本体Ｃの上部の開閉案内用としてあり，また突出時，即
ちシャッター本体Ｃの伸長閉成時に可動枠15を下方に突
出することにより，該可動枠15間にシャッター本体Ｃ上
端を受入れて，前後でこれを包覆の遮断状とすることに
よって該可動枠15を上記固定枠11とシャッター本体Ｃ間
を封止する上端封止用のものとしてある。
は，固定枠12を下向きコ字状とし，その内側上方前後に
長手方向全長に亘る一対の浅溝レール部を配設すること
によって，固定枠12内側上方に上吊戸車３を受入れてこ
れを常時載置走行する上吊レール13を配置する一方，そ
の前後両側下方に同じく長手方向全長に亘る一対の嵌挿
溝14を配設し，該一対の嵌挿溝14に，一対のフイン状と
し長手方向両端を横断杆16で連結した可動枠15をその全
長に亘るように嵌挿し，開口枠Ｂの面内方向下方に向け
て突没自在とするものとしてあり，これによって固定枠
12にシャッター本体Ｃを上吊し，その上吊車３を上吊レ
ール13によって常時案内して，該固定枠12をシャッター
本体Ｃの上部の開閉案内用としてあり，また突出時，即
ちシャッター本体Ｃの伸長閉成時に可動枠15を下方に突
出することにより，該可動枠15間にシャッター本体Ｃ上
端を受入れて，前後でこれを包覆の遮断状とすることに
よって該可動枠15を上記固定枠11とシャッター本体Ｃ間
を封止する上端封止用のものとしてある。
また下枠22における固定枠23と可動枠25は，固定枠23
を上向きコ字状として長手方向全長に亘る嵌挿溝24を形
成し，該嵌挿溝24に，同じく上向きコ字状として，振止
戸車５を常時受入走行する振止溝レール26を形成した可
動枠25をその全長に亘るように嵌挿して，該可動枠25を
開口枠Ｂの面内方向上方に向けて突没自在としたものと
してあり，これによって上記固定枠23を可動枠25の設置
用にしてその突没用の専用のものとする一方，可動枠25
を，その振止溝レール26に水平設置の振止戸車５を常時
案内することにより，これをシャッター本体Ｃの下部の
開閉案内用としてあり，同時に突出時，即ちシャッター
本体Ｃの伸張閉成時に上方に突出することにより，同様
にシャッター本体Ｃ下端を包覆状に受入れて，上記固定
枠23とシャッター本体Ｃ間を封止する下端封止用のもの
としてある。
を上向きコ字状として長手方向全長に亘る嵌挿溝24を形
成し，該嵌挿溝24に，同じく上向きコ字状として，振止
戸車５を常時受入走行する振止溝レール26を形成した可
動枠25をその全長に亘るように嵌挿して，該可動枠25を
開口枠Ｂの面内方向上方に向けて突没自在としたものと
してあり，これによって上記固定枠23を可動枠25の設置
用にしてその突没用の専用のものとする一方，可動枠25
を，その振止溝レール26に水平設置の振止戸車５を常時
案内することにより，これをシャッター本体Ｃの下部の
開閉案内用としてあり，同時に突出時，即ちシャッター
本体Ｃの伸張閉成時に上方に突出することにより，同様
にシャッター本体Ｃ下端を包覆状に受入れて，上記固定
枠23とシャッター本体Ｃ間を封止する下端封止用のもの
としてある。
これら上枠11,下枠22における固定枠12,23に対する可
動枠15,25の突没は，それぞれ固定枠12,23の嵌挿溝14,2
4に，上枠11にあっては各前後の嵌挿溝14毎に，下枠22
にあっては嵌挿溝24の内側前後端に，長手方向所定間隔
でガイドブロック19,30を固定し，その前後側面の直交
方向上下に向けて形成した摺動ガイド21,31に対して，
可動枠15,25の側面に，上記ガイドブロック19,30に対応
して前後方向に突設して配設したガイドピン17,28を係
合することによって行うとともに，各可動枠15,25は，
これをそれぞれ固定枠12,23に対してスプリング18,29に
より面外方向，即ち没入方向に付勢したものとし，従っ
て上記可動枠15,25の突没は，このスプリング18,29の付
勢力を用い又はこれに抗して，上記ガイドピン17,28の
案内下でこれを行うようにしてある。
動枠15,25の突没は，それぞれ固定枠12,23の嵌挿溝14,2
4に，上枠11にあっては各前後の嵌挿溝14毎に，下枠22
にあっては嵌挿溝24の内側前後端に，長手方向所定間隔
でガイドブロック19,30を固定し，その前後側面の直交
方向上下に向けて形成した摺動ガイド21,31に対して，
可動枠15,25の側面に，上記ガイドブロック19,30に対応
して前後方向に突設して配設したガイドピン17,28を係
合することによって行うとともに，各可動枠15,25は，
これをそれぞれ固定枠12,23に対してスプリング18,29に
より面外方向，即ち没入方向に付勢したものとし，従っ
て上記可動枠15,25の突没は，このスプリング18,29の付
勢力を用い又はこれに抗して，上記ガイドピン17,28の
案内下でこれを行うようにしてある。
このとき開口枠Ｂの上記上枠11の可動枠15と下枠22の
可動枠25は，これらを上記一対のうち一方又は双方の縦
枠32に設置して上記可動枠15,25と縦枠32に固定の定点
間相対距離を可変とし折畳み戸，即ちシャッター本体Ｃ
の開閉動作に連動する連動引出装置33を介して連結して
上記可動枠15,25をシャッター本体Ｃに連動して同時突
没自在としたものとしてある。
可動枠25は，これらを上記一対のうち一方又は双方の縦
枠32に設置して上記可動枠15,25と縦枠32に固定の定点
間相対距離を可変とし折畳み戸，即ちシャッター本体Ｃ
の開閉動作に連動する連動引出装置33を介して連結して
上記可動枠15,25をシャッター本体Ｃに連動して同時突
没自在としたものとしてある。
本例にあって連動引出装置33は，上記一対のうち一方
の縦枠32の長手方向上下中間位置に回転軸35を介して固
定した回転ドラム34と，該回転ドラム34及び上記可動枠
15,25間に介設してこれらを連結した巻取ワイヤー37,38
とを備え，該巻取ワイヤー37,38は，それぞれ回転ドラ
ム34に一端を固定する一方で，可動枠15,25に，その長
手方向一端側の瘤状突部39を介して固着するとともにこ
れを貫通して上枠11,下枠22方向に延し，他端を可動枠1
5,25の反対側の回転ガイド40に至らしめて，同様に瘤状
突部39に固着してあり，これにより上記回転軸35を介し
て固定した回転ドラム34を縦枠32側の定点とし，可動枠
15,25の長手方向両端を該可動枠15,25側の定点とし，上
記巻取ワイヤー37,38を，回転ドラム34の回転によって
これに巻取り又は巻戻しすることにより，これら定点間
の相対距離を可変とするようにして，可動枠15,25の上
記固定枠12,23に対する同時の突没を行うようにしてあ
り，更にこのとき該連動引出装置33は，上記回転ドラム
34における回転軸35に歯車36を設けるとともにこの歯車
36に歯合する歯車43を先端に有してスプリング45によっ
て定位置に設置したレバー41を，上記縦枠32に対して軸
42を介して固定設置し，このレバー41の自由端側に配置
した対接部44を，シャッター本体Ｃの戸当り框７に対接
させて回動することにより，レバー41の歯車43を介して
巻取ワイヤー37,38の上記巻取り又は巻戻しを行って，
上記可動枠15,25の同時の突没をシャッター本体Ｃの開
閉動作に連動するようにしたものとしてある。
の縦枠32の長手方向上下中間位置に回転軸35を介して固
定した回転ドラム34と，該回転ドラム34及び上記可動枠
15,25間に介設してこれらを連結した巻取ワイヤー37,38
とを備え，該巻取ワイヤー37,38は，それぞれ回転ドラ
ム34に一端を固定する一方で，可動枠15,25に，その長
手方向一端側の瘤状突部39を介して固着するとともにこ
れを貫通して上枠11,下枠22方向に延し，他端を可動枠1
5,25の反対側の回転ガイド40に至らしめて，同様に瘤状
突部39に固着してあり，これにより上記回転軸35を介し
て固定した回転ドラム34を縦枠32側の定点とし，可動枠
15,25の長手方向両端を該可動枠15,25側の定点とし，上
記巻取ワイヤー37,38を，回転ドラム34の回転によって
これに巻取り又は巻戻しすることにより，これら定点間
の相対距離を可変とするようにして，可動枠15,25の上
記固定枠12,23に対する同時の突没を行うようにしてあ
り，更にこのとき該連動引出装置33は，上記回転ドラム
34における回転軸35に歯車36を設けるとともにこの歯車
36に歯合する歯車43を先端に有してスプリング45によっ
て定位置に設置したレバー41を，上記縦枠32に対して軸
42を介して固定設置し，このレバー41の自由端側に配置
した対接部44を，シャッター本体Ｃの戸当り框７に対接
させて回動することにより，レバー41の歯車43を介して
巻取ワイヤー37,38の上記巻取り又は巻戻しを行って，
上記可動枠15,25の同時の突没をシャッター本体Ｃの開
閉動作に連動するようにしたものとしてある。
第７図は連動引出装置33の他の例を示したもので，本
例にあって該連動引出装置33は，同じく上記一対のうち
一方の縦枠32の長手方向上下中間位置に軸47を介して固
定したＴ字リンク46と，該Ｔ字リンク46及び上記可動枠
15,25間に介設してこれらを連結した連結杆48,49とを備
え，該連結杆48,49はそれぞれＴ字リンク46に一端を回
動自在に固定する一方で，可動枠15,25の長手方向一端
側を同じく回動自在に固定してあり，これにより上記Ｔ
字リンク46を縦枠32側の定点とし，連結杆48,49を固定
した可動枠15,25の連結側端部を定点とし,T字リンク46
の回動によってこれら定点間の相対距離を可変とするよ
うにして，同じく可動枠15,25の上記同時の突没を行う
とともに，上記Ｔ字リンク46の先端にローラー50を回転
自在に設けて，該ローラー50をシャッター本体Ｃの戸当
り框７に対接させてＴ字リンク46を回動することによ
り，連結杆48,49の移動を行って，上記可動枠15,25の同
時の突没をシャッター本体Ｃの開閉動作に連動するよう
にしてある。
例にあって該連動引出装置33は，同じく上記一対のうち
一方の縦枠32の長手方向上下中間位置に軸47を介して固
定したＴ字リンク46と，該Ｔ字リンク46及び上記可動枠
15,25間に介設してこれらを連結した連結杆48,49とを備
え，該連結杆48,49はそれぞれＴ字リンク46に一端を回
動自在に固定する一方で，可動枠15,25の長手方向一端
側を同じく回動自在に固定してあり，これにより上記Ｔ
字リンク46を縦枠32側の定点とし，連結杆48,49を固定
した可動枠15,25の連結側端部を定点とし,T字リンク46
の回動によってこれら定点間の相対距離を可変とするよ
うにして，同じく可動枠15,25の上記同時の突没を行う
とともに，上記Ｔ字リンク46の先端にローラー50を回転
自在に設けて，該ローラー50をシャッター本体Ｃの戸当
り框７に対接させてＴ字リンク46を回動することによ
り，連結杆48,49の移動を行って，上記可動枠15,25の同
時の突没をシャッター本体Ｃの開閉動作に連動するよう
にしてある。
なお図中６はパネル１の1/2幅の戸先側及び吊元側に
位置するシャッター本体Ｃの端部パネル,8は同じくシャ
ッター本体Ｃの吊元框,27は下枠22における固定枠23の
張出部,47は連動引出装置33のＴ字リンク46回転用の軸
をそれぞれ示す。
位置するシャッター本体Ｃの端部パネル,8は同じくシャ
ッター本体Ｃの吊元框,27は下枠22における固定枠23の
張出部,47は連動引出装置33のＴ字リンク46回転用の軸
をそれぞれ示す。
図示した例は以上のとおりとしたが，本発明の実施に
当って，折畳み戸をシャッター本体以外のものとするこ
と，連動引出装置を，一対の縦枠の双方に設置するよう
に構成すること等を含めて，折畳み戸，上枠，下枠，固
定枠，可動枠，連動引出装置等の各具体的材質，形状，
構造，これらの関係，これらに対する付加等は，上記発
明の要旨に反しない限り，様々に変更することができ
る。
当って，折畳み戸をシャッター本体以外のものとするこ
と，連動引出装置を，一対の縦枠の双方に設置するよう
に構成すること等を含めて，折畳み戸，上枠，下枠，固
定枠，可動枠，連動引出装置等の各具体的材質，形状，
構造，これらの関係，これらに対する付加等は，上記発
明の要旨に反しない限り，様々に変更することができ
る。
本発明は以上のとおりに構成したから，従来の開口枠
と外観を変化させることなく，折畳み戸の開口枠として
その封止性を備えて安定した確実な開閉を行う一方で，
従来不可欠であった，例えば床面を凹陥仕上げして折畳
み戸の折畳みスペースに応じた広さの戸袋部を不要とし
且つ折畳み戸の開閉に応じて可動枠の同時突没を可能と
する使い勝手のよい折畳み戸の開口枠を提供することが
できる。
と外観を変化させることなく，折畳み戸の開口枠として
その封止性を備えて安定した確実な開閉を行う一方で，
従来不可欠であった，例えば床面を凹陥仕上げして折畳
み戸の折畳みスペースに応じた広さの戸袋部を不要とし
且つ折畳み戸の開閉に応じて可動枠の同時突没を可能と
する使い勝手のよい折畳み戸の開口枠を提供することが
できる。
図面は実施例を示すもので，第１図は本発明を横引シャ
ッターに適用した状態を示す斜視図，第２図，第３図は
それぞれその開成又は閉成状態を示す縦断面図，第４図
は同じく開閉成段階を示す横断面図，第５図は，引出装
置と開口枠との関係を示す正面図，第６図は，その要部
を示す一部切欠拡大断面図，第７図（Ａ），（Ｂ）はそ
れぞれ他の引出装置の例を示す一部拡大正面図である。 Ａ……横引シャッター,12,23……固定枠部 Ｂ……開口枠,15,25……可動枠部 Ｃ……シャッター本体,33……連動引出装置 11……上枠
ッターに適用した状態を示す斜視図，第２図，第３図は
それぞれその開成又は閉成状態を示す縦断面図，第４図
は同じく開閉成段階を示す横断面図，第５図は，引出装
置と開口枠との関係を示す正面図，第６図は，その要部
を示す一部切欠拡大断面図，第７図（Ａ），（Ｂ）はそ
れぞれ他の引出装置の例を示す一部拡大正面図である。 Ａ……横引シャッター,12,23……固定枠部 Ｂ……開口枠,15,25……可動枠部 Ｃ……シャッター本体,33……連動引出装置 11……上枠
Claims (1)
- 【請求項１】上枠，下枠及び一対の縦枠を枠組みし，幅
方向に蛇腹状折畳み自在の折畳み戸を開閉自在に上吊収
納する折畳み戸開閉用にして，上記上枠及び下枠をそれ
ぞれ建物開口部に設置する固定枠と該固定枠に突没自在
に設置した可動枠とを備えて形成するとともに，上記上
枠においてその固定枠を折畳み戸上端の上吊戸車を常時
載置走行する上吊レールを有する折畳み戸の開閉案内
用，その可動枠を突出して該固定枠と折畳み戸上端間を
封止する上端封止用とし，上記下枠においてその可動枠
を折畳み戸下端の振止戸車を常時受入走行する振止溝レ
ールを有する上記上枠の固定枠と対をなす折畳み戸の開
閉案内用にして突出して上記振止溝レールに折畳み戸下
端を受入れ保持して封止する下端封止用，その固定枠を
該可動枠の没入受入を行う可動枠突没用としてなり且つ
該上枠の可動枠と下枠の可動枠を上記一対のうち一方又
は双方の縦枠に設置して上記可動枠と縦枠に固定の定点
間相対距離を可変とし折畳み戸の開閉動作に連動する連
動引出装置を介して連結して上記可動枠を折畳み戸に連
動して同時突没自在としてなることを特徴とする折畳み
戸の開口枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63217166A JP2761894B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 折畳み戸の開口枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63217166A JP2761894B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 折畳み戸の開口枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0266281A JPH0266281A (ja) | 1990-03-06 |
| JP2761894B2 true JP2761894B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=16699894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63217166A Expired - Lifetime JP2761894B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 折畳み戸の開口枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2761894B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59220586A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-12 | 松下電工株式会社 | 折り畳み扉 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63217166A patent/JP2761894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0266281A (ja) | 1990-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2761894B2 (ja) | 折畳み戸の開口枠 | |
| JPS5851597B2 (ja) | 出窓 | |
| JP2761895B2 (ja) | 折畳み戸の開口枠 | |
| JP2761896B2 (ja) | 折畳み戸の電動開口枠 | |
| US1676500A (en) | Sliding door | |
| US3260303A (en) | Multi-panel sliding door structure | |
| JPH0689623B2 (ja) | シャッターカーテン折畳み開閉用対向縦枠 | |
| JPH07109154B2 (ja) | 横引シャッター | |
| JPH0756197B2 (ja) | 引き戸式の雨戸 | |
| JP2559414Y2 (ja) | 吊り戸の収納装置 | |
| JP2637331B2 (ja) | 雨 戸 | |
| JPH0735715B2 (ja) | 垂直折畳みパネルシャッター | |
| JPH06336876A (ja) | 折戸装置 | |
| JP7204098B2 (ja) | 引戸の引込み装置 | |
| JPH01214683A (ja) | シャッターの振止め装置 | |
| JP2580429Y2 (ja) | 折れ戸装置 | |
| JP2524338Y2 (ja) | 直列状に閉鎖される引戸式開閉戸 | |
| JP2565401B2 (ja) | 左右開閉自在析畳みシャッターの錠装置 | |
| JP2519292Y2 (ja) | スライドドア用カーテンの支持構造 | |
| JP2799356B2 (ja) | 双方向開閉自在の横引シャッターにおける施錠装置 | |
| JPS61109885A (ja) | 連動開閉装置 | |
| JPS6016237Y2 (ja) | シヤツタ−における中柱の固定装置 | |
| JPS5856315Y2 (ja) | 折畳み間仕切収納ボツクス | |
| JPH0711214B2 (ja) | 折畳み戸の振止め装置 | |
| JPS597980Y2 (ja) | 押し上げ式スライドドア− |