JP2761765B2 - 播種装置における伝動装置 - Google Patents
播種装置における伝動装置Info
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- JP2761765B2 JP2761765B2 JP20647689A JP20647689A JP2761765B2 JP 2761765 B2 JP2761765 B2 JP 2761765B2 JP 20647689 A JP20647689 A JP 20647689A JP 20647689 A JP20647689 A JP 20647689A JP 2761765 B2 JP2761765 B2 JP 2761765B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、育苗箱用播種装置に係るものである。
(従来技術) 従来公知の、実開昭63−119308号公報には、育苗箱の
横送移送台上に種子供給装置を設け、該種子供給装置は
下方撒播位置位置と上方条播位置との間上下調節可能と
した育苗箱用播種装置について記載されている。
横送移送台上に種子供給装置を設け、該種子供給装置は
下方撒播位置位置と上方条播位置との間上下調節可能と
した育苗箱用播種装置について記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記公知のものは、種子供給装置は下方撒播位置と上
方条播位置との間上下調節可能であるから、種子供給装
置の繰出ロールとブラシの回転は、横送移送台を駆動さ
せるモータとは別のモータによっていた。そのため、モ
ータの費用を必要としていた。
方条播位置との間上下調節可能であるから、種子供給装
置の繰出ロールとブラシの回転は、横送移送台を駆動さ
せるモータとは別のモータによっていた。そのため、モ
ータの費用を必要としていた。
(発明の目的) 本発明は、固定の種子供給装置の場合のように、種子
供給装置側の入力歯車と横送移送台側の出力歯車との間
をチエンで結合し、もって、前記余分のモータは使用し
ないようにして、安価な構成としたものである。
供給装置側の入力歯車と横送移送台側の出力歯車との間
をチエンで結合し、もって、前記余分のモータは使用し
ないようにして、安価な構成としたものである。
(問題を解決するための手段) よって本発明は、育苗箱8の横送移送台15上に種子供
給装置1を設け、該種子供給装置1は下方撒播位置と上
方条播位置との間上下調節可能とした育苗箱用播種装置
において、前記横送移送台15側には位置不動の出力軸76
を設け、前記種子供給装置1には該種子供給装置1と共
に上下する入力軸70を設け、前記出力軸76に出力歯車77
を前記入力軸70に入力歯車74を夫々固定して両歯車77、
74にチエン78を掛け回し、前記横送移送台15側には前記
チエン78の中間ローラ84を軸83により軸止し、該軸83に
は先端部にテンションローラ86を軸止した回動アーム82
の基端部を回動自在に取付け、前記テンションローラ86
を前記チエン78の内側に作用させるとともに、前記回動
アーム82と前記横送移送台15側との間に牽引バネ87を設
けた播種装置における伝動装置としたものである。
給装置1を設け、該種子供給装置1は下方撒播位置と上
方条播位置との間上下調節可能とした育苗箱用播種装置
において、前記横送移送台15側には位置不動の出力軸76
を設け、前記種子供給装置1には該種子供給装置1と共
に上下する入力軸70を設け、前記出力軸76に出力歯車77
を前記入力軸70に入力歯車74を夫々固定して両歯車77、
74にチエン78を掛け回し、前記横送移送台15側には前記
チエン78の中間ローラ84を軸83により軸止し、該軸83に
は先端部にテンションローラ86を軸止した回動アーム82
の基端部を回動自在に取付け、前記テンションローラ86
を前記チエン78の内側に作用させるとともに、前記回動
アーム82と前記横送移送台15側との間に牽引バネ87を設
けた播種装置における伝動装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は種子
供給装置、2は種子供給装置1の前側上部に設けた種子
供給ホッパー、3、4は種子供給ホッパー2の下部の流
穀板、5は供給口、6は供給量調節装置7の供給量調節
板、8は育苗箱、9は該育苗箱8に種子を繰出す左右方
向の横軸繰出ロールである。
供給装置、2は種子供給装置1の前側上部に設けた種子
供給ホッパー、3、4は種子供給ホッパー2の下部の流
穀板、5は供給口、6は供給量調節装置7の供給量調節
板、8は育苗箱、9は該育苗箱8に種子を繰出す左右方
向の横軸繰出ロールである。
横軸繰出ロール9の外周面には、母線方向に平行な横
条溝形状の繰出凹部10を所望の間隔をおいて全周に形成
する。繰出凹部10は種子が横向き1列に嵌合する幅に形
成される。
条溝形状の繰出凹部10を所望の間隔をおいて全周に形成
する。繰出凹部10は種子が横向き1列に嵌合する幅に形
成される。
横軸繰出ロール9の外周面には左右方向に一粒の種子
の横向きの幅より短かい間隔をおいてスリット11を全周
に設ける。スリット11の深さは繰出凹部10と同じか若干
深く形成し、各スリット11には掻出用ナイフ12を嵌合さ
せる。
の横向きの幅より短かい間隔をおいてスリット11を全周
に設ける。スリット11の深さは繰出凹部10と同じか若干
深く形成し、各スリット11には掻出用ナイフ12を嵌合さ
せる。
前記横軸繰出ロール9の略上方位置には回転均平ブラ
シ13を設け、前記横軸繰出ロール9と共回りする過剰種
子を前記供給口5側へ掃き戻す。
シ13を設け、前記横軸繰出ロール9と共回りする過剰種
子を前記供給口5側へ掃き戻す。
しかして、種子供給装置1は、育苗箱8を横送する横
送移送台15に対して、垂直上下動機構17及び高さ調節機
構45により垂直に上下動して高さ位置を調節自在に取付
ける。
送移送台15に対して、垂直上下動機構17及び高さ調節機
構45により垂直に上下動して高さ位置を調節自在に取付
ける。
前記種子供給装置1の下方の移送台15の上面には、前
後方向に長い左右一対の支持フレーム16、16を設け、該
支持フレーム16、16には左右一対の前側回動アーム18、
18及び左右一対の後側回動アーム19、19を取付ける。
後方向に長い左右一対の支持フレーム16、16を設け、該
支持フレーム16、16には左右一対の前側回動アーム18、
18及び左右一対の後側回動アーム19、19を取付ける。
前記前側回動アーム18の基部は円弧形状の円弧部22に
形成され、該円弧部22の外周面にはギヤ23を形成する。
前記後側回動アーム19は、前記前側回動アーム18と対称
形状に形成され、円弧部24の外周面にはギヤ25を形成す
る。前側回動アーム18と後側回動アーム19の基部は、ギ
ヤ23とギヤ25が噛合う状態で、前記支持フレーム16に横
軸26、27により回動自在に取付ける。
形成され、該円弧部22の外周面にはギヤ23を形成する。
前記後側回動アーム19は、前記前側回動アーム18と対称
形状に形成され、円弧部24の外周面にはギヤ25を形成す
る。前側回動アーム18と後側回動アーム19の基部は、ギ
ヤ23とギヤ25が噛合う状態で、前記支持フレーム16に横
軸26、27により回動自在に取付ける。
前記種子供給装置1の側板28、28の前側下部には、左
右方向の前側連結杆20の左右両端部を軸着し、前記側板
28、28より突出た突出部に前記前側回動アーム18、18の
回動端を軸着する。前記側板28、28の後側下部には、後
側連結杆21の左右両端部を軸着し、側板28、28より突出
た突出部に前記後側回動アーム19、19の回動端を軸着す
る。
右方向の前側連結杆20の左右両端部を軸着し、前記側板
28、28より突出た突出部に前記前側回動アーム18、18の
回動端を軸着する。前記側板28、28の後側下部には、後
側連結杆21の左右両端部を軸着し、側板28、28より突出
た突出部に前記後側回動アーム19、19の回動端を軸着す
る。
前記前側回動アーム18、18の回動端には、操作レバー
33の腕部34、34を固定する。操作レバー33は、その左右
両端部に一対の腕部34を有して上方からみると型形状
に形成され、左右の前側回動アーム18、18を同時に回動
させる。
33の腕部34、34を固定する。操作レバー33は、その左右
両端部に一対の腕部34を有して上方からみると型形状
に形成され、左右の前側回動アーム18、18を同時に回動
させる。
なお、前側回動アーム18と後側回動アーム19の先端の
前側連結杆20と後側連結杆21は、共に横軸26と横軸27を
中心に円弧移動するので、前記連結杆20と後側連結杆21
のうち一方は側板28、28に形成した長孔に挿通して取付
ける。
前側連結杆20と後側連結杆21は、共に横軸26と横軸27を
中心に円弧移動するので、前記連結杆20と後側連結杆21
のうち一方は側板28、28に形成した長孔に挿通して取付
ける。
前記高さ調節機構45は前記後側連結杆21の両端の夫々
にアーム46、46の前端を軸着し、アーム46、46の後端に
設けた係合軸47、47を、前記支持フレーム16、16の後部
に形成した撒播用係合溝群48又は条播用係合溝群49の何
れかに係合させる。即ち、撒播用に使用するとき、係合
軸47を撒播用係合溝群48の何れかに係合させて種子供給
装置1全体を下方に位置させ、条播用に使用する場合
は、係合軸47を条播用係合溝群49の何れかに係合させて
種子供給装置1全体を上方に位置させるとともに、種々
の高さの育苗箱8でも使用できるように、微調節可能に
構成する。
にアーム46、46の前端を軸着し、アーム46、46の後端に
設けた係合軸47、47を、前記支持フレーム16、16の後部
に形成した撒播用係合溝群48又は条播用係合溝群49の何
れかに係合させる。即ち、撒播用に使用するとき、係合
軸47を撒播用係合溝群48の何れかに係合させて種子供給
装置1全体を下方に位置させ、条播用に使用する場合
は、係合軸47を条播用係合溝群49の何れかに係合させて
種子供給装置1全体を上方に位置させるとともに、種々
の高さの育苗箱8でも使用できるように、微調節可能に
構成する。
種子供給装置1の後側の移送台15には条付ロール31を
取付け、種子供給装置1の前側の移送台15には、鎮圧ロ
ール32を取付け、撒播用に使用するときは、条付ロール
31及び鎮圧ロール32を上動させ、条播用に使用するとき
は、横軸繰出ロール9の下方に条播ガイド30を取付け、
条付ロール31及び鎮圧ロール32を育苗箱8内の床土42の
上面に接触する高さに位置させる。
取付け、種子供給装置1の前側の移送台15には、鎮圧ロ
ール32を取付け、撒播用に使用するときは、条付ロール
31及び鎮圧ロール32を上動させ、条播用に使用するとき
は、横軸繰出ロール9の下方に条播ガイド30を取付け、
条付ロール31及び鎮圧ロール32を育苗箱8内の床土42の
上面に接触する高さに位置させる。
しかして、第5図は、種子供給装置1の伝動機構を示
し、50は横軸繰出ロール9の回転軸、51は該回転軸50の
一端に回転自在に設けた円筒状軸受、52は円筒状軸受51
の外周に固定した歯車、53は回転均平ブラシ13の回転
軸、54は該回転軸53に固定した歯車、55は歯車52と歯車
54とに掛け回したチエン、56は前記回転軸50の他端に固
定した大径受動歯車、57は大径受動歯車56の外側に固定
した小径受動歯車、58は中間軸、59は該中間軸58の他端
に固定した小径駆動歯車、60は小径駆動歯車59の外側に
固定した大径駆動歯車、61は前記大径受動歯車56と前記
小径駆動歯車59又は前記小径受動歯車57と前記大径駆動
歯車60とに交互に掛け回して回転速度を変更して伝達す
るチエン、62はテンション歯車、63は中間軸58の一端に
固定した中間歯車、64は前記円筒状軸受51の外周に固定
した歯車、65は中間歯車63と歯車64に掛け回したチエン
である。
し、50は横軸繰出ロール9の回転軸、51は該回転軸50の
一端に回転自在に設けた円筒状軸受、52は円筒状軸受51
の外周に固定した歯車、53は回転均平ブラシ13の回転
軸、54は該回転軸53に固定した歯車、55は歯車52と歯車
54とに掛け回したチエン、56は前記回転軸50の他端に固
定した大径受動歯車、57は大径受動歯車56の外側に固定
した小径受動歯車、58は中間軸、59は該中間軸58の他端
に固定した小径駆動歯車、60は小径駆動歯車59の外側に
固定した大径駆動歯車、61は前記大径受動歯車56と前記
小径駆動歯車59又は前記小径受動歯車57と前記大径駆動
歯車60とに交互に掛け回して回転速度を変更して伝達す
るチエン、62はテンション歯車、63は中間軸58の一端に
固定した中間歯車、64は前記円筒状軸受51の外周に固定
した歯車、65は中間歯車63と歯車64に掛け回したチエン
である。
しかして、前記種子供給装置1の一方の側板28には、
クラッチ装置66を設ける。クラッチ装置66は、前記中間
歯車63の外側の中間軸58にクラッチ歯車67を固定し、該
クラッチ歯車67に継脱するクラッチ歯車68を設ける。
クラッチ装置66を設ける。クラッチ装置66は、前記中間
歯車63の外側の中間軸58にクラッチ歯車67を固定し、該
クラッチ歯車67に継脱するクラッチ歯車68を設ける。
クラッチ歯車68はクラッチアーム69の先端に入力軸70
により取付け、クラッチアーム69は種子供給装置1の側
板28に回動自在に取付ける。71は前記クラッチ歯車68を
クラッチ歯車67に係合するように付勢するバネ、72はク
ラッチレバーであり、クラッチレバー72をバネ71に抗し
て係合溝73に係合させると、クラッチ切となる。
により取付け、クラッチアーム69は種子供給装置1の側
板28に回動自在に取付ける。71は前記クラッチ歯車68を
クラッチ歯車67に係合するように付勢するバネ、72はク
ラッチレバーであり、クラッチレバー72をバネ71に抗し
て係合溝73に係合させると、クラッチ切となる。
前記入力軸70はクラッチアーム69よりも外方に突出さ
せ、該突出部に入力歯車74を固定し、該入力歯車74と移
送台15側の出力歯車77との間にチエン78を掛け回す。出
力歯車77は、移送台15の側面に設けた取付金具80より突
出する移送台15の移送ロール75の回転軸(出力軸)76の
端部に固定する。
せ、該突出部に入力歯車74を固定し、該入力歯車74と移
送台15側の出力歯車77との間にチエン78を掛け回す。出
力歯車77は、移送台15の側面に設けた取付金具80より突
出する移送台15の移送ロール75の回転軸(出力軸)76の
端部に固定する。
取付金具80にはチエン78のテンション装置79を設け
る。取付金具80には上方に突出る取付部81を一体に形成
し、該取付部81に後方に伸びる回動アーム82の基部を軸
83により回動自在に軸止する。該軸83には中間ローラ84
を軸止し、中間ローラ84は前記入力歯車74の略真下に位
置する。
る。取付金具80には上方に突出る取付部81を一体に形成
し、該取付部81に後方に伸びる回動アーム82の基部を軸
83により回動自在に軸止する。該軸83には中間ローラ84
を軸止し、中間ローラ84は前記入力歯車74の略真下に位
置する。
回動アーム82の先端には軸85によりテンションローラ
86を軸止する。前記チエン78は中間ローラ84の上面から
テンションローラ86の下面を通って入力歯車74に掛け回
される。
86を軸止する。前記チエン78は中間ローラ84の上面から
テンションローラ86の下面を通って入力歯車74に掛け回
される。
即ち、側方からみるとテンションローラ86は前記入力
歯車74より後方に位置しているが、テンションローラ86
の回動方向は、前記入力歯車74の上下の移動方向に合
せ、種子供給装置1の上動によって入力歯車74が上動す
ると、テンションローラ86は前側上方に入力歯車74に近
付く方向に回動するように構成する。87はテンションロ
ーラ86が下方回動するように付勢する牽引バネであり、
上端を回動アーム82に係止し、下端を前記取付金具80に
係止する。前記回動アーム82には複数の係止孔を形成
し、牽引バネ87の弾力を条播のときは短かく、撒播のと
きは長く前記回動アーム82の係止位置を変更させて調節
する。
歯車74より後方に位置しているが、テンションローラ86
の回動方向は、前記入力歯車74の上下の移動方向に合
せ、種子供給装置1の上動によって入力歯車74が上動す
ると、テンションローラ86は前側上方に入力歯車74に近
付く方向に回動するように構成する。87はテンションロ
ーラ86が下方回動するように付勢する牽引バネであり、
上端を回動アーム82に係止し、下端を前記取付金具80に
係止する。前記回動アーム82には複数の係止孔を形成
し、牽引バネ87の弾力を条播のときは短かく、撒播のと
きは長く前記回動アーム82の係止位置を変更させて調節
する。
40は横軸繰出ロール9の側面に設けた種子誘導カバー
であり、繰出凹部10に嵌合した種子を上方位置から下方
位置まで傷めないように誘導する。41は種子誘導カバー
40の内側に設けたスポンジ、43は床土42の上面に形成さ
れた条溝である。
であり、繰出凹部10に嵌合した種子を上方位置から下方
位置まで傷めないように誘導する。41は種子誘導カバー
40の内側に設けたスポンジ、43は床土42の上面に形成さ
れた条溝である。
(作用) 次に作用を述べる。
撒播の場合 播種装置は、前記種子供給装置1を支持フレーム16に
垂直上下動機構17を介して取付けられ、操作レバー33に
より種子供給装置1を少し待ち上げると、高さ調節機構
45のアーム46の先端の係合軸47を条播用係合溝群49から
外すことができ、種子供給装置1の自重により前側連結
杆20と後側連結杆21が下降し、前側連結杆20と後側連結
杆21は左右の前側回動アーム18、18と後側回動アーム1
9、19を一緒に横軸26と横軸27を中心に下方回動させ、
種子供給装置1を横送移送台15に対して低い撒播用の高
さに垂直に下動させ、高さ調節機構45の係合軸47を撒播
用係合溝48に係合させる。
垂直上下動機構17を介して取付けられ、操作レバー33に
より種子供給装置1を少し待ち上げると、高さ調節機構
45のアーム46の先端の係合軸47を条播用係合溝群49から
外すことができ、種子供給装置1の自重により前側連結
杆20と後側連結杆21が下降し、前側連結杆20と後側連結
杆21は左右の前側回動アーム18、18と後側回動アーム1
9、19を一緒に横軸26と横軸27を中心に下方回動させ、
種子供給装置1を横送移送台15に対して低い撒播用の高
さに垂直に下動させ、高さ調節機構45の係合軸47を撒播
用係合溝48に係合させる。
そして、条付ロール31及び鎮圧ロール32を上動させ、
育苗箱8内の床土42の上面に接触しないようにする。
育苗箱8内の床土42の上面に接触しないようにする。
この状態で、種子供給ホッパー2に種子を投入し、横
送移送台15により床土42を供給した育苗箱8を移送さ
せ、クラッチレバー72によりクラッチ歯車68をクラッチ
歯車67に噛合せると、移送ロール75からの回転が横軸繰
出ロール9及び回転均平ブラシ13に伝達されて回転し、
種子供給ホッパー2内の種子は流穀板4上を流下して供
給口5から横軸繰出ロール9の繰出凹部10に嵌合し、横
軸繰出ロール9の回転により上昇し、横軸繰出ロール9
と共回りする過剰種子の大部分を第一回転均平ブラシ14
により掃き戻し、回転均平ブラシ13により繰出凹部10に
横一列の種子を嵌合させ、繰出凹部10に嵌合した種子
は、種子誘導カバー40により下方迄誘導され、最下点で
下方に落下し、育苗箱8内に撒播される。
送移送台15により床土42を供給した育苗箱8を移送さ
せ、クラッチレバー72によりクラッチ歯車68をクラッチ
歯車67に噛合せると、移送ロール75からの回転が横軸繰
出ロール9及び回転均平ブラシ13に伝達されて回転し、
種子供給ホッパー2内の種子は流穀板4上を流下して供
給口5から横軸繰出ロール9の繰出凹部10に嵌合し、横
軸繰出ロール9の回転により上昇し、横軸繰出ロール9
と共回りする過剰種子の大部分を第一回転均平ブラシ14
により掃き戻し、回転均平ブラシ13により繰出凹部10に
横一列の種子を嵌合させ、繰出凹部10に嵌合した種子
は、種子誘導カバー40により下方迄誘導され、最下点で
下方に落下し、育苗箱8内に撒播される。
条播の場合 条播するときは、操作レバー33を上方に持ち上げる
と、前側回動アーム18、18が横軸26を中心に上方回動
し、前側回動アーム18の基部外周面のギヤ23がギヤ25を
介して後側回動アーム19を上方回動させて、種子供給装
置1を上動させ、高さ調節機構45のアーム46の係合軸47
を条播用係合溝49に係合させ、横軸繰出ロール9の下方
に条播ガイド30を取付け、条付ロール31及び鎮圧ロール
32を育苗箱8内の床土42の上面に接触する高さに位置さ
せると、育苗箱8内の床土42の上面に条付ロール31によ
り条溝43が形成され、該条溝43内に条播ガイド30の分割
落下口から落下した種子が播種され、鎮圧ロール32によ
り前記床士42上面の山を崩して、条溝43を埋めて播種が
終了する。
と、前側回動アーム18、18が横軸26を中心に上方回動
し、前側回動アーム18の基部外周面のギヤ23がギヤ25を
介して後側回動アーム19を上方回動させて、種子供給装
置1を上動させ、高さ調節機構45のアーム46の係合軸47
を条播用係合溝49に係合させ、横軸繰出ロール9の下方
に条播ガイド30を取付け、条付ロール31及び鎮圧ロール
32を育苗箱8内の床土42の上面に接触する高さに位置さ
せると、育苗箱8内の床土42の上面に条付ロール31によ
り条溝43が形成され、該条溝43内に条播ガイド30の分割
落下口から落下した種子が播種され、鎮圧ロール32によ
り前記床士42上面の山を崩して、条溝43を埋めて播種が
終了する。
この場合、種子供給装置1側の入力歯車74と横送移送
台15側の出力歯車77との間にチエン78を掛け回すと、種
子供給装置1は横送移送台15により駆動させることがで
き、個別にモータを必要としないが、種子供給装置1は
約5cm程度上下するため、前記チエン78のテンション装
置79を特別に工夫する必要がある。
台15側の出力歯車77との間にチエン78を掛け回すと、種
子供給装置1は横送移送台15により駆動させることがで
き、個別にモータを必要としないが、種子供給装置1は
約5cm程度上下するため、前記チエン78のテンション装
置79を特別に工夫する必要がある。
本発明では、出力歯車77を取付ける取付金具80の取付
部81に、前記入力歯車74の上下移動方向に添って上下回
動する回動アーム82を軸83により回動自在に軸止し、前
記軸83に中間ローラ84を取付け、回動アーム82の先端に
テンションローラ86を取付け、中間ローラ84の上面から
テンションローラ86の下面を通ってチエン78を入力歯車
74に掛け回しているから、側方からみると、テンション
ローラ86は撒播用の低位置にあるときは、入力歯車74よ
り後方に位置しているが、種子供給装置1が条播用の高
位置に上動して入力歯車74が上動すると、テンションロ
ーラ86は前側上方に入力歯車74に近付く方向に回動す
る。したがって、種子供給装置1の上動によるチエン78
の弛みを充分に吸収し、常時チエン78を緊張させること
ができる。
部81に、前記入力歯車74の上下移動方向に添って上下回
動する回動アーム82を軸83により回動自在に軸止し、前
記軸83に中間ローラ84を取付け、回動アーム82の先端に
テンションローラ86を取付け、中間ローラ84の上面から
テンションローラ86の下面を通ってチエン78を入力歯車
74に掛け回しているから、側方からみると、テンション
ローラ86は撒播用の低位置にあるときは、入力歯車74よ
り後方に位置しているが、種子供給装置1が条播用の高
位置に上動して入力歯車74が上動すると、テンションロ
ーラ86は前側上方に入力歯車74に近付く方向に回動す
る。したがって、種子供給装置1の上動によるチエン78
の弛みを充分に吸収し、常時チエン78を緊張させること
ができる。
(効果) 従来公知の、実開昭63−119308号公報には、育苗箱の
横送移送台上に種子供給装置を設け、該種子供給装置は
下方撒播位置と上方条播位置との間上下調節可能とした
育苗箱用播種装置について記載されている。
横送移送台上に種子供給装置を設け、該種子供給装置は
下方撒播位置と上方条播位置との間上下調節可能とした
育苗箱用播種装置について記載されている。
前記公知のものは、種子供給装置は下方撒播位置と上
方条播位置との間上下調節可能であるから、種子供給装
置の繰出ロールとブラシの回転は、横送移送台を駆動さ
せるモータとは別のモータによっていた。そのため、モ
ータの費用を必要としていた。
方条播位置との間上下調節可能であるから、種子供給装
置の繰出ロールとブラシの回転は、横送移送台を駆動さ
せるモータとは別のモータによっていた。そのため、モ
ータの費用を必要としていた。
しかるに本発明は、育苗箱8の横送移送台15上に種子
供給装置1を設け、該種子供給装置1は下方撒播位置と
上方条播位置との間上下調節可能とした育苗箱用播種装
置において、前記横送移送台15側には位置不動の出力軸
76を設け、前記種子供給装置1には該種子供給装置1と
共に上下する入力軸70を設け、前記出力軸76に出力歯車
77を前記入力軸70に入力歯車74を夫々固定して両歯車7
7、74にチエン78を掛け回し、前記横送移送台15側には
前記チエン78の中間ローラ84を軸83により軸止し、該軸
83には先端部にテンションローラ86を軸止した回動アー
ム82の基端部を回動自在に取付け、前記テンションロー
ラ86を前記チエン78の内側に作用させるとともに、前記
回動アーム82と前記横送移送台15側との間に牽引バネ87
を設けた播種装置における伝動装置としたものであるか
ら、公知例のようにモータ駆動でないので、安価に形成
でき、横送移送台15側にはチエン78の中間ローラ84を軸
83により軸止し、該軸83には先端部にテンションローラ
86を軸止した回動アーム82の基端部を回動自在に取付
け、テンションローラ86を前記チエン78の内側に作用さ
せるとともに、回動アーム82と横送移送台15側との間に
牽引バネ87を設けたから、種子供給装置1の上下調節を
支障なく行なえる。
供給装置1を設け、該種子供給装置1は下方撒播位置と
上方条播位置との間上下調節可能とした育苗箱用播種装
置において、前記横送移送台15側には位置不動の出力軸
76を設け、前記種子供給装置1には該種子供給装置1と
共に上下する入力軸70を設け、前記出力軸76に出力歯車
77を前記入力軸70に入力歯車74を夫々固定して両歯車7
7、74にチエン78を掛け回し、前記横送移送台15側には
前記チエン78の中間ローラ84を軸83により軸止し、該軸
83には先端部にテンションローラ86を軸止した回動アー
ム82の基端部を回動自在に取付け、前記テンションロー
ラ86を前記チエン78の内側に作用させるとともに、前記
回動アーム82と前記横送移送台15側との間に牽引バネ87
を設けた播種装置における伝動装置としたものであるか
ら、公知例のようにモータ駆動でないので、安価に形成
でき、横送移送台15側にはチエン78の中間ローラ84を軸
83により軸止し、該軸83には先端部にテンションローラ
86を軸止した回動アーム82の基端部を回動自在に取付
け、テンションローラ86を前記チエン78の内側に作用さ
せるとともに、回動アーム82と横送移送台15側との間に
牽引バネ87を設けたから、種子供給装置1の上下調節を
支障なく行なえる。
第1図は種子供給装置の全体断面図、第2図は撒播状態
の概略図、第3図は条播状態の概略図、第4図は垂直上
下動機構の側面図、第5図は伝動機構説明図、第6図は
テンション装置の斜視図、第7図、第8図は作用状態図
である。 符号の説明 1……種子供給装置、2……種子供給ホッパー、3、4
……流穀板、5……供給口、6……供給量調節板、7…
…供給量調節装置、8……育苗箱、9……横軸繰出ロー
ル、10……繰出凹部、11……スリット、12……掻出用ナ
イフ、13……回転均平ブラシ、15……横送移送台、16…
…支持フレーム、17……垂直上下動機構、18……前側回
動アーム、19……後側回動アーム、20……前側連結杆、
21……後側連結杆、22……円弧部、23……ギヤ、24……
円弧部、25……ギヤ、26、27……横軸、28……側板、30
……条播ガイド、31……条付ロール、32……鎮圧ロー
ル、33……操作レバー、34……腕部、40……種子誘導カ
バー、41……スポンジ、42……床土、43……条溝、45…
…高さ調節機構、46……アーム、47……係合軸、48……
撒播用係合溝群、49……条播用係合溝群、50……回転
軸、51……円筒状軸受、52……歯車、53……回転軸、54
……歯車、55……チエン、56……大径受動歯車、57……
小径受動歯車、58……中間軸、59……小径駆動歯車、60
……大径駆動歯車、61……チエン、62……テンション歯
車、63……中間歯車、64……歯車、65……チエン、66…
…クラッチ装置、67、68……クラッチ歯車、69……クラ
ッチアーム、70……入力軸、71……バネ、72……クラッ
チレバー、73……係合溝、74……入力歯車、75……移送
ロール、76……回転軸、77……出力歯車、78……チエ
ン、79……テンション装置、80……取付金具、81……取
付部、82……回動アーム、83……軸、84……中間ロー
ラ、85……軸、86……テンションローラ、87……バネ。
の概略図、第3図は条播状態の概略図、第4図は垂直上
下動機構の側面図、第5図は伝動機構説明図、第6図は
テンション装置の斜視図、第7図、第8図は作用状態図
である。 符号の説明 1……種子供給装置、2……種子供給ホッパー、3、4
……流穀板、5……供給口、6……供給量調節板、7…
…供給量調節装置、8……育苗箱、9……横軸繰出ロー
ル、10……繰出凹部、11……スリット、12……掻出用ナ
イフ、13……回転均平ブラシ、15……横送移送台、16…
…支持フレーム、17……垂直上下動機構、18……前側回
動アーム、19……後側回動アーム、20……前側連結杆、
21……後側連結杆、22……円弧部、23……ギヤ、24……
円弧部、25……ギヤ、26、27……横軸、28……側板、30
……条播ガイド、31……条付ロール、32……鎮圧ロー
ル、33……操作レバー、34……腕部、40……種子誘導カ
バー、41……スポンジ、42……床土、43……条溝、45…
…高さ調節機構、46……アーム、47……係合軸、48……
撒播用係合溝群、49……条播用係合溝群、50……回転
軸、51……円筒状軸受、52……歯車、53……回転軸、54
……歯車、55……チエン、56……大径受動歯車、57……
小径受動歯車、58……中間軸、59……小径駆動歯車、60
……大径駆動歯車、61……チエン、62……テンション歯
車、63……中間歯車、64……歯車、65……チエン、66…
…クラッチ装置、67、68……クラッチ歯車、69……クラ
ッチアーム、70……入力軸、71……バネ、72……クラッ
チレバー、73……係合溝、74……入力歯車、75……移送
ロール、76……回転軸、77……出力歯車、78……チエ
ン、79……テンション装置、80……取付金具、81……取
付部、82……回動アーム、83……軸、84……中間ロー
ラ、85……軸、86……テンションローラ、87……バネ。
Claims (1)
- 【請求項1】育苗箱8の横送移送台15上に種子供給装置
1を設け、該種子供給装置1は下方撒播位置と上方条播
位置との間上下調節可能とした育苗箱用播種装置におい
て、前記横送移送台15側には位置不動の出力軸76を設
け、前記種子供給装置1には該種子供給装置1と共に上
下する入力軸70を設け、前記出力軸76に出力歯車77を前
記入力軸70に入力歯車74を夫々固定して両歯車77、74に
チエン78を掛け回し、前記横送移送台15側には前記チエ
ン78の中間ローラ84を軸83により軸止し、該軸83には先
端部にテンションローラ86を軸止した回動アーム82の基
端部を回動自在に取付け、前記テンションローラ86を前
記チエン78の内側に作用させるとともに、前記回動アー
ム82と前記横送移送台15側との間に牽引バネ87を設けた
播種装置における伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20647689A JP2761765B2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 播種装置における伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20647689A JP2761765B2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 播種装置における伝動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372811A JPH0372811A (ja) | 1991-03-28 |
JP2761765B2 true JP2761765B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=16524008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20647689A Expired - Lifetime JP2761765B2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 播種装置における伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761765B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108456915B (zh) * | 2018-05-17 | 2019-10-18 | 新沂市恒利玻璃有限公司 | 一种用于电镀槽的清洗机构 |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP20647689A patent/JP2761765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372811A (ja) | 1991-03-28 |
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