JP2761051B2 - 情報読取装置 - Google Patents

情報読取装置

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JP2761051B2
JP2761051B2 JP1232409A JP23240989A JP2761051B2 JP 2761051 B2 JP2761051 B2 JP 2761051B2 JP 1232409 A JP1232409 A JP 1232409A JP 23240989 A JP23240989 A JP 23240989A JP 2761051 B2 JP2761051 B2 JP 2761051B2
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light
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和弘 藤田
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バーコードリーダの読取り光学系等に用い
られる情報読取装置に関する。
従来の技術 従来における情報読取装置の一例を第7図に基づいて
説明する。レーザ光源(例えば、半導体レーザ、ガスレ
ーザ等)1から出射された出射光Aは、第一レンズとし
ての集光レンズ2により集光(又は、コリメート)さ
れ、穴あきミラー3に形成された開口部3aを通過して走
査偏向素子としての回転多面鏡4に導かれ、これにより
その回転角に応じて偏向されることによって読取面とし
てのバーコード面5上を走査する。また、そのバーコー
ド面5からの反射光Bは、再び回転多面鏡4により反射
された後、穴あきミラー3の反射面3bにより反射される
ことにより出射光Aと分離され、第二レンズとしての第
二集光レンズ6により集光され受光素子7に検出され、
これによりバーコード面5上に記録された情報の読取り
を行うことができる。なお、レイアウト上の必要に応じ
て光路の途中に反射ミラーが配置される。
発明が解決しようとする課題 上述したような従来の情報読取装置の受光光学系8側
においては、その受光光学系8の構成をよりコンパクト
化するために第二集光レンズ6の倍率を上げればよい
が、しかし、そのように倍率を上げようとすると、受光
素子7と第二集光レンズ6との間の位置精度が非常に厳
しくなってくる。また、仮に短焦点化によってコンパク
ト化が達成されたとしても集光素子(第二集光レンズ)
自体の収差も大きなものとなってしまい、その結果、集
光素子を複数枚使うことになり、その分、コスト高にな
ってしまう。
このように従来の装置においては、集光素子の光学的
諸特性を変更させることなく、しかも、受光の光利用効
率を減ずることなく、受光光学系8の占める体積をより
小さくして装置のコンパクト化を図ることが困難であっ
た。
また、第8図に示すように、受光光学系8内におい
て、第二集光レンズ6に近接して反射ミラー9を配設す
ることによって光束を折り曲げてスペースの有効利用を
図ったものもあるが、しかし、この場合にもコンパクト
化にはおのずと限界がある。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、請求項
1記載の発明では、レーザ光源から出射された光を第一
レンズにより集光して走査偏向素子に導き、これにより
偏向された光を読取面上で走査し、その読取面からの反
射光を受光光学系内の第二レンズにより集光して受光素
子に導くことにより前記読取面に記録された情報の読取
りを行う情報読取装置において、前記第二レンズと前記
受光素子との間の光路上に、前記受光光学系内の前記第
二レンズにより集光された光を偏向する反射面と光を透
過する透過面とが同一面内に形成された光路偏向部材を
配設し、この光路偏向部材の一方に前記反射面で偏向さ
れた光を前記透過面を経て前記光路偏向部材の他方に位
置する前記受光素子に導く反射ミラーを配設した。
請求項2記載の発明では、レーザ光源から出射された
光を第一レンズにより集光して走査偏向素子に導き、こ
れにより偏向された光を読取面上で走査し、その読取面
からの反射光を受光光学系内の第二レンズにより集光し
て受光素子に導くことにより前記読取面に記録された情
報の読取りを行う情報読取装置において、前記第二レン
ズと前記受光素子との間の光路上に、前記受光光学系内
の前記第二レンズにより集光された光を偏向する反射面
と光を透過する透過面とが同一面内に形成された光路偏
向部材を配設し、この光偏向部材の一方に位置する前記
集光レンズの一部表面に前記反射面で偏向された光を前
記透過面を経て前記光路偏向部材の他方に位置する前記
受光素子に導く反射膜を形成した。
作用 請求項1記載の発明により、読取面により反射され受
光光学系内に導かれた光は、第二レンズにより集光され
た後、光路偏向部材の反射面により反射され、さらに反
射ミラーにより反射されることにより再び光路偏向部材
に戻りその透過面を通過して受光素子に検出され、これ
により読取面に記録された情報の読取りを行うことがで
きる。
請求項2記載の発明により、読取面により反射され受
光光学系内に導かれた光は、第二レンズにより集光され
た後、光路偏向部材の反射面により反射され、第二レン
ズの反射膜により反射されることにより再び光路偏向部
材に戻りその透過面を通過して受光素子に検出され、こ
れにより読取面に記録された情報の読取りを行うことが
できる。
実施例 まず、請求項1記載の発明の第一の実施例を第1図に
基づいて説明する。なお、情報読取装置の全体構成の概
略については従来技術(第7図参照)で述べたのでその
説明は省略し、ここでは本発明に係る受光光学系の構成
を中心に述べる。
受光光学系8内において、第二レンズとしての第二集
光レンズ6により集光された光の光路上には、光路偏向
部材としての部分反射ミラー10が一定の角度をなして配
設されている。前記部分反射ミラー10は、その集光され
た光を偏向する反射面10aと光を透過する透過面10bとが
同一面内に形成されている。また、前記部分反射ミラー
10の前記反射面10aが形成された側に位置して、反射ミ
ラー11が対向配設されている。さらに、前記反射ミラー
11と反対側の前記部分反射ミラー10の後方に位置して受
光素子7が配設されている。
第2図は、部分反射ミラー10の構成を示したものであ
り、反射面10aはAlなどの金属の高反射率部材を蒸着す
ればよく、透過面10bはマスキングなどの処理によって
未蒸着部分を作成すればよい。
このような構成において、読取面としてのバーコード
面5より反射された光は、受光光学系8内の第二集光レ
ンズ6により集光されて部分反射ミラー10に導かれる。
そして、その部分反射ミラー10の反射面10aにより反射
された後、反射ミラー11により反射されて再び部分反射
ミラー10に戻ってくる。その部分反射ミラー10に戻って
きた光は透過部10bを透過した後、その後方に設けられ
た受光素子7により検出され、これによりバーコード面
5に記録された情報を読取ることができる。
上述したように、第二集光レンズ6と受光素子7との
間の光路上に、反射面10aと透過面10bとを有する部分反
射ミラー10、及び、反射ミラー11を配設することによっ
て、従来(第7図参照)のように集光素子(第二集光レ
ンズ6)の倍率を上げることなく(すなわち、短焦点化
することなく)必要な長さの光路長を小さなスペース内
で確保することができ、また、集光素子の光学的諸特性
を変更させることなく、しかも、受光の光利用効率を減
ずることなく、受光光学系8の占める体積をより小さく
することができるので、受光光学系8のスペースの省略
化を図ることができ、これにより装置全体の構成を一段
とコンパクト化することが可能となる。
次に、請求項1記載の発明の第二の実施例を第3図に
基づいて説明する。これは、第一の実施例で用いた部分
反射ミラー10の代わりに、穴あきミラー12を用いたもの
である。この場合、穴あきミラー12には、透過面として
開口部12aが設けられており、この開口部12aを通過した
光が受光素子7に検出されるようになっている。このよ
うに構成することによって前述した第一の実施例と同様
な効果を得ることができる。
次に、請求項1記載の発明の第三の実施例を第4図に
基づいて説明する。これは、第一の実施例で用いた部分
反射ミラー10に形成される反射面10aと透過面10bの形成
位置を変更したものである。すなわち、反射面10aの領
域と透過面10bの領域とを完全に2つに分け、反射面10a
以外の部分に反射ミラー10bからの透過光束がくるよう
にしたものである。
次に、請求項2記載の発明の第一の実施例を第5図に
基づいて説明する。受光光学系8内において、第二集光
レンズ6と受光素子7との間の光路上には、部分反射ミ
ラー10が配設されている。この部分反射ミラー10は、第
二集光レンズ6により集光された光を偏向する反射面10
aと光を透過する透過面10bとが同一面内に形成されてい
る。また、第二集光レンズ6の一部表面には、光を偏向
する反射膜6aが形成されている。なお、この反射膜6aの
表面は平面状に仕上げられている。
このような構成において、受光光学系8内に導かれ第
二集光レンズ6を透過した光は、部分反射ミラー10の反
射面10aにより反射され、第二集光レンズ6の反射膜6a
により反射された後、再び部分反射ミラー10に戻りその
透過面10bを通過して受光素子7に検出され、バーコー
ド面5上に記録された情報の読取りを行うことができ、
これにより、前述した請求項1記載の発明と比較して、
受光光学系8内の必要な長さの光路長をさらに小さなス
ペース内で確保することができるため、より一層コンパ
クト化した構成の装置を得ることが可能となる。
次に、請求項2記載の発明の第二の実施例を第6図に
基づいて説明する。これは、第二集光レンズ6の表面形
状を変えたものである。上述した第一の実施例では、第
二集光レンズ6は両凸面形状をなしていたため、その表
面に形成される反射膜6aを平面状にしたが、ここでは、
その反射膜6aの形成される側の第二集光レンズ6自体の
表面形状を平面状に仕上げたものである。これにより、
第一の実施例と同様な効果を得ることができる。
発明の効果 請求項1記載の発明は、受光光学系における第二集光
レンズと受光素子との間の光路上に、反射面と透過面と
を有する部分反射ミラー、及び、反射ミラーを配設する
ことによって、従来のように集光素子の倍率を上げるこ
となく(短焦点化することなく)必要な長さの光路長を
小さなスペース内で確保することができ、また、集光素
子の光学的諸特性を変更させることなく、しかも、受光
の光利用効率を減ずることなく、受光光学系の占める体
積をより小さくすることができるので、従来に比べ受光
光学系のスペースの省略化を一層図ることができ、これ
により装置全体の構成を一段とコンパクト化することが
できるものである。
また、請求項2記載の発明は、受光光学系における第
二集光レンズと受光素子との間の光路上に、反射面と透
過面とを有する部分反射ミラーを配設し、その第二集光
レンズに反射膜を形成したことによって、請求項1記載
の発明と比較して受光光学系内の光路長をさらに小さな
スペース内で確保することができ、これにより一段とコ
ンパクト化した装置を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明の第一の実施例を示す構成
図、第2図はその光路偏向部材の正面図、第3図は請求
項1記載の発明の第二の実施例を示す構成図、第4図は
請求項1記載の発明の第三の実施例を示す構成図、第5
図は請求項2記載の発明の第一の実施例を示す構成図、
第6図は請求項2記載の発明の第二の実施例を示す構成
図、第7図は従来例を示す構成図、第8図はその受光光
学系の変形例を示す光路図である。 1……レーザ光源、2……第一レンズ、4……走査偏向
素子、5……読取面、6……第二レンズ、6a……反射
膜、7……受光素子、8……受光光学系、10……光路偏
向部材、10a……反射面、10b……透過面、11……反射ミ
ラー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から出射された光を第一レンズ
    により集光して走査偏向素子に導き、これにより偏向さ
    れた光を読取面上で走査し、その読取面からの反射光を
    受光光学系内の第二レンズにより集光して受光素子に導
    くことによって前記読取面に記録された情報の読取りを
    行う情報読取装置において、前記受光光学系内の前記第
    二レンズと前記受光素子との間の光路上に、前記第二レ
    ンズにより集光された光を偏向する反射面と光を透過す
    る透過面とが同一面内に形成された光路偏向部材を配設
    し、この光路偏向部材の一方に前記反射面で偏向された
    光を前記透過面を経て前記光路偏向部材の他方に位置す
    る前記受光素子に導く反射ミラーを配設したことを特徴
    とする情報読取装置。
  2. 【請求項2】レーザ光源から出射された光を第一レンズ
    により集光して走査偏向素子に導き、これにより偏向さ
    れた光を読取面上で走査し、その読取面からの反射光を
    受光光学系内の第二レンズにより集光して受光素子に導
    くことによって前記読取面に記録された情報の読取りを
    行う情報読取装置において、前記受光光学系内の前記第
    二レンズと前記受光素子との間の光路上に、前記第二レ
    ンズにより集光された光を偏向する反射面と光を透過す
    る透過面とが同一面内に形成された光路偏向部材を配設
    し、この光偏向部材の一方に位置する前記集光レンズの
    一部表面に前記反射面で偏向された光を前記透過面を経
    て前記光路偏向部材の他方に位置する前記受光素子に導
    く反射膜を形成したことを特徴とする情報読取装置。
JP1232409A 1989-09-07 1989-09-07 情報読取装置 Expired - Lifetime JP2761051B2 (ja)

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