JP2761014B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JP2761014B2 JP2761014B2 JP1002325A JP232589A JP2761014B2 JP 2761014 B2 JP2761014 B2 JP 2761014B2 JP 1002325 A JP1002325 A JP 1002325A JP 232589 A JP232589 A JP 232589A JP 2761014 B2 JP2761014 B2 JP 2761014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive material
- magazine
- slot
- pulled out
- static eliminator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感光材料用マガジン内に遮光状態で収納さ
れた感光材料を用いる記録装置に関するものである。
れた感光材料を用いる記録装置に関するものである。
従来の技術 従来、プリント、印刷、複写等に使用される感光材料
を収納保持する感光材料用マガジンとしては、特開昭63
−131136号公報や、実開昭63−78947号公報に記載され
たものがある。ここで、このような感光材料用マガジン
の一般的構造を第４図及び第５図に基づいて説明する。
まず、ロール状に巻回された感光材料１を収納する感光
材料用マガジン２のマガジン本体３は、方形筒状の胴体
部４と、この胴体部４の両端部を封じる一対の端キヤツ
プ（図示せず）とにより構成されている。なお、前記胴
体部４の材料としては段ボール紙や原紙が用いられてい
る。
を収納保持する感光材料用マガジンとしては、特開昭63
−131136号公報や、実開昭63−78947号公報に記載され
たものがある。ここで、このような感光材料用マガジン
の一般的構造を第４図及び第５図に基づいて説明する。
まず、ロール状に巻回された感光材料１を収納する感光
材料用マガジン２のマガジン本体３は、方形筒状の胴体
部４と、この胴体部４の両端部を封じる一対の端キヤツ
プ（図示せず）とにより構成されている。なお、前記胴
体部４の材料としては段ボール紙や原紙が用いられてい
る。
前記胴体部４の一面の隅には前記感光材料１を引き出
すためのスロツト５が形成されており、このスロツト５
は、前記胴体部４の内側に折り曲げ形成した上下一対の
折曲片6,7を対向させることにより形成されている。な
お、前記折曲片6,7の互いに対向する面には、スロツト
５からマガジン本体３内への光の侵入を防止するととも
に、スロツト５から引き出される感光材料１が傷付くこ
とを防止するための遮光摺動用部材８が貼付けられてい
る。
すためのスロツト５が形成されており、このスロツト５
は、前記胴体部４の内側に折り曲げ形成した上下一対の
折曲片6,7を対向させることにより形成されている。な
お、前記折曲片6,7の互いに対向する面には、スロツト
５からマガジン本体３内への光の侵入を防止するととも
に、スロツト５から引き出される感光材料１が傷付くこ
とを防止するための遮光摺動用部材８が貼付けられてい
る。
発明が解決しようとする課題 スロツト５から引き出される感光材料１は遮光摺動部
材８に摺接し、この摺接により感光材料１には静電気が
帯電する。そして、静電気の帯電量が一定量に達すると
放電が起こり、放電による火花によつて感光材料１が露
光する恐れがある。また、感光材料１に静電気が帯電さ
れることにより、スロツト５から引き出された感光材料
１が記録装置（図示せず）内を搬送される際に静電気に
よる貼り付きを生じ、ジヤム発生の原因となつている。
材８に摺接し、この摺接により感光材料１には静電気が
帯電する。そして、静電気の帯電量が一定量に達すると
放電が起こり、放電による火花によつて感光材料１が露
光する恐れがある。また、感光材料１に静電気が帯電さ
れることにより、スロツト５から引き出された感光材料
１が記録装置（図示せず）内を搬送される際に静電気に
よる貼り付きを生じ、ジヤム発生の原因となつている。
課題を解決するための手段 感光材料を遮光状態で収納するとともに前記感光材料
が引き出されるスロツトを備えた感光材料用マガジンを
用いる記録装置において、この記録装置内に前記感光材
料用マガジンを着脱自在に保持するマガジン台を設け、
前記感光材料用マガジンの前記スロツトから引き出され
た直後の前記感光材料に接触する導電性繊維を備えた除
電器を前記マガジン台に取付けた。
が引き出されるスロツトを備えた感光材料用マガジンを
用いる記録装置において、この記録装置内に前記感光材
料用マガジンを着脱自在に保持するマガジン台を設け、
前記感光材料用マガジンの前記スロツトから引き出され
た直後の前記感光材料に接触する導電性繊維を備えた除
電器を前記マガジン台に取付けた。
作用 感光材料を収納する感光材料用マガジンに除電のため
の手段を全く設けなくてもその感光材料用マガジンを記
録装置のマガジン台に取り付けるだけで引き出される感
光材料の除電を行うことができ、しかも、除電器の導電
性繊維は感光材料用マガジンのスロツトから引き出され
た直後の感光材料に接触するため、感光材料の貼り付き
やジヤムの発生を防止することができる。
の手段を全く設けなくてもその感光材料用マガジンを記
録装置のマガジン台に取り付けるだけで引き出される感
光材料の除電を行うことができ、しかも、除電器の導電
性繊維は感光材料用マガジンのスロツトから引き出され
た直後の感光材料に接触するため、感光材料の貼り付き
やジヤムの発生を防止することができる。
実施例 本発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて説明
する。なお、第４図及び第５図において説明した部分と
同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。第１図は
記録装置であるレーザレコーダの全体の構成を示すもの
であり、まず、底板９と取付部である前板10とからなる
マガジン台11が設けられており、このマガジン台11上に
はロール状に巻回された感光材料１を収納した感光材料
用マガジン２が着脱自在に取付けられている。さらに、
前記感光材料用マガジン２のスロツト５から引き出した
前記感光材料１を回収カセツト12に向けて搬送する搬送
路13と、前記感光材料２に画像情報を記録するためのレ
ーザ光書込み部14と、後述するフイードモータ等の制御
を行うための制御部15とが設けられている。
する。なお、第４図及び第５図において説明した部分と
同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。第１図は
記録装置であるレーザレコーダの全体の構成を示すもの
であり、まず、底板９と取付部である前板10とからなる
マガジン台11が設けられており、このマガジン台11上に
はロール状に巻回された感光材料１を収納した感光材料
用マガジン２が着脱自在に取付けられている。さらに、
前記感光材料用マガジン２のスロツト５から引き出した
前記感光材料１を回収カセツト12に向けて搬送する搬送
路13と、前記感光材料２に画像情報を記録するためのレ
ーザ光書込み部14と、後述するフイードモータ等の制御
を行うための制御部15とが設けられている。
前記搬送路13上には、両側にフランジが取付けられた
２本のフランジ付ローラ16と、フイードモータ17により
駆動されるフイードローラ18〜20と、ガイド板21と、メ
インローラ22と、カツター23と、排紙ローラ24とが設け
られている。また、前記レーザ光書込み部14は、レーザ
光源25、ポリゴンミラー26、ｆθレンズ27、ラインミラ
ー28等から構成されており、前記感光材料１に対してレ
ーザビームを照射する露光位置が前記メインローラ22の
外周面上に設定されている。なお、前記メインローラ22
の外周面には前記露光位置29の前後に位置する一対のニ
ツプローラ30が弾発的に当接され、前記メインローラ22
にはこのメインローラ22を回転駆動させるためのDCサー
ボモータ（図示せず）が連結されている。さらに、前記
回収カセツト12の直前には静電気を除去するための除電
器31が設けられている。
２本のフランジ付ローラ16と、フイードモータ17により
駆動されるフイードローラ18〜20と、ガイド板21と、メ
インローラ22と、カツター23と、排紙ローラ24とが設け
られている。また、前記レーザ光書込み部14は、レーザ
光源25、ポリゴンミラー26、ｆθレンズ27、ラインミラ
ー28等から構成されており、前記感光材料１に対してレ
ーザビームを照射する露光位置が前記メインローラ22の
外周面上に設定されている。なお、前記メインローラ22
の外周面には前記露光位置29の前後に位置する一対のニ
ツプローラ30が弾発的に当接され、前記メインローラ22
にはこのメインローラ22を回転駆動させるためのDCサー
ボモータ（図示せず）が連結されている。さらに、前記
回収カセツト12の直前には静電気を除去するための除電
器31が設けられている。
つぎに、前記前板10には除電器である自己放電式除電
器32が前記スロツト５に臨んでねじ止めされている。こ
こで、前記自己放電式除電器32は、アルミニウム板を折
り曲げて形成したホルダ33の間に導電性繊維34の束を挾
み込んで接着することにより構成されている。また、前
記自己放電式除電器32は、前記スロツト５の幅寸法と略
等しい幅寸法をもつて形成されており、前記導電性繊維
34の先端部が前記スロツト５から引き出された前記感光
材料１に接触している。
器32が前記スロツト５に臨んでねじ止めされている。こ
こで、前記自己放電式除電器32は、アルミニウム板を折
り曲げて形成したホルダ33の間に導電性繊維34の束を挾
み込んで接着することにより構成されている。また、前
記自己放電式除電器32は、前記スロツト５の幅寸法と略
等しい幅寸法をもつて形成されており、前記導電性繊維
34の先端部が前記スロツト５から引き出された前記感光
材料１に接触している。
このような構成において、まず、スロツト５から引き
出される感光材料１は遮光摺動部材８に摺接し、この摺
接により感光材料１には静電気が帯電する。一方、スロ
ツト５から引き出された直後の位置において、自己放電
式除電器32の導電性繊維34の先端部が感光材料１に接触
することにより、両者間に強力な不平等電界が生じ、そ
の近傍に空気イオン対が発生し、感光材料１に帯電して
いる電荷と逆極のイオンとが結合することにより感光材
料１の帯電電荷が中和除去される。なお、感光材料１に
帯電している電荷と同極のイオンはレーザレコーダにお
ける前板10等の導電部に結合される。
出される感光材料１は遮光摺動部材８に摺接し、この摺
接により感光材料１には静電気が帯電する。一方、スロ
ツト５から引き出された直後の位置において、自己放電
式除電器32の導電性繊維34の先端部が感光材料１に接触
することにより、両者間に強力な不平等電界が生じ、そ
の近傍に空気イオン対が発生し、感光材料１に帯電して
いる電荷と逆極のイオンとが結合することにより感光材
料１の帯電電荷が中和除去される。なお、感光材料１に
帯電している電荷と同極のイオンはレーザレコーダにお
ける前板10等の導電部に結合される。
なお、自己放電式除電器32をレーザレコーダの前板10
に固定しているため、感光材料用マガジン２を交換した
場合でも、ひき続き自己放電式除電器32による静電気の
除去を行える。
に固定しているため、感光材料用マガジン２を交換した
場合でも、ひき続き自己放電式除電器32による静電気の
除去を行える。
発明の効果 本発明は上述のように、感光材料を遮光状態で収納す
るとともに前記感光材料が引き出されるスロツトを備え
た感光材料用マガジンを用いる記録装置において、この
記録装置内に前記感光材料用マガジンを着脱自在に保持
するマガジン台を設け、前記感光材料用マガジンの前記
スロツトから引き出された直後の前記感光材料に接触す
る導電性繊維を備えた除電器を前記マガジン台に取付け
たので、感光材料を収納する感光材料用マガジンに除電
のための手段を全く設けなくてもその感光材料用マガジ
ンを記録装置のマガジン台に取り付けるだけで引き出さ
れる感光材料の除電を行うことができ、しかも、除電器
の導電性繊維は感光材料用マガジンのスロツトから引き
出された直後の感光材料に接触するため、感光材料の貼
り付きやジヤムの発生を防止することができるという効
果を有するものである。
るとともに前記感光材料が引き出されるスロツトを備え
た感光材料用マガジンを用いる記録装置において、この
記録装置内に前記感光材料用マガジンを着脱自在に保持
するマガジン台を設け、前記感光材料用マガジンの前記
スロツトから引き出された直後の前記感光材料に接触す
る導電性繊維を備えた除電器を前記マガジン台に取付け
たので、感光材料を収納する感光材料用マガジンに除電
のための手段を全く設けなくてもその感光材料用マガジ
ンを記録装置のマガジン台に取り付けるだけで引き出さ
れる感光材料の除電を行うことができ、しかも、除電器
の導電性繊維は感光材料用マガジンのスロツトから引き
出された直後の感光材料に接触するため、感光材料の貼
り付きやジヤムの発生を防止することができるという効
果を有するものである。
第１図は本発明の一実施例を示す構造図、第２図はその
要部を拡大して示す縦断側面図、第３図は自己放電式除
電器の一部を示す正面図、第４図は感光材料マガジンの
一般的構造を示す縦断側面図、第５図はその要部を拡大
して示す縦断側面図である。 １……感光材料、２……感光材料用マガジン、５……ス
ロツト、10……取付部、32……除電器
要部を拡大して示す縦断側面図、第３図は自己放電式除
電器の一部を示す正面図、第４図は感光材料マガジンの
一般的構造を示す縦断側面図、第５図はその要部を拡大
して示す縦断側面図である。 １……感光材料、２……感光材料用マガジン、５……ス
ロツト、10……取付部、32……除電器
Claims (1)
- 【請求項１】感光材料を遮光状態で収納するとともに前
記感光材料が引き出されるスロツトを備えた感光材料用
マガジンを用いる記録装置において、この記録装置内に
前記感光材料用マガジンを着脱自在に保持するマガジン
台を設け、前記感光材料用マガジンの前記スロツトから
引き出された直後の前記感光材料に接触する導電性繊維
を備えた除電器を前記マガジン台に取り付けたことを特
徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1002325A JP2761014B2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1002325A JP2761014B2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02181751A JPH02181751A (ja) | 1990-07-16 |
| JP2761014B2 true JP2761014B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=11526166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1002325A Expired - Lifetime JP2761014B2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2761014B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6359159U (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-20 | ||
| JPS6360148U (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-21 | ||
| JPS63131136A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料用マガジン |
| JPS63155137U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 |
-
1989
- 1989-01-09 JP JP1002325A patent/JP2761014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02181751A (ja) | 1990-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320 Year of fee payment: 11 |