JP2760814B2 - 失禁者のための使い捨て可能な吸収性物品 - Google Patents
失禁者のための使い捨て可能な吸収性物品Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はおむつ、失禁ブリーフと失禁パッドのような
使い捨て可能吸収性物品に関する。このような物品は特
に排出される体液を吸収し、同時におむつかぶれ(diap
er rash)を防止又は減少し、にほいを防止又は調整す
るのに有効ならしめる成分を含有する。
使い捨て可能吸収性物品に関する。このような物品は特
に排出される体液を吸収し、同時におむつかぶれ(diap
er rash)を防止又は減少し、にほいを防止又は調整す
るのに有効ならしめる成分を含有する。
おむつかぶれは通常おむつによって被覆される幼児の
体の部分の刺激又は炎症の普通の形である。この状態は
またおむつ皮膚炎、ナプキン皮膚炎、ナプキンかぶれ、
ナッピー(nappy)かぶれとも呼ばれる。吸収性物品の
使用が要求される程度に失禁状態の人々はこの状態が生
じよう。この範囲は新生児から年長者、重病人または歩
行障害者にまで及ぶ。
体の部分の刺激又は炎症の普通の形である。この状態は
またおむつ皮膚炎、ナプキン皮膚炎、ナプキンかぶれ、
ナッピー(nappy)かぶれとも呼ばれる。吸収性物品の
使用が要求される程度に失禁状態の人々はこの状態が生
じよう。この範囲は新生児から年長者、重病人または歩
行障害者にまで及ぶ。
本当のおむつかぶれ又はおむつ皮膚炎はそのもっとも
単純な段階では接触刺激性皮膚炎である状態であると普
通いえるものである。単純なおむつかぶれの刺激は皮膚
が尿や排泄物(糞)又はその両者と必要以上接触するこ
とから生ずる。おむつはすりきれて体排出物を捕捉し保
持するが、一般にその排出物を皮膚と直接接触せしめ、
即ち長時間閉じこめられた状態に保持される。これは失
禁パッド又は失禁ブリーフの場合も同様である。しか
し、体排出物がおむつかぶれを惹起することは公知であ
るが、皮膚の刺激をひきおこす尿や排泄物の正確な成分
は確実に同定されていなかった。おむつかぶれに結びつ
く要素のもっとも普通に認容されるリストには、アンモ
ニア、細菌、細菌作用の生成物、尿pH、キャンデイダア
ルビカンスと水分が含まれる。これらはおむつかぶれを
生じさせ又は悪化させる剤又は状態のもっともそれらし
い候補として従来一般に引用されているのである。
単純な段階では接触刺激性皮膚炎である状態であると普
通いえるものである。単純なおむつかぶれの刺激は皮膚
が尿や排泄物(糞)又はその両者と必要以上接触するこ
とから生ずる。おむつはすりきれて体排出物を捕捉し保
持するが、一般にその排出物を皮膚と直接接触せしめ、
即ち長時間閉じこめられた状態に保持される。これは失
禁パッド又は失禁ブリーフの場合も同様である。しか
し、体排出物がおむつかぶれを惹起することは公知であ
るが、皮膚の刺激をひきおこす尿や排泄物の正確な成分
は確実に同定されていなかった。おむつかぶれに結びつ
く要素のもっとも普通に認容されるリストには、アンモ
ニア、細菌、細菌作用の生成物、尿pH、キャンデイダア
ルビカンスと水分が含まれる。これらはおむつかぶれを
生じさせ又は悪化させる剤又は状態のもっともそれらし
い候補として従来一般に引用されているのである。
米国特許第4685909号にて討議されているように、お
むつかぶれの第一の原因は排泄物と尿の混合物と皮膚と
が長時間接触した結果生ずる特殊な状態のセットと思わ
れる。このような混合物中に存在する蛋白質分解、資質
分解酵素並びに排泄物細菌の活性が皮膚刺激を生ずる主
な要素と思われる。排泄物からの細菌や酵素と尿が接触
することによってアンモニアを発生しこれが皮膚のpHを
高める(そしてにほいを発生する)。このような皮膚pH
の上昇、例えば6.0又はそれ以上への上昇は順に排泄物
蛋白質分解、資質分解酵素活性を高めおむつかぶれを生
じさせる。尿自体もまたおむつ環境に水分を加えること
によっておむつかぶれの生成に寄与する。水特に尿の形
の水は特に皮膚のバリア特性を低下させるのに有効であ
り、それによって排泄物酵素刺激に対する皮膚の感受性
が高められる。しかし皮膚pHが約3.0と5.5の間に保たれ
ると、皮膚のバリア特性は維持される。以上のおむつか
ぶれのモデルは有効なおむつかぶれ調整は皮膚pHを酸性
範囲内によく保って刺激生成酵素活性を抑制し同時にお
むつ環境をできる限り乾いた状態に保つことによって達
成させることを示唆している。
むつかぶれの第一の原因は排泄物と尿の混合物と皮膚と
が長時間接触した結果生ずる特殊な状態のセットと思わ
れる。このような混合物中に存在する蛋白質分解、資質
分解酵素並びに排泄物細菌の活性が皮膚刺激を生ずる主
な要素と思われる。排泄物からの細菌や酵素と尿が接触
することによってアンモニアを発生しこれが皮膚のpHを
高める(そしてにほいを発生する)。このような皮膚pH
の上昇、例えば6.0又はそれ以上への上昇は順に排泄物
蛋白質分解、資質分解酵素活性を高めおむつかぶれを生
じさせる。尿自体もまたおむつ環境に水分を加えること
によっておむつかぶれの生成に寄与する。水特に尿の形
の水は特に皮膚のバリア特性を低下させるのに有効であ
り、それによって排泄物酵素刺激に対する皮膚の感受性
が高められる。しかし皮膚pHが約3.0と5.5の間に保たれ
ると、皮膚のバリア特性は維持される。以上のおむつか
ぶれのモデルは有効なおむつかぶれ調整は皮膚pHを酸性
範囲内によく保って刺激生成酵素活性を抑制し同時にお
むつ環境をできる限り乾いた状態に保つことによって達
成させることを示唆している。
皮膚pHがアルカリ性範囲に上るのを防ぐ一つの要素は
おむつ又は失禁物品内に排出され保持される水性流体、
例えば尿、排泄物及び/又はそれらの混合物を酸性pHに
維持することを含んでいる。これは物品内にアンモニア
が生成するのを抑制する手段をとること、吸収性物品内
に保持される排出液体に陽子を与えること、又はその両
方法を組合わせることによって達成することができる。
実際多くの従来技術は種々な酸性pH調整剤又は“アンモ
ニア吸収”剤をおむつなどの吸収性物品に添加するこ
と、これらの剤はおむつ内の水性流体のpHの上昇を抑制
する傾向があることを教示している。このようなことを
開示している文献としては例えば米国特許第4382919
号、同3964485号、同第3707148号、同3794034号などを
あげることができる。
おむつ又は失禁物品内に排出され保持される水性流体、
例えば尿、排泄物及び/又はそれらの混合物を酸性pHに
維持することを含んでいる。これは物品内にアンモニア
が生成するのを抑制する手段をとること、吸収性物品内
に保持される排出液体に陽子を与えること、又はその両
方法を組合わせることによって達成することができる。
実際多くの従来技術は種々な酸性pH調整剤又は“アンモ
ニア吸収”剤をおむつなどの吸収性物品に添加するこ
と、これらの剤はおむつ内の水性流体のpHの上昇を抑制
する傾向があることを教示している。このようなことを
開示している文献としては例えば米国特許第4382919
号、同3964485号、同第3707148号、同3794034号などを
あげることができる。
使い捨て可能吸収性物品にしばしば見出されるpH調整
剤又は“緩衝剤”の一つのタイプはその物品に排出され
る液体を吸収する働きをするわずかに架橋された重合体
ゲル化剤又は“スーパーソーバー”を含むものである。
これらの物質はしばしば重合体チェーンに少くとも若干
の中和されないカルボン酸基又はスルホン酸基を含んで
おり、これらの酸基は物品内の流体にプロトンを与える
ことができる。このタイプの重合体ゲル化剤はかくして
吸収性物品の特に好ましい成分である。というのはこれ
らはその物品の吸収特性を改善するばかりでなくこれら
はまた物品内の流体に関して少くともいくらか酸緩衝能
力を与えるからである。
剤又は“緩衝剤”の一つのタイプはその物品に排出され
る液体を吸収する働きをするわずかに架橋された重合体
ゲル化剤又は“スーパーソーバー”を含むものである。
これらの物質はしばしば重合体チェーンに少くとも若干
の中和されないカルボン酸基又はスルホン酸基を含んで
おり、これらの酸基は物品内の流体にプロトンを与える
ことができる。このタイプの重合体ゲル化剤はかくして
吸収性物品の特に好ましい成分である。というのはこれ
らはその物品の吸収特性を改善するばかりでなくこれら
はまた物品内の流体に関して少くともいくらか酸緩衝能
力を与えるからである。
酸性pH調整剤が重合体ゲル化剤タイプであるかどう
か、pH調整剤のみではしばしば吸収性物品内の尿又はそ
の他の排出流体のpHの上昇を抑制するのに十分な緩衝能
力を与えることができないであろう。これは典型的な吸
収性物品に排出される尿の量はしばしばpH調整剤の緩衝
能力が処理できるよりも大きいからである。尿pH上昇を
抑制する際の酸性緩衝剤の作用に反対して働くもう一つ
の要素には尿内の無機汚染物の存在が含まれる。たとえ
ば人間の尿はしばしば重炭酸塩を含んでおり、これが尿
が排出された後、分解してCO2を生ずる。排泄された尿
からのCO2の発散は順に尿pHの上昇を促進し、これは酸
性緩衝能力が酸性pH調整剤によって与えられようとも克
服することができる。
か、pH調整剤のみではしばしば吸収性物品内の尿又はそ
の他の排出流体のpHの上昇を抑制するのに十分な緩衝能
力を与えることができないであろう。これは典型的な吸
収性物品に排出される尿の量はしばしばpH調整剤の緩衝
能力が処理できるよりも大きいからである。尿pH上昇を
抑制する際の酸性緩衝剤の作用に反対して働くもう一つ
の要素には尿内の無機汚染物の存在が含まれる。たとえ
ば人間の尿はしばしば重炭酸塩を含んでおり、これが尿
が排出された後、分解してCO2を生ずる。排泄された尿
からのCO2の発散は順に尿pHの上昇を促進し、これは酸
性緩衝能力が酸性pH調整剤によって与えられようとも克
服することができる。
おむつかぶれ、アンモニア生成と吸収性物品内の流体
のpH調整の重要性を含む上述の考慮はおむつかぶれの発
展と臭気惹起物質の生成を促進する状態の生成を阻止す
るのに特に有効な吸収性物品とその成分を同定する持続
的必要性があることを示している。従って本発明の目的
はおむつかぶれとアンモニア生成を減少又は防止するの
に特に有効な使い捨て可能な吸収性物品を提供すること
である。本発明の他の目的は容易に入手しうる非毒性、
非刺激性物質を利用して所望のかぶれと発臭抑制効果を
与える吸収性物品を提供することである。本発明の他の
目的は比較的率直な通常の吸収性物品製造方法によって
製造しうるこのタイプの吸収性物品を提供することであ
る。
のpH調整の重要性を含む上述の考慮はおむつかぶれの発
展と臭気惹起物質の生成を促進する状態の生成を阻止す
るのに特に有効な吸収性物品とその成分を同定する持続
的必要性があることを示している。従って本発明の目的
はおむつかぶれとアンモニア生成を減少又は防止するの
に特に有効な使い捨て可能な吸収性物品を提供すること
である。本発明の他の目的は容易に入手しうる非毒性、
非刺激性物質を利用して所望のかぶれと発臭抑制効果を
与える吸収性物品を提供することである。本発明の他の
目的は比較的率直な通常の吸収性物品製造方法によって
製造しうるこのタイプの吸収性物品を提供することであ
る。
本発明は失禁者によって排出される尿や排泄物を吸収
するのに有効な使い捨て可能な吸収性物品に関するもの
である。かかる物品はまたおむつかぶれとアンモニアの
生成を減少又は抑制する傾向がある。このタイプの物品
は本質的に液体不浸透性バックシート、比較的疎水性液
体浸透性トップシートと前記バックシートとトップシー
トの間に位置する可撓性吸収性芯を含むものである。吸
収性芯自体は木材パルプ繊維の如き親水性繊維物質を含
んでいる。
するのに有効な使い捨て可能な吸収性物品に関するもの
である。かかる物品はまたおむつかぶれとアンモニアの
生成を減少又は抑制する傾向がある。このタイプの物品
は本質的に液体不浸透性バックシート、比較的疎水性液
体浸透性トップシートと前記バックシートとトップシー
トの間に位置する可撓性吸収性芯を含むものである。吸
収性芯自体は木材パルプ繊維の如き親水性繊維物質を含
んでいる。
ここでおむつかぶれとにほいとたたかう役をなす使い
捨て可能な吸収性物品の必須成分はpH調整系である。こ
のpH調整系は本質的に酸性緩衝剤成分と非毒性、非刺激
性、非揮発性抗菌剤成分からなっている。この緩衝剤成
分と抗菌剤成分は約3:1乃至2000:1の重量比でpH調整系
に存在している。
捨て可能な吸収性物品の必須成分はpH調整系である。こ
のpH調整系は本質的に酸性緩衝剤成分と非毒性、非刺激
性、非揮発性抗菌剤成分からなっている。この緩衝剤成
分と抗菌剤成分は約3:1乃至2000:1の重量比でpH調整系
に存在している。
pH調整系自体は吸収性物品に排出されるプロテウスブ
ルガリス(Proteus Vulgaris)汚染、重炭酸塩含有尿の
pHを約7.5以下の値に維持するのに有効な量で本発明の
吸収性物品内に存在する。これらの物品のpH調整系に用
いるに特に好ましい緩衝剤はわずかに架橋され、一部中
和された重合体ゲル化剤であり、これは吸収性物品に排
出される水性液体のための緩衝剤と吸収剤の両者の働き
をする。
ルガリス(Proteus Vulgaris)汚染、重炭酸塩含有尿の
pHを約7.5以下の値に維持するのに有効な量で本発明の
吸収性物品内に存在する。これらの物品のpH調整系に用
いるに特に好ましい緩衝剤はわずかに架橋され、一部中
和された重合体ゲル化剤であり、これは吸収性物品に排
出される水性液体のための緩衝剤と吸収剤の両者の働き
をする。
本発明の吸収性物品は、水性体液たとえば尿および排
泄物の有意量を吸収することができる着用可能な使い捨
て製品の形状に製作することができる。このような物品
は、たとえば、使い捨ておむつ、成人用失禁ブリーフ、
成人用失禁パッドその他の形成に製作することができ
る。
泄物の有意量を吸収することができる着用可能な使い捨
て製品の形状に製作することができる。このような物品
は、たとえば、使い捨ておむつ、成人用失禁ブリーフ、
成人用失禁パッドその他の形成に製作することができ
る。
ここでの吸収性物品は、少なくとも三つの基本構造要
素からなることがふつうである。このような要素の一つ
は、液体不透過性バッキング・シートである。このバッ
キング・シートの上には、第二の構造要素、すなわち吸
収性芯体、が設けてある。この吸収性芯体は、それ自身
が一つまたは複数の別々の層または帯域からなってい
る。この吸収性芯体のうえには第三の構造要素すなわち
比較的疎水性の液体透過性のトップシートが設けてあ
る。このトップシートは、着用者の肌に直接触れる当該
物品の要素である。一つの実施態様においては、以下に
おいて詳述するように、この吸収性物品は第四の構造要
素として柔軟な基材たとえばインサート、特にpH制御系
の一つまたは複数の成分、をも含んでいる。このような
インサートは、着用者の肌に直接触れるトップシートの
うえに設けることができる。
素からなることがふつうである。このような要素の一つ
は、液体不透過性バッキング・シートである。このバッ
キング・シートの上には、第二の構造要素、すなわち吸
収性芯体、が設けてある。この吸収性芯体は、それ自身
が一つまたは複数の別々の層または帯域からなってい
る。この吸収性芯体のうえには第三の構造要素すなわち
比較的疎水性の液体透過性のトップシートが設けてあ
る。このトップシートは、着用者の肌に直接触れる当該
物品の要素である。一つの実施態様においては、以下に
おいて詳述するように、この吸収性物品は第四の構造要
素として柔軟な基材たとえばインサート、特にpH制御系
の一つまたは複数の成分、をも含んでいる。このような
インサートは、着用者の肌に直接触れるトップシートの
うえに設けることができる。
本発明の吸収性物品で特に好ましいのは、使いすてお
むつである。使いすておむつの形の吸収性物品は、米国
特許第Re26,151号(1967年1月31日)、米国特許3,592,
194号(1971年7月13日)、米国特許第3,489,148号(19
70年1月13日)、及び米国特許第3,860,003号(1975年
1月14日)各明細書に詳しく述べられている。これらの
特許明細書を、参考文献としてここに引用する。本発明
の目的に適う好ましい使いすておむつは、吸収性芯体、
この芯体の一つの表面のうえに設けたあるいはこの表面
の延長としてのトップシート、および芯体のトップシー
トで覆われる表面に対して反対側の該芯体の表面のうえ
に設けたあるいは該表面の延長としての液体不透過性の
バックシート、を含んでなるものである。バックシート
とトップシートは、いずれも、幅が芯体の幅より広く
て、その側縁部が芯体を越えるようなものが最も好まし
い。バックシートとトップシートとは、そのような側縁
部において相互に融着してあることがしばしばである。
おむつは、砂時計(hourglass)の形状につくることが
好ましい。
むつである。使いすておむつの形の吸収性物品は、米国
特許第Re26,151号(1967年1月31日)、米国特許3,592,
194号(1971年7月13日)、米国特許第3,489,148号(19
70年1月13日)、及び米国特許第3,860,003号(1975年
1月14日)各明細書に詳しく述べられている。これらの
特許明細書を、参考文献としてここに引用する。本発明
の目的に適う好ましい使いすておむつは、吸収性芯体、
この芯体の一つの表面のうえに設けたあるいはこの表面
の延長としてのトップシート、および芯体のトップシー
トで覆われる表面に対して反対側の該芯体の表面のうえ
に設けたあるいは該表面の延長としての液体不透過性の
バックシート、を含んでなるものである。バックシート
とトップシートは、いずれも、幅が芯体の幅より広く
て、その側縁部が芯体を越えるようなものが最も好まし
い。バックシートとトップシートとは、そのような側縁
部において相互に融着してあることがしばしばである。
おむつは、砂時計(hourglass)の形状につくることが
好ましい。
本発明の物品のバックシートは、たとえば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、あるいは実質的に水不透過性で
ある湿分阻止性の柔軟な他の材料の薄いプラスチックフ
ィルムから製作することができる。型押しして厚さが約
1.5ミルのポリエチレンが特に好ましい。
レン、ポリプロピレン、あるいは実質的に水不透過性で
ある湿分阻止性の柔軟な他の材料の薄いプラスチックフ
ィルムから製作することができる。型押しして厚さが約
1.5ミルのポリエチレンが特に好ましい。
本発明物品のトップシートは、合成繊維またはフィル
ムであってポリエステル、ポリオレフィン、レーヨンそ
の他からなるものあるいは天然繊維たとえば木綿、でそ
の全体をあるいは一部を形成させることができる。不織
布製トップシートの場合は、繊維は熱融着またはポリマ
ーバインダーたとえばポリアクリレートで結着させたも
のが典型的である。このシートは、実質的な多孔質であ
って液体がそこを通過して下層の吸収性芯体へ移動しや
すいようになっているものである。
ムであってポリエステル、ポリオレフィン、レーヨンそ
の他からなるものあるいは天然繊維たとえば木綿、でそ
の全体をあるいは一部を形成させることができる。不織
布製トップシートの場合は、繊維は熱融着またはポリマ
ーバインダーたとえばポリアクリレートで結着させたも
のが典型的である。このシートは、実質的な多孔質であ
って液体がそこを通過して下層の吸収性芯体へ移動しや
すいようになっているものである。
他の適当なトップシートは、液体不透過性のポリマー
材料たとえばポリオレフィンから形成されたトップシー
トを含んでなるものである。このようなトップシート、
ある直径とテーパーのテーパー付きキャピラリーをトッ
プシート中に有していて、排出液をトップシートから下
層の吸収性芯体へと該物品中で流れるようにすることが
できる。
材料たとえばポリオレフィンから形成されたトップシー
トを含んでなるものである。このようなトップシート、
ある直径とテーパーのテーパー付きキャピラリーをトッ
プシート中に有していて、排出液をトップシートから下
層の吸収性芯体へと該物品中で流れるようにすることが
できる。
本発明物品で使用されるトップシートは、すべて、該
物品の吸収性芯体に比べて疎水性である。トップシート
の構成は、米国特許第2,905,176号(1959年9月22
日)、同第3,063,452号(1962年11月13日)、同第3,11
3,570号(1963年12月10日)、および同第3,929,135号
(1975年12月30日)各明細書に一般的に開示されてい
る。これらの米国特許明細書を参考文献として引用する
ものとする。好ましいトップシートは、ポリエステル、
レーヨン、レーヨン/ポリエステルブレンド、ポリエチ
レンまたはポリプロピレンからつくる。
物品の吸収性芯体に比べて疎水性である。トップシート
の構成は、米国特許第2,905,176号(1959年9月22
日)、同第3,063,452号(1962年11月13日)、同第3,11
3,570号(1963年12月10日)、および同第3,929,135号
(1975年12月30日)各明細書に一般的に開示されてい
る。これらの米国特許明細書を参考文献として引用する
ものとする。好ましいトップシートは、ポリエステル、
レーヨン、レーヨン/ポリエステルブレンド、ポリエチ
レンまたはポリプロピレンからつくる。
吸収性芯体はそれ自身は一つまたは複数の離間したお
よび(または)別々の帯域、たとえば層、からなってい
て、バッキング・シートとトップシートとの間に存在し
て本発明の吸収性物品を形づくっている。このような吸
収性物品は親水性繊維材料のウエブまたはバット(bat
t)から本質的になっている。本発明の目的に対して
は、水または水性体液が繊維表面上であるいは表面を覆
って容易に広がるならば(繊維が実際に水を吸い込むか
ゲルを形成するか否かにかゝわらない)、その繊維は
「親水性」であろうとする。吸収性芯体に用いられる親
水性繊維は、一般に、約1〜200ミクロンの平均直径を
有する。より好ましくは、これらの親水性繊維の平均直
径は、約10〜100ミクロンである。本発明構造体に組み
こまれる親水性繊維のほとんどすべてが繊維長が少なく
とも1mmであることが好ましい。
よび(または)別々の帯域、たとえば層、からなってい
て、バッキング・シートとトップシートとの間に存在し
て本発明の吸収性物品を形づくっている。このような吸
収性物品は親水性繊維材料のウエブまたはバット(bat
t)から本質的になっている。本発明の目的に対して
は、水または水性体液が繊維表面上であるいは表面を覆
って容易に広がるならば(繊維が実際に水を吸い込むか
ゲルを形成するか否かにかゝわらない)、その繊維は
「親水性」であろうとする。吸収性芯体に用いられる親
水性繊維は、一般に、約1〜200ミクロンの平均直径を
有する。より好ましくは、これらの親水性繊維の平均直
径は、約10〜100ミクロンである。本発明構造体に組み
こまれる親水性繊維のほとんどすべてが繊維長が少なく
とも1mmであることが好ましい。
親水性繊維材料のタイプは、本発明物品の吸収性芯体
に使用するに当って臨界的ではない。慣用の吸収性製品
に使用するのに適した親水性繊維はどのタイプのもので
も、本発明吸収性物品に使用するのにも適している。親
水性繊維材料の例を挙げれば、セルロース、改質セルロ
ース、レーヨン、ポリエステルたとえばポリエチレンテ
レフタレート(DACRON)、その他がある。適した親水性
繊維には、親水化剤で親水性とした疎水性繊維も包含さ
れる。そのような繊維には、たとえば、ポリエレチンな
いしポリプロピレン、ポリアクリル系、ポリアミド、ポ
リスチレン類、ポリウレタン類その他からの熱可塑性繊
維を界面活性剤であるいはシリカで処理したものがあ
る。
に使用するに当って臨界的ではない。慣用の吸収性製品
に使用するのに適した親水性繊維はどのタイプのもので
も、本発明吸収性物品に使用するのにも適している。親
水性繊維材料の例を挙げれば、セルロース、改質セルロ
ース、レーヨン、ポリエステルたとえばポリエチレンテ
レフタレート(DACRON)、その他がある。適した親水性
繊維には、親水化剤で親水性とした疎水性繊維も包含さ
れる。そのような繊維には、たとえば、ポリエレチンな
いしポリプロピレン、ポリアクリル系、ポリアミド、ポ
リスチレン類、ポリウレタン類その他からの熱可塑性繊
維を界面活性剤であるいはシリカで処理したものがあ
る。
入手性および費用の理由から、吸収性芯体の親水性繊
維として使用するにはセルロース繊維が一般に好まし
い。最も好ましいのは、木材パルブ繊維である。しか
し、他のセルロース繊維材料も使用することができる。
そのような他の親水性繊維材料には、セルロース繊維を
C2-8ジアルデヒド架橋剤で架橋させてつくることができ
る剛質カール状のセルロース繊維がある。このタイプの
繊維は、その乾繊維および湿繊維撚りカウント値(乾時
1mm当りの撚り結節(twist node)が少なくとも4.5で湿
時1mm当りの撚り結節が少なくとも3.0)によって、また
その流体保持特性(平均イソロプロピルアルコール保持
値が30%未満。平均水保持値が28〜50%)によって、定
義することができる。このタイプの剛質カール状のセル
ロース繊維は、ヨーロッパ特願第87305614.7(本出願人
名義で1987年6月24日出願)に詳しく述べてある。この
明細書を参考文献としてここに引用するものとする。
維として使用するにはセルロース繊維が一般に好まし
い。最も好ましいのは、木材パルブ繊維である。しか
し、他のセルロース繊維材料も使用することができる。
そのような他の親水性繊維材料には、セルロース繊維を
C2-8ジアルデヒド架橋剤で架橋させてつくることができ
る剛質カール状のセルロース繊維がある。このタイプの
繊維は、その乾繊維および湿繊維撚りカウント値(乾時
1mm当りの撚り結節(twist node)が少なくとも4.5で湿
時1mm当りの撚り結節が少なくとも3.0)によって、また
その流体保持特性(平均イソロプロピルアルコール保持
値が30%未満。平均水保持値が28〜50%)によって、定
義することができる。このタイプの剛質カール状のセル
ロース繊維は、ヨーロッパ特願第87305614.7(本出願人
名義で1987年6月24日出願)に詳しく述べてある。この
明細書を参考文献としてここに引用するものとする。
吸収性芯体に他の材料が存在するか否かに応じて、親
水性繊維材料は吸収性芯体重量の約45〜100%を占める
ことがふつうである。親水性繊維以外の成分が本発明物
品の吸収性芯体中に存在することがふつうであるので、
親水性繊維材料は芯体重量の約60〜95%、より好ましく
は約70〜90%、を占めることが好ましい。おむつによる
かぶれや臭気を抑えるのに役立つ本発明吸収性物品での
必須要素は、pH制御系を含んでなるものである。このよ
うなpH制御系は、構造をなすものでも構造をなさないも
のでもよい。このpH制御系それ自身は、本質的には二成
分、すなわち酸性緩衝剤および毒性がなく、刺激性がな
く、蒸発性がない抗菌剤、から本質的になるものであ
る。以下において詳述するように、このようなpH制御系
は、排出された液体が使いすて吸収性物品内に保持され
たときに該体液中に通常生じるpH上昇を事前に抑えるの
に役立つ。この効果は、ひいては、おむつかぶれおよび
アンモニア臭の発生を防止ないし最小にするのに対応す
ると信じられる。
水性繊維材料は吸収性芯体重量の約45〜100%を占める
ことがふつうである。親水性繊維以外の成分が本発明物
品の吸収性芯体中に存在することがふつうであるので、
親水性繊維材料は芯体重量の約60〜95%、より好ましく
は約70〜90%、を占めることが好ましい。おむつによる
かぶれや臭気を抑えるのに役立つ本発明吸収性物品での
必須要素は、pH制御系を含んでなるものである。このよ
うなpH制御系は、構造をなすものでも構造をなさないも
のでもよい。このpH制御系それ自身は、本質的には二成
分、すなわち酸性緩衝剤および毒性がなく、刺激性がな
く、蒸発性がない抗菌剤、から本質的になるものであ
る。以下において詳述するように、このようなpH制御系
は、排出された液体が使いすて吸収性物品内に保持され
たときに該体液中に通常生じるpH上昇を事前に抑えるの
に役立つ。この効果は、ひいては、おむつかぶれおよび
アンモニア臭の発生を防止ないし最小にするのに対応す
ると信じられる。
pH制御系の参考緩衝剤成分は、水性液と接触したとき
にプロトンを遊離する無毒、無刺激性の酸性材料の多数
のもののどれか一種以上であることができる。従って、
このような材料には、低分子量有機または無機酸、高分
子量重合体状酸またはイオン交換樹脂および繊維(水素
型のもの)がある。
にプロトンを遊離する無毒、無刺激性の酸性材料の多数
のもののどれか一種以上であることができる。従って、
このような材料には、低分子量有機または無機酸、高分
子量重合体状酸またはイオン交換樹脂および繊維(水素
型のもの)がある。
好適な低分子量有機および無機酸材料には、クエン
酸、アジピン酸、アゼライン酸、リンゴ酸、酒石酸、グ
ルコン酸、グルタル酸、レブリン酸、グルコール酸、コ
ハク酸、フマール酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシ
ン酸、および酸性リン酸塩がある。これらの低分子量材
料は、その共役塩基と共に用いて緩衝能を発現させる。
酸、アジピン酸、アゼライン酸、リンゴ酸、酒石酸、グ
ルコン酸、グルタル酸、レブリン酸、グルコール酸、コ
ハク酸、フマール酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシ
ン酸、および酸性リン酸塩がある。これらの低分子量材
料は、その共役塩基と共に用いて緩衝能を発現させる。
酸性緩衝剤として有用な高分子量重合体状酸は、重合
可能な不飽和の酸含有単量体からつくられる酸性材料で
ある。従って、このような単量体には、オレフィン性不
飽和酸および無水物(少なくとも一つの炭素−炭素オレ
フィン性二重結合を持つもの)がある。より具体的に
は、これらの単量体は、オレフィン性不飽和カルボン酸
および無水物、オレフィン性不飽和スルホン酸およびこ
れらの混合物から選ぶことができる。このような単量体
からつくった高分子量重合体状酸の好適なものの例を挙
げれば、ポリアクリル酸およびそのポリアクリレート誘
導体、ポリ(マレイン酸)およびそのポリマレエート誘
導体、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、その
他がある。pH制御系の酸性緩衝剤成分として有用なポリ
アクリル酸およびそのポリアクリレート誘導体は、架橋
したものでも架橋しないものでもよく、また分子量が1,
000〜5,000,000のものであることができる。このような
アクリル酸に基く材料には、たとえば、カーボポール樹
脂がある。これは、アクリル酸の水溶性ポリマーをポリ
アリルスクロースおよびポリアリルペンタエリスリトー
ルのような材料で架橋したものである。このようなアク
リル酸に基く材料には、アクリル酸の水溶性ポリマーを
ポリアリルスクロースおよびポリアリルペンタエリスリ
トールで架橋させたものがある。そのようなアクリル酸
に基く材料には、水膨潤性の架橋ポリアクリレートがあ
る。これは、流体吸収剤(詳細後記)としても役立つも
のである。
可能な不飽和の酸含有単量体からつくられる酸性材料で
ある。従って、このような単量体には、オレフィン性不
飽和酸および無水物(少なくとも一つの炭素−炭素オレ
フィン性二重結合を持つもの)がある。より具体的に
は、これらの単量体は、オレフィン性不飽和カルボン酸
および無水物、オレフィン性不飽和スルホン酸およびこ
れらの混合物から選ぶことができる。このような単量体
からつくった高分子量重合体状酸の好適なものの例を挙
げれば、ポリアクリル酸およびそのポリアクリレート誘
導体、ポリ(マレイン酸)およびそのポリマレエート誘
導体、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、その
他がある。pH制御系の酸性緩衝剤成分として有用なポリ
アクリル酸およびそのポリアクリレート誘導体は、架橋
したものでも架橋しないものでもよく、また分子量が1,
000〜5,000,000のものであることができる。このような
アクリル酸に基く材料には、たとえば、カーボポール樹
脂がある。これは、アクリル酸の水溶性ポリマーをポリ
アリルスクロースおよびポリアリルペンタエリスリトー
ルのような材料で架橋したものである。このようなアク
リル酸に基く材料には、アクリル酸の水溶性ポリマーを
ポリアリルスクロースおよびポリアリルペンタエリスリ
トールで架橋させたものがある。そのようなアクリル酸
に基く材料には、水膨潤性の架橋ポリアクリレートがあ
る。これは、流体吸収剤(詳細後記)としても役立つも
のである。
ポリ(マレイン酸)およびそのポリマレエート誘導体
も、本発明でのpH制御系の酸性緩衝剤として使用するこ
とができる。このタイプの剤も架橋していても架橋して
いなくてもよく、分子量も1,000〜5,000,000の範囲であ
ることができる。ポリ(マレイン酸)誘導体には、ポリ
(ビニルエーテル・マレイン酸)およびポリ(メチルビ
ニルエーテル・マレイン酸)ならびにポリ(スチレン・
マレイン酸)がある。
も、本発明でのpH制御系の酸性緩衝剤として使用するこ
とができる。このタイプの剤も架橋していても架橋して
いなくてもよく、分子量も1,000〜5,000,000の範囲であ
ることができる。ポリ(マレイン酸)誘導体には、ポリ
(ビニルエーテル・マレイン酸)およびポリ(メチルビ
ニルエーテル・マレイン酸)ならびにポリ(スチレン・
マレイン酸)がある。
上記の高分子量重合体状材料はいずれも、酸性緩衝剤
として機能すべきであれば、少なくとも部分的には未中
和の遊離酸の形でなければならない。従って、このよう
な材料は、約90%中和以下、好ましくは約80%中和以下
であることがふつうである。
として機能すべきであれば、少なくとも部分的には未中
和の遊離酸の形でなければならない。従って、このよう
な材料は、約90%中和以下、好ましくは約80%中和以下
であることがふつうである。
本発明物品のpH制御系に使用する酸性緩衝剤の他の有
用なタイプは、繊維状のイオン交換性かつプロトン供与
性改変セルロース材料である。これには、たとえば、遊
離酸形のカルボキシメチルセルロース、酸化セルロー
ス、スルホエチルセルロースおよびホスホリル化セルロ
ース(所謂リン酸セルロース)(常法で製造されたも
の)がある。たとえばホスホリル化セルロースは、セル
ロースを尿素およびリン酸の溶液で、オキシ塩化リンお
よびピリジンで、オキシ塩化リンおよびリン酸で、オキ
シ塩化リンおよびジオキサンで、あるいはオキシ塩化リ
ン単独で、処理することによってつくることができる。
ホスホリル化セルロースイオン交換性繊維の製造法の例
は、米国特許第3,691,154号(1972年9月12日)および
同第3,658,790(1972年4月25日)号各明細書に述べら
れている。他のタイプのイオン交換性セルロース誘導体
は、米国特許第4,200,735号(1980年4月29日)、同第
3,854,868号(1974年12月17日)および同第3,533,725号
(1970年10月13日)各明細書に述べられている。これら
の米国特許明細書のすべてを参考文献としてここに引用
するものとする。
用なタイプは、繊維状のイオン交換性かつプロトン供与
性改変セルロース材料である。これには、たとえば、遊
離酸形のカルボキシメチルセルロース、酸化セルロー
ス、スルホエチルセルロースおよびホスホリル化セルロ
ース(所謂リン酸セルロース)(常法で製造されたも
の)がある。たとえばホスホリル化セルロースは、セル
ロースを尿素およびリン酸の溶液で、オキシ塩化リンお
よびピリジンで、オキシ塩化リンおよびリン酸で、オキ
シ塩化リンおよびジオキサンで、あるいはオキシ塩化リ
ン単独で、処理することによってつくることができる。
ホスホリル化セルロースイオン交換性繊維の製造法の例
は、米国特許第3,691,154号(1972年9月12日)および
同第3,658,790(1972年4月25日)号各明細書に述べら
れている。他のタイプのイオン交換性セルロース誘導体
は、米国特許第4,200,735号(1980年4月29日)、同第
3,854,868号(1974年12月17日)および同第3,533,725号
(1970年10月13日)各明細書に述べられている。これら
の米国特許明細書のすべてを参考文献としてここに引用
するものとする。
本発明のpH制御系で酸性緩衝剤として水素型で使用す
る改変セルロースイオン交換性繊維は、好ましくは、イ
オン交換容量が少なくとも約0.4meq/グラム、より好ま
しくは少なくとも約1.0meq/グラム、のものである。セ
ルロース誘導体からなる酸性緩衝剤は、本発明物品の吸
収性芯体に導入するのが特に有益である。そのような酸
性イオン交換性繊維は吸収性芯体の必須成分である親水
性繊維と容易に混合することができるからである。
る改変セルロースイオン交換性繊維は、好ましくは、イ
オン交換容量が少なくとも約0.4meq/グラム、より好ま
しくは少なくとも約1.0meq/グラム、のものである。セ
ルロース誘導体からなる酸性緩衝剤は、本発明物品の吸
収性芯体に導入するのが特に有益である。そのような酸
性イオン交換性繊維は吸収性芯体の必須成分である親水
性繊維と容易に混合することができるからである。
ここでの吸収性製品のpH調整機構に使われる抗細菌試
薬は、実質上不揮発性でなければならない。不揮発性の
抗細菌試薬は、製造工程及びその製品の使用中に、著し
い程度までは、吸収性製品から蒸発または昇華しない。
従って、固体状態の抗細菌試薬又は固体残留物をのこす
抗細菌試薬は、ここでの吸収性製品に含められているの
が好ましい。一方、液体状態の、例えばアルコール性
の、抗細菌性試薬は、用いられるべきではない。
薬は、実質上不揮発性でなければならない。不揮発性の
抗細菌試薬は、製造工程及びその製品の使用中に、著し
い程度までは、吸収性製品から蒸発または昇華しない。
従って、固体状態の抗細菌試薬又は固体残留物をのこす
抗細菌試薬は、ここでの吸収性製品に含められているの
が好ましい。一方、液体状態の、例えばアルコール性
の、抗細菌性試薬は、用いられるべきではない。
さまざまなタイプの抗細菌試薬が知られているが、こ
こでの使用に最も好ましいのは、四級窒素系の抗細菌試
薬およびビス−ビグアニド(bis−biguanide)類であ
る。これら2つのタイプの抗細菌試薬は、所望の性質
(例えば、比較的高い抗細菌活性、比較的低い毒性及び
刺激性、そして生理学的に受容可能な性質)組合を有
し、これらは本発明の製品の使用を特に適当なものとす
る。
こでの使用に最も好ましいのは、四級窒素系の抗細菌試
薬およびビス−ビグアニド(bis−biguanide)類であ
る。これら2つのタイプの抗細菌試薬は、所望の性質
(例えば、比較的高い抗細菌活性、比較的低い毒性及び
刺激性、そして生理学的に受容可能な性質)組合を有
し、これらは本発明の製品の使用を特に適当なものとす
る。
一種類の四級窒素残基を含む抗細菌試薬は、炭化水素
置換のアンモニウム化合物を、四級窒素がヘテロ環(例
えばピリジル化合物)の一部である化合物と同様に含ん
でいる。適当な四級窒素系の抗細菌試薬の代表的な例と
しては、メチルベンズエトニウムクロライド(methylbe
nzethonium chroride)、ベンズアルコニウムクロライ
ド、ドデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、テト
ラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド及びヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムブロマイドを含む。ヘテ
ロ環四級窒素系の抗細菌試薬としては、ドデシルピリジ
ニウムクロライド、テトラデシルピリジニウムクロライ
ド、セチルピリジニウムクロライド(CPC)、テトラデ
シル−4−エチルピリジニウムクロライド及びテトラデ
シル−4−メチルピリジニウムクロライドを含む。
置換のアンモニウム化合物を、四級窒素がヘテロ環(例
えばピリジル化合物)の一部である化合物と同様に含ん
でいる。適当な四級窒素系の抗細菌試薬の代表的な例と
しては、メチルベンズエトニウムクロライド(methylbe
nzethonium chroride)、ベンズアルコニウムクロライ
ド、ドデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、テト
ラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド及びヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムブロマイドを含む。ヘテ
ロ環四級窒素系の抗細菌試薬としては、ドデシルピリジ
ニウムクロライド、テトラデシルピリジニウムクロライ
ド、セチルピリジニウムクロライド(CPC)、テトラデ
シル−4−エチルピリジニウムクロライド及びテトラデ
シル−4−メチルピリジニウムクロライドを含む。
他の好ましい抗細菌試薬は、ビス−ビグアニド類であ
る。このビス−ビグアニド類は、また抗細菌試薬として
知られている。これらは、例えば、米国特許第2,684,92
4号、同2,990,425号、同第2,830,006号及び同第2,863,0
19号に詳細に記載されている。最も好ましいビス−ビグ
アニドとしては、1,6−ビス(4−クロロフェニル)ジ
グアニドヘキサンであり、クロロヘキシジン(chlorhex
idine)及びその水溶性塩として知られているものであ
る。特に好ましいのは、クロロヘキシジンの塩酸塩、酢
酸塩及びグルコン酸塩である。
る。このビス−ビグアニド類は、また抗細菌試薬として
知られている。これらは、例えば、米国特許第2,684,92
4号、同2,990,425号、同第2,830,006号及び同第2,863,0
19号に詳細に記載されている。最も好ましいビス−ビグ
アニドとしては、1,6−ビス(4−クロロフェニル)ジ
グアニドヘキサンであり、クロロヘキシジン(chlorhex
idine)及びその水溶性塩として知られているものであ
る。特に好ましいのは、クロロヘキシジンの塩酸塩、酢
酸塩及びグルコン酸塩である。
他のいくつかのタイプの抗細菌試薬も、ここでの製品
に特に有用である。これらには、カルバニリド(carban
ilide)類、置換フェノール、金属化合物及び界面活性
剤の希土類塩が含まれる。カルバニリドとしては、3,4,
4′−トリクロロカルバニリド(TCC,トリクロカルバ
ン)及び3−(トリフルオロメチル−4,4′−ジクロロ
カルバニリド(IRGASAN)が含まれる。置換フェノール
としては、5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキ
シ)フェノール(IRGASAN DP−300)が含まれる。金属
化合物としては、黒鉛及びすずの塩、例えば塩化亜鉛、
硫化亜鉛及び塩化すず、が含まれる。界面活性剤の希土
類塩は、欧州特許出願第EP−A−10819号に開示されて
いる。このタイプの希土類塩は、直鎖のC10〜18アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩のランタン塩が含まれる。
に特に有用である。これらには、カルバニリド(carban
ilide)類、置換フェノール、金属化合物及び界面活性
剤の希土類塩が含まれる。カルバニリドとしては、3,4,
4′−トリクロロカルバニリド(TCC,トリクロカルバ
ン)及び3−(トリフルオロメチル−4,4′−ジクロロ
カルバニリド(IRGASAN)が含まれる。置換フェノール
としては、5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキ
シ)フェノール(IRGASAN DP−300)が含まれる。金属
化合物としては、黒鉛及びすずの塩、例えば塩化亜鉛、
硫化亜鉛及び塩化すず、が含まれる。界面活性剤の希土
類塩は、欧州特許出願第EP−A−10819号に開示されて
いる。このタイプの希土類塩は、直鎖のC10〜18アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩のランタン塩が含まれる。
いくつかの有用な抗細菌試薬は、酸の形にあり、従っ
て、そのような抗細菌試薬としての活性に加えて、pH調
整機構の酸緩衝液として機能することができる。しかし
ながら、抗細菌試薬及びpH調整機構の酸緩衝液が同一物
又は同一部分でないことが好ましい。むしろ、酸緩衝試
薬と抗細菌試薬は、区別される別の種類のもの、例えば
区別される別の種類の元素、化合物、別の種類の元素、
化合物及び部分、であることが好ましい。
て、そのような抗細菌試薬としての活性に加えて、pH調
整機構の酸緩衝液として機能することができる。しかし
ながら、抗細菌試薬及びpH調整機構の酸緩衝液が同一物
又は同一部分でないことが好ましい。むしろ、酸緩衝試
薬と抗細菌試薬は、区別される別の種類のもの、例えば
区別される別の種類の元素、化合物、別の種類の元素、
化合物及び部分、であることが好ましい。
抗細菌試薬の成分の性質がどのようであっても、重量
比で、酸緩衝試薬対抗細菌試薬で約3:1から2000:1の量
で、ここでの吸収性製品のpH調整機構に一般的に存在す
る。より好ましくは、pH調整機構に重量比の酸緩衝試薬
対抗細菌試薬は、約25:1から1000:1の範囲にある。これ
らの範囲から明らかなように、酸緩衝試薬と抗細菌試薬
の量は互いの関係において、非常に広範である。これ
は、このpH調整機構に使用できるさまざまなタイプの抗
細菌試薬の抗細菌活性が広い範囲にわたることによる。
比で、酸緩衝試薬対抗細菌試薬で約3:1から2000:1の量
で、ここでの吸収性製品のpH調整機構に一般的に存在す
る。より好ましくは、pH調整機構に重量比の酸緩衝試薬
対抗細菌試薬は、約25:1から1000:1の範囲にある。これ
らの範囲から明らかなように、酸緩衝試薬と抗細菌試薬
の量は互いの関係において、非常に広範である。これ
は、このpH調整機構に使用できるさまざまなタイプの抗
細菌試薬の抗細菌活性が広い範囲にわたることによる。
本発明の吸収性製品のpH調整機構の総体的な集中は、
選択された特定の緩衝試薬の相対的な緩衝能力及び用い
られている特定の抗細菌試薬の相対的な強さに依存して
いる。しかしながら、pH調整機構の適当な集中は、特定
の微生物、Proteus vulgaris、のアンモニア合成効果を
除去しようとする機構の効果を参照することで決定する
ことができる。Proteus vulgarisは、腸で一般的に発見
される程の代表的な微生物で、尿中の尿素をアンモニア
にすることができる。さらに、Proteus vulgarisは、比
較的抗細菌試薬に耐性があり、従って抗細菌試薬の使用
のコントロールが一般的に比較的難しい微生物である。
選択された特定の緩衝試薬の相対的な緩衝能力及び用い
られている特定の抗細菌試薬の相対的な強さに依存して
いる。しかしながら、pH調整機構の適当な集中は、特定
の微生物、Proteus vulgaris、のアンモニア合成効果を
除去しようとする機構の効果を参照することで決定する
ことができる。Proteus vulgarisは、腸で一般的に発見
される程の代表的な微生物で、尿中の尿素をアンモニア
にすることができる。さらに、Proteus vulgarisは、比
較的抗細菌試薬に耐性があり、従って抗細菌試薬の使用
のコントロールが一般的に比較的難しい微生物である。
2種のpH調整機構化合物は、Proteus vulgarisに汚染
された、ビカルボネートを含む尿が排泄された製品のpH
を、7.5以下の値に維持できる量で、ここでの製品に用
いられなければならない。より好ましくは、pH調整機構
は、Proteus vulgarisに汚染された、ビカルボネートを
含む尿が排泄された製品のpHを6.5以下の値に維持すべ
きである。これらの値の間にpHを維持するpH調整機構の
効果を決定する標準的方法は、実施例に後述する。
された、ビカルボネートを含む尿が排泄された製品のpH
を、7.5以下の値に維持できる量で、ここでの製品に用
いられなければならない。より好ましくは、pH調整機構
は、Proteus vulgarisに汚染された、ビカルボネートを
含む尿が排泄された製品のpHを6.5以下の値に維持すべ
きである。これらの値の間にpHを維持するpH調整機構の
効果を決定する標準的方法は、実施例に後述する。
酸緩衝液が、部分的に中和され、わずかにクロスリン
クされた前に詳述したようなヒドロゲル形成吸収性ゲル
化試薬である場合に、また抗細菌試薬が四級窒素系化合
物及びビル−ビグアニドから選択された場合に、更には
pH調整機構が本製品の吸収性芯にもっぱら見出される場
合に、吸収ゲル化試薬緩衝剤及び芯中の抗細菌試薬の量
を測定することで、pH調整機構の集中を明らかにするこ
とが一般的に可能である。従って、このタイプの好まし
いpH調整機構は、吸収性ゲル化試薬緩衝剤が芯の重量の
2%〜50%、抗細菌試薬が芯の重量の0.02%〜2.0%の
量において用いられる。このタイプの吸収剤では好まし
くは、吸収性ゲル化試薬緩衝剤が芯の重量の5%〜20
%、抗細菌試薬が芯の重量の0.05〜1.0%である。
クされた前に詳述したようなヒドロゲル形成吸収性ゲル
化試薬である場合に、また抗細菌試薬が四級窒素系化合
物及びビル−ビグアニドから選択された場合に、更には
pH調整機構が本製品の吸収性芯にもっぱら見出される場
合に、吸収ゲル化試薬緩衝剤及び芯中の抗細菌試薬の量
を測定することで、pH調整機構の集中を明らかにするこ
とが一般的に可能である。従って、このタイプの好まし
いpH調整機構は、吸収性ゲル化試薬緩衝剤が芯の重量の
2%〜50%、抗細菌試薬が芯の重量の0.02%〜2.0%の
量において用いられる。このタイプの吸収剤では好まし
くは、吸収性ゲル化試薬緩衝剤が芯の重量の5%〜20
%、抗細菌試薬が芯の重量の0.05〜1.0%である。
ここで吸収性製品に含有させられたpH調整機構の2種
の化合物は、区別され識別可能な本製品の構造要素から
成っていても、成っていなくともよい。従って、例え
ば、いずれの緩衝試薬及び/又は抗細菌試薬は、製品中
で容易に、区別できるような、区別される粒子(繊維状
も含む)の形で用いられてもよい。一方、一つまたは二
つのpH調整機構化合物は、例えば、コーティング、浸み
込ませて、または実際に化学結合させることによって、
製品の他の構成要素(例えばトップシート、吸収性芯又
は中敷き)と密接に関連させることができる。
の化合物は、区別され識別可能な本製品の構造要素から
成っていても、成っていなくともよい。従って、例え
ば、いずれの緩衝試薬及び/又は抗細菌試薬は、製品中
で容易に、区別できるような、区別される粒子(繊維状
も含む)の形で用いられてもよい。一方、一つまたは二
つのpH調整機構化合物は、例えば、コーティング、浸み
込ませて、または実際に化学結合させることによって、
製品の他の構成要素(例えばトップシート、吸収性芯又
は中敷き)と密接に関連させることができる。
この製品の一つの実施例では、pH調整機構の酸緩衝試
薬が、部分的に用いられるわずかにクロスリンクされた
ハイドロゲル形成ポリカルボキシレート吸収性ゲル化試
薬であって、更に前述したように、芯を形成している親
水性の繊維状物とこのゲル化試薬粒子を密接に複合させ
ることで、この酸緩衝試薬を、吸収性製品の吸収性コア
と合体させる。
薬が、部分的に用いられるわずかにクロスリンクされた
ハイドロゲル形成ポリカルボキシレート吸収性ゲル化試
薬であって、更に前述したように、芯を形成している親
水性の繊維状物とこのゲル化試薬粒子を密接に複合させ
ることで、この酸緩衝試薬を、吸収性製品の吸収性コア
と合体させる。
他のこの製品の実施例では、pH調整機構の抗細菌試薬
を、吸収性芯を形成している親水性繊維状物に浸み込ま
せる。これは、吸収性芯を形成する前または後、いずれ
においても行うことができる。芯が、例えば前記した米
国特許第4,610,678号記載の方法で、ウエブを形成する
ため空気吹き親水性繊維によって形成されている場合に
は、抗細菌試薬は、例えば親水性繊維を作るためのドラ
イラップ(drylap)に浸み込ませて、実際に合体させる
ことができる。
を、吸収性芯を形成している親水性繊維状物に浸み込ま
せる。これは、吸収性芯を形成する前または後、いずれ
においても行うことができる。芯が、例えば前記した米
国特許第4,610,678号記載の方法で、ウエブを形成する
ため空気吹き親水性繊維によって形成されている場合に
は、抗細菌試薬は、例えば親水性繊維を作るためのドラ
イラップ(drylap)に浸み込ませて、実際に合体させる
ことができる。
更に他の実施例では、pH調整機構又はその構成要素
は、着用者の肌に接しているトップシートの上にある非
水溶性の柔軟性ある支持体上に又は中に合体させてもよ
い。この構造は、本製品のトップシートに固定された又
は固定されていなくともよいインサート又はライナーと
して供されてもよい。このインサート又はライナー中の
pH調整機構を実現するために用いられている非水溶性の
柔軟性ある支持体は、それらの化合物の支持体として機
能する適当な物質で成っていてもよい。従って、支持体
は、コットン、不織布基体、例えば紙、フィルム又はス
ポンジ構造、の形をとっていてよい、そのような支持体
は、例えば、セルロース繊維、ポリオレフィン、ポリエ
ステル等から成っていることができる。
は、着用者の肌に接しているトップシートの上にある非
水溶性の柔軟性ある支持体上に又は中に合体させてもよ
い。この構造は、本製品のトップシートに固定された又
は固定されていなくともよいインサート又はライナーと
して供されてもよい。このインサート又はライナー中の
pH調整機構を実現するために用いられている非水溶性の
柔軟性ある支持体は、それらの化合物の支持体として機
能する適当な物質で成っていてもよい。従って、支持体
は、コットン、不織布基体、例えば紙、フィルム又はス
ポンジ構造、の形をとっていてよい、そのような支持体
は、例えば、セルロース繊維、ポリオレフィン、ポリエ
ステル等から成っていることができる。
pH調整機構構造要素は、剥離性の構造要素を与える方
法によって、柔軟性あるインサート又はライナー支持体
と合体させることができる。従って、pH調整機構要素
は、液体又は固体状であっても、支持体を形成している
支持体物質と複合することができる。一方、このpH調整
機構要素は、支持体を形成した後、インサート又はライ
ナー支持体に浸み込ませ又は吹き付けることで添加する
ことができる。
法によって、柔軟性あるインサート又はライナー支持体
と合体させることができる。従って、pH調整機構要素
は、液体又は固体状であっても、支持体を形成している
支持体物質と複合することができる。一方、このpH調整
機構要素は、支持体を形成した後、インサート又はライ
ナー支持体に浸み込ませ又は吹き付けることで添加する
ことができる。
このインサート又はライナー支持体は、一般的に本製
品のトップシートの全体を包うに十分なほどである必要
はない。好ましくはインサート又はライナーは、インサ
ート支持体があるトップシートの表面の20%〜90%を包
う。インサート又はライナーの厚さは、それは保持して
いるpH調整機構要素のタイプ及び量及び支持体のタイプ
に依存して、非常に広範となることができる。有用なイ
ンサート又はライナー支持体は、一般的に約0.2〜1.5cm
の厚さである。
品のトップシートの全体を包うに十分なほどである必要
はない。好ましくはインサート又はライナーは、インサ
ート支持体があるトップシートの表面の20%〜90%を包
う。インサート又はライナーの厚さは、それは保持して
いるpH調整機構要素のタイプ及び量及び支持体のタイプ
に依存して、非常に広範となることができる。有用なイ
ンサート又はライナー支持体は、一般的に約0.2〜1.5cm
の厚さである。
インサート又はライナー支持体は、一度本吸収性製品
が水に付けられても、このインサート又はライナーが適
当な位置にあることを保障するために、本吸収性製品の
トップシートに実際にしっかり留められることができ
る。従って、インサート又はライナーは、トップシート
にくっついて離れないでおり、さもなければ両面接着テ
ープ又は同様な手段によって固定される。一方、インサ
ート又はライナー支持体は、本製品が用いられるとき、
本吸収性製品のトップシート上に単にあって、トップシ
ートにいずれの方法によっても固定されていなくともよ
い。
が水に付けられても、このインサート又はライナーが適
当な位置にあることを保障するために、本吸収性製品の
トップシートに実際にしっかり留められることができ
る。従って、インサート又はライナーは、トップシート
にくっついて離れないでおり、さもなければ両面接着テ
ープ又は同様な手段によって固定される。一方、インサ
ート又はライナー支持体は、本製品が用いられるとき、
本吸収性製品のトップシート上に単にあって、トップシ
ートにいずれの方法によっても固定されていなくともよ
い。
使い捨ておしめの形の本発明の使い捨て吸収性製品
を、図面に示す。図中の砂時計形のおむつ構造が不浸水
性のバックシート101より成る。バックシート101上に置
かれたのが、本発明のpH調整機構を含む砂時計形の吸収
性芯102である。この芯は、セチルピリジニウムクロラ
イドのような抗細菌試薬を浸み込ませた木材パイプ繊維
のような親水性繊維物質103を包含する。また、吸収性
芯102じゅうに散布されたものは、吸収性ゲル化剤緩衝
剤の粒子104である。これらの粒子は、緩衝剤及びおむ
つ芯に至る流体を吸収するゲル化剤として働く。砂時計
の形の吸収性芯102の上にあるのは、透水性トップシー
ト105である。
を、図面に示す。図中の砂時計形のおむつ構造が不浸水
性のバックシート101より成る。バックシート101上に置
かれたのが、本発明のpH調整機構を含む砂時計形の吸収
性芯102である。この芯は、セチルピリジニウムクロラ
イドのような抗細菌試薬を浸み込ませた木材パイプ繊維
のような親水性繊維物質103を包含する。また、吸収性
芯102じゅうに散布されたものは、吸収性ゲル化剤緩衝
剤の粒子104である。これらの粒子は、緩衝剤及びおむ
つ芯に至る流体を吸収するゲル化剤として働く。砂時計
の形の吸収性芯102の上にあるのは、透水性トップシー
ト105である。
試験方法 本発明の好ましい実施態様を記述するに当り、吸収ゲ
ル化剤バッファー粒子の特性が規定される。報告される
際にはこれらのゲル容積特性は以下の試験方法を用いて
決定できる。吸収剤バッファーのグラム当り吸収された
合成尿のグラムとしてのゲル容積は合成尿の数整除数に
試料を膨潤させることにより決定される。吸収ゲル化バ
ッファーにより実際に吸収されるこのような合成尿の量
は光学的吸収測定が、形成するヒドロゲルによって取り
上げられない合成尿の量を計算するに使用されるようブ
ルーデキストリンを含む合成尿溶液の使用を包含する手
順により測定される。
ル化剤バッファー粒子の特性が規定される。報告される
際にはこれらのゲル容積特性は以下の試験方法を用いて
決定できる。吸収剤バッファーのグラム当り吸収された
合成尿のグラムとしてのゲル容積は合成尿の数整除数に
試料を膨潤させることにより決定される。吸収ゲル化バ
ッファーにより実際に吸収されるこのような合成尿の量
は光学的吸収測定が、形成するヒドロゲルによって取り
上げられない合成尿の量を計算するに使用されるようブ
ルーデキストリンを含む合成尿溶液の使用を包含する手
順により測定される。
a)ブルーデキストリン溶液の作製 0.03%のブルーデキストリン(BD)溶液を、0.3部の
ブルーデキストリン(Sigma D−5751)を1000部の合成
尿(SU)溶液に溶解することにより作製する。合成尿
は、15.0部の1%のTRITON X−100、60部のNaCl、1.8
部のCaCl2・2H2Oおよび3.6部のMgCl2・6H2Oを蒸溜水で6
000部に希釈したものである。できた溶液は617nmの最大
吸収において約0.25の吸収度を持つ。
ブルーデキストリン(Sigma D−5751)を1000部の合成
尿(SU)溶液に溶解することにより作製する。合成尿
は、15.0部の1%のTRITON X−100、60部のNaCl、1.8
部のCaCl2・2H2Oおよび3.6部のMgCl2・6H2Oを蒸溜水で6
000部に希釈したものである。できた溶液は617nmの最大
吸収において約0.25の吸収度を持つ。
b)ヒドロゲル平衡 試験されるヒドロゲル形成吸収ゲル化剤バッファーの
整除数を(i)20部の合成尿(SU)溶液中におよび(i
i)20部のブルーデキストリン(BD)溶液中に膨潤させ
る。ブルーデキストリン(BD)溶液中の懸濁物を重複し
て作る。大部分のヒドロゲルには、0.1乃至0.25部のヒ
ドロゲル形成ドライ粉末はブルーデキストリン標準溶液
について十分に高いスペクトロホトメーターの目盛を与
えることが必要である。穏やかな撹拌棒撹拌下で周辺温
度での1時間の平衡は到達すべき膨潤平衡には普通十分
である。平衡後、3mlの整除数上澄液がデカンテーショ
ンに続く遠心分離によって夫々のゲル懸濁液から分離さ
れる。
整除数を(i)20部の合成尿(SU)溶液中におよび(i
i)20部のブルーデキストリン(BD)溶液中に膨潤させ
る。ブルーデキストリン(BD)溶液中の懸濁物を重複し
て作る。大部分のヒドロゲルには、0.1乃至0.25部のヒ
ドロゲル形成ドライ粉末はブルーデキストリン標準溶液
について十分に高いスペクトロホトメーターの目盛を与
えることが必要である。穏やかな撹拌棒撹拌下で周辺温
度での1時間の平衡は到達すべき膨潤平衡には普通十分
である。平衡後、3mlの整除数上澄液がデカンテーショ
ンに続く遠心分離によって夫々のゲル懸濁液から分離さ
れる。
c)ゲル容積測定 夫々の上澄液の光学的吸収(ABS)は0.001吸収単位の
精度で分光測光的に測定する。合成尿溶液はABS=0.0標
準として使用される。ブルーデキストリンのない合成尿
懸濁物からの上澄液の吸収は0.01Aを超えてはならな
い。高い値は残留ヒドロゲル粒子または残留添加物から
の散々を示し、さらに遠心分離が必要である。ブルーデ
キストリン上澄液の吸収はブルーデキストリン標準溶液
の吸収を0.1吸収単位以上超えるべきである。この範囲
に達しない吸収値は、ゲル懸濁液を作製するために用い
る高分子ゲル化剤の量を調節する必要を示す。
精度で分光測光的に測定する。合成尿溶液はABS=0.0標
準として使用される。ブルーデキストリンのない合成尿
懸濁物からの上澄液の吸収は0.01Aを超えてはならな
い。高い値は残留ヒドロゲル粒子または残留添加物から
の散々を示し、さらに遠心分離が必要である。ブルーデ
キストリン上澄液の吸収はブルーデキストリン標準溶液
の吸収を0.1吸収単位以上超えるべきである。この範囲
に達しない吸収値は、ゲル懸濁液を作製するために用い
る高分子ゲル化剤の量を調節する必要を示す。
d)ゲル容積計算 吸収ゲル化剤バッファーの合成尿中におけるゲル量gm
s/gmは(i)ゲル懸濁液中の吸収ゲル化剤バッファーの
重量分割および(ii)排除する容積の懸濁物総量に対す
る比とから計算される。ブルーデキストリンはその高分
子重量のためヒドロゲルから排除され、この比は測定さ
れる吸収に関連している。以下の式がゲル容積を計算す
るのに用いられる。
s/gmは(i)ゲル懸濁液中の吸収ゲル化剤バッファーの
重量分割および(ii)排除する容積の懸濁物総量に対す
る比とから計算される。ブルーデキストリンはその高分
子重量のためヒドロゲルから排除され、この比は測定さ
れる吸収に関連している。以下の式がゲル容積を計算す
るのに用いられる。
*乾燥重量基準に修正 これまでに記述された吸収剤粒子の種々な実施態様を
以下の実施例で説明する。
以下の実施例で説明する。
例 I 成人の失禁尿生成物を、その中に部分的に中和したナ
トリウムポリアクリレートゲル化剤バッファーのバッフ
ァー粒子を分布させ、その中にセチルピリジニウムクロ
リド(CPC)抗菌剤を含浸したサザンソフトウッド/パ
イン繊維(Southern softwood/pine fiber)(Joley fl
uff)のエアーレイド(air−laid)吸収芯で作製する。
このエアーレイド芯はCPC含浸ドライラップ(drylap)
を崩壊させ、できた繊維を吸収ウエブにエアーレイドし
て作製する。
トリウムポリアクリレートゲル化剤バッファーのバッフ
ァー粒子を分布させ、その中にセチルピリジニウムクロ
リド(CPC)抗菌剤を含浸したサザンソフトウッド/パ
イン繊維(Southern softwood/pine fiber)(Joley fl
uff)のエアーレイド(air−laid)吸収芯で作製する。
このエアーレイド芯はCPC含浸ドライラップ(drylap)
を崩壊させ、できた繊維を吸収ウエブにエアーレイドし
て作製する。
A.ドライラップ調製 ドライラップを含浸させるために、フォーリードライ
ラップの標準ロールで所望の重量にカットされたものを
CPCとエチルアルコールの混合物(EtOH 1ml当り CPC
15.3ml)を含有するシリンダータンク中に置く。CPC/
EtOH溶液ドライラップ中に完全にウィック(wick)させ
る。浸させたドライラップを次にエアーブロウワーを備
えたオーブン中に置く。エアーブロウワーを総べてのア
ルコールが揮発する迄運転する(オーブンを加熱するこ
となく)。ドライラップ中のCPCの目標濃度はドライラ
ップのg当りCPC 10mg(1重量%)である。
ラップの標準ロールで所望の重量にカットされたものを
CPCとエチルアルコールの混合物(EtOH 1ml当り CPC
15.3ml)を含有するシリンダータンク中に置く。CPC/
EtOH溶液ドライラップ中に完全にウィック(wick)させ
る。浸させたドライラップを次にエアーブロウワーを備
えたオーブン中に置く。エアーブロウワーを総べてのア
ルコールが揮発する迄運転する(オーブンを加熱するこ
となく)。ドライラップ中のCPCの目標濃度はドライラ
ップのg当りCPC 10mg(1重量%)である。
B.吸収芯調製 繊維ウエブの分離された2層を使用して、本例の成人
失禁尿生成物の吸収芯を形成する。微量または皆無のゲ
ル化剤を含む主として一般に漏刻形の層を、約30重量%
の吸収ゲル化剤バッファー粒子のインサートを含有する
より小さな一般的に方形のインサート層に対する上敷き
として使用する。上敷とインサートの双方は前に記述し
たCPC含浸ドライラップから作られる。
失禁尿生成物の吸収芯を形成する。微量または皆無のゲ
ル化剤を含む主として一般に漏刻形の層を、約30重量%
の吸収ゲル化剤バッファー粒子のインサートを含有する
より小さな一般的に方形のインサート層に対する上敷き
として使用する。上敷とインサートの双方は前に記述し
たCPC含浸ドライラップから作られる。
両者の層に対しては、CPC含浸ドライラップを崩壊と
フラッフィング(Fluffing)のためにミルハウス崩壊機
に供給する。上敷き層は、このフラッフな物質は40×40
銅線スクリーン上に堆積する以前に更にフラッフされ分
散されるディスペンサーを通して空気輸送される。イン
サート層は、70%中和されたナトリウムポリアクリレー
トゲル化剤バッファー粒子(ゲル容積=40g/g)を空気
流中に分散し、記述の参考文献米国特許第4,610,678号
に一般的に記述されている方法で銅スクリーン上にフラ
ッフドライラップと同時に堆積する。
フラッフィング(Fluffing)のためにミルハウス崩壊機
に供給する。上敷き層は、このフラッフな物質は40×40
銅線スクリーン上に堆積する以前に更にフラッフされ分
散されるディスペンサーを通して空気輸送される。イン
サート層は、70%中和されたナトリウムポリアクリレー
トゲル化剤バッファー粒子(ゲル容積=40g/g)を空気
流中に分散し、記述の参考文献米国特許第4,610,678号
に一般的に記述されている方法で銅スクリーン上にフラ
ッフドライラップと同時に堆積する。
上敷きとゲル化剤含有インサートウエブの双方はカレ
ンダーロールで処理して、所望の密度(上敷きは0.48g/
cm3、インサートは0.047g/cm3)に圧縮する。上敷きの
基礎重量目標は0.031g/cm2(0.20g/in2)で、インサー
トの目標基準重量は0.026g/cm2(0.17g/in2)である。
ンダーロールで処理して、所望の密度(上敷きは0.48g/
cm3、インサートは0.047g/cm3)に圧縮する。上敷きの
基礎重量目標は0.031g/cm2(0.20g/in2)で、インサー
トの目標基準重量は0.026g/cm2(0.17g/in2)である。
C.物品調製 既述の2形式のウエブは多層成人失禁尿生成物に形作
られる。このような生成物は、既述の文献米国特許第3,
929,135号に述べられている一般的方法により複数の先
細の毛細管を持ったポリエチレンから作られる成形され
たフィルムトップシートを含む。漏刻形の主吸収層はト
ップシートの真下に位置し方形のインサート層は主吸収
層の真下に、インサートが失禁生成物の前に向って通常
位置するように位置する。液体を通さないポリエチレン
バッキングシートは吸収芯を形成する2層のエアーフェ
ルト(airfelt)層の下に位置する。
られる。このような生成物は、既述の文献米国特許第3,
929,135号に述べられている一般的方法により複数の先
細の毛細管を持ったポリエチレンから作られる成形され
たフィルムトップシートを含む。漏刻形の主吸収層はト
ップシートの真下に位置し方形のインサート層は主吸収
層の真下に、インサートが失禁生成物の前に向って通常
位置するように位置する。液体を通さないポリエチレン
バッキングシートは吸収芯を形成する2層のエアーフェ
ルト(airfelt)層の下に位置する。
トップシートとバックシートの双方は吸収芯の巾より
も可成り大きな巾を持ち、トップシートとバックシート
は相互に、芯を越えて延びるこれらの要素の側面限界部
分において融着する。弾性材料は1975年1月14日発光の
Buellへの米国特許第3,860,003号に述べられる方法でこ
れらの延びて融着した側面限界部分内に位置する。
も可成り大きな巾を持ち、トップシートとバックシート
は相互に、芯を越えて延びるこれらの要素の側面限界部
分において融着する。弾性材料は1975年1月14日発光の
Buellへの米国特許第3,860,003号に述べられる方法でこ
れらの延びて融着した側面限界部分内に位置する。
吸収芯内部にCPCと吸収ゲル化剤バッファーを含むこ
のような失禁生成物は装置内へ排出されたProteus vulg
arisで汚染された尿のpHを約7.5未満の値に保つことに
特に有効である。
のような失禁生成物は装置内へ排出されたProteus vulg
arisで汚染された尿のpHを約7.5未満の値に保つことに
特に有効である。
例 II 例Iに記載された方法で作製されたCPC含有ドライラ
ップを使い捨ておむつ製品についての芯を作製するに用
いる。例Iの成人失禁生成物についての通り、ここでの
おむつも二重層吸収芯を持つ。これらの芯は失禁生成物
芯について例Iで述べられていると同じ一般的方法で作
られる。
ップを使い捨ておむつ製品についての芯を作製するに用
いる。例Iの成人失禁生成物についての通り、ここでの
おむつも二重層吸収芯を持つ。これらの芯は失禁生成物
芯について例Iで述べられていると同じ一般的方法で作
られる。
吸収芯の主要層は約15重量%の例Iで使用されたと同
じ70%中和されたナトリウムポリアクリレートゲル化剤
バッファーを含むCPC含浸フォリーフラッフの漏刻形ウ
エブである。漏刻形層は約0.0315g/cm2(0.203g/in2)
の基礎重量を持つ。
じ70%中和されたナトリウムポリアクリレートゲル化剤
バッファーを含むCPC含浸フォリーフラッフの漏刻形ウ
エブである。漏刻形層は約0.0315g/cm2(0.203g/in2)
の基礎重量を持つ。
吸収芯のインサート層も約15重量%のゲル化剤バッフ
ァー粒子を含むCPC含浸フォリーフラッフを含む。イン
サートは約0.039g/cm2(0.252g/in2)の基礎重量を有す
る。
ァー粒子を含むCPC含浸フォリーフラッフを含む。イン
サートは約0.039g/cm2(0.252g/in2)の基礎重量を有す
る。
二重芯の使い捨ておむつを、熱的に接着したポリプロ
ピレントップシート、トップシートの下に位置する既述
の漏刻形主要芯、漏刻形芯の下に位置する既述の卵形イ
ンサートおよび漏刻ならびにインサート芯層の下にある
液体を通さないポリエチレンバッキングシートを利用し
て作製する。卵形のインサートはおむつ芯の前方1/3部
分がおむつ芯の後方2/3部分が有するよりは高度の基礎
重量を持つようにおもつの前半に向って位置する。この
ようなCPCとゲル化剤含有おむつはおもつ中に排出され
るProteus vulgarisで汚染された尿のpHを約7.5未満の
値に維持するに特に有効である。
ピレントップシート、トップシートの下に位置する既述
の漏刻形主要芯、漏刻形芯の下に位置する既述の卵形イ
ンサートおよび漏刻ならびにインサート芯層の下にある
液体を通さないポリエチレンバッキングシートを利用し
て作製する。卵形のインサートはおむつ芯の前方1/3部
分がおむつ芯の後方2/3部分が有するよりは高度の基礎
重量を持つようにおもつの前半に向って位置する。この
ようなCPCとゲル化剤含有おむつはおもつ中に排出され
るProteus vulgarisで汚染された尿のpHを約7.5未満の
値に維持するに特に有効である。
例 III Proteus vulgarisで汚染された尿を24時間の期間以上
にアルカリ範囲内に維持するために種々の形式のpH制御
系を含むフォリーフラッフ吸収芯の能力を試験するモデ
ルが開発される。このようなモデルに用いられる材料と
試験方法は以下に既述される。
にアルカリ範囲内に維持するために種々の形式のpH制御
系を含むフォリーフラッフ吸収芯の能力を試験するモデ
ルが開発される。このようなモデルに用いられる材料と
試験方法は以下に既述される。
重炭酸塩に富む尿 2人の供与者からの尿資料を滅菌フィルター(Nalgen
e,0.45μ孔)を通して通過させる。pHを次に6.2に調節
し(必要なら1NHClまたは1N NaOH)、窒素ガスを尿中
に30分(室温)間泡立てる。pHを再び測定し、必要なら
6.2に調節する。尿試料を通す窒素ガスの泡立てを繰り
返えしpHが実質的に安定する迄(即ちpH6.15乃至6.25)
6.2に再調節する。通常は3回の窒素ガス泡立てで十分
である。このpH6.2の重炭酸塩放出尿は再び滅菌フィル
ターを通して通過させる。1.5mgの重炭酸ナトリウムを
尿1ml当り加える。pHを6.8(必要なら)に調節する。こ
れらの重炭酸塩に富む試料を、CO2の損失{最少ヘッド
スペース(headspace),4℃}を最少にするように注意
して直ちに使用する。
e,0.45μ孔)を通して通過させる。pHを次に6.2に調節
し(必要なら1NHClまたは1N NaOH)、窒素ガスを尿中
に30分(室温)間泡立てる。pHを再び測定し、必要なら
6.2に調節する。尿試料を通す窒素ガスの泡立てを繰り
返えしpHが実質的に安定する迄(即ちpH6.15乃至6.25)
6.2に再調節する。通常は3回の窒素ガス泡立てで十分
である。このpH6.2の重炭酸塩放出尿は再び滅菌フィル
ターを通して通過させる。1.5mgの重炭酸ナトリウムを
尿1ml当り加える。pHを6.8(必要なら)に調節する。こ
れらの重炭酸塩に富む試料を、CO2の損失{最少ヘッド
スペース(headspace),4℃}を最少にするように注意
して直ちに使用する。
フラッフ含有抗菌物質 フォリー・ドライラップ(Foley drylap)を試験抗菌
剤の水溶液またはエタノール溶液で処理する。乾燥後
(18時間、室温、フード(hood)内)、ドライラップを
ワーリングブレンダー(Waring blender)でフラッフ
(空気フェルト)に変え、使用する迄プラスティック容
器内で保存する。この空気フェルトを凝集細片(cohesi
ve patch)に成形することによって重さ1gの試験片を作
製する。数個の試験片は、酸性緩衝剤となる70%中和ポ
リアクリル酸ナトリウムゲル化剤(ゲル体積=40g/g)
の粒子を約15%含有する。
剤の水溶液またはエタノール溶液で処理する。乾燥後
(18時間、室温、フード(hood)内)、ドライラップを
ワーリングブレンダー(Waring blender)でフラッフ
(空気フェルト)に変え、使用する迄プラスティック容
器内で保存する。この空気フェルトを凝集細片(cohesi
ve patch)に成形することによって重さ1gの試験片を作
製する。数個の試験片は、酸性緩衝剤となる70%中和ポ
リアクリル酸ナトリウムゲル化剤(ゲル体積=40g/g)
の粒子を約15%含有する。
プロテウス・ブルガリス接種物 アンモニア発生バクテリアプロテウス・ブルガリスを
デキストロース不含トリプティケース・ソイ・ブロス
(trypticase soy broth)(TSB)培地中で培養する。
プロテウス・ブルガリス(18時間培養)の濁った懸濁液
の光学濃度を420nmで測定する。必要であれば、このバ
クテリア懸濁液をTSBで希釈して光学濃度1.0〜1.7とし
てからバクテリア接種物(1:100)として試験に使用す
る。
デキストロース不含トリプティケース・ソイ・ブロス
(trypticase soy broth)(TSB)培地中で培養する。
プロテウス・ブルガリス(18時間培養)の濁った懸濁液
の光学濃度を420nmで測定する。必要であれば、このバ
クテリア懸濁液をTSBで希釈して光学濃度1.0〜1.7とし
てからバクテリア接種物(1:100)として試験に使用す
る。
試験系 所望フラッフの試験片を8オンス広口ガラスびんに入
れる。初期測定pH約6.8であり、100ml当りプロテウス・
ブルガリス懸濁液1mlを含有する重炭酸塩富化尿を試験
片に加え(4×荷重)、ガラスのピストンで均一の詰め
物に突き固める。びんの蓋を締め、次いで37℃で24時間
インキュベートする。次に、表面電極を用いてpH(24時
間)を測定し、記録する。各系の初期および24時間pH値
を表にし、表Iに示す。
れる。初期測定pH約6.8であり、100ml当りプロテウス・
ブルガリス懸濁液1mlを含有する重炭酸塩富化尿を試験
片に加え(4×荷重)、ガラスのピストンで均一の詰め
物に突き固める。びんの蓋を締め、次いで37℃で24時間
インキュベートする。次に、表面電極を用いてpH(24時
間)を測定し、記録する。各系の初期および24時間pH値
を表にし、表Iに示す。
表Iのデータは、種々の組合わせの抗菌剤および部分
的に中和された、重合体ゲル化剤形態の酸性緩衝剤が特
定の最少濃度以上で使用される場合プロテウス・ブルガ
リス汚染、重炭酸塩富化尿のpHを一般に酸性範囲に維持
するのに有効であることを示すものである。これらのpH
調整系の一方または他方の成分が欠けた場合には、尿の
pHは24時間後にアルカリ性範囲に上昇する。
的に中和された、重合体ゲル化剤形態の酸性緩衝剤が特
定の最少濃度以上で使用される場合プロテウス・ブルガ
リス汚染、重炭酸塩富化尿のpHを一般に酸性範囲に維持
するのに有効であることを示すものである。これらのpH
調整系の一方または他方の成分が欠けた場合には、尿の
pHは24時間後にアルカリ性範囲に上昇する。
表Iのデータは、更に、或る種の公知抗菌剤が、たと
えばゲル化剤緩衝剤と共に比較的高濃度で使用しても、
プロテウス・ブルガリス汚染、重炭酸塩含有尿を必要条
件である一般に酸性pHに維持するには有効でないことを
示している。このような比較的効果の低い抗菌剤は、従
って、本願発明の吸収性物品のpH調整系に使用すること
は意図されていないのである。
えばゲル化剤緩衝剤と共に比較的高濃度で使用しても、
プロテウス・ブルガリス汚染、重炭酸塩含有尿を必要条
件である一般に酸性pHに維持するには有効でないことを
示している。このような比較的効果の低い抗菌剤は、従
って、本願発明の吸収性物品のpH調整系に使用すること
は意図されていないのである。
例 IV 米国特許再発行第26,151号の教示に従って使い捨てお
むつを作製する。斯様なおむつは、1重量%の塩化セチ
ルピリジウム(CPC)を含浸させたドライラップを分解
させて形成した吸収性空気フェルトのパッドに付着する
薄いポリエチレンのバックシートより成る。この種の含
浸ドライラップは例Iに記載した方法で作製する。
むつを作製する。斯様なおむつは、1重量%の塩化セチ
ルピリジウム(CPC)を含浸させたドライラップを分解
させて形成した吸収性空気フェルトのパッドに付着する
薄いポリエチレンのバックシートより成る。この種の含
浸ドライラップは例Iに記載した方法で作製する。
バックシートおよびCPCと組合わせ空気フェルト詰め
物を、1平方ヤード当り約17g(20.3g/m2)のしなやか
な、多孔性、疎水性、不織布ウエブおむつ裏地(トップ
シート)の上に重ねる。斯様なトップシートは2.0デニ
ールのレーヨンから成り、熱可塑性結合剤28重量%を含
むものである。組合せ積層体は約15×18インチ(38.1×
45.7cm)であり、多数の長手方向の折り目によって箱ひ
だ状に折り目がついている。
物を、1平方ヤード当り約17g(20.3g/m2)のしなやか
な、多孔性、疎水性、不織布ウエブおむつ裏地(トップ
シート)の上に重ねる。斯様なトップシートは2.0デニ
ールのレーヨンから成り、熱可塑性結合剤28重量%を含
むものである。組合せ積層体は約15×18インチ(38.1×
45.7cm)であり、多数の長手方向の折り目によって箱ひ
だ状に折り目がついている。
アジピン酸を152℃より高温に加熱いてアジピン酸の
融成物を作製する。この酸融成物を容積式ポンプで計量
し、1個はおむつの前面、1個はおむつの中心に向いた
2個の扇形噴霧ノズルを用いて該酸融成物をおむつ1枚
当り1gの割合で吸収性空気フェルト詰め物に吹き付ける
ことによって、溶融アジピン酸を吸収性空気フェルト詰
め物が上記おむつに組み合わされる前に塗布する。各ノ
ズルの吹き付け速度は約10〜20psi(69〜138KPa)の正
圧下で約90g/分に調整する。
融成物を作製する。この酸融成物を容積式ポンプで計量
し、1個はおむつの前面、1個はおむつの中心に向いた
2個の扇形噴霧ノズルを用いて該酸融成物をおむつ1枚
当り1gの割合で吸収性空気フェルト詰め物に吹き付ける
ことによって、溶融アジピン酸を吸収性空気フェルト詰
め物が上記おむつに組み合わされる前に塗布する。各ノ
ズルの吹き付け速度は約10〜20psi(69〜138KPa)の正
圧下で約90g/分に調整する。
得られた使い捨ておむつは、おむつに排出された尿の
pHを約7.5未満に維持するのに、特に有効である。溶融
アジピン酸を、当業界で周知のローラ捺染法によって、
トップシート、バックシート、空気フェルト、吸収性パ
ッドに、または、薄葉挿入物上に塗布した場合も、ほぼ
同様のpH調整効果を有するおむつが得られる。
pHを約7.5未満に維持するのに、特に有効である。溶融
アジピン酸を、当業界で周知のローラ捺染法によって、
トップシート、バックシート、空気フェルト、吸収性パ
ッドに、または、薄葉挿入物上に塗布した場合も、ほぼ
同様のpH調整効果を有するおむつが得られる。
例 V 抗菌剤含有おむつ挿入物として使用するに適した可撓
性基材を例Iに記載したCPC含浸ドライラップを分解さ
せて形成したセルロース繊維(空気フェルト)のウエブ
を空気流方式で作製する。このウエブは10インチ(25.4
cm)×4.5インチ(11.4cm)×0.20インチ(0.50cm)の
方法で、約0.1g/cm3の密度を有する。
性基材を例Iに記載したCPC含浸ドライラップを分解さ
せて形成したセルロース繊維(空気フェルト)のウエブ
を空気流方式で作製する。このウエブは10インチ(25.4
cm)×4.5インチ(11.4cm)×0.20インチ(0.50cm)の
方法で、約0.1g/cm3の密度を有する。
挿入基材は、空気フェルト約99重量%、塩化セチルピ
リジニウム抗菌剤1重量%を含有する。完成挿入物はこ
の基材をポリエチレンのおむつトップシート材料(8ミ
ル)に包み込み、外被の端部を溶融接着させて作製す
る。
リジニウム抗菌剤1重量%を含有する。完成挿入物はこ
の基材をポリエチレンのおむつトップシート材料(8ミ
ル)に包み込み、外被の端部を溶融接着させて作製す
る。
本願発明の吸収性物品は、この挿入基材を、空気フェ
ルトと混合したポリアクリレート吸収性ゲル化緩衝剤物
質の粒子より成る吸収性芯材を利用した公知の吸収性ゲ
ル化剤含有おむつ(たとえば、ウルトラパンパース(UL
TRA PAMPERS)のトップシートの上面に配置して作製す
る。このような形態において、ポリアクリレート吸収性
ゲル化剤緩衝剤は挿入物/おむつの組合わせ約1.2重量
%より成る。この挿入物/おむつの組合わせは、吸収性
物品内のプロテウス・ブルガリス汚染尿のpHを有効に調
整するものである。
ルトと混合したポリアクリレート吸収性ゲル化緩衝剤物
質の粒子より成る吸収性芯材を利用した公知の吸収性ゲ
ル化剤含有おむつ(たとえば、ウルトラパンパース(UL
TRA PAMPERS)のトップシートの上面に配置して作製す
る。このような形態において、ポリアクリレート吸収性
ゲル化剤緩衝剤は挿入物/おむつの組合わせ約1.2重量
%より成る。この挿入物/おむつの組合わせは、吸収性
物品内のプロテウス・ブルガリス汚染尿のpHを有効に調
整するものである。
図面は、本発明の吸収性物品の好ましい形状である使い
捨ておむつを切断して示す説明図である。 101……バックシート、102……吸収性芯、103……親水
性繊維物質、104……ゲル化剤粒子、105……トップシー
ト。
捨ておむつを切断して示す説明図である。 101……バックシート、102……吸収性芯、103……親水
性繊維物質、104……ゲル化剤粒子、105……トップシー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−28402(JP,A) 特開 昭61−63772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 5/44 A61F 13/15
Claims (15)
- 【請求項1】失禁者によって排出される尿と排泄物を吸
収するのに有効であり、またおむつかぶれを減少又は防
止するのに有効な使い捨て可能吸収性物品において、前
記吸収性物品は、 (A) 液体不浸透性バックシート (B) 比較的疎水性で液体浸透性のトップシート (C) 前記バックシートと前記トップシートの間に位
置し、親水性繊維物質を含む吸収性芯、及び (D) 本質的に i) 水性液体と接触したときプロトンを遊離し、ゲル
化剤バッファー1g当り少くとも20gの合成尿のゲル容量
を有する一部中和され、わずかに架橋された重合体ゲル
化剤の粒子の形をしている酸性緩衝剤(前記粒子は吸収
性芯の親水性繊維物質と結合され、芯の2乃至50重量%
の濃度で前記芯内に存在する)と ii)四級窒素ベース化合物とビスビグアニド化合物から
選択される抗菌剤(該抗菌剤は前記吸収性芯と結合さ
れ、芯の0.02乃至2.0重量%の濃度で前記芯内又は芯上
に存在する) とからなるpH調整系 を含み、前記緩衝剤成分と抗菌剤成分は3:1乃至2000:1
の重量比で前記pH調整系内に存在し、前記pH調整系は前
記物品に排出されるプロテウスブルガリス−汚染、重炭
酸塩含有尿のpHを7.5以下の値に維持するに有効な量で
前記吸収性物品に存在している、 使い捨て可能な吸収性物品。 - 【請求項2】(A) 重合体ゲル化剤は加水分解された
アクリルニトリルグラフト化デンプン、アクリル酸グラ
フト化デンプン、ポリアクリレート、無水マレイン酸ベ
ース共重合体とこれら重合体ゲル化剤バッファーの組合
せからなる群から選択され (B) 抗菌剤はメチルベンゼトニウムクロライド、ベ
ンザルコニウムクロライド、ドデシルトリメチルアンモ
ニウムブロマイド、テトラデシルトリメチルアンモニウ
ムブロマイド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブ
ロマイド、ドデシルピリジウムクロライド、テトラデシ
ルピリジニウムクロライド、セチルピリジニウムクロラ
イド、テトラデシル−4−エチルピリジニウムクロライ
ド、テトラデシル−4−メチルピリジニウムクロライ
ド、クロルヘキシジン、クロルヘキシジンの水溶性塩と
これら抗菌剤の組合せからなる群から選択される (C) 酸性緩衝剤成分対抗菌剤成分の重量比は25:1乃
至1000:1の範囲である 請求項1記載の物品。 - 【請求項3】吸収性芯は、 (A) 木材パルプ繊維から選択された親水性繊維物質
60乃至95重量%、 (B) 一部中和され、わずかに架橋されたポリアクリ
ル酸ナトリウム重合体ゲル化剤バッファー5乃至20重量
%と (C) セチルピリジニウムクロライドと、クロルヘキ
シジンの水溶性塩から選択された抗菌剤0.05乃至1.0重
量% を含む請求項2記載の物品。 - 【請求項4】重合体ゲル化剤バッファーはゲル化剤バッ
ファー1g当り30乃至60gの合成尿のゲル容量と17重量%
以下の合成尿中の平衡抽出可能重合体含有量を有する請
求項3記載の物品。 - 【請求項5】吸収性芯はその中に抗菌剤と重合体ゲル化
剤バッファーの粒子の両者を含有させた空気気流方式の
ウエブを含み、このウエブは0.06乃至0.3g/cm3の密度を
有する請求項4記載の物品。 - 【請求項6】おむつ又は失禁ブリーフの形の使い捨て可
能な吸収性物品において、この物品は、 (A) 液体不浸透性ポリオレフィンバックシート、 (B) ポリエステル又はポリオレフィン繊維又はフィ
ルムから形成された比較的疎水性で液体透過性のトップ
シート (C) 前記バックシートと前記トップシートの間に位
置に、親水性繊維物質を含む吸収性芯、及び (D) 本質的に、 i) 水性液体と接触したときプロトンを遊離し、ゲル
化剤バッファー1g当り30乃至60gの合成尿のゲル容量を
有する一部中和され、わずかに架橋されたポリアクリル
酸ナトリウム重合体ゲル化剤の粒子の形をしている酸性
緩衝剤(前記粒子は吸収性芯の親水性繊維物質と結合さ
れこの芯の5乃至20重量%の濃度で前記芯内に存在す
る)及び ii)セチルピリジニウムクロライドと、クロルヘキシジ
ンの水溶性塩から選択される抗菌剤 からなるpH調整系 を有し、前記酸性緩衝剤と前記抗菌剤成分は25:1乃至10
00:1の重量比で前記pH調整系内に存在する 使い捨て可能な吸収性物品。 - 【請求項7】(A) 前記トップシートは前記芯の一面
と共延長性であり、 (B) 前記バックシートは前記トップシートによって
カバーされる面と反する芯の面と共延長性であり (C) 前記トップシートと前記バックシートの両者は
芯の幅よりも大きな幅を有し、それによって芯を超えて
延長するトップシートとバックシートの側縁部を与え、 (D) 前記吸収性芯は一般に砂時計型をなしている 請求項6記載のおむつ又は失禁ブリーフ。 - 【請求項8】吸収性芯は親水性繊維の空気気流方式のウ
エブと重合体ゲル化剤バッファーの粒子を含有し、前記
ウエブは0.06乃至0.3g/cm3の密度を有する請求項7記載
のおむつ又は失禁ブリーフ。 - 【請求項9】吸収性芯の親水性繊維物質は木材パルプ繊
維である請求項8記載のおむつ又は失禁ブリーフ。 - 【請求項10】前記抗菌剤は吸収性芯を形成する親水性
繊維に含浸され、前記芯の0.05乃至1.0重量%含有する
請求項9記載のおむつ又は失禁ブリーフ。 - 【請求項11】前記抗菌剤は前記トップシートと密に関
連せしめられる請求項9記載のおむつ又は失禁ブリー
フ。 - 【請求項12】前記抗菌剤はおむつ又は失禁ブリーフの
トップシートのトップ上にインサートとして位置する水
不溶性、可撓性基質内又上に組合わされて、おむつ又は
失禁ブリーフがすりきれたとき、そのインサートが着用
者の皮膚にもっとも近くなるようにする請求項9記載の
おむつ又は失禁ブリーフ。 - 【請求項13】可撓性基質インサートはセルロース繊
維、ポリオレフィン、ポリエステルとレーヨンから選択
される物質を含む請求項12記載のおむつ又は失禁ブリー
フ。 - 【請求項14】前記インサートはトップシート表面積の
20乃至90%をカバーする請求項13記載のおむつ又は失禁
ブリーフ。 - 【請求項15】前記インサートは0.2乃至1.5cmの厚さを
有する請求項13記載のおむつ又は失禁ブリーフ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/107,226 US4842593A (en) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | Disposable absorbent articles for incontinent individuals |
US107226 | 1987-10-09 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021265A JPH021265A (ja) | 1990-01-05 |
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ID=22315533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63255765A Expired - Fee Related JP2760814B2 (ja) | 1987-10-09 | 1988-10-11 | 失禁者のための使い捨て可能な吸収性物品 |
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Country | Link |
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US (1) | US4842593A (ja) |
EP (1) | EP0311344B1 (ja) |
JP (1) | JP2760814B2 (ja) |
KR (1) | KR0131462B1 (ja) |
AT (1) | ATE116554T1 (ja) |
AU (1) | AU602472B2 (ja) |
CA (1) | CA1306080C (ja) |
DE (1) | DE3852686T2 (ja) |
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MX (1) | MX172295B (ja) |
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