JP2760720B2 - 再生骨材生産設備 - Google Patents

再生骨材生産設備

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JP2760720B2
JP2760720B2 JP31545592A JP31545592A JP2760720B2 JP 2760720 B2 JP2760720 B2 JP 2760720B2 JP 31545592 A JP31545592 A JP 31545592A JP 31545592 A JP31545592 A JP 31545592A JP 2760720 B2 JP2760720 B2 JP 2760720B2
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JP
Japan
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concrete
recycled aggregate
water
cement
aggregate production
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忠男 吉川
寿広 山野
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートを破砕
し、鉄筋、セメント粉末などを除去し、骨材(セメント
ペーストによって一体に固められる砂・じゃりなどの不
活性な粒状の材料)を再生する再生骨材生産設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物の解体などに
より発生する原コンクリートから骨材を再生する再生骨
材生産設備は、原コンクリートを破砕し、鉄筋を除去
し、次に破砕原コンクリート同士を擦り合わせて、付着
した木材や土などの不要物、セメント硬化物、セメント
粉末を表面から分離し、その後分離した付着物を洗浄す
ることで、骨材を再生している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記再生骨材
生産設備では、原コンクリートの破砕時、擦り合わせ時
に大きな騒音が発生し、また付着物が微粉となり、ホコ
リとして外部に飛び散ることから、環境を悪化させると
いう問題があった。また、後工程で再生骨材から分離し
た付着物を洗浄しなければならず、時間的にも効率が悪
いという問題があった。
【0004】本発明は上記問題を解決するものであり、
効率を改善し、さらに騒音とホコリの発生を抑制し、環
境に優しい再生骨材生産設備を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の再生骨材生産設備は、コンクリートを破砕し、
鉄筋を除去し、骨材を再生する再生骨材生産設備であっ
て、前記鉄筋を除去した破砕コンクリートを高速ジェッ
ト水で移送する混気ジェット装置を設け、その下流に固
体−液体分離器を配置したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成により、混気ジェット装置において、
破砕コンクリートは高速ジェット水によって互いに接触
し、また水の作用によりセメント硬化材およびセメント
粉末が軟化することで、破砕コンクリートから表面に付
着したセメント硬化材およびセメント粉末が分離された
骨材が再生され、この骨材は固体−液体分離器において
セメント硬化材およびセメント粉末を含んだ濁水と分離
されて生産される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例における再生骨材生
産設備の構成図である。
【0008】解体現場において、コンクリート構造物1
を解体することにより発生したコンクリート廃材2は、
輸送可能な大塊の原コンクリート3に粗割され、再生骨
材生産設備に搬入される。
【0009】本発明の再生骨材生産設備は、ふるい、コ
ンベヤ、破砕機、磁選機、混気ジェット装置などから構
成されており、工程にそってその設備を説明する。前記
搬入された大塊の原コンクリート3はグリズリ(粗粒用
のふるい)4に投入され、このグリズリ4により、大塊
からコンクリート3からその所定の大きさ以下の原コン
クリート片3Aが分離され、この原コンクリート片3Aはコ
ンベヤ5により搬送されて、さらに細粒のふるい6に投
入されて土砂が分離され、分離された土砂はコンベヤ7
により排出される。またグリズリ4上の大塊の原コンク
リート3はジョークラッシャ8に投入され、小割りされ
てコンベヤ9により1次磁選機10へ搬送される。この1
次磁選機10により小割りされた原コンクリート11から鉄
筋12が選別され、選別された鉄筋12はコンベヤ13により
搬出される。鉄筋12が除去された小割り原コンクリート
11と、コンベヤ14により搬送されたふるい6上の原コン
クリート片3Aは、1次破砕機15に投入される。
【0010】この1次破砕機15により破砕された1次破
砕コンクリート16はコンベヤ17により2次磁選機18へ搬
送され、2次磁選機18によりこの1次破砕原コンクリー
ト16から鉄筋12が選別され、選別された鉄筋12はコンベ
ヤ19により搬出される。
【0011】鉄筋12が除去された1次破砕原コンクリー
ト16はふるい20に投入され、ふるい20で分離された細粒
原コンクリート21は、混気ジェット装置26のパイプ22内
を高速ジェット水により移送され〔パイプ22内は3相
(空気、水、固体)流の高速ジェットとなる〕、第1の
固体−液体分離器23へ投入される。また、ふるい20上の
粗粒原コンクリート16Aも混気ジェット装置26’のパイ
プ24内を高速ジェット水により移送され、第2の固体−
液体分離器25へ投入される。
【0012】上記混気ジェット装置26、26’は、パイプ
22,24の上流に高圧の洗浄水を供給する高圧ポンプ27,
27’、および配管28,28’、空気を供給する空気弁29,
29’、高圧の洗浄水と空気を混合してパイプ22,24内に
噴出するジェットノズル30,30’から構成されている。
パイプ22,24内において、それぞれ原コンクリート21、
16Aは、互いに接触し、また水により付着したセメント
硬化材・セメント粉末が軟化し、骨材21’,16A’と、
セメント硬化材・セメント粉末が混合された濁水に分離
される。
【0013】前記第2の固体−液体分離器25で濁水と分
離された骨材16A’は、2次破砕機31によりさらに破砕
され、コンベヤ32で風力選別機33へ投入され、また第1
の固体−液体分離器23で濁水と分離された骨材21’もコ
ンベヤ34により風力選別機33へ投入される。この風力選
別機33により、粒の大きさによって粗骨材35、細骨材36
などに分級される。
【0014】また固体−液体分離器23,25で分離された
濁水、すなわち骨材21’,16A’に付着していたセメン
ト硬化物およびセメントを含むスラリ状の液体は、タン
ク37,37’に一時貯留され、ポンプ38,38’により水処
理装置39,39’へ送られ、付着物と水に分離され、水は
上記混気ジェット装置26、26’の洗浄水として再使用さ
れる。40,40’は必要に応じ、水処理装置39,39’へ水
を補給する配管である。
【0015】このように、破砕された原コンクリート2
1、16Aを3相流の高速ジェットにより移送することに
より、付着していたセメント硬化物およびセメント粉末
を分離した骨材21’,16A’を再生することができる。
また、セメント硬化物およびセメント粉末が分離される
ことにより、性質を改善した再生骨材を獲ることができ
る。さらに、従来のような騒音、およびホコリの発生を
低減することができ、環境を改善できる。また、従来の
ような再生骨材を洗浄する後工程をなくすことができ、
効率を改善することができる。また、洗浄水は再使用さ
れることから、水資源の消費を抑えることができる。
【0016】なお、本実施例では、2次破砕機31の前工
程に混気ジェット装置26’を配置しているが、2次破砕
機31の後工程に混気ジェット装置26’を配置するなど、
1次破砕機15の後工程では、混気ジェット装置26、26’
の配置を自由度をもって設定することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、破砕
コンクリートを高速ジェット水で移送することにより、
セメント硬化材およびセメント粉末が分離された骨材を
再生することができ、よって再生骨材の性質を改善で
き、また従来のような騒音、およびホコリの発生を低減
することができ、環境を改善できる。さらに従来のよう
な再生骨材を洗浄する後工程をなくすことができ、効率
を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における再生骨材生産設備の
構成図である。
【符号の説明】
1 コンクリート構造物 2 コンクリート廃材 3 大塊の原コンクリート 4 グリズリ 6,20 ふるい 8 ジョークラッシャ 10,18 磁選機 12 鉄筋 15,31 破砕機 16A,21 破砕原コンクリート 16A’,21’ 骨材 22,24 パイプ 26,26’ 混気ジェット装置 27,27’ 高圧ポンプ 28,28’ 配管 29,29’ 空気弁 30,30’ ジェットノズル 33 風力選別機 35 粗骨材 36 細骨材 37,37’ タンク 39,39’ 水処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 18/16 C04B 18:16 C04B 14/02 C04B 14:02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートを破砕し、鉄筋を除去し、
    骨材を再生する再生骨材生産設備であって、 前記鉄筋を除去した破砕コンクリートを高速ジェット水
    で移送する混気ジェット装置を設け、その下流に固体−
    液体分離器を配置したことを特徴とする再生骨材生産設
    備。
JP31545592A 1992-11-26 1992-11-26 再生骨材生産設備 Expired - Lifetime JP2760720B2 (ja)

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JPH06157093A JPH06157093A (ja) 1994-06-03
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KR100689796B1 (ko) * 2006-12-18 2007-03-12 미래환경 주식회사 블러스터를 이용한 재생 굵은골재용 모르타르 박리기
KR100730688B1 (ko) * 2007-03-20 2007-06-21 두제산업개발(주) 건설폐기물 중간처리과정중 파쇄된 건설폐기물로부터이물질을 선별하는 장치
CN102974596B (zh) * 2012-12-13 2015-07-08 上海国砼环保设备有限公司 建筑垃圾联合挤压无害化处理系统及其方法

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